ニコタジさんが投稿したこはる蔵(兵庫/北条町)の口コミ詳細

ニコタジの超個人的な備忘録的な食日記

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こはる蔵北条町/うどん、おでん、カレーうどん

1

  • 昼の点数:3.7

    • ¥1,000~¥1,999 / 1人
      • 料理・味 3.7
      • |サービス 3.4
      • |雰囲気 3.7
      • |CP 3.7
      • |酒・ドリンク -
1回目

2019/10 訪問

  • 昼の点数:3.7

    • [ 料理・味3.7
    • | サービス3.4
    • | 雰囲気3.7
    • | CP3.7
    • | 酒・ドリンク-
    ¥1,000~¥1,999
    / 1人

レベルが高くてとても美味しいのにコスパ高い「本日の日替わり定食」がとってもお得なうどん屋さん!古民家を改造したレトロモダンなお店もお洒落です♪

加西市での仕事の際のランチで利用したうどん屋さんが、
「こはる蔵」さん
でした。
こちらはなかなかに凝った作りの創作うどんやランチの日替わりうどんの定食が美しいのにとてもコスパが高いと評判のお店と聞き今回訪れてみた次第であります。
お店の場所は実に説明し難い。加西市の殿原町に在るのですが、周囲には田んぼや川しかない普通の田舎の集落の中なので何か目印になるモノが無いですよねぇ。まあ、『GoogleMap』で「こはる蔵」でクグれば出てきますからそれでお店に向かって下さい。
お店の前に到着した時間は12時15分。お店の横にある駐車場には既に五台の車が駐車されており、もう一台止められる余裕がない。本来はもう一台くらい止められそうなスペースがあるのですが五台の車の内の一台が中途半端な止め方をしていて本当は止められるにもう一台が止められないですよねぇ。何が納得いかない。少しイライラしながら十分近く待っているとお帰りになる車が一台ありそこに速攻で車を滑り込ませます。ふぅ~、まあまあの待ち時間ぐらいで良かった。
と言う事で入店時間は12時26分。
お店の建物は蔵がある田舎の古民家を改造した感じのお店です。店内の内装は如何にもな純和風の民家。但し薪ストーブが置てあったり、古い掛け時計が壁に掛かけてあったり、とても古いタイプの扇風機が置いてあったりと店内の装飾はレトロモダンな感じなんですよねぇ。そしてBGMはジャズ。う~ん、シックとモダンが入り交じっているところが何か少しだけお洒落です。
因みにこちらのお店の席数はカウンター席5席、四人テーブル2台が有りました。
私はカウンター席の一つに着席です。
この時点での先客はシングル客1名、ペア客2組の合計5名とそんなに多い訳ではなかったのですが、何かお店のご主人は凄く忙しそう。どうもお一人でお店の全てを切り盛りされているようなので、この客数でもてんやわんや状態になっているようなんですねぇ。入店する時にお店の入口のドアに「本日は人手不足のためお時間いただけるお客様のみご入店ください。」とのサインボードがぶら下げられていたのですが、それはどうも本当のようですね。なるほど、駐車場がもう少し大きくても良いのでは?と思っていたんですが、どうもあの大きさが限界のようですね。ある意味あの駐車場の台数がストッパーになっているんでしょうね。
と言う事で着席後メニューを見ながら何をいただくか検討しようと思った時に目に入ったのが壁に掛けられていた黒板のメニュー。この黒板には「本日の日替わり定食」の事について書いてありました。これは一日限定十食のみ提供のランチメニューのようです。ご主人に聞いてみたところまだ売り切れていないとの事。それじゃって事で、
「本日の日替わり定食」¥1,000
を注文です。
この「本日の日替わり定食」は以下のような内容でした。
1.「竹玉うどん」
【ひや】・【ぬる】・【あつ】から選択
2.「朝焼き鮭ごはん」or「炊き込みごはん」
本日の「炊き込みごはん」は【たこの五目ごはん】でした。因みに両方共加西産の新米を使用しているとの事。
3.「冷や奴子」
4.「お漬け物」
5.「デザート」
って感じなんだそうです。
で、この定食の出来上がり時間は26分かかりました。確かにこれは時間に余裕が無いとちょっと厳しいですね。
では、この定食を順々にいただいていきましょう。
1.「竹玉うどん」
うどんは【ひや】でお願いしております。丼の中の麺の上に乗る具材が、竹輪天、玉子天、刻み海苔、天カス、刻んだ青ネギ、スダチ半切り、すり下ろし生姜と言ったところ。
麺は約4mm厚くらいの讃岐うどん風の麺ですね。
そして、出汁醤油がガラスの小瓶に入って置いてありました。
まずは出汁醤油をかけずに麺をそのままいただいてみますかね。
小麦粉感が強いのかな?ツーンとした感じがします。これがうどんを口の中に入れた時のファーストインプレション。これは本当に風味が強い小麦粉使っているようですね。噛み心地はグッ~とした感じとモチモチの中間くらい。程好くコシがありながらも柔らかさもある麺ですね。
次に出汁醤油を麺にかけるところなんですが麺にぶっかける前に少しだけこの出汁醤油を直接舐めて味わってみましょう。
醤油が少し強い気もしますが魚節の香りもしっかりしている美味しい出汁醤油ですね。
軽く一周程丼の中に回しがけしてから何回も天地返しを繰り返してよくかき混ぜます。
風味高い海苔の感じに天カスの油の風味とサクサクした食感が加わり気持ち良いですね。個人的には海苔をもう少し増量して海苔の風味を上げると更に私好みになるのではないかと思いました。出汁醤油は天カスの油の風味と一体になりちょっとしつこい感じがするのですが不思議と麺を通して味わうとバランスが丁度良い感じになるんですよねぇ。これはお見事。
それではここで軽くスダチを一搾りして少し味変してみましょう。ミカンみたいな少しの甘味と酸味を感じるスダチですね。う~ん、これは本当にスダチなのかなぁ?爽やかさがプラスされるのは味変にはちょうど良いのですが搾り過ぎに要注意。ホンの少しだけ軽く搾る程度がベストですね。
大体麺を食べ終えたので具材も食べてみましょう。
竹輪天は油で揚げた熱で竹輪の旨味が活性化されています。これは美味しい。
玉子天は黄身の半熟感もバッチリ。そのまま食べてもうどんに黄身を混ぜ合わせても美味しい玉子天でした。
そんな感じでうどん一杯は完食。
その他のお料理もいただきましょう。
2.「朝焼き鮭ごはん」
ごはんは少し悩んだんですが「朝焼き鮭ごはん」にしてみました。ご飯の上に乗る具材は、ほぐした焼き鮭の身、刻み海苔、千切りした大葉、白胡麻って感じでした。焼き鮭の香ばしさと程好い塩加減の中に感じる仄かな甘味に海苔と大葉の風味が交わり新米の甘味を引き立てています。鮭だけでなく新米も美味しいです。お米の一番美味しい良い時期になったと痛感出来ますねぇ。秋口の楽しみの一つです。
3.「冷や奴子」
冷や奴子は豆腐を半丁くらい使っているこう言う定食に付いてくる冷や奴子としてはかなりボリュームのあるもの。豆腐の上から薬味としての刻んだ青ネギと鰹節が盛られた上で醤油がかけられていました。で、この豆腐なんですがにがりが効いた風味豊かな本当に美味しい豆腐でした。醤油や薬味が無くても全然構わないくらい美味しい豆腐でしたよ。
4.「お漬け物」
漬け物は沢庵と胡瓜の醤油漬けでした。これは普通の漬け物でしたね。他の料理のレベルが高いので漬け物にも期待してしまったんですが至って普通でした。普通なんですが何か残念な気分になるのが不思議ですね。
5.「デザート」
これは苺ヨーグルトゼリーなのかな?生クリームが一搾りとバニラの葉っぱが添えられていました。苺らしい甘味と酸味が丁度よく美味しいデザートでしたよ。
そんな感じて全て完食です。
いや~、実にレベルの高い美味しいうどん屋さんでした。この定食が1,000円とは本当にお得です。加西市には「がいな製麺所」さんと言うとても有名で大人気の美味しいうどん屋さんがありますが私的にはこちらの「こはる蔵」さんの方が好きかも。相当にレベル高いお店です。これは加西に来る度に当分通ってしまいそうだなぁ。出来れば多くの人にあまり知られたくないとっておきのお店にしておきたいですね。

2019/10/22 更新

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