連続お食事件さんが投稿したLa Chevre d’Or(フランス/エズ)の口コミ詳細

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La Chevre d’Orエズ/フレンチ、オーベルジュ

1

  • 夜の点数:4.8

    • ¥60,000~¥79,999/ 1人

      訪問時点の為替レート換算での金額になります。
      • 料理・味 4.8
      • サービス 4.5
      • 雰囲気 5.0
      • CP 4.5
      • 酒・ドリンク -
1回目

2019/10 訪問

  • 夜の点数:4.8

    • [ 料理・味4.8
    • | サービス4.5
    • | 雰囲気5.0
    • | CP4.5
    • | 酒・ドリンク-
    ¥60,000~¥79,999
    / 1人訪問時点の為替レート換算での金額になります。

南仏自由旅⑭最後の晩餐はエズの絶景オーベルジュ

南仏自由旅の最後に選んだのは、海抜420mの断崖絶壁にある「鷹の巣」の異名を持つ「エズ」という村の絶景オーベルジュ「La Chevre d’Or(黄金の山羊)」であります。

車で坂を登っていきますと見え隠れする青い地中海、そして後ろには緑が生い茂る山を見ながら更に進むと、目の前に少し広がる小さな村が現れました。

村の奥へと走っていくと、更に高く登って行ける一本の坂道。

その入口にあった遮断式バーゲートの横にいらっしゃる警備の方にホテルの名前を告げると、笑顔で通していただきました。

更に道を登ると、女神の様な像が両側にある黒い金属製の門で再び名前を告げ、ボーイの方に車のカギを預けて駐車場を抜けると目の前に現れた、息を飲むような絶景!!

ハァ~…なんて美しい景色♡ こんなに美しい絶景はホントに生まれて初めて見ました…。

思わず足が止まってしまい、放心状態。

我に返り、絶壁の上にある受付へと自分の足で登って行きます。

受付を済ませて部屋に入ると1階はバスルームで2階は寝室の2階建てで、部屋の窓からも絶景独り占め!!

1階のバスルームからも絶景が見えるとは凄いですね~。

いつしか夜になり、窓を見ると外は美しい夜景へと姿を変えておりました。

受付そばの小さな階段を上り、ホテルの名前と同じメインダイニング「La Chevre d’Or」に入ると、まず目に入るのが180度山と海を見渡せる大きなガラス。

数々の名店を渡り歩いた輝かしい経歴を持つヘッドシェフ「アルノー・フェイ氏」のコース料理は一つ。

岩と波からコース260€≒31720円
①バジルのブリオッシュとバター
②黒オリーブのソッカ(南仏郷土菓子)
③レモンとパルメザンチーズのタルト
④タルタルとビスクのワンスプーン
⑤モナコ産ピローフィッシュの冷製ラビオリ
⑥ヒソップ(ハーブの名前)でスモークしたロブスター 二種類にカットしたカンタロープメロン メロンソルベ
⑦ロブスターのクリスピー包み揚げ
⑧低温調理のラングスティーヌ ポルチーニ スイートクローバー香るラングスティーヌのジュ
⑨マトウダイの表面火入れ 低温調理の人参 スイートスパイスとプリザーブレモンの酸味のあるソース
⑩赤ボラのグリル アーティーチョークのバリグール
⑪ハト(スクアブ種)の胸肉と手羽 コーンと野生キノコ ブラックカルダモンのジュ
⑫ポレンタの煮込み
⑬ソリエス産フレッシュ無花果とローズマリーでローストした無花果 無花果の葉ソルベ
⑭岸壁レモンをイメージしたレモンケーキ バーベナの香り
⑮ココナッツタルト ライムチョコレート ヘーゼルナッツチョコレート
⑯バジルとレモンのソルベ
⑰エスプレッソ

5品の丁寧で繊細なアミューズでその質の高さを感じ、先への期待が高まります。「⑥ヒソップ(ハーブの名前)でスモークしたロブスター 二種類にカットしたカンタロープメロンとメロンソルベ」は芯まで火が通らず中心にレア加減を残した絶妙な火入れが良いです。そして二種類にカットしたメロンは、果肉の一番美味しい部分だけを切り取っているため、もの凄い甘味を感じます。そしてロブスターとメロンが合う事。新しい発見ですね。ん~、これは美味しい!!「⑧低温調理のラングスティーヌ ポルチーニ スイートクローバー香るラングスティーヌのジュ」「⑨マトウダイの表面火入れ 低温調理の人参 スイートスパイスとプリザーブレモンの酸味のあるソース」「⑩赤ボラのグリル アーティーチョークのバリグール」まで4連発の海の幸!!しかもサイズも一品一品しっかり目。ソースも独創的で飽きさせず、なんといっても全て素材が引き立つ様なレア感を残した火入れで、中心に向かって噛み締めるごとに変化していく食感と素材の持つ味。「⑪ハト(スクアブ種)の胸肉と手羽 コーンと野生キノコ ブラックカルダモンのジュ」も手抜き無くメインとしてしっかりと存在感があるのですが、なにせ海の幸4連発が印象的過ぎてちょっと影が薄くなってしまいますかね。なるほど!!今更気が付きましたが、コース名が「岩と波から」ですから、そりゃあ魚介には力が入っていますよねw そしてデザートの「⑬ソリエス産フレッシュ無花果とローズマリーでローストした無花果 無花果の葉ソルベ」は鮮やかな赤い無花果の実とソース。ただ、たまたま本日ランチのルイ・キャーンズで食べた物とちょっとかぶりましたか…。それにしてもこの無花果は美味しい。日本の無花果よりも小ぶりで皮が薄く、味が薄い白い部分が少なく、味が濃い赤い部分が多いので軽いカルチャーショックを感じる程美味しいです♪ 無花果だけでもデザートとして充分成立するのですが、二品目のデザート「⑭岸壁レモンをイメージしたレモンケーキ バーベナの香り」が登場。提供の仕方も重々しい箱の中から自分の好きなレモンをチョイスするという面白い方式。これがまたしっかりした量と重厚な食べ応えでたたみかけ。クリーム→パイ→スポンジ→レモンソース→クリームとミルフィーユ状に層になっており甘味もさることながら酸味も同率と思えるレベルに強いので、味のバランスは良いと思います。

全体的にはクラシック寄りのフレンチで、この立地を生かした魚介が主役のコース設計であったと思います。いや~、それにしても腹いっぱい。、、、だけでなく気持ちもいっぱい。心も体も充分すぎる程に満たされ、素晴らしい夜景を見ながらぐっすりと眠りました。

朝食(バイキング形式)
⑱パン&パウンドケーキ類
⑲数種類のジャム
⑳ジュースと数々のフルーツ類
㉑ベーコン&ソーセージ
㉒スクランブルエッグ
㉓使い放題のエシレバター
㉔パンケーキ類
㉕カプチーノ

朝日が昇る頃にちょうど目が覚めたので写真をパチリ!!朝日とこの絶景を撮り収める事ができたのは幸運です。さて、朝食は昨晩のディナー会場から少し離れた場所にあります。ここも180度海の絶景。今までのオーベルジュと同様にバイキング形式で、他と違うのはクレープ・パンケーキ・ワッフル類が食べられるところと、なんと驚いたのが「エシレバター」取り放題。日本ではとんでもなく高いバターなんですが、フランスではそこまでではないのでしょうかね。いや~、しつこいですが、それにしてもこの絶景は筆舌に尽くしがたい…。

見た事が無い様な素晴らしい絶景に囲まれながら、最高峰のフランス料理を頂ける幸せ。雰囲気と料理はどちらかを犠牲にしてしまうところが多いので、どちらを優先させるかという問題で、お店選びには毎回迷うのであります。世界広しと言えども、ここまで雰囲気と料理が両方とも最高というオーベルジュは珍しい。奇跡的と言っても過言ではないかと思います。南仏自由旅の最後をここのオーベルジュにして良かった~♪ お・し・ま・い♡

  • 荘厳な門

  • 数々の称号1

  • 数々の称号2

  • ため息が出る程の絶景

  • 海抜420mの断崖絶壁

  • 頂上に立つホテル

  • 受付はこちらで正しい様ですね

  • 所々に現れる金の動物像

  • 180℃地中海

  • 意外に狭い受付への通路

  • 入口には5つ星ホテルの称号

  • Relais&Chateauxの称号

  • 物々しい受付棟の入口

  • 受付棟に入ってみると思ったよりも質素

  • 部屋でも絶景独り占め!!

  • 部屋からの絶景1

  • 部屋からの絶景2

  • 部屋は二階建てで1階のバスルームからも絶景

  • 夜景もまた美しい

  • 満席の店内

  • 流石にここはグラスワインでいきましょう

  • ①バジルのブリオッシュとバター

  • ②黒オリーブのソッカ(南仏郷土菓子)

  • ③レモンとパルメザンチーズのタルト

  • ④タルタルとビスクのワンスプーン

  • ⑤モナコ産ピローフィッシュの冷製ラビオリ

  • ロブスター登場!!

  • ⑥ヒソップ(ハーブの名前)でスモークしたロブスター 二種類にカットしたカンタロープメロン メロンソルベ

  • ⑦ロブスターのクリスピー包み揚げ

  • ⑧低温調理のラングスティーヌ ポルチーニ スイートクローバー香るラングスティーヌのジュ

  • ⑨マトウダイの表面火入れ 低温調理の人参 スイートスパイスとプリザーブレモンの酸味のあるソース

  • ⑩赤ボラのグリル アーティーチョークのバリグール

  • ⑪ハト(スクアブ種)の胸肉と手羽 コーンと野生キノコ ブラックカルダモンのジュ

  • ⑫ポレンタの煮込み

  • ⑬ソリエス産フレッシュ無花果とローズマリーでローストした無花果 無花果の葉ソルベ

  • 重厚な木箱からレモンケーキをチョイス

  • ⑭岸壁レモンをイメージしたレモンケーキ バーベナの香り

  • 割ってみると中はミルフィーユ状になっております

  • ⑮ココナッツタルト ライムチョコレート ヘーゼルナッツチョコレート

  • ⑯バジルとレモンのソルベ

  • ⑰エスプレッソ

  • 日の出も美しい

  • 朝確認したバー・スペース1

  • 朝確認したバー・スペース1

  • 朝食会場へ向かう途中の絶景テラス席

  • 趣のある朝食会場入り口

  • 朝食会場も絶景

  • ⑱パン&パウンドケーキ類

  • ⑲数種類のジャム

  • ⑳ジュースと数々のフルーツ類

  • ㉑ベーコン&ソーセージ

  • ㉒スクランブルエッグ

  • ㉓使い放題のエシレバター

  • ㉔パンケーキ類

  • ㉕カプチーノ

  • 食べ過ぎによる控えめな朝食w

  • 美しい噴水

  • 絶景ともお別れですね~、思い出をありがとう!!

2020/01/08 更新

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