ソイプロテインさんが投稿した山勢(長野/松本)の口コミ詳細

「ソイプロテイン」の胃袋限界突破

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山勢松本/うなぎ

1

  • 昼の点数:4.5

    • ¥5,000~¥5,999 / 1人
      • 料理・味 -
      • |サービス -
      • |雰囲気 -
      • |CP -
      • |酒・ドリンク -
1回目

2023/07 訪問

  • 昼の点数:4.5

    • [ 料理・味-
    • | サービス-
    • | 雰囲気-
    • | CP-
    • | 酒・ドリンク-
    ¥5,000~¥5,999
    / 1人

鰻紀行 其の四十五「進化」


心身共にクタクタ。こうなったらパワースポットへでも出向き、何かしらの活力を得るしか無い。そこで上高地を探索する旅へ出た。もちろんグルメも忘れない。この旅では二日かけて5つのお店を食べ巡った。まずはコチラを訪問である。

昨年の8月に訪問して以来となる「山勢」。当時は松本駅前にお店を構えていた頃であり、移転されてからは初めての訪問となる。電気で焼かれた蒲焼きに、店主の強い拘りを感じたのだが、今回ははたして。以下は写真へと続く。

  • 「うな重 5600円」

  • 「TableCheck」にて訪問の1か月前に平日のお昼を予約。時間は12時か12時半を選べる。コインパーキングから歩き、予約しておいた12時の少し前にお店に到着した。

  • 移転前はJR松本駅前という、辺りはゴチャゴチャした忙しない雰囲気だった。国道143号線沿いなので車の往来は多いものの、移転後は閑静な町並みの中にお店を構えている。

  • 開店前の11時53分に店員さんが出て来られる。予約している旨を伝えると、快く店内へと案内された。

  • 表玄関を入ると、座席のある一画まで少し長いアプローチがあるという奥まった造り。良い雰囲気である。

  • アプローチを抜けた右手が座席のある一画となる。カウンター席5つと4人掛けテーブル2つで構成。この一画は広い上に、余裕を持って座席を配置されているので開放感がある。

  • 店員さんによると呉服屋をリノベーションして造られたらしい。中庭もある。明るめな色合いの土壁が、とても良い雰囲気を醸し出していた。

  • BGMは無い。間接照明やスポットライトのみが照らす薄暗い店内は、落ち着いた大人の隠れ家的な感じだ。

  • おしぼりを持って来られた。卓上には何も置かれてはいない。実にスッキリとしている。こういうのは好感が持てる。

  • 白湯かお冷を提供出来るとのことなので、白湯を頂くことにした。程良く温かい白湯が疲弊したオッさんの身体に沁み渡る。

  • こちらがお品書き。これまた至ってシンプルだ。このコンセプトにも店主の拘りを感じてしまう。

  • ドリンク諸々。カウンターの中にはセラーが置かれていた。私はどうも鰻の蒲焼きにリキュールはピンと来ない人間だが、お酒好きなら楽しめるのだろう。

  • 「うな重 5600円」を注文。この間も常連客らしき方々が続々と入店される。このようなレベルにある鰻屋の常連とは、鰻好きの私としては羨ましい限りだ。

  • 注文から20分ほど経った頃、香の物、お吸い物と一緒に、お重がお盆で運ばれてきた。それでは頂く。

  • あまり蒸らしたくは無いので直ぐさまご開帳。丼もそうだが、この蓋を開ける瞬間がたまらない。

  • ここからは同じ写真を閲覧して頂きながらのレビューとなる。今日の鰻は浜名湖産。かなりサイズの大きい鰻が使用されている。

  • フワッと漂うタレの香りは実に芳ばしい。炭焼きには無い、電気焼きだからこそ堪能できる香りである。身は肉厚で重みがあり、プリっとした弾力を感じる。

  • もちろん炭の香りこそしないが、炭焼きのような見た目は電気で焼かれたソレとは思えない。そして絶妙なカリ、フワ、トロの食感が素晴らしい。まさに完璧な蒲焼きと言える。

  • 「山勢」の蒲焼きは、電気焼きの利点を活かし切る為、タレの主張が控えめで白焼きに近い印象だったのだが、今回は鰻がタレをしっかりと纏っている。そのタレは塩味強め、濃厚でコクがある。

  • 前回受けた印象とは全く異なる蒲焼きだ。電気焼き自体が変わらないとすると、鰻によってタレを変えるお店はあるが、今回はその違いなのか。はたまたタレに浸す回数を増やしたのか。

  • 香の物は大根に胡瓜、そして八町きゅうりと思しき奈良漬。歯ごたえが良くて美味しい。

  • お吸い物。肝は入らない。具には三つ葉とえのきのみというシンプルさ。出汁はしっかりと効かせており、とても味わい深い。

  • 単に移転されただけでは無い。蒲焼きに「山勢」の進化を感じた。これ程の蒲焼きにはなかなかお目にかかれない。「山勢」を訪問するだけでも、長野県まで足を運ぶ価値があると言える。ご馳走さまでした。

2023/07/21 更新

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