3回
2019/02 訪問
何もかもがスペシャル❗
久し振りに来ました、かっぽう寿\(^-^)/
懇意にさせていただいている社長さんの会社設立20年をお祝いすべく利用させて貰いました。
昨年発売されたミシュランガイド愛媛において星獲得ならずファンにとっては非常に遺憾でしたが、一番残念な思いをされたのは他ならぬ大将ご本人。
先日お会いした時にはその忸怩たる思いをお聴きしました。
自分の名誉そのものよりも、お店で修業している皆さんや巣立って行った人達に申し訳無いと語る人柄に敬服です。
料理は変わることない妥協の無さで、尚且つ超絶な美味しさとボリューム❗
人生における最大の幸福の一つは美味しい料理を腹一杯食すること。
最後まで楽しませて貰いました(*^^*)
星無しに留まったのは全くもって納得いきません。
読者の皆さんは今回はそれぞれの写真とそのコメントで見て楽しんで下さい。
一流の店は料理自体に料理人のもてなしの姿勢がまざまざと現れるものですが、それだけでは済まさないのが大将。
今回は社長さんへのお祝いとして特別に貴腐ワインの最高峰「シャトー・ディケム」を提供いただき我々もご相伴させて貰いました。
愛媛県ではこちらにしか置いていないと思われる代物です!
まさに黄金の雫とも言うべき味わい(*´∀`*)
いやはや、間違い無く食べログの年次表彰基準に照らせば、シルバー以上にはなって欲しいお店です。
特別な一日にまた訪れたいですね。
2019/03/22 更新
2016/08 訪問
素晴らしき創作割烹 かっぽう寿
ある日の夕方。
ボスが取引先の社長さんから飲みにお誘い戴いたので、一緒に付いていくようお声が掛かりました。
なかなか無い機会なので、偏食の私ですが喜んでお願いしました。
場所はかっぽう寿。
松山では創作割烹で名の知れたお店で、普段プライベートではなかなか行けないお店です。
社長さんは昔からこのお店を贔屓にされているとのことでした。
入り口は隠れ家的な雰囲気を醸し出していました。
厨房では職人さんが複数所狭しと調理に勤しんでいました。
奥の部屋に通されました。
社長さんはこの店を創業する前から店主を応援しておられたことから、VIP待遇のお客さんなのだとボスから聞かされていましたが、そのようでした。
社長さんが到着されてから程無くして料理が運ばれて来ました。
最初は冷やし茶碗蒸しです。
山菜や雲丹が添えられていてとても美味しゅうございました。
その次は刺身盛り合わせです。
ポン酢と刺身醤油が出されていました。
盛り付けも鮮やか。
味もさながら見るのも楽しませてくれます。
トロが特に美味しゅうございました。
松茸の土瓶蒸し。
出し汁がまたウマい\(^o^)/
松茸は一般的に8月末頃と認識していましたが、まだ8月頭ですので初物のようでした。
香りも味も素晴らしいものでした。
鮑の胆ソース芽ネギ添え。
甲殻類、貝類が苦手な私ですが、これは非常に美味しく食べれました。
和牛のたたきべっこう餡掛け。
皿が大きいので2枚の肉が小さく見えるかも知れませんが、添えられたししとうとオクラの大きさと比べるとしっかりした大きさであることが判ると思います。
肉の旨味がしっかりと感じることができましたが、餡を絡めると一層美味しさが増していました。
虎魚の味噌汁。
白味噌がまた優しい味でした。
鰻のひつまぶし。
鰻は硬めの焼き加減。
非常に美味しく、2杯目はお店のお奨めのとおりお茶漬けで戴きました。
ここまでで既にお腹一杯(^-^;
ハイボールもこの時点で5杯を数えていたので(二次会も行くことが予想されていたため日本酒は我慢しました(^-^;)、これ以上は無理ーなんて思っていたらラストのデザートが出てきました。
最中の皮がメロン、抹茶のアイスクリーム、わらび餅を挟んでいます。
そのまま挟んで食べるとそれぞれがごちゃ混ぜになるのが嫌なので、私は最中をちぎって都度それぞれを乗せて戴きました。
いやいや、やはりデザートになると別腹なのは(エセ)スイーツ男子の本分ですな。
最後まで美味しかったです。
社長さんは現在の会社を創業される以前に料理人の経験もある方で、海外、国内あらゆるところで食に通じておられますが、松山で食事をするならここだと語っておられました。
私自身も大してこうした店の経験が多くはありませんが、一通り戴いてその言葉に間違いはないと感じました。
かっぽう寿
089-935-6658
愛媛県松山市二番町1-3-12 古唐人月館 1F
2017/12/06 更新
何かの節目に使いたくなる店。
TPOに応じてそういう引き出しを複数持っておくことは大事だと思います。
そんな中でもこの店をセレクトするようになった自分もだいぶ大人になったなあと思います。
気取った、敷居が高そうな雰囲気が特別有るわけではない。
しかし、私のごとき庶民が普段使い出来るようなお店でもない。
それでも一流の料理を精魂込めて手の届く範囲で提供してくれる。
それがかっぽう寿。
加えてその素晴らしさを高みに引き上げるのが大将の人柄ともてなしの姿勢。
一流の料理があったとして、客をもてなす心の無い店、上から目線な姿勢の店はどんなに美味しくても一流半だと思います。
料理と向き合う真剣な表情の大将。
気さくに客と向き合う大将。
そこには精一杯お店にいる時間を楽しんで帰ってもらおうとする「心」が滲み出ています。
この日は当日の急な予約にも応じて下さり、初めてのカウンター席での食事。
大将やお弟子さん達の調理の様子はライブ感に溢れ、かつ部屋と違い直接話をさせてもらう機会も多くて余計に楽しむことが出来ました。
いつもながらどの料理も超絶美味で満腹満足になるのですが、やはり名物鮑の肝ソースの一皿は逸品ですね。
この店に来るまで正直鮑のような美味しいものが食べれなかった偏食な私の人生を変えてくれた想い出の一品(笑)
訪れる度に感動の余韻に浸ることの出来る店。
松山で最高の食事をしたいと思うならどこか?
そう聞かれたら、間違いなくここを薦めます。