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1回
昼の点数:4.5
2023/07 訪問
昼の点数:4.5
横浜西口の象徴
2024/04/05 更新
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相鉄線1階改札を出ると、あたりに広がる鰹だしの香り。横浜駅の朝はこの香りとともに始まると言っても過言ではありません。
こんなご時世ではありますが、未だかけそば一杯300円台をキープ。数年前から食券制になりましたが、サーブの早さは昔から変わらず。
丼を手に取ったら七味をかけ、割り箸を割ってご対面です。まずは一口、最高の出汁を味わいましょう。個人的に卵のトッピングはナンセンス、せっかくの出汁の風味を損ないます。天ぷらかコロッケが良いです。
立ち食いですからポジショニングも大切。私はいつも店内カウンターではなく、店のすぐ後ろにあるポストの右側あたりの柵に寄りかかって食べています。あたりの少し汚れた、それでいて清々しい空気を吸いながら食べる鈴一のそばは絶品の一言に尽きます。
食べ終わったら軽くごちそうさまを言って丼を下げます。口いっぱいに広がる出汁の後味を噛み締めたら、すぐにまたここに来たくなります。帰り際に隣のくりこ庵でたい焼きを買って帰るのもありです。常に変なBGMが流れています。
絶えず変化をし続ける街並みの中で、いつまでも残ってほしい名店。まさに横浜西口の象徴です。