6回
2020/03 訪問
There is no love sincerer than the love of food.
やはり昨今の煽りで色々あるのはこちらも同様。
つれがSNSで(そういう話題を)見たというので、話の流れで行くことにした。
連れていけという意味だよな。ネタ振りともいうね。
電話予約したらすんなり席とれた。月曜だからってのもあるかも。
厨二なレビューをしばらくトップにおいとく心算が、またレビュー書かねばならんな。
さておき、つれと来てトリュフを大量に頂いて以来ですね。
意外につれ以外とも結構来ているお店だったりするんよね。
そこはそれ、お店は月曜らしい普通のかんじだった。
普通じゃん肩透かしかよって思ったけど、実際そうでもないらしい。
3月という時期にコレは非常に厳しい、全国的な問題である。
こちらでも200名ものキャンセルが出ているそうな。
んで、そんな中で、常連の皆さんが気にして電話してこられ、
お店においでくださるそうだ。まぁぶたもその仲魔ではあるな。
隣の席のお客さん(隣県からの常連客のようだ)が
「今日はどんな料理が出るんだろう!って、楽しみにしてきた!!」
と大変たのしそうにしておられたが、まぁ想像しようがないよな。
いきなり和風な漬物が出て来たからな、イタリアは自由よな。
この日はパリパリな植物がテーマというわけではないが、
かなりの使用率であった。実際どれも食べた。
なんやらパスタはデカかった。名前を思い出せないが何か凄かった。
こういうイタリアらしいのがお好きとのことだ。イタリアらしいのか、勉強になる。
酒はハートランドを2杯飲んだあと、イタリアのウイスキーを頂いた。
それそのものが珍しいね。ペドロヒメネスカスクがどーとか書いてあった。
英語で書いてあるのでギリギリ読めました。なお話せないもよう。
肉は薪焼き。相変わらず素晴らしい品、幸せという言葉が何物にも勝る。
こういう肉を焼いてみたいものだ。今回は酔いが回りすぎて肉の写真は若干しくじった。
ともあれ、愛されているお店、大事にされている料理人さんということですな。
ぶたなんぞが気を回す必要はないとは思いつつも来てみた。これが人の魅力なんだろう。
2020/03/03 更新
2019/07 訪問
通常利用外口コミ
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料理マスターズ 食と農業をつなぐ、地域を守り育むもの
【文章・画像の二次利用OK】
1. È una festa, la vita. Viviamoci insieme.
人生は祭りだ。一緒に楽しもう。
2019/07/12
トリュフ祭り、でした。
豚が掘り起こすアレね。
突発イベントなんですけどね。
祭りやるんで良かったら来てね、といった旨、告知があって。
正確には、SNSにネタあがってたよと、友人からメールがね。
ぶたの予定も空いてたんで、お邪魔した次第。
なお、その友人とは来なかったが、その友人は
どっかの美人のネーチャンと来ていた。
2: La semplicità è l’ultima sofisticazione.
シンプルさは究極の洗練である。
まず、サラダがきた。熊本県下から選りすぐられた野菜たちですな。
生産者と交流、連携して研究したりとかで、互助関係にある。
実際、隣の席で食事してる男性二人は、農家さんだったよ。たぶんカップルとかではないと思うけど。そうそう、いわゆる「農家の嫁チーム」との交流会など、お店で開かれているそうだよ。
んで、次に出てきたのがスープ。
モノは阿蘇高森のフルーツコーン、だったか。味付けは塩だけ、とても甘い。
なんやら加熱が低温調理なのかな、そんな話を小耳にはさんだかも。
モノは冷製で提供された。甘味が引き立ちますよ。
そしてメイン、あか牛の薪焼き。阿蘇のあか牛ですわな。
熊本地震のおり、ガスや電力がなくて已薪・炭で調理して炊き出しを行った。その経験から、従来肉を焼くことを得意としてきたオーナーが、火とか自分とか見つめなおして薪での肉の焼きかたを研究されて生まれたもの。ストーリーがあるねえ。
正直これは、非の打ち所がない。モノは産山村の井さん、『あか牛の神様』のもの。
そして焼くのは前述のオーナーだ。これぞ『熊本の肉料理』なんじゃないかな。
3: Le gioie più grandi vanno sempre divise con chi si ama.
喜びを自分だけのものと思わず.
そして、その時は来た。すっかり忘れていたが、トリュフ祭りだったのだ。
カルボナーラ・・・その上に、
普通に食ったら幾らするんだろうか恐ろしい量のトリュフ。
ぶたもつれも、トリュフをトリュフと感じるほど食べたのは初めて。
トリュフ塩とかトリュフサラミとか、料理に少しかかったのは食べたことありますけど。
いやぁ・・・世界三大なんやらの貫禄ですよ。
カルボナーラもパンチェッタも負けてないんだけど、すげえよトリュフ。
もうね、トリュフの余韻を長く楽しむべく、デザート無しにしていただきました。
お店で管理保存された「赤酒」を使ったアイスにも興味あったけどね。
4: Corpo satollo anima consolata.
腹が満たされれば心も満足
いやはや、「料理マスターズ」の名は伊達ではありません。
その哲学について多くを語れはしませんが、「やっぱスゲエな」ってことですわ。
本当に、大変すばらしい夜でした。
メールで教えてくれた友人にも感謝。やはりSNS時代ですな。
2019/07/13 更新
ぶたの相手なんぞ長々やってる不遇な輩、
つれへの感謝の意を込めた、慰労会なんだよ。
つってもまぁなんか半分くらいなんで、コースも真ん中のです。
今月はクリスマスだ年越しだと毎週ありますからな。
えーと、飲んだ酒は白ワインだけども
Garofoli Serra Fiorese Verdicchio Riserva Classico
ってやつ。コスパがよく、しかも飲みやすい。おすすめ。
んでま、前菜から
あか牛のコンソメスープと、鹿のパテ。
なんで串刺さってんのか訊いたけど返事なかったわ。謎。
次、魚の前菜。イカと白菜のリエット?、カツオ、スズキのマリネ。
イカと白菜の組み合わせはどういう発想やねんてと思いました、さすが予想の上を優に超えてくる。
次、あか牛のタン、大根、うなぎ。なんでウナギ。なんでこの編成。
そしてこれが調和してるからすげえなって思うんだよね毎回ね。
次、井さんとこの、あか牛の肉まん。なんでイタリアンで肉まんなのか。
そんなツッコミ今更か。流石としか言いようがない、天才である。
次、猪のコンフィ的なのと、ポルチーニと、タケノコのパスタ。
季節的には冬の筈だが、なんかもう、くまもとサプライズ詰め合わせである。
次、メイン、ワケあってスペシャルエディションなんだけども、
鹿肉のなんかすげえのと、井さんのあか牛のカイノミ(バラ希少部位)と、エンピツ(リブロース近くの希少部位)。それらの薪焼きね。
なお、井さんは、産山村の「あか牛の神様」と呼ばれるかたですな。
検索したらすぐ出て来る。
その後、山江の栗ごはん、ワタリガニとキノコのスープやね。
普通作らないんだが、7月の災害のこともあって、今期やってるという。
で、紅茶と、いつもの液体窒素なデザート。今回は人参。
サッパリとしていいですな。
うーん、サプライズを畳みかけられることは想定しているけども、
毎度それを上回る恐ろしさがあるな。いやはや、流石、御美事にござりまする。
来年4月に移転するって話なんだけども、場所はまだ未公表だと。
まー、阿蘇なんでしょ?って思うけど、わからんよね、サプライズなかただからね。