totsu19さんが投稿した一月家(三重/宮町)の口コミ詳細

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totsu19 (50代前半・男性・愛知県) 認証済

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一月家宮町、山田上口、伊勢市/居酒屋、海鮮、日本料理

1

  • 昼の点数:4.0

    • ¥3,000~¥3,999 / 1人
      • 料理・味 3.5
      • |サービス 3.5
      • |雰囲気 5.0
      • |CP 4.0
      • |酒・ドリンク 4.0
1回目

2017/11 訪問

  • 昼の点数:4.0

    • [ 料理・味3.5
    • | サービス3.5
    • | 雰囲気5.0
    • | CP4.0
    • | 酒・ドリンク4.0
    ¥3,000~¥3,999
    / 1人

地元と共に歩んできた伊勢の名酒場

最初の悩みどころは、飲み物のメニューが何処にも見当たらないところでしょうか。まあ、いつもスタートは”生”ですから悩むことはないのですが。見ていた限り、生・瓶・酒・焼酎(レモン・抹茶)ぐらいでしょうか。

カウンターの常連さんは全員「抹茶割り」を飲まれていました。作り方を見ていると、あらかじめ抹茶の仕込まれたグラスに氷をタップリ入れて、甲類焼酎を程良く入れ、マドラーでかき混ぜたら出来上がり。割っていません。ロックです。従って濃いですが、程良く氷が溶けて薄くなってくるとすこぶる旨いです。

「抹茶割り」を飲んでいる常連さんですら、作っている様を見ながら言います。「あんなん3杯も飲んだらアホや。」と。実際3杯飲みましたが、急ぐと危険です。ちなみにレモンは抹茶の代わりに最後にレモンスライス1枚を絞り入れるだけです。

料理はと言うと、雨続きで魚が入ってこないと大将がボヤいていたからか、刺身に関してはビックリする程ではありませんでした。しかし、壁に掲げられた金額の書いてない短冊メニューより客が選んだ注文を聞くや、「一人前になるようにちょこちょこッと盛り合わせにしよか?」と客の好きそうなものに融通を効かせてくれます。

今回の品の中では「いわしの煮付け」が最高でした。気にならない程度の鰯の香りと小骨を残しつつ、甘辛にショウガのアクセントを付けた、お代わりしようとしたほどの旨さでした。

この店を知るきっかけになった太田和彦さんの番組でやっていた三大居酒屋湯豆腐の一つも頂きましたが、薬味と一緒に食べると奴豆腐に、薬味無しで頂くと湯豆腐らしく頂けました。豆腐の豊かな大豆の香りの味もそうですが、辛味の利いたポン酢も良い味です。

料理と酒に特別感はありませんが、店の風情と皆が楽しく呑もう、呑ませようとする雰囲気が最高のお店です。しかも、ウチが呑みに行くと1.2万円が基本ですが、今回は7千ちょっととお得に呑めますから素晴らしいに尽きます。


●以降は、客と店の雰囲気と様子の一端です。(お忙しい方は飛ばしてください。暇つぶし程度にどうぞ。)

用事が早めに済み、かつ、混雑を避ける為に早めに向かい、店への到着は13時過ぎ。13時半を過ぎてくると、店内に灯りや人影もなく開店する様子もなく不安になってきます。やがて、数年ぶりと言う方が見えて「絶対開くから」という言葉で一安心します。

14時ちょっと前になると、男性がこちらの様子を窺いながら勝手口から入って行きます。すると、入り口の引き戸が開いて先ほどの男性から「おぉ、入ってええぞ」と声が掛かります。とんでもない店に来たもんだと恐る恐る入ると、先ほどの男性はカウンターの一番手前に座ってお見えで常連さんでした。この辺りから開店時間が14時頃となっているのでしょう。

先程の常連さんが店の灯りを点けて、厨房の大将と話をしながら開店準備が進みます。暫くすると大将が表に出て見えて「ちょっと待ってなー」とおしぼりと飲み物の注文だけを聞いて行かれます。

14時を過ぎるとぽつぽつとお客がやって来ます。常連さんには何も聞くことなく飲み物が出されます。そして、皆さんほとんど”抹茶割り”を飲まれます。

忙しかったからかカウンターの我々にもメモ用紙とボールペンが渡され「食べてみたいもん書いとってー」と残して大将は厨房へ消えていきます。テーブル席ではメモ用紙が渡されると事前に勉強に勉強していましたが、こういう場合にはカウンターでも渡されるようです。

15時になると大大将、続いて大女将がやって来ます。ちょっと怖そうな大大将ですが、主として飲み物作りをされています。また、電話担当でもあるようで、電話が10分おき程度に掛かってくるので翻弄されて参られることがしばしばです。

常連さんによると時間を追って手伝いの方が見えるそうです。それでも、土日はかなり混雑するので早めに来て、早めに切り上げるそうです。

文章力が無いので良く伝わらないと思いますが、最高な酒場でした。

  • 一切れが大きい”たこぶつ”

  • さしみ盛り合わせ(しび・カンパチ・さわら)

  • マヨ少なめの”ポテトサラダ”

  • 今日イチの”いわし煮付”、甘辛さと生姜の風味がベストマッチ

  • あじフライ

  • 料理の数々

  • ココに来たら太田和彦氏の三大”油どうふ”、温かい豆腐に醤油ポン酢が掛かっています。薬味がない方が湯豆腐らしく好みでした

  • 抹茶に焼酎を入れただけの割ってありませんが”緑茶割り”

  • 厨房から出来立てを出してくる大将にジャスチャーで注文した、甘く旨い揚げの”焼きあげ”

  • たまご焼

  • おっきなあさりの”浅利貝酒むし”

  • 本日の空ジョッキの数々(※奥の方の3つはウチのではありません。)

  • この日の”メニュー”

  • 開店前の店内

  • 開店2時間後の店内、まだ16時です。

  • 外観

2017/11/24 更新

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