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1回
昼の点数:4.0
2020/10 訪問
昼の点数:4.0
ラーメンの鬼の最後の弟子が鷺ノ宮から横浜青葉台に電撃移転、早速行列になっているらしく平日昼に訪問してみました
2020/10/09 更新
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《店舗情報》
店主の杉本康介氏は、ラーメンの鬼こと故 佐野実氏のもと『支那そばや』で修行された最後の愛弟子
『支那そばや』での修行は想像以上に過酷だったそうで、3年半に及んだ修行を経て、いよいよ独立したいと師匠に告げると、「俺と同じものはできないだろうが、お前には俺より美味いものが作れるかもな」と、最高の褒め言葉で送り出してくれたのが2013年6月
土地勘のない西武新宿線鷺ノ宮駅近くの物件をみつけて、2013年12月15日に勢いで開業したのだとか
2014年4月に師匠が急死、納得できるラーメンを食べてもらえないまま、お別れとなってしまったそうですが
2018年4月には店舗を拡張して師匠から譲り受けたラーメン博物館で使っていた製麺機で自家製麺を実現し、行列の絶えない人気店へ
2017年版からは「ミシュランガイド東京」に4年連続でビブグルマンとして掲載される名店です
店舗の老朽化が原因だそうですが、電撃移転し、2020年8月21日より横浜市青葉台にて営業再開しています
《訪問情報》
鷺ノ宮の店舗を2020年7月19日に閉店して、1カ月ほどで新天地で再開
土日祝日はもの凄い行列になっているとの情報もあり、10月上旬の水曜日に出撃しました
東急田園都市線の青葉台駅を下車、徒歩で10分ちょっと、開店時間に少し出遅れて11時40分頃到着すると外待ち客が26人、平日なのに恐るべし!
店員さんの誘導で行列が統制されていて、整然と列が進んでいきます
《オーダー》
外待ち3番目くらいになると店員さんから食券を購入するよう促されます
2年半ぶりだったので、前回と同じですが筆頭メニュである「醤油らぁ麺」を選択して店員さんに手渡して外待ち席に戻ります
並び始めてから1時間後に声がかかり入店、一番奥のカウンター席に着席しました
厨房には黙々と調理される杉本店主の姿、相変わらず麺上げはテボから平ザルへ麺を移し替えてから湯切りしています
入店前に食券を渡してあるので、調理されていたロットで即提供されました
《スープ》
赤褐色の透き通った淡麗スープはキレのある醤油が香ります
見た目かなり塩辛そうですが、5種類の醤油をブレンドしたというこだわりのカエシは良い塩梅の味で、カドもなくスッキリ
鶏を主体として、豚、節系、魚介を重ねたスープは、出汁が分厚く深みがあります
《麺》
自家製の中細ストレート麺は最初に滑らかな舌触りに驚かされます、歯応えもしっかりしていてプリプリ
ツルツルな啜り具合も心地よく、スープとの相性も素晴らしい麺です
《トッピング》
スープと麺だけで圧倒されてしまいましたが、具材は、青ネギ・豚チャーシュー・鶏チャーシュー・穂先メンマ
豚バラのチャーシューは脂身がすごく甘くて旨かったのと、鶏肉はしっとりと柔らかで好対照
柔らかい穂先メンマも刻んだ青ネギも脇役に徹している感じで、スープを邪魔してません
《所感》
平日にもかかわらず大行列となっていて、結局1時間15分弱要しました
これだけ長時間だと、期待が膨らみ過ぎて肩透かしを食らうケースも多くありますが
さすがミシュランも認めたワールドワイドな実力店、もう提供されたビジュアルから不安を一掃する旨さに脱帽です
もう少し並びが落ち着いてきたら、未食の「塩らぁ麺」も試してみたいと思います