9回
2022/04 訪問
神田須田町老舗巡り。初めての穴子巻といつもの四色詰め合わせが旨い。
連休中のこの日は老舗が軒を連ねる神田須田町界隈へ。ツレが以前から行ってみたいと言っていた「かんだやぶ」に行った後は徒歩数分のこちらのいなり寿司の名店に伺いました。最近はもっぱら東京駅大丸か新宿伊勢丹の売場を利用するので本店に伺うのは久しぶりです。
こちらのお店はデパートと違って「新味匠 静智庵」ブランドの大阪寿司も扱っているのが特長。製造数が限られるので伺った14時過ぎにはほぼ売り切れの状態でしたが、幸い一本だけ残っていた穴子巻 1620円を購入することができました。後は定番の四色詰め合わせ 1242円。いなり、干瓢、かっぱ、お新香の四色です。
家で夕食に食べましたが、やはりそれぞれに旨い。穴子巻はいわゆる穴きゅう巻でキュウリが入っているのがありがたい。芯の穴子は柔らかくいい感じで煮られています。
いなり寿司がジューシー、干瓢は濃いめの甘辛でお新香巻は音がいい。かっぱ巻はワタ抜きの丁寧なお仕事です。大阪寿司もいいけれど、定番はやっぱり旨い。
今回須田町でやぶそば、志乃多寿司、近江屋と三店回りましたが、やはり歴史の中で多くのお客さんの評価にさらされて残ってきた店は違う。昨日今日のぽっと出の店には無い実力を感じました。
2022/05/19 更新
2020/10 訪問
今回は太巻と四色詰め合わせ買いに昼頃伺いました。
この日は昼から飯田橋に出勤。途中神田で途中下車して須田町にあるこちらのいなり寿司、大阪寿司の名店に伺いました。言付かった太巻の調達が訪問の目的です。大丸東京店の売場で買えないこともないですが、会社の帰りでは売り切れの可能性大。確実を記してこちらの本店に立ち寄りました。
いつもは朝の出勤途上の7時半くらいに伺いますが、この日は正午過ぎ。いなり寿司や巻き寿司の製造作業は既に終了しているようで、ショーケースの上にはいなり寿司やまだ切ってない巻き寿司が積み上げられています。
注文を受けてから巻き寿司はカットしていろいろな組み合わせの詰め合わせを作ってくれる仕組み。朝詰め合わせてデパ地下に配送されたものよりも切り立てなのでたぶん美味しいはずです。
太巻一本1383円は決まりとしてせっかくなので自分の夕食用にも詰め合わせを買いたい。いろいろな組み合わせがあるので迷いますが、いなりと干瓢、かっぱ、お新香の巻き寿司が入った四色詰め合わせ1026円にしました。切って詰め合わせるまで店内の椅子で待機。5分程で受け取って会社に向かいました。
家に帰ってから開封すると、やはりいつも安定の美味しさです。太巻は断面の綺麗さが別格。ワタ抜きのかっぱ巻きはきゅうりのしゃきしゃきした食感と爽やかな風味がいい。お新香巻きのたくわんは噛んだ時の音が相変わらず。干瓢巻きはじっくり染みた甘辛の味付けが旨い。
そしてやはり一番は伝統の看板商品のいなり寿司。甘辛い出汁を含んだジューシーなお揚げと食感のいいレンコン入りの寿司飯が一体となって何とも言えぬ美味しさです。
人形町、浅草、四谷にもある志乃多寿司の中ではいかにも下町の味の浅草も好きですが、品揃えを含めた総合点ではこちらが一番。さらに新宿伊勢丹や大丸東京のデパ地下よりは本店で買うのがいい。今回も美味しく頂きました。
2020/12/25 更新
2020/05 訪問
作ってから2~10時間が最高の味。100年以上続くテイクアウトメニューはさすがの完成度です。
この日は事情により朝から飯田橋に出勤。連休前は週に一回くらいでしたが、最近ちょっと頻度が上がっている気がします。混雑を回避するために朝早めに家を出て神田で途中下車。そこからは徒歩で会社に向かいました。
その途中、戦災を免れたせいで多くの老舗が軒を連ねる神田須田町に差し掛かったところで、いなり寿司が名物のこちらの老舗寿司屋さんが普通に営業しているのを発見しました。朝7時30分過ぎでしたが、店内には数人の職人さんが横一列でいなり作るいつもの光景が広がっています。
自粛が続いているせいでこのところ正直テイクアウトには飽きてきた感じは否めませんがここのいなり寿司は別格。店内に積み上げられたつやつやのいなり寿司見て買わずにはいられません。
朝食用にいつもの しのだ五個入り594円を買って会社に向かいました。誰も出社していないオフィスに着いて早速食べてみると、やはり旨い。甘辛くてジューシーな出汁、寿司飯の味、レンコンの食感、それらが一体となって完璧に調和しています。
現在の事態の中で多くのお店がテイクアウトを初めていますが、イートインが出来ないことへの代用品という域を出ないものがほとんど。やはり店で出来立てを食べるのには敵いません。
その点こちらのいなり寿司は作ってから2時間~10時間が最高の味だとか。100年以上前から続くテイクアウトメニューはさすがの完成度です。
2020/05/20 更新
2019/02 訪問
朝早くから出来立てのいなりを直ちに食べる贅沢を再び味わいました。
この日は朝出勤途中に秋葉原で途中下車。淡路町駅近くのこちらのお寿司屋さんに朝食用のいなり寿司を買いに伺いました。
今回入店したのはいつもより20分くらい遅い朝8時頃。いつもなら職人さんが5人くらい横に並んでいなり寿司を作る真っ最中のところですが、この日はもう一段落したのか、店頭にいるのはいつも見かけるシニアな男性、女性がそれぞれ一人ずつ。入口近くにはいなり寿司が積まれた山が出来ています。
朝食なので今回はいなり寿司の5個入り540円を注文すると、積まれたいなりを折りに入れて包装して渡してくれました。
買ったいなり寿司は例によって複合施設ワテラスの屋外のパブリックスペースのテーブル席で頂きます。いなり寿司は黄色の包装紙に包まれていますが、その包み方がきちっと端正で美しい。こういう所にその店の品格が表れる気がします。
その包みをそそくさと開封。こういう所にその人の品性が表れるのかもしれません。食べてみると温かくは無いけれど、さりとて冷たくもなくて丁度いい。
甘辛のつゆがぴかぴかにテカった揚げに染みて旨いし、寿司飯に混ぜられたれんこんの食感もなかなかです。朝なので量的には五個くらいでちょうどのはずですが、何個でも食べたくなる美味しいいなりでした。
2019/03/31 更新
2018/10 訪問
いなりや巻き寿司はもちろん 大阪寿司も旨い。穴子のは東京で一番かも
丸ノ内線淡路町駅の近く、戦災を逃れたおかげで古くからの名店が多く残る神田須田町にあるいなり寿司の名店です。出来立てのいなりや巻き寿司が朝早くから買えるので、現役時代は朝の出勤時に頻繁に伺っていました。
東京風の濃いめの味付けながら品のあるいなりや干瓢巻きも旨いし、音を食わせるたくわん巻きやかっぱ巻きもいい。大のお気に入りのお店です。
今回は駿河台の山の上ホテルに泊まった翌日、家で食べる昼食を買いに伺いました。買ったものは二種類で、一つはいなり、太巻き、干瓢巻き、たくわん巻き、かっぱ巻きが入った五色詰め合わせ1500円弱。
もう一つは大阪寿司(押し寿司)の穴子で2000円強でした。こちらの大阪寿司はもう4年ほど前に地下の食事処で食べたことがありますが、買って帰るのは初めてです。
家で食べたいなりや巻き寿司は相変わらずの旨さですが、今までさんざ書いているのでその詳細は省略。今回特筆すべきは大阪寿司の方です。土台の寿司飯は程よい甘さと酸味でいいバランス。
でもそれ以上に上に乗った穴子の美味しさには驚くべきものがあります。煮るか蒸すかした穴子はふんわりふわふわ。口に入れるとほろほろ崩れていきます。たれがあっさり目なので穴子の味そのものが味わえるのもいい。とても美味しい穴子寿司でした。
神楽坂の大〆なき後、東京で食べられる大阪寿司というと小鯛の雀寿司のすし萬かコスパのいい四谷の八竹と思っていましたが、こちらもなかなかどうして。こと穴子寿司に関しては一番かもしれません。
店主がこちら出身という松陰神社前の美の輪寿司の大阪寿司が美味しいのも納得です。
2018/12/07 更新
2018/06 訪問
今回はたくわん、キュウリ、レンコンの音と食感がたまらない三色巻き
丸ノ内線淡路町駅の近く、古くからの名店が多く残る神田須田町にあるいなり寿司の名店です。少し前の二日酔いの朝、八重洲で立ち食い博多うどんを食べた後、ランチ用にさっぱりしたものを調達しようと思ってそのまま徒歩で伺いました。
入店したのは10時過ぎ。いつもはいなり寿司単品かいなり寿司と巻き寿司の組み合わせを買うところですが、この日はさっぱりしたものということで三色巻き1050円をお願いしました。たくわん巻、かっぱ巻、太巻きのセットです。
時間にもよるのかもしれませんが、巻き寿司はショーケースの上に長いまま積んであるものを注文を受けてから切って詰め合わせてくれます。
結局ランチタイムにはまだお腹が空かなかったので頂いたお寿司を食べたのは家に帰ってから。それも諸事情により最初に食べたのは家族の一人です。
その家族がたくわん巻を食べる音が凄い。千切りにせず太いままのたくわん食べるゴリとか、ぽりという音が響き渡ります。自分で食べている時にいい音が顎や頭蓋骨を伝わって聞こえてくるのは分かりますが、ここまでとは。
ちゃんとワタを取ったきゅうりを使ったかっぱ巻きも、薄切りの酢漬けレンコンを何枚も重ねたものが入った太巻きもシャリシャリ、しゃくしゃく、音と食感がいい。
古今東西の美術と食に精通されているマイレビュアーさんに教えて頂いた魯山人のエッセー「数の子は音を食うもの」には「音が味を助けるとか、音響が味の重きをなしているものには、魚の卵などのほかに、海月くらげ、(中略)、沢庵など」と書かれています。
まさに今回頂いたのは音を食う巻き寿司でした。
2018/12/07 更新
2017/03 訪問
朝早くから出来立てのいなりを直ちに食べる贅沢を味わいました。
この日は多少時間があったので朝出勤途中に神田で途中下車。イートイン、テイクアウトを問わず朝食を探索してみました。とはいえ、めぼしい所はだいたい行ってしまったし、他にあまりピンと来るところも無い。ということで結局行き着いたのが淡路町駅近くのこちらのお寿司屋さんです。
今回も入店したのは7時40分頃。例によって職人さんが5人くらい横に並んでいなり寿司を作る真っ最中です。向かって左の方では油揚げを煮ているのも見えました。
前回に続いていなり寿司の5個入り540円を注文すると、うず高く積まれたいなりを直接折りに入れて包装して渡してくれます。
せっかく出来立てなので会社まで持っていく時間が惜しい。すぐ近くにある複合施設ワテラスの屋外のパブリックスペースのテーブル席で頂くことにしました。
さすがにこの季節のこの時間なので周囲に他の人はいません。まだ気温は低いですが、寒さよりも出来立て食べたい気持ちの勝ち。
そそくさと開封して食べてみるとやっぱり旨い。温かくは無いけれど、さりとて冷たくもなしで丁度いい感じ。甘辛のつゆが揚げに染みてジューシーで美味しいです。いつもよりやや甘めに感じたのは作ってからの時間の関係なんだろうか。
朝早くから出来立てのいなりを作ってすぐ食べる贅沢を味わいました。デパートとかでは買えないですね。
2018/12/07 更新
2016/08 訪問
嬉しい早朝営業。仕込み作業真っ最中に出来立ていなり購入
2016年7月訪問
地下鉄丸の内線淡路町駅近くの有名いなり寿司店です。今回は朝7時30分過ぎに朝食の調達に伺いました。今までは朝買っても昼に食べていたので本当に出来立てのいなりを食べるのは初めて。お店に入ると例によってショーケースの向こうでは職人さん達が作業の真っ最中です。今回は5個入りのいなり540円を注文。見ていると今まさに作ったばかりのいなりをその場で箱詰めし、包装して渡してくれました。
今回初めて気が付きましたが、いなりを詰めた包装していない箱を段ボール箱に入れています。たぶん新宿伊勢丹や東京駅大丸等のデパ地下の売場にこの段ボールで配送して売場の方で包装しているんだと思います。今までデパ地下で売っているのはどこか別の工場で大量に作っているとばっかり思っていたのでびっくり。デパ地下のものもこの本店で作っていると思うと有り難みが増しますね。
会社に着いてから食べましたが、まだ出来てから30分以内。気のせいかも知れませんが、つゆだくで普段以上に美味しく感じました。
2016年1月訪問
今回も朝7時40分頃、出勤途上に伺いました。神田駅で途中下車して西口前の通りを北上してお店に着くと、店内では仕込みの作業中。ショーケースの近くではシニアな方を含めて男性三人くらいがお店の外側を向いて黙々と仕事をされています。腕の動きからすると巻物でしょうか。たまたま煮上がった干瓢を持ち上げている場面に出くわしましたが、一本が長い! つやつやとした飴色の干瓢はいかにも旨そうです。店の左奥には女性が二人。たぶんいなりを詰めているんだと思います。
今回頂いたのはいなり4個、干瓢巻4個の『八個入』788円。会社で昼に食べるとやはり旨い。江戸の濃いめの味付けながらキリッと締まりのある味。日本橋の弁松の煮物と共通するものがありますね。
やはり本店の職人手作りの味は格別だと思います。
2015年6月訪問
地下鉄丸の内線淡路町駅近くの有名いなり寿司店です。日暮里の羽二重団子本店、新宿の中村屋本店、タカノフルーツパーラー本店に続く本店めぐりの一環。出勤途中の平日朝7:40頃に通りかかると、なんと既にお店は営業しています。入店するとショーケースの向こうに7~8人の職人が並んで作業の真っ最中。ちょっとした壮観です。ショーケースの上には出来立てで瑞々しい感じのいなり寿司が山盛り。思わず食欲そそられる光景ですね。
購入したのはいなり3個、太巻き2個、かんぴょう巻3個のセット864円。ランチ用です。見ていると女性の店員の方がその場でデパ地下と同じ箱に入れ、同じ包装紙で包んで渡してくれました。
お昼休みに開封。味付けは全般にデパ地下で買うものよりは、東京風というか下町風が前面に出ている感じがします。いなりはよりジューシーで濃いめの味付け。酢飯にちょっとツユが浸みています。かんぴょう巻は中の甘辛く煮たかんぴょうの比率が高い。中心にたっぷり入ったかんぴょうをご飯が一並べ包んでいるイメージです。太巻きはあまり差がないかもしれません。好みの問題かもしれませんが、デパ地下で買うちょっと上品な感じのものよりもこっちの方が好きですね。
それにしてもデパ地下とここで味付けが違うと感じるのは何でだろう。ある程度時間が立って食べることを前提にそもそもデパ地下はオリジナルとスペックを変えているのか、それとも全然違う場所で大量生産しているからなんだろうか。このあたりは引き続きの研究課題です。
今回は朝買って昼に食べたけれど、今度は朝買った出来立てをすぐに時間を置かずに食べてみたいと思います。いなりの酢飯にまだあまりツユが浸透する以前の状態も試してみよう。
2014年8月訪問
東京のいなり寿司の名店で大阪寿司をいただく
こちらは東京では有名ないなり寿司の名店。新宿伊勢丹の地下で購入したいなりと太巻きのセットが美味しかったのがきっかけで調べてみると、何と神田の本店で大阪寿司(押しずし)を頂けるというではありませんか。
子供のころの父の大阪出張のお土産といえば小鯛の雀寿司。皮のついた小鯛の押しずしで表面には白板昆布が載ったものです。たぶん「すし萬」さんのものだったと思いますが、なにせ数十年前のことなのでそこはあやふや。以来、大阪寿司は大好物の一つです。
東京でも紀伊国屋等ですし萬の大阪寿司は買うことはできますが、とても普段使いはできないお値段。これまでは四谷三丁目にある「八竹」さんをもっぱら愛用していました。
今回伺ったのは神田本店の地下にあるイートインスペース。本店の玄関を入りショーケースを横目に階段を下りると、カウンターとテーブル席3つくらいの清潔感あるお店。カウンター内には職人さんがいらっしゃいます。メニューを見ると、大阪寿司以外に本業であるいなりや海苔巻もここでいただくことができるようです。
大阪寿司は8種類のセットがあって、今日は桐をオーダ。2~3分でつき出しがでてきますが、今日はおぼろ豆腐。これが大豆の味が濃くてうまい。メインへの期待感が高まります。5分ほどでお寿司が出てきますが目にも鮮やか。
押し寿司は海老2個、小鯛雀、鮭、穴子、各1個の計6個。さらに穴きゅう巻が1個。海老と小鯛、鮭には白板昆布が載っています。
あっさり系の白身やエビにはやっぱり白板昆布がMUSTですよね。さらに海老の上にはすだちの小片がひとかけ。
早速頂きます。
海老は酢飯と海老の身の間にデンブが敷いてあり、すだちをちょっと絞ると甘味、酸味まじって絶妙なハーモニー。
穴子はフワフワ。小鯛は記憶の彼方にある「すし萬」を彷彿とさせる美味しさ。穴きゅう巻やサケもお約束のおいしさ。
自家製らしいガリまでおいしい。
東京の都心には創業100年を越える老舗が多く残っていますが、ここもその一つ。さすがに老舗と思わせられる味でした。
なお、テイクアウトで持ち帰って家で食べたいなりと太巻きは伊勢丹の地下の上品系のものとは全く別物。いなりはしっかりした味付けでジューシー。太巻きはかんぴょうの含有率がすごい。両方とも下町系の味付けでした。
2018/12/07 更新
神田志乃多寿司は巻き寿司も美味しいけれど、甘じょっぱくてジューシーな「しのだ」(いなり寿司)がやはり一番。その「しのだ」だけをたくさん欲しいけれど、大丸東京店や伊勢丹新宿店では10個入りまでしかありません。
本店なら確かもっと多く入ったものがあったはず。そう思って淡路町駅に近い本店に伺ってみました。
まず一度目に購入したのは15個。ショーケースに並んでいる「しのだ」単品は12個までですが、もっと多いのはないかお店の方に伺うと、キョトンとした反応です。
どうやら融通無碍、自由自在に何個入りでもできるからこういう反応になったらしい。「15個入りとかできますが」、と助け舟を出されたので、それをお願いしました。
当然既に包装されたものはなくて、ショーケースの上の皿に置かれた「しのだ」をその場で箱詰めして包装してくれます。数分待って出来上がったものを受け取って帰りました。
家で箱を開けてみると、ずらりと並んだ「しのだ」は壮観で何だか贅沢な気分。縦向きに10個(2✕5)、横向きに5個と生姜(2✕3)がきっちり詰められています。
思い込みもあるかもしれないけれど、味もデパ地下で買うものよりも美味しい。二人で一度に15個はさすがに多いので二度に分けて食べましたが、二度目も味の劣化はほとんどありません。
それに味をしめて一週間後、二回目の訪問では20個入りの指名買い。今回の箱には4✕5で綺麗に「しのだ」が並んでいます。驚いたことに伺った時に自分の前にいたお客さんは37個の大量購入をして背の高い箱を受け取っていました。
個数を言われれば瞬時に箱のサイズと並べ方を判断できる。こちらの職人さんはパズルの達人かもしれません。