2回
2019/03 訪問
さすがミシュラン星付レストラン
家族で初来訪。まずテーブルの余裕ある配置に好感触。テーブルもゆったりしており、荷物の多くなりがちな女性には嬉しいところ。
インテリアもテーブルセッティングも落ち着いたセンスあふれる設え。期待も高まるところ。
料理はアミューズ、前菜4皿、魚、肉、デザートの流れ。
①アミューズ ホタテのタルタルとセロリのメレンゲ
セロリのメレンゲに感激
②飯蛸のコンソメ煮
③ワタリガニのミルクレープ
これは衝撃的に美味しい
④フォアグラのフォンダン
フォアグラをアイスクリームのような仕上げ方で
再構築。単なるパテのようでまるで別物
⑤ホワイトアスパラとハマグリ、スープ仕立て
スープに浮いていた緑色のオイルがトマトジュースの味だったのが不思議
⑥ハタのポワレ、蕗の薹のベニエ
蕗の薹が強く香り、ハタが付け合わせのように感じてしまった。ピンクペッパーも効いていて、香り豊かな一皿
⑦子羊の鞍下肉
⑧鳩のロースト、黒トリュフと白いんげんのエスプーマ
メインは4皿から選択。私は子羊、妻と娘は鳩にしました。子羊は大変柔らかく、レモンとナツメやしのソースが繊細なアクセントになっていました。
鳩は味の濃い肉にエスプーマが加わって、本当にメインらしさがありました。
⑨イチゴのスープ、ブラマンジェ
⑩プティフール
ここも手抜きなしでした。
どの皿も盛り付けにセンスが溢れ、かつ非常に細やかで高い技術を感じさせるものでした。
最初のアミューズとアスパラの際にシェフが自らサーブして説明頂いたのには驚きました。初めての経験でした。
最後の見送りも近くの駐車場から車がでるまで、シェフと支配人?が待っていたのには、恐縮しました。
ミシュラン星付なのに、シェフはプロフィールではまだ20代のということで、将来が空恐ろしいくらい期待されます。
サービスもそうですが、落ち着きと良い意味のフレッシュさがありました。
必ず再訪したいです。
2019/03/31 更新
1年振りの2回目の訪問。
前回の素晴らしい印象が忘れられず、誕生日に再訪。
こんな大変な時期、お店を応援したいという気持ちもありました。
世の中緩和も進み、さすがに満席。少し安心。
それでは本日のお任せ。
①エスカルゴ
宝石ボックスに可愛らしいエスカルゴをのせたパイのつきだし
②コチのカルパッチョ
コチがこんなに美味しいとは、と感激の逸品
フグより美味しいコチにズッキーニのムース
キャビアが効いていました。
③トウモロコシのロワイヤルにシャコのタルタル
ブイヤベースのムース
スープの位置付けでしたが、なめらかなロワイヤルにシャコ。パクチーまで組み合わせ、食べてみないと想像つきません。
④フォアグラのフォンダン 白桃のコンポート
つい普通のフォアグラを想像していましたが、
まるでデザート。余計な脂を落としたフォンダンに白桃のコンポートを組み合わせると、本当にデザートみたい。
⑤リドヴォーのブランチャ焼き
丁寧に仕上げたリドヴォーで、とてもなめらか。
⑥マナガツオのポワレ
焼き方が絶妙。皮はパリっと、身は時間をかけて
少しずつ火入れしてありました。ゴボウがアクセント
⑦鴨のロースト 焼きナスのクーリー
焼きナスの薫りが効いたソースで最高級シャラン産鴨のロースト 流石の組み合わせ
⑧フルーツのパナッシェ
⑨ミニアルディーズ
いずれのお皿も本当に丁寧に繊細な味付けと盛りつけ、以前の感動は裏切られませんでした。
①のアミューズをいきなりシェフ自らサーブ。
相変わらず爽やかな方です。
さすがにメインなどが選べるようにはなっていませんでした。在庫リスクありますからね。
以前のコメントにも書きましたが、恐るべき若いシェフのお店ですし、街の財産ですから、今後も頑張ってほしいなと思っております。