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昼の点数:-
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~¥999 / 1人
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重要文化財的建屋でいただく中華そばの振り切った旨味に悶絶
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中華そば
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麺
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スープ
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メニュー
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外観
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外観
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2024/05/17 更新
社用の外出でランチはここと決めていた店があったのだが、少し離れたコインパに停めて歩いていると目的の店に着く前にとんでもなく惹きの強い外観のお店を発見。
大地震が来たらひとたまりも無さそうな外観の平屋で、向かって左手に「生蕎麦」、右手に「ラーメン」の暖簾がかかる。
見事にそちらへ吸い込まれた。
まるで古い映画を撮影する際のセットのような建屋は、ノス活歴の永い私でも五指に入るくらいの最上級な雰囲気。
惜しくも閉店してしまったが、花巻市にあった「竹駒」で受けた衝撃に近い。
昔ながらの手狭な4人がけのテーブルが3卓と2席の1卓で、ちょうどこの2席の1卓が空いたところだった。
その後もお客さんが訪れるが決して相席はさせない配慮がまず嬉しい。
私的には相席でも全然構わないのだが。
か細いけれどもしっかりした優しい声のおばあちゃんがフロア担当。
メニュー表にはいくつかの札に目隠しがされていて、かつては親子丼などの丼ものも揃えていたようだが、現在は蕎麦、うどんの各種と、中華そばのバリエーション。
おばあちゃんに『如何なさいましょう』とお声がけいただいて、即座に『”中華そば”をお願いします』と返す。
私のライフワークのひとつ、蕎麦屋のラーメン活動が期せずして叶うことに。
中華そばの到着までにこの醸成しまくった空気感に包まれながらこのお店についての情報をネットで掘る。
店には看板もかかっていなかったが、屋号は「や婦゛楚者゛」(やぶそば)
会計時におばあちゃんに尋ねたのだが、『もう80年と少しくらい』営業されているとのことなので、1940年頃の創業だと思われる。
ほどなく提供された中華そばは、まず丼が思った以上に大きい。
古いお店の多くは小さな丼を使いなみなみにスープを張って提供するパターンだが、ここは丼も大きく内容量も多い。
麺は目分で茹で前200gは軽く超えそうだ。
そして何より、”旨い”オーラに満ち溢れている。
スープを一口啜って心の中で『マジか!』と叫んだくらいにとんでもなく旨い。
豚骨の旨味が振りきっていて、ラードの甘味、ポクポクした存在感のある中太の麺など、全てが高い次元でまとまった奇跡とも呼べる一杯である。
因みにこの中華麺は自家製らしい。
メンマは甘めの味付けで柔らかく、豚モモチャーシューは噛みしめタイプでじんわり旨味が染み出す。
ネギの打ち方にも老練の技あり。
ぶっちゃけここまでのものが食べられるとは思ってなかったので狂喜してしまった。
無論、スープまで完食である。
お会計時におばあちゃんに『すごく美味しかった、ありがとうございました』と敬意を払わずにはいられなかった。
これは春日部市が全国に向けて声高に誇るべき至宝とも言うべきお店だ。
全然ノーマークだったが最高なお店を引き当てられてしばらく興奮が醒めなかった。