とんちゃんさんが投稿した川どこべらぼう(秋田/能代)の口コミ詳細

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とんちゃん (60代後半・男性・茨城県) 認証済

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川どこべらぼう能代、東能代/旅館・民宿

1

  • 夜の点数:5.0

    • ¥10,000~¥14,999 / 1人
      • 料理・味 5.0
      • |サービス 4.5
      • |雰囲気 5.0
      • |CP 4.0
      • |酒・ドリンク 4.0
1回目

2010/12 訪問

  • 夜の点数:5.0

    • [ 料理・味5.0
    • | サービス4.5
    • | 雰囲気5.0
    • | CP4.0
    • | 酒・ドリンク4.0
    ¥10,000~¥14,999
    / 1人

秋田の味と日本酒を堪能

秋田県能代市で、秋田杉をふんだんに使ってつくられた「川どこ べらぼう」さんに泊まりました。
木造りのお風呂に入って(その様子はここ:http://onhome.blog.so-net.ne.jp/2010-12-14-2
いよいよ待望の食事です。

ここは泊まらなくとも食事だけでもできます。
ただし完全予約制で、コース料理のみです。
舌を出した「べらぼう」の絵は能代凧の絵柄なのです。

厨房では若い男性が料理を作っています。
背もたれの高さが違う椅子が2種類あります。座面の高さ自体が違っている。
男性用と女性用なのかぁ、って思ったら、実はもともとはカウンター用とテーブル用なんだそうです。

さて、まずは生ビールでカンパ〜イ!
ヱビスビールです。いいですねぇ。

まず先付け。
ゴボウの子和え。マダラの卵です。
マダラの子は、繊細な小粒で、その食感が好きです。
塩辛。コリコリしていて、これってイカ?いやクラゲ?
いや、貝のヒモですね。何の貝だろ、ホタテじゃないような・・。
鯛の握り寿司が1つ載っています。

飲み物はすぐに日本酒に切り替えました。(それは最後にご紹介。)

煮物。
大根と揚げを炊いたものです。薄味で実に上品。

お吸い物。白いのはシメジ、緑はブロッコリ。
魚のすり身。鱈かな。
生麩が入っています。モッチリした食感がいいですね。

お造り。マグロとソイ(だったかな?)。
刺身のツマがとっても細い。ほそーいキュウリが彩りを添えています。

焼き物。魚とソースがかかったようなもの、真ん中に煮豆。
魚はブリです。
チーズフォンデュウ風。パンとホタテ、もう1つなんだったっけ?
濃厚なチーズが美味しい。温かいうちもいいけど、冷えても美味しい。

天ぷら。レンコン、シシトウ、海老。
白身の魚(種類はなんだったっけ?)。
天つゆではなく、抹茶塩でいただきます。

コンロで温める鍋。もしかしてきりたんぽ?
いえ、違いました。粕汁です。
サケでつくれば三平汁ですね。
ブリとつみれが入っている。

〆に「能代うどん」。片栗うどんと呼ばれています。
うどんというより、太めのそうめんみたい。でもようめんよりコシがあります。
カツオの出汁が旨い。

最後にデザート。シャーベットです。
上にのっれいるのはソバのみを炒ったもの。

さて、生ビールの後は、すぐに日本酒にしました。
最初のお酒は「酒どこ べらぼう」の「限定ん迷酒」(笑)の「うぼらべの酒」。
「うぼらべ」逆さに読むと「べらぼう」です。
どうも商標の関係からこうなったようです。

ご夫妻の絵が描かれています。
能代市の喜久水酒造が製造しています。
「喜一郎の酒」という銘柄の酒のラベルを張り替えているのじゃないでしょうか。
そのお酒を焼き物の湯飲みでいただきます。

2杯目は、「白瀑 山本 純米吟醸 生原酒」。
「白瀑(しらたき)」を醸造している八峰町の山本合名会社が自社の名を冠した酒です。
香りもよく、芳醇で味わいがあって、キレが良い。旨いです。

3杯目は、「一白水成(いっぱくすいせい) 純米吟醸 無濾過原酒 一回火入れ」。
五城目町の福禄寿酒造のお酒で、秋田県産の美山錦を使っています。
このころにはかなり酔ってきました。

「やまユ」。

「新政・純米吟醸やまユ×改良信交」。無濾過生原酒のようです。
秋田市の新政酒造の酒で、「改良信交」は秋田県の酒米だそうです。
かなりクセの強い酒に思えたんですけど。酔っていたせいだろうか?

「川どこ べらぼう」での朝。
朝食です。どんなものが食べられるのか・・。
朝食の勢揃い。

まずは、ごはん。

お漬け物。白いのは大根のなた漬け。
紫色のは?
これが「あか寿司」という漬け物。
餅米を赤ジソと梅酢、要するに梅干しと同じもので漬け込んだもの。
紫蘇と梅酢の酸味で、梅干しの風味の漬け物なんだけど、餅米のもちっとした食感が絶妙にいい。
「ご飯でご飯を食べる」なんて揶揄されるけど、上品で素晴らしい漬け物です。
お漬け物で、ご飯が進みます。

ブリコ。魚卵です。
ハタハタのブリコかと思ったら、ホッケのブリコ。
粕漬けかと思ったら、塩漬けを酒に漬けたものだそうです。
これはご飯のおかずにもいいけど、酒のつまみにもいいですね。
ご飯が進みます。

ハタハタが入った、そう!しょっつる鍋です。
味付けはもちろんハタハタで作った魚醤の「しょっつる」。
ハタハタのお腹の中には、ブリコがたっぷり。
大きな卵で、ヌルヌルした硬い粘液に包まれています。
ジュンサイも入っています。
薄味でとっても上品なしょっつるです。

タコのマリネ。

生玉子。比内地鶏の卵ですって。ぜいたくぅ〜う!
卵を割ると、黄身が盛り上がっています。力強い卵です。
ご飯がさらに進みます。

デザートにリンゴとカキの。
熟した柿が甘くて美味しい。

最後にコーヒー。器が変わっています。
いや、これが旨いんだぁ。
今回の旅の中では最も美味しいコーヒーです。お替わりすればよかったなぁ。

実に素晴らしい朝食でした。

最後に料金ですけど、安いんです。
 素泊まり 4725円
 夕食   3150円、5250円(夕食のみは8400円もあり)
 朝食    735円
2食付で、1泊8610円ですから、とってもリーズナブル。
ただし今回は酒代込みで12000円かかりました。
お酒の内容からして、まぁ当然のお値段ですかね。

2010/12/26 更新

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