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『アキバの覇者』、4年連続『百名店』の『源流』で見る、『日常の風景』。
長岡生姜醤油ラーメンの原点。これからも変わらずにいて欲しい。
長岡へは仕事で良く行くのですが、これまで「いちまる」さんと閉店してしまった「仁吉」さんしか伺ったことがありませんでした。こちらは長岡の超有名店ですが今回が初訪です。
今回は車があったので隣駅の宮内まで遠征です。宮内の何もない駅前に佇む風景からして渋すぎます。歴史を感じさせるだけでなく、この場所にこのままでずっとあり続けることの意味が何となく分かる気がします。
感染対策もバッチリでそもそもコロナの少ない新潟なのに東京の店とは大違いの徹底ぶり。県民性の高さというか真面目さに素直に感動しました。
今回注文は青島ラーメン800円+自家製チャーシュー50円。生姜ラーメンというと元々味噌ラーメンのチャーシューの上に乗ってる生姜が邪魔だと感じる自分には多少の不安もあったのですが、そんなことを全く覆す生姜の風味の素晴らしさを感じました。
ただ混ざっているのではなく、奥深いスープ自体に溶け込んだ生姜の風味、決して突出せず切れのある醤油ダレとのバランスを保っている感じです。麺は加水率高めで若干ウェーブがかかったつるもち中細麺でキレのあるスープとの絡みも抜群です。プラスたったの50円で味の染みたコマ切れのチャーシューがたっぷり入っていてスープに負けない存在感でした。
東京等で命を懸けているラーメン職人さんの「作品」とは別次元の「染み入る美味さ」がここにあります。パートのお母さん達中心の厨房からどうしてこんな素晴らしいラーメンが出てくるのか不思議に感じました。
「秋葉原店」も行列みたいですが、本家との違いを今度是非試してみたいと感じました。
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maru5585
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店名 |
青島食堂 宮内駅前店(あおしましょくどう)
|
---|---|
ジャンル | ラーメン |
お問い合わせ |
0258-34-1186 |
予約可否 |
予約不可 |
住所 | |
交通手段 |
JR信越本線・上越線宮内駅前広場に隣接。 宮内駅から68m |
営業時間 |
営業時間・定休日は変更となる場合がございますので、ご来店前に店舗にご確認ください。 |
予算(口コミ集計) |
¥1,000~¥1,999
¥1,000~¥1,999
|
支払い方法 |
カード不可 電子マネー不可 QRコード決済不可 |
席数 |
16席 (カウンターのみ) |
---|---|
個室 |
無 |
貸切 |
不可 |
禁煙・喫煙 |
全席禁煙
店舗出入口横に喫煙所あり |
駐車場 |
有 |
空間・設備 | 席が広い、カウンター席あり |
利用シーン |
こんな時によく使われます。 |
---|---|
ロケーション | 一軒家レストラン |
お子様連れ |
メニューとしては特に無いが小皿・フォークはある。 |
ドレスコード | ない |
ホームページ | |
関連店舗情報 | 青島食堂の店舗一覧を見る |
初投稿者 | |
最近の編集者 |
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1961年創業、「新潟5大ラーメン」の一つ「長岡生姜醤油ラーメン」のパイオニアであるこちらのお店。
7~8年ぐらい前に最初に訪れた時の違和感は忘れません。1kmちょっとの間に4つも店舗があり、しかもどこも賑わっているという、人口26万の都市におけるラーメン界の常識では考えにくい状況でしたが、地元の方々はそれを当たり前のように思っているということに対して感じた違和感は、いつしか自分の中でも消化されつつありました。
その時は既に東京「秋葉原」に支店を出されていたのですが、当時そんなことは全く知らず、その存在を知ったのは「東京百名店」に選出されてからだったように思います。
今回も長岡に用事がありましたので、毎回「いち井」さんと悩むのですが、やっぱりこちらへ来てしまいました。
平日12:00の現着で、店外には食券を買う人の並びがあり、カウンター16席の店内もほぼ満席状態。
今回は「青島チャーシュー」900円をポチって店内に入ると丁度空席ができてすんなり着席できました。
しかし、気温は36℃、エアコンもほとんど効かないこのお店で体の芯まで温まる熱々の「生姜醤油ラーメン」を求める人が次から次へと押し寄せる様は、地元の方からすれば「日常」なのでしょうが、自分にとっては「非日常」です。
こちらは何となく店内に入ってカウンター席の後ろで待機していると厨房スタッフから食券を見せるように言われるので食券を提示して空席ができたら勝手に座るという感じです。細かい誘導はありませんが、同行の人と席が離れたりすると、席の空き状況次第では席の移動を勧められたりはします。
食券の文字がやたらと大きいのは厨房から視認しやすいようにという意図もあるのだと思いますが、「秋葉原」でもこのやり方は一緒ですね。
厨房内はご婦人2名でオペレーションされていて、入れ代わり立ち代わりの常に満席状態の店内を、流れるような動きで捌かれていきます。麺上げは平ザルですし、女性の格好いい姿を目にすることができます。
「家系」のような意図された活気はありませんが、穏やかでありながらどこか凛とした空気感も感じられる雰囲気です。
「秋葉原」でも女性が活躍されており、こちらの系譜は女性の社会進出にも大きく貢献されてきたことが窺えます。
入れ替わりとロットの関係で、「青島チャーシュー」が着丼したのは着席から10分後でした。
相変わらず食欲をそそる香りとビジュアルです。海苔の裏には大量のチャーシューが隠れています。
熱々のスープをいただくと、美味いなぁとしみじみ思える滋味深いスープ。
最初は醤油のキレと生姜の香りがふわんと来ますが、鶏豚出汁の動物系もしっかりと感じられる旨スープです。
生姜の感じが、「ガツン」ではなく「ふわん」とまとめられているあたりがなかなか他者の真似できないところです。
元々豚骨の臭み消しに入れていた生姜による副産物がこのスープらしいですが、しっかりとしたボディにさっぱりとした生姜の香りが強すぎず、適度な油脂も全体をコク深くまとめ上げています。
塩味も暑さのせいか丁度良く、レンゲも止まりませんが汗も止まりません。
麺は自家製のウェーブがかかった中細麺ですが、加水率がやや高めでツルプリっとした啜り心地と食感がたまらなく、スープとの馴染みもバッチリです。
今回は特に麺の味自体が美味いと感じたのですが、デフォで175gの麺がみるみると無くなっていきます。
チャーシューは様々な部位が乱切りにされたもので、大量に入っています。
赤身や脂身の多いところなど様々な食感と肉質を味わえますが、どれをとっても味付けが程よく美味いです。
量が多いので、スープと合わせたり、麺と一緒に食べたりと色んな楽しみ方ができるのも嬉しいです。
メンマも臭みが無くてありがちな味付けですが普通に美味いやつで、海苔やナルトも外せないアイテムとなっています。
気になったのは、ほうれん草が空心菜みたいなものに代わっていたことで、たまたまなのかは分かりませんが、このラーメンにはほうれん草が絶対的に合います。
今回は過酷な条件でのトライとなりましたが、老若男女問わず、地元の方々が普通に熱々のラーメンを啜っている姿を拝見し、ラーメン大国新潟の逞しさを知りました。
お陰様で自分は全身汗だくになりながらも、レンゲの動きは止まることを忘れたようで、気付いたら完飲していました。
冬場にピッタリのラーメンだと思い込んでいましたが、猛暑の中で食す「生姜醤油ラーメン」は何故か過去一美味く感じました。青島さんってこんなに美味かったっけ?と思うぐらいの感覚でした。
やはりどうせいただくなら都会ではなく、このほっこりとした田舎で食べることが真の美味しさを味わうためのスパイスにもなるのでしょうね。
ごちそうさまでした。