mangomanさんが投稿した御料理 宮坂(東京/表参道)の口コミ詳細

ぴょんたの食べ歩き

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mangoman (50代後半・男性・京都府) 認証済

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掲載保留御料理 宮坂表参道、乃木坂、外苑前/日本料理

1

  • 夜の点数:4.8

      • 料理・味 5.0
      • |サービス 5.0
      • |雰囲気 5.0
      • |CP 4.5
      • |酒・ドリンク 4.5
1回目

2016/05 訪問

  • 夜の点数:4.8

    • [ 料理・味5.0
    • | サービス5.0
    • | 雰囲気5.0
    • | CP4.5
    • | 酒・ドリンク4.5

すべてにおいて大将のおもてなしの気持ちが感じられました

2回目の訪問

前回訪問してから1カ月ほどたった5月の上旬。
連れと訪れました。

大将が覚えてくれていて、1か月は早いですねのご挨拶からスタート。
今日も日本酒で美味しい雄町がはいってますよとのこと。そこまで覚えていてくれたとは脱帽で感激。

前回は雰囲気だったので、今回は料理を書きたいと思います。
覚えている範囲ですが...

○先付
貝寄せで5種類ほどの貝があります。
印象的なのは、とりがい。京都の海で採れたそうですが、とてつもなく大きく身厚。見たことなし。
名前は忘れましたが肝が付いていたのですが、今まで言食べたことのない繊細で上品な、そして肝どくとくのえぐみのような香りが全くなく、
貝の心地よい肝の良い香りが広がる貝肝でした。

○お造り
勝山の鯛と沖縄でとれた天然本まぐろの中トロ
中トロは最初赤身と思ったのですが、いやいや絶妙な中トロ、赤身のうまさを凝縮しつつ、中トロ独特のとろける味わいが。
赤身大好きな私にとって、この中トロは、トロの見方を変えてしまう逸品でした。

○お椀
破竹の真薯を甘鯛でつつみ、その下に胡麻豆腐を添えたお吸い物
すべてのバランスが整い、熱めの汁でも味が踊り続けます。

○焼き物…これが今日一
熊本県産の海鰻の焼き物
鰻なのですが、その味がさわやかで、ウナギとは思えず、食べたことありません。
身はほくほく真っ白、皮は黒くパリパリ。
故意にしている取引先の大将が朝5時に電話をかけてきたので、電話一本で購入したのですが、無茶苦茶値がはったとか。

○箸休め
アスパラのすり流しと富良野のスーパートマト
間に貝のジュレが入っており、アスパラの中には軽くあぶったホタテの貝柱が入っていました。
見た目もグッド。

○八寸
鯛ちまき、北ムラサキウニ、などなど…忘れた。
桂の葉が綺麗に添えられ、これが八寸の綺麗さとともに、和食の無形文化財となった所以、自然の美しさや季節の移ろいの表現を見て楽しめました。

○焼き物2
初ガツオの藁あぶり
燻製にしているのですが、藁の良い香りがほのかに香り、何もつけづにそのままでも美味。
思わず、鼻をつまんで、香りを逃がさないようにしてしまったところ、大将に薬味が辛かったと勘違いされた(笑)
江戸時代、庶民が1ケ月分の給与を払っても初ガツオのたたきを食べたいといわれていたそうですが、まさに同じことを思いました(汗)

○煮物
茄子とアナゴ。アナゴは玄米焼にしており、これまた海鰻に匹敵するほどのうまさ。

あとはご飯とデザートです。
デザートは全部で3品。

至福のひと時でした。

お会計を済ませると、大将が奥に呼んでくれました。
個室があるとの事で、見せていただきたいとお願いをしたら、快諾。

いやーーー、素敵です。
まだ利用していないようですが、そのうち、余裕が出てきたらとのことです。
いったん店を出て個室に入る。
これも大将のこだわりのようです。
また一つおもてなしの心意気を感じました。

大将に見送られ、お店をあとにして、、、忘れた!次の予約。
次回はいつになるのでしょうか。

********
4月上旬に、6時スタートでお伺いをしました。
お店のドアの前に立つと、ほのかにお香の香りが漂ってきました。
気のせいかな…なんて思って店に入ると、同じ香りで出迎えてくれました。心地いです。

他のお客様は7時スタートのため、店内には私一人。
貸切状態で気持ち良かったです。

店内は、黒漆喰で落ち着いた感じ。
カウンターの先には、紀友則の和歌が飾ってありました。
「久方の ひかりのどけき 春の日に しづ心なく 花のちるらむ」
大将に聞くと、桜のこの季節にぴったりということで、有名な方に書いてもらったとか。


食事はどれをとっても美味しく素敵です。
そして料理だけでなく、醤油や塩にもいくつもの手間がかかっており、それでけでお酒がすすみます。


また、食器もいい感じで、大将が選んでいるそうです。
ビールのグラスは、薄くて飲み口も抜群だし、御猪口もお酒の都度、江戸切子や焼き物といろいろでてきました。

お箸は、最初からほんのり湿っており、大将に理由を聞くと、持ちやすさと料理が箸先につかないようにとのことでした。
つまようじも、ちょっと違います。
こんな細かいところにも気を使っておりました。


八寸は、鮮やか。
酔いも手伝って、「大将、この写真をとれないのは残念ですよ」と伝えたところ、笑いながら「ダメです」といわれてしまいました。


最後のご飯は、白ご飯とお漬物。
これがまた美味しい。
大将に失礼とは思いながら、「炊き込みご飯を作ることもあるんですか?」と聞いたところ、考えていないとか。


あっというまに3時間近くの時間がすぎました。
食べきれなかった白ご飯をお握りにしていただきました。
お名刺を頂戴し、次の予約をとりながら、大将と雑談をしてお店を後にしました。

ふと、階段を登りきると大将がたっていました。
手にはお土産にしたおにぎり。すっかり忘れていました。
そんな大将のお見送りをいただきながら、千鳥足でお店を後にしました。
後ろから、「車に気をつけてくださいね」と大将の声。

最後の最後まで大将の気持ちを感じることができました。
次回は5月GWあけに予約です。
物凄く楽しみです。

  • お邪魔します

  • ウップ忘れ 都内では一番の店だと思う

2016/05/14 更新

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