レビュアーの皆様一人ひとりが対象期間に訪れ心に残ったレストランを、
1位から10位までランキング付けした「マイ★ベストレストラン」を公開中!
1位
1回
2014/10訪問 2014/10/07
業者の会合でめったに来れない函館を訪れた。
せっかくなら思い出に残る店ということで、数人で予約にトライしたら幸運なことに空いていた!
一日8人限定なので、普通は1ヶ月待ちという状態が続いているそうで、今回は本当に運が良かった!
お任せコース(つまみ4品と握り10貫)で。
始めに、石垣貝とボタン海老の刺身。
「石垣鯛」ではなく、「貝」。現地のものらしい。
薫製のかかった塩とすだちで。
どちらも上品な味、食感がいい。塩に燻香はアイディアですね。楽しめます。
次は毛がにとホタテの和え物。
載せられたウニを崩して混ぜて、と。
こちらも上品で、たっぷりの甘味・旨味とウニの香りを楽しむ。
イカソーメンはソーメン用のタレで。
スルメイカはサッパリしていて、本当にソーメンのよう。
アワビの酒蒸し。アワビの香りがしっかり。柔らかい。
穴子の雉焼き。香り高く、食感もよく、穴子も甘く。
タコの柔らか煮。柔らかい。タレも美味しい。
ここから、握り。
石垣鯛、スダチのソースで。南方系の魚だと思っていたら、北海道でも獲れるとか。
平目。キチンと寝かせて甘みが出ています。ここで、ご亭主と魚の活き締め談義。さすが詳しい。
マグロ、その後大トロ。北海道産だそうだが、結局津軽海峡だから、大間の鮪と同じ。
こはだ。江戸前を標榜するだけあり。酸味が効いていて、甘みもあって。
ウニのにぎり。自家製の海苔の佃煮つけ。ウニも海苔も北海道産。基本は地元の素材だが、時期によっては構成できないので、道外にも求めるとのはなし。味と料理にこだわれば当然の選択か。
焼き穴子。タレもよく、旨味・香りもあり。
その他、アジ、カサゴなど。
シャリのお味は控えめ、寿司につけるお醤油、スダチ、塩、煮きり等のお味も控えめ。
したがって、良質な素材本来の味、旨味、香りを楽しめる。
ただ、北陸の甘辛味の私としては、もう少しきつめの方が寿司本来の味を楽しめるかと思ったりもした。
お酒は限定。
ビールはアサヒのスーパードライの生とサントリーのプレミアムモルツ(瓶)。
日本酒は国稀と菊姫の各純米の2種。
ワインは、カリフォルニアの「メナージュ・ア・トロワ・シャルドネ」とワシントン州の「ハンズ リースリング」の2種。
奥様が料理に合うものだけを選んでいるとのこと。
国稀、柔らかくて上品だが、キレとか強い吟香はない。全国的に普及している北海道・増毛町のお酒。
菊姫は解説不要だろう。
カリフォルニアのシャルドネは枯れた樽香が感じられ、ほろ苦くて、切れもよく寿司に合う。
が、リースリングは、やはり華の香りが高くやや甘くて、お酒としては美味しいが、お寿司とはどうかな・・・?個人的感想です。
さすが、ミシュラン星付きのお店、清潔感、ワイン使いの上手さ、料理に対するこだわり・信念が感じられる名店でした。
ごちそうさまでした。
2位
1回
2014/11訪問 2014/11/28
つくば立ち寄りの2件目です。駅周辺でトップの評価。
外観はどこにでもある郊外食堂・トンカツ屋さんのチェーン店の雰囲気。
でも、隣接する専用駐車場はハンパなく大きいです。
お店は機械による予約票発行方式。富山だと回る寿司チェーン店にありますが、人気の程がわかります。
店内にはいろいろのこだわりを書いたステッカー・ポスターがあります。
お米は筑波産のコシヒカリ、お茶は静岡産の茎茶etc.
この時期人気のカキフライとやまと豚ロースカツセット1780(1922税込)円。
結構しますが、お料理が来てわかったのですが、セットにしてトンカツを減らすのではなく、通常のロースカツセットにカキフライが加えられているので、かなりの量ですし、お得です。
キャベツ、ご飯はもちろん、お新香もおかわり自由。お新香はデフォで相当の量と種類があります。結局お代わりなしで満足。
セットのお汁は豚汁とナメコ汁から選びます。赤だしのなめこ汁をチョイス。出汁が効いていて、誰でも美味しいというでしょう。
ご飯は、コシヒカリの甘味と香りで、高水準!
カキフライは、サクサク、ジューシー、かつ、カキが甘くて、ほろ苦さや癖がなくて(私はあってもオッケーですが)カキが苦手な人でも好きだと思う。ちょっと豚肉片も入れてあるのか、旨味も強い。こんな美味しい癖のないカキフライは未だかつてないなー。
揚げ油もさっぱりで後に引かない。のに香ばしく美味しい。
確かに何から何まで次元の違うの豚カツ屋さんかも。
ということで、さすが食べログ高評価だけあるトンカツ屋さんでした。
まだまだ書くべきところはありますが、多すぎて…。
とにかく、食べ始めて、おもわず、家族のお土産用のロースカツセットとヒレカツセットを追加注文しました。喜ばれました。
ごちそうさまでした。
3位
1回
2014/06訪問 2014/06/05
マイレビュアーさんが激賞する当店。
東京出張のチャンスがあり、速攻のランチ訪問。
おしゃれな町、南青山。
小原流会館ビルの地下レストラン街の一角。店内は、クリーム色とダークブラウンで統一され、ジャズが流れるシックな空間。
フロア係も高級レストラン並で、常にホール全体に気を配っている。
この雰囲気でランチは全部1000円台なんて! 空間だけでごちそうさま、って感じ。
カレーが2種つくWカレーセット1350円に。
ナンかライスは、バスマティライスに。ドリンクはマサラティー。
そしてカレーはスペシャルのローガンジョシュとゴアプローンにしたのでプラス430円+390円でも、2180円だよ!
(但し、ダブルカレーセットはカレーが2種付く分シングルと比べると1種のカレーの量が少なめなので割高となる。スペシャルカレーを頼むのならシングルカレーセット1050円がお得か)。
パスマティライスはさらっと上品であっさり。それなりの量だと思ったが、軽い。
ので、思わず追加したプレーンナン、これもアッサリと上品。
サラダとサツマイモのパコラが付く。
肝心のカレーも上品。
ローガンジョシュはやや酸味があり、コロリとしたラムが数個、それなりに量があり味わえる。
ゴアプローンは、中型エビ2個、野菜のトッピング。ココナッツミルクでクリーミー。でも、タマリンドは分からず、期待した酸味は余り感じなかった。青唐辛子が1本入っているからそれなりに辛い。
いずれも新鮮なコリアンダーを感じ、美味しい。
ということで、高級感のある、上品なインド料理でした。
全体的にマイルドで、今回のメニューの中でとんがった味のものは一切なし。唯一テーブルに置かれた器の中のチャトニだけが酸味があり、ピリピリ。
様々な肉料理があるようなので、ディナーにも来なければならないかと。
4位
1回
2014/01訪問 2014/04/01
なかなか予約が取れなかったこのお店。
ある土曜日夕方フラッと電話したら、20時からなら席が取れると。
こなれて来た感か。
県立文学館隣接で駐車場からは少し歩くが、ライトアップされており、逆に気分が高まる。但し、入口はあまりにも質素。
中は奥様方で満員。広いガラスからの中庭の見通しも豪奢。
うわんうわんとおしゃべりが響いているが、広いためかそんなに気にならず。
お料理は親しみやすい価格のコース設定で人気。
デザート、コーヒーは別途だが、コース料理は3000円台と4000円台の2コースでリーズナブル。
4000円台のコースは、前菜とパスタとメインがそれぞれその日のメニューの中から選べる。しかもその種類は豊富。
これに加えて最大の特徴は各料理の量が多いことだろう。
外食にあまりお金をかけない県民性を読んでの賢い構成!
ワインも手ごろな価格で種類豊富。
私は、前菜は盛り合わせをチョイス。パスタは落合シェフの定番料理のウニ、メインはアカハタ(キジハタ?)他魚介類のフリットを。
前菜は盛り合わせが正解。その日の各種前菜が少量づつ、10種ほどの盛り合わせ。
つれは前菜を単品で頼んでいたが、すごい量だ。その量は材料の単価による感じで、新鮮なイワシのマリネはもちろん美味しいが、飲みながらでないと大量で食べきれるものではないほど。
パスタのウニは、うーん、新鮮さが感じられず、クリームなどとの旨味だけが勝っていた。多少癖があっても新鮮さを感じたかった。
魚介類のフリットはとにかく種類も量も多くて、大満足・・・を超えて、ちょっとサービス過剰じゃないかな。
本来少量ずつ出して、コース終了時に満腹の直前になるようにして、食後も、「すぐにまた来たい」と思わせるのが手でしょ?
これだけ量が出ると、また、しばらく経ってから来よう、と考えてしまい、戦略としては失敗。
でもここは富山。量によるお得感がないと、「あそこは気取ってて、量が少なくて高いよね」とマイナス評価になってしまう。
さすが、県知事公舎の後にできた県立文学館併設の施設だけあり、県民性を熟知している。富山の奥様方・グルメでお腹の出たお父様方は通うでしょうね。
若い人はどうかな?イタリアンはフレンチより量が多いもの、で納得するかな?
お料理はもちろん、落合シェフ監修ですから、味も調理もレストラン・イタリアンの見本。標準。
都会の人からは、量の点でちょっと、と思われるかもしれないが、ここは富山。
長続きしてもらえばいいので、県民路線で。
ごちそうさまでした。
5位
1回
2014/03訪問 2014/03/30
職場の近くにできたポルトガル料理のレストラン。
レビュアーの評価も高く、オープンしたてだというのに、お昼は女性客で満員だとか。
夜20時くらいに訪問。幸い先客は2組で、入り口近いテープル席で入れた。
お店は30代後半~40代はじめ?の短髪・黒めがねの、ちょっと味のある格好いいマスターと20代のコック・コートのフロア係を兼ねる男の子の2人でやっているようだ。
テーブル・イスは焼き目の入った自然木で味があり、白壁、木質の天井など店内もセンス良く、シック・清潔な感じの内装。
一部カウンター席越のキッチンで、入り口近いテーブル席のスペースではやや調理の香りがしてくるが、料理の様子が見えて、一興。奥にはガラスで仕切られた落ち着いたテーブル席がある。
予約なしの訪問だったので、板書されたアラカルトを頼む。
一品とメインとリゾットで構成。
今回は連れとしゃべるのが中心となり、正確な料理名は失念。
・ビーツ、日向夏?、ブルーチーズのサラダ。豆類も入って素材の美味しさが引き出された新鮮なサラダ。料理のセンスが感じられる。
・筍とバイ貝のサラダ。香ばしく焼いた筍が同色の大きく切られたバイ貝の身と混ぜてあえられて、香り、食感、味が楽しめる。
・ムール貝のポートワイン蒸しコリアンダー風味。
ポルトガル料理は比較的コリアンダー・リーフ(パクチー・シャンツァイ)を使うことが多いそうだ。大柄の、整った形のムール貝、レモンを添えて。
・バカリャウのコロッケ。
ポルトガルの伝統食である塩干し鱈。スペインでは「バカロウ」、イタリアでは「バッカラ」と呼ばれ大航海時代を支えた保存食とか。調理の段階、おそらく戻すところから美味しそうな香りが漂ってきた。コロッケは小さめのものが4つで一皿。さすがの名物料理で美味しく、面白い。その他バカリャウを使う料理がいくつかある。
・ホウボウのカタプラーナ(ポルトガル風の銅鍋を使った蒸し料理)。ムール貝、ワタリガニが添えられていてスープが美味しい。
・豚肉のサンドイッチ(名前を失念)。かなり大ぶりの豚肉のハンバーグのようなものをパンではさみ、串で刺して止めたものにソースがかけてある。ナイフで切って食べる。豚肉がジューシー、ソースは旨味があるがしつこくなく、どれだけでもいけそう。
その他2、3品頼んだが、ポルトガル・ビール、グラスの白、赤ワイン、小布施ワイナリーの日本酒、ポートワインと美味しいお酒を飲んだため、記憶が曖昧。
生ビールはハートランド、各種のポルトガル・ワインが泡ものから取りそろえてある。小布施の日本酒を置くあたり、マスターも酒好きだな。
板書されたお料理は、料理名だけで素材の組み合わせ、調味のユニークさが感じられ、どれも食欲をかきたてるもの。
マスターの料理のセンスが感じられる。但し、いずれも、ポーションは小ぶりです。
今度は「食べ」に専念するために、家族と訪れたいなー。
6位
1回
2014/04訪問 2014/08/10
グループで2階を利用しました。
12名までのところ、13名で。
低予算でのオーダーでしたが、しっかり楽しめました。
サービスのワインのうちカリフォルニアのピノノワールは誰が飲んでも美味しいと思う親しみやすいワインで良。
お料理は写真を。
ご馳走様でした。
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富山市の中心街、総曲輪アーケードに正統派のフレンチ・レストランができた。
以前「総曲輪かふぇ橙」のあったところ。
店の雰囲気はカジュアルだが、出される料理は正統派本格フレンチ。
夜のコースは1人3600円で、前菜、メイン、デザートはそれぞれ10種類くらいの中から、スープ、食後のドリンクは数種類の中からチョイス。ほぼオーダーコース。中には、プラスα、人数が必要なメニューもあるが、その分選択の幅を広げている。
どの料理も、素材のおいしさ・おもしろみを活かし、様々な組み合わせでしっかり作り込み、手をかけてセンス良くディスプレイされた、本格・正統派のお料理。
ときどきクミンやコリアンダー、レモンなどサプライズのスパイス・フレーバー使いがあったりして、驚かされたり感心させられたりと、味わうことが楽しくなる。
グラスワインも泡ものから白、赤、それぞれ数種類づつあり、白はラングドック、ソービニヨンブラン、樽香の効いたシャルドネ、赤はピノ、シラーズ、カベルネソービニヨンと、どれも典型的なキャラがしっかり立っていて、わかりやすく美味しいもの。
単価はお安くないが、その分多めに注いでくれる?
もちろん、ボトルも数多く用意してある。
オーナーシェフは各地のホテルで修行を積まれ、多くのコンクールで優勝・入賞の経歴を持っておられるようだ。
お料理を食べれば、十分納得できる。
1階フロアはテーブル席が20人。
この日は貸し切りで見られなかったが、2階には1階と異なったスタイルの個室・ラウンジがあるようで12人まで利用可能。
1人あたりワインも含め5000円以上のコースでルームチャージ5000円が必要となるが、雰囲気、料理からすれば、人数によっては相当お得に思える。
接客はまだういういしく、こなれていない面もあるが、これからだろう。
とにかくお料理の種類が多く、お値段もリーズナブルなので、時々利用したいと思った次第。
7位
1回
2014/01訪問 2014/01/18
有沢橋西側にあり、ラーメン九頭龍有沢店の隣のお店。
昔からトンカツ屋さんがあった場所。
信頼すべきレビュアーの評価が高かったので、訪問。
一族で、ロースカツ定食160g1250円、げんこつ唐揚げ定食1250円、ヒレカツ定食50g×3ヶ1300円を注文。
に、海老フライをトッピングで1本追加。
ジューシーさと食感を楽しむためには一定の肉の厚みが必要なためロースの肉量は160グラムが基準だとか。
食感、旨味を出すためにやや低温でじっくり揚げるとか。
げんこつ唐揚げは山中温泉の中華の名店「姑娘」との技術提携とか。
その他パン粉もさくさくで。
どんだけのこだわり?
料理は一級品です。
ソースは辛口と甘口があるが、辛口はクローブ?カルダモン?の効いたスパイシーな、かなり辛い、相当とんがった味。だけど好きです。
小さなすり鉢・すりこぎでゴマをする、サボテンみたいなサービスも。
キャベツは1回お代わり可、ご飯も追加可。
黒烏龍茶のサービスも嬉しい。
店の構造上カウンターが広く、厨房との間の開口部が広いため、店内には油分が漂っていて、髪やコートが心配なところが、唯一高級店とはいかない惜しい点。
今度は子供に取られたげんこつ唐揚げを食べてみたい。1個100g×3個は、高齢者にはチャレンジだけど。
ご馳走様でした。
8位
1回
2014/08訪問 2014/09/01
地元のタクシーの運転手さんはこのお店を知らなかった。
喜楽」か「ぐんじ」だという。
でも、食べログを信頼でしょう!でやって来ました。都合で20時過ぎ。
一見でやる気のラーメン専門店とわかる店構え。
入ると若いスタッフがそろいのTシャツ?ポロ?の今時の流行店の条件を備えた店内。
家族連れも来ていて安心です。
特製塩ラーメン980円を注文。特製だからちょっとお高め。
暫しで着丼。
豚と鳥?のチャーシュー、シナチク、ネギ、海苔2枚、小松菜、揉み海苔?海藻?が載る。
スープは透明・黄金色。
で魚節の香り、旨味タップリ。
魚粉でごまかすのではなくしっかり出汁として出している。ちょっと塩味強し。
麺は極細麺。
当然スープが絡むが、麺の味もしっかり。美味しい。
丼が小振りであることもあるが、スープ完飲でした。
確かに今時の人気店共通で塩味は強い。
これだけの出汁が出ているのなら、もう少し押さえると最後のスープ飲み干し時に安らぎと幸せが感じられるように思われた。
ごちそうさまでした。
9位
1回
2014/08訪問 2014/09/02
近鉄四日市駅近くで開かれた会合の昼食時間が一時間半とたっぷりあり、お昼を食べるなら四日市トップのこの店だと、食通の先輩と訪問。
12時15分くらいに着いたが、上品な和風平屋建ての店構えで、お店の回りに沢山ある駐車場スペースはほぼ満車なのでびっくり。
店の前の長いす、店内の丸いすに多くの人が列を作って待っている。
店内の名簿に名前を記入して待つ。先客は7組とのこと。
待っていると、11時半の開店と同時に入店したお客さんが帰る時間帯なのか、どんどんお客さんが清算して店を出始める。
これはいいタイミングに来た、と思ったら、そのとおり、ほどなくしてテーブル席に通された。
ご飯もののメニューは、丼、肝焼き付き丼、鰻重、ひつまぶしと構成はいたってシンプル。すべて肝吸い、香の物付き。
ウナギの量を増やして高いメニューをつくるということはしていないようだ。
営業方針も上品ですね。
肝焼き付きを頼む。ほどなく着丼。
フタを開けると、肝焼3~4個とウナギが3切れ。
ウナギが高騰しているからか、比較的リーズナブルな価格設定だからか、鰻が少ない、と思ったら、2段になっていて下の方にも鰻が数切れ。よかった、鰻を食べに来たんだから。
ご飯はやや堅めでタレがかかってもご飯が立っている。
肝はほろ苦く、焦げの香りに味付けもよく、美味しい。
これを選択してよかった。
タレはしつこくなく上品だが十分美味しい。
山椒の香りも高く、よく合っている。
肝吸いも香り高い出汁でお店とお料理の格がわかる。
香の物も結構厚く切ってあって量も少なくない。
肝心の鰻は柔らかすぎず適度な弾力を残して、でも、上品に焼き上げてある。
どれをとっても、さすが四日市一番の料理店、鰻屋さん、と納得の昼食でした。
満足満足、大満足。
そう言えば玄関にスロープが設置してあるなどバリア・フリーな店内。
車椅子のご家族を同伴したお客さんが少なくなかった。
地元福祉に貢献されている感じ。
ごちそうさまでした。
10位
1回
2014/07訪問 2014/07/29
福井の飲み屋街片町の入り口にある小ジャレた今時の蕎麦屋さん。
入口の灯籠看板の灯りや、シックな店構えに、この店はいけるだろう、と感じさせられた。
中にはいると、ライティングも白木の調度もよく、ジャズが流れる、デートにも合いそうないい雰囲気。
福井だからおろし蕎麦が各種ある。
おろしの出汁は何時食べても美味しいと思うが、こちらのお店も水準を行っている。
蕎麦は密で固めで、かっちり角が立っていて、美味しい。
福井は地酒もよいものが揃っているが、こちらのお店も美味しいどころが揃っている。
今回は「早瀬浦」をいただいた。
暑い日だったが、クーラーの効いた雰囲気のよいお店で、美味しいお酒とともに食する地酒は格別だ。
結構夜遅くまでやっている。
上品な〆のおそばとなった。
ごちそうさまでした。
今年も食べログを利用して県外の感心できるよい店に巡り会えたと思います。
食べログに感謝。
県内では、新店開拓にいそしみ、美味しいところはお留守になりました。
来年はチャンスがありますよう。