この口コミは、ミーアさんが訪問した当時の主観的なご意見・ご感想です。
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夜の点数:5.0
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¥6,000~¥7,999 / 1人
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料理・味 4.6
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|サービス 5.0
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|雰囲気 5.0
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|CP 5.0
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|酒・ドリンク 4.6
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[ 料理・味4.6
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| サービス5.0
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| 雰囲気5.0
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| CP5.0
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| 酒・ドリンク4.6 ]
コスパが高いという言葉は、このお店のためにあるように思います!
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2012/10/30 更新
以前から行ってみたかったお店です。今回念願叶っての訪問になります。
なかなか予約の取れない人気店と聞いておりましたので、さっそく電話予約します。21時半の予約に対して、時間の確約が出来ない、食材が残っているか分からないなど、期待を持たせるような話は一切ありません。ただ、受け答えはすごく丁寧な感じで悪い気はしませんでした。きっとこういうやり取りばかりされているんだろうなって思います。席が空いたらお電話頂けるという事で一応予約する事にしました。
思いのほかスムーズに席が空いたのか、21時過ぎに電話が鳴ります。予約の時も丁寧な感じでしたが、今回はさらに丁寧な応対に思えました。さっそくお店の方へ足を運びます。
お店は、ミナミの中心部から少し外れた場所にあります。場所は店名にある島之内です。ちなみに店名にある一陽は、店主のお名前である陽一からきているようです。そして店主は、ミナミにあるミシュラン1つ星の「和洋遊膳中村」で修行された方のようです。
お店は凛とした佇まい、とても品のある和モダンな外観です。入口が少し奥まっていて、ちょっと足がすくんでしまいそうな感じです。でも店内に入ってみると温かくお出迎え頂きました。直接会ってみると、丁寧で柔らかい接客がより際立っている感じで好感持てます。このお店の魅力にどんどん引き込まれていく感触を覚えました。
店内もまたオシャレですね~☆清潔感と品の良さを兼ね備えた素敵な店内でした。かといって敷居の高い感じでもなく・・何気に居心地良く思えたりしました。
左手がカウンター席、右手に4人は座れる掘りごたつ式の座敷が2つありました。間に仕切りがあって、大人数の場合はその仕切りを外して対応出来るようにもなっております。右奥には個室もありました。思ったよりコンパクトな店内ですね。
ゆったりとしたカウンター席がとても雰囲気良さそうです!カウンター席だったらいいな~って淡い期待を胸に抱いた瞬間、その期待はもろくも打ち砕かれ、あっさりと座敷へ案内されます。
掘りごたつ式の座敷に座ると、スタッフの方にとても丁寧なご挨拶を頂きました。そして冷たいおしぼりを頂きます。おしぼりは石鹸の香りがしてホッと癒されます。女性の方にと膝掛けなども持って来てくれました。すごく細やかな気配りのジャブに最初から感動です☆
お品書きを見ると、びっしりとメニューが書かれております。ただ、飲み物以外には価格の記載がありません。
どれにしようか迷ったのでオススメを聞いてみました。するとスタッフの方がサッと教えてくれます。手際がいいというか、物腰柔らかな感じなのですが、無駄な間合いもなく的確です。頼りがいのある完璧なスタッフさんだなって思いました!
◆付き出し
付き出しは、豆腐にウニが練り込まれたウニ豆腐です。ウニ豆腐の上にはさらにウニとワサビとゴマがちょこっと乗ってます。コンパクトな一品ですが、ウニの甘味とワサビの刺激、そしてゴマの風味が混ざり合って、何故か上品にまとまってます。美味しかったです!
◆お造り盛り合わせ
クエ、キス、穴子炙り、剣先イカ、鮭児、白ばい貝、気仙沼鰹タタキなどが、丸いお皿に盛られてました。脇には紅葉が添えられて秋の訪れを感じさせてくれます。味付けゴマを乗せて頂くキスは、少し臭みが残っていて苦手な味でした。本日のオススメと言われていた穴子の炙りは香ばしくて最高☆もう1つのオススメと言われていた鮭児も脂が乗っていい感じ☆白ばい貝もコリコリっとした食感でハマりました☆
◆さんま松茸はさみ焼
こちらもオススメと言われていたのですが、何と!松茸がさんまに巻かれています!なかなか見かけない光景です。秋の2大味覚をまとめて頂けるなんて・・贅沢の極みですね☆すだちをかけ、柚子大根をたっぷり乗せて出汁醤油で頂きます。骨は取ってくれているので、ひとかぶりです。これがめちゃウマいんです!脂の乗ったさんまと香り豊かな松茸のコラボ・・・最強です!
◆穴子の天ぷら
こちらもオススメと言われていた穴子の天ぷらです。さっきは紅葉でしたが、今度はいちょうの葉がヒラリと添えられてました。穴子の天ぷらはキメ細かなお塩で頂きます。一口食べてみるとフワフワ食感です!臭みもなくって食べやすかったです。
◆いくらの出汁醤油漬け
本日のお品書きにはなかったのですが、お願いしたら作ってくれました。いくらの上には大根おろしが乗せてありました。お酒のお供として頂きました。甘くてプチっとした食感と大根おろしのサッパリ感がいいですね~。お酒との相性も抜群で美味しかったです。
◆生ゆばと生うに
生ゆばと生ウニの生生コンビです。山芋の短冊とカブも中に入っておりました。生生コンビの甘味とトロみがお酒に良く合います♪山芋のネバネバは個人的には必要なかったかなって感じでした。
◆毛がに酢のもの
毛がにを生姜入り土佐酢で頂きます。かに味噌は小さな正方形の別皿になってました。ここにも山芋の短冊がいますね。その他にはアイスプラントやキュウリなどが添えられてました。毛がには、あらかじめゼリー状の酢がかかっております。それをゼリー酢とともに生姜入り土佐酢の中にくぐらせて食べると、鼻にツーンと来る酸味がドッと押し寄せてきます!サッパリを通り越して爽快な感じがとても美味しかったです。かに味噌はあまり好きな方ではないので、ちょっぴり残してしまいました。
◆ドライカレー温玉のせ
最後の締めとして頂きました。かなり本格的なドライカレーです。ご飯の上に牛ミンチたっぷりのドライカレーがかかっていて、その上には温泉卵が乗せられてました。温泉卵がカレー独特の辛味を抑えているので、それほど重くなかったです。カレーの旨みがギュッと凝縮されたこのドライカレー・・締めなのにガツガツ食べてしまいました。一瞬で完食です!
飲み物は、生中(600円)や石川県の手取川(一合700円)などを飲んでました。日本酒はお猪口を選ばせてくれるのがいいですね。
最後に温かいおしぼりを持って来てくれて、最後まで至れり尽せりで素敵な時間を過ごさせて頂きました☆
こちらのお店、金額を指定したコースなども出来るようですが、アラカルトでオーダーしてもかなりリーズナブルだと思います。ちなみに今回は、ビール4杯と日本酒1合+アラカルトオーダーで、2人合計16000円を切ってました。お料理の内容を考えてみても、すごいコスパです!
誰に紹介しても間違いないお店だと思いました。私もまた違ったお料理を楽しみに訪問したいと思います。ごちそうさまでした。