5回
2020/03 訪問
土、日のランチタイム限定、ランチとシーズナルメニューの組合せ(3名用)
2020/03/08 更新
2020/02 訪問
今シーズナルは素晴らしい意欲作です!!
インドからの出向者が、4月上旬にインドに帰るとのこと。以前、私が場所を教えて自身が訪問した当店がお気に入りということで、店長のスラジさんに以下のメールを送信。
職場のインドからの出向者(以前私が場所を教えて自分で貴店を訪問したこと有)が出向解除で帰るということで、送別会をしたいと思います。ヴェジタリアン2名、ハラル2名、残り14名~15名はノンベジです。人数が多いので、ホームページにあるDinner Course¥5,000をベースに、ヴェジタリアン(完全ヴェジ)とハラル(魚、エビは可)は調整して頂き、¥5,000×人数は一括で私が払い、希望者は飲み物を注文して個人払いにしたいと思います。一つだけ質問ですが、Dinner Course¥5,000とした場合に、4人または3人が一つのテーブルを囲む場合、カレーは何種類選べるのでしょうか?
その後やり取りの末、席の確認に訪問することとしました。席のアレンジメントを決めてメモして貰い、カレーはヴェジタリアン2名、ハラル2名、残り14名~15名ノンベジ共に、各々4種類用意することでメニューも決め、メモして頂きました。
3月下旬を予定したのですが、コロナのお陰で会社から3月いっぱい会食禁止令が出たので、4月上旬に変更しました。
その訪問時に、気になる以下のシーズナルメニューをテイクアウトしました。
シカンプリーケバブ / SHIKAMPURI KEBABU【ラム肉とパニール(チーズ)を丁寧に柔らかく焼き上げたラクナウ地方の本格ムガル料理】 1700円
鴨の蒸し煮カレー / WINTER DUCK DUM CURRY【深い味わいの鴨肉を季節の果物や野菜とじっくり蒸し煮した濃厚なダムカレー】 2500円
ケバブは、私の好きなシャミカバブ様で、非常に美味。ビーツのソースとの相性も抜群。2つの塊で出ますが、パニールで体積が増えるのか以前のシーズナルのシャミカバブより大き目なので、一人一つずつで2人でシェアが、丁度良いですね。
鴨の蒸し煮カレー、今年は鴨のタンドールは止めて、新たな挑戦です。非常に濃厚な粘度のあるスープに、大きな鴨肉が5切れ。ヴォリューム満点で、風味も良く鴨も柔らかく最高の出来栄えです。
他のシーズナルも今シーズンは新顔が揃い、星崎オーナーとスラジ店長とシェフの共同作業が実を結んだものと、感心しました。
特に上記の二品は絶対のお勧めですので、お召し上がり下さい。
2020/03/04 更新
2018/08 訪問
土、日のランチタイム限定、ランチとシーズナルメニューの組合せ(2名用、3名用)
ディナーの2名、3名の少人数で、当店の素晴らしいシーズナル(季節)メニューを入れて、お腹一杯に楽しむと、それなりの金額になります。
当店は、土日も平日もランチセットメニューは種類も金額も同じで、選択肢は限られますが低価格で、ディナーから質は落とさない料理が頂けます。
また、平日のランチタイムは混雑しているので、とてもコースメニューを出せる余裕はありませんが、客の出足の遅い土日には、コースメニューを出す余裕は生まれてきます。
以上の3点を勘案し、4年前の加藤店長時代から、土日の11時半開始を条件に、ランチセットメニューにシーズナル(ディナー)メニューを組込んだ、ランチコースを受けて頂いてます。これは私に限らず、事前にメール(sitaara_aoyama@yahoo.co.jp)か電話で予約すれば、受けて頂けます。(最終の日曜日は店の入っているビルのメンテナンスのため、定休日です)
久しぶりに、土曜日2名、日曜日3名のランチコースを頂きましたので、興味のある方はメニュー構成など参考になさって、お運び下さい。何れも1名あたり4,500円で設定しましたが、同じものが夜では6,000円以上となるでしょう。
先ずは二人用メニューですが、私を含めてインド料理に詳しい2名でしたので、アラカルトは最少にして、カレーはシーズナルメニューから両方とも希少素材を用いた素晴らしい出来栄えのスープカレー2種と、ランチセットで選択可のスープ系肉カレー2種を入れました。合わせるのは当然、バスマティライスだけですね。これにランチのソフトドリンクが付きます。
------------アラカルト------------------
パパドとアチャール/チャツネ
ランチSet1(1100)のパコラと野菜 2200
シャミケバブ 1700
------------シーズナルカレー------------------
Set1のバスマティライス(1)
アミガサダケ(モリーユ)のカレー 2100
野生仔鹿肉のカレー 2400
----------- Set1のカレー-------------------
Set1のバスマティライス(1)
Set1のポークビンダロー(酸っぱく、辛く、肉柔らかく)+390
Set1のローガンジョシュ(辛く、肉柔らかく)+440
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合計 9,230 (一人4,500)
次に3名用ですが、当店への訪問を待ち望んでおられた初訪の方1名を含みますので、アラカルトの種類も多く、カレーもナンと合わせるドライ系と、バスマティに合わせるスープ系を取り入れました。
------------アラカルト------------------
パパドとアチャール/チャツネ
ランチSet1(1100)のパコラと野菜 3300
シャミケバブ 1700x1.5=2550
鰹のスパイシータンドール炭火焼 2000
タンドゥーリ・プール(Cauliflower) 1440x0.5=720
------------ドライカレー------------------
Set1のナン(1)
Set1のベイガン・カ・バルタ +330
Set1のキーマカレー
-----------スープカレー-------------------
Set1のバスマティライス(2)
Set1のポークビンダロー(酸っぱく、辛く、肉柔らかく)+390
アミガサダケ(モリーユ)のカレー 2100
野生仔鹿肉のカレー 2400
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合計 13,790(一人4,500)
さて2名の土曜日の感想ですが、シーズナルメニューについては、今年6月のレヴュー(当店2回目)通り、やはり絶品。注文をつけた、ポークヴィンダルーは酸っぱ辛く、ローガンジョシュは適度に辛く、肉も注文通り適度な柔らかさでしたので、現地に近いものをお望みなら、是非ともこの注文方法を倣って下さい。当店が4年振りのゲストも、やはり当店は素晴らしいと、大満足でした。
日曜日は、4年前に秋冬シーズナルを食された再訪の方と、当店への訪問を心待ちにされていた初訪の方の3名。摘みでは、ランチセットからのパコラとサラダ、シャミカバブ、鰹のタンドールは頗る好評で、当店名物でハーフにして貰ったタンドゥーリ・プールは霞んでしまいました。ニューデリーに本拠を置く★5のオベロイ・レストランチェーン直伝レシピの、チキンキーマと茄子のベイガン・カ・バルタも完成度が高く、ゲストのお二人も感心しきり。スープカレーは、ポークビンダローの豚肉の角肉の柔らかさ(注文時に頼まなければインド現地で好まれる硬くで提供)、繊細なアミガサダケと野生仔鹿肉の三種の全く異なる風味に、ゲスト様方も堪能された御様子。ランチセットに付くドリンクは、ゲストの方が頼まれたマンゴーラッシーが濃厚で別格との評価でした。
このレヴューをお読みになった皆様、上記に記した様に、どなたでも頼めば店は受けてくれますので、五千円以内でチョッと贅沢な、最高級のインド料理ランチコースは、如何でしょうか。
2018/08/19 更新
2018/06 訪問
店長がカロヤン氏からスラジ氏に交代!今期のシーズナルは、絶品揃い!!
会社の若い同僚が今月いっぱいで出向解除、1年半位前までは良く訪問した(5回はお連れしたかな?)ということで、最近台湾から出向してきた同僚も誘って、3名で久しぶりに訪問。シーズナル中心にメニューを組んで、前回訪問まで店長であったカルヤン宛にメールをすると、オーナーから以下の返信が。
TO.様
ご予約ありがとうございます。
残念ながらカルヤンはネパールに帰国しスラジというネパール人店長となりましたがカルヤン同様よろしくお願い申し上げます。
スタッフ一同TO.様ご一行の今晩のご来店を心からお待ち申し上げます。どうぞシーズナルメニューをお楽しみ下さい。
星崎
店長のスラジさん、非常に日本語が堪能で、料理の知識も豊富です。安心しました。
最初に、オーナーからサービスということで、冷たい梅ドリンク。ノンアルコールですが、梅酒に入っているような大きな梅が入ってます。美味しいですが、メニューには無し。
以下が頂いたもので、【 】内が特段の感想です。
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シャミケバブ:スパイスで独特に味付けしたラム肉のペーストをカリッと香ばしくフライしてレモンとパセリの2種類のソースを添えました(1700)
【2014年春のシーズナル以来の登場。前回はラムとヒヨコマメのパテでしたが、今回はラムだけ。昨年現地ムンバイで頂きましたが、日本で食したのは、当店のみ。大のお気に入りです。2種のソースも絶品で、混ぜても良い感じでした。絶対のお勧めです】
鰹のタンドールスパイス焼き:鰹をタンドール釜で絶妙にレア炭火焼きして大葉に載せたスパイシーで風味豊かな一品(2000)
【脂も程よい鰹がレア加減も素晴らしく非常に良い出来】
タンドゥーリ・チキン(ハーフ)(1850)
【いつも絶品の緑のムルギチャンプばかりなので、初めてこちらを。スパイシーでジューシーで言うこと無いです】
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バガル・バスマティライス(570)
イカ墨カレー:イカの身や内臓を全て使った濃厚で海の香りを楽しめる漆黒カレー(1700)
アミガサダケのカレー:アミガサダケ(モリーユ)にインドチーズを詰めて壷で蒸し煮したこの季節だけの限定カレー(2100)
【これは何時もながら、贅沢な絶品】
野生仔鹿肉のカレー:大変珍しい野生仔鹿肉のフレッシュな旨みを引き出した、野菜とスパイスで煮込んだクリアーなカレー(2400)
【鹿肉のシーズナルのカレーはこれまでローガンジョシュのようなレシピで鹿の風味が芳醇とはいきませんでしたが、一言で言えばスッポンスープのような様相で鹿の風味が豊かです。煮込まれ過ぎていない肉も沢山あって、今回一番のお勧め】
ローガンジョシュ(辛く) :カシミール風のラム煮込み。じっくり時間をかけて仕上げたラムカレーの逸品(1650)
【辛さの程度を聞かれ、皆の意見も聞いて、一番辛く。CoCo壱の3辛位で、カイエンペッパー投入で辛くというわけではないので、非常に美味しく頂けました】
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赤ワイン(3300)
焼きパイナップルのシュリカンド添え:焼きパイナップルとシュリカンド(ヨーグルトスイーツ)の爽やかな組み合わせ(700)
【非常に丁寧に作られ見た目も可愛く、女性には絶対のお勧め】
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団体以外のカップルは4席テーブルを2名で使用ですが、8時過ぎ頃にはほぼ全席が埋まり、店長のスラジさんも「このところお客さんが多いです」と嬉しそうでした。
2018/06/18 更新
2016/09 訪問
店長が、加藤大氏からカルヤン氏に交代。六千円で色んな楽しみ方ができます!【土日の開店時刻ならランチセットを組入れた割安のコースが堪能できます】
2016. 9. 30 ディナー訪問
今年はシーズナルメニューの春→夏への切り替えが無かったので問い合わせると、来週から秋冬メニューに変わるとのこと。今年に入り職場の人や食べログの方々との夜の会食が近場の銀座、品川、葛西に集中して、出張の不在も多かったことから、今期シーズナルを逃していたので、会社の同僚2名と訪問。全て一人前をシェアということで頂きました。
【オニオンとクロカワの炭火焼 1500】
丸ごとオニオンに野生きのこクロカワを詰めてタンドール窯で焼き上げました。クロカワの渋みやスパイスの風味が渾然一体となった味わいです。:オニオンはエシャロット(らっきょうのエシャレットではない)で、普通の玉葱より甘いので、クロカワの風味との相性は良いですね。
【野生鹿レバーの炭火焼きマンゴーソース添え 2400】
長野の野生鹿レバーをタンドール窯でさっと炭火焼きして、濃厚なマンゴーソースを添えました。芳醇で自然の力強さを感じる一品です。:レバーは肉よりも更に鹿の風味が強く、スパイスとの相性が冴えますね。レバー特有の食感が良い感じで頂ける、焼き具合でした。
【桜海老のビリヤニ 2600】
桜海老とバスマティライスを密閉した土鍋でじっくり炊き込んだインドの伝統料理ダムビリヤニです。:今回一番頂いてみたかったのがこちら。ラマナイヤの手がけた店で土曜の夜限定で頂けるダムでカッチなハイデラバーディ・ビリヤニを食べなれている身では、こちらの肉のビリヤニは一度頂いて、もう良いかということでしたが、風味の強い桜海老と合わせるというのは、スパイスとの競合で、絶対に美味しいだろうと予見。ナン生地で封をした土鍋を開けると、予想通りの素晴らしい香り。乾燥桜海老使用なので、バスマティ米のパラパラ感を弱めることも無く、良いですねー。カルヤンに訊くと、当然のことながら食材は季節に拠らず揃うので、予約だけすれば何時でも用意できるとのこと。今期食べ逃した方も、是非とも一度は試して頂きたい一品。風味は保証します。
【イカ墨カレー 1700】
青森産のスルメイカの身や内臓を丸ごと使った濃厚で海の香りのする漆黒カレーです。:これは最早、夏の定番の絶品料理。この風味は何処の高級イタリアンにも優りますね。
【ラム酒風味のチキンカレー 2300】
骨付きチキンにラム酒を利かせたカレーにザクロの赤い実をアクセントにした大人の雰囲気のカレーです。:チキンカレーにこの強気な値付け(笑)、頂いてみるしかないですね。大振りの骨付き肉2本の身を解して頂きます。ガラムマサラベースのスパイス使いですが、ラム酒が風味を複雑にしており、これまで食べた北インドカレーの中では突出して素晴らしい出来です。イスラムやヒンドゥーでは酒が御法度の地域が多いと思うのでインドでは出せないでしょうか。
【ローガン・ジョシュ 1650】
じっくり時間をかけて仕上げたラムカレーの逸品。:シーズナルのカレーが余りに素晴らしかったので、定番のこちらは霞んでしまいました。
お連れした会社の同僚も、美味にビックリの連続でした。
昨年末に店長就任の当初は多少緊張気味が見て取れたカロヤンは大丈夫かな、との想いでの久々の訪問でしたが、今は店長も板に付いて堂々としたにこやかな接客、安心いたしました。次のシーズナルには、イノシシが入る予定とのこと、2014のクリスマス時期に頂いた物が素晴らしかったので、今から期待してます。
皆様お運びの際は、<sitaara_aoyama@yahoo.co.jp>でカロヤンと事前に打ち合わせて訪問すれば、より素晴らしいメニューが組めるものと、期待します。
2015.12.17 ディナー訪問
12月中旬、会社のインド料理初心者をお連れしようとメールを入れたところ、加藤ソムリエ店長が、御高齢となられた御両親のケアのため新潟の実家に帰られることになり年内一杯で当店を退社されるとの報が入りました。
加藤店長とは、2012.10.27ランチ初訪、2013.8.24ディナー兼オフ会初訪から毎月オフ会訪問と、数限りない素晴らしい想い出を共有させて頂きました。星崎眞オーナーをサポートする加藤店長あってのシターラと思っていましたが、後任には高島屋店を切り盛りしてきたタパ・カルヤン店長が引き継ぐことになりましたので、今後も応援していきたいと思っております。
日本語の会話も普通の漢字もOKのカルヤン氏は、若いのですが実力者ですので、加藤店長時代に引き続き、御愛顧頂ければ幸です。メールの宛先は、<sitaara_aoyama@yahoo.co.jp> 。文面冒頭に、カルヤン様で、予約などの交信ができます。先ずは氏から頂いた自己紹介のメールの転載で、紹介させて頂きます。
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TO.様
シターラ青山店のもの タパ カルヤン と申します。
加藤さんから簡単な経歴を送るように指示いただきメールしました。
私は1988年にネパールのカトマンズに生まれました。高校まではネパールで勉強し2007年に留学をきっかけに日本へ来ました。2年間日本語学校で日本語を勉強し卒業後電子情報専門学校に入学しました。2011年専門学校を卒業しシターラへ就職しました。(アルバイトだったのですがシターラには2009年に入社していました。)
日本の食べ物や日本の文化がすきでずっと日本にいたいと思っております。
加藤さんからしっかり引き継ぎし絶対に迷惑をかけないようにがんばらせていただきますので是非よろしくお願いします。
良いお年をすごしください。
いつもシターラをご利用いただき本当にありがとうございます。
タパ カルヤン
シターラ青山店
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12月17日(木曜日)18時半 4名 ディナー訪問
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【栗のガラウティ 1600】
栗を丁寧に叩いて潰しとても柔らかく焼き上げた、古都ラクナウに伝わるムガル料理。柚子とビーツのチャツネが風味を引き立てます
Chestnut Galouti; Fine grinded and pan-fried very soft chestnuts can be melted in your mouth and the chutney of citrus junos and beets makes it more relished.
【タンドゥーリ・プール 1440】
スパイス風味のマサラにまるごと漬けたカリフラワーのロースト
TANDOORI PHOOL; Whole baby cauliflower marinated and char grilled in tandoor
【鴨のタンドール炭火焼き 2000】
旬の鴨肉をブラックペッパー、オニオンシードで香り豊かにシンプルに焼き上げました
Bathak Ka Tikka; Prime winter duck breast with black pepper, onion seed and special masala, char grilled in Tandoor.
【ムルギチャンプ(4つ)2060×4÷3 = 2750】
コリアンダーやミントで香り豊かに味つけしたスパイシーな骨付きチキン
MURGKI CHAAMP; Chicken marinated with coriander and mint cooked in Tandoor.
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【牡蠣カレー 1500】
冬の牡蠣の旨みとスパイスの風味が凝縮された人気メニュー
OYSTER CURRY; The most tasty oyster in winter cooked mellowly in coconut milk and Tamarind gravy.
【骨付きラムカレー 2400】
ラジャスタン地方に伝わる骨付きラム肉をじっくり煮込み、ロ-ストコリアンダーをトッピングしたふくよかな風味の伝統料理
BANJALA GOSHT; Traditional Rajastan style of lamb curry, simmering the lamb meat with bone for a long time and its taste shows quite profound by topping roasted coriander.
【スパイシーチキンカレー 1540】
ランチで出してる骨無しチキンの当店では一番スパイシーなカレー
MURG CURRY; Chicken cooked with onion, tomato and spices
【ダール・タルカ 1140】
皮をとって挽き割りにしたムング・ダール(緑豆)の爽やかな酸味のある煮込み
DAL TADKA; Yellow lentil tempered with garlic and cumin
【バスマティライス 570】
インドの香り米にスパイス類を加えた風味豊かなライス
VAGAR RICE; Clove flavored basmati rice
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合計 14940 1人3700
インド料理初心者の、韓国からの若手出向者、11月から我が部に配属されたバイリンガル事務職のレディ、当店のシーズナル等の味見に付き合ってくれる若手同僚の4名でしたので、レギュラーと冬のシーズナルの定番を中心に組みました。初心者の方々は、例に漏れずインド料理のイメージが覆されたと、絶賛でした。
特筆は、鴨のレアー度がこれまでで最高、行けましたね。ダール・タルカは、ベイガン・カ・バルタと双璧の、べジの逸品ですね。多分今回初登場のBANJALA GOSHTは、Traditional Rajastan styleと紹介されていたので白いラムカレーのサフェドラジャスタンマ-ンズ様にスパイシーさは期待していなかったのですが、何とダバインディアの南インドの辛いマトンカレー風のドライで、ホールのスパイスやチリを主としたスパイシーな出来上がりで、大満足。こちらのラム/マトンカレーでは、歴代1位の好みでした。
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2015.9.2 18時半訪問
8月7日に会社の同僚13名で7月11日メニューをベースにラム焼物と鹿・蛤カレーを外して定番カレーとラーンを入れたディナーを開催した際、初夏から開いた1F屋外のオープンテラスでオーナーの星崎眞さんと遭遇し「今日も鱧カレー作って頂きました。ラーンも」「有難うございます。しかし、今週から新シーズナルメニューに変わり、鱧は入ってます。それと、長年出したかったマンゴの冷カレーが、やっと出せるレヴェルで完成しました。そこのテラスの棚で育ったゴーヤも食材で出せるようになりました」との言があり、会社の同僚と2人で伺いました。
いつもは表参道駅から直行の小原流会館の裏から地下に降りるのですが、ディナーの帰りには常に売切れているカレーパンが有ると良いな、ということで表のテラスに立ち寄りました。バターチキンとヴェジのカレーパンが1個ずつ残っていたので、勿論ゲット。「19時より後にはカレーパンは揚げないので、これで最後です」
シーズナルは、ケバブ3品カレー4品デザート1品(店舗情報の備考欄参照)ですが、どうしても食べたい3品を選択。出してもらう順番について、加藤店長「鹿を出して、その後カレーで宜しいですか」「マンゴーはホームページの写真で見ると生春巻き風のクレープが付いていて冷たいということで、前菜風に食べてみたいです。その後で鹿、最後にイカ墨とナンかライス。どちらが合うでしょうか」「どちらでも合いますが、ナンも良いですね」「じゃあナン。あと、上でカレーパン2つ買ってきたのですが、一種一個なので土産には中途半端。2つに切ってもらってここで食べて良いですか」「勿論。温めて切って出しますね」
【カレーパン 1個250円】
二人で赤ワインボトルで入れていつもの4種のアチャールをツマに飲んでいると、カレーパン登場。ひとつ250円ですが、これは行けます。ヴェジの方が意外にもピリ辛で、揚げパンには合います。
【マンゴの冷カレー インドのクレープ添え 2200円】
フレッシュマンゴの甘酸っぱさとスパイスが溶け合ったフルティーなカレーをキュンと冷やして、インドのクレープと召し上がる、この夏の取って置きの一皿
MANGO CURRY with INDIAN CREPE; Relishable chilled fresh MANGO curry with Indian crepe, “Khati Roll” and its summer special taste may be beyond your imagination.
HPの日本語と英語の内容が異なるのも良いところ。Khati(カティ)とはベンガル地方の言葉で竹串。Khati Rollは、コルカタの店で発祥したローカルフードだそうですが、今では肉でも野菜でも何でも巻いて食べるスタイルの料理一般の呼称になっているようです。薄いロティをロマニ・ロティと言いますが、赤キャベツ、ミョウガ、パニール、赤・黄パプリカ、キュウリの細切りをロマニ・ロティで巻いた生春巻き風のものが、二人で食べるには十二分なほどの量で添えられてます。冷カレーはこの時期のマンゴの中でも熟しが若い物を選んでスキッと酸味の強いカレーに仕上がってます。若い硬めの細切りされたマンゴの食感も良いです。冷カレーをカティ・ロールにかけて食べ進むと、カレーとロールの比率は適量です。マンゴパウダーとマスタードシード以外のスパイスは、企業秘密です(笑)。赤唐辛子が一本入っていますが、これは噛締めると地雷を踏みますので、ご注意を。私の想像通り、このメニューは前菜として頂くのがピッタリ。色々と食べるなら、3人~4人でのシェアが適量と思います。
【野生鹿と夏野菜のタンドール炭火焼き 2500円】
脂肪の少ないさっぱりした夏の野生鹿と夏野菜をタンドール釜で炭火焼きにした旬を楽しむ盛り合わせ
CHAR-GRILLED SUMMER WILD VENISON & FRESH VEGETABLES; Char-grilled summer less fatty venison meat and seasonal vegetables in Tandoor, small eggplant, paneer and tomato staffed with corn and potato, together special green tomato chutney.
野生鹿は昨年も頂きましたが、野菜が昨年とは異なり、HPの写真とも異なっており、進化しているのでしょう。青茄子、ズッキーニ、自家栽培ゴーヤ、これに中身にコーンとポテトとパニールを詰めて程よく焼いたトマトが付きます。万願寺唐辛子を開いて中に鹿に合わせるソース(スパイス)が添えられています。二ゲラとかコリアンダーとかでしょう、鹿に乗せると良いアクセントになります。
【イカ墨カレー 1700円】
青森産のスルメイカの身や内臓を全て使った濃厚で海の香りを楽しめる漆黒カレー
SQUID DEEP - BLACK CURRY; Char-grilled seasonal summer squid, simmered with squid sepia and all internals. paneer and tomato staffed with corn and potato, together special green tomato chutney.
昨年も頂きましたが、濃厚なイカの香りが良いです。同僚も、イカ墨パスタよりも絶対にこちらの方が上と言ってました。ナンとの相性は抜群です。
夏は過ぎても次の秋冬メニューまでには十分な期間がありますし、上の3品に加えて鱧のスープカレーケララ風や鰹のスパイシータンドール焼も絶品ですので、3名以上でのディナー訪問でのシェアをお勧めします。
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2015.7.11.18時~ ディナー訪問
5人の予約で訪問。葛西からの出掛けで、アンティーク時計屋に立ち寄っての無駄話が長引き、店に電話を入れて、皆様お揃いの15分遅れで到着。
メニューは下の通り。今期のシーズナルは、4月から東京に転勤したこともあり、1人や会社の同僚と2人のディナーか休日朝一の訪問で全部試食してましたが、一品たりとも外す物が無く、定番はムルギチャンプのみ。これに久々のカチュンバルと、来期シーズナル予定の鱧のカレーを特注して、何とか恒例のワイン無4500円、有6000円に収めました。
繊細さを絵に描いたようなメニュー構成ですが、インド料理を食べ慣れた舌の肥えた皆様からは絶賛され、当店の実力が再認識されました。
当店の入っている小原流会館の1階屋外にカフェを出店しました。調理場のワンボックスカーでカレーパンを求めようとしたところ、売り切れ。と、オーナーの星崎さんが奥様とランチパック風の容器に入ったカレーを楽しまれており、奥様にも紹介頂きました。ゴーヤ棚も作られ、成長して食材にされるのも、待ち遠しいです。
---------------------------------------10830
カチュンバルサラダ 300×5=1500
ダイス状にカットした野菜(果物)をスパイスで和えたインドの定番サラダです。
Kachumber Salad;Most common Indian fresh salad of finely chopped summer vegetables.
ベジタブル ガラウティ 1500
里芋やバナナでつくったパテを香ばしくソフトに焼き上げた宮廷料理。色鮮やかなローストした野菜のチャツネソースを添えました。
VEGETABLE GALOUTI;Fine grinded and pan-fried very soft vegetables which melts in your mouth and with early summer flavored two different chutneys.
カツオのスパイシータンドール焼き 1900
旬の生カツオをスパイシーにマリネして、タンドール窯で絶妙に焼き上げました。
TANDOORI BONITO;Spiced fresh seasonal bonito cooked in Tandoor, early summer masterpiece.
ボッティ・カバブ(4切れ) 2500
秘伝のマサラに漬け込んだラムもも肉をタンドール窯で豪快に炭火焼きした伝統料理。
付け合せの野菜ピクルスのテリーヌとごいっしょに。
PATRANI MACHI (seasonal mullet) ;Authentic char-grilled lamb cubes with special terrine stuffed with home-made Indian pickles.
ムルギチャンプ 2060×5÷3=3430
コリアンダーやミントで香り豊かに味つけしたスパイシーな骨付きチキン、地方の料理が当店の定番に昇格。
MURGKI CHAAMP;Chicken marinated with coriander and mint cooked in Tandoor.
----------------(大盛り対応)9490+2180=11670
プレーン・ナーン 420
精白小麦粉とヨーグルト、卵などを伝統的に炭火で焼上げたパン
NAAN (plain);The famous Indian bread made with refined flour
白はまぐりとそら豆のカレー 1600
スパイシーにマリネした白はまぐりとそら豆をベースにしたソ-スの爽やかなカレー。
WHITE CLAM AND BROAD BEAN CURRY ;Tempered gravy by seasonal broad bean combined with fresh white clam.
初夏の鹿肉カレー 2600
脂肪が落ちた淡白な初夏の鹿肉をタンドール窯で香ばしく焼き、
キノコや木の実など森の旨みとじっくり煮込んだカレー。
CHAR-GRILLED WILD DEER CURRY ;Less fatty wild deer meat char-grilled by Tandoor and mellow & rich gravy of various forest harvests.
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バガル・バスマティライス 570
インドの香り米にスパイス類を加えた風味豊かなライス
VAGAR RICE;Clove flavored basmati rice
アミガサダケのカレー 2300
桜が散ったあと、樹の下にかわいらしく姿を現すきのこアミガサダケ。そのアミガサダケにチーズを詰めて土鍋で蒸してつくる芳醇な季節限定カレー。
GUCHI (MORILLE) CURRY;Spring seasonal Morille stuffed with Indian cheese and simmered in complexed flavored gravy.
鱧のスープカレー、ケララ風 2000
湯引きした旬の鱧を、フレッシュカレーリーフやココナツミルクを使った爽やかですっきりした南インド、ケララの海老カレーに浮かべた夏のカレー
DAGGERTOOTH PIKE CONGER CURRY;Slightly boiled seasonal daggertooth pike conger cooked in coconut milk and prawn gravy with fresh curry leaf.
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料理合計 22500 1人4500
赤ワイン4人 ボトル2 6000 ワイン飲む人 1人6000
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2015.5.30.ランチ訪問
シーズナルメニューの告知も久しく無く、どうなっているのかと様子見に、土曜日のランチタイムに伺いました。シーズナルは、初夏バージョンが今週から始まったということで、食べログの備考欄を更新しておきました。盛り沢山で、オフ会やれば楽しめそうですね。
ランチの+料金での選択が増えてまして、きのこのカレー(辛さ2、+370円)、アルゴビ(+300円)、季節の野菜カレー(+0円)の中から、きのこのカレーを辛くと、ポークビンダロー(+390円)を辛くの、Wカレー(1350円)をバスマティ半分位で注文。飲み物はスパークリングワイン、次に赤ワイン、何れもインド産で各530円を頂きました。
パスタの様に茹で上げる湯取り法のバスマティに、辛くして貰ったカレーが合いますねー。特にココナッツミルクベースで南インド風のきのこのカレーは、きのこの他に薄切りの茄子が入って絶品。夜に出しても十分なほどの出来栄えです。是非とも一度、お試し下さい。
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2014.12.20.ディナー訪問
土曜の午後に仕事の状況を見極めて、翌日曜日に可能な免許の書き換え(水戸市)と年内最後の散髪を兼ねて急遽の上京を決断。行きつけの有楽町で散髪を済ませた19時過ぎ、何処に行こうか思案。
冬の新メニューを頂いてない&前日に送られてきた下記のクリスマス限定メニューの試作に有りつけるかも、ということで早速予約の電話。「30分位で着きます。今日は1人です」「お待ちしております」加藤店長の受け答えの様子から、今日は忙しそうです。
店の外の通路と隔てるガラスを背にした正方形の4人席に通されます。店内は、サーブ用に皿やワイン等を仮置きするために正方形の4人席を使っているテーブル1つ以外は、全て使用されてます。といっても、8名程度の団体さんを除けば、4人席をカップルや同性の2名で使っているので、ダバのような立錐の余地なし状態ではないんですけどね。私の後で訪問された方は、満席ということで断られていました。私等は相席でも一向に構わないのですが、高級レストラン仕様の当店では有り得ないのでしょう。夜の1人は初めてなので、メニューを眺めること暫し。当店のカバブは1オーダーが3人前位なので、迷いますね。加藤店長にコースメニューも見せてくれるように頼みます。
と、その時、隣の4人用のソファー席に座って同席のお2人に「シビエも季節によって変わります。今年は野生鹿を出しましたが、夏ならでは・・・。キノコは自分で見つけるのもあるんです・・・」と話されていた男性が、こちらに来られて「星崎です。TO.さんには、一度ご挨拶させて頂こうと思っていましたが・・・」。名刺の交換などして最後「先ほど頂かれていたのは何ですか」「いやー、目聡いですね。クリスマス用の野生イノシシのタンドール炭火焼きです」「オーダーできますか」「加藤に言えば」。星崎オーナーが加藤店長を呼んでオーダー成立。「試作の最終段階なんですよ。それじゃ、コースメニューは要らないですね。クリスマスのコースの一部なので、その後に単品で出す場合にはもう少し値を上げるかもしれませんが、今日は二千円で」。
「お気に入りのRituのカベルネが輸入停止になったんですよ。インドだと代わりはグローバーのレゼルヴァになりますが、Rituの力強さには及びません」加藤店長も私同様に、Ritu好みだったようですね。ということで、最初はマハラシュトラ産のロゼのスパークリングワインを、4種のチャトニとパパドと頂きながら、イノシシの焼き上がりを待ちます。
3つに分割されたイノシシに、数種類のキノコの炒めが添えられています。キノコの風味が凄くて、まいたけ風の物から頂きます。キノコの種類を訊くと、なめこ、おりめき、むきたけ、ひらたけ、かぬか(ブナハリ茸)、まいたけ、あみたけ、むらさきシメジ、くろたけだそうです。冬のシーズナルのビリヤニに用いられてます。イノシシは、鴨の焼き物に似た味付けで、イノシシ特有の脂身が美味しいですねー。これは本物の野生です。鴨の焼き物よりも一回り小振りなので、少食の私でも、3切れを飽きずに美味しく堪能させて頂きました。
あとは、冬のシーズナルの初登場で気になっていたパヤをスパイシーに!と、当店では頂いたことのないサフランライスをハーフで注文。
パヤ (PAYA IN HYDERABADI STYLE) ¥1,800【骨付きラム足を手間をかけてとろとろになるまで煮込んだ伝統的ムガル料理の真骨頂。本物はめったにないレアメニューです。】
パヤといえば、カラチの空やアルカラムで週末の曜日限定で頂けるパキスタン流の粗ゼラチン質の油っぽい脛肉の煮込みを想像させられますが、ハイデラバーディ式はどんなものでしょうか。
バスマティのサフランライスは疎らな黄色で本物のサフランが香ります(当然ですね)。パヤは、陶製のココットで登場。蓋を開けると、骨3本に肉が付いた感じですね。蹄の部分、その上の脛の部分と、その上の3本です。パキスタン流の油っぽさは全くなく、骨に付いたとろとろに煮込まれた皮を剥がして食べる感覚です。バラバラに解体した骨だけ綺麗に取り皿に陳列できました。スープはサラサラで、南インド風のスパイスの切れも感じられます。本物はめったにないレアメニューとの説明ですが、パキスタンのパヤとは全く異なる絶品でございました。
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2014.11.1.(土曜日)11時半~
初対面のマイレヴュアー様と御主人様の3名でのランチ訪問です。
今回、当初は秋冬のシーズナルに切り替わる予定でしたが、恒例といっては悪いのですが、カレーがオーナーの星崎さんと加藤店長の舌に叶うものに仕上がっていないということで、基本は夏秋シーズナルで、カバブは2シーズン何れも用意できるという状況でした。
マイレヴュアーご夫妻様方は、当店への訪問を非常に楽しみにしておられましたので、カバブを4品として欲張った以下のメニューを構成。私が当店史上最強のシーズナルカレーのコンビと思っている鱧とイカ墨が最後の最後まで頂けるという幸運です。
11時半の数分前に到着すると、既にご夫妻は席に通されておりました。非常に素敵なご夫妻で、話も弾んであっという間の、贅沢なランチタイムが過ぎました。予想通り多めのメニューでしたので、イカ墨の半分とローガンジョシュとチキンカレーの三分の二は、バスマティライスと共にお持ち帰り頂きました。「メニューを見たとき、一部持ち帰りとありましたが、完食できると思ってました。でももう、お腹いっぱいですね」とはご主人様の言。
冬のシーズナルは昨年同様でしたが、鴨のレアー加減といい栗の風味といい、最高の出来に仕上がっております。
①----------------------------------------------------------------7160
夏◎カツオのスパイシータンドール焼き(Tandoori Bonito) 1800
【鰹を絶妙にタンドール窯で炭火焼きした風味豊かな人気メニュー】
冬◎栗のガラウティ、柚子とビーツのチャツネ添え:1500
【栗を丁寧に叩いて潰し、スパイスの香と柔らかく滑らかに焼き上げたカバブ。柚子とビーツのチャツネが味を引き立てます】
冬◎鴨のタンドール炭火焼(レアー):1800
【脂がのった旬の鴨をブラックペッパー、オニオンシードで香り豊かに焼き上げた冬の定番】
ムルギチャンプ(MURGKI CHAAMP) 2060
【コリアンダーやミントで香り豊かに味つけしたスパイシーな骨付きチキン】
②----------------------------------------------------------------6240
カレーセット 1050×2=2100
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ナン
ローガンジョシュ (辛く、肉柔らかく)+440
【じっくり時間をかけて仕上げたカシミール風のラム煮込み】
夏◎イカ墨カレー(Squid Deep-Black Curry)(辛く)1700
【青森産の新鮮なスルメイカを丸ごと使った濃厚なとっておきの漆黒カレー】
--------------2回に分けて-------
バスマティ大盛り
スパイシーチキンカレー(辛く)
【ピリリとした辛さのチキンカレー】
夏◎鱧のスープカレー、ケララ風(Keralan HAMO Soup Curry) 2000
【湯引きした鱧を南インドの海老カレーに浮べたシンプルながら複雑なカレー】
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料理合計 13400円 1人4500円
◎は、シーズナルのメニュー。 グラスワイン 一杯530円
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以前の訪問は、下記url.の日記に移してます。
http://tabelog.com/rvwr/000566135/diarydtl/131654/
2016/10/01 更新
ディナーの2名、3名の少人数で、当店の素晴らしいシーズナル(季節)メニューを入れて、お腹一杯に楽しむと、それなりの金額になります。
当店は、土日も平日もランチセットメニューは種類も金額も同じで、選択肢は限られますが低価格で、ディナーから質は落とさない料理が頂けます。
また、平日のランチタイムは混雑しているので、とてもコースメニューを出せる余裕はありませんが、客の出足の遅い土日には、コースメニューを出す余裕は生まれてきます。
以上の3点を勘案し、6年前の加藤店長時代から、土日の11時半開始を条件に、ランチセットメニューにシーズナル(ディナー)メニューを組込んだ、ランチコースを受けて頂いてます。これは私に限らず、事前にメール(sitaara_aoyama@yahoo.co.jp)か電話で予約すれば、受けて頂けます。(最終の日曜日は店の入っているビルのメンテナンスのため、定休日です)
久しぶりに、日曜日3名のランチコースを頂きましたので、興味のある方はメニュー構成など参考になさって、お運び下さい。1名あたり4,500円で設定しましたが、同じものが夜では6,000円以上となるでしょう。
メニューの選定理由は、以下の通り。
シーズナルのケバブは、北インドでは有名なラクナウ地方のムガル料理のシャミカバブの応用、現地のムンバイの市中で実食は数分の一と非常に安く頂けましたが、技術も要るし日本で出せる所は少ないので、値段は仕方ないでしょうか。必食でしょう。蕪(かぶら)と金目鯛は迷ったので、スラジ店長に、3人で切り分け易いのはどちらと聞いて、金目鯛に。
シーズナルのカレーは、鴨は実食で一押し、鰈はメニュー紹介で少し諄い印象で却下、野菜は多分当店では新種のチャレンジですので期待です。
ランチのカレー三種は、初訪問の方でレヴューからマトン系もお好きということも考慮し、シェフの出身の五つ星オベロイ・レストランチェーン伝統のメニューから、選びました。
------------アラカルト------------------
パパドとアチャール/チャツネ
ランチSet1(1200)のパコラと野菜 3600
シカンプリーケバブ 1700 x 1.5 = 2550
【ラム肉とパニールを丁寧に柔らかく焼き上げたラクナウ地方の本格ムガル料理】
金目鯛タンドール炭火焼き 2400
【金目鯛をタンドール炭火焼きして大根と柚子のアチャールや柚子ソースを添えた爽やかでスパイシーな味わいです】
------------ドライカレー------------------
Set1のナン(1)
Set1のベイガン・カ・バルタ +370
【炭火焼き茄子をほぐして煮込んだ香ばしいカレー】
からし菜と新ジャガイモのカレー 2000
【からし菜や新ジャガイモなど旬の野菜をたっぷり使った季節を感じるドライカレー】
-----------スープカレー-------------------
Set1のバスマティライス(2)
Set1のポークビンダルー(酸っぱく、辛く、肉やわらかく)+390
【酸味が絶妙に効いた南インド、ゴアのカレー】
Set1のローガンジョシュ(辛く、肉やわらかく)+440
【じっくり時間をかけたラムカレー】
鴨の蒸し煮カレー(肉やわらかく) 2500
【深い味わいの鴨肉を季節の果物や野菜とじっくり蒸し煮した濃厚なダムカレー】
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合計 14,250(一人4,500)
実食しての感想は、ケバブと鴨のカレーは一つ前のレヴューを参照ください。
金目鯛は、皮の部分と身の部分の焼き具合のバランスが良く、予想以上に良い出来上がりです。
肉三種のカレーは、こうやって揃うと圧巻です。デフォルトで頼めば、オベロイの味で大人しいので、少しスパイシー側が良い方は、上のように辛くと頼んで下さい。日本では意外でしょうが、インドでは肉は硬いのが良しとされます。従ってデフォルトで頼めば硬く出されますので、上のように肉柔らかくと頼んで下さい。本日頂いたものは、豚もラムも鴨もしっかり煮込まれて素晴らしく柔らかく肉汁もスープに十二分に移り、最高のカレーに仕上がっていました。
本日の一押しは、からし菜と新ジャガイモのカレー。南インドでは、アーンドラダイニングのビンディ・ベイガンの様に、野菜のスパイシー炒めはあるのですが、北インドでは無いため、シターラではこの種の一皿は初めてのチャレンジです(フロアスタッフに確認しても、私の記憶の通り、初めての試みと答えてました)。これが素晴らしく美味しく、量は多かったのですが、美味しい美味しいの大絶賛で食べ切りました。これに味をしめて、季節毎に野菜を選んで、シーズナルのラインナップに加えて頂きたいものです。
最後に、今回は急な予約で、スラジ店長は家族の病気見舞いのためネパールに帰国中でしたが、スラジ氏(シターラ青山宛のメールは全て受信・送信可)と副店長のプラビン氏の連携で、素晴らしいオペレーションであったことを、申し添えておきます。