埋もれたB級グルメ・長岡洋風かつ丼

出典:くわもちじんぺいさん

埋もれたB級グルメ・長岡洋風かつ丼

 昭和、殿町通りにあった洋食店「小松パーラー」の店主が開発したメニューだと伝わっている。豚カツに、ファミリーソースというケチャップベースのトロミのあるソースをかけたもの。

更新日:2023/07/06 (2023/04/07作成)

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このまとめ記事は食べログレビュアーによる488の口コミを参考にまとめました。

長岡洋風かつ丼とは…

 卵でとじず、しかも福井や福島のようにソースではなく、新潟市のように和風タレをかけるのでもない。ケチャップベースに小麦粉でトロミを付けた甘辛いタレがかかっているのだ。このタレに粘度があるためカツの衣にしみこみにくく、カツのカリッとした揚げたて食感を損なわない。他のカツ丼にはない長所を持っている…が、なにせ知名度が低い。
 ~丼と称しながら、実は皿に盛られているケースが多い。サラダも付けてワンプレートにする場合が多い。
 提供店が増えるにつれて、ファミリーソースではなくデミグラスソースをかける店も現れ、それもヨシとされている。

レストラン ナカタ

 小松パーラーで修業した店主が開いた洋食店。辛さ20倍カレーのチャレンジメニューが地元では有名だ。現在も長岡洋風かつ丼を提供し続けている。ファミリーソース、デミグラスソース、あい掛けタイプを揃えている。

ピープルズキッチン タカゼン

「松キッチン」の後継店。ファミリーソース、デミグラスソース、あい掛けはもちろん、新ファミリーソースなんてものも開発した。

ぽっぽ

「ナカタ」出身の店主が開いたオシャレなカフェ。オムライスやカツカレーが人気。
 こちらはファミリーソースで提供。

食堂冨士

 基本的には中華食堂なのだが、長岡洋風かつ丼もメニューにあるのだ。こちらはなんと、オリジナルのケチャップソースを掛けている。
 ちなみにラーメンは絶品だぞ。

松キッチン

 一度閉店したのだが、道の駅「長岡花火館」のオープン時に、フードコートの目玉店の一つとして復活。こちらの店のルーツも、小松パーラーだ。
 ファミリーソースとデミグラスソースの両方を提供している。サラダは付かない。

備長炭焼肉 てんてん 長岡蓮潟店

 焼肉店なのだが、焼肉以外にもランチメニューが充実している。ヒレカツタイプのオリジナル「長岡洋風かつ丼」がメニューにある。

福助食堂

 渋い昭和の食堂。真っ黄色いカレー、すっきりした中華そばなど、どれもレトロでおいしい。
 デミグラスソース・タイプの洋風かつ丼を提供している。

ラーメン居酒屋 つかさ

 ラーメンを中心に、昼はランチ店、夜は居酒屋で営業。もちろん、飲みたい人は昼から飲めます。
 長岡洋風かつ丼は、ファミリーソース・タイプを提供。

食堂 武屋

 なっとチャーハンと洋風かつ丼が二枚看板。だが、日替わり定食が一番人気かも。
 デミグラスソース・タイプを提供している。

金子屋 大島店

 昭和後期、長岡市内の出前王だったのが金子屋だ。長岡市民は絶大な信頼を寄せる。その大島店。
 一見カレーかデミグラスソースのように見えるが、ケチャップベースのファミリーソースである。金子屋はチェーン店ではなく、それぞれの店が独立採算制ののれん分け店なので、メニューやレシピがちょっと違っている。

食事処あらきや

 関原に古くからある大食堂。へぎそばの店として出発したらしいが、今や和洋中何でもござれのスーパー食堂だ。宴会もできる。
 カツカレーの、ソースが辛くないヤツだと思っていただきたい。

※本記事は、2023/07/06に更新されています。内容、金額、メニュー等が現在と異なる場合がありますので、訪問の際は必ず事前に電話等でご確認ください。

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