ランチは10時からさんが投稿したブリオ(大阪/福島)の口コミ詳細

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ブリオ福島、新福島、中之島/居酒屋

1

  • 夜の点数:4.2

    • ¥4,000~¥4,999 / 1人
      • 料理・味 4.2
      • |サービス 4.3
      • |雰囲気 4.1
      • |CP 4.2
      • |酒・ドリンク -
1回目

2023/02 訪問

  • 夜の点数:4.2

    • [ 料理・味4.2
    • | サービス4.3
    • | 雰囲気4.1
    • | CP4.2
    • | 酒・ドリンク-
    ¥4,000~¥4,999
    / 1人

【事前予約必須】この高揚感と満足感!サービス精神と独創性が溢れる店主の料理の数々に度肝を抜かれた「おまかせコース」

(今回は特に長い文章ですが、許してください。)

2月某日。
コーヒー好きの友人からご提案いただき、訪問することに。

今回も友人が事前予約をしてくれました。
ありがとうございます。

場所は大阪福島。

JR大阪環状線福島駅から北に上がって、JR神戸線・宝塚線の高架の北面に沿って西へ。

この前行った某有名ラーメン店の行列を右手に見ながら、お店を探したのですが・・・
GPSだとこの辺りのはずなのに、なかなか見つからない。
逆側かな?と南面にも回ったのですが、こちらにもなし。

2人で「あれぇ?」と言いながら高架下のトンネルに入ると、
なんと両線路の間に入口を発見。

後で調べると「福ろうじ商店街」というようで、
ちょっとディープで隠れ家的雰囲気のある通りでした。

少々仄暗いその中で、煌々と光る置き看板を発見。(※写真1)
「BRIO」と書かれている。

目的地にたどり着いたようです。
予約時刻に間に合って一安心。


店内に入ると店主の方がお出迎え。
「予約している○○です。」と伝えると、カウンター席にご案内いただけました。

既に先客の方もおられ、我々を含めて計8名。
完全予約制なのか、随時訪ねて来る他のお客は断られていました。

店内はあまり広くないので、大きな荷物は持って来ない方がいいです。


まずはドリンクを各々頼んだ後、壁の黒板に書かれたメニューを吟味。(※写真2)

ビッシリと書かれていますが、「ローストビーフの『ロ』」や「カキパスタの『パ』の半濁点」などが「○」みたいで、味がある書き方なのが印象に残っています。
右下には当日の日付が書かれていたので、一部日替わりのメニューがあるのかもしれません。

悩ましいところですが、友人の一声で「おまかせコース(2名以上)」(1人あたり3,800円※税別)を注文することに。

我々の他のお客もこれにしたようで、8名分を店主が同時進行で調理する模様。

癖のある食材(生クリーム、粉チーズなど)を使用する場合は、
予め調理前に大丈夫か聞いてくださる。
この心配り、ありがたいですね。


まず、ご提供いただいたのは「ポテトサラダ」
本来はポテトに混ざる具材である「ゆで卵の黄身」が上に乗っている。
いきなりこの「独創性」に驚かされ、グッと心を掴まれる。
お味もいい。

続いて「かす汁」
店主が酒かすから作ったこだわりの1品のようで、使った日本酒の一升瓶も解説いただきながらのご提供。
大きめにカットされた具材がたっぷりで、酒かすから出る旨味とコクもたっぷり。
ポテトサラダの次だったのもあり、その店主の料理のレンジの広さに驚かされる。


料理提供の合間、店主からはお客との積極的なコミュニケーションを図られる。
そこに店主の料理に対するポリシー、向き合い方などを垣間見ることができます。


次は「〆鯖玉ねぎ醤油添え」
一口大の〆鯖は、今まで食べてきたそれと比べて、お酢や砂糖が控えめで、
玉ねぎ醤油の味も相まって、実にさっぱりした仕上がり。
個人的にはかなり食べやすい。

続いて「〆鯖カナッペ」
先ほどとは打って変わって、洋風の味わい。
トーストの食感が軽く、塩梅もよくて、挟まったマヨネーズがいいコクを出している。
同じ食材でもこうも変わるのか、と唸ってしまう。

「ローストポーク」
繊細な肉質の中に、品のある旨味。

「アスパラ焼き」
肉厚な2種のアスパラに卵黄と粉チーズと胡椒、間違いのない味。
友人も「こんなに立派なアスパラは家ではなかなか食べられない。」と。

「鶏手羽の唐揚げ」
なんとこの鶏手羽、干物らしいです。
2本の骨を割いて口に運ぶと、なるほど気持ち燻製に近いような旨味の増長を感じる。
凝ってるなあ。

「鰻の白焼き」
表面はパリッと、身はふっくらと、画に描いたような仕上がり。
小骨を感じない丁寧な調理。

「鰻蒲焼唐揚げとだし巻き」
この組み合わせ、「う巻き」と一緒か。
だけど、見た目のインパクトは髄一。
揚げたことによって、白焼きと比べてより鰻がホクホク、フワフワ。
優しいだしが効いた卵とのハーモニーが抜群。
大当たり。

「生雲丹プリン」
このお店の看板メニューらしく、店主によると「これを食べて満足して帰ってしまう人がいるくらい」なのだとか。
友人も、これが食べたくておまかせコースを提案したのだそう。
ごまプリンの上に、和風だしのジュレが入った器。
その上に、店主が我々の目の前で「うに」をてんこ盛り。
この「うに」、ええやつらしいです。
これは贅沢な一品。
スプーンでいただくと、濃厚なウニとプリンが口の中でとろける。
「うに」好きなら悶絶必至の一品ではなかろうか。


これだけ食べたので、この辺りで終了か・・・と思っていたのですが、
店主からは「まだまだありますよ」と驚きのお言葉。


「ローストビーフ」
店主のお話を聞いてると、特に手間暇がかかってそうな一品。
実際口に運んで驚いた。
個人的にこれほどまでに旨味の密度が高いものは未だかつてない。
それほどの逸品。
大当たり。

「アワビステーキ肝ソース添え」
まさかアワビまで食べられるとは・・・。
下ごしらえをして一口大に切った焼きアワビに、肝のクリームソースを絡めて。
これが、まあ、抜群の美味しさ。
「アワビってこんなに柔らかくてジューシーだったんだ・・・」と思わず目を丸くしてしまいました。
大当たり。

「ハンバーグ」
ようやく〆なのですが、2人前とは言え、ド級の大きさ。
割ってみると、フッワフワで、見るからに肉汁が詰まっている。
口に運ぶと溢れる肉の旨味。
こりゃたまらん。
当たり。

「以上ですが、追加注文あれば」と店主のお声。
これだけ食べましたが、不思議と「もっと食べたい」と「ガーリックライス」を追加注文。

「ガーリックライス」
ニンニクが程よく効いて、ゴロゴロハムが入っています。
上に乗った温泉玉子がトロっと絡んで、はい、旨い。
いい〆でした。


お会計。
ドリンク代込みで、なんと2人で9,840円。
これだけいただいて、1人5,000円切るのか・・・

友人も「コスパがいいなあ。このおまかせコースで3,800円は安い」と。

ふと時計を見ると・・・やややっ!
追加注文を食べ終わる頃には、なんと入店から4時間が経過していました。

ここは竜宮城か?
なるほど、これは途中入店には対応できないわ。

店主はワンオペで、ドリンクの追加注文への対応・お客とのコミュニケーションをしながらなので、確かに時間はかかる。

ただ手間暇かけた下ごしらえをやった上でだし、これだけいろんな絶品料理をいただけることをふまえると、
かな~り良心的だと言える。


これは早く皆様にオススメしたいと、予定より前倒しで投稿させていただくことにしました。
最近は、会う人会う人にこのお店のお話をしてしまうほど、それくらい私にとっては久々の衝撃でした。

名店に誘ってくれた友人に感謝。

  • ポテトサラダ(1人前)

  • かす汁(1人前)

  • 〆鯖玉ねぎ醤油添え(1人前)

  • 〆鯖カナッペ(2人前)

  • ローストポーク(2人前)

  • アスパラ焼き(2人前)

  • 鶏手羽の唐揚げ(2人前)

  • 鰻の白焼き(2人前)

  • 鰻蒲焼唐揚げとだし巻き(2人前)

  • 生雲丹プリン(1人前)

  • 生雲丹プリン(ズーム)

  • ローストビーフ(2人前)

  • ローストビーフ(ズーム)

  • アワビステーキ肝ソース添え(2人前)

  • ハンバーグ(2人前)

  • ハンバーグ(断面)

  • (追加注文)ガーリックライス

  • (※写真2)右下には日付が書いていました。

  • (※写真1)

2023/03/03 更新

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