アビー1998さんのマイ★ベストレストラン 2018

アビー1998の食べ歩き記録

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1位

ラチュレ (表参道、渋谷、明治神宮前 / フレンチ)

12回

  • 夜の点数: 4.8

    • [ 料理・味 4.9
    • | サービス 4.8
    • | 雰囲気 4.6
    • | CP 4.7
    • | 酒・ドリンク 4.9 ]
  • 使った金額(1人)
    ¥30,000~¥39,999 -

2024/03訪問 2024/03/22

伝統的な王道フレンチへのこだわりと日本の生産者を大切にした料理が素晴らしい。

渋谷・表参道エリアで人気の高いフレンチ『ラチュレ』。
室田シェフは、ハンターとして自ら猟をするほど、ジビエにこだわりのある方。肉だけでなく、血抜きされた血も余さず使った料理をスペシャリテで提供するなど、自然の恵みに感謝して作られた料理が並びます。
料理だけでなく、お皿の代わりに、鹿の毛や木の皮など自然のものを台として取り入れたり、都会にいながらにして自然の景色を思い浮かべながら食事を楽しめる趣向も楽しく、リラックスして過ごせるレストランです。

特に誕生日などの記念日にはオススメです。

半年ぶりのラチュレです。
この日は家族3人で訪れました。

室田シェフによると、今日のお任せのメインは2週間熟成した食べ頃の鴨とのこと。好みのど真ん中の料理に期待が高まります。

まずはアミューズのあん肝から。素材は和ですが、トリュフやジャムを合わせることで、しっかりフレンチの味わいとなってます。

この後の前菜では、ひとみ人参に北海道のウニを合わせたり、安曇野の鯉を使ったりと、大胆に和の食材を生かした料理が出てきました。ジビエのフレンチというイメージを忘れてしまうような、イノベーティブで予想外の組合せの料理です。

後半は一転して王道フレンチに。
この日のスペシャリティのパイ包み焼きは、サーモンでした。軽くスモークしたサーモンが新鮮な味わい。続いて野うさぎのロワイヤルならぬ、猪のロワイヤル。そしてメインの七谷鴨へと続きます。

ラチュレならではの手の込んだ王道フレンチにお腹も気持ちも大満足の一夜となりました。

ーーーーーーーーー
この日のシェフの気まぐれコース
▫️アミューズ あん肝のカナッペ
 トリュフを挟んだあん肝を生地に乗せて。間にジャムを引いてある、
 フォファグラよりむしろ繊細な味かも

▫️人参のムース
 ひとみ人参のムースを下に。上には小川水産のウニを乗せて。
 最初はウニの濃厚な味わいから次第に人参の上品な甘みへと味わいが変化。

▫️コンソメスープ
 三重県の紀北の雉を使ったコンソメスープ。
 キノコのフランを下に引いて、上には濃厚な雉のコンソメにナメコが。

▫️ホワイトアスパラとヤリイカ
 フランス・ロワールのホワイトアスパラに北海道のヤリイカを合わせて。
 きゅうりとズッキーニとフラン。ライムを削って香りづけに。
 トマトとアスパラガスのソースをかけて。

▫️鯉
 長野県・安曇野市の鯉。地下水で育てられて、肉質がしまったクリア。
 鯉は蕪と鹿ぶしを一緒に混ぜている。上に葉わさび。周りは蕪と株の葉のピューレ
 仕上げの柚子の氷をかけて

▫️サーモンのパイ包焼き
 サーモンは少しスモークしてレアに火を入れたもの。
 下には卵とホタテのムース。上にはワイルドライスときのこを詰めて。
 ソースはバターと卵黄のソース。 

▫️イノシシのロワイヤル
 真ん中にフォアグラを入れて猪の肉で巻いて煮込んだ料理。
 ソースは煮込んだ出汁と赤ワイン、血の入った濃厚なソース。上にフォアグラとトリュフ。
 メインにでもなりそうな料理ですがメインの前として。

▫️メイン 七谷鴨のソテー
 京都の七谷鴨を2週間熟成して食べ頃に。
 鴨肉は2種類。上の胸肉はしっとり柔らかく、きめ細かい肉質。
 下のもも肉はやや繊維を感じ、旨みがより強い。

▫️デザート: サバランとホワイトチョコのムース、苺のファルシ
  シロップとリキュールたっぷりのサバラン。
  広島産フレッシュ苺のソース。ホワイトチョコのムース。
  ピンクは苺のファルシ
 
久しぶりのラチュレにやってきました。
室田シェフから、「今日のメインは鳩を用意してますが、『はだてのウニ』の良いのが入ったのでカッペリーニで出しますが追加で如何ですか』とお勧めが。
この機会を逃してはなるまいと、お願いしました。

アミューズから前菜の前半までは、和の素材を生かした皿が並びます。
聞くと最近は海外からのお客さんも増えているようで、日本の食材/お酒を活かした、ここでしか食べれないフレンチも目指されているようです。(詳細はこの日のコースに>

例えば、ウニのカッペリーニ。 実は極細の三輪の神舞の素麺を使ってます。
合わせるお酒が三輪のみむろ杉とは、にくい組合せです。

後半は、ラチュレお得意のパイ包焼きとジビエで。
この日のパテアンクルートは、胸肉、フォアグラ、シャラン鴨と贅沢な組合せ。合わせるワインは少し甘味のあるアルザスワイン。フォアグラによく合います。

メインの鳩のファルシー仕立ては、鳩のイメージをくつがえす、熟成された柔らかい肉厚のお肉。合わせる国産ワインも辛口でいいマッチング。

今年に入って、フレンチのお店は値上がりしている所が多く、ラチュレも少し上がったようですが、全体を通してお値段以上にパワーアップして、イノベーティブとトラディショナルの両方を楽しめるコースになっていました。

ジビエ好きはもちろん、ジビエ苦手な方でも事前相談すれば楽しめるフレンチかと。


<この日のコース>
▫️アミューズ
 赤ワイン煮にした穴子、スパイシーなパウンドケーキの台との間にはブルーベリーのジャムが。
 不思議な組合せですが、一口で頬張ると、美味しいの一言。

▫️とうもろこしスープ
 ポタージュ状のとうもろこしの上にかけた透明のジュレもとうもろこしとのこと。
 上につけた黄色のソースはレモン風味のカスタードクリームでいいアクセント。

▫️メカジキのハムと桃のタルト
 一見スイーツのような見かけですが、燻製にしたメカジキと桃をミルフィーユ状にしたものをトマトのコンソメと桃のジュレで固めたもの。
 一緒にカブのグレック(コリアンダを使ったピクルス)と新生姜のガリを合わせていて食感の変化があります。
 ソースはホエーにパセリ、わさびの香りをつけたもの。こちらも素材の組合せは斬新です。

▫️生ウニのカッペリーニ
 はだての生ウニはさすがの風味,なめらかさ。
 麺は三輪の神舞の極細そうめん。

▫️うなぎ
 塩漬け、燻製などの下処理で身が引き締まったウナギ。皮目をパリッと香ばしく焼いて、マデラソースで蒲焼風の風味もあります。上に猪のベーコン、セミドライのイチジクをのせて。

▫️パテアンクルート
 胸肉,フォアグラ、シャラン鴨が埋め込まれて、一回り大型のパテアンクルート。
 これ一枚でワインが進みます。

▫️メイン(魚( 太刀魚のパイ包み焼き
 太刀魚を真ん中にして、周りのムースにはホタテと蛤を散らしてあるパイ包焼き。上にも蛤が一つ乗っていますが、九十九里の蛤とのこと。
 食べる直前に、スープをかけてからいただきます。こんな食べ方があるとは!

◽️メイン 鳩のファルシー仕立て
 長期熟成した鳩をファルシー仕立て中に詰め物を入れてます。
 周りにキノコ(タマゴダケ、アカヤマドリ(セップ)を付け合わせに。

▫️デザート マスカットでさっぱりと
▫️プティフール 猪の脂の焼き菓子 いつものフィナンシエとは違う?

<この日のペアリング>
◇ シャンパーニュ マルグリット・ギュイヨ
  MARGUERITE GUYOT Cuvée Desir Brut
◇ 白ワイン ドメーヌ・ド・ラ・ジャナス ヴィオニエ IGP プリンシポテ・ドランジェ
◇ みむろ杉 Dio Abita (奈良)三輪そうめんに合わせて
◇ 赤ワイン フリュイティエール ヴィニコル ダルボワ アルボワ トゥルソー
◇ 白ワイン ゲヴュルツトラミネ(アルザス)
◇ 白ワイン プイィフュメ (ロワール}
◇ 赤ワイン ナス ワイン ソワレSoiree


この日は娘夫婦と4人でラチュレへ。
メインには鴨をリクエストして、あとはシェフのお任せでコースをお願いしました。

室田シェフの説明では、青首鴨は網どりのものだそうで、傷みが少ないとのこと。
さてどのようなアレンジで供されるか、楽しみです。

▫️アミューズ 鹿の血のマカロン
  最初は、久しぶりにスペシャリテの鹿の血のマカロンから始まります。
  この日は娘のパートナーが初ラチュレだったので、ブラッドマカロンから始まったのかも。
  卵白の代わりに鹿の血で泡立てたマカロン。中に挟まれたこれも鹿の血を使ったブーダンノワールが濃厚な旨味です。

▫️アミューズ2: リエット入りのコロン
 上にはクリームチーズと黒トリュフが。これも一見お菓子のようですが、しっかりとお酒に合います。

▫️前菜1: アルバ産白トリュフのリゾット 
 追加でお願いしました。鮮烈な香リはたまりません。

▫️前菜2: キョンの肉のコンソメスープ仕立て
 前菜から珍しいジビエ料理が続きます。肉が柔らかいのが印象的。
 フレンチだけど、どこか洋風の肉じゃがのような味わいもします。

▫️前菜3: アンコウの煮凝り
  テツト・ド・フロマージュのイメージでアンコウを固めたもの。

▫️前菜4: 鹿タンのサラダ仕立て
  鹿のタンは美味しい部位なので、猟師さんが食べて市場にはあまり出回らないとここと。
  タンとは思えないほど、柔らかい。 
  ソースは黒トリュフのソース(ソースペリグー)

▫️魚料理: 黒アワビのパイ包み
  物凄く肉厚の黒鮑で存在感あります。黒い部分が鮑のキモ。周りを帆立貝とアオサ海苔で包んでます。
  ソースは焦がしバター(ブール・ノワゼット)にキモを合わせたもの
  
▫️肉料理: 青首鴨のロースト
 メインの青首鴨。赤味の残った胸肉はジューシーで、骨つきのモモ肉は野趣深い味わい。それに内臓もついてきます。
 ソースは、血で繋いだサルミソース。鴨で血のソースは王道の料理ですけど、重すぎないソースで一味違いました。ワインは定番のブルゴーニュのピノと合わせて。

メインを食べ終わって一息ついたところで、こ 予めお願いしていたバースデープレートが登場。しばし写真タイムとなりました。

▫️デザート:生姜のブランマンジェ
  ブランマンジェの上に紅マドンナ、伊予柑など柑橘のグラニテを上に敷き詰めて。
  爽やかな食感です。

◇ダブルエスプレッソ
▫️猪の脂のフィナンシェ

この日は、前菜から肉料理も多く、なかなかのボリュームでした。
キョンや鹿のタンなど、珍しいものから定番の鴨までじっくり味わえて満足です。


<この日のドリンク?
◇Perrier Jouet
◇Rococoビール
◇La Suffrene
◇Inkwell Tangerine VIiocnier
◇Chateau Montus
◇GevreyーChambertin

いよいよジビエシーズン到来。
久しぶりのラチュレですが、 この日は予約時に雷鳥をお願いしての訪問です。

というと、ジビエの通っぽいですが、実はだいぶ前に別の店で雷鳥を食べて、独特な苦味に驚いて以来、ちょっと苦手かなと思ってこれまで避けてました。でも雷鳥好きな人はリピートしているとも聞くし、ラチュレの技で美味しく食べれるかも、と期待してのオーダーでした。

まずはシャンパーニュで乾杯。

一皿目は毛蟹の甲羅付き??と思ったら・・・
▫️カブと毛蟹のブランマンジェ
 フレンチらしい繊細な飾り付け。上に散らされたのは花穂じそ。
 全体に淡い味わいで、逆に毛蟹の身の風味、旨みを感じます。

▫️トリュフリゾット 
 アルバ産のトリュフの香りが鮮烈。
 リゾットはアルデンテで、トリュフの香り、旨味との相性は最高です。 

▫️雷鳥のコンソメ
 この日は3種のキノコのフランを下に敷いたコンソメロワイヤルで供されました。
 青森県産の天然の長芋、刻んだミツバを散りばめられてます。
 加えられた長芋やフランの優しい味わいで苦味が和らいで、美味しくいただけました。

▫️アジと柿のマリネ
 大分のアジ、鳥取県産の輝太郎柿が柿酢でマリネされてます。
 食感のアクセントにアンディーブと松の実が添えられてます。

▫️孔雀のパテアンクルト
 石垣島の孔雀 を使ったパテアンクルート。

▫️メイン一皿目: 熊の手の赤ワイン煮
  プルプルの食感の熊の手。血で繋いだソースが濃厚です。

▫️雷鳥
 メイン二皿目の雷鳥は、なかなかインパクトのあるビジュアルで登場。
 胸肉はややしっとり、少し苦味のあるもも肉はワイルドに手掴みでいただきました。もも肉もうまく処理されていたせいか、苦味もほどほどで、美味しく食べれました。

▫️デザート:温かいモンブラン
 ホンジュラス産ミルクチョコレート、和栗のスープ。
 上には、愛媛県の和栗のペースト、塩キャラメル、
 福島県会津のマリゲリットマリータという洋梨

▫️お茶とミニヤルディーズ
 定番のイノシシの脂を使ったフィナンシェ。ダブルエスプレッソと共に。

いやーお腹一杯になりました、
これからの本格的なジビエシーズン、また来ないといけないですね、

ご馳走様でした。


▫️
 
▫️

▫️雷鳥のコンソメ
 ひと月熟成した雷鳥を使ったコンソメ。下に3種類のキノコのフランを引いたコンソメロワイヤルで供されます。青森県産の天然の長芋、刻んだミツバを散りばめて。
 コンソメスープに苦味はあるのですが、フランや長芋の旨味に助けられて食べにくくはありません。

▫️
#


▫️熊の手の赤ワイン煮
  ▫️血でつないだソースが濃厚 

▫️雷鳥のロースト  サルミソース

メインの雷鳥のローストはインパクトのあるビジュアル。内臓、血の入ったサルミソースで。
少し苦味のあるももを最後は手づかみでいただきました。


#雷鳥の内臓


#暖かいモンブラン
#和栗のスープモンブラン
#熊の脂使ったフィナンシェ
11月、今年2回目のラチュレです。
年初に伺った後すぐに緊急事態宣言。コロナ禍で時間制限や酒類提供停止の期間が長く、落ち着いてきた頃にようやく伺えました。

最近はいつもシェフのお任せコースなので、何がメインで出るかは室田シェフから説明を聞かないと分からないのですが・・・、この日は、「熊を用意しました」とのこと。
若い熊で、毛をよく洗ってから熟成処理することで臭みもない肉になるとか。楽しみです。

まずはアミューズから。
▫️栗のケークサレ
 季節の素材を活かしたケークサレ。
 つまんで一口で。

▫️カブのポタージュ
 良いカブが入ったとのことでした。
 下にはカブの葉っぱ。イノシシ塩漬けを炒めたもの。
 上にはシブレット(チャイブ)とオリジナルのスパイスがかかってます。
 カブの香りが力強い一品です。

▫️白トリュフのリゾット
 トリュフの香りが漂う。鴨のコンフィしたものが入っている。 
 これはもっと食べたい、美味しさ。

▫️前菜1 ヒラマサのマリネ
 島根県産のヒラマサ。
 根セロリ、ホワイトセロリ、りんごをマヨネーズ、マスタードであえて、エストラゴンを。
 ソースは紅玉を使った自家製のアップルビネガー。酸味がいいアクセントです。

▫️前菜 パテアンクルト
 これは定番のおいしさ。

▫️メイン 魚:牡蠣のパイ包焼き
 牡蠣を大胆にパイ包みにしたもの。ラチュレでパイ包焼きは定番ですが、通常、ジビエなどが入ってます。牡蠣が入ったのは初めてですが、違和感なく楽しめました。

▫️メイン 肉: ヒグマのロースト
 レアに焼かれた熊肉は、身も柔らかく、手間をかけただけあり、気になる匂いも有りません
 特徴的なのは脂で、層は暑いけど、あっさりとして口の中でとろけます。独特の食べ応え。
 やはり下処理と調理技術のおかげでしょうか、洗練された一品になってます。

▫️デザート パール柑のバシュラン
 熊本県産のパール柑を盛りつけたバシュラン。
 奥にフロマージュブランのアイス、クレームブリュレが敷かれてます。
 バール柑の苦味、和山椒の香り、ポタージュホワジャオの新芽の香りが新鮮なバランスです。

最近はワインをお任せのペアリングにしてますけど、なかなか良いところを押さえていて料理ともよく合います。
何度来ても新鮮な驚きに出会える、素敵なお店です。

2020年はコロナの影響もあり1度しか訪問できなかったラチュレ。今年は年明けすぐの日程を予約していたところ、緊急事態宣言が出るの出ないとのことでヤキモキしましたが、無事に訪問できました。

この日のメイン、シェフからは「ヤマシギ」(べキャス)は如何かとの提案。
初めて食べる素材ですが、ヤマシギはジビエの王様で、今年はコロナもあり入荷が少ない、と聞くと、多少グレードアップになってもお願いするしかありません。
※アペリティフで気分が大きくなってるアビーです・・・

▫️アミューズ:毛蟹のタルト 
 タルトに毛蟹と根セロリを和えたものの上にキャビアをのせて。手でつまんで一口で頂きます。
 これはもっと食べたい。

▫️前菜1:白トリュフのリゾット
  食べる前から白トリュフの香りが鮮烈。
  リゾットの中にはうずらのたまご、鹿肉のサラミが入ってます。口に運ぶと至福です。

▫️前菜2:寒鯉
 寒鯉、カブ、鹿ぶし
 上に柚子の凍らせたものをかけて・・

▫️コジュケイ(小綬鶏)
 スープ仕立ての料理。
焼いたもも肉は香ばしく、胸肉はしっとりとして、変化を楽しめます。

▫️イノシシのパイ包焼き
 イノシシのフランドール風、黒ビールで煮込んだもの。他に2種類ほど違う肉が。
 パイ包焼きはラチュレの定番ですが、何度食べても美味しい。
 ワインとの相性も良い。
 
▫️ヤマシギ (べキャス)
 そして真打のヤマシギ登場。フランスではジビエの王様と呼ばれているとか。
 ちなみにジビエの女王は野ウサギとのこと。

 細長いクチバシで土の中のミミズや虫、川魚を食べるとかで肉もアンチョビのような風味があるとのこと。
 肉は思いの外ジューシーで旨味が濃厚。部位によって食感が異なりますが、
 熟成させて旨味を引き出されており、ソースも内臓が入っているのでしょうか濃厚です。
 これは満足感高い一皿です。

▫️デザート
 フロマージュブラン、グレープフルーツ、の上に和山椒を振りかけて

▫️熊の脂を使ったフィナンシェと食後のドリンク
 定番の組み合わせにほっとします。

しっかりとコースを堪能できました。
昨年はコロナの影響もあり1度しか来れなかったので、今年はもう少しこれるといいいのですが。
ご馳走様でした。

========
この日のワイン(ワインペアリング)。
◇ULTIMUS Sancerre
◇Paseal Doquet
◇MaconーVerze
◇Domaine de la Janasse
◇Ridge Vineyards Melrot Estate アメリカのメルロー
◇Domaine Taupenot Merme Gevrey Chambertin 1er Cru Bel Air 2004
久し振りのラチュレ。
本当は4月初めに行こうと予約までしてましたが、緊急事態宣言が出るなど、先行きが見えない中キャンセルしてしまい、今回、満を辞してツレと二人での訪問です。

シャンパーニュを飲んでくつろいでいると、室田シェフが来られて今日のメインはハトですと。
久しぶりのハト。どのような料理で出てくるか楽しみです。

今回、アミューズから前菜のあたりの構成はガラッと変わっていて新鮮な驚きでした。
初めてのラチュレで頂いた鹿の血のマカロンも衝撃でしたが、リピートするたび変化して、今回の前菜にはワンタンまで食材に。

ラチュレ定番のパイ包み焼きは、この日は贅沢にオマールブルーで登場。
メインのハトは、頭の形もリアルに、トリュフをまとった贅沢な一皿で提供されました。

デザートは若い男性パティシエの作。思いがけない素材の取り合わせでラチュレらしい自然を感じさせる作品でした。

この時期でしたが、店内は活気に溢れ、若いスタッフがキビキビと動いてます。
一年ぶりの訪問でしたけど、女性ソムリエにもデータは引き継がれていて、時間があいたのを感じさせない接待で楽しめました。

毎回お任せコースで頼んでいますが、新しい料理がどんどん出てくるので、新鮮に楽しめます。
シェフによると、野菜の栽培まで契約農家で行なっているとのこと。料理を創って提供するだけでなく、食のエコシステムや若いスタッフの育成まで取り組まれているのが印象的でした。

幸せなひと時を過ごした後、今シーズンこそジビエにこなくては!とシェフに再訪を誓って家路に着きました。


(長くなるので、料理の内容&印象は下記のまとめと写真のコメントに入れてます)
=========
<この日の料理>
▫️アミューズブッシュ (写真忘れた) 
  ラスクの上にナスのクリームとさんまを重ねたもの。柔らかい食感と脂の旨味。
  一口サイズですが、もっと食べたくなります。

この日はシェフのお薦めで、私はペアリングで料理と共に少量ずつワインを楽しみました。
▫️前菜1 
  小さなフレンチトーストの上に、フォアグラのムースとハニートリュフ乗せ。
  フォアグラと甘みが融合して、アルザスの少し甘みのある白ワインがよく合います。

▫️前菜2:鹿のスープとイノシシ肉のワンタン    
  滋味深い鹿のコンソメスープ。普通ならラビオリが入るところ、この日はなんとワンタン。
  シェフの遊び心満載ですが、浅草開花楼のワンタンを使っているとのこと。
  サンセールと共に

▫️前菜2 ガスパチョ
  瞬間冷凍したガスパチョを最後に振りかけて完成した一皿。
  メカジキの上に色々な調理法の野菜が乗せられて、口にする度に味わいの変化を楽しめます。
  ベリーの香りが豊かなロゼワインと共に

▫️前菜3 パテ・アン・クルート
 ほろほろどりのパテの中にフォアグラとピスタチオが入ったパイ包み。
 これには何と日本酒をペアで。 Meat Lovers only

▫️メインの魚料理: オマールブルーのパイ包み焼き。
 (断面写真は失念したのでこちらに説明を)
 真ん中にオマールエビ胴体、四隅には爪の肉が、その周りにオマールと帆立貝のムース。
 オマールは弾力あり、フワッとした仕上がり。旨味を全て包み込んだパイ。
 ソースはバターとオマールエビの殻殻を煮出したソース
 シャサーヌ・モンラッシュ
 
▫️肉調理
この日はハトが用意されてました。
 胸肉、モモ肉など部位ごとに分けて調理されてます。
 トリュフが敷き詰められた一品。ハトの脳みそも。
 グリエと共に

デザートはお腹いっぱいなので、1種類ずつ頂きました。
▫️ブラン・マンジェとアイスクリーム盛合せ
 ブラマンジェにはゴマのソース。白カビチーズのアイスなど。
 飾り付けや、味の変化も楽しく見栄えのする一皿

▫️ぶどうのバシュラン 
 メレンゲを器にしたスイーツ。口の中で弾ける飴の入ったシャーベットと3種のぶどうが。
 

<この日のワイン>
◇Conversation Blanc de Blancs Brut
◇LOEW アルザス
◇Daniel Crochet サンセール
◇Les Lauves Bandol 2019
◇Meat Lovers Only
◇Chassagne Montrachet Rouge 2018
◇kIkka CHardonnay 1999
◇Gryphe 2013
初めて訪れた7月のラチュレ。
この時期ジビエはないのですが、昨年のレビューによると魚料理や鮎のパイ包み焼きがあるとのこと。いつもと違ったラチュレが楽しめるかな?とやってきました。

▫️アミューズ1 鹿の血のエクレール
 マカロンが進化してエクレアに。ほんのりしたチョコの甘味と脂のハーモニーが楽しめます。
 リピーター向けの一品。

▫️アミューズ2 ハト
 自家製のハムをはさんだ「ハト」。(写真をご覧ください)
 ラチュレに戻ってきたなと感じます。

▫️ウミガメのコンソメスープ
 下に椎茸のフランを引いて変化が楽しめます。ウミガメは殆どとろけています。

▫️前菜1 カツオのたたき
 旬の勝浦のカツオのたたき。と言っても普通のたたきではありません。
 新生姜のジュレや数種類の薬味がかかり複雑な味わい。
 さらに上にパウダー状の凍らせたがガスパチョの粉がかかり食感も変化を楽しめます。
 これはラチュレには珍しく?かなりイノベーティブよりの一皿ですね。
 美味しいです。

▫️前菜2 鴨のパテアンクル
 鴨のミンチ、鴨のコンソメなど鴨づくし。 
 どこをとっても美味しい。これがあればワイン何杯でもいけます。

▫️鮎のパイ包み焼き
 鮎を降ろして層に重ね、周りに帆立貝のムースで包んでパイ包み焼きにしたもの。
 鮎は風味を残しながらも、苦みなどは一切なし。
 ソースはシンプルにバターソースで、あくまでマイルドな一品です。つるむらさきを添えて。

▫️鴨のロースト
 京都の鴨を使った一皿。
 「ジビエではないですけど」、とのシェフの言葉ですが、鴨の旨味がギュッと濃縮されてます。
 鴨ってこんなに美味しかったっけ?というレベル。
 かなりのボリュームで苦しいですが、肉の旨味とソースで食べきれました。

▫️白桃のデザート
 バニラを仕込んだという白味噌を使ったソース。上にココナツのメレンゲ。 
 甘味とほのかな酸味。バニラの香り裏に旨みを感じるのは味噌?

▫️プティフール: 
 ムースベリーを入れたフィナンシェ
 焼きたてで外はカリッと、中わフワッと

いや、ジビエがなくても物足りなさは一切感じません。
ラチュレならではの料理を十分満喫できました。


この季節、まだジビエを食べてなかったことを思い出し、家族でラチュレにやってきました。
スペシャルコースを予め予約してましたが、シェフによると「今日は一ヶ月熟成した野うさぎがあります」とのこと。ラチュレで野うさぎは初めてなので、この機会は逃すまいとお願いしました。

コースの内容はこれまでとは重なりを避けて工夫されたものが供されます。
雉を使ったコンソメや、チーズリゾットが温かい前菜として登場。
ラチュレ定番のパイ包み焼は、この日は白子でした。濃厚なマデラソースと合わせたドッシリとした味わい。

そしていよいよ、アレが。
「リエーブル・ア・ラ・ロワイヤル」
ジビエの女王と言われるだけあって、濃厚な旨みが凝縮されて、ものすごく力強い味わい。
(人によっては強すぎると感じる人もいるかも)

全体的には繊細さもありながら、メインは力強さでグイグイと押してくるトラディッショナルなスタイルのフレンチ。ラチュレの魅力をとことん味わうことができました。
次はどの季節に来ようかな?

ーーーーーー
<本日のコース>
▫️鹿のサラミと松の実のケークサレ
▫️クジラと鹿の心臓  低温調理で火を入れたもの
▫️雉を使ったコンソメ
シェフが千葉で取ってきたキジとのこと。
熟成されて独特の香りが濃厚。
▫️チーズの風味のリゾット 
 自家製イノシシベーコンがアクセント
追加でアルバ産の白トリュフをトッピング。
▫️サラダ マッシュルーム、わさび菜、からし菜、穴熊
ドレッシングはバルサミコと蜂蜜、穴熊の油
  トッピングにチーズ、香ばしいクルミ
▫️4種のジビエのパテ
パイで包まれたクラシカルなスタイルのパテ。
中には鹿、熊、猪、穴熊
  付け合わせの甘酸っぱいプルーンやジャムで。
▫️白子のパイ包み焼き
  今回は白子がパイ包み焼で登場。
  濃厚なトリュフのマデラソースで。
▫️リエーブル・ア・ラ・ロワイヤル
野うさぎは熟成され、香り旨味が濃厚。
酒飲みにはたまらない味。合わせてもらった赤ワインのかれた香りで芯は力強い味わいとマッチしてました。
▫️デザート:ムースショコラ



この時期に手に入ると言う特別な食材を求めてやってきました。
予約はシェフのおまかせコース。中にその食材を入れて欲しいとリクエストしての訪問です。

テーブルにセットされた季節の草花のディスプレイを前に、さて今日の料理は・・と期待でいっぱいです。

▫️アミューズ:
 定番のマカロンをアレンジしたラングドシャ。
 中にはシカの血を使ったブータンノワールの上にカリンのジャム。
 旨みの塊のようでもっと欲しくなります。

▫️アミューズ2:
 自家製イノシシのベーコンとジロル茸を使ったパテ 
 きのこの辞典のような収納箱の中に収められた一品。プリッとしたベーコンの食感が楽しい。
 
◽️アミューズ3:
お肉の部分が入荷したとのことでタルタルが出てきました。
味付けはシンプルにレモンジュース、オリーブオイルと塩胡椒、ハーブとのこと。
初めてのこの肉はクセもなく爽やかにいただけました。

▫️前菜:鯵とホワイトアスパラガス
山口産の一本釣りの鯵は風味を出すために皮を焼いてから使っているとか。会津産のホワイトアスパラと合わせた上にラズベリービネガーのドレッシングがかかっています。爽やかな味わい。

◽️前菜2 前ヒレの煮付け
ゼラチン質のトロッとしたところが特徴的な食材。
少し甘みと酸味のあるソースは独特のスパイス使い。かすかに中華を思わせるスターアニスの香り。
旨味が濃厚です。

▫️アワビとホタテとエゾシカのチョリソーのパイ包み焼き
アワビがパイ包焼きになるとは!
旨味がこれでもかというくらい重層的。幸せになる味わいです。

▫️子羊のパン包み焼
北海道産の子羊(ホゲット)。部位は鞍下肉。
油で焼いてハーブをまとわせてじっくり蒸し焼きにしたもの。
この辺りまで来ると、かなりお腹もいっぱいですが、クセのない肉そのものの旨みを味わえました。

▫️デザート
エクアドル産のチョコレートのテリーヌ仕立て。暖かいソースをかけるとトロける演出。
中からは青森産の赤すぐりのような実を使ったシャーベットとジャスミンティーのクレームブリュレが現れる。食べると甘み、酸味、苦味が一体となり、陶酔する味。


いや〜今回も良い意味で予想を裏切られました。
毎回趣向を凝らした料理が並び、新鮮な驚きに出会えるレストランです。


ごちそうさまでした。
東京でも雪が降るほどの冬本番。ということで、ジビエのコースをいただきに、青山の『ラチュレ』にやってきました。

前回訪れた時の帰り際、シェフからの「ジビエは自分が獲ってきますよ」とのアピールが気になっていて今年のジビエは『ラチュレ』さんでと決めてました。
実は最初に予約していたのが大雪の日になり身の危険(?)を感じたので、当日午後に延期の電話をしたのですが、快く受け入れて戴き1週間ほど遅らせての訪問でした。

メインはその日の素材で変わるようです。
シェフから「ジビエ中心のコースということで青首鴨を用意しました」との説明でディナーがスタート。

シャンパーニュと共にアミューズを楽しみます。
こちらでは料理を舌で楽しむだけでなく、一皿一皿が自然を模したアートとなっているので、目でも楽しめます。

▫️アミューズ1:アナグマのリエット
 アナグマ(ムジナ)が木に登っているイメージの「アナグマのリエット」。
 中に黒にんにくを混ぜ込んでいるとのこと。旨味が濃厚です。もっと食べたい・・・

▫️アミューズ2:ヒヨドリのリエット
 ヒヨドリが木に止まっているのをイメージした作品。
 ヒヨドリは薄焼きのガレット状の生地を形取ったもの。中にはヒヨドリを丸ごと煮て旨味を取り出したものに、みかんのマーマレードを添えてさっぱりした味に。
 ちなみにヒヨドリは小田原の農家で獲れたとのことです。

▫️オードブル:ヒラメのマリネ
葉っぱに覆われた中から出てきたヒラメのマリネ。
新タケノコ、小松菜等に、鹿の節、柚子をアクセントに。繊細な味わいです。

▫️熊のスープ
これは旨味が濃厚、クセは殆ど感じません。丁寧な仕事で澄んだコンソメに仕上げられてます。

▫️イノシシのベーコンのサラダ
 自家製のイノシシのベーコンをしっかり焼いてサラダに添えたもの。葉物野菜だけでもからし菜、フランスタンポポなど、4−5種類。これにクルミやコンテチーズ、柿など色々なものをとりあわせた楽しいサラダ。

▫️ジビエのタルト
熊肉のミンチ、フォアグラ、鹿肉ローストが組み合わされたパイ包み焼。
そろそろお腹いっぱいですが、3人とも所定量のハーフカットをペロッといただきました。濃厚なソースと合わせるとまさにトラディッショナルなフレンチ。

▫️メイン:青首鴨
色々な部位が一皿に。柔らかい肉を濃厚なソースに絡めていただきます。
既にお腹がいっぱいだったので、パンのおかわりはしませんでしたが、このソースをパンに絡めれば至福の味わいでしょう。

▫️ふきのとうのアイス
 独特の香りがほんのりと。みかんのコンポートとの相性も良い。

▫️プティフール
 クマの脂のフィナンシェと発酵茶のチョコ。
最後までジビエのエスプリを宿したお菓子で、ゆっくりと食後のお茶とともに楽しみました。

最初から最後までジビエ尽くしですが、料理によっては隠し味的なこだわりの使い方なので、バラエティ豊富で楽しめまますね。ジビエが苦手の人でも種類やポーションを相談すれば楽しめそうです。

次はウミガメでしょうか・・・・

<本日のワイン>
・シャンパーニュ:ジャン・ジョスラン
・赤ワイン:エスプリ・ド・ヴァランドロー
・赤ワイン:ラ・ロジーヌ・シラー
・赤ワイン:シャトー・ド・シャンブラン ラランド・ド・ポムロール
この日は誕生日祝いということで予約して伺いました。

テーブルには野草の入った標本箱?のような物が人数分セットされています。
これは食事が運ばれるまでの彩りかな?と思いきや、大皿の代わりにアミューズの皿を乗せるためのものでした。
季節ごとに内容は変わるのだとか・・・

まずはシャンパーニュを飲みながら、アミューズを。アミューズも色々な見せ方で供されます。

▫️アミューズ1:鹿の血のマカロン
 鹿の毛で作られた台で運ばれたのは、鹿の血のブータンノワールが入ったマカロン。
 マカロンの生地には血清を入れて泡立てているとか。鹿を残すことなく使い切っているのだそうです。
 ブータンノワールは豚のそれと比べると淡く、繊細な感じです。
▫️アミューズ2:鹿とクルミのケークサレ
 続いて、大きな木の実の殻の中に入れられて出てきたのはケークサレ。
 チーズもほんのりと香る塩のケーキ、ワインに合います。

▫️鹿のコンソメ、ラビオリ入り
 鹿のコンソメは骨からの旨味を引き出した後、ミンチ、卵白を加えて澄ませたとのこと。
 すっきりした味わいの中に奥にジビエらしい苦味、旨味を感じます。
 
▫️オードブル1: アジのグリエとモモ
 ハーブの甘酸っぱいソースと熟成したアジ、桃の甘酸っぱさのバランスが良い塩梅。
▫️オードブル2: テリーヌのタルト仕立て
 鹿、熊、猪の3種の肉のテリーヌにコンソメジュレを入れてタルトに仕上がってます。
 甘酸っぱいトマトとチェリーがこってりしたテリーヌによく合います。

▫️魚:ヒラメのポアレ
 ホワイトアスパラバスと九条ネギの上に載せてヒラメのポアレが供されます。
 ソースはアサリの白ワイン酒蒸しにバーターを入れて仕上げたマリニエールソース(海のソース)とのこと。
 ソースの仲立ちでヒラメと野菜がよくマッチしています。

▫️肉:南伊豆のイノシシのロースト
 もともとのコースでは子豚のところ、ちょうどイノシシが取れたということでアップグレードしました。
 フレンチでイノシシは初めてかもしれません。肉が新鮮なせいかクセはなく上質な豚のようです。
 皮の部分がパリッと仕上げられ、食感も楽しい一皿でした。

▫️バースデーケーキ
 お願いしていたバースデーケーキが登場。小さなオルゴールも付いてきます。
 さすがにこれは食べきれないので、とりあえず家族の写真を撮っていただき、ケーキはお土産にしてもらいました。

▫️デザート: 
 ブリュレ、アイス、柑橘類、ナッツ類等が盛り付けられたもので、さっぱりします。
 合わせるお茶は、コーヒー、紅茶のほかに、シェフお薦めの野草茶もあります。頼んだ連れは爽やかで飲みやすいとのこと。
 プティフールはフレッシュラベンダーのフィナンシェ。なんと木の皮の上にディスプレイして運ばれてきました。


最初から最後まで自然を感じさせる見せ方と、自然の恵み(命)を使い尽くす姿勢が貫いています。
サービスも丁寧に料理のことやワインのことを説明してもらえ、味だけでなく耳でも楽しめました。

シェフ自ら狩猟もされるようで、ジビエの時期には是非どうぞ、自分が取ってきますからとのことでした。
これは秋の記念日には再訪必至です。


-----この日のワイン(グラスで)-----
◇シャンパーニュ:Chartogne-Taillet
 乾杯のシャンパーニュ。
 旨味、甘味と香り、酸味のバランスが良い。Brutでも辛すぎず、柔らかめのテロワールで素直に美味しい。
 大戦中に荒れた畑を戦後復興したとのことで、最近、人気上昇中の生産者とか。
◇Domaine Lucien Muzard Santenay Vieilles Cignes :
 軽い赤ということでお薦め頂いたピノノワール。まだ若いながらも柔らかい口当たりでスムーズ。
 香りも少し複雑でシンプルなピノノワールとはちょっと違う感じ。
◇Domaine le Clos des Cazaux / Vaqueyras
 グラス用のワインは抜栓して数日が飲み頃だとのこと。このコートドローヌも柔らかな口当たりでした。

  • (説明なし)
  • 鳩のファルシー仕立て
  • (説明なし)

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2位

SATOブリアン にごう (阿佐ケ谷、南阿佐ケ谷 / 焼肉)

2回

  • 夜の点数: 4.6

    • [ 料理・味 4.8
    • | サービス 4.8
    • | 雰囲気 3.7
    • | CP 5.0
    • | 酒・ドリンク 4.2 ]
  • 使った金額(1人)
    ¥15,000~¥19,999 -

2018/04訪問 2018/05/07

見るだけでテンション上がる肉質のよさ

焼肉の店として全国1、2を争う有名店となったこちら『SATOブリアン にごう』。
九州和牛を銘打った焼肉店ですが、シャトーブリアンを中心にして上質なお肉をとことん味わえるお店です。

こちらお店の特徴は肉の質とボリューム。焼きの技術。そしてブリカツサンドやブリめしなどの食べさせ方のユニークさでしょうか。
高級店を気取らず、いい肉を腹一杯食べてもらいたい、というポリシーが徹底しています。

とにかく肉をガッチリ食べたいという人に向けに、新たなスタイルを提供したお店としてエポックメイキングな店です。

常連様のお誘いに手を挙げて、再びやってくることができました『SATOブリアン にごう』。
この日は6人で二階の個室での宴です。

▫️宴会コース(料理は¥15,000)
 お肉は柳田店長をはじめベテランの方に焼いてもらいます。
 ぶりカツ用のシャトーブリアンのかたまり肉も6人分となると結構な迫力。
 焼きは結構早めにひっくり返し、ジワジワと熱を入れていく形です。大きな塊の時は途中で休ませながら中まで熱を通していきます。
切り分けると肉の表面にはしっかり火が通り、断面は殆ど赤くレアながら、中心にまでしっかり火が入ってます。

コースの肉のボリュームはかなりのもので、最後はお腹いっぱいになりましたが、胃がもたれることがないのは適度な脂で肉質が良いからでしょうか?

縁があればまた訪れたいお店です。

焼肉の店として全国1、2を争う有名店となったこちら『SATOブリアン にごう』
九州和牛を銘打った焼肉店ですが、シャトーブリアンを中心にして上質なお肉をとことん味わえるお店です。

この日はレビュアー様にお誘いいただき、初めての訪問です。
感謝 m(__)m
店は阿佐ヶ谷の駅からは近いのですが、普通の飲食店が並ぶ下町のこんな所にあるの?というロケーション。
でも集まってくるお客さんが見るからにテンションが高いので、有名店とわかります。

コース料理で肉をスタッフに焼いてもらう形式は『よろにく』とか、最近、色々な店で見られますが、こちらの特徴は肉のボリューム、ブリカツサンドやブリめしなどの食べさせ方のユニークさでしょうか。
高級店を気取らず、いい肉を腹一杯食べてもらいたい、というポリシーが徹底しています。

コンセプトはシンプルなので、後追いする店は今後でてくるかな?
でもこの潔いまでの気取らない店の佇まい、なかなか真似をするのは難しいかと・・・
今後の展開がどうなるか見守りたい店です。

-------
この日のコース。
▫️ビーフシチュー
 お通しに出てくるビーフシチュー。旨味が濃厚で食欲がぐっと上がります。
▫️キムチ&カクテキ
▫️サラダ
▫️タン
 見事な厚切りのタン。好みで特製ダレ、山葵醬油で。
▫️ハラミ
▫️サーロイン
▫️ランプ
▫️ヒレ すき焼き風味
 写真忘れましたが、玉子が濃厚。これでTKGしたいくらい。
▫️ブリカツサンド
 きめ細かい食パンと肉の柔らかさがベストマッチ。
ここで肉は赤身か霜降りを選べで霜降りに
▫️ともさんかく
 脂がジューシーで濃厚すが、重すぎないところがさすが。
▫️ブリめし
 シメはお約束のブリめし。
 肉とウニの組み合わせは最近よくありますね。でもシンプルにニンニク醤油でいただくブリめしは気取らないうまさ。さすがです。

  • ぶりカツサンド!
  • ぶりカツサンド用のシャトーブリアン。美しい!!
  • じっくりと火入れされるシャトーブリアン!

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3位

アレグロ コン ブリオ (町田 / イタリアン)

11回

  • 夜の点数: 4.2

    • [ 料理・味 4.2
    • | サービス 4.3
    • | 雰囲気 4.1
    • | CP 4.2
    • | 酒・ドリンク 4.2 ]
  • 昼の点数: 4.3

    • [ 料理・味 4.5
    • | サービス 4.5
    • | 雰囲気 4.4
    • | CP 4.0
    • | 酒・ドリンク 4.3 ]
  • 使った金額(1人)
    ¥10,000~¥14,999 ¥3,000~¥3,999

2024/03訪問 2024/04/04

町田で人気の創作イタリアン。

町田の駅前通りから小径に入った所にある『アレグロ コン ブリオ』。
店内は古民家を改装したシックな内装の空間に和の趣のある食器や家具が配置され、落ち着いた雰囲気です。
こちらで特筆すべきは、ゲストを惹きつけるおもてなし。
初めて伺っても常連のような快適さを味わえます。

料理は地元の野菜にもこだわったもので、季節ごとに魅力的な料理が楽しめます。

久しぶりのアレグロ コン ブリオ。町田ゼルビアの試合を観戦した後にやってきました。この日は4人での食事会です。

町田ゼルビアがJ1昇格したことで、今、町田は盛り上がってます。しかも強豪を薙ぎ倒してJ1のトップを走る好調さ。思わずホームゲームの応援に『天空の城 野津田』と呼ばれるGIONスタジアムに駆けつけたのでした。
(これをサポーターの間では、「天空の城に入城し、共闘する」と言います ^^; )

町田駅近くに戻って繁華街を歩いていると、町田ゼルビアのサポーターだけでなくサガン鳥栖のサポーターも場所を求めてぶらぶらしています。いい光景ですね。

さて、久しぶりのアレグロでしたが、季節を感じさせる料理の数々を楽しめました。
ふきのとうのリゾットも良かったし、ホタルイカのパスタも間違いない美味しさ。アンチョビバター、柚子で味付けされた真鯛のポアレも絶妙のバランスで美味しかった。

ドリンクもフランチャコルタから始まり、白、オレンジ、赤、赤、と色々楽しめました。
(詳細はあとにまとめています)
思わず、3時間を越えてゆっくり楽しんでしまいました。

このクォリティーでこれだけ飲んでも楽しんでも、嬉しい町田価格。やはりいいですね。

ーーーーーーーーーーー
<この日のお任せコース>
▫️前菜3種
 鴨肉、スナップえんどうのサラダ、チキン

▫️ アサリとふきのどうのリゾット
 アルデンテのお米の食感。フワッと香るふきのとうがいい。

▫️ 魚料理
 真鯛のポワレ、アンチョビをバターで焦がし、柚子風味をつけたソースで。
 上に散らされた、ジャガイモの素揚げが変化があって楽しい。

▫️肉料理
 右: 群馬牛のカメノコ バルサミコ酢のソース
 左: 茨城県の「美明豚(びめいとん)」 八朔果汁とアンチョビのソースで
 ルッコラを添えて。

▫️パスタ ホタルイカと花韮のパスタ
 2種類から選べましたが、ホタルイカと花韮のパスタをチョイス。
 ホタルイカの濃厚な旨みに花韮の香りとカラスミがアクセントに。

▫️デザート
 アイスクリームとセミフレッド


<この日のドリンク>
▫️ フランチャコルタ モンツィオ・コンパニョーニ
 イタリアの高級スパークリング。特定の地域のみ名前をつけれるのは、フランスのシャンパーニュと同じ。
 辛口で豊かな味わい。フランチャコルタも色々試してみたくなりました。

▫️ 白ワイン  メリ アルジオラス
 シチリア島の土着品種のヴェルメンティーノのワイン。爽やかな酸味。

▫️オレンジワイン Geva Pigato
 リグーリア州のワイン。柑橘系の豊かな味わいでありながらで引き締まった後口。

▫️赤ワイン PIETRAPENTA PRIMITIVO
 南イタリアのワイン。滑らかな味わい。

▫️赤ワイン Altesino Brunello di Montalcino 2018
 これはもう定番のトスカーナのワイン。スムーズな口当たりで厚みのある味わいです。
この日は4人での食事会。
お任せの季節のコースに合わせてイタリアワインを楽しもうという趣向です。
まずはプロセッコで乾杯から・・・

▫️前菜盛合せ
 ・滋賀県鴨肉のスモークと黄韮のサラダ 
 ・本マグロと白セロリ バーニャカウダのソースで和えたもの
 ・カプレーゼ

▫️トスカーナパン 
 塩控えめのパンとのこと。トスカーナのオリーブをつけて

▫️暖かい前菜: 舞茸のオーブン焼き 生ハムのせ
 食べる前から舞茸のいい香りがふわっと匂います。
 南チロルの白(ピノグリ)を合わせて。

▫️魚料理: 鰆のポワレ
 鰆の上にバーニャカウダソースがかかり、上に菊芋を素揚げしたチップスがちりばめられて。
 合わせたのはリースリング。イタリアでリースリング?と思ったら、スイスにも近いヴァッレ・ダオスタ州にあるワイナリーでした。

▫️肉料理
 ・茨城産の牛シンシン、西洋わさびを添えて。
 ・茨城の美明豚、はっさくの果汁とアンチョビのソース。
   柔らかい豚肉にこのソースがマッチしてが良かった。
  エミリア・ロマーニャのカベルネ・ソーヴィニヨンを合わせて。

▫️牡蠣と揚げ牛蒡のパスタ
  ここまでのボリュームがあったのでパスタの量は少なめで。
  ピエモンテのネッビオーロ。タンニンは荒々しくなく、軽やかな口当たり。これは美味しい。

▫️デザート:チョコレートケーキ
 チョコレートが滑らかで美味しい。
 調子に乗って食後手にアマーロを。適度な薬草風味でいける。

イタリア/イタリアワインには殆ど土地勘ないのですが、今回飲んだワインの産地を後で調べてみると、北イタリアの産地、それも国境に近い小さな州や特定の地域が産地名になっているワインも幾つか巡っているので興味を惹かれました。イタリアワインを勉強するきっかけになったかも。

イタリアワインに酔いしれると共に、イタリアワインの世界が広がる一夜でもありました。



久しぶりのアレグロ。この日は季節の食材コース、春バージョンを頂きました。

まずはスパークリングワイン、プロセッコで乾杯。ドライな口当たりで爽やかです。

最初に供された前菜の3種盛合せは、野菜もたっぷりで季節を感じる一皿。軽いサラダ仕立ての料理にプロセッコが良くあいます。

この日は0次会で何杯かお酒を飲んでいて、後何杯飲めるかわからなかったので、ペアリングの本数は最初は決めずに、お任せで様子を見ながらワインを出してもらいました。

2品目の温かい料理「アサリとふきのとうのリゾット」には、白ワインはPrail Sauvignon ソーヴィニヨンブラン100%。爽やかな柑橘系の酸味と香りが印象的なワインで初夏の気分によく合います。

魚料理(真鯛のポワレ)には、Anselmetのシャルドネ。酸味の残ったシャルドネで香ばしい仕上げの真鯛によくあいました。

肉料理にはトスカーナの力強い赤ワイン。これは間違いのない組み合わせです。

そして、デザートのチョコレートケーキには食後酒としてオレンジのリキュール。柑橘系の香りと濃厚なチョコの風味との相性、最高でした。

ゆったりとした時間が流れ、気がつけばしっかりと5杯飲んでたのでした。


-----------------
<季節の食材のコース>
▫️前菜の盛合せ
 グリルしたイカと町田野菜
 マグロと春野菜のサラダ バーニャカウダソース和え
 水牛のモッツァレラとミニトマトのカプレーゼ

▫️アサリとふきのとうのリゾット。
 アサリの旨味を吸ったアルデンテのコメを口に運ぶと、ふきのとうの香りが濃厚。

▫️真鯛のポアレ
 皮の焦げ目がパリッと香ばしい真鯛です。
 
▫️肉料理
 鹿児島産の黒毛和牛 部位はシンシン?
 豚はややピンクに柔らかく仕上げられ、ハッサクとアンチョビのソースで爽やかに、
 
▫️ホタルイカのパスタ
 パスタは3種類(ホタルイカ、牡蠣、ラグーソース)から選べますが、そうだんしてホタルイカを選びました。あさつきをちらし、かすかに柚子胡椒の風味。

▫️デザート
 濃厚なチョコレートケーキ。口の中でチョコがとろけます。

久しぶりに家族3人で伺いました。
考えてみると、8月に入って、外食はほぼ家族とばかりになってます。

今、アレグロでは食べログ予約は1グループ二人までの縛りがあります。今回はweb予約確定してから電話で家族3人で伺いたいことを連絡しての訪問となりました。

この日頂いたのは、季節のお料理を楽しむコース。
夏野菜がたっぷり取れる、この季節ならではのコースでした。

最初の一皿からお野菜たっぷり。
▫️前菜3種
 ・夏野菜とササミ
   野菜はナス、ゴーヤ、ズッキーニなど色々、これにササミが入ったサラダ風。
   ゴーヤの苦味は控えめで、野菜それぞれの味と食感の変化が楽しめました。
 ・カプレーゼ
   水牛のモッツァレラチーズが柔らかい食感で旨みがある。フルーツトマトは甘くサッパリ。
 ・町田野菜とイワシのコンフィ
   甘長唐辛子、インゲンなど町田野菜をイワシのコンフィとブラッドオリーブのペーストで合わせたもの。ワインに合います。

▫️トウモロコシとサマートリュフのリゾット
 フレッシュなトウモロコシが上品な甘さ。いつもながらアレグロのリゾットは外せないですね。

▫️真鯛のポワレ
  ナスの炒めたものとトマトのソースを合わせていただきます。夏らしい一品です。

▫️肉料和牛のシンシンと茨城産美明豚のグリル。
 シンシンは添えられたラディッシュでサッパリと頂きます。
 美明豚は特定の病原体を持たない無菌ブタということです。
 炭火で少しピンク色を残した焼き上がり。ジューシーで柔らかい肉質です。旨味が濃厚。

▫️牛スネ肉のラグーソースのタリオリーニ
 選べるパスタは、スパゲティ、ペンネ、タルオリーニとありましたが、牛スネ肉のラグーソースのに惹かれてタリオリーニに。
 生姜を効かせたラグーソースが濃厚な旨味でインパクトあります。
 
▫️デザート
 ミルクのジェラートとヘーゼルナッツとピスタチオを使ったトルタ。
 コーヒーと共にコースの余韻を楽しみました。

気がつくと店内はほぼ満席。
ただ1グループ二人までの限定となっているので、そんなに密な感じはしません。静かに家族で美味しい食事ができて満足でした。

ご馳走様です。


週末にアレグロに訪問。
そろそろ行きたいなと思っているうちにコロナ禍が始まったりして・・・、本当に久しぶりです。

ご一緒した方とも3、4ヶ月ぶりかな。
まずはスパークリングワインで再会の乾杯です。

気になる料理を各自あげて、何となくコース風に・・・

アミューズは・・・
▫️ラルドのクロスティーニ
ラルドは豚の背脂を生ハムのように塩漬けしたもの。
スライスされたものが薄切りのバゲットに乗ってます。つきだしの一品としてぴったり。

前菜は・・・
▫️マダコと白インゲン豆、フェンネルのサラダ
 新鮮なプリッとしたタコに白インゲンを合わせてマリネされてます。
 豆はたっぷりだけどやや硬めの食感でべとつきはないので食べやすい。

▫️花ズッキーニのフリット
 花のあたりにはアンチョビとチーズがたっぷり。ワインに合わないはずがない料理。
 この辺りでは、白ワインを飲んでます。
 イタリアを靴に見立てたときに靴底あたりの地域で作られたワインとか。ドライでフルボティ。

メインは・・・
▫️瞬間スモークした鴨胸肉のロースト サマートリュフと蜂蜜で
 鴨肉は口に入れるとフワッとスモークの香り。たっぷりのサマートリュフでいただきます。
 グラスの赤ワインとともに。

▫️赤海老とブロッコリー、ピスタチオペーストのリゾット
 旨味が多層的でバランスがユニーク。米粒はアルデンテでこれも美味しい。
 気になっていた、シャルドネを追加して・・

個人的にはワインを飲みだすと、そんなに料理を食べなくても良いので、気ままな料理を選んで軽く食べながら、ワインを楽しめるこちらは使い勝手が良いですね。

人気店なので予約は必須。
でも数日前に電話すればOKなところも嬉しい。
ご馳走様でした。


久しぶりのアレグロ。家族で伺いました。
まずは、スパークリングで乾杯。

気ままに前菜をつまみに、白へと飲み進めます。
▫️白レバーのパテ トリュフ風味
▫️生ハム
▫️鯖燻製とポテサラ
▫️ヤリイカのサラダ
紅芯大根、さやいんげん、芽キャベツ、菜の花など

メインの炭火焼は盛合せで。
▫️宮崎牛 シンシンと フランス産鴨胸肉
 鴨はハニーとフェンネル、
 しんしんはラディッシュをつけて
こちらにはブルネロを合わせてみました。

この日はここでお腹がいっぱいになりパスタは断念。
次回はタヤリンを狙います。


<この日のワイン>
▫️泡 Jeio

▫️白 ROERO ARNEIS
濃厚な凝縮感のある白。酸味、苦味のバランスで生ハムとの相性はバッチリ。
▫️Traminer Aromatico
シチリー、ライチの香り強いが、スッキリとピリッとした口当たり。
▫️ Brunello di Montalcino


近頃は金曜、土曜の予約が取りづらくなったこともあり、ご無沙汰していた『アレグロ コン ブリオ』
この日は、マイレビュアーさんに少し前に予約を頂いて5人での訪問となりました。

皆さんお酒が飲める方だったので、料理に合わせて気の向くままにワインを合わせて楽しみました。

アレグロではワインを白、赤それぞれ4−5種類から選べて、ペアリングもデフォで3杯セット、5杯セットとありますが、実際には自由に何杯でもOKです。
個人の好みでお酒を選べるので、みなさん飲んだお酒は異なるのですが、私の場合は・・・・
1) JEIO Brut
  アレグロでは定番のスパークリング。酸味がしっかりありながら、全体のバランスはよく、夏に爽やかな一杯です。
2) BRICCO delle CILIEGIE
  桃などの果実の香りがあるとの説明で選んでみました。最初に口に含むと柔らかいフルーティな香りがありますが、適度な酸味とほんのりとミネラル感もあり余韻がキレイな白でした。
3) DONNAFUGATA Lumera
  シチリア島の辛口のロゼ。チェリーやオレンジのニュアンスを感じるとの説明。
  明るくきれいな色合いのロゼ。ロゼにしてはしっかりした濃厚な香りのうらに酸味、苦味などバランスが良いですね。
4) Frascole Chianti Rufina Riserva
  こちらのキャンティ ルフィーナ、抜栓4時間で熟成した滑らかさを感じるとのこと。
  キャンティはクラシコしか飲んだことなかったと思いますが、こちらのルフィーナ、実際に口にすると、しっかりしたボディながら重すぎず、滑らかなタンニン。これは美味しいですね。スモークされた鴨にもよく合います。

これ以外にもソアベとかブルネッロとか、久しぶりに飲みたいワインもあったのですが、今回は飲んだことがないものを中心に楽しみました。うーむイタリアワインも奥が深いですね。

この日は季節のコースを頂きましたが、アレグロのエッセンスが詰まったコース料理は、町田の野菜をふんだんに取り入れ、和と融合したようなイタリアンでした。

料理やワイン、そして会話を楽しんでいるうちにゆっくりと時間は過ぎて行ったのでした。
充実のひと時でした。


長くなったので料理は以下を。
ーーーーーーーーーー
▫️アンティパスト:前菜の5品盛合せ
 ・生ハム
 ・オクラ、ルッコラ、からし菜のサラダ、赤ワインビネガーと生姜のドレッシング
 ・スモークされたカジキの上にウィキョウのサラダ
 ・町田で取れた二種類のトマトと水牛のモッツアレラのカプレーゼ
 ・燻製にした鯖、下にポテトサラダ
 これだけでも、白、赤と2杯は飲めそうな前菜でした。

▫️花ズッキーニのフリットとリゾット
 ズッキーニの花の部分にはモッツアレラとアンチョビが入っていてワインがすすむこと。
 リゾットは枝豆、冬瓜、上に桜エビがかかったちょっと和風テイスト。でもお米はアルデンテでしっかりイタリアン。

▫️真鯛のポワレ
 濃厚なソースではなくて軽く効かせたアンチョビとスダチでバランスの取れた一皿となってます。

▫️和牛シンシンとスモークされた鴨の胸肉
 宮城の牛肉のシンシン。赤身だけど適度に脂がのって柔らかい口当たり。西洋ワサビとともに。
 鴨肉はリンゴのチップで軽くスモークされたもの。パルメジャーノのスライスとヴィンコットソース。
 (ヴィンコッットソースは赤ワイン用のぶどうを絞って煮詰めたシロップ。酸味のないバルサミコ酢のようなもの?)

▫️ズッキーニとウニの冷製パスタ
 ここでパスタが登場。順序は日本的なアレンジですが、お腹の具合に合わせて量を調整してもらえるのが良いですね。
 かなり満腹、と伝えると、無難な量にしてもらえ、最後まで美味しくいただけました。

▫️ドルチェとコーヒー
 さっぱりしたミルクジェラートとナッツとクリームが濃厚なセミフレッド。
 コーヒーはメキシコ産とか。深煎りででもコーヒー自体に甘みもあり、ブラックで楽しめました。


久しぶりの訪問になりました『アレグロコンブリオ』
何度か当日の夜、電話してみたことはあるのですが、満員御礼が多くて・・・
この日は、連れと行ってみようかと前日電話でなんとか予約できました。
 (三人以上はネット予約できますが、二人の場合は電話予約が必要です)

スパークリングワインで乾杯の後、メニューから下記をオーダーしました。

▫️鶏白レバーペースト
 柔らかでクセのない白レバーペースト。軽く温められたおつまみです。

▫️剣先イカとグリル野菜のサラダ バルサミコ酢のソース
  温野菜のサラダ。適度に火入れされた野菜が香ばしく、イカの風味を引き立てています。
  この辺りから。「シチリアの白ワイン」と合わせてます。フルーティさと酸味がベストなマッチングです。

▫️ロワール産 ポワイトアスパラガスのオーブン焼き
 固めに仕上げたホワイトアスパラ。
 上にかかったソースはフライパンで温められたチーズと卵等をテーブル近くでご主人がかき混ぜて仕上げたもの。
▫️愛媛 真鯛のポワレ アンチョビと焦がしバターのソース
 カリッと表面を焼かれた真鯛に、これも焼き目をつけられた芽キャベツがいいアクセント。

▫️北海道 蝦夷鹿ロース 炭火焼 赤ワインと生姜のソース
 柔らかく、ビロード状の繊細な肉質のエゾジカ。ごくわずかの生姜がアクセントとなったソースでワインにもよく合います。
 「スロバキアの赤ワイン」と合わせました。

デザートは
▫️ビターチョコレートとアーモンドのトルタ
▫️柚子のパンナコッタと焙じ茶のジェラート
 
料理は気楽なおつまみから、しっかりしたメインまでありますが、こちらの「野菜」の香り、力強さはなかなかのものです。
ご主人のもてなしも変わらず丁寧かつ的確で、料理とワインの味を引き上げてくれます。

すっかり、いい気分で店を後にしました。
ご馳走さまでした。

【2016年3月 再訪】
この日はダメ元で直前に電話して、運よくカウンターが空いていました。

7時に入店して、この日頂いたのは・・・
▫️ホワイトアスパラと鶏ささみの蕗の薹マヨネーズ和え
▫️トリッパと白菜、金柑の軽い煮込み
▫️蝦夷鹿ロースの炭火焼きと軽く燻した鴨胸肉のバデッラ
  蝦夷鹿と鴨を迷っていたら、盛合せにできますよ、とのこと。鹿の滋味深さ、鴨の燻製の風味、贅沢な一皿になりました。

○ワインは3杯のコースで (泡、白、赤)

この日はガッチリ食べたせいかいつもより、やや高め。それでも、この食材を都心で食べることを考えるとかなり安いと思われます。
季節毎の料理にも満足できるお店です。
【2015年10月 再訪】
この日は、先に一人で訪問し、ツレが後から登場。
カウンターだと、ワインバーのように飲みながら人を待っていてもサマになります。

▫️胡麻鯖の燻製とポテトサラダ
 燻製の香りがいいアクセントの定番の一品。 スパークリング(JEIO プロセッコ)と白(Blanc des Rosis Venezia Giulia)を合わせます。この白は少し樽の効いたしっかりした味わい。

▫️ローマ産とミラノ産のサラミ食べ比べ
 赤(Magistri Langhe Nebbiolo)に合わせていただきました。 この赤、ブルゴーニュ系の風味です。
ここでツレ登場

▫️茄子のグラタン?
 ロゼ(Il Mimo Rose)とともに。スモモ、ベリーなどの果実風味の強いロゼです。

▫️秋トリュフのタヤリン
 タヤリンは卵黄たっぷりのパスタ。少し表面が固めですがコクのある味わい。トリュフの香りが鮮烈です。
 赤(Tascante Ghiaia Nera)と共に。濃厚ですが重すぎない柔らかい赤。
JR町田駅から1−2分、小田急町田からでも5分少々の場所にある『アレグロ コン ブリオ』。
古民家を改装したシックな内装の店内にジャズが流る雰囲気の中で、優しい味のイタリアンとワインを気軽に楽しめる店です。

【2015年6月 再訪】
連れと夜に再訪しました。
今日は私はワイン5種セットでスタート。結局、もう一杯赤を頼んだので6杯に。ちよっと飲みすぎました。
料理は二人で食べるとちょうどいい位のポーション少なめ。
地元の夏野菜も出回ったところで、色々な種類の料理を楽しめました。
(詳細は、写真をご覧ください)

【2015年4月 夜に再訪】
夜はアラカルトでおつまみからパスタまで楽しめる、ということで一人飲みにやってきました。
ワインは3杯/¥2000のセットでお願いします。
◻︎スパークリング:JEIO プロセッコ すっきりした辛口。甘み、酸味のバランスもよく最初の一杯としては最適です。
◻︎白:Greco Campania きれいな酸味、果実の香りが印象的な白。
◻︎赤:VOLPAIA キャンティ・クラシコ 鴨肉に合わせて選びました。タンニンは控えめな印象
ご主人から詳しく説明してもらったのですが、なかなか身につきません。(汗)

アラカルトのメニューはおつまみ的なものから、野菜料理、肉料理、パスタ等色々選べます。
ホワイトアルパラ等、まだまだ魅力的なメニューがあるので、近いうちに再訪必至です。

【2015年3月 初訪問】
土曜日の昼、町田図書館の帰りに伺いました。
ランチコースは、前菜2種の後、パスタ、デザート、飲み物で¥1750。、600-700円追加すればメインが選べます。
またグラスワインも3杯で¥2000とリーゾナブルに楽しめます。

□野菜の前菜
 2種のニンジン、根セロリ、ブロッコリー、トレビスの4種類の野菜がが少量ずつ盛り付けられてます。
 それぞれ味付けが異なっており、野菜の旨味、香り、歯触りなどの変化を楽しめる一皿です、
 一杯目のスパークリングワイン(VAPORETTO PROSECCO)と一緒に楽しみました。
□肉の前菜
 鴨肉(軽くスモーク、ハチミツが少しかかっていました)、鶏肉、ハム。
 料理にあわせて二杯目のワインはロゼ(SAIGNEE ROSE)を選択。辛口のロゼで柔らかい渋みもあります。肉もそれぞれの旨味を活かしたあっさりとした味付けなので、ロゼとの相性もバッチリです。
□根菜とアンチョビのスパゲッティーニ カラスミを振りかけて (連れ)
□スモークサーモンと芽キャベツのレモンクレーム タリアテッレ
 クリーム味ですが濃厚すぎない、いいバランス。このパスタもロゼとの相性いいですね。
□和牛シンシンの炭火焼(連れ)
 シンシンについて伺うと内腿の部位とのこと。赤身でもしっとり柔らかい口当たりです。
□鴨胸肉の炭火焼
 鴨に合わせて赤ワインを選びます。3種類のワインを説明してもらいまいたが、イタリアのローカル品種のドルチェットという品種100%のワイン、というのが気になり選択、この「Dogliani」は辛口ですが、渋みは適度で口当たりがいいワインでした。鴨にはピッタリのワインでした。
□デザート
 アイス、リコッタ、イチゴの組合せ
□コーヒー

店内は古民家を改装したとのことですが、天井も高く、和と洋とが合わさったような落ち着いた雰囲気です。
料理は素材にも拘った優しい味付けで、素材そのものの旨味を楽しむことができます。
特筆すべきは店内のサービス。丁寧に接するだけでなく、客の気持ちを図った様な的確なサービスで気持ち良く過ごせました。

休日の昼下がりに、季節の素材を活かした美味しい料理を、気に入ったワインを飲みながら楽しめるレストランですね。

  • アサリとふきのどうのリゾット
  • 群馬牛と美明豚
  • ホタルイカと花韮のパスタ

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4位

鉄板焼き いわ倉 (牛込神楽坂、神楽坂、飯田橋 / 日本料理、ステーキ、鉄板焼き)

1回

  • 夜の点数: 4.3

    • [ 料理・味 4.4
    • | サービス 4.4
    • | 雰囲気 4.4
    • | CP 4.2
    • | 酒・ドリンク 4.2 ]
  • 使った金額(1人)
    ¥15,000~¥19,999 -

2018/02訪問 2018/03/04

鉄板焼きの枠を超えて楽しめる鉄板焼きの店

神楽坂の『鉄板焼き 岩倉』。
メイン料理はA5ランクのブランド牛鉄板焼きですが、季節の酒の肴からシメのご飯ものまで、
和の心を満足させ、日本酒好きには最高の時が過ごせること間違いありません。
この日は縁あって、鉄板前の会食に参加させていただきました。
シメの炭水化物系3種のスペシャルコースです。

序盤の酒肴は少しずつ変化に富み、日本酒のアテとして楽しむと日本酒が止まりません。
写楽、飛露喜、泉川(飛露喜よりもむしろすっきり)などなど、この店は福島の酒のみ扱うというこだわりですが、種類も多く楽しめます。

メインの宮崎牛は赤身ながら適度なサシで柔らかく、旨味もたっぷり。流石ですね。
そして、ガーリックライス、ヒラメ茶漬け、広島焼きと怒涛の炭水化物の後、デザートの作りたてのわらび餅まで手抜きはありませんでした。

いやー、あっという間の楽しい4時間でした。ちょっと、いやだいぶ飲みすぎたこともあり記憶が曖昧ですが(笑)

若いご主人、森藤氏のトークとともに、料理を作る所から目でも鼻でも味わえて、楽しい時間をを過ごせました。
ちょっとした記念日にまた訪れたい店です。

<この日の料理> (写真があるものはコメントも写真に)
▫️初物の菜花の湯葉巻き ウニのせ
▫️蒸し寿司
▫️焼き新筍
▫️岩もずくと青森のナマコ
▫️ハンバーグと黄身
▫️塩辛
 するめイカの塩辛。優しい塩味。これだけでも日本酒が・・・
▫️お造り
▫️酒粕椀
▫️鉄板焼き:A5ランク宮崎牛の肩三角
▫️天ぷら
 (写真撮りそこないました。)十和田湖のワカサギ、ふきのとう。
▫️ヒラメ茶漬け
▫️アサリとセリのガーリックライス
 鉄板焼きと言えばお約束のガーリックライス。
 肉の脂を吸ったライスと具が調和して・・。いや、これはいいですね。
▫️広島焼き
▫️わらび餅


  • つきだし:初物の菜花の湯葉巻き ウニのせ;出汁の旨みでまとめられた一品。これからの料理に期待が高まります。
  • 蒸し寿司:柚子をくり抜いたものに寿司を詰めたもの
  • 蒸し寿司内部;思いの外に暖かい寿司が新鮮。上に乗せたマグロもネットりと美味しい。

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5位

蒼穹 (牛込神楽坂、神楽坂、飯田橋 / 日本料理)

2回

  • 夜の点数: 4.3

    • [ 料理・味 4.4
    • | サービス 4.3
    • | 雰囲気 4.3
    • | CP 4.1
    • | 酒・ドリンク 4.5 ]
  • 使った金額(1人)
    ¥15,000~¥19,999 -

2018/10訪問 2018/11/19

和食と日本酒を最高のバランスで楽しめるお店。

日本酒好きにはたまらない和食の店『蒼穹』。
飲める方なら日本酒のペアリングが最高の割烹です。

この日は家族の祝い事でやってきました。
まずは泡もので乾杯。

ほどなく、一品目が運ばれます。
▫️さわらのフライ
 さわらの火の通し方が絶妙。まだ中心は半生状態。
 上にかけたネギのソースで中華的な味わいもあります。
 添えられた銀杏もアクセント。

ここから先、私は日本酒のペアリングで料理を楽しみました。

▫️鱈の白子と揚げた蓮根  /  GoRIN 生酛純米吟醸 
  出汁と柚子の香りがハーモニーとなって。
  合わせるのは生酛造りの旨味のしっかりした日本酒 五凛。
  出汁の濃厚な料理と合わせると日本酒のくどさはなく、すっきり飲めます。

▫️白菜のすり流しと生麩   / 旭菊 大地
  大地はお燗で供されました。 
  
▫️お造りとあん肝ポン酢  / 悦凱陣 丸尾神力 純米酒  
  お造りは真鯛、隣にあるのはあん肝ポン酢。 
  鯛をあん肝につけて食べるのは初めての体験です。

▫️鯖寿司  / 神雷  
  自分で海苔で巻いていただきます。肉厚の鯖、旨味が濃厚です

▫️海老芋  / 鍋島  
  上から黄身酢をかけていただきます。

▫️焼き物  / 磯自慢  
  魚は脂ののったのどぐろ。しいたけも肉厚で香りが繊細。
  結構飲んできたので日本酒はここでストップしました。

▫️毛ガニと焼きなす 
  蟹味噌の餡がかかっています。
  
▫️お椀
 柔らかく炊かれた蕪が出汁と合わさって良い風味を醸し出します。

▫️キノコの御飯 イクラ添え

▫️ デザート(フルーツ)
 バニラのアイス、洋梨、ブドウのゼリー

こちらの料理、日本酒とのマッチングは最高ですが、ワインもあるので日本酒は苦手という人でも大丈夫ですよ。

神楽坂の表通りからは少し入ったところにある和食の店『蒼穹』
きっちりと仕事をしている和食と料理にあったお酒とのペアリングを楽しめるお店です。

この日は日本酒好きの6人で訪問。
日本酒の店という前情報でやってきたのですが、乾杯はシャンパーニュでオススメの「Royer Brut」を。
小さな作り手とのことですが、辛口すぎないバランスと品の良い口当たり。ワイン選びのセンスを感じます。

先付も出て、いよいよ日本酒のペアリングと思ったら、まずは白ワインのお薦め。ベースに白ワインを飲みながら料理に合わせた少量ずつ日本酒を出してもらうことになりました。酒好きにはなかなか楽しい趣向です。
アルザスのリースリングはドイツワインよりは果実味、酸味が抑えられ和食にもよく合います。

日本酒としては一人、一種類につき30ml 程度でしょうか? 料理に合わせて7種類ほど頂きました。
天穏、幸之助院殿、三重錦、会津娘、・・・・(あとは写真をご覧ください)
どれも食事に合う穏やかな味わいながら個性派ぞろい。でもこれだけの種類を飲むと一つ一つの印象は・・・薄れてしまいました。

途中、鰻の梅醤油焼には赤ワイン('95のサンテミリオン)のお薦めが。タンニンはやや枯れて繊細な梅醤油の鰻にもマッチしました。この後も珍味に合わせて日本酒が・・・。

美味しい和食に合わせてこれだけの種類のお酒を楽しめ、幸せなうちに時は過ぎてゆきました。(後半の記憶が・・・)

この日はカウンター席も満席でしたが、中に高齢の女性がお一人で食事と日本酒を楽しまれていて、この街、この店の粋な雰囲気とマッチして素敵でした。

ーーーーーーーーー
<この日の献立>
▫️先附:冬瓜
 冬瓜の甘さ、鰹出汁の旨味に、土佐酢の酸味がインパクトのある一皿。食欲が刺激されます。
▫️揚物:鮎唐揚げ 
 鮎は唐揚げというよりスモークしたかと思うほどのあっさりした仕上がり。添えられた肝がアクセントでした。
▫️刺身:真鯛、アオリイカ
 熟成感のある刺身。日本酒にはよく合います。
▫️煮物:甘鯛、賀茂茄子
 上品な優しい出汁で煮込まれ、生姜風味。
▫️冷菜:白瓜と生麩の胡麻酢和え
▫️焼き物:鰻梅醤油焼き
 あっさりとした梅醤油のたれで焼かれた鰻。赤ワインには弱いかなと思いましたが、問題なくマッチしました。
▫️珍味:うるか、カラスミ烏賊粕漬け
 これだけでも日本酒はどんどん進みます。
▫️食事:鯛茶漬け
 少しつまみとして食べてから茶漬けに。これは〆として口福です。
 

  • (説明なし)
  • (説明なし)
  • さわらのフライ

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6位

イル プレージョ (代々木上原、代々木八幡、代々木公園 / イタリアン)

1回

  • 夜の点数: 4.3

    • [ 料理・味 4.6
    • | サービス 4.2
    • | 雰囲気 4.2
    • | CP 4.0
    • | 酒・ドリンク 4.6 ]
  • 使った金額(1人)
    ¥15,000~¥19,999 -

2018/06訪問 2018/06/20

和の心を活かしたコンテンポラリー・イタリアン

代々木上原の『イル プレージョ』。
イタリアンの技法を駆使しながら、旬の和の素材を生かした数々の料理を少しずつ楽しめるコンテンポラリーなイタリアンレストランです

この日は、誕生日のお祝いにと家族で週末にやってきました。
とりあえず、スプマンテとスプマンテベースのカクテルで乾杯。
さて今日はどんな料理が頂けるのでしょうか?

〈本日のコース〉
◽️アミューズ
・薄い膜に包まれたトウモロコシのカプセル
・ビスコッティ
・北海道・湖水地方牧場の水牛のモッツァレラ
どれも美味しいが、味付けは淡く、素材の持つ味わい、香りを楽しむタイプの料理です。

◽️アミューズ2 アオリイカ下足のフリット
アオリイカには 秋田・白神山地の大きなじゅん菜を添えてあります。味付けは魚醤やリンゴ酢を使っているとの事。旨味、酸味がジワッと来て美味しい。

◽前菜1 アオリイカの炙りとズッキーニ
イカは絶妙な火入れで半ナマ、ズッキーニと合わせて食感を楽しめる。
ソースや付け合わせのマリネした赤玉ねぎ、ペスキオーラ(小桃)の酢漬けなどもあくまでもマイルドな味わい。

◽前菜2 穴子のバルサミコ焼き
添えてあるのはウイキョウのスライスの蒸し焼き。
上には天カス状のものが。
ビジュアルだけでなく、香りも楽しめる一皿。

◽カボチャとフォアグラのスペシャリティ
黄色いカボチャのムースの中にビンコットを絡めたフォアグラとドライイチジクが入っているとのこと。
上の泡はハーブとローズマリーの香りとなこと。
柔らかい甘さが重層的で、一口ごとに食感と香りの変化を楽しめる一皿。お薦めの白ワインもよく合いました。

◽️鮎のコンフィとクレソンのリゾット
長野産の鮎をまるごとコンフィに。
クレソンのピュレで炊いたお米を焼きリゾットに。
上には枝豆とフレッシュのクレソンが色鮮やかに。

◽️シュルツクラプフェン(ラビオリ)
ライ麦を使った皮でエゾジカの煮込みを包んだとのこと。ハーブを効かせたライ麦のパン粉が甘い香りを漂わせてる。

◽️キアニーナ牛の炭火ロースト
メインをアップグレードしてこちらに。赤身の肉の旨味が濃厚です。
付け合わせは、メマガリダケと北海道産の椎茸。薬味はシンプルにマルドの塩や西洋ワサビ等。
あくまで肉の旨味を味わいます。

◽️チーズ
娘と私は赤ワインが残ったので、チーズを少しだけ追加。
フルデルラ、パルミジャーノ

▫️デザート2品
バースデーの主役には特別仕様のデザートプレートが。イタリア語で"Buon Compleammo"と
書かれていいます。後でGoogle翻訳で調べると・・・「幸せな誕生日」でした。

こちらのコース料理、味わいはあくまで淡く、そこに酸味、甘味、色々な香りがハーモニーを奏でるような作品になってます。一口ごとに違う表情を見せる料理。斬新です。
フレンチでは最近トレンドになっているので多少経験はあるが、イタリアンでは初めてかも。

ワインの提供も客のペースに合わせながら、料理に合うワインを提案してくれる。
フォアグラの前に「少し甘めのワインか軽めの赤を」と相談するとメニューにはない甘口のワインを提案してくれた。

サービスは二人の世界に入っているお客様にはそっと。興味のあるお客には深いサービスをと臨機応変の対応をしているようで好ましい。

代々木上原もいい店が増えてるようで目が離せない。

  • カボチャとフォアグラのスペシャリティ
  • キアニーナ牛の炭火ロースト
  • 鮎のコンフィとクレソンのリゾット

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7位

すし処金太郎 (町田 / 寿司、海鮮、日本料理)

4回

  • 夜の点数: 4.3

    • [ 料理・味 4.5
    • | サービス 4.2
    • | 雰囲気 4.5
    • | CP 4.3
    • | 酒・ドリンク 4.3 ]
  • 昼の点数: 4.1

    • [ 料理・味 3.8
    • | サービス 4.0
    • | 雰囲気 4.3
    • | CP 4.5
    • | 酒・ドリンク 4.0 ]
  • 使った金額(1人)
    ¥10,000~¥14,999 ¥4,000~¥4,999

2019/03訪問 2019/03/20

仲間との会食でも楽しめるお寿司屋

町田でお気に入りのお寿司屋さん、『金太郎』。
いつも家族で行ってますが、この日は食べ友さん4人で伺い、カウンターの角の部分に2+2で座っての会食。
他にも6人くらい入れる半個室もあるので、気の合う人との宴会でも便利に使えるお店です。

頼んだのは金太郎コース。オススメのおつまみ、握りが出てくるコースで、選べるお酒も二本ついてくるお得なコース。
手渡しの握りや合間に出てくるおつまみを肴に好きな日本酒を選ぶのも楽しいですね。
いつもの習慣で日本酒を自分で一銘柄ずつ二本頼んだけど、二本目からは四人でシェアしながら頼んでも良かったかも。

最後はいつもどおり幸せな気分で満腹に。
ご馳走様でした。


<この日のコース>
▫️お通し
 ノレソレと玉
▫️海の幸のカクテル
▫️握り:太刀魚 炙りで
▫️ぶり大根
ワインとバターで風味アップ。
▫️握り:マグロ漬け
これはいつも定点の美味しさ
▫️イカそうめん
▫️カニのほぐし身
▫️握り:ブリ
▫️岩手の生牡蠣
▫️真鯛の白子
▫️握り:カツオ
▫️握り:ふぐ炙り
▫️握り:小肌昆布締め
▫️お椀
▫️握り:甘エビ
▫️握り:大トロ

追加の握り1貫+誕生日特典の3貫に大将おまけを4人でシェアして、一人2貫追加。
▫️握り:いくら
▫️握り:生ホタルイカ
この日は穴子がなかったのが残念ですが、生ホタルイカもネットリとして美味しかった。
久しぶりに、予約して家族の誕生月にやってきました。

オーダーは金太郎コース。
つまみ、握りに、好きなお酒も二杯ついて、とてもお得なコースです。

お任せで出てくるつまみは、軽い酒肴から甘辛い魚の煮つけまでバラエティに富んでます。
手渡しの寿司は絶妙な握り方でフワッとした感触。ツマミ感覚でいただけます。

コースが一通り出たところで、誕生日の人はいる?と大将。
ツレが誕生日ということで、特典のお寿司をいただきました。

最後はサービスの巻物で。もうお腹いっぱい。
いや〜いつもながら満足です。
もうちょっと頻繁に訪れたいお店ですね。


------------
<この日の金太郎コース>
▫️つきだし
玉子、もずく酢
日本酒は山形の「秀鳳」で。旨口タイプですが、後味すっきり。
▫️刺身とフルーツの️カクテル
カキ、ぶどう、なし、いか、玉ねぎなどが合わされていて、さっぱりと。
▫️銀ダラ煮付け
濃厚な甘辛。旨い。
▫️まぐろ赤身 漬け
 この熟成されたマグロの旨み。
最初から盛り上がる一貫です。
▫️サワラ
手の中で崩れるか、と思う柔らかさ。暖かいしゃりとともに。
▫️殻付き️生牡蠣
▫️エビ三品
車海老は身はプリプリ。頭は焼いて香ばしく。
▫️カンパチ
辛み大根おろしを添えて
▫️酢の物
▫️ヒラメ握り
ゆずと塩
▫️イカ
 煮切りをつけて
▫️イクラと中とろ
▫️お椀
▫️ウニ
▫️赤貝
最後は好みで選べる一貫。穴子がなかったので赤貝に。
▫️巻物
 最後の最後に、おまけの巻物。
ヤマゴボウ、中落ち、梅 でさっぱりと。



家族ですしを食べに行く時は定番となった町田の『すし処金太郎』。
金太郎コースはバラエティに富んでいて、最後は好みの寿司1貫を追加できて満足度高いコースです。

この日は久しぶりに家族で金太郎に。私の誕生日ということで伺いましたが、誕生日を申告するとその人は好きなもの3貫を追加できます(グループでシェアもできます)

ちょっと相談して、メニューに新しくできていた金太郎コースでお願いしました。
こちらは料理が少しグレードアップして、一人酒2点も付いていて ¥10,000とお得なコースです。
お酒はビール、各種銘柄の日本酒、焼酎、梅酒などリストから選べます。

最初は生ビールを飲みながら付き出しを
▫️玉子焼と生しらす

ついで、サラダなど、生牡蠣などの前菜が続きます。
▫️桃と海ぶどうカニのサラダ
▫️岩ガキ
 大ぶりでミルキーです。
▫️ノドクロの煮付け
 脂の乗りは抜群です。

ここでお酒は〆張鶴へ。新潟の酒らしいキリッとした辛口です。
ここからは寿司と料理が適度なリズムで供されます。
▫️まぐろ漬け
▫️烏賊素麺とタレ
▫️カニとカニ味噌
▫️生海老の漬け
▫️シメサバ ゆず醤油
▫️ホタテバター
▫️フグの白子 バター風味
▫️ホタテ貝 レモン塩
▫️新いか
▫️しんことコハダの間
▫️イクラとトロ

ここでコースは終了ですが、好きなものを1貫+誕生日特典を利用してさらに各自1貫。
好みで、一人二つずついただきます。
▫️赤貝
▫️大トロ
▫️ウニ

最後にサービスでイカ寿司もでて、満足感に包まれて店を後にしましたのでした。
ご馳走様でした。


【2016年11月再訪】
週末のランチに再訪。
いつの間にか食べログの点数も上がり、予約が必須になってしまいました。(この日は当日予約で、何とか最後の一組に)
頂いたのは¥3000のコース。最終的に満席になったので、ちょっと慌ただしい感も出ましたが、これは贅沢な悩みですね。
(詳細は写真を参照ください)

【2016年6月再訪】
ツレと再訪。「ディナーコース」でお願いしました。
気になった日本酒と合わせて、こだわりの料理とお寿司を堪能いたしました。
(詳細は写真を参照ください)


【2015年10月再訪】
この日はツレの誕生日。家族3人で訪問です。
オーダーはつまみも楽しめる「ディナーコース」2つ、寿司お腹いっぱいコース1つで注文。ツレは誕生日ということで、三貫追加で注文できます。
両コースがランダムに出てきたものを家族で取り分けていただきました。

▫️付き出し
▫️サラダ
▫️一品:シメサバのアレンジ
 最初、あまりお腹が空いていないと言ってたツレと、ツレ2号も、ここまでの付き出しや海鮮のサラダをつまんでいるうちに、絶好調に。旨味と酸味の生きた料理に胃が活性化したようです。

▫️マグロづけ
▫️白身の寿司
▫️漬物(きゅうり、大根皮)
▫️貝づくし(ヒラ貝、ホッキ貝、赤貝、つぶ貝)
▫️海老づくし(ボタン海老、海老、白エビ)
▫️カレイ煮付け
▫️銀ダラ煮付け
▫️握り3種(ウニ、中トロ、)
▫️シャコ、穴子
▫️コハダ、イカ
▫️生牡蠣
▫️いくら
▫️ウニ
▫️蕎麦寿司
▫️大トロ、中トロ

いや、煮付けや生牡蠣などの一品料理と寿司の数々、十分に堪能しました。


【2015年9月 再訪】
ぜひ夜に伺いたいと、予約しての再訪です。
この日は少し飲みながらお寿司を味わいたいと思い、つまみ系を食べてからお寿司を注文する予定とご主人に伝えますと、コースがおすすめとのこと。
つまみ、握りをご主人の方で組み合わせて、お客さんの好みを相談しながら出して頂けるとのことです。

▫️ディナーコース ¥7,000
 実際にはディナーコースの一品を岩牡蠣に替えてもらってのオーダーなので多少値段が変わったかも。
 岩ガキの後は、アジの南蛮漬や銀ダラの煮付け、ホタテの煮込みなど、合間に握りもでてきます。握りは7貫+お任せ一貫。いやー、酒飲みの心をとらえる料理の数々ですね。
 
美味しいお酒を頂きながらのゆっくりしたディナーとなりました。頼んだお酒は下記の通り。
▫️生ビール
▫️斬九郎 長野は伊那の酒とのこと。日本酒度の高い酒ですね。
▫️獺祭 言わずと知れた山口の酒。
 
料理は素晴らしいですが、お支払いは町田価格。うれしいお店です。
誕生日には+三貫のサービスがあるとのこと。来月のつれの誕生日はぜひ訪問したいと思います。


【2015年6月 初訪問】
急遽行きたくなったので、土曜日の11時半頃に入れるかどうか確認の電話をしてから訪問しました。
ちなみにこの日の夜は予約で満席とのこと。金曜、土曜日の夜は早めの予約が必須、のようです

予約の由を告げてカウンターに着席。12時を少し過ぎてカウンターに3組のお客さんが揃った所で、大将のパフォーマンスが始まります。
□生ビール エビスです。
□ランチ竹(お任せ握り10貫、プラス好みの1貫) ¥3000
かます(柚子風味)、漬け(海苔にのせて)、中とろ(山わさびのせ)、いくら、とろ、車海老(頭部分は別途焼いて出てくるので食べられます)、玉(縦型の大きなもの)などなど。
江戸前スタイルでどの寿司も味と、香りがつけられているので、出されたものをそのまま頂きます。

とくに、漬け以降の何品かは大将の握りたてのお寿司を手渡しで頂き、そのまま口に入れるスタイル。手渡しの寿司はどれも緩く握られていて、口の中でほろっと米粒がばらけ、素材の味をジャマしません。ちなみに、カウンターの隙間には水が流れていて、指先を洗うことができます。

途中でお酒を注文。お勧めのものを出してもらいました。
□「結」 茨城の酒蔵で女性杜氏の作るお酒とのこと。日本酒らしい香りを残したお酒で日本酒好きには受けると思います。

10貫出た所で、お好みの一品を選ぶthinking time。私はお勧めの穴子、連れは白身の魚ということでハモを選びました。

握りも酒も、大将の接客、ホールの女性の応対など、前評判に違わぬ、素晴らしいお店でした。
これは夜にゆっくり酒とつまみを楽しみたいお店ですね。
2014年6月のオープンで、2015年6月現在で食べログ評価点3.31。実力的にはもっと上だと思いますが、3.5を超えてますます予約が取りづらくなるのも困りもので、悩ましい所です。

  • 2016.11 マグロ 漬け
  • 2016.11 カマス
  • 2016.11 〆張鶴
          久しぶりに飲みましたが、辛口すぎずふっくらして、でも後味すっきり。定番の日本酒もいいですね。

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8位

切り札 町田 (町田 / 寿司、居酒屋)

2回

  • 夜の点数: 4.3

    • [ 料理・味 4.4
    • | サービス 4.2
    • | 雰囲気 4.2
    • | CP 4.3
    • | 酒・ドリンク 4.3 ]
  • 使った金額(1人)
    ¥6,000~¥7,999 -

2018/12訪問 2019/01/13

大人の時間をゆっくり楽しめる和食の店

町田の飲食店街からは少し離れた場所にひっそりとある、寿司・割烹の店『切り札 町田』。
カウンター中心の落ち着いた雰囲気の店内で、お寿司、割烹料理、酒肴など、バランスよく少しずつ供されるコースを味わいながら、お酒を楽しめるお店です。

大人のゆったりとした雰囲気で料理を楽しもうと4人で『切り札』にやってきました。
個室を借りての宴です。

料理は¥5000のやや軽めのコース。
少しずつ運ばれる料理はバラエティーに富んでおり、どれも一手間かかってます。
例えば、お造りではイサキを炙ったり、さんまは肝ソースを添えたりとか。
お寿司は赤酢のシャリにネタにも少しずつ味付けを凝らした江戸前で。

ドリンクは日本酒はもちろん、ワイン、ウィスキー、焼酎からノンアルまで幅広く好みに対応しています。次から次へと提供される調理に、目も舌も変化を楽しみながら、お酒が進みます。

気の合う友人たちと気持ち良く料理とお酒、会話を楽しむことができました。

出がけに見ると、この日はカウンターもほぼ満席。カップルで小粋にというのも良いですね。
ご馳走様でした。

ーーーーーーーー
<本日のコース)
▫️シジミ汁:出汁が濃く、胃に優しい。
▫️先付: 真鱈白子ポン酢
▫️お造り: 
 イサキの炙り、秋刀魚 肝ソース添え
▫️蒸物
 ずわい蟹の茶碗蒸し
▫️握り−1、2
 ヤリイカ、金目鯛(ゆず)
▫️酒肴:
 海鮮カニ味噌和え。ふぐ皮のあん肝和え
▫️握りー3、4
  ハタ、
  ニシンには竹炭塩
▫️握りー5、6
 愛媛の生サバ
 熟成サーモン
▫️握りー7、8、
  中トロ まぐろ漬け
▫️握り−9
  穴子
▫️チラシ
  ウニ、いくら
▫️あらの味噌汁
▫️デザート:甘い玉


小田急町田の東踏切から少し歩いたところに新しくできた寿司・割烹の店『切り札』。
コースのみのお店ですが、お寿司、割烹料理、酒肴がテンポよく供され、それに合わせて美味しい日本酒も楽しめる、落ち着いた雰囲気のお店です。

以前から前を通った時に気になっていたのですが、一人では入りづらい雰囲気もあり、この日は家族で利用。3人でしたが、この日は空いているとのことで個室を予約できました。

ハートランドで乾杯して、コースの始まりです。
料理はバランスよく、お寿司と酒肴や一品料理が交互に出てきます。
お寿司はネタに繊細な味付けが施されており、赤酢を用いたシャリは小ぶりで、それ自身、酒肴として楽しめます。

お酒もいいものが揃っており、而今、洌、十四代と口当たりの良い酒を揃えています。
中でも嬉しかったのが、昨年、青森で気に入った豊盃を置いてること。町田では初めて見るかも。
この日本酒の揃え方、こだわりを感じました。
当然のように、ビールが終わる前から、豊盃を頼み、次は洌と楽しみました。

いや全体的なレベルは高いですし、何より日本酒のこだわりが素晴らしい。
これから日本酒を色々飲んでみたいという方には自信を持ってお勧めできます。

ごちそうさまでした。

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<この日のコース> ¥6000(税別)
▫️先付け
 冬瓜の煮物。優しい味わい。
▫️お造り
イサキとさわら 
▫️蒸物
 ズワイガニの茶碗蒸し

▫️やりいか
 包丁が細かく入っていい食感。上に乗せてあるのは魚卵でしょうか?コクが加わります。
▫️真鯛 昆布締め
 ネタの旨みを引き出す工夫が施されていてこれは美味しいです。
▫️モズクとじゅん菜

▫️アジ
▫️アイナメ
▫️生しらすの沖漬け

▫️シマアジ
▫️石垣鯛
▫️焼物: 
  鮭のはらみの西京焼き

▫️煮物
  煮アワビ。少量ですがアワビが履いているので、高級感がアップ。ふっくらした食感です。
▫️イカのわた和え
  塩辛くなく、酒飲みにはたまりません。
▫️ 車海老 2
▫️本マグロ赤身
 漬けの海苔巻きで登場。山芋の食感も良い。

▫️カブの煮物

▫️本マグロ中トロ
▫️穴子
柔らかく煮てあり、 口に入れるととろける柔らかさ。

▫️丼
 丼と言ってもごく少量のご飯。うに、イクラがたっぷり乗ってます。

▫️お椀
 あら汁

▫️デザート 玉
 最後の料理と一緒に出てきたので口に入れたときに甘くてびっくりしました。(笑)

  • 握り:ヤリイカ、金目鯛(ゆず)
  • お造り:イサキの炙り、秋刀魚 肝ソース添え
  • (説明なし)

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9位

ビストロ 集 (町田 / イタリアン、フレンチ、ワインバー)

16回

  • 夜の点数: 4.1

    • [ 料理・味 3.7
    • | サービス 4.2
    • | 雰囲気 4.0
    • | CP 4.2
    • | 酒・ドリンク 4.5 ]
  • 使った金額(1人)
    ¥6,000~¥7,999 -

2022/03訪問 2022/04/03

ペアリングのついたコースがお得!

町田で美味しいワインが楽しめるワインバー『ビストロ集』。
ワインに合わせることを前提に考えられた料理は小さなポーションの冷菜、温菜からメインまで充実しています。
これにマスター厳選のワインを合わせると至福のひと時が楽しめます。
この日は、お世話になってるレビュアーさんとワインを楽しもうとやってきました。

メニューを見ると、ワインペアリングコースができていて、マスターが一押し。ペアリングと言っても、お決まりのワインが出てくるのではなく、自分でグラスワイン/ボトルワインから自由に選べるスタイルとのこと。これは新しいスタイルかな?
ワイン代として設定している3000円を超えたときは、差額を相殺する形とのことですが、リーゾナブルなワインを4杯程度飲むならお得になりそうだったのでこちらのコースでお願いました。

結局、2杯目以降はマスターに勧めてもらったものを飲んだので、ほぼお店お任せのペアリングでしたが・・(^^;

最初はカヴァで乾杯。

▫️水タコのタタキ カルパッチョ
 柔らかい水タコ。彩の野菜も綺麗なサラダ仕立て。
 さっぱりとした前菜です。
 
▫️鴨のスモークのステーキ
 厚切りの鴨スモークのステーキ。3−4人前くらいのボリュームがあります。ポテトフライともよく合う。

合わせるワインはブルゴーニュのピノノワール。マスターがピノ好きの私のために選んでくれました。

◇ドメーヌ・パリゴ サヴィニ・レ・ボーヌ レ・プィエ 
 微かなベリー系の香りとしっかりしたボディ。
 鴨に合わないわけがありません。
 
▫️シュークルートガルニ
 アルザス地方の郷土料理料理だそうです。ザウワークラウトと豚肉、ソーセージの煮込みで、素朴でワイルドな味わい。

二つ目の赤はボルドー地方フロンサック地区のワイン。
◇シャトー・ド・カルルマグニュス 20th Anniversary 2018
 濃厚な色合いの赤。フルボディで滑らかなビロードの口当たり。

〆はデザートかチーズを選べますが、赤ワインも少し残ってたので、もちろんチーズでお願いしました。

▫️チーズ
ゴルゴンソーラーと白カビのチーズ。

ゴルゴンゾーラに合わせてに出してもらったソーテルヌ。
甘口のハニーのような味わいととゴルゴンゾーラのハーモニーが楽しめました。

最後に樽のきいた白もちょっと出してもらい、余韻を楽しみました。

いや〜、もはや元値がいくらのワインを飲んだのかも、わかりませんが、セット料金の中で収まりました。
木下さん、ありがとうございます。

ワイン好きには、たまりませんね。
ご馳走様でした。


少し前、都内の緊急事態宣言が解けて酒類提供ができるようになったのを狙って『ビストロ集』にやってきました。せっかくの料理にワインと合わせないのはもったいないので、行くならこのタイミングと狙ってました。
(案の定、その後すぐ緊急事態宣言が再発出されたので、行ってて良かった)

オーナーにお勧めされたのが「オマール海老と本日の魚のアロス・・・」。料理名からは料理のイメージがよくわからなかったのですが、美味しそうなので即オーダー。
前菜からも何品かオーダーしました。

▫️有機野菜の盛合せ バジルマヨネーズ添え
 グリーンサラダではなく、根菜も多いので食べ応えあります。

▫️鴨のスモーク
 軽い塩味。白ワインにもよく合います。

▫️ムール貝のアヒージョ
 オイルがサラッとしたアヒージョ。バゲットが進みます。

▫️オマール海老のアロスカルドソ!!
 鍋の中にぶつ切りのオマールが!大胆な煮込み料理ですが、濃厚な海の幸の旨味が出汁となってスープが美味しい!これは好きな感じ。
 底の方にはスープを吸ったお米が入っていて、贅沢な美味しさです。
 ややピンクの樽の効いたシャルドネがよく合いました。

ちなみに後で調べると、「アロス」はスペイン語で「米」という意味で、「カルドソ」は「出汁・スープ」の意味で、水分たっぷりめの米料理とのこと。パエリヤでもなく、リゾットでもなく、雑炊のような料理です。

今日はツレと来たので、一人の時よりは料理もいろいろ楽しめました。

時短営業の最中なので基本は土日のみの営業とのこと。(予約があれば平日も)
早く気軽にフラット立ち寄れる日が来るのが待ち遠しいです。もう少しの辛抱と信じてます。

ご馳走様でした。

 
久しぶりのビストロ集。
振り返るとコロナの自粛期間に入ってから初めての訪問。
こんなに間があいたのはビストロ集に通い始めてから初めてかも。

平日のこの日はワンオペ状態。オーナーがこの日のおすすめワインを出してくれます。
美味しいワインを飲みながら、産地やシャトーの特徴について詳しい説明を受けられるという特典の日でした。

この日は軽くワインを飲むつもりだったので、盛合せをお願いしてワインに集中しました。

▫️盛合わせ
 鶏のパテ、ソフトサラミ、白カビのサラミ、ハモンセラーノ、オリーブ、
 チーズ3種

◇マルサネ "クロ・デュ・ロワ” 2014
 タンニンが優しくスムーズな口当たり。ベリー系のフレッシュな香りが心地よい。
 ブルゴーニュ好き、ピノ好きにはたまらない一杯。
 この1−2年で開いてきて、今は飲み頃とのことでした。

◇コート・ロシューズ サンテミリオン グラン・クリュ
 辛口でボディーの厚みはあるが、優しい酸とタンニンで思ったよりソフトな口当たり。
 話によると、メルロー主体でカベルネ・フランなどが入っているワインとか。サンテミリオン地区では格付けが10年ごとに見直されていて近年グラン・クリュになったとか。

◇オー カルル 2012
 フルボディで果実の濃縮感が凄い。酸は控えめで後味の余韻を楽しめる。
 木下さんお勧めのワイン。本日の最後に取っておきました。
 これは結構、強い味の料理に合わせたいワインです。


ビストロ集、コスパの良いワインを揃えていて、飲み頃を提供してもらえる、ワイン好きにはありがたいお店です。



久しぶりのビストロ集。
料理は季節ごとに変わっているようですが、全体的に少しメニューを絞って、ワインと合わせて楽しめるお皿が中心になったような。

ビストロらしさが前面に出ていて、嬉しい変化です。


久しぶりにビストロ集にやってきました。今日はちょっと肉気分。前菜のテリーヌからステーキまで、肉を中心に野菜を取り合わせてみました。

▫️付き出し:ラタトゥイユ

▫️東御産無農薬極太ホワイトアスパラ 
  〜半熟卵とトリュフマヨネーズを添えて〜
この季節定番のホワイトアスパラをビストロ風に仕上げています。風味もあって美味しいアスパラでした。

▫️米澤三元豚のバスク風テリーヌ
分厚く堂々とした外観のテリーヌ。
バスク風と言うことでしょうか、添えられた赤唐辛子が印象的です。でも辛いわけではなく優しい味わいです。

▫️ピリニャカ(アンダルシア風トマトのマリネサラダ) ライ麦パンを添えて
これはミキサーにかければ、そのままガスパチョになりそうな味わいです。ホッとする味です。

▫️和牛イチボステーキ トリュフソース
 メインはガッツリ肉で。
適度に脂がのった赤身肉。柔らかさと肉の旨みを味わえます。さらにタップリとかけられたトリュフソースが濃厚で、これは美味しい。肉好きにおススメ。

この日は集に来る前に食べたオヤツがちょっとヘビーだったのでここで打ち止めとしました。

普通だったら、しめのパスタやリゾットに行けたかもしれません。

ご馳走様でした。


<この日のワイン>
◇Pernand Vergelesses 2007
ピノ・ノワールでマスターがおすすめのものをグラスでいただきました。


◇VILLA FIDELIA Rosso 2013
こちらは肉に合わせてドッシリとしたイタリアの赤ワイン。

どちらもグラスワインとしてはかなり上質なワイン。
このグラスワインを選んで、この価格で飲めるのは「集」の特筆すべき点ですね。素晴らしい。
この日は久しぶりに、グループでワイン、料理を楽しもうと『ビストロ集』にやってきました。
新しく大皿で提供される「取り分けコース」ができていたので、事前に7名で予約しての訪問です。

まずはシャンパーニュでスタート。
◇Martivey Brut

と前菜というか、アンティパストというか料理がどんどんと運ばれ、テーブルを埋め尽くします。
▫️無農薬野菜のバーニャカウダ(自家製ソースで)
▫️サラミ盛合せ
▫️クロスティーニ2種:鮪タルタル、あん肝
▫️無農薬野菜の野菜サラダ

料理に合わせて飲んだいるとすぐ空になり、二杯目に。

白で何にしようかと迷っていると、マスターの好意でシャルドネとリースリングを試飲させてもらいました。
リースリングを選択。
◇Bottwartaler Winzer Edition Aurum Riesling trocken
ドイツのワインとしては甘口ではないので、料理には合わせやすいかと。

▫️魚料理:天然ぶりのエスカベッシュ、周りはコロ鯛のカルパッチョ
カルパッチョの酸味とリースリングがよく合いました。

しばらくすると、パスタ系料理が。
▫️からすみのパスタ
▫️赤ワインのリゾット

どちらもワインに合いそうなパスタ。
マスターに相談して、軽めの赤、ということで出してもらいました、

◇Dom. Coillot Marsannay Les Longeroies
赤ワインのリゾットといい相性でした。

▫️三元豚のソテー
メインの肉は三元豚。シンプルな味付けで、脂肪もジューシー。
豚ですけど、濃厚な味わいなのでフルボディの赤にもよく合いました。

◇2014 Chateau Tour Saint-Christophe, Saint-Emilion Grand Cru
マスターからは少しおいて2、3度温度が上がった方が飲みやすいと。
しっかりしたボディ。赤ワイン好きにはお薦めです。

▫️デザート:パンナコッタ
 7人分揃うと花のようなデコレーション。写真映えします。

ーーーーーーー
「取り分けコース」少しずつ、フルコースで楽しめて、とてもリーゾナブル。
今回7名でしたが、人数が集まると料理も見栄えするし、ボトルの選択肢がさらに増えて楽しめました。気がつけば、自分の好みの典型的なワインを一通り飲めて幸せなひと時でした。
毎年、ボジョレーヌヴォーを飲むならこちらと決めている『ビストロ 集』
今年のボジョレーも素敵でした。

週末に家族と訪問。
今年は解禁日の後、少し用事もあり出遅れたのですが、新井順子さんの作るヌーヴォー、最後の一本を頂くことができました。
オーナーによると、今年はブドウの当たり年で出来が良いとのこと。

◇ボジョレーヴィラージュ ヌーヴォー Le Pont du Diable
去年、一昨年は落ち着いた皮のような香りが印象的だったのですが、今年はそこに華やかな花の香りが載っています。決してフレッシュ過ぎず、落ち着いた酸と渋さのバランスが堪りません。

料理もワインに合わせて色々なさ頼みましたが、前菜からパスタまでどれも美味しい。この日印象的だったのは白子のムニエルかな。白子だけだとクドくなりそうな所、根セロリと一緒に食べると落ち着いた味わいになります。

ご馳走さまでした。

<今夜のフード>
▫️前菜の盛り合わせ 4種
ほろほろ鶏のリエット、森林鶏のテリーヌ、
サラミ、魚介類のマリネサラダ。
リエット、テリーヌはマッタリ。
▫️白子のムニエル 根セロリを添えて
濃厚だけど濃厚すぎない味わい。
▫️和牛スネ肉の赤ワイン煮
▫️貝類のスパゲッティーニ カラスミパウダーをかけて
▫️オリーブの盛り合わせ


9月にシェフが代わり、メニューが一新されたとのこと。
確かにメニューを見ると肉系のパテやムースなどの前菜が増えて、シャルキュトリーのセットメニューなんかもできてます。
聞くと新しいシェフはバスク料理を得意としているとのこと。
和牛肩ロースのステークフリット、子羊の煮込みなどもバスク料理のようですね。

この日はまず、肉の盛合せから。

▫️シャルキュトリー 3種
フォアグラのムース、深林鷄のテリーヌ、スモークハムと塩豚舌のマリネの盛合せ
 ムースは滑らか、テリーヌと豚塩タンは素材感を残しています。食感、味の違いを楽しめる組み合わせです。

▫️グラスワイン
マスターにお任せで出してもらったら、ブルゴーニュの赤が。
前の店の時に購入してようやく飲み頃になったとか。凝縮したベリー系の香り、いつまでも嗅いでいたいような陶然とする香りです。
タンニンはやや控えめ、と思ったらしばらくして温度が上がるとこれが良いバランス。
この日はこちらをお代わりしました。、

▫️パテ ドゥ ベイ バスク(バスク風豚肉のパテ)
追加で何か、ということでオーダー。
これは名前にもバスク風と入っていて、定番の一品のよう。
粗挽きの肉の主張がぐっときます。

まだまだ色々気になる調理があります。
何人かで来て、色々な料理を試してみたいですね。
ご馳走様でした。
季節の料理が夏メニューに変わったとのことで、ワインと共に楽しもうとやって来ました。

◽️アミューズ: イイダコを浮かべたガスパチョ
野菜の旨味が濃厚で後を引きます。
一品料理としてたっぷり食べたい位。

ブルゴーニュのシャルドネともよく合います。

◽️サバのリエットと焼きなす
サバのクセは抑えめ。焼いたナス独特の香りとマッチします。

◽️穴子と黒米のテリーヌ
面白い食感の一皿。見た目は押し寿司?ですが別物です。
この辺りからボーヌのピノで楽しみます。

そして〆はこちらに。

◽️サマートリュフのリゾット
チーズが濃厚なリゾット。トリュフの香りは強くはないが逆に食感、風味のバランスは良いかも。

最後に食後酒でマールを出してもらいました。
ブドウの絞りかすで作っただけあって、皮やタネの風味を感じます。
こちらはオーナーお気に入りのマール。バランスが取れて丸みもあり上品です。

食後酒までゆっくり飲みながら、慌ただしかった1週間を振り返りました。
さて、来週も頑張ろう!
この日は金曜日の9時半と遅めの時間帯に伺いました。

店内はやや混み合ってます。
いつになく賑やかで居酒屋的なのは・・・まあ華金(死語??)だからでしょうか?

時間も遅めなので手早く3品を注文。
合わせてワインを選びました。

ますは・・・
▫️ペレグリン ピノノアール
 ニュージーランドのピノ。珍しいもの見たさで頼んでみました。
 ピノの香りはフランスの華やかな感じとはやや違い、落ち着いた感じ。
 
▫️つきだし:アスピック
 シンプルですが、出汁の旨みを胡椒が引き締めて軽いピノにもよく合います。
 もっと食べたいくらい。

一品目は冷たい前菜で。 
▫️スペイン産サラミ
 まずは軽いつまみでと選びました。
 食べてる途中で温かい料理が届いたので、ちょっと中断。

▫️ 牡蠣のグラタン風
 牡蠣とほうれん草、ニョキのバランスがいいですね。
 ソースはベシャメルではなくサラッとしたもの。少し効かせたチーズがいいアクセントです。
 これもピノによく合います。

程なくしてパスタが到着。
▫️しらすとカラスミのスパゲッティーニ
 濃厚な旨味のパスタ。飲んで食べるにはそこそこのボリューム。

これには白かな?とシェフと相談してアルザスの白を。
▫️ピノグリ アルザス
 少し蜂蜜のような甘さを感じる口当たり。海の幸とは合います。
 誰かがカニと良く合うとか言ってたような。

次のワインはマスターのお薦めから・・・
▫️シャトーカンボン
 ボジョレーの作り手、マルセル ラピエールの流れをくむワイン。
 今は子息が造っているとか。
 ボジョレーとは思えない重厚感のあるワイン。濃厚さ、バランスの良さにビックリです。
 残していたサラミとも良く合いました。

フラッと立ち寄っても、いつも新鮮な発見がある嬉しいワインバー/ビストロです。

 

ここ数年、ボジョレーヌーボの初飲みは『ビストロ集』と決めている。
ヌーボーと言えば、ジュースのようにフルーティーでやや甘口というイメージがあるが、こちらのヌーボーは一味違う。

今年はこの二種類が2トップ。

・Dom. Joubert par Junko Le Pont du Diable
新井順子さんの手がけるボジョレーヴィラージュ
 フレッシュ感を主張することなく、熟成したなめし皮のような上品な香り。
 適度な苦味が味を引き締めているようです。

 新井順子さんは普通の主婦から、フランスに渡りワイン醸造家になるという強い意志を持つ女性。
 ワインにもその強さを感じます。
 http://www.earthtimes.jp/interview_arai01.php

・Andre Vonnier
 こちらもヌーボとしてはしっかりとした骨格のあるワイン。

ワインに合わせて季節の料理を楽しみ、気取らずゆっくりとした時間を過ごせるビストロ 集。
季節ごとに通うしかないですね。


<この日の料理>
▫️お通し:イワシのエスカベッシュ
▫️新鮮野菜のバーニャカウダ
 ソースはオーソドックスなバーニャカウダソースともろみのソース
▫️秋茄子の冷たいミネストラ ホッキ貝とリコッタチーズ
▫️秋刀魚の香草パン焼き ブッタネスカ
 少し燻製にしたのかギュッと旨味のつまった秋刀魚。
▫️イベリコ豚のグリル ワサビのドレッシング
 ジューシーな肉が美味しい。

お腹もいっぱいになり、パスタは入らなかったのでデザートに。デザートは別腹です。
▫️かぼちゃのブリュレと塩ミルクアイス
▫️リコッタチーズケーキと洋なしのコンポート (ツレ)
食べログの『ビストロ 集』のページで秋メニューがスタートしたのを知り、早速訪れました。

少し涼しくなってきたこの頃、泡ものではなく、スティルの白ワインから。
マスターに相談してオススメのこちらを出してもらいました。

▫️ドメーヌ・アントニン・ガヨン ペルナン・ヴェルゲレス プルミエクリュ 2007
黄金色に輝く2007年の白ワイン。原料のぶどうはシャルドネとのことですが、少し厚みのあるシャルドネのイメージとは違う可憐な熟成香を感じます。シェリーを思わせる甘い香りが印象的。

合わせたのは秋メニューからこちらの冷菜。
▫️秋茄子の冷たいミネストラ ホッキ貝とリコッタチーズ
ナスはゆるいペースト状にして出汁と合わされてます。この中にホッキ貝、リコッタチーズ、カリカリにした生ハムなどが添えられて具沢山のスープ(ミネストラ)となっています。
ナスは軽く炙られたのでしょう、香りがほのかに残り、料理のベースを支えています。
このスープというかソースをホッキ貝に絡めさらにチーズと一緒に頂くと、口の中で濃厚な風味が広がります。

続いてオススメの秋メニューから・・・
▫️栗のヴルーテ 鶏レバーのモンブラン仕立て
鶏レバーを栗のモンブランに仕立てたものに、濃厚なヴルーテソースがかかってます。
栗の甘み、旨みとクリームと鶏レバーのマリアージュで濃厚な旨味です。これは赤ワインが進みます。

▫️ドメーヌ チャールズ ブルゴーニュ オーコート・ド・ボーヌ
まだ少し硬い感じはあるが、ピノノワールの濃縮した香りが好ましい。濃厚なソースの料理にはぴったり。
▫️秘密のワイン カベルネソーヴィニオン
 凝縮感のあるワインで、これも濃厚な旨味の栗のブルーテにぴったり。

この日も絶妙のマリアージュを楽しめました。

次に来るとしたら11月のボジョレーヌーボでしょうか。
集のボジョレーヌーボーはいわゆるヌーボーのフルーティーなイメージを超えた驚きがあります。
今年は新井順子さんのワインが中心ということで楽しみです。



夏のメニューを楽しみに『ビストロ 集』にやってきました。

まずはCAVA(ヴィジェガ ブリュット)を飲んで、アミューズ(マグロのマリネ・イカスミソース)を
つまみながら、メニューを確認。

夏メニューの主なところは下記でしょうか?
・カニとホタテを詰めたトマトのサラダ
・鮎のコンフィと焼きナス
・ブリオッシュ・フォアグラ・サマートリュフのサンドウイッチ
・ホタテ貝のグリルと夏野菜のマリネ

この中でやはり鮎を選んでみました。
▫️鮎のコンフィと焼きナス バーニャフレッダのジェラート
 焼きナスはペースト状にして添えられています。
 バーニャフレッダはバーニャカウダに使うソースのようですが、ジェラートになってます。夏らしいですね。

最後にパスタ。これは間違えてこの前注文したのと同じものでした。ε-(´∀`; )
▫️子羊とンドゥイヤのトマト煮フジッリ 

夏メニューではブリオッシュ・フォアグラ・サマートリュフのサンドウイッチにもちょっと惹かれます。
ツレを誘ってまた来るとしましょう。
今年に入って2回目のビストロ集ですが、カウンターでの一人飲みは半年ぶりかもしれません。

▫️お通し ホタルイカ
 春ですね!!
▫️プリマ産 生ハム(ハーフ)
 これは定番。
▫️子羊のサルシッチャとンドゥイヤのトマト煮 フジッリ
 ちょっとピリ辛のソースが絡んだ歯ごたえのあるパスタ。これは旨いです。

<本日のワイン>
◇ミュスカデ
◇ブルゴーニュ MARANGES
◇ヴィラ フィデリア ロッソ 2010
◇マール
 サービスで頂きました。m(_ _)m

じっくりとワインを楽しめました。

1月のコース料理では、季節を先取りするような目にも鮮やかな料理が楽しめました。

いつもはアラカルトで気軽にワインを楽しんでいる『ビストロ 集』。
この日は6名での新年会ということで、奥の個室をお願いし、季節のコースを頂きました。

いつも少人数だとアラカルトから選んで組み立てるので、『集』でコースを食べるのは初めてかもしれません。

・甘酸っぱい苺とオマール海老の冷製
 フルーツが前菜に出てくるのは珍しいですが、エビとクリームとの相性はバッチリ。
 シャンパーニュの風味を壊さない優しい味付けで互いに引き立てています。
・群馬県産 最高級ニジマス「ギンヒカリ」のマリネ
 見た目インパクトのある皿。ギンヒカリはごく柔らかにマリネされていて、酸味はほとんど感じません。
 熟成されたお刺身を食べているかのようです。
・冬野菜のミネストラとジャガイモのニョッキ
 具沢山のスープの中にニョッキが隠れています。旨みが一体化して野菜嫌いの人も美味しく食べれそう。
・本日のパスタ
 トマトベースのパスタ。思いの外、量があり結構満足。
・和牛のグリル 季節の温野菜添え
 どちらかと言うとシッカリした肉質のストレートな一皿。
・本日のデザート
 ゼリー寄せ。ゼリーと果物から微かな香り、アニス系の香りとのこと。
・エスプレッソ

前菜からデザートまで、イタリアンを基調にしつつも、オリジナリティのある料理で、目でも舌でも楽しめました。

ワインは予めご主人に予算を伝えて、お任せで選んでもらったのですが、信頼できるご主人のセレクトなのでコスパの良いワインで申し分ありませんでした。

気取らずに、ゆっくりと過ごせる、こういう使い方も良いですね。



町田のワインバーを調べると上位でヒットする『ビストロ集』。
イタリアンを基調とした料理ですが、最近は季節毎の新作メニューが充実しており、楽しめます。
ワインもグラスワインの種類が豊富なので、少人数でも色々楽しめるのが嬉しいですね。

【2016年11月再訪】
ボジョレーヌーボー解禁。今年の集のボジョレーはこの3種でした。
マスターの一押しは新井順子さんの作るボジョレーヌーボー。樹齢60年以上の樹から作るというヌーボーは果実臭は抑えられて落ち着いた味わい。
バランスが良く、オードブル盛合せの鮮魚のマリネから生ハム、サラミなどと何にでも良く合いました。
▫️オードブル盛合せ
◇ アンドレ・ボニエ
◇ ジュンコ アライ
◇ フィリププ パカレ

【2016年10月再訪】
秋メニューが始まったということで、ツレと訪問。私は7月以来の再訪になります。
コールドビーフの瞬間スモーク、秋刀魚のグリルなど、このシーズンの新メニューが充実しており、ワインと共に満喫できました。

この日頂いたのは下記の通りです。

<フード>
▫️国産牛コールドビーフの瞬間スモーク
 スモークの煙を閉じ込めて供される一品。
写真では分かりにくいかもしれませんが蓋がわりのグラスを開けると煙がフワフワ漂います。
▫️ヤリイカとラティッキオのサラダ
 イカの焼いた香り、火の通り方がいいですね。少し苦味のあるラティッキオがよくマッチしてます。
▫️オリーベアスコラーナ(オリーブの肉詰めフライ)
 ビール、ワインのおつまみにも合いそうな一品。
▫️秋刀魚のグリルと赤飯の焼きリゾット
 骨のせんべいが入った秋刀魚のグリル レタス巻き。これはユニークな一品です。
 焼きリゾットは、ちょっと焼きおにぎりの風情です。

<ワイン>
◇ヴーヴペレンティエ
◇ゲヴェルツ トラミネール 2011(ツィルンヘルト)
◇ブルゴーニュ ピノノワール
◇ムルソー

【2016年7月】
写真をご覧下さい。


【2016年4月】
この日はオヤジ5名で旧交を暖める会(仮称)。
5人なので個室かな?と思ったら、我々より大人数のグループで二つの個室はうまってました。「集」でのグループ飲みも結構、定着しているようですね。

ホールはカップルや女性客が多く静かなので、周囲はそれほど気にはなりません。というか、雰囲気を壊しているかもしれないのは我々オヤジ??
いえ、我々も紳士的に上品に飲んでいた(はずです)ので大丈夫です。多分・・・ (-。-;

「集」では珍しくプレモルでスタートです。
ワインはデキャンタで2種類ほど 
▫️ドメーヌ・フィリップ・ルクレール ブルゴーニュ レ・ボン・バトン
 最初に軽めの赤ということで店主のお薦め、フィリップ・ルクレールを。
 このワインどっしりとしたボトルが特徴でラベルも勇猛な戦士が描かれてます。
 ピノらしい重すぎないけど芯が通ったようなボリューム感と、デキャンタージュしたせいか軽めのタンニン。素直に美味しいです。
▫️秘密のワインメルロー
 最初に少量、試飲させてもらいました。やや固いかなと思ったのですが、デキャンタで頂くと、ちょうどいい位に。
 少し重みがあるので、肉にもバッチリでした。

コースにしょうか迷ったのですが、とりあえず気の向くままに好きなメニューを
▫️バーニャカウダ
▫️生ハム
▫️パテドカンパーニュ
▫️トリッパと白いんげん豆のトマト煮込み
▫️国産牛イチボのグリルマデラ酒風ソース
▫️ホタルイカのリゾット
▫️季節のパスタ(写真、名前は・・・?)

今回、酒豪はいなかったのですが、気ままに飲むのも楽しいものです。


【2016年3月】
▫️カルパッチョ 
 シャブリとソーヴイニョンブランを飲みながら
▫️チーズ盛り合わせ
 テンプラニーリョと合わせて

【2016年1月】
この日の新たな発見は、「秘密のワイン」シリーズの「テンプラニーリョ主体」のワイン。17年間熟成の柔らかな味わいが、どんな料理にでもあうオールマイティのワインです。
もう一点、ロックフォール(青カビのチーズ)と貴腐ワインのマリアージュ。青カビが苦手な人でもこれなら大丈夫では?
(料理については、写真のコメントを参照ください)

【2015年11月再訪】
ボージョレ ヌーヴォー目当てに連れとやってきました。
ワイン通の中にはヌーヴォーなんてジュースみたいで・・・という人も多いのですが、こちら『集』で出しているものは一味違います。
▫️フィリップ・バカレ
 バランスの取れたワインです。ヌーヴォーの特徴は抑えられていて、ピノにも近い味わい。
▫️ルロワ
 これはブラインドで飲んだら、ヌーヴォーとは分かりません。濃厚な凝縮された味と香りは近年のいい年も上回ると、マスターの一押しです。
 こういうものが気軽に飲めるから『ビストロ集』はこの時期、外せません。

料理も、「鴨肉のリエット、モンブラン風」や「アンコウとカーボロネロのトマト煮スパゲティ」など、秋を感じさせる料理を存分に楽しめました。

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以下、過去の記録

『集』の一番のポイントは常時30種以上揃っているグラスワイン。定番のものもあれば少しずつ変わっていく銘柄もあり、運が良いと新しいオススメのボトルを空けてもらえる事もあります。
シェフの提供する海の幸の料理やパスタ、デザートメニューも季節ごとに変わっていて楽しめますよ。

【2015年9月再訪】
6月から始まった夏メニューも9月半ばまでとの事。
この日はシャンパンとシェフのお任せオードブルでスタートし、最後はこの夏最後の鮎を頂きました。
▫️お任せオードブル
先に食べたサバのスモークのリエットを始め、カルパッチョ、テリーヌ、オリーブ、チーズと盛りだくさんです。
これだけでシャルドネ2種(爽やかな酸味の効いたものと、樽の効いたもの)、ピノノアールまで飲んでしまいました。
ピノノアールは新しく入ったアルザスのものとの事。マスターが新しく開けてくれましたが、まだ若いにも関わらす落ちついたしっとりした味わい。寝かしても楽しめそうです。
▫️鮎のコンフィと青のりのリゾット
最後にどうしても食べたかったこちらをオーダー。アルデンテの仕上がりが最高です。

【集集2015年7月再訪】
 6月から夏メニューに変わたということでオススメの料理を食べながら、ワインをやります。

夜は意外に涼しくなったので、泡ものではなく白「シャルドネ」から。
▫️真ダコとういきょうのサラダ
 マスターも一押しのシェフの新作。色々な素材の味が口の中で交わり楽しい一皿。フェンネルも控えめに効かしてあるので、大抵の人はOKでしょう。
▫️サバのスモークのリエット: よくスモークの効いた一品。ワインがすすみます。
▫️真ダコのトマトソース タリオリーニ: 生パスタの食感が良いですね。オート・コート・ド・ニュイと共に。

【2015年4月、5月再訪】
 ここの所、月一ペースで『集』さんに通ってます。4月に入って、メニューも少し変化したようです。軽くスモークした魚は種類が増え、桜エビやタケノコなど季節の素材を活かしたメニューが楽しめます。グラスワインも少しずつ入れ替わっているようです。例えば、地域名の「ブルゴーニュ」は「オート・コート・ド・ニュイ」に変わったとのこと。このワイン、バランスの取れたコスパのいいワインで気に入りました。

【2015年3月再訪】
 久しぶりに連れと週末に訪問。店内はほぼ満席です。町田は土曜日に混む店が多い様ですね。
この日は珍しくグラスワインではなく、ボトルで赤ワインを頼みました。ボジョレーのマルセル・ラピエール 2011。
マスターもお気に入りのこのワイン、ミディアムボディーですが、果実味もあり繊細な味わいです。魚料理の増えた「集」の料理にもピッタリですし、フォアグラの様な濃厚な料理にも負けない芯もあります。オールマイティーの赤でした。

【2015年1月再訪】
 この日は都心での立食パーティーの後に伺いました。新しい試みとして定番メニュー以外にお薦めのパスタが4種類程ありました。
気になったので、締めのラーメンならぬ、締めパスタといきましょう。
  □本日のつきだし:ホタテソテーがごぼうのソースに載ってます
  □砂肝のショートパスタ(正式には名前があったのですが・・・): 少し重めの赤ワインでもよく合います。
  □ピノノワール 2012
  □シャトーモンテュス
この日は少し遅い時間帯だったせいか、手の空いていたマスターからワインのこと本で色々教えてもらいました。
ご馳走様でした。

ーーーーーーーー以前の投稿ーーーーーーー 
【2014年11月再訪】
 ボージョレーの解禁日にやってきました。2種類のヌーボーがあります。スタッフさんによると、まずはヴィラージュヌーボーから試すのがお勧めとのこと。ヴィラージュの方はバランスのとれた上質のボージョレーヌーボーで食事にもあいそうです。
2杯目に飲んだもう一つのヌーボー、フィリップ・バカレ・ボージョレ・ヴァンド・プリムールが凄かった。厚みのある香り、酸のバランスなどボージョレと思えない深みがあります。但し、グラスの中で急速に味、香りが変化するのでいい状態の時に飲まないとすぐ香りが飛んでしまいますので注意が必要です。
思わず、同じものをもう一杯頼んで変化を楽しんでみました。ボトル開栓直後だとやや固いかもしれませんが、開いてくると最高です。
ボージョレを見直しました。

【2014年7月再訪】
最後の赤は今回初めて飲んだシャトー・ド・ラベイ・ド・サン・フェルム。
重めの赤ですが、渋みはなくビロードのような舌触りで満足感の高い一杯でした。

【2014年6月再訪】
今日もお任せの盛り合わせげスタートです。
〆はポーション少なめのチーズとブランド秘密の赤の中からピノ・ノワールで。

【2014年5月再訪】
今日は通常どおり、一人飲みです。
盛り合せで飲み始めた後、今日は少しお腹がすいていたので、パスタを。初めて頼んだニンニクと唐辛子のパスタ。
ワインにもよくあいました。

【2014年3月再訪】 
町田で一人飲みする時に訪れる第一候補のお店がビストロ集さんですが、今回は家族三人で訪問。二十歳の娘は初めての集さんになります。
3人となると、色々な料理が頼めるで一人のみでは頼んだことのないめぼしい料理を注文することができました。
サーモンサラダ、牛肉カルパッチョ、カラスミのパスタ、鹿肉、フォアグラ、アグー豚、最後にチーズ盛り合せ。
いや、よく食べ、良く飲みました。ご馳走様です。

【2014年1月再訪】
店が移転してから3回目の訪問。
マスターが少し手の空いた時に、自慢?の奥の個室を案内してくれました。
大きい方の部屋の壁はワインの産地地図(ボルドーだったか?)。飲みながらも勉強になります。

【2013年10月、移転後の新店舗に初訪問】
広く、明るくなり、以前の店とは全く違う店になりました。
グループは人数に合わせて二つある個室で、カップルはテーブルで、そして一人なら広くなったカウンターで、色々なシチュエーションでワインを楽しめるお店です。
新店舗の図面は以前見せてもらっていたのですが、実際に見ると大きなワインセラーは圧迫感なく部屋にとけ込んでます。
手の空いたスタッフに自慢のウォークインセラーの中を見せてもらいました。

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【旧店舗の思い出(要約)】
最初に訪問したのは確か、2011年の春。再び町田に住み始めて半年程たった頃です。
カウンター席は4人位で一杯なのですが、体を押し込めると、意外に落ち着きます。
狭い店で人気店なので会社帰りに電話しても、満員御礼で断られることも多かったのですが、それにもめげず通っていいたのは、グラスワインで選び抜かれた掘り出し物のワインを飲めることと、マスターやスタッフ(当時はアルバイトの学生さんばかりでしたが)の仲のいい雰囲気に惹かれたからでしょうか?
たちまち、お気に入りの店になっていました。

  • (説明なし)
  • (説明なし)
  • CAVAで乾杯

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10位

ラ・バイア (宝町、銀座一丁目、京橋 / イタリアン)

1回

  • 夜の点数: 4.1

    • [ 料理・味 4.2
    • | サービス 4.0
    • | 雰囲気 4.0
    • | CP 4.2
    • | 酒・ドリンク 4.1 ]
  • 使った金額(1人)
    ¥10,000~¥14,999 -

2018/09訪問 2018/09/15

繊細な味覚のサルディーニャ料理レストラン

銀座のやや外れにあるイタリアンレストラン『ラ・バイア』。
サルディーニャ料理を提供する魚介料理中心のレストランです。

この日は仕事仲間でワイン大好きな5名で訪問。
乾杯はスプマンテです。

▫️お任せ前菜6種
とりあえず前菜はお任せ6種で、更にメンバーの強い要望で魚介のフリットを追加。前菜7種になりました。
何種類か盛り合わせで出てくるのかと思いきや、前菜は一品一品、皿で提供されます。
それぞれ完成度が高いので食べ応えありました。

・カラスミのペースト
 マスカルポーネのペースト状のものにカラスミがたっぷり。うす焼きせんべいのようなものにつけていただきます。

・鮮魚のカルパッチョ
アサツキ、海ぶどうが添えられたカルパッチョ。香りも含めて美味しい。

・サゴシのピンクグレープフルーツ、レモン風味
 フルーツ、野菜とのコンビネーションが斬新な魚料理。

続いてワインは、お勧めの白で「ジン・フィアーノ」。
やや軽めの白で口当たりスッキリ。
でも時間をおいて少し温度が上がると、蜂蜜のような濃厚さも感じさせる豊かさもあります。

・魚介のフリット
 海老、ホタテ、イカ、白身魚と盛り沢山。
軽い食感はスッキリしたワインにもよく合います。

・肉のパテとハム
パテはレバーが濃厚で酒好きにはたまりません。

・イタリア風チヂミ?
 正式な名前は忘れましたが、まるでチヂミのような一品。シラスに衣をつけて揚げたものにチーズがかかってます。

続いて白の2本目。お勧めのサルディーニャの白ワインで。独特の風味で少し濃厚。

・茄子とリコッタチーズのオーブン焼き
チーズが微妙に焦げた香ばしさが絶妙で食をそそります。

ここまでだけでも十分な満足感。
しかしまだ前半戦が終わったばかり。
続いてプリモピアット。

▫️サルデーニャ産カラスミのスパゲッティ
少し太めのスパゲッティはアルデンテ。モチモチではなく、適度な弾力。アサリとカラスミのダブルの旨味で病みつきの味に。

いよいよ本日の主役登場。赤ワインと共にいただきました。カベルネ、メルローなども使ったボルドータイプの赤です。

▫️活きオマール海老のカタラーナ
オマール海老にトマトや玉ねぎが合わさって一体となった料理です。
オマール海老の身を口にすると濃厚な旨味を味わえますが、うまさを吸った野菜も一緒に合わさって、全体は軽い口当たりになってます。
この大胆にして絶妙な味がサルデーニャ料理の魅力でしょうか。

お腹はいっぱいですが、デザートを勧められたらやぶさかではありません。

▫️シャーベット
デザートは各種ありますが、ソルベのミルトを選択。
山葡萄のソルベにミントっぽい香り。
酸味強烈ですが、爽やかです。
至福の時間の余韻をしばし楽しめました。

こちらの『ラ・バイア』。ワインによく会う豪快な料理ですが味は意外に(失礼)繊細。美味しいです。

いや〜、良く飲み食いしました。
この幸せを誰かとも分かち合いたい。そう感じさせるお店です。ご馳走様でした。

  • カラスミののペースト
  • カルパッチョ
  • サゴシのピンクグレープフルーツ、レモン風味

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