ねりまるさんのマイ★ベストレストラン 2018

量産型おっさんの徘徊記録

メッセージを送る

マイ★ベストレストラン

レビュアーの皆様一人ひとりが対象期間に訪れ心に残ったレストランを、
1位から10位までランキング付けした「マイ★ベストレストラン」を公開中!

コメント

お店の選抜基準は例年同様、私好みのオーラが出てるか否かなんですが。
今年はなかなか豊作だったので、レビューが少ないお店に限定してみました。

1、ばば食堂(ばばフードセンター) (香川県丸亀市)
  注文したものよりもサービス品の方が多かったくらいの歓待ぶりで。

2、ぶっちゃー(東京都府中市)
  多摩川競艇場のすぐ近くながら、尾羽打ち枯らしたような客のいないお店。
  値段設定はかなり安いものの手抜きしない良CPの居酒屋。

3、中田商店(長野県大桑村)
  ふつうの商店かと思っていたら、おばあちゃん自作の「ほう葉巻き」が。
  周辺のお店が全て休業&廃業だったこともあり、ありがたさひとしお♪

4、満月(東京都中野区)
  大衆酒場なんですけど、なぜかレビューが増えないお店。
  まあ近隣の常連さんでいつも賑わってるから評価なんか関係ないっすね。

マイ★ベストレストラン

1位

ばばフードセンター (岡田(高松) / その他)

1回

  • 昼の点数: 3.8

    • [ 料理・味 3.5
    • | サービス 4.5
    • | 雰囲気 4.0
    • | CP 3.7
    • | 酒・ドリンク 3.5 ]
  • 使った金額(1人)
    - ¥2,000~¥2,999

2018/12訪問 2018/12/20

丸亀の郷土めし

琴電・岡田駅から徒歩3分ほど、路地裏に構える食品販売店。
店内に客席もあり、あん餅雑煮や焼きうどんなど郷土飯も豊富。
サービス精神旺盛なご家族経営のお店でゆったりできる雰囲気。
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~

聖地巡礼の旅で四国に入り、琴電に乗って岡田という駅へ。

必要以上に早く着いてしまったので、ちょいと周辺散策。
駅前はかなり寂しいんですが、少し歩くとお店が点在してます。

食料品店らしき建物の前を通りがかった時に、
窓ガラスに食堂なんて表記が出ていたのを見つけます。
何やら荷物を車に積み込んでいたお店の方に聞いてみたところ
「あ~、だいたいのものはすぐ作れるよ~」とのご案内。

(* ̄ー ̄) ちなみに午前9時台です

なんだかやけに歓待されて、店内の客席スペースへ。
お菓子や果物の陳列棚が並ぶ脇に「ばば食堂」のノレンが。

日替り定食550円もありますが、郷土料理が目を惹きますね。
あんもち雑煮、とっと焼きうどん、オリーブ鶏なんてのも。

この界隈は正月の雑煮に餡モチを使っているそうなんですが
それを提供しているお店はほとんどないそうです。
(* ̄ー ̄) 朝から餡モチ雑煮ってなぁ

全部食べるわけにもいかないので、お店のおすすめに従って。
しっぽくうどんをいただくことにしました。

このちょいと悩んでいる間に。
店主さんはにこやかに火鉢とストーブを寄せてくれ、
待ってる間にどうぞと珈琲をくれ、ここらの名物とみかんも。
(* ̄ー ̄) サービス過剰♪

うどんだけではなんだか悪いような気もしてきたので
オリーブ鶏のモモ焼きに生ビールを追加して朝吞みの暴挙へ。

・オリーブ鶏モモ焼き
大ぶりなモモ肉がこんがりと焼き目をともなって登場します。
持ち手にホイルを巻いてくれましたけど熱々ですねぇ。
地鶏らしくしっかりとした歯応えで、かじると脂もにじみます。
いくぶん下味の塩が強めにも感じましたがビールにはしっくり。

小豆島のオリーブを飼料に配合しているんだそうで、
その効果かどうかはわかりませんが、しっかりウマイ鶏肉です。

・しっぽくうどん
季節の野菜を煮込んで茹でたうどんに掛けるのだそうで。
だいこん、にんじん、里芋、しいたけ、きざみ揚げ。
こちらも熱々で、しっかり暖まったのでストーブを消したり。

うどんは市販品のようですが、熱い煮汁に負けない弾力は
さすがにうどんの総本山と言う印象でしょうか。


朝からよく食べた、などと思っていたところへ。
女将さんが「これもどうぞ~」とお皿にちらし寿司を。

(* ̄ー ̄) 歓待されてるなぁ♪
ちょいと甘みの強めな郷土メシらしい一品でした。
いただいた紅みかんも豊潤でしっかりした甘さ。


ちなみにオリーブ鶏や紅みかんなどの地場の名品は
このお店から地方発送も対応しているんだそうですよ。


2000円を支払い、10時をずいぶん過ぎた辺りでお店を出て。
駅に戻るとバスはすでに出てしまった後でした ( ̄ー ̄*)

  • しっぽくうどん
  • オリーブ鶏
  • 食品スーパーっぽい構え

もっと見る

2位

ぶっちゃー (競艇場前、是政 / 居酒屋、牛料理)

1回

  • 夜の点数: 3.9

    • [ 料理・味 3.6
    • | サービス 3.7
    • | 雰囲気 -
    • | CP 3.9
    • | 酒・ドリンク 3.3 ]
  • 使った金額(1人)
    ¥1,000~¥1,999 -

2018/11訪問 2018/11/27

競艇場前の穴場

競艇場前駅から歩いて間もない場所にある夕方から営業のお店。
豚タンなどホルモン料理をはじめ、野菜から魚介まで酒肴は多彩。
お酒も料理も安価ながら丁寧な手仕事で侮れず。カラ酒は禁止とか。
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~

多摩川競艇場の正門前には数軒の飲食店があるんですが、
レースが終わる午後4時頃にはほとんどが閉店モードになり
なんだか突然寂しくなってくる印象なんですよねぇ。
(* ̄ー ̄) 荒れたお客が増えるのかなぁ?

やむなく駅へと戻って武蔵境にでも行こうと言ってたところ、
駅へと続く通路から渋い風貌のお店が目に入ります。

煤けた提灯の赤、破れたテントの緑。
最終レースで外した舟券は3&6から攻めたなぁ ( ̄ー ̄*)

夕方は5時からの営業ということで少し時間は早かったですが
年輩の店主さんはこころよく入れてくれました。

店内は風貌から連想できる雑然とした雰囲気ではありますが。
ハイボールは300円、生しぼりサワーも400円なんて感じで
ツマミは100円から最高値でも580円とずいぶんと安価な設定。

壁全面に貼りだされたメニューはいろんなモノがありますね。
とりあえずハイボールをお願いし、目についたところを。

・自家製きゅうり漬け 200円
「まだ漬かりが浅いけどいいかい?」と確認の上で。
色合いも鮮やかなキュウリは素材味の立つあっさり漬け。
沢庵も添えてくれ、なんだか充実した漬け物盛りに。

・まぐろ串焼き 190円
細い串ながら、ポーションしっかりめのマグロが並びます。
安価なのでさほど期待はしていなかったんですが、
厭味もなく火も入りすぎず、なかなか美味しいんですよね。


この後も、レンジの音が聞こえるようなことはなく
シンプルながら手仕事感のあるツマミが続々とやってきます。
で、特に気になったのが豚タンを炒めたヤツで。

・プレミアム豚タン塩にんにく焼き 580円
タンもとらしきポーションがごろごろと並んでやってきました。
葱や味噌が添えられていますが、そのまま食べた方が好みの味。
ぷりんとした歯ごたえの豚タンは脂感もほどよくやわらか。

なんでも1本の豚タンから1枚分くらいしか取れないらしく
今回の1皿ではタン6本分のタンモトが使われているのだとか。

じゃあ残りは?、と言うと、別メニューで使用してるそうで。
「厚切り豚上タンにんにく塩炒め 400円」
「薄切り豚タンの味噌炒め 280円」などとタン先になるに連れ、
固くなってしまうから安価なツマミになっているのだと。
(* ̄ー ̄) 豚タン、大人気だな・・・

お酒についても色々と書きたい気もしますが、長くなるんで割愛。

風貌と価格からちょいと侮ってましたが、
正しくセンベロを実行可能な穴場を発見しましたねぇ。

  • 多摩川競艇場付近
  • プレミアム豚タン
  • まぐろ串(2本)190円

もっと見る

3位

中田商店 (大桑 / その他)

1回

  • 昼の点数: 3.5

    • [ 料理・味 3.5
    • | サービス 4.0
    • | 雰囲気 4.5
    • | CP 3.6
    • | 酒・ドリンク - ]
  • 使った金額(1人)
    - ~¥999

2018/06訪問 2018/06/14

ほう葉巻き in 大桑村

大桑駅から徒歩1分、村役場下の路地沿いにあるお店。
おにぎりやサンドイッチ、お菓子や飲料などの商店ながら、
郷土銘菓の「ほう葉巻き」を自家製。素朴で優しい味わい。
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~

宿泊した恵那を出て、中央本線を長野方面へと向かう途中。
線路の脇を走る通り沿いに道の駅らしいものが見えたので
大桑駅で途中下車してみたんですよ。

しかし改めてアプリで道の駅をチェックしてみると、
駅から歩いて行くにゃ随分と距離があるんですよねぇ。
次の電車までは2時間ほど、往復で終わりそうな気配。

近くの村役場で他に店がないか情報収集しようと思い
向かおうとしたところ、途中にお店の看板を発見。
寄ってみると、年季の入った渋い商店だったりします。

おにぎりやサンドイッチ、ランチパックなどのパン、
和菓子に駄菓子、飲料などなど昔ながらの商店ですが、
何か自家製のものがあるか聞いてみると、
この界隈での郷土菓子「ほう葉巻き」があるとのご案内。

なるほど。奥に置いてあったカゴに並んでますね。
つぶ餡とこし餡があるということで1つずつ購入です。

ついでにお茶のペットボトルを。
2リットルサイズを購入したら、お店のおばちゃんが
”飲みにくいでしょう”と紙コップを付けてくれました。
             ( ̄ー ̄*) なんかイイですね

川沿いの公園でいただこうと思ったんですけど
ゲートボールが盛り上がっていたので駅舎へ戻りまして。

・ほう葉巻き @160円
まだ出来上がってまもないのか、ほっこりと温みが。
ガワの部分は饅頭と餅の狭間のようなむっちり感で
ほう葉の香味がふんわり漂って素朴なおいしさですね。

餡の甘みはあっさりで後口もよかったです。
つぶ餡のほうは小豆の皮が少し粗めに残ってました。


途中下車した甲斐はあった気もするんですけど。
駅前のお菓子で済まして殆ど時間を使わなかったので
次の電車までの2時間ほどの待ち時間がちょいと退屈。

周辺の景観を眺めつつ、駅舎のベンチで横になり瞑想。
(* ̄ー ̄) 心が洗われましたわ

  • 渋い
  • お手製ですよ
  • ほう葉巻き

もっと見る

4位

満月 (鷺ノ宮、都立家政 / 焼き鳥)

1回

  • 夜の点数: 3.8

    • [ 料理・味 3.3
    • | サービス 3.5
    • | 雰囲気 4.5
    • | CP 3.8
    • | 酒・ドリンク 3.4 ]
  • 使った金額(1人)
    ¥1,000~¥1,999 -

2018/02訪問 2018/02/24

昭和の酒場

鷺ノ宮駅から徒歩1分、ラーメン店「すぎ本」の手前にある居酒屋。
内外観とも昭和の香りが色濃く、地元の年輩客でにぎわっている。
いかつい外観ながらお客には優しい。おでんの他に日替り総菜も色々。
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~

前に訪れてからはかれこれ10年ほどになるでしょうか。
近所に当時よく通っていたお店があり、そこの常連さん達と
飲み足りない時にはよく流れていたんですよねぇ。
                   ( ̄ー ̄*) 懐かしや

加藤登紀子の歌が聞こえてきそうな気もしますが、さておき。

店の風貌は相変わらずで、店内の煤け具合もほとんど変わらず
10年ごときではもはや何も変わらん印象です。
ただ年輩の店主ご夫妻の姿は見えず、娘さんらしき姐さんが1人で。

向かって左側から入るとカウンターが奥に伸びていて、
そちらからだと遠目にテレビが見やすい席なため
早めにやってくる常連さんは左側に陣取っている感じ。

右側から入ると逆L字カウンターと極小テーブル。
間にお店の方が通る通路があって、
カウンターの上には日替わりの総菜が並んでいます。

なお本投稿現在では店のジャンルは焼鳥になってますが、
焼鳥めいたものはメニューの5%未満と思われます。

瓶ビールの注文とともに惣菜群を眺め、ひじき&焼売を。
惣菜の単価はおおむね350~500円の範疇でしょうか。
作り置いたのをレンジで温めなおして提供するスタイル。

・おでん 600円
店の奥におでん鍋があり、定番のおでんはいつでも用意。
たぶんお好みでもいいんでしょうけど1人前盛りは600円。

ツユの色合いは淡めで、そのまますすっても塩気は軽め。
さりながら煮込まれたタネはしっかり味が染みています。
(* ̄ー ̄) 侮れませんなぁ


17時~18時ころの早めの時間は結構すいていて、
惣菜がだんだんと出来ていくので作り立ても食べられますよ。

  • 店頭の図
  • おでん
  • カウンターに惣菜群

もっと見る

ページの先頭へ