5回
2019/07 訪問
アルザスがさらに好きになります
アルザスから帰国後すぐに訪問しました。
・タルトフランベ グラティネ
窯で焼いているので、フランスで食べたタルトフランベより美味しいです。ただ、フロマージュブランの量が少ないのは仕方が無い。現地のチーズはバカみたいに安いからね。関税撤廃を強く望みます。300%なんだってね。とんでもないね。
・リースリング風味の焼きトリップ
カン風トリップがカルヴァドスやシードルを使うのに対し、アルザス風ではリースリングの白ワインを使ってました。さっぱりして癖のないハチノスが美味。一人一皿でもいいですが、シェアしても楽しめると思います。
ワインは、
2016 Alsace Riesling /Dm. Albert Mann 500mlカラフェ
青リンゴのようなさっぱりした酸を感じるリースリングは、当然のことながらリースリングを使った焼きトリップにとても良く合いました。
シェフのアルザスでの思い出話をつまみにグラスを傾けていると…また行きたくなりますねぇ
2019/08/01 更新
2019/06 訪問
アルザスがもっと好きになります
間をおかずに再訪。
・ハーブのサラダとドライトマトのタルトフランベ (ハーフサイズ)
「アルザスの二つ星レストラン"シャンバール"のオリヴィエ・ナスティ シェフのサラダレシピそのままに」というのが売りのタルトフランベ。MOFシェフのレシピによる7種類のハーブを使ったサラダは余韻が非常に長く未知の味わいで、なるほど天才というのはいるものだと思い知らされました。このサラダをタルトフランベでタコスのように巻いて食べるのはこの店のオリジナルですが、絶品です。
・皮付き豚すね肉のロースト (Jambonneau Roti)
ジャンボノーとは豚すね肉のハムのこと。塩漬けにした豚すね肉を香味野菜と共に煮て塩抜きをし、じっくりと石窯でローストしたものになります。肉の旨味が充分に引き出されていて食べ応えがありました。同じく窯でローストしたベーコンポテトのココットが添えられていて、肉と対照的に甘いジャガイモがとても印象的。
ワインは、500mlカラフェで
2015 Alsace Pinot Noir /Dm. Paul Blanck
2015ということで、少し落ち着きが出てきたピノノワール。色調が濃く、果実味も充分。スクリューキャップだけど、安っぽさは微塵もない。
サラダのタルトフランベとハムのローストの組み合わせはバランスが良く、とても満足しました。石窯が生み出す料理はそれだけでスペシャリテですね。
2019/06/29 更新
2019/06 訪問
アルザスが好きになります
久しぶりの再訪。なぜ訪れなかったかと言うと、照明を落とし気味にしたムーディーな雰囲気をなんとなく敬遠していたのです。しかし、数年前に来た時よりも照明が明るくなっていて、居心地良さがアップしてました^^
マンステールチーズが大好きなので、これを使った料理をオーダー。
アミューズ:タルトフランベの切れ端とビブラスカス
フロマージュブランにみじん切りの香味野菜が入ったビブラスカス。現地では様々なスタイルがあるようですが、総じてBIBと略されることもあるそうです。
・タルトフランベ マンステール (ハーフサイズ)
とろけたマンステールがたっぷり乗っていて、思わず顔がほころびます。これこれ、こうじゃなきゃいかんよ。チーズはケチっちゃいかん。熱を加えてもウォッシュチーズの香りはそれほど気にならず(ていうかその香りも好きなので)、ワインとめちゃくちゃ合いました。
・マンスティフレット
マンステールチーズを乗せたポテトグラタン。こんなの旨いに決まってるじゃないですか。ココットが意外に小さいのが残念。シェアするには向いてなさそうです。一人一個食べたい。ていうか3倍はいけそう。
ワインは、
2017 Alsace Pinot Noir /Dm. Mersiol
グラス及びカラフェ売りしているピノノワールの内の一つ。カラフェ500mlでオーダーしました。最近のアルザスのピノノワールの質の向上は目覚ましいものがありますが、ここも06からビオロジックの作り手で、色調も果実味も申し分なく、これはもう高い金払ってブルゴーニュなんて飲んでられんぞ。
楽しく飲んだり食べたり、店主と話したりしているうちに、アルザスへ行きたくなること請け合いです。
2019/06/29 更新
2015/03 訪問
本場のタルトフランベ
店内に入ると、大きな薪窯が目を引きます。パチパチとはぜる音と焦げる香りが、落とし気味の照明と相まってとてもムーディーです。
<タルトフランベ・ナチューレ>
一番シンプルなタルトフランベ。生地の上にはフロマージュブランと刻んだベーコン、玉ねぎのみ。カットされたピースを手で巻くか折り畳むかして、かぶりつきます。うん、美味しい(*^-^*)
ワインは当然アルザスワインが充実してます。グラスワインは1080円から。
Riesling 2013 Albert Mann
Pinot Gris Grand Crus Kessler 2008 Schlumberger
リースリングとピノグリ。どちらもタルトフランベに合いますねえ(^^)d
2015/03/24 更新
コテ・フーに来ると、「なんでこんな奥まった目立たない場所にあるの?」と不思議に思うかもしれません。でも、これには理由があって、窯の煙突を出せるのがこの場所しかないからなのだそうです。代官山周辺はその名が示すとおり起伏がある地形になっており、店の裏手は斜面になっているので煙突を出せる。東京都心でこんな条件は滅多になく、奇跡的な場所だと言えます。
・タルトフランベ ナチュール
ベーコン、玉ねぎ、フロマージュブランだけのシンプルなタルトフランベ。お好み焼きでいう豚ネギチーズです。やっぱりフランス人も粉モンが大好きなのです。
・アグー豚の窯焼き
窯で焼かれたアグー豚は、表面は香ばしく中はジューシーで、立ち上る香りさえ芳しい。添えられたフルーツトマトのマリネがソース代わりで、好みで岩塩をかけてもいい。絶品でした。
ワインは、
Cremant d'Alsace Brut Extra /Dom. Meyer-Fonné
グラスで出しているクレマンを500mlカラフェで。ロレーヌ土着の白ブドウであるオーセロワが主体ですが、意外にしっかりとしたボディがあって豚のグリエにもよく合いました。シャンパンと同じ6気圧ということで、クレマンにしては泡が強めで好ましい。