【あべの・天王寺】ゆったりと上質のお茶が嗜めるお店【紅茶・日本茶・中国茶】
あべの・天王寺周辺で、上質のお茶を嗜むことができるお店をピックアップしました。美味しいお茶でゆったりとした時間を過ごしてみませんか。
記事作成日:2024/04/10
ネット予約
閉じる
このまとめ記事は食べログレビュアーによる623件の口コミを参考にまとめました。
中国が原産の常緑樹「チャノキ」の葉などを加工し、「チャ」や「テー」などと呼ばれて世界中で親しまれているお茶。発酵の度合いや加熱、揉みなど製法の違いにより、さまざまな種類のお茶が流通しています。
不発酵茶は日本の煎茶に代表されるいわゆる緑茶。烏龍茶など中国茶の多くが半発酵茶。紅茶は発酵茶と、大まかに分類することができます。
さらにアールグレイやジャスミン茶のように果皮や花びらなどで香りを着けたフレーバーティや、麦茶やハーブティなどそもそも茶葉を使わないのに「茶」とよぶこともあります。
出典: kurodaさん
JR・天王寺駅の北口を出て、阪和線の線路沿いの路地を東方向に少し歩いたところにある、日本茶と和スイーツのいただける和カフェです。
籐の椅子が印象的な店内は全24席でシックな雰囲気。ただし和カフェでありながら和のテイストは皆無です。
「MARUFUJI オリジナル 高級深蒸し煎茶」(700円)は、茶碗と急須、ポットがセットになっており、一煎目はすでに茶碗に淹れられています。
全国の生産面積2%と希少な品種「おくみどり」という茶葉を使用しているとのこと。ほんのり苦くてほんのり甘くて、深い旨みとともにフレッシュな香りが漂います。
「ほうじ茶パフェ」(680円)は、寒天・餡子・白玉など日本のスイーツで構成したパフェです。
豆乳ホイップの控えめな甘さに餡子が上品に絡みます。ほうじ茶特有の香ばしさも魅力のひとつです。
279人
22878人
050-5593-4123
出典: kurodaさん
近鉄・大阪阿部野橋駅直結、各線天王寺駅直近。あべのハルカス近鉄本店のタワー館10Fにある、台湾茶のセレクトショップ・ティーサロンです。
百貨店の売場とパーティションで区切られてるだけのオープンスタイルで、明るく開放的。テーブル席ばかりの全50席ほどです。
お茶は「鉄観音」「凍頂烏龍茶」(各800円)といった生活茶や、「蜜香紅茶」(1,250円)や「梨山烏龍茶」(1,500円)といった功夫茶と呼ばれるスペシャルなもの。
もちろん鳳梨酥などのスイーツも用意されています。
「鉄観音」では、先ず茶壷の半分ほどにお湯を入れ、1煎目は30秒ほど蒸らしたのちに茶海に最後の1滴まで落とします。お茶は美しい黄金色、茶海から茶杯に注いで一服。1煎目はマイルドでフレッシュな味わいです。
2煎目はほんのり苦くてほんのり甘くて、深い旨みとともに豊かなな香りが漂うバランスのいい風味です。
お茶請けには金柑のドライフルーツが添えられます。甘酸っぱくてほのかに苦い金柑の風味が中国茶によく合います。
21人
466人
06-6625-2625
出典: kurodaさん
地下鉄谷町線・文の里駅の7号出入口から明浄通商店街に入ってアーケードを抜けたところ。明浄学院の目の前にあるカフェです。
そこかしこにお花の飾られた店内は、テーブル席・ソファ席からなる全部で12席程度。上品なマダムとキッチンの男性のお二人で営業されています。
「厚焼き卵のサンドイッチ」(1,000円)を注文すると、先ずティーカップと紅茶のポット、茶漉し、砂時計がやってきました。ポットには保温カバーがかぶせられています。
3分の砂時計を一往復分(つまり6分)待ってティーカップに注ぎます。
紅茶はストレートでいただきます。南インド産のニルギリを選びました。
その香りは紅茶特有の優雅な香りで、幅広い層の人から好まれやすい風味が楽しめます。
サンドイッチは、楕円のお皿に厚焼き卵を挟んだ三分割された状態で、断面を上にして並びます。横には少量のサラダが添えられています。
サンドイッチを一切れ手に取るとずっしり重い。かぶりつくとトーストされたパンはサクサク、出し巻きはふんわりしていて食感の対比が良いですね。
85人
5822人
06-7504-5361
出典: kurodaさん
あべのハルカス内の百貨店「あべのハルカス近鉄本店」のウイング館3.5階にある和風カフェです。
和モダンのインテリアに包まれた店内は、テーブル席、カウンター席合わせて70席あまり。和風の質感による落ち着いた雰囲気となっています。
ここでは玉露や和紅茶など、大阪の老舗茶舗・布袋向春園本店の各種の日本茶がいただけます。
「かぶせ茶」(660円)は三重県産のお茶を使っていて、適度な温度と時間で淹れることで、独特の風味と旨みのあるお茶がいただけます。
「水出し茶」(660円)は鹿児島県産の深蒸し茶で、3種の茶葉をブレンドしているとのこと。すっきりとした旨みが特徴的です。
107人
2613人
06-6625-2082
出典: kurodaさん
地下鉄谷町線の天王寺駅と四天王寺前夕陽ヶ丘駅とのちょうど中間ぐらい、四天王寺の西門から一心寺に向かったところにある台湾料理、台湾茶のカフェです。
店内は大小のテーブルが並ぶ全20席ほどの小さなお店ながら、茶葉の瓶やモダンアートが飾られて実にいい雰囲気です。
お茶は料理にも使われます。「茶葉チャーハン」(650円)は、茶色っぽい炒飯がお皿の中央にこんもり盛られています。口に運ぶとふんわりした食感ながら、台湾紅茶の風味と八角による独特のスパイス感があります。
ふんわり感の理由は玉子でしょうか、スパイスのピリッとした風味の中、ほぐされた豚肉の旨みと玉葱の甘みが合わさって優しい風合いに仕上がっています。
65人
5290人
090-7766-7265
出典: kurodaさん
JR・天王寺駅の直上の複合ビル「天王寺ミオ」の本館11階にあるエスニック・カフェです。
店内はカウンター席とテーブル席、合わせて30席位でしょうか。エスニック調を一切感じさせない、ファストフード店のような明るい店内は、初見の利用者でも入りやすいでしょう。
「カンテグランデ」は1972年に中津でオープンした老舗のカフェで、大阪にチャイを広めたエスニック・カフェの草分け的なお店です。
ここのチャイ(500円)は紅茶の渋みとミルクの風味が濃厚ながら、スパイスがマイルドでだれもが飲みやすいタイプです。
「カンテグランデプレート」は、平皿の左側に小さい器に盛られたカレーとチャパティ、右側にはターメリックライスと2種の副菜(ココナッツ・枝豆)、タンドリーチキン、サラダが並ぶとともに、マスタードが添えられています。
月替りカレーのレンズ豆は形を失っており、豆の甘さが際立ちます。スパイス感はマイルドで、優しい味わいなので癒されます。
3人
41人
06-6777-5677
出典: kurodaさん
地下鉄・四天王寺前夕陽ケ丘駅の南側、創建が西暦593年という日本最古のお寺のひとつ四天王寺は、大阪を代表する古刹として知られ、昔から多くの善男善女でにぎわっています。
伽藍や御堂の東側、四天王寺本坊の一角には、極楽浄土を表現した庭園が一般公開(有料:300円)されており、四季折々の花々や、池に映る木々や建物など、日本の美を楽しむことができます。
この和松庵は、故・松下幸之助の寄贈による風雅な庵で、ここで抹茶とお菓子をいただくことができます。
茶菓子は四天王寺門前の総本家釣鐘家の釣鐘饅頭です。カステラ生地で餡を包み、釣鐘の形に焼き上げたこのお饅頭は、聖徳太子没後1300年の記念事業として明治36年に完成した世界最大の大鐘「頌徳鐘」をモチーフにしたとのこと。
抹茶は茶葉を揉まずに乾燥させた「碾茶」(てんちゃ)を臼などで粉末状にしたもので、「茶の湯」「茶道」により日本で独自に進化しました。
緑に包まれた静寂の中、趣のある庭園を愛でながらいただくお饅頭とお茶はひと味違います。
6人
237人
06-6771-0066
出典: kurodaさん
近鉄南大阪線・大阪あべの橋駅の直近、「あべのHOOP」の地下1階フードコート「Hoop Dining Court」にある台湾・高雄市発祥の台湾茶のお店です。
ゴンチャといえばタピオカティーが人気なんだが、ノンシュガーのストレートティーもあります。
「阿里山 ウーロンティー」(S・350円税別)は紙コップに断熱用のボール紙が巻かれ、プラスティックのキャップがかぶせられています。キャップを取ると、実にいい香りが漂ってきました。
台湾の高山茶は、茶葉の採れる場所が高いほど香り高く、軽やかになるとのこと。阿里山は海抜2000m級の山々が連なる山脈地域で、台湾有数の観光地でもあるとともに、お茶の産地としても知られています。
お茶は鮮やかな黄金色、実に美しい。口に含むと雑味のない軽やかな飲み口で、上品な香りが鼻腔を通り抜けていきます。
基本的なお茶の品質は悪くない。並んで待つことがないのなら利用価値は高そうです。
31人
131人
06-6654-6858
出典: kurodaさん
JR大和路線・東部市場前駅から南西方向、JR阪和線・美章園駅から東方向。大阪シティバス・桑津東口BS近くにある紅茶専門店です。
カウンターバックに紅茶の缶が並び、茶器やグリーンが品よく飾られた店内は明るくクリーン。5席のカウンター席と20席ほどのテーブル席がゆったり配置されています。
ティーポットで提供されるホットティー(950円)は、セイロンティーやダージリンなどのブラックティーをはじめ、フレーバーティーなど、なんと50種類以上そろえています。
お茶を注文するとキッチンで一人分の紅茶をかなりの手間をかけて淹れているのが見て取れます。
そしてティーカップとティーポットが並べられ、ティーポットウォーマーがかぶせられました。スリランカ産の「アンバーシュアー」は、このお店の名前の由来となったお店を代表する紅茶だそう。
やや軽い風味ながら実にいい香りが漂う…なんか優雅な気分になりますね。これは日常使いにも向いていると思います。
注目はカレー・サラダ・ミニデザート・紅茶がセットになった1日10食限定の「グリル野菜のスパイスカレーセット」(1,800円)です。
カレーは雑穀米のブレンドされたライスに素材の姿を失うまで煮こまれたカレーソースが横掛けされ、ライスの上にグリルされた野菜が盛られています。
辛味より先に素材から引き出されたのであろう深いコクが感じられ、そのあとにスパイスの香味が広がってくる。欧風の刺激がマイルドな上品な味わいです。
26人
1809人
06-4303-5920
※本記事は、2024/04/10に作成されています。内容、金額、メニュー等が現在と異なる場合がありますので、訪問の際は必ず事前に電話等でご確認ください。