4回
2022/08 訪問
夏の献立
10日ほど前に予約して訪問。18時から一斉スタートです。
冬から早春にうかがうことがほとんどだったので夏は初めて。想像通り夏の食材が使われて想像以上に意趣を凝らした仕事で夢のような時間でした。お酒も暑い時期に飲むのにふさわしいさっぱりしたあとくちのものをチョイス頂きました。
だいたいのメニューは以下の通りです。
いちじくと豆腐の和え物。赤海老と丁寧に揚げた舞茸
蛸の柔らか煮モロヘイヤジェレ掛け、ずいき、ネクタリン
揚げた鱧の身と鱧の卵あんかけ 濾し梅
焼きクエのお椀
のどぐろの炙り
鰹のお造り
白トリ貝、ぼうずごろし、スイートコーンの酢の物
蒸し鮑とうにのちらし仕立て
山芋のコロッケ
うなぎの炭火焼きタレと塩のうざく
河内鴨と松茸の炊合せ
銀杏と筍の炊き込みご飯 茄子の赤出汁
長野のぶどう冷製
わらびもち
酒粕アイス最中
お抹茶
5月に価格改定をされたとのこと。お酒も調子に乗って飲んでしまったので単価は上がっていますが、満足度は上がっています。がんばって働いてまたお邪魔したいと思います。
2022/09/02 更新
2022/02 訪問
食材の季節を大事にする料理
素材の旬を非常に大事にされていることが伝わります。春先だと産地による差が大きいので最適な産地のものを使われていました。提供時にお教え頂いたのですが、失念してしまっています。当日のメニュー(覚えている限りですが)は以下の通りです。
蟹の剥き身と野菜の和え物
鱈の白子炙りの強飯
鯛と蕪のお椀物
太刀魚焼霜、ひろっこ酢味噌
ひっさげ、ウニ、山わさび、山芋とろろ
牛イチボの炭火焼き
蛍烏賊のフィットチーネ状の冷麦和え
筍、蕪、白子炙り蓋物
唐墨と新のりの炊込ご飯、赤出汁
国産ブラッドオレンジのゼリー、酒粕アイス最中
どの料理も大阪トップレベルだと思います。重鎮が営まれているお店よりも雰囲気が柔らかいため私には楽しい食事ができますし、お連れした方にも好評でした。
2022/02/25 更新
2021/12 訪問
凛としつつも堅苦しさなし
年末に恒例のちょいと贅沢。満席でした。
献立は以下の通り
焼き白子の茶碗蒸し
数の子と洋梨の白和え
大根と熊の椀物
鰤と赤大根
勢子蟹の柚子釜
大和芋、太刀魚焼魚
九絵といくらのすり流し
喉黒と芽ネギの手巻き寿司
ごぼうの炊込ご飯
猪の赤出汁
紅マドンナのゼリー
酒粕アイス
料理に関しては素人が申し上げることはありません。全てに仕事がされ素材の良さが引き立っています。
タイミングも客のペースに合わせてくださっており、少人数な故に目が行き届いていて夢のような時間でした。
私の稚拙な表現では魅力は伝えられません。一度行かれることを強くお薦めします。
2021/12/24 更新
1か月ほど前に予約。ご主人いわくまだ戻りきっていないらしいが2階席も埋まり、2回転していたので回復基調でありそうです。
当日の献立は以下の感じ。(酔っぱらって覚えていない部分も多々あります)
筍の擦り流し
蛸の柔らか煮
白子のおかゆ仕立て
技巧をこらした烏賊のお造り
ズワイガニの真丈
引っ提げ鮪の山掛け
太刀魚の行者にんにくジュレ掛け
レアカツ
伝助穴子と若ごぼうの炊込みご飯
赤出汁
酒粕アイスとブラッディーオレンジ
お薄
筆力がないので書いてしまうとこの料理の素材選び、組み合わせ、技法がかき消されてしまうのが申し訳なく思ってしまいます。毎回 感動する料理の数々。口の肥えた常連さんが通うのも進化をし続けているからでしょう。文字にできない感動はぜひお店で。