travel775さんが投稿したリストランテ ナカモト(京都/木津)の口コミ詳細

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リストランテ ナカモト木津/イタリアン、フレンチ、イノベーティブ

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  • 昼の点数:4.8

    • ¥10,000~¥14,999 / 1人
      • 料理・味 -
      • |サービス -
      • |雰囲気 -
      • |CP -
      • |酒・ドリンク -
1回目

2024/03 訪問

  • 昼の点数:4.8

    • [ 料理・味-
    • | サービス-
    • | 雰囲気-
    • | CP-
    • | 酒・ドリンク-
    ¥10,000~¥14,999
    / 1人

木津川イタリアン降臨!

今年のアニバーサリーランチは京都府の南端にあるリストランテナカモトさんで頂くことにしました。JR奈良駅からも電車で10分ほどなので京都というより奈良に近い木津川市ですが、周りには田園地帯も広がり農作物には恵まれている雰囲気あります。JR木津川駅からまっすぐ歩くこと5,6分程でしょうか木津川市役所の目の前にこちらのリストランテはあります。あまりにもスタイリッシュで尖った外観だったので入口付近でウロウロしてしまいました。

1日2,3組ほどの予約受付らしくテーブル席はゆったりと空間に余裕がありました。目立つキッチンはステンレスでピッシッと揃えられ見惚れてしまう程です。

■ランチコース アルコールペアリング ¥13,200

アルコールがダメな方用にティーペアリングもありますが、アルコールペアリングも全量がワイングラス2杯程度との事だったので張り切ってワインとのペアリングを楽しんじゃいます。

くるっと巻いてあるメニューリストがフィレンツェを描いたペーパーでなかなか憎い演出ですね。スタートから特別感満載です。有難うございます。

・始まり/SANCRISTRO Franciacorta Brut
パリパリ食感の薄焼きせんべいの様な生地に生ハム、赤玉ねぎ、エディブルフラワーなどをサンドして頂きます。絶妙なパリッと食感と塩梅がイタリアのエレガントな泡にとても合います。

・季節の野菜の一皿/COLLI TORTONETSI TIMORASSO
木津川の野菜をたっぷり使って焼いたり、茹でたり、生など様々な調理法で盛りつけてあり、黒オリーブのパウダーは土をイメージしたシグニチャーな逸品です。驚かされたのはドレッシングとして野菜をカバーしているゼラチンシートです。こんな演出にビックリです。使っている野菜は覚えているだけでも、トマト、きゅうり、ナス、ピーマン、ゴボウ、いんげん、長芋、里芋、ブロッコリー、カリフラワー、空芯大根、蕪、アイスプラント、三つ葉、ケールと出てきますが、実際は30種類くらい使っているそうです。こんなに力強い野菜の味が濃いのは久しぶりなので、野菜嫌いの小学生には是非食べてもらいたい程です。白ワインもイタリアの土着品種でバランスの良い酸を感じました。

イタリアンなのにクロワッサンのパンも頂きましたが、とてもハイレベルで思わずお代わりしちゃいました。

・タルティーボ、フォアグラ、ストラッチャテッラ/Lassu Jurij Fiore e Figlia2019
ミルキィで濃厚なチーズと赤い白菜みたいな野菜を火入れし、上にはラルドと呼ばれる脂身たっぷりのハムとフォアグラパウダーを乗せたお皿です。バルサミコソースもたっぷりかけてあるので酸×コク×旨味が強烈に合わさり一体感を感じます。すごいな、個性強い者同士を合せてまとめる技巧には参りました。そして合わせる白ワインも負けじとイタリア品種のトレッピアーノです。マスカットのようなアロマが少ししますが、少しトロリとした感じがよくマッチしていると思います。

・バヴェッテ/IL COLOMBAIO DI SANTACHIARA2022
リングイネに近いロングパスタでしょうか。アンチョビベースのオイルパスタですが、キャベツ、マイタケを一緒に合わせて最後にボッタルガ(カラスミ)パウダーとレモンの皮をすりおろしたものでお化粧を施した一皿目のパスタです。柑橘の香りがふわりと香ってきてそれだけで女子は好きですよね~(笑)乳化具合もバッチリなのでお代わり欲しいなぁって心底思ったパスタです。白ワインにはトスカーナの白ワインで土着品種のヴェルナッツァですね。

・アニョロッティ/Barbera d' Alba 2020
シェフの手打ちパスタ2皿目はマスカルポーネとリコッタチーズをラビオリ状のパスタに詰めたものです。濃厚な2種のチーズがパスタの中からはじけ出て来ますが、ラグーソースには蕗の薹と縮ほうれん草が敷きこんであり、乳製品×濃厚×苦みの味わいが絶妙で口腔で混じりあうのです。儚く食べ終わってしまった… イタリア北部ピエモンテ州は美食の街として知られていますが、北部エリアでは料理に乳製品を使うことが多いのです。ワインもピエモンテの赤ワインをセレクト頂きました。アルバのバルベーラはバランスがとてもよくエレガントなワインなので個人的にも大好きなワインです。料理とワインが同じベクトルなのはペアリングの醍醐味ですね。

・笠置から届く、若様/Castello Di AMA2009
もしや、若様って鳥?って思ってたらビンゴでした。部位はどの辺りか不明ですがムネとモモかな。火入れがギリギリレア感を感じるし、皮のパリパリと隅の香ばしさ、ジューシーさと鶏のフルコンボで押し寄せます。塩味が強めなのもイタリアっぽいですね。付け合わせ野菜もラディキオロッソ(赤白菜)と大葉を合せたものが良い箸休めになります。
合せるワインはフルボディのキャンティクラシコです。風格がありながらもちょっと獣感感じるワイルドさが良く合いますね。

・パッションフルーツ、ヨーグルト/cafeほか
メレンゲやナッツを忍ばせたヨーグルトにパッションフルーツソース
サクサク食感とともに酸味のあるヨーグルトムースとパッションフルーツソースです。パッションフルーツの種のプチプチ感もイケてます。いつもはcafeを選んじゃいますが、沢山フレーバーティーをご紹介頂いたので今回は紅茶と併せて頂きました。
・La Piccola Pasticceria
リストランテクラスで頂くと沢山出てくるデザートが楽しみの一つでもあるのですが、今回も素敵なアニバーサリープレートとともにチョコアイス、マカロン、フィナンシェ、チョコレートテリーヌ、チョコレートとデザートの洪水が嬉しすぎます。しかもどれもBravissimoです。

料理以外も素敵な空間、洗練されたカトラリーや食器、ワインペアリングの妙と素晴らしい時間を過ごせました。時間が経過した後も余韻に浸ることが出来ます。関西方面に来ることがあったらまた是非足を運びたいイタリアンが出来ました。友人連れてきても楽しめそうだなぁと妄想が広がりました。

2024/03/17 更新

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