【大阪・お初天神】50年以上続く古色薫る3軒。お一人様でもタイムトラベル

【大阪・お初天神】50年以上続く古色薫る3軒。お一人様でもタイムトラベル

大阪東梅田の「お初天神」に隣接する横丁は、タイムワープ感たっぷりのレトロゾーン。 古色豊かな老舗や個性派店など、濃いお店が密集する景観は、少し飛騨高山の一番街を思い出します。 中から創業50年以上の3軒を。

更新日:2015/02/20 (2015/02/19作成)

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このまとめ記事は食べログレビュアーによる641の口コミを参考にまとめました。

エリア全体に懐かしい風情が漂っています。

昭和21年創業。ほのぼのと郷愁漂う「北サンボア」。

北サンボア - 趣たっぷり【'14.7月】

ドアを開けると、映画に登場しそうな画になる佇まい。音楽はなく、ゆるやかなタイム感。梅田の喧騒から離れ、ほのぼのとしたノスタルジーと温もりを感じさせてくれます。

北サンボアのカウンターの左半分は、大正14年に北浜に移った元祖サンボアのバーカウンターとのこと。こちらの由緒を感じますね。
いつも入口側に座られる2代目のベテランマスターが教えてくれました。

北サンボア - ハイボール900円。チャームのピーナッツ【'14.7月】

サンボアと言えばハイボール。北サンボアでは、氷なしの角ハイボール(900円)。チャームはピーナッツ(150円)です。

北サンボア - 桃のカクテル。桃1個入ってます【'14.8月】

3代目さんが季節折々のフルーツをプロセッサーにかけ作られます。
画像は桃のカクテル(1400円)。
2月は苺のカクテルが揃っていました。

北サンボア - お初天神路地裏で60年以上【'14.7月】

昭和風情漂うお初天神の路地裏。ステンドグラスが目を引きます。

50余年続く佳き居酒屋「北龍」。新しく日本酒と料理が充実。

北龍 - 日本酒の木札が飾られてます【2015.2月】

江戸時代、「角打ち」や「煮売り屋」から発展し大衆文化として花開いたという古来の居酒屋。
そんな古きよき酒場情緒や温もりを感じさせてくれるのがこちら「北龍」。
この地で40余年、前の場所を含め50余年となる古典的な居酒屋であり、日本酒と和食が充実する本格派の居酒屋でもあります。

ご高齢のお母さんお二人で回されてましたが、昨年途中から息子さんの代になり魅力度アップ。画像のように以前はなかった日本酒の木札がシブいです。

北龍 - 昔ながらの店内(2015.2月)

古きよき居酒屋らしい空気を感じる店内。お客さんは、ご高齢で紳士な方が多いです。
大阪のガヤ系大衆酒場というより、「神馬」など京都の古典居酒屋にも通じる感覚でしょうか。
状況によっては、おっさんドヤっ的な側面もありますが、古来の居酒屋をイメージさせてくれます。

北龍 - 日本酒の品揃えが充実(2015.2月)

大阪屈指の日本酒専門店の飲食におられた息子さんが加わり、日本酒(20種前後)と和食のバリエーションが拡充。
年配のお母さんお二人はほのぼの、息子さんは寡黙な対応ですが、日本酒について聞くと丁寧に説明してくれます。

北龍 - ハマチのトロロ蒸し 900円(2015.2月)

■□ハマチのトロロ蒸し(900円)。

新しくなったメニューは値段表記がされ、一品料理からコースまでのラインナップ。炭火で焼かれる魚介など、3代目の息子さん中心に手間をかけて調理されます。

北龍

大阪・梅田のお初天神すぐ、昭和38年創業の日本酒居酒屋「北龍」です。

新しくなった北龍の魅力が伝わってくるサイトになっています。
日本酒の話しから料理についてなど一度チェックしてみて下さい。

昭和27年創業。古色蒼然とした蕎麦処「瓢亭」

瓢亭 - 昔懐かしい店内('14.8月)

暖簾をくぐると、60余年磨かれた古色蒼然とした佇まい。古きよき風情が広がり、蕎麦や料理の味だけでは語れない昭和レトロな心地良さがポイント。
お一人様から居酒屋的に利用するグループまで幅広く親しまれています。

瓢亭 - 夕霧そば。白っぽい色です('13.6月)

■□名物の夕霧そば。

江戸時代に主流の蕎麦から派生した「かわりそば」タイプ。傑出した風味を求める蕎麦ではないですが、練り込まれた柚子の風味が楽しめます。
他にも、シソ酢と梅肉を練り込んだ「お初そば」、ざるそば、温そば類、一品料理、酒類etcが充実しています。

瓢亭 - 趣のある店内('13.6月)

情緒たっぷりの店内は、結構広めでゆったりとしています。昼3時までは禁煙です。

瓢亭 - お初天神の路地裏('13.6月)

趣のある外観。気軽に立ち寄れます。

※本記事は、2015/02/20に更新されています。内容、金額、メニュー等が現在と異なる場合がありますので、訪問の際は必ず事前に電話等でご確認ください。

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