2回
2021/02 訪問
煮干が凝縮されたあっさりスープはまるで高級和食。細部にまでこだわった究極の一杯
間に有給を取って4連休となったその最後の締めくくり。
ここ数年1番行きたいと思っていたラーメン屋に念願の初訪をすることができた。
埼玉屈指の名店、よしかわ。
今は都内にも支店が出来たりしているが、初よしかわは本店でと決めていた。
上野から40分くらいで行けるからやろうと思えばいつでも行けるのだが、なんかめんどくさくてずーっと後回しにしてしまっていた(笑)
北上尾駅から徒歩20分程度
祝日10:40到着で開店待ち5名。
店の外にまで芳醇な煮干のとても良い香りが漏れています。
10時50分に開店、元気よく愛想のいいとても気持ちのいい店員さん達に案内され順番に食券を買っていきます。
注文はデフォの特製煮干しそば白醤油¥960と真鯛飯¥500
ここは限定もとても人気です。本日の限定は鮟鱇ラーメンと真鯛ラーメンというとても魅力的なラインナップでしたが、初訪時はデフォというマイルールに従ってデフォを注文。
私の前後の方は皆さん限定頼んでました。やはり限定の人気すごい。
着席し食券を渡してから7分程で着丼となりました。
数年間写真で見続けていた一杯が自分に食されるために目の前に運ばれて来たという事実に感無量。
さっそくスープをいただきます。
う…うめぇ…旨すぎる。
物凄くあっさりスッキリしているのに煮干の旨味が凝縮されています。
何と言うか、良い意味であっさり感と煮干感のバランスがおかしいです(笑)
こんなにクリアであっさりとしたスープの中でこんだけ煮干を味わえるものなのでしょうか。
食ったことがないですが超高級和食料亭の煮干出汁ってこんな感じなんじゃなかろうかとわけのわからない想像が掻き立てられます。
あまりの旨さに危うく麺に手を付ける前に丼持ち上げてスープグビ飲みしそうになりました。
麺は全粒粉入り細麺ストレート、淡麗煮干系定番のポキポキ食感の麺。
これがまた旨い。ちょい硬めで私の好みストライク、心地よいポキポキ食感でそれなりに弾力もあって極上スープとの絡みもバッチリ。
トッピングはレアチャーシューが4,5枚、鶏チャーシューが1枚、味玉、三つ葉にネギ、メンマ、海苔。
そのどれもが秀逸。
チャーシューはレアチャーと言うより生ハムとローストビーフの合の子みたいな物。極薄切りになっていてそれこそ生ハムのようにとてもさっぱりしています。このスープとの相性バッチリです。
後から気づきましたがこのチャーシューで麺を巻いて食べてみてもいいかもしれません。
味玉も上品な塩気をまとっていて美味しかったです。
そしてメンマ。食感が良すぎです。
コリッコリでとても気持ちのいい歯応えでした。こんな歯応えのいいメンマ食べたことないかもです。
こんな完成度の高いラーメンがあったのですね。これは完全に高級和食です。
サイドメニューに頼んだ真鯛丼も美味です。
スーパーなんかで売ってる刺身より明らかに上質な新鮮な真鯛でした。
大満足の4連休の締めくくりになりました。
数年間めんどくさがって来なかったことを大後悔。
次は限定を食べにすぐきます。
ごちそうさまでした。
2021/02/23 更新
美味しい物を食べるという体験は何とも恐ろしい。
衝撃的に旨かったよしかわのラーメン、またあの店のラーメンが食べたいという衝動を抑えることができず、少し遠くて行くのがめんどくさいという理由で5年近くもの間行けずにいた店に2日続けて来てしまうのだから。
にしても2日続けてはやりすぎか?(笑)
それくらい昨日初食となったデフォが凄すぎて早く限定が食べたくてしかたなかった。
ということで、
平日10:50到着で開店待ち14名
本日の注文は限定の鮟鱇ラーメン¥900とあじそば¥450
サイドメニューも色々あります。私が頼んだあじそばは普段はイワシで、イワシが入荷しない日はアジになるのだとか。
Twitterで限定メニューやサイドメニューは告知してるので行く時はTwitterチェックは必須かもです。
開店時入店には入れず、外待ちとなりました。
待つこと15分、11:15入店。11:20にまずはあじそばから着丼となりました。
アジそばはスープがなく麺と具材にタレがかかっただけのもの。
店によって和えそばとかまぜそばと呼ばれる汁なし麺ですね。
まずは麺だけいただきます。
さっぱりと旨い。
麺は昨日食べたデフォと全く同じものか?少し太めになってるのか?判断つきませんでしたが、煮干しラーメンでは定番のポキポキ麺は和えそばとの相性が抜群ですね。
アジは大きめに切られたものが6,7枚くらい入ってる入ってるでしょうか。
さっぱりとしたタレとスライスしたたまねぎ、そしてポキポキ麺と新鮮なアジの組み合わせは最高です。
店員さんに教えらた通り途中から卓上にあるホワイトペッパーとレモン酢をかけてみます。
さらにさっぱりと、しかしホワイトペッパーのおかげてキリッとした感じも加わり素敵な味変になりました。
サイドメニューなので恐らく麺半玉分だと思うのですが、これをメインとして1人前食べたいと思えるほどのクオリティです。
アジそばから遅れること5分、本日の目的だった鮟鱇ラーメンの登場です。
さっそくスープからいただきます。
おぉ〜旨い〜!
少しトロみがあるスープは鮟鱇の旨味と煮干の旨味が凝縮された濃厚ながらも上品な味わい。
クセのありそうな食材なのに、エグ味や雑味が一切なくただただ美味しい。
トッピングはネギ、チャーシュー、メンマ、大きめにスライスされたあん肝が二切れと鮟鱇の唐揚が2つ、そしてとろろ昆布みたいな昆布が乗ってます。
カリッと揚がった唐揚はプリッとした鮟鱇の身の淡白な味ですが、濃厚なスープとよく合います。
もちろんあん肝もめちゃくちゃ旨い。これだけスープで鮟鱇の旨味を楽しませてもらっているのにあん肝まで食べれるとはなんて贅沢なんだ。
そして昆布が面白い。スープに浸すと溶けるようにトロトロになって、スープがより一層トロトロになりました。
後半に少し変化を加えたくなったタイミングで手を付けるのがオスメメです。
いやー旨い、めちゃくちゃ旨かった!
そしてこれで900円は相当コスパが高いのではないでしょうか。
2日連続のプチ遠出外食に一片の悔い無し。
最高に満足できました。
またすぐ来ます(笑)
ごちそうさまでした。