10回
2023/11 訪問
言葉にできない
11月のLUOGO。2022年12月オープンなので11月初訪問です。
いつもの入って左手ではなく、長い方の奥側にスタンバイしました。
(奥の角は4人のお客さんがいました。カウンターのみですが角であれば4人で楽しめます。餡子隊長も1度4人で来てます)
泥谷さんのライブキッチンで料理の様子を眺めながら食事ができます。
超一流の仕事を目にすることができますが、あまりの丁寧な仕事ぶりに「自分ってこんなに一生懸命仕事してないかも」という気持ちに苛(さいな)まれます。
本日のメニュー。フルペアリングで。
オープニングはルベロ@目黒時代から変わらぬイタリアのスパークリングワインで。
■群馬生ハム kurkku水牛モッツァレラ
いつもの前菜。ルオーゴ定番の生ハム。
フワフワほわほわしっとりの国産生ハムに泥谷さん古巣が作っているミルキーチーズを合わせて。
■宮城 不忘果樹園 洋梨
泥谷さんお馴染みの極上果実✕冷製パスタの一皿。突き抜けた甘さとナッツの香ばしさ。酸味と甘味と香ばしさの三重奏です。
2018年にLubero@目黒でドルチェで頂いていた洋梨と同じ果樹園の洋梨です。
今回は洋梨はリーガルレッドコミスという品種。
白ワインで。
■天然鰤 四万十 紅まどか
熟成された鰤を燻製させて炭で炙ってあるそうです。ソースはディルと松の実。柑橘は四万十のブンタン。
食べた瞬間「うわーーー」っと声が出ます。たぶん誰でも出ます。鰤の濃厚な脂をブンタンがさっぱりとしてくれます。
■厚岸 大黒ししゃも ヴァンブランソース
ししゃものパート焼き。白ワイン、昆布、真鯛の出汁で作ったソース。
マイクロコリアンダーとパルミジャーノチーズがアクセントになってます。
人生で食べたししゃもので間違いなく一番美味しいです。ソースがすごいしパート焼きならではの香ばしさがあります。
パルミジャーノチーズがイタリア料理にしてくれています。
ラツィオの樽の効いた白ワインで。
■松茸 酢橘 AOP
松茸と凍ったままの酢橘(すだち)のアーリオオーリオ。
松茸と酢橘の香りがすごいし大蒜はとろっと甘いです。美味しいものを食べた時に出がちな言葉「なにこれ!」が出ます。
めちゃくちゃ美味しいです。泥谷さんのアーリオオーリオはすごい。
白ワインで。
メインのお皿。大澤哲哉さんが焼かれた常滑焼というお皿だそうです。
ナイフは名湯、じゃなかった名刀ラギオール。
■北海道 游ぶた 炭火
放牧だけで育てられた豚で脂質が少ないそうです。
合わせてあるのはチヂミほうれん草のソテー。ソースは継ぎ足し作っている秘伝のソース。
とにかく豚の甘さがすごい。脂身も赤身もすごく甘いです。牛を凌ぐ存在感があります。
ソースはサラッとしていますが存在感抜群。ほうれん草には大蒜が効いています。
これも三位一体の一皿。お皿まで含めて四位一体か。
■ピエモンテ 白トリュフ タリアテッレ
手打ちのタリアテッレ。バターとパルミジャーノレッジャーノチーズのシンプルな一品です。トリュフの香りがいい。
手打ちタリアテッレの薄さがすごいです。これまで出会ったタリアテッレで一番薄いと思われます。
頭を抱える美味しさです。唸ったり叫んだり頭を抱えたり忙しい。
陰干しの赤ワイン。果実味がすごい。
■シャインマスカット マスカルポーネ
泥谷さんがよく使われるマスカルポーネを使ったドルチェ。
最後の最後まで隙がありませんでした。
自家製レモンチェッロで〆ました。
LUOGOの進化が止まりません。わたしも進化しないと。
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【オーダー】
上記の通り 1人19,640円
2024/04/30 更新
2023/09 訪問
言葉にできない
9月のLuogoは久々に平日で。
入って左手L字型カウンター短い方の席へ。
8回目なので詳細は割愛します。
餡子隊長の誕生日(の前日)として訪問したのですが、思えば泥谷さんとの出会いは、ルベロ@目黒に餡子隊長27回目の誕生日で訪問したのが最初でした。奇しくも今日も隊長27回目の誕生日前夜でした。
本日のコース料理。
ルベロ時代から続く泡で乾杯。
わたしはフルペアリング、餡子隊長は気に入ったものがあったら1杯頂くスタイルです。
■シャインマスカット キャビア リコッタ
豪華な台に乗って1品目が登場。
イタリアのキャビアにリコッタチーズ。リコッタは泥谷さん古巣のクルック製。
マスカットの甘みとキャビアの塩気とチーズのミルキーさと。
■千葉krukku水牛チーズ 群馬麦豚浜ハム
ほわほわふわふわのう生ハムと、チーズはまたもやクルック製。
添えてある故障は未完熟の粒胡椒。優しいピリリ感がアクセント。
■戻り鰹 いちじく ビーツ
戻り鰹は瞬間燻製仕立て。林檎のチップで燻製化されております。
無花果と一緒に頂くわけですが口の中で料理が完成します。ソースは林檎とバルサミコ。
皮目が綺麗に炙られた鰹、美味です。
ロゼで。
■函館秋刀魚 焼き茄子 ティミット
秋刀魚が丸巻きのように皮に包まれており、出汁がかけられています。出汁は鯛と羅臼昆布。添えてあるキノコは松茸。出汁から松茸からものすごく贅沢な一皿。
秋刀魚は肝の苦味と焼き茄子の風味が合わさり、月並みな表現で申し訳ないですがものすごく美味しいです。
柑橘と胡椒も効いておりいろいろ奏でまくっていますが一体となってます。
これが胡椒のパッケージだそうです。
先ほどのロゼに続いて今度はオレンジ。
■松茸 アーリオオーリオ スパゲッティーニ
泥谷さんのオハコ、アーリオオーリオです。秋の味覚松茸で。
炭火で仕上げた松茸と、そもそものアーリオオーリオの香りがたまりません。大盛りで食べたい。
白ワインで。
■ブルターニュ産 鴨 男爵
メインは鴨です。ソースはブランデーを加えた自家製フォンドボー。
添えてあるのはローズマリー、ジャガイモ、ローストした大蒜とパクチー。泥谷さんの料理でパクチーは珍しいですが、前回もあったような。パクチー解禁したのかもしれない。
弾力が素晴らしい鴨肉とえも言われぬソースが素晴らしいです。
今日初めての赤ワインで。
■ポルチーニ風味 茸と和栗 タリアテッレ
パスタ→メインといって最後〆のパスタに戻ってきます。このスタイル好きです。
乾燥ポルチーニが使われており旨味が凝縮しております。
自家製手打ちのタリアテッレと濃厚で風味たっぷりなソースにまたもや胡椒のアクセントが。
こちらも大盛りで食べたい。
■オレンジ シナモン カタナーラ
わたしのカタナーラはノーマルスタイルですが、
餡子隊長のカタナーラは誕生日仕様です。泥谷さんがチョコレートで書いてくれた柄入り。
これ時間かかりますよね。。。ありがとうございます。
最後に食後酒を頂きました。
まさに秋のルオーゴといったラインナップでした。
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【オーダー】
上記の通り 1人19,500円
2024/02/05 更新
2023/07 訪問
言葉にできない~第二章
7月のluogo。
7回目なので詳細は割愛します。
いつも通り入って左手のL字カウンター短い方の2席へ。
本日のメニュー。前回に続いてluogo名物天然鮎が名を連ねます。楽しみです。
ルベロ時代から続くスパークリングワインで乾杯。
今回もコース料理+フルペアリングです。ドリンクメニューは一番下に掲載しました。
■玉蜀黍 千葉 合法ハーブ
群馬の「おおもの」というトウモロコシを使ったスープ。
塩とちょっとの生クリームが入っているそうです。
トウモロコシはトウモロコシ以上にトウモロコシ(意味がよくわからないですね)。
ハーブもとんでもない威力で甘さの隙間を埋めてくれます。
自家製クルトンを合わせて頂くとスイーツのような表情になります。
甘い甘いトウモロコシのスープで泥谷劇場開幕です。
■高原川 天然鮎 フィレオフィッシュ
2品目はなんとフィレオフィッシュですが、正確には鮎バーガー。世界に鮎の、しかも天然鮎のハンバーガーを提供するお店があるだろうか、いやない(反語)。
サイズ感はこちらを見ていただくとわかりやすそう。
肝を使ったタルタルをまとった鮎のフィレオ。肝の苦味が得も言われぬ味わいです。鮎のタルタルにも鮎の塩焼きが使われているそうです。もうどこまでも鮎。
硬めのバンズも自家製。
唯一無二のハンバーガーです。ビッグマックみたいなサイズで頬張りたい衝動に駆られます。
■甘海老 キャビアライム 芽ねぎ
甘海老のビスクといった感じにマイクロコリアンダーが合わさり、どこかトムヤムクンのようなニュアンスがあります。隠し味に芽葱。
甘海老の究極の食べ方かもしれない。キャビアライムが酸味とプチプチの食感を担当。海老のねっとり感が半端ありません。
きてます。これはきてます。きてます=Mr.マリックというのは何歳まで通じる話なのか。
餡子隊長の感想は「こんなに美味しいものってある?」でした。
サンジョベーゼの白。珍しいらしい。
■帆立 ベニエ 鮑肝
鴨茄子に帆立。味付けは白味噌、海苔、味醂など。
帆立の甘さをソースが引き立てます。白味噌が素晴らしい仕事をしてくれます。とろける茄子も最高。
樽の効いたシャルドネで。
■岐阜 天然鮎 AOP
前回は馬瀬川という川の天然鮎で、今回は高原川という川の天然鮎だそうです。高原川は入山料、、、入川料というのでしょうか。それが高い川で最高峰の釣り場だそうです。
季節限定にはなりますが、luogoのスペシャリテ。そして同価格帯においては間違いなく最高峰の天然の鮎のアーリオオーリオです。
3カットからお楽しみください。
まず鮎の香りが半端ありません。炭火の香りと鮎本来の香りが融合してとんでもない香りを放っています。
肝の苦味も最高です。クレソンがまた種類の違う苦味を担当してます。
麺量150gくらいで、何も考えずに力いっぱいこの天然鮎のパスタを食べてみたい。
土下座すれば食べさせてもらえるだろうか。もらえないだろうな。
白ワイン。
■鳥取 若狭鹿 万願寺
鹿のうちもも。飛騨牛、鴨、イベリコ豚などから作ったソースで。いろいろな恵みからとったソースは見た目からは想像できないほど優しく、カンボジアの胡椒がよく合います。
赤身が美味しい鹿肉。脂肪分がほとんどなく、またクセなんか1ミリもありません。
ソースも肉も申し分ありません。
シラー。
■牛テール 枝豆 カルナローリ米
〆はテーブスープで炊いたリゾット。枝豆が青っぽさと食感を担当。
テール出汁が全開。
いつもロゼで頂いている葡萄と同じ品種を赤で。
■マスカルポーネ リコッタ パッション屋良
パッション屋良は通じる人はどのくらいいるか。「ヒデキカンゲキです」と言ったら下の名前がヒデキだと思われたことを思い出しました。
サクランボ、桃。上は春巻きの皮をどうこうしたもの。
桃は今年だけなら千疋屋の桃よりも美味しい。マスカルポーネのクリームも美味。
食後酒はリモンチェッロで〆ました。
鮎のハンバーガー、そして鮎のアーリオオーリオ。2つも天然鮎料理を食べることができて幸せでした。
2023/11/16 更新
2023/06 訪問
言葉にできない
自由が丘のイタリアン、ルオーゴ。6回目の訪問です。
6回目なので詳細割愛します。
一枚板のL字カウンター8席。
反対側から見るとこんな光景になります。
泥谷シェフのライブ料理を間近に楽しめる設計となっています。会話に困る冷え切った関係で訪問しても盛り上がること必至。
本日のメニュー。
オープニングのスパークリングワイン。
わたしはフルペアリングコースに、餡子隊長はわたしのワインを少しずつもらう形にしました。
■桃 車海老 冷製
桃の銘柄は大統領。山梨県産です。車海老は蒸したものと炭火で焼いたものを2種類。桃はコンポートとピューレにしたものを。
凝ってます。ものすごく手が込んでます。
車海老の甘さと桃の甘さの饗宴でその美味しさたるや抜群どころではありません。
冷製パスタが前菜に出てくる泥谷さんらしいアミューズです。
一皿目からエンジン全開です。
■静岡 金目鯛 大葉
金目鯛は御前崎産。柑橘のビネガーと紫蘇のジェノベーゼを添えて。
2皿目も突き抜けてます。想像を超えた料理を食べた時に誰しもが出てしまうセリフ「なにこれ!」が出ました。
優しい酸味と炙った香り、塩気は高知のカラスミが担当。ジェノベーゼソースもすごい。
下にはオカヒジキの柑橘和えがあしらってあります。
ピエモンテのソーヴィニヨンブラン。
■長崎 穴子 群馬 おおもの
伝助穴子のフリット。コリアンダーの新芽。「おおもの」という玉蜀黍のソース。
フワフワという表現では言葉が足りません。玉蜀黍のソースは軸で出汁もとっているそうです。
パクチーの新芽もほのかに香ります。
本日はスピード出しすぎかもしれません。
白ワイン。
■浜名湖 鰻 岐阜 黒酢
浜名湖の鰻の白焼にポレンタを練り合わせたそうです。ヤングコーンの鞘も。
焦がし大蒜と泥谷シェフ地元の岐阜産黒酢。
ソースが鰻のタレっぽくなってますが、これが泥谷スペシャル。
イタリアンというより完全に和食っぽいスタイルです。苦味と甘味をまとったソースがすごいです。
サンジョベーゼ。
■岐阜 天然鮎 AOP
出ました。2023年も頂くことができました。泥谷シェフのお父様が釣り上げた天然の鮎を使ったアーリオオーリオ。世界一美味しい鮎のアーリオオーリオ。
この日の鮎は馬瀬川という川で釣った鮎だそうです→後で伺いましたが、今年は馬瀬川の鮎が品評会でグランプリを取ったそうです。
天然物だけが出せる鮎そのものの味と肝の味。旨味と苦味。
河豚は天然と養殖の差が少ないと聞きますが鮎は相当な差があるそうです。
小田和正さんではありませんが、言葉になりません。是非1度食べてみて頂きたいです。が、季節を選びます。
これ以上美味しい鮎のアーリオオーリオはないはず。
ノンフィルターのピエモンテワイン。野生には野生を。
■岐阜 飛騨牛 炭 赤ワイン
泥谷さん✕牛肉といえば飛騨牛です。うちもも。あえてのA4。
飛騨牛とイベリコ豚、鴨肉からとった秘伝のソース。なんて贅沢なソースでしょう。
名刀ラギオールにチェンジ。
脂が少なく赤身が抜群に美味しいうちももと、得も言われぬソース。肉の味がすごく濃いです。
万願寺唐辛子も瑞々しくて美味しい。
赤ワイン。
■京都 黒どり タレッジョチーズ
丹波黒鳥のチーズリゾット。パスタからメイン、そしてまたリゾットで〆となります。
専門店でしか味わえないような美味しい鶏肉と、タレッジョチーズたっぷりのリゾット。
鮎に続いて餡子隊長が大好きなチーズリゾットの登場に終始ご機嫌でらっしゃいました。
■マスカルポーネ リコッタ さくらんぼ
マスカルポートとリコッタのムース。さくらんぼは山形県産。
あとからグラニテを添えて。
わたしはリモンチェッロで〆ました(ドルチェも頂いてます)。
1年ぶりの鮎にも感動しましたし、他の料理も劣らぬ凄みがあり終始圧倒されました。
===
【オーダー】
上記の通り 1人18,920円
2023/10/12 更新
2023/05 訪問
自由が丘にすごいイタリアン現る
GW最後から二番目の土曜日。
泥谷さんのluogoに来ました。
パスタ祭りを含めて5回目、通常夜営業だと3回目の訪問です。
18時オープンと同時に入店で一番乗り。
L字型の一枚板カウンター席と泥谷さんがお出迎えしてくださいます。
最近のお気に入りは入って左手の2名並びの席。Lの短い方。
そこからの景色。
本日のメニュー。なおアラカルトもあります。
オープニングはいつも通り通称※ルベ泡から。
※泥谷さんがシェフをされていた目黒のイタリアンで提供されているスパークリングワイン
■京都 岩牡蠣 高知 レモン
一品目は和食会席の何かのような出で立ちで登場。
岩牡蠣は京都の与謝郡伊根町のもの。ずんぐり特大。
高知産のレモンで作ったグラニテがかけてあります。レモン炸裂。
泥谷さんには珍しく生牡蠣です。
■アランチーニ サフラン 生ハム
アランチーニとはライスコロッケのことです。中には古巣クルックで作られたチーズ内蔵。トマトソースとバターも最高に美味しい。
チーズの旨味と生ハムの塩気、フレッシュなトマトソースはほんのり酸味。
カプリチョーザのライスコロッケくらいのサイズで食べたい。
白ワインで。
■初鰹 炭 トンナート
初鰹は千葉県勝浦産。スモークされています。ソースはツナとオリーブオイルを使っているそうです。赤玉ねぎのピクルスを添えて。
ソース&ピクリスの酸味と鰹の旨味、そして炭火の香り。重奏さがすごい。鰹は皮目の美味しさが突出してました。
白ワインで。
キッチンでは何やらファイヤーしておりました。
■イベリコ豚 クレソン 茗荷
炭火で炙ったイベリコ豚への追いファイヤーでした。
ガーリックトーストの下には白いんげん豆のピューレが。ソースはイベリコ豚のフォンドボー的なものと、さらにはパルミジャーノレッジャーノチーズ。
炭火かつ胡椒がピリリと効いたイベリコ豚は脂が美味しく、またフォンドボーソースとも合いすぎてます。脂が美味しい。
茗荷が添えてあるのですが、その茗荷を活かせないかと考案された料理だそうです。茗荷から発想を得るなんてことがあるのか。
鼻に抜ける香りが特に素晴らしい茗荷が準主役です。
赤ワインで。
■シラス からすみ レタス
しらすは浜名湖産。アーリオオーリオ仕立てで。
パスタは手打ちです。軽やかで美味しい。カラスミの旨味と塩気が味を整えてくれています。
今日唯一のパスタ料理。
白ワインで。
■熊本あか牛 赤ワイン
泥谷さんといえば飛騨牛ですが、今日は熊本あか牛。
付け合せは北海道のアスパラ。瑞々しさが特徴です。
ナイフは名刀ラギオール。
香ばしい炭火焼きのあか牛は完璧な焼き上がりで、ソースがまた秀逸です。
赤身と脂身のバランスが最高でした。美味。
当然赤ワインで。
■ホワイトアスパラ カルボナーラ リゾット
2皿目のピアットはリゾット。
ふわふわのチーズとパンチェッタの塩気、ぴりりと効いた胡椒の共演。
濃厚な味わいで、しかもトリですが一瞬で食べ終わってしまいます。お替りしたいですが満腹で無理だし、そんなスキームないと思う。
赤ワインで。
■luogoのティラミス
luogoの、つまりは泥谷さんのティラミス。
苦くて甘くて大人味。
食後酒を2つご提案頂き、フィニッシュとなりました。
6月からお父様が釣り上げる鮎が始まるということで、楽しみ爆発です。
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【オーダー】
上記の通り 1人19,350円
2023/08/27 更新
2023/04 訪問
通常利用外口コミ
この口コミは試食会・プレオープン・レセプション利用など、通常とは異なるサービス利用による口コミです。
自由が丘にすごいイタリアン現る
お昼オープンの12時。自由が丘のluogoへ。
元ルベロ@目黒のシェフ、泥谷さんのお店です。
店内はL字型カウンター8席。何か普段と雰囲気が違うような、、、
渋谷さん!ルベロの渋谷さんが助っ人で参戦されていました。
泥谷さんのシークレットレストラン@御茶ノ水以来1年ぶり、ルベロという意味では4年前の泥谷さん卒業の日以来です。
この日は通常営業ではなくパスタ祭りです。第1回パスタ祭りの記事はこちら。
メニューはパスタだけ(1つリゾットがありますが)。10種類の炭水化物祭り。
12時の開始でカウンター7名。わたし以外全員女性でした。
■桜海老とフルーツトマトの冷製パスタ花穂紫蘇の香りピチ(1,800円)
高知県岡崎農園のフルーツトマトを使った冷製トマトソース。酸味と甘味が光ります。
そこに海老の香りが加わり、さらには手打ちのピチが合わさってとんでもないことになってます。
品種はヴェルディッキオの白。グレープフルーツのような香り。
■炭焼きのホタルイカと蕗の薹のカルボナーラスパゲッティーニ(1,⁵00円)
カルボナーラソースにホタルイカ独特の風味が移った変化球カルボナーラ。さらには蕗の薹の苦味と風味がふわっと。
カルボナーラにホタルイカ??と思ったのですが不思議なハーモニーになっていました。すごいカルボナーラでした。
北イタリアの一部だけで栽培されているエルバルーチェ品種を使った白。樽熟成
ちなみにワインセレクトはもちろん全て渋谷さんです。
■桜海老のフリットのジェノベーゼクリームトロフィエ(1,600円)
トロフィエとは「かんなくず」という意味のショートパスタです。OsteriaDue@駒沢大学で1度食べたことがあります。
バジルの香りがすごい。色も綺麗です。こんなに綺麗なグリーンになるんだ。
モチモチムチムチのトロフィエも美味。インゲン君が隠れてます。
プリミティーヴォ品種のロゼ。
■イタリアバッサーノ産ホワイトアスパラとイベリコ生ハムのチーズリゾット(1,800円)
チーズと生ハムの下にリゾットがおります。
発酵バターを使ったリゾットはホワイトアスパラがエキスを吸って昇華してます。生ハムの塩気とカンボジアの山椒みたいな風味の胡椒がアクセントに。
リゾット好きの餡子隊長「山盛りで食べたい」そうです。
ロゼっぽい赤で。
■本気ペペロンチーノとからすみ!(1,600円)
ほくほくの大蒜入り。ペペロンチーノでこうやって大蒜を使うんだ。
味付けの主体はカラスミ。ピリリとした刺激もあり、まさにペペロンチーノ。
これは分かりませんが、サルディーニャ島で栽培されがちなヴェルメンティーノ品種の白。
■真鯛と白子のアーリオオーリオ木の芽の香り(1,700円)
泥谷シェフのお父様が釣り上げた真鯛で作ったアーリオオーリオ。親子共演の一皿。
ただならぬ鯛はものすごい大きさらしい。白子のねっとり感がアーリオオーリオらしからぬ異彩を放ってます。
シャルドネで。
10皿完走はならず6皿でストップ。
最後に渋谷さんに進められ昼からグラッパを頂きました。
普段のluogoに渋谷さんが加わり、これまで以上の安定感でした。
なお、パスタ祭りはしばらくお休みだそうです。
昼からまあまあ酔いつつ、餡子隊長が英会話教室の先生から勧められた狛江の花見スポットに行きました。
もはやお花見の場所は海外からの方のほうが詳しいかもしれない。
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【オーダー】
上記の通り 1人10,500円
■ドリンクメニュー
2023/07/17 更新
2023/02 訪問
自由が丘にすごいイタリアン現る
オーナーシェフ泥谷さんのお店、luogo(ルオーゴ)に行きました。
オープン初日、パスタ祭りに次いで3回目の訪問です。
前はコースのみでしたが、アラカルトメニューが誕生していました。
「ちょっとだけ食べて飲んで」みたいな使い方もできる模様です。
L字カウンター8席。
この日のコースメニュー。基本的には食材名の羅列なので、どのような料理で展開されるかは出会ってのお楽しみです。
税別で12,000円。
ドリンクメニュー。フルペアリング7,500円を付けました。
餡子隊長はたくさんは飲めないため、オンデマンドオーダーとしました。
Lの短い方の席、2名がけが餡子隊長のお気に入りです。
乾杯はルベロ(泥谷さんがシェフをされていた目黒のお店)時代と同じフランチャコルタで乾杯。
■マグロ/ビーツ/タルト
タルト生地に本鮪のタルタルが乗っています。イタリア産のキャビアを添えて。手でぱくっと頂くスタイル。
甘みと旨味と酸味でマグロの味が引き立ちます。
■ずわいがに/新玉ねぎ/本山葵
佐賀県産の新玉葱と本山葵を手打ちのピチで。泥谷さんが時折使う前菜冷製パスタ。紅ズワイガニはフリットで。
山葵こうやって使うのかあと思いました。甘みと酸味が美味。
■鳥取目鯛/紅まどか/菜の花
目鯛を軽く炙って紅まどかというブンタンと一緒に。
葉の花のサラダハーブ仕立て、ディルのソース。
ブンタンは柑橘ですが酸味が優しい。そして甘みもあります。でもほのかな甘味。ものすごいバランスのブンタン。
ブンタン、ソース、目鯛を一緒に食べると完全体になります。目鯛の脂とマリアージュ。
泥谷さんの料理らしい逸品でした。
ちなみにブンタンはこんな大きさです。
白ワインで。
■金目鯛/米/オマール
大きな金目鯛は衣焼きに。その下にはオマールビスクのリゾットが。なんて贅沢な一皿でしょう。
濃縮されたオマール海老と、凍らせたレモンを削って酸味と苦味をプラス。
ふわふわの金目鯛も美味しい。贅沢です。
ロゼで。
■赤貝/からすみ/アーリオオーリオ
炭火で炙った赤貝。アーリオオーリオから炭火のいい香りがします。
泥谷さんのパスタ料理の中でも、アーリオオーリオは群を抜いてオススメです。
からすみに合わせる葡萄品種といえばヴェルメンティーノらしい。
■京鴨/炭/農人たちの野菜
福岡県古賀市の玉葱、シナモン、鹿と鴨と牛のトリプル出汁から10日間かけて作ったソースだそうです。なんたることでしょう。
レアで仕上げられた鴨、深みと奥行きのある形容し難いソース。
赤ワインで。
■牛テール/パルミジャーノ/タリアテッレ
チーズと胡椒の効いたソース。百合根も入っていてホクホク食感もあり。栗みたいな感じ。
テロテロのタリアテッレとのコントラストもよい感じ。
赤ワインで。
■あまおうのミルフィーユ
ソースはあまおうとブランデー、それとスプマンテも使っているそうです。
真ん中はマスカルポーネチーズ。それと少々の抹茶が。
香ばしい生地はサクサクを超えたサクサクっぷり。もちろん手作り。
甘くてまあるくて大きい※あまおうの語源、あまおう自体も酸味がちょうどよく美味しい。ソースがすごいんだなこれ。
最後にデザートワインを。
餡子隊長は紅茶で。
オープンから2ヶ月弱。泥谷さんによると「だいぶ慣れた」そうです。
確かにその慣れが料理に反映されていました。短期間で凄まじくパワーアップしていました。
これからのluogoがますます楽しみです。
予約取れなくなりそう。。。
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【オーダー】
上記の通り 1人18,320円
2023/06/19 更新
2023/01 訪問
自由が丘にすごいイタリアン現る
日曜のお昼、泥谷シェフのluogoに行きました。
オープン当日以来²度目の訪問です。
今回は通常営業ではなく「パスタ祭り」です。メニューはパスタだけで(リゾットもあります)、12時から通し営業。
Instagramで告知されゲリラ的に開催されるイベントになってます。
一枚板の素敵なL字型カウンター。席数は8。
祭り開始の12時だけ予約ができて、その後は空いていれば入れるスタイル。
12時の開催と同時に満席となり、その後何組ものお客さんが訪れ「14時くらいに来てもらえば入れます」となっていました。
メニューは9種類のパスタと1種類のリゾット。合計10種類。今日だけは前菜もメインもありません。
ドリンクメニュー。ワインは赤白4種類ずつ用意されています。
手打ちパスタのサンプル。ルベロ@目黒の初回訪問時に見せてもらったことを思い出しました。
泥谷さんの料理風景が料理の次のご馳走です。
昼だったのでワインは赤白1杯ずつに自重しました。
■鱈の白子のアーリオオーリオ手打ちキタッラ(1,400円)
1皿目。ちなみに昨日のパスタ祭りの1皿目は全員のオーダーが割れて大変だったそうです。この日はまあまあかぶってました。
キタッラ。ルベロの渋谷さんに教えて頂いた「ギターのイタリア語」という言葉を思い出しました。
ねっとりした白子と柑橘の香りのコントラストが素敵です。キタッラの弾力と歯ごたえが魅力。
■木更津kurkkuの水牛モッツァレラのポモドーロフレスカ手打ちタリオリーニ(1,500円)
キラッラもそうでしたが細長いタリオリーニも麺が美味しい。
ソースの酸味と甘味、また泥谷さんの古巣より取り寄せた超フレッシュなチーズがたまらない一皿。
■イベリコ豚の生ハムのリゾット(1,400円)
控えめの塩気を生ハムで補います。生ハム自体のコンディションがすごくいい。
パスタの印象が強い泥谷さんですがリゾットもさすがの味わいです。餡子隊長の密かな大好物、泥谷さんのリゾット。パスタ祭りなのに当然のようにオーダーしてしまいました。
■シェフ必殺のアラビアータ!!スパゲッティーニ(1,100円)
泥谷さんの得意メニューであるアラビアータは2017年の2回目のルベロと、会社に出張料理で来て頂いた時に頂いたことがあります。
辛さはヒリヒリヒリーっとするくらいで心地よい塩梅です。辛さの伝わり方が通常のアラビアータとは異なります。辛さが細かいというか。
大蒜もほのかに香ります。
10種類中、4つ頂くことができました。1日に3種類のパスタを食べたのは人生初、、、かと思いきや違いました。
ILBrio@六本木で食べたことがありました。
昨日は10種類制覇した組があるらしい。それは無理でも次回は今回を上回る成績をあげたいです。
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【オーダー】
上記の通り 1人4,240円
2023/07/16 更新
2022/12 訪問
自由が丘にすごいイタリアン現る
2022年12月20日。2が5つも出てくるこの日、自由が丘に新しいイタリアンのお店がオープンしました。
名前は「luogo(ルオーゴ)」。イタリア語で「場所」や「地域」という意味があるようです。Googleによると。
場所はロール屋の隣なので自由が丘に詳しい方にはわかりやすそう。
半地下の店内にはL字型カウンター8席。
なんとこちらのお店は、、、元ルベロ(目黒)のシェフ泥谷さんが独立して構えられたお店です。
ルベロで出会って以来追っかけをしておりまして、とうとうお店を構えられるということでオープン初日にお邪魔致しました。
ここまで追っかけをするのは中森明菜さん以来です。
カウンターは滋賀県産の天然木一枚板。見事であります。
カウンター席のみですが、コーナーを使えば4人の会食も可能です。
(餡子隊長が後日このコーナー席で4人の会食をしてました)
ピカピカの厨房。この先ここから数々のドラマが生まれることでしょう。
ルベロを辞めるとなった際には激しく絶望しましたが、まさか電車10分で通える自由が丘で独立されるとは。夢のようです。
目の前の配置。
何より注目すべきはシェフと客先の距離の近さ。
超一流料理人の料理風景を間近で見ることができます。まさにライブキッチン。
見事な仕事ぶりはそれだけで映画を見ているようです。
今(2023年4月)はアラカルトもありますが、オープンしたこの日はコースのみ。
ワインはルベロのソムリエ渋谷さんセレクト。
オープン初日ということでシェフからシャンパンのサービスがありました。
ルベロにはなかったグリッシーニ。
無くなると補充してくださいますが、食べ過ぎ注意。胡椒が効いています。
パン。
では、、、新生泥谷ワールド、luogoの世界開演。
■水牛モッツァレ kurkku木更津/イベリコ豚 バターナッツ南瓜
古巣kurkku(泥谷さんは代々木にいた)より取り寄せたモッツァレチーズ。ミルキーで味がぎっしり詰まった感じ。
ローストしたバターナッツとカボチャのピューレを添えて。
ほわほわの生ハムも美味。
■天然鰤(高知) りんご キャビア
瞬間燻製したブリ。辛味大根とりんご、フレッシュキャビア。
燻製ブリの旨味。脂が溶けます。リンゴは甘さをキャビアはほんのり塩気を。
泥谷さんらしい一皿(全部そうなんだけど)。
続いての料理。
■牡蠣(北海道) 春菊(栃木) 根セロリ
グアンチャーレで巻いた北海道の真牡蠣をソテーしたものが下におります。主役です。その下には根セロリのピューレが。てっぺんには揚げた菊芋があしらってあります。
旨味の強い牡蠣とグアンチャーレの塩気がマリアージュしてました。ソースも絡み合ってさらにマリアージュ。
牡蠣大好きな餡子隊長がはしゃいではしゃいで大変でした。
次は、、、出ましたパスタ。
■ふぐ(長崎) ふぐ白子(長崎) 九条葱(京)
トラフグの身と白子を使ったアーリオオーリオ。一般的なアーリオオーリオとは全然違います。
泥谷さんのふぐ料理は初めてかもしれない。天才的に美味しいです。申し訳ないのですが説明がうまくできません。
柚子の香りがします。。。
メイン。
■飛騨牛(岐阜) 白いんげん(伊) ほうれん草(栃木)
泥谷さんのメインといえば飛騨牛。ルベロでもそうでした。
タスマニアマスタードを添えて。
脂控えめの飛騨牛を炭火でじっくり焼き上げた一品。
牡蠣の上に乗っていた春菊と同じ農家さんのほうれん草。とんでもなく甘いです。メインに色合いと甘さと優しさをプラス。
■鶉(フランス) トリュフ(伊) 百合根(鹿児島)
手打ちのタリアテッレ。イタリア産黒トリュフ。
まず香りで悶絶できます。鶉とチーズのコントラストが素敵です。
軽やかなタリアテッレはどんなにお腹いっぱいでも食べられます。
最後デザートワインとデザート。
■洋梨(宮城) マスカルポーネ(伊)
手打ちのタリアテッレ。イタリア産黒トリュフ。
まず香りで悶絶できます。鶉とチーズのコントラストが素敵です。
軽やかなタリアテッレはどんなにお腹いっぱいでも食べられます。
何から何まで素晴らしかったです。
仕事(料理)へのこだわりの凄まじさが一皿一皿から伝わってきます。泥谷さんを見ていると「ああ、自分はこんなに仕事頑張って内な、、、」と反省します。
ルベロ時代はお弟子さんが作る部分もありましたが、ルオーゴではオール泥谷さん製ですのでより贅沢です。
お金を貯めて足繁く通いたいと思ってます。
レストラン界隈では2022年で一番嬉しい出来事でした。クリスマスプレゼントになった。
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【オーダー】
コース 12,000円+税
ペアリング 7,500円+税
泥谷さんの追っかけ記録
■ルベロ編
・2016年9月23日 大粒アサリのスパゲッティーニボンゴレ・ベラーチ
・2017年2月3日 シェフ特製究極のスパゲティ・アラビアータ
・2017年9月30日 函館産新秋刀魚と松茸のアーリオ・オーリオ自家製のキッタラで
・2017年11月9日 蟹と雲丹のパスタ
・2018年1月10日 白子のパスタ
・2018年3月7日 ジェノベーゼパスタ
・2018年4月17日 とり貝と雲丹のアーリオオーリオ
・2018年5月24日 伝助穴子のアーリオオーリオ
・2018年7月18日 雲丹の冷製ジェノベーゼ
・2018年9月4日 カルボナーラ/秋刀魚のパスタ
・2018年10月9日 ペペロンチーノ
・2018年11月23日 松茸のアーリオオーリオ
・2019年2月13日 からすみパスタ/シェフ特製カチョエペペ
・2019年4月9日 雲丹のアーリオオーリオ/シェフ特製カチョエペペ
・2019年5月14日 伊勢海老の雲丹のフレッシュトマトソースパスタ
・2019年6月25日 鮎のアーリオ・オーリオ/瀬戸内有機レモンのタリアテッレ
・2019年8月29日 甘鯛と松茸のアーリオ・オーリオ
・2019年9月15日 伊勢海老ポモドーロ・フレスカ/ポルチーニ茸タリアテッレ栗
■出張料理編@自宅
・2020年3月14日 車海老のアーリオオーリオ
・2020年10月10日 甘鯛と松茸のアーリオ・オーリオ
■出張料理編@会社
・2020年4月1日 ラグーソースのフジッリ
・2020年11月19日 牡蠣のアラビアータ
■シークレットレストラン編
・2021年8月8日 天然鮎のアーリオオーリオ
・2021年10月9日 甘鯛と松茸のアーリオオーリオ
・2021年11月20日 白子と葱のアーリオオーリオ
・2022年7月18日 鮎のアーリオオーリオ
2023/04/22 更新
毎年クリスマスは「クリスマスクリスマス」した感じにはしないのですが(去年はしてしまいましたが)、昨年に続いて今年もしてしまいました。
24日とか25日ではありませんが。
luogo@自由が丘です。泥谷さん✕クリスマスは追っかけ歴7年ですが初めてです。
クリスマスなのでいつもと違う点が2つ。1つは泥谷さん以外にもう1名アシスタントの方がいらっしゃって2名体制であること。もう1つは2部制になっていて17時30分の回と20時30分の回があること。
予約が遅かったので2部の20時半の回となりました。
全席満席でオールカップルという光景です(「カップルですか?」と聞いて回ったわけではないので定かではありません)。
クリスマススペシャルメニュー。
ドリンクメニューは一番下に掲載しました。
乾杯はルベロ@目黒時代からお馴染みのルペ泡で。
luogoのクリスマススペシャルコースを紹介します。
■木更津krukku 水牛モッツァレラ 麦豚生ハム/熊本 馬肉 タルタル タルト
オープニングはお馴染みの、国産生ハムに古巣krukkuのチーズ乗せ。
チーズはなんともミルキー。生ハムはしっとりさと甘い脂と軽い塩気。
霜降り馬肉とビーツ。それとイタリアのキャビアです。
馬肉は脂が美味しく、また赤身の旨味もあります。
■北海道 平目 高知 豆小僧
平目は昆布締めにされています。
ソースは中込さんという農家さんのグリンピースで豆小僧というらしい。それとスナップエンドウ。さらに高知のカラスミがけ。
日本では(世界もか?)グリンピースが苦手な人結構いますが、このソースが最初のグリンピースとの出会いならば誰でも好きになるはず。
この料理は平目が脇役でグリンピースが主役なのだそう。
なお平目も軽くネットリしていつつも爽やかに美味しい。
白ワイン。
■函館 鱈白子 グラタン
ホワイトソースには白味噌入り。赤いソースはアラビアータ。下には九条ネギがおります。ほのかに大蒜の香りが。
泥谷さんの料理でグラタンは大変珍しいです。
濃厚な白子と、それと見分けがつかないくらい混ざりあったホワイトソース。また葱の香りがすごい。
アラビアータは時々ピリリとしたアクセントになってます。
白ワイン
■沼津 伊勢海老 究極のポモドーロフレスカ
沼津の伊勢海老。ソースにはオマール海老のビスクも少々だそうな。
フレッシュなトマトソースと、たっぷりの伊勢海老が口の中で炸裂します。言葉にできません。形容が難しい。だから人は美味しいものを食べると「なにこれ!」と言うのでしょう。
伊勢海老の身もたっぷりです。餡子隊長ご満悦大満足の一皿。
白、、、だよな。ロゼ、、、なのか。
■ピエモンテ白トリュフ タリアテッレ
自家製麺のタリアテッレは極薄仕上げ。バターとチーズ。
北イタリアのパスタ料理だそうです。
まず麺が美味しいし、トリュフの香りもいい。ソースはすごくサラッとしてます。バター、チーズ、トリュフの香りの応酬です。
さらさらソースなのがすごく薄い麺と合っていて最高です。
■岐阜 飛騨牛 冬野菜
泥谷さんで牛というと地元飛騨牛です。飛騨牛のうちもも肉。
タスマニアマスタードと牛蒡。それとオレンジジュースで炊いた何かがどうの、、、という話だったはず。
噛めば噛むほど味のする飛騨牛で、タスマニアマスタードがいい仕事をしてくれます。
牛蒡の鼻から抜ける香りが見事です。泥谷さんの飛騨牛はちょっと久しぶりな気がします。
今日初の赤ワイン。
■マスカルポーネ ミルフィーユ
いちごはトチオトメ。泥谷さんのマスカルポーネのクリーム大好きです。甘さ控えめでお酒と一緒に合わせたくなります。
手作りの生地も最高です。とにかく1つ1つ丁寧を超えてます。
もう最後だというリモンチェッロで〆ました。
1日早いけどメリークリスマス!2部制で泥谷さんもさすがに大変そうでした。