M・N・ドラッカーさんのマイ★ベストレストラン 2017

記憶と記録による食べものガイド。

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マイ★ベストレストラン

レビュアーの皆様一人ひとりが対象期間に訪れ心に残ったレストランを、
1位から10位までランキング付けした「マイ★ベストレストラン」を公開中!

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星の数ほどにあるレストランを全て訪ねられるはずもなく、限られた食(時間)との出会いの中で、おいしさと印象に残ったお店を選ぶというのが私の「マイ★ベストレストラン」の選定基準です。
今年は4月に埼玉から大阪へと転勤し、「食の都」「食い倒れの町大阪」でどのような食との出会いがあるのかと楽しみにした一年となりました。
でも、実際振り返ってみると、香川3軒、大阪3軒、東京1軒、愛媛1軒、愛知1軒、三重1軒という結果。
仕事柄あちこちと出かけることが多い中で、四国の食文化とのふれあいが印象深かったというのが今年の総括でしょうか。
では、少しずつ印象を思いつくままに書かせていただきます。

本場讃岐うどん巡りと称して訪ねたお店は13軒。
その中でも最も印象に残った味わいが『谷川米穀店』です。
テレビでも良く紹介される山あいのお店は行列覚悟のお店のひとつ。平日のお昼を少し外した時間ということもあって並ぶこともなくうどんのおいしさに触れることができました。
シンプルな醤油うどんをいただきましたが、真っ白でつやつや。瑞々しさと鮮度抜群、なめらかな喉ごしともちもちとした食感は衝撃的なおいしさでした。
多度津にある『根ッ子』。のどかな田んぼの中にたたずむお店の雰囲気といい、提供されるうどんのおいしさ。本格的な讃岐うどんをいただいたという気持ちになったお店です。
もう一店の『釜あげうどん 長田in香の香』も納得のおいしさです。
熱々のつけ汁に熱々のうどん。見た目のおいしさ、まっ白なうどん。釜あげにすることでもち感がアップし、上品でしなやかな喉ごしをのうどんです。そして旨みたっぷりにブレンドされたつゆ。素材のひとつひとつが印象に残った味わいでした。
同じ四国ですが愛媛県宇和島市にある『鮨 ちちぶ』。
町なかでお酒を楽しんだ後で伺った寿司屋ですが、ここでいただいた〆鯖の味わいが印象的でした。
カウンターには昔ながらの手水があって粋な雰囲気。
来年こそは開店と同時に立ち寄りたい、そんな思いが募ります。
帰京した際に立ち寄った亀戸の『よねさん』。
常連さんで賑わうお店で戸井の鮪を堪能しました。加えてうれしかったのは十四代を楽しめたこと。リーズナブルに料理とお酒を楽しめる料理のお店でした。
焼鳥の『市松』。北新地という立地の中にあるだけあって雰囲気も良し、味もサービスも良しというお店でした。
提供される焼鳥に加えていただく創作料理の数々も楽しみのひとつです。
ご近所からは『中国郷菜館 大陸風』。
唐辛子を大量に使いながらも癖になるおいしさを提供してくれます。中国の高級厨師の資格を持つ料理人の技が存分に発揮されています。
最後に中京地区から。鰻の養殖の本場である一色町にある『うなぎの兼光』。
開店前から行列ができていて、観光バスで駆けつけるほどの大人気の鰻のお店。店内のカウンターからは真っ赤な炎を駆使して蒲焼きを焼き上げる職人さんの姿に感動、そして味わって感動です。関東の鰻が一番と思っていた自分に、新しい発見をさせてくれたお店です。
『赤福本店』は言うまでもなく伊勢神宮の参道に店を構える誰でも知っている「赤福」のお店。昔から程よい甘さの赤福が好きだった自分とって聖地ともいえる場所を訪ねることができたのはとてもうれしいことでした。伊勢神宮共々、再訪したい場所となりました。

以上、簡単に振り返ってみましたが、2018年もどんな味わいと出会えるのかとても楽しみです。
最後まで読んでいただきましてありがとうございました。

マイ★ベストレストラン

1位

谷川米穀店 (まんのう町その他 / うどん)

1回

  • 昼の点数: 4.6

    • [ 料理・味 4.6
    • | サービス 3.4
    • | 雰囲気 3.6
    • | CP 4.6
    • | 酒・ドリンク - ]
  • 使った金額(1人)
    - ~¥999

2018/08訪問 2018/11/03

本場讃岐うどん巡り No.008。

(3)
再訪。
琴平温泉で朝食をしっかり食べたにも関わらず(笑)。
今回は更に行列が長く延びています。
茹であがりに合わせて列が短くなるようで、回転は思いの外早いかも。
頼むのは温かいうどんの(小)に卵と決まっていますから、順番が来てお願いします。
空いたテーブル席で醤油をかけてつるつるといただけば、あっという間に完食。
この食感、喉ごし、そして味わいを確かめるために来ているようなもんです。
食べ終われば長居は無用。
お金を払って、ごちそうさまでした。

(2)
久しぶりの谷川米穀店。梅雨明けの四国地方は朝からカンカン照りの陽射しが眩しいです。
坂出から美馬へ抜ける街道を車で移動。田んぼの青稲がなんとも美しい田園地帯です。
ふと『谷川米穀店』を思い出して立ち寄ることにしました。
昼前ということもあって店の前には行列ができています。
温かいうどんの(小)に卵をひとつ。
テーブルの醤油をかけていただけば至福のひと時です。
むちっと、そしてもちもちとした食感。コシがないわけではありません。艶やかで喉ごしのつるっとした味わい。
卵と醤油の最強の組合せは、あっという間の完食へとつながります。
お会計を済ませて帰る時には、更に行列が伸びています。
また、来ようと心に決めて店を後にしました。

(1)
今日1日は讃岐うどん巡りの日と決めて食べ歩くこと、なんと4軒。(大したことないですかね…笑)
そのひとつ。今日、いちばん美味しく感じたうどんです。
まんのう町という四国の屋根を背にするような山あいの町にあって、ここがうどんのお店?と思うような佇まいの食堂です。
駐車場が用意されていて『谷川米穀店』と掲げられた看板を見て、ここが目的の場所であることがわかりました。
テレビの紹介番組で、大行列が印象的であった坂道を下りお店に入店。
決して広くない厨房と店内。
おばちゃんに冷やしかけうどんを注文するもつゆが品切れ。そこでシンプルな醤油うどんをお願いすることにしました。
出際良く茹であがったうどんを丼に盛りつけてくれます。丼の中に目をやれば見るからに真っ白でつやつや、もちもちとした味わいを想像できるうどんです。
テーブルにあった醤油をひとふりだけかけ回し、そしてひと口味わいます。うまい!と心の中で快哉をあげます。それほど衝撃のおいしさなんです。
瑞々しさと鮮度抜群、なめらかな喉ごしともちもちとした食感。うまく言葉で言い尽くせない、そんなおいしさです。
シンプルであるが故にひと際うまさが際立つというものだと思います。
かけ醤油も普通の醤油ではなく酢が隠し味になっているように思いました。
そんなさりげなさが、またおいしさの秘密でもありますね。
また、食べたい。そんな一杯のうどんでした。

  • (説明なし)
  • (説明なし)
  • (説明なし)

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2位

よねさん (亀戸、錦糸町、東あずま / 居酒屋、食堂、日本料理)

1回

  • 夜の点数: 4.5

    • [ 料理・味 4.5
    • | サービス 3.5
    • | 雰囲気 3.5
    • | CP 5.0
    • | 酒・ドリンク 5.0 ]
  • 使った金額(1人)
    ¥5,000~¥5,999 -

2017/10訪問 2017/10/15

戸井の鮪と十四代。

魚がおいしいと評判の居酒屋の『よねさん』を初訪問しました。亀戸駅から亀戸天神に向かって10分ほど歩いた場所に「まぐろ」と書かれた幟。モダンな雰囲気の入口からは明かりがこぼれています。
店内はカウンター8席に二人がけのテーブル席がふたつ。こじんまりとしていてアットホームな雰囲気のお店です。常連さんらしきお客さんたちで埋まっていて、一見さんにはちょっと居心地が悪いかもしれません(笑)
さて。お料理はお通しのカジキマグロの煮付でスタートしました。中々ボリュームのある一品。甘みがあってふっくらとした身がおいしいですね。
次いで、三種の肴、刺身、焼魚が味わえるよねさんコースをいただきます。三種の肴は、小アジの南蛮漬けに鶏肉のごぼう巻き、そしてマグロかつ。かつはふっくらとしていてやわらかな味わい。この後いただくつもりだった刺身にも自ずと期待してしまいます。
コースの刺身は鰹、鯛、鰤、かんぱちのお造りです。甘みがたっぷりの鯛の刺身に驚きを覚え、脂がのった鰤の刺身で納得します。焼魚は鮭が登場。シンプルながら鮭独特の味わいを楽しむことができました。
メインにいただいたのは戸井産の鮪刺。
適度に脂が乗りやわらかみがあって、大トロでもなく中トロでもない食味に感嘆の声をあげました。
醤油は少し旨みを感じる味わいに粗おろしのわさびでいただくことで、刺身の旨みが膨らみます。
他にも、牡蠣の山椒煮や塩辛、中華風の味わいの湯豆腐、ふかふかのアジフライなど丁寧かつ酒の肴に最適な料理の数々を楽しみました。
お酒は最初の一杯こそ銀河高原ビールの「そよ風のKölsch」をいただきましたが、その後は日本酒を味わいました。
お得な日本酒三種飲み比べは、十四代(中取り大吟醸)、而今、花陽浴。
何とも飲み口の良いお酒の数々です。このお値段で味わえること自体奇跡のようなもんですが、遠慮なくいただきます。
次いで十四代三種飲み比べ。無濾過、龍の落とし子、極上。先に飲んだ十四代とは異なる味わいで、日本酒の奥深さを更に感じるとともにCPの高さを更に感じることとなりました。
〆には白子を揚げたから揚げがトッピングのよねさんの白子カレー。
最後まで満足いく食事となりました。
今度はカウンター席で味わってみたいですね。
ごちそうさまでした。

  • (説明なし)
  • (説明なし)
  • (説明なし)

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3位

鮨ちちぶ (宇和島 / 寿司)

1回

  • 夜の点数: 4.5

    • [ 料理・味 4.5
    • | サービス 4.0
    • | 雰囲気 3.8
    • | CP 3.5
    • | 酒・ドリンク - ]
  • 使った金額(1人)
    ¥3,000~¥3,999 -

2018/05訪問 2018/06/09

〆ではなく訪問したい。

(2)
再訪叶いました。ほぼ一年ぶりです。
一軒目でお酒と料理を楽しんだ後、軽く寿司をつまもうということになって訪問しました。
お客さんは途切れていたみたいで私たちだけ。
軽くおまかせで握ってもらうことにしました。
まぐろに真鯛、かんぱち、鮑、雲丹、海老、穴子、鉄火にかっぱ。
値段の心配がいらないことは学習済みで、おいしいお寿司を堪能しました。
中でもかんぱち。いつもながら締まった身質とさわやかな味わい。ここのかんぱちは美味しい。
〆にかっぱを握ってもらって今日はおしまい。
また、訪れたいと食べ終わってから思うのです(笑)。

(1)
宇和島城下にある繁華街にひっそりと佇む寿司屋は品の良いご夫婦が営まれています。
軒先にかかる真っ白な暖簾、格子戸から漏れる明かりからは歴史と風格を感じることができます。
同じ町内の料理屋でしこたま飲んだ後、同僚の案内で連れてきてもらいました。
L字型のカウンター、そしてカウンターには手水が流れる昔ながらのお寿司屋さん。
お腹は程々に膨れていましたので、寿司を軽くつまむ感じでお願いしました。
いさき、かんぱち、あじ、しめ鯖、うに、かっぱ、鉄火、かんぴょう、新香巻。
新鮮なネタに、どれもがネタも大きく、そして魚の旨みがあふれる寿司の共演です。
特に旨みたっぷりのいさき、瑞々しい歯ごたえのかんぱち、絶妙な〆加減の鯖。
印象的な寿司の数々でした。
落ち着いた雰囲気がとても居心地の良さを感じるお店。ちょっと無粋な会話を繰り広げたのが残念で、今度は一軒目で訪問したいと強く思いました。
ごちそうさまでした。

  • (説明なし)
  • (説明なし)
  • (説明なし)

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4位

焼鳥 市松 (北新地、渡辺橋、大江橋 / 焼き鳥、創作料理)

1回

  • 夜の点数: 4.5

    • [ 料理・味 4.5
    • | サービス 4.0
    • | 雰囲気 3.9
    • | CP 4.0
    • | 酒・ドリンク 4.0 ]
  • 使った金額(1人)
    ¥8,000~¥9,999 -

2017/11訪問 2017/11/09

本質と創意の鶏肉料理のお店。

北新地の夜。堂島プラザビルにほど近い洒落た店構えの創作系の焼鳥の名店である『市松』を訪問しました。
後ろの予約が詰まっているということでしたので、少し早めに到着して、早速お任せのコースで会食をスタートすることとしました。
結論からいってしまうと、何ともボリュームたっぷりな内容にして、でも一品一品に驚きと好奇心を誘う内容になっていて、とても満足度の高い食事となりました。
コースの内容は以下の通り。串焼きが中心であることは言うまでもありませんが、鶏肉をコンセプトにした創作料理が脇をしっかりと固めています。

始めから驚きの「リコッタ・チーズのおでん」。
醤油のムース、わさび、ライム、胡麻油のパウダーでいただく「比内地鶏のお造り」。
ボリューミーな「せせり」に、噛みごたえ、弾力のある「ずり(砂肝)」。
パタパタと料理が出てきて、箸休めのさっぱりとした味わいの「オリーブオイルと醤油出汁、柑橘系の香りのついた大根の薄切り」です。
ここから小鉢が続きます。
再び、驚きの「卵管のポン酢鬼おろし」はコリコリとした食感が癖になります。
ホクホクとした味わいは「山椒の香り豊かな里芋せんべい」。
そして今日一番の味でした「肝の低温煮と毛馬きゅうりの粕漬」。レバーの膨よかな味わいにびっくりですが、更においしさを更にアップさせる粕漬です。酒のアテに最高です。
まだまだ続きます。
肉の風味を感じる「名古屋コーチンの風干し」。
先日、勉強したばかりの希少部位の「そり」はとてもジューシー。
気分を変えて「霧島ロイヤルポークの串焼き」。
いくらのお化けのような「金柑の醤油漬け」は、口の中でプチっと弾けて旨みが広がります。
鶏肉とは異なった味わい、食感、やわらかさの「河内鴨の山椒焼きと葱あんかけと牛蒡のペースト」。
再び、箸休め的な「ラズベリービネガーで漬け込んだ柿の酢漬け」はじわじわと感じるラズベリーの香り。
「白肝」はレアな仕上がりとは異なる旨みを作り出し、粗挽きの肉の旨さを味わう「つくね」です。
ひと通り料理が提供されて、〆の食事には「比内地鶏のスープ 」、「鶏ご飯」、「生姜のキンピラ」。
しっかりとした鷄の旨みを伝えるスープに、その旨みが染み込んだご飯、アクセントとなる生姜のきんぴら。ホッとする味わいです。
そしてデザートの「フルーツの盛合せ、コーヒーと抹茶ゼリーがけ」を以って終了となりました。

食中酒には店主こだわりの日本酒「市松 純米チョップ」。キンキンの冷やか、お燗がお勧めというお酒。両方の温度帯で味わって堪能しました。
予約が中々取れないというお店。
訪問が叶ってラッキーでした。また、伺いたい、そして今度はカウンターで。
ごちそうさまでした。

  • (説明なし)
  • (説明なし)
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5位

根ッ子うどん (多度津 / うどん)

1回

  • 昼の点数: 4.5

    • [ 料理・味 4.5
    • | サービス 3.5
    • | 雰囲気 5.0
    • | CP 4.0
    • | 酒・ドリンク - ]
  • 使った金額(1人)
    - ~¥999

2017/06訪問 2017/06/26

本場讃岐うどん巡り No.006。

のどかな田園地帯を進んで、ビニールハウスと店名の『根っこ』の文字が見えたら目的地に到着です。
一瞬、うどん屋さん?植物園?
そんなお店の暖簾をくぐって店内へ。
セルフ式のお店では始めにおでん、そしてうどん、天ぷら、ご飯ものの順番で並びます。
おでんを二品選んでから冷やしかけうどんの(小)を注文しました。
次いではす天とおむすびを取って会計を済ませます。
計算してもらうとお安いこと、いつも思う感想です。
計算が終わったら店のほぼど真ん中のテーブル席に腰かけていただくこととします。
見ためからしてコシの強さを感じるうどんは、今までご当地でいただいた讃岐うどんの中では一番コシのあるうどんです。
金色に澄みきったうどんつゆは雑味感がないいりこだしのシンプルな味わい。
つゆの主張が少ない分うどんの味わいが楽しるというわけです。
トッピングに選んだはす天はシャキシャキとした食感が楽しい一品。
おでんのこんにゃくと揚げ天にはからし味噌をたっぷりとつけて素朴な味わいに笑みがこぼれます。
食事場所のビニールハウスはとても開放的。
ハウス内には観葉植物がいっぱいに配置されていて何とも涼しげで梅雨の鬱陶しさを忘れさせてくれます。
こんな風情で味わううどん。
人気の理由はこんなところにもありそうです。

  • (説明なし)
  • (説明なし)
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6位

釜あげうどん 長田 in 香の香 (金蔵寺 / うどん)

1回

  • 昼の点数: 4.5

    • [ 料理・味 4.5
    • | サービス 3.6
    • | 雰囲気 3.5
    • | CP 5.0
    • | 酒・ドリンク - ]
  • 使った金額(1人)
    - ~¥999

2017/04訪問 2017/08/05

本場讃岐うどん巡り No.004。

(2)
再訪。
幸いにして、今回も平日の訪問だったので行列に並ぶこともなく『長田』のうどんを味わうことができました。
前回は冷やしでしたが、今回は皆さんが評価する釜あげをいただくこととしました。
熱々のつけ汁に熱々のうどん。
見た目からのおいしさ、まっ白なうどんは相変わらずですね。
冷やしに比較すると釜あげの方がもち感がアップし、上品でしなやかな喉ごしを楽しむことができます。
そして、旨みたっぷりにブレンドされたつゆ。温かくすることで香りと風味がアップし、ふたつの要素を両方楽しめる感じがします。
おいしかったです。
冷やしと釜あげ。甲乙つけがたい味わいの楽しみが此処にはあります。

(1)
食べログの事前学習もないまま、同僚のオススメということで訪問したお店。
ホントなら長蛇の列覚悟のお店だったようですが、タイミングが良かったのか並ぶこともなくおいしいうどんをいただくことができました。
店内に入って会計をしながら注文。
オススメは釜あげのようですが、陽気も暖かく冷やしの大盛りを注文しました。
番号札を渡され、空いている席に座ってると釜あげの人には徳利瓶を、冷やしの人にはポットからだしをどうぞ、のご案内。
猪口はセルフのお茶と同じ器で、準備しながらうどんを待ちます。
厨房を見てると、女性スタッフが茹であがったうどんを、大きな釜からタライや丼に器用に手繰り寄せている様子がわかります。
さて。
先に同僚の釜あげが来て、次いで私の冷やし。
美しく盛られた真っ白なうどんは、見た瞬間においしさが伝わります。
少し長めのうどんを味わってみると、つるりとした喉ごしと適度な歯ごたえ、そしてもちもちっとした食感を感じます。
それにも増して、つけ汁の味わい深さ。
ネギも生姜も足さずにいただきましたが、だしの旨みが抜群。
うどんなしでそのまま味わってみるだけでも旨みの余韻を楽しむことのできます。
いりこ、昆布、鰹節だしのブレンドの妙でしょう。
個人的には鰹節の味わいを強く感じましたが、どうでしょうか。
同僚のオススメポイントもうどんよりも、このつゆにあると言います。
納得の味わいを楽しむことができました。
また再訪することを願って店を後にしました。

  • (説明なし)
  • (説明なし)
  • (説明なし)

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7位

うなぎの兼光 本店 (一色町その他 / うなぎ)

1回

  • 昼の点数: 4.5

    • [ 料理・味 4.5
    • | サービス 3.8
    • | 雰囲気 4.0
    • | CP 4.0
    • | 酒・ドリンク - ]
  • 使った金額(1人)
    - ¥2,000~¥2,999

2017/06訪問 2017/07/01

焼きうなぎの美味しさを再認識です。

こんがりと焼かれた鰻の蒲焼。
焦げ目がついているのが、しっかりと備長炭で炙られたことを示しています。
結果、丼のフタを開けた瞬間に香る匂いは鰻好きにはたまらない瞬間となります。
カウンター席から真正面に見える焼き場は正にライブ感満点。
強烈な炭火の炎は、鰻から滴り落ちる脂によって更に強く爆ぜて、鰻を炎で包みます。
焼きの職人さんの格闘は真剣勝負そのものです。
強烈な炭火で焼かれた蒲焼はこんがりと、そしてふっくらとしています。
そして、噛みしめると感じる蒲焼の脂質の違い。
ねっとりとしていて旨みが凝縮されています。
関東風の蒲焼ではあまり感じることがない新鮮な驚きでもあります。
ご飯の炊き加減は絶妙。
正にこだわりの一品でした。
鰻の活鰻卸を営む会社ならでは味わいと心得ました。
また、ぜひ再訪したいと思います。

  • (説明なし)
  • (説明なし)
  • (説明なし)

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8位

麺屋 船橋 (南森町、大阪天満宮、扇町 / ラーメン)

1回

  • 夜の点数: 4.2

    • [ 料理・味 4.2
    • | サービス 3.3
    • | 雰囲気 3.6
    • | CP 3.6
    • | 酒・ドリンク - ]
  • 使った金額(1人)
    ~¥999 -

2017/10訪問 2017/10/05

天神橋筋商店街 No.033。

南森町交差点のりそな銀行の裏手。
ひっそりと佇むラーメンの人気店を訪問しました。
味わったのは鶏ゆずしおラーメン。
国産の鶏がらを使用したという淡麗な味わいのラーメン。
ほのかに感じる柚子の風味がアクセントになるくらいの旨塩風味のスープ。
麺はつるつるの平打ちのストレート麺。スープとの相性、からみ具合が好きです。
あーうまい、と心の中で叫びます。
レアな火入れのチャーシュー。絶妙な加減のやわらかさで、ラーメンの味わいを損なうことをしていません。
同じようなチャーシューを提供するお店がありますが、歯で噛みきれなかったり、スープとアンマッチな味わいであったり。そんなことは心配ご無用の味わいです。
メンマも味つけ玉子も脇役に徹している、そんな感じが好きです。
スープがもう少しあるとうれしかったかもしれません。
夜間限定の餃子も美味しそうです。
今度はしょうゆラーメンをいただきたいです。

  • (説明なし)
  • (説明なし)
  • (説明なし)

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9位

中国郷菜館 大陸風 (南森町、大阪天満宮、扇町 / 中華料理、四川料理、担々麺)

1回

  • 夜の点数: 4.0

    • [ 料理・味 4.5
    • | サービス 3.4
    • | 雰囲気 3.4
    • | CP 3.7
    • | 酒・ドリンク 3.4 ]
  • 使った金額(1人)
    ¥5,000~¥5,999 -

2018/03訪問 2018/03/11

天神橋筋商店街 No.040。

(3)
ほんの少しだけ世俗から隔離された場所で過ごして戻ってきました。
ほんのささやかなお祝いの食卓を囲みました。
予約なしの訪問でしたが、幸い席を案内してもらいました。
アルコール抜きで食事を楽しみました。
頼んだのは、前菜三種盛り、海鮮三種と季節野菜の上海ガニ味噌炒め、大陸風肉団子煮込み。
華やかさとおいしさを兼ね備えた料理の数々です。
特に、上海ガニの味噌を使ったという炒め物。
魚介ならではのコクと風味を感じます。季節野菜も春が旬のアスパラガスの青臭い風味にホッとします。
〆に糖質系をと思いましたが、それはまた今度。
おいしかったです(笑)。

(2)
今日はランチタイムに訪問。
さて、何をいただきますか、と思って隣のお客さんのテーブルに運ばれてきた料理を見たときの衝撃。
真っ赤な唐辛子が盛られていて、スープは辣油で真っ赤な料理。なんだあれは?!とお店のスタッフに聞いて「辣子麺」(ラーズー麺)という名の麺であることを知りました。
ということで、興味と誘惑に負けて注文してみました。
運ばれてきた料理。辣油の海に唐辛子の山盛り。麺はどこにあるんだというほどインスタ映えするような料理です。
箸を入れてかき混ぜると麺が赤く染まっていきます。見るからに辛さが伝わるビジュアルです。
でも、実食してみると意外に辛さを感じない。逆に独特の甘み、旨みを感じます。細めの中華麺もいいですね。
会計時に辛味より旨みを感じるのは何故か聞いてみました。使ってる唐辛子は韓国産の辛味の少ない種類であるとか。なるほど。さすがキムチの国は奥深いんですね。

(1)
会社のメンバーと大阪天満宮に初詣。その後で新年会目的で訪問したのが天神橋筋商店街の南森町駅近くにある『中華郷菜館 大陸風』です。
二階の個室?テーブル席に案内されての宴席となりました。隣にも新年会の方々が集っていて人数のパワーが凄まじく、少し落ち着かない雰囲気ではありましたが、美味しい料理のおかげで相殺されました。
コース料理を利用。内容は、大陸風前菜の盛合せ、蟹玉スープ、海老と季節野菜のXO醤炒め、豚トロの辛味炒め、麻婆豆腐、自家製チャーシュー炒飯、杏仁豆腐。更に幹事の計らいで大陸風特製肉団子煮込み、玉子春巻を追加しました。
どれもが美味しいんですが、中でも豚トロの辛味炒め、大陸風特製肉団子煮込みは秀逸な味わい。
豚トロの辛味炒めはこれでもかというくらい唐辛子が使われています。豚トロをから揚げにしたところをに唐辛子と一緒に油で炒めるんだと思います。衣の部分にも辛味が入り込んで中々に辛さが痺れる一品です。
でも、この辛さが癖になりますね。お酒が進む一品です。
大陸風特製肉団子煮込みは驚きの大きさ。白菜と共に白湯スープで煮込まれた肉団子はふわふわの食感。でも、その食感がスープの旨みと一体感となって何ともやさしい味わいになっています。食べて良かった、と思えた一品でした。
山東省の高級厨師が作り出すおいしさ。個人的にも訪問したいお店のひとつとなりました。

  • (説明なし)
  • (説明なし)
  • (説明なし)

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10位

赤福 本店 (五十鈴川 / 甘味処、和菓子)

1回

  • 昼の点数: 4.0

    • [ 料理・味 4.0
    • | サービス 3.6
    • | 雰囲気 3.6
    • | CP 5.0
    • | 酒・ドリンク 3.3 ]
  • 使った金額(1人)
    - ~¥999

2017/06訪問 2017/06/24

赤福が大好きで大好きで。

「赤福」が大好きで大好きで。
好きなお菓子を問われれば赤福と答える自分です。
お土産にいただいたひと箱をペロリといただいてしまうなんてこともありました。
いつかはそんな赤福の本店を訪ねることが叶えば良いなと思っていたところ今回実現しました。
伊勢神宮内宮の参道(おかげ町通り)にある『赤福本店』。
五十鈴川に面したお店の縁側で赤福とお茶のセットをいただきました。
川面からの涼しい風を受けながらいただく赤福。
出来たての風味の良さもありますが、決して甘すぎることはなくほんのりと感じる餡子の味わい。
やわらかなお餅との絶妙なバランスに赤福のおいしさを再認識しました。
初夏でありますので冷たいお茶というのもうれしい心配り。
古き昔、伊勢詣の長旅でホッとひと息ついた味わいなんでしょう。
暫し五十鈴川の流れを眺めた後、内宮御正宮を目指して参道の散策を行うこととします。

  • (説明なし)
  • (説明なし)
  • 伊勢神宮内宮御正宮

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