8回
2018/06 訪問
ヤサイ縛りでヘルシーランチ
「こんにちわ〜」
『お久しぶりです。間が空いたので、てっきり何か気になったのかなって、思ってましたよ』
「いえいえ、単にこの駅に来る機会がなかっただけですわ」
前回の訪問から1ヶ月半以上経過していたので、店長はかなりのご無沙汰に思えたのでしょう。今年(2018年)の春にアーバンライナーの割安なチケットが廃止されてから、名古屋までは新幹線で帰ることも多くなったので、この鶴橋駅を利用する機会が減ったのです。
「今日はね、昼から名古屋でハシゴ酒をするんで、悪いけどあまり飲み食い出来ないんだ」
『気にしないでください。って、ハシゴ酒、いいですねぇ』
「目標は8軒ですわ。先日も大阪で8軒のハシゴをやっちゃったしね」
『すごいですね。頑張ってください』
結局、この日は0次会が5軒で、その後3次会までやって、事実上8軒のハシゴをしたわけですが、この店を含めると9軒という新記録達成になります。(こんな事で記録を作らんでもよろし)
「今日はヤサイ縛りで頼みますね」
■ハイボール(レギュラーサイズ)
■塩ピーマン
■東京ネギ
あらら、相当の低カロリーメニューになっちゃいました。すみませんねぇ、客単価低すぎで。
お通しのキャベツもしっかり食べて、とりあえずはヤサイ縛りのランチが頂けました。
「そういえば、孤独のグルメで、井之頭五郎が、生のピーマンとつくねを頼んで、自作のピーマンの肉詰めを作って食べてましたねぇ」
『そうなんですか』
「美味しそうに食べていたから、今度、この店でもやろうかと、メニューを見ていてそう思ったんですわ」
『そう言えば、居酒屋でピーマンの肉詰めってあまり見ませんよね』
「確かに。作るのが面倒な割に、地味なメニューだからかな?」
『そうかもですね』
「じゃあこの店の裏メニューとして、塩ピーマンとつくね串のセットを載せてみたら? “ピーマンの肉詰め自作キット”などとネーミングして」
『考えときます』
などと、雑談していたら、アーバンライナーに乗る時間が迫って来たので、お会計しました。そう言えば、前回、ここの時計を見て店を出たら、アーバンライナーに乗り遅れそうになったのを思い出しました。
「駅近の店の時計は、4分進めておくべきだよ。特に百均の時計は遅れるからね。これは、私の経験値から出した数字なので、そこんとこヨロシク」
ごちそうさまでした。
2018/06/05 更新
2018/04 訪問
パクチー嫌いな“パク・パク子”登場の巻
なんかリピートしています。
飲食内容もなかなかですが、なんと言ってもこの店の良さは、スタッフの人柄です。
しかも、ちょい飲みするだけなら、安く上がっちゃうので、年金生活になっても、リピート可能です。(マジか?)
そして、今回二つのことに気づいたのです。
①グランドメニューも変わっていた
②スタッフに名札が付いた
前回、季節メニューの方が差し替えられたのは分かったのですが、今回、グランドメニューを見ていて、何か違和感を覚えたのです。
「あれ? グランドメニューも変わったよね、間違い探しレベルだけど?」
『実はそーなんですよ。でも、あまり細かいところまでは見ないでね』
店長は苦笑とも取れる表情をしながら、串を焼いていました。
そんなことを言われると、真剣に間違い探しをしたくなるではありませんか。正確に言えば、“間違い”ではなく“差分”探しなんですけどね。
(なるほどね、やっぱり4月だわ)
言わずもがな、でした。
あと、各スタッフの胸に名札が付いていたのです。今回は、焼き担当の店長と、ホール係のママ、そしてバイトらしき女子の3名体制だったのですが、その全員が名札をつけていたのです。
私は固有名詞、特に人の名前を憶えるのが大の苦手なので、こういう対応は非常に助かります。
って事でさっそく目の前で一生懸命に串を打っている『Mizuki』ちゃんに声をかけました。
「名札が付いたんだね、Mizukiちゃん」
『え? 違いますよ。本名は、パク子、パク・パク子です』
「え〜〜、だって、さっき、パクチー嫌いだって言ってたじゃん」
『はい、嫌いです』
って事で、Mizukiちゃんをワザとらしく“指名”して、新メニューの【生パクチー酎ハイ】を頼んだりするオヤジでした。
■ハイボール(レギュラー)
■生パクチー酎ハイ(春メニュー)
■黒豚焼売串(春メニュー)
■地鶏生ハム厚切り(新メニュー)
☆☆☆
パク・パク子さんは話し出すと、いろいろと話題を展開してくれます。若い子には珍しいような気もしますが、これも店長の教育の賜物なのでしょう。
今回、いろいろと話した中で面白かったのが、【肝油】の話題でした。パクチー→菊菜と話が展開して、まずは青汁の話になりました。
パク子「そう言えば、幼稚園の時に、毎日のように青汁が出てきて、飲んでいた記憶があります」
私「へぇ、珍しいね。最近はそうなのかな。青汁って、罰ゲーム的なイメージしかないけど」
パク子「結構、美味しかったですよ」
ママ「最近の青汁は美味しいからね」
私「色々ミックスされてるからね」
パク子「そう言えば、肝油も食べてました」
私「え? 肝油?」
パク子「そうです。なんかこんな小さな、ヨーグレットみたいな白いのです」
Mizukiちゃんは、親指と人差し指で小さな丸を作ってみんなに見せました。
私「実は、幼稚園の話が出た時に、私の時代には肝油が、って言おうとしてたんだよ」
パク子「そうなんですか、ママ?」
ママ「え? 肝油って何?」
店長「肝油って、確かサメの油じゃなかったかな?」
ママ「へぇ、そうなんだ。どっちにしても食べたことないわねぇ」
私「え? ママさんって、そう見えても昭和な人ですよね」
ママ「はい、こう見えても」
私「幼稚園で肝油を食べるって話、私とママさんが仲間だと思っていたけど、意外ですね」
……といった感じで雑談が進んで、意外な事実が判明したのです。
ほんと、“事実は小説よりも奇なり”、ですね。
〆て、1459円。今回は計算が合ってます。
ごちそうさまでした。また来ます。
▽▽▽
【肝油】
「肝油」といえば、昔よく飲まれていた苦い液体や甘いドロップを思い浮かべる方も多いのではないでしょうか。肝油の歴史についてご紹介します。
戦後の日本人の栄養補給に貢献した「肝油」
戦後の日本は、食料が不足し食生活は豊かなものではありませんでした。その頃の食事では、栄養も偏り不足していたと思われます。こういった背景のもと、ビタミンAとビタミンDを豊富に含む「肝油」のドロップが登場し、国民の間で爆発的に普及しました。
肝油ドロップは学校給食の栄養補助として幼稚園や学校などで積極的に配布され、多くの子どもたちの健康を支えたのです。
(中略)
肝油といっても原料にはいくつか種類があり、鮫だけでなくタラやエイの肝臓から抽出したものも肝油と呼ばれています。その中でも、鮫の肝油は注目され続けています。中国がまだ明と呼ばれていた時代の書物にも、鮫肝油の効能について述べられており、漢方薬の一つとしてすでに使われていたとも言われています。
その他、海や沿岸地域を舞台にした小説にも登場しています。それが、作家ヘミングウェイの「老人と海」。主人公が一杯の肝油を飲み干し、元気の源だと語る場面があります。そのまま飲むには厳しい味だったと思いますが、それでも飲む価値があるほどの栄養が肝油に含まれているのです。肝油は、昔から人間の健康維持のために注目されていたのですね。
(「えがお」のHPより抜粋引用)
2018/04/13 更新
2018/04 訪問
『春メニュー、始めました』
「おやじ旅あるき旅」
~JR大阪環状線・3匹のオサーンが行く~
◆序章◆
まずはこの店で1次会、最初のランデブー場所となります。私が1番ヒマなので、先頭を切っての0次会相当を始めています。
リコメンドメニューがリフレッシュされ、春季限定の串が提供開始となっているようですが、全然春っぽくありません。まあ、そこはおいおい突っ込んでみることにしようかと思います。
今回のミニオフの参加者は下記3人のオサーンです。全て勝手に私が付けた俗称です(自分も含め)。
・ハマちゃん
・スーさん
・スナッチ
なんか映画的には和洋混在なネーミングですが、その辺はスルーしてください。本人に承諾をとってないので、変わるかも知れませんし。
ということで、リアルタイム・レビューです
した。(2018/4/7 11:18)
☆☆☆
以下、追記。
☆☆☆
◆第1章◆
入店した段階ではカウンターは誰も座っていませんでした。なので、いつもの(?)ように、右から4番目に座りました。
〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓
◯ ◯ ◯ ◯ ◯ ◎ ◯ ◯ ◯
今回はハマちゃんとランデブーする予定なので、いつものメガハイボールではなく、レギュラーサイズにして、ハマちゃんが来たタイミングでお代わりして乾杯しようと思いました。
■ハイボール(レギュラー)
■すき焼き串
■パクチー巻き串
まったりと呑み食いしながらハマちゃんの到着を待ちます。11:30ごろに鶴橋に着くというメッセージが入って来たので、適宜、腕時計をチラ見していました。
そして、11:30よりかなり早いタイミングでドアが開き、なんか渋い感じのオサーンが入って来て、カウンターの右端に座りました。
〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓
◯ ◯ ◯ ◯ ◯ ◎ ◯ ◯ ①
その人はメニューをあまり見ずにオーダーをかけていました。
(ハマちゃんじゃないな)
ハマちゃんはこの店は初めてのはずです(あとで聞いたのですが、天満の方の店には行ったということでした)。
次にまたドアが開いて男性のピン客が入って来ました。大きな荷物を持っています。そして私の後ろを通り過ぎてカウンターの左から2番目に座りました。
〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓
◯ ② ◯ ◯ ◯ ◎ ◯ ◯ ①
(この人も違うな)
時計の針は11:30を過ぎたところでした。と、またピン客、そしてまた……
〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓
◯ ② ③ ◯ ◯ ◎ ④ ◯ ①
予想外に客が増えていきます。
(なかなか繁盛しているねぇ。でも、ハマちゃんまだだし)
…と、やっとハマちゃんが入ってきたようで、私を見つけると近寄って来たのです。初顔合わせですが、お互いにピンと来た感じです。
〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓
◯ ② ③ ◯ ☆ ◎ ④ ◯ ①
私の左隣に座った人物(☆)は、予想よりも真面目そうな感じでした。(でも、その後、そうでもないことが判明したのですが)
■ハイボールお代わり
「乾杯!」
ということで、無事にランデブー出来ました。それから、お互いのプロフィール情報を軽く交換しながら小一時間呑み食いし、1次会を終え次なる地点に向かいました。
■ハイボールお代わり(ハニー追加)
■名物しろ
■東京ねぎ
ごちそうさまでした。
2018/04/09 更新
2018/03 訪問
アーバンライナーによるはしご酒 Part1
近鉄のお得切符の一つ「名阪 まる得きっぷ」が2018年3月を持って終了します。この切符は回数券スタイルで、1枚あたり、通常の料金よりかなり安くなります。大阪難波駅と近鉄名古屋駅の片道切符で、特急券込みなので、近鉄特急に乗車できます。大阪・名古屋間を新幹線より4割ほど安く移動できるのです。私は自宅との往復を、ほぼこの切符を利用して来たのですが、今月(2018年3月)をもって使えなくなるとのことで、手持ちの在庫をうまく消化するように移動計画を立て、今回、その全てを使いきりました。今後、名古屋との往復をどういう形にするかがテーマで、なるべくリーズナブルな手段を選ぼうとは思っていますが、現時点では未定です。
さてこの切符、大阪側は「大阪難波」駅のみでの乗車に見えますが、実際には、「大阪上本町」駅や「鶴橋」でも乗車、あるいは下車可能です。そして、この店に寄ってから名古屋に向かおうと考え、通常なら難波から乗るところを、鶴橋でJRから乗り換えることにし、一旦改札外に出て、昼呑みすることにしました。
☆☆☆
4回目の利用です。すべて3月に来ているので、結果的に平均すると、週1のペースです。
前回、この店の屋号にも付加されている『博多串焼き』という言葉の謎を解いたつもりだったのですが、今回、また新たな事実が判明したのです。
この店では、付き出しとして、大きめの皿にキャベツが乗せられ、さらに“特製ドレッシング”がかかった状態で配膳されます。大阪に代表される串カツのキャベツと同等のポジションなのですが、実は、このドレッシングにひみつがあったのです。いや、レシピ情報ではなく(というかレシピは教えてもらえず)、その使い方なのです。
『当初は、焼きあがった串をキャベツの上に乗せていたんですよ』
現在は別皿に乗せられた形で串焼きが配膳されますが、開店当初はカウンター上に置かれた皿のキャベツの上に直接、串焼きを乗せていたそうです。でも、
『厨房とカウンターの間にネタケースがあって、距離があるため、乗せにくくてやめたんです』
……ということで、今の形、別皿での提供になったそうです。更に店長は続けます。
『このドレッシング、キャベツの味付けにもなっていますが、実は、串焼きのタレとしても使えるんですよ』
「これを味付けに使うんですか?」
『はい、タレが付いてない塩焼きの方だけなんですけど、好みに応じてつけて食べるのです』
「へぇ、やってみようっと」
『そのスタイルが博多串焼きと言えるわけです』
「なるほど」
ということで、博多串焼きとはなんぞや、という謎の全容が明らかになったのです、知らんけど。
試しに、塩焼きの串をキャベツの皿の底にたまっているドレッシングにつけてたべたら、また違った味わいとなり、これもいけるな、と思いました。ただし、塩味の串焼きはそのままでちょうどいい味付けなので、そこにドレッシングの味が加わることになり、ちょっと味が濃くなる気がしました。
前回食べた「はくさい肉巻」は、配膳時にドレッシングがかかっていて、その状態で美味しかったので、きっと味のバランス調整ができていたと思うのです。後付けの場合は、そのバランスが崩れる可能性は否定できません。このことは、この店の串焼きに限らず、例えばラーメンなどの味変調味料にも言えることで、完成されているだろう料理に、更に客が勝手に調味料を追加するわけですがら、それがいい方向に、好みの方向に向かう保証は無いのです。
☆☆☆
今回も開店時間をちょっと過ぎた時間に、最初の客としておじゃましたのですが、そのすぐ後に、一人のお年を召した男性が来ました。私は④番に座っていたのですが(場所は以前のレビューを参照)、その3つ左、カウンター席の⑦番に座りました。店員の対応を見ていると、どうやら常連のようです。そして、ふとしたきっかけから、その人との会話が始まりました。
話を要約すると、こうなります。
◆今は私と同じ地域に住んでいるらしい
◆この店には、以前はたまに寄っていただけが、今は週1以上のペースで来ている
◆御歳80で、62歳で退職し、18年間、悠々自適といった感じで暮らしている
◆この付近の店を皮切りに、天王寺や今宮の方にもハシゴしている
◆過去に天王寺に20年ほど住んでいたので、ミナミは庭のようなもの
◆移動には、大阪市の敬老パスを利用している
が、民営化されるのでどうなるか心配だ
実際にその無料乗車券も見せてもらいました(というか人に見せたかったようです)。
ということで、その人物はこの店に小一時間滞在後、『お先に』と言って退店し、次の店に向かったようです。私は「お気をつけて」と声をかけながら、こんな余生(?)もいいなぁ、としみじみと思った次第です。
ごちそうさまでした。この後、まる得切符でアーバンライナーの乗車券を購入し、名古屋に向かったのでした(Part2につづく)。
(なお、食べた内容は、写真およびそのコメントを参照ください。)
2018/03/28 更新
2018/03 訪問
「博多串焼き」の謎とホームランバー
この店の名前は、フルに表現するとこうなります。
“博多串焼き バッテンよかとぉ 鶴橋店”
食べログの店舗登録も正確に行われており、初期登録者のセンスが伺われます。(センスってのも大げさに思えますが、なんでこんな登録が?ってのも散見されますので)
……と書いて改めて店舗情報を見たら“公式”ってなっていたので、なんだ、そりゃ当たり前だがね、ってことなのですが、“公式”ってのは、推測するに、食べログと店舗が契約している状態を示している証拠で、その場合は店舗情報の修正はユーザー側では出来ないわけです。たまに、情報の修正をしたくなるような状況があるのですが、それができない場合があるわけです。いや、この店のことを言っているのではないのですが、そう言う状況になると、ちょっとしたジレンマを味わうことになります。レビューよりも店舗情報の方がはるかに重要だからです。
◆定休日
◆営業時間
◆地図情報
これらの情報は、初めて行く店舗の場合は、必須情報であり、この情報が間違っていると、かなりのストレスになり、場合によっては「もういいや」と言うことにもなりかねません。
☆☆☆
話がずれてしまいましたので、元に戻します。
この店には、今月初めて訪れて以来、今回で3回目となります。食べログのレビュアー諸氏は、ほぼ“新規訪問症候群”にかかっていると言っても過言ではなく、リピートすることをヨシとしない傾向があるように思うのです。もちろん例外もありますし、そう言うのを気にしない人も少なからずいるとは思います。今回のようなリピート・レビューも、『また、行ったのか〜』という感想を持たれることもあるかと思いますが、実際、また行ったわけで、“新規訪問症候群”にかかっているだろう私の中でも、例外に分類される店であると言えます。
☆☆☆
「この博多串焼きって、どう言う風に解釈すればいいの?」
実は、大半の人が思うこの質問は初回の訪問時に店長に聞いていたのです。でも結局、その明確な答え、納得のいく回答は得られなかったのです。そこで、得意のネット検索の登場です。
まずは、この店の公式ホームページからの抜粋引用です。
“博多スタイルの串焼きは豪快かつ繊細。豚・鶏・牛はもちろん、旨いモンならなんでも串に刺す「ルール無用」の醍醐味と、どんな素材でも美味しく焼きあげる熟練の職人技が光ります。”
これでは納得できるような具体的な説明にはなっていません。博多でなくても、例えば大阪でもそういう店はあるし、実際に行ったこともあります。でも、博多串焼きなんて言葉は見たことがありませんでした。そこで、もう少し深い検索をしてみます。
▽▽▽
【指南塾を開業します!】
博多は、山の幸、海の幸が手短に入る土地柄です。鶏、牛、豚、魚、貝、野菜どれも新鮮、豊富な食材が博多串焼きを生みました。
特製ドレッシングがかかった生キャベツをつまみながら、豊富なメニューを腹一杯食べる、これが博多流、博多串焼きの醍醐味です。
あなたも博多串焼きで培った味と技で自分の城(店)を開きませんか?
(HP「博多串焼き 開業指南塾」より抜粋引用)
△△△
このホームページは、実際に博多にある串焼き屋が開設しているもので、『博多串焼き』を一つのビジネスモデルに仕立て上げているようなのです。そのポイントは、「特製ドレッシングのかかったキャベツ」にあると考えられるのです。
実は、この店でも、付き出し相当のキャベツには、ドレッシングがかかっているのです。大阪の串カツ屋の場合は、キャベツには何もかかっていないし、居酒屋の場合は、塩ダレがかかっていることが多いのですが、確かにドレッシングというのは盲点かも知れないのです。
”特製ドレッシングのかかったキャベツ+バラエティ豊かな串焼き“
おそらく、これが『博多串焼き』の定義なんだと思います。(知らんけど)
☆☆☆
3回目の今回は、週末だったと言うこともあってか、スタッフが入れ替わっていました。なんと店長以外は初めて見る顔だったのです。まあでもまだ3回目なので、そう言うこともあるだろうとは思うのですが、私のお気に入りのママやあいちゃんがいない店は、ちょっとポイントが下がってしまったりもします。実際、そのことが評価に影響するものではないにしても、オヤジ的には寂しい気がしました。
■ハイボール メガジョッキ
■串焼き 豚ばら
■串焼き うずらベーコン
■豚なんこつの燻製
まずは、ハッピーアワーのハイボールをはじめとして、串焼きと一品を頼みました。
串焼きはそれぞれ相変わらず美味しく、ハイボールはハッピーアワーで相変わらず安いのです。そして、この中での目玉は「豚なんこつの燻製」でした。説明がしづらいプチポリ食感で、燻製風味とともにクセになる一品です。まさかスライスしてくるとは考えていなかったので、その形状を楽しむために、思わず取り皿に並べてしまいました(写真参照)。
■ハイボール お代わり
■串焼き はくさい肉巻き
■ハムかつ
■山芋お好み焼き
「はくさい肉巻き」は、ネタケースに並べられていた焼く前のビジュアルが素晴らしく、思わず頼んでしまいました。焼きあがってきた串焼きも、ポン酢で美味しくいただきました。
「これってお好み焼きって言うの?」
「山芋お好み焼き」は、丸い小型の鉄鍋に、すりおろした山芋が敷き詰められ、上に色々とトッピングされているもので、見た目はお好み焼きですが、実際には粉もんとは言えないものです。
『はい、確かにお好み焼きではないですね』
店長は開き直った感じで、苦笑いしながら答えました。まあ、美味しければいいんですけど、出来れば「山芋のお好み焼き風」とでもした方が、誤解を招きにくいとは思います。
この“お好み焼き”を厨房内のコンロで作っているシーンが目立っていて、私も先客のオーダー分を作っている様子を見て、興味をそそられて頼んだのです。しかも、後客も私と同じような感じだったのか、私のオーダーした“お好み焼き”を作っているシーンを見て、店員に「あれって何?」と聞いた後に、注文したほどです。写真は撮りませんでしたが、ちょっと興味をひく製造シーンだと思います。(かなりユニークという意味ではないが) 興味のある方は、この店でこれを頼んでみて下さい。
ということで完飲完食し、会計をして店の外に出ました。電車の時間までに間があったので、もらったレシートを確認していたのですが、あれ?と思ったのです。
(ハイボール、お代わりしたよね?)
レシートには、1杯分の明細しか載っていなかったのです。わずか98円ですが、過少請求だったのです。こういうのって気持ち悪いので、さっそく店に戻りました。
「金額が間違ってますよ」
客が店に戻ってこういうセリフを吐くのは、大抵は過剰請求の場合なので、店の人も『すみません』という反応になりますが、私は「違う違う」と否定しながら、請求漏れを指摘したのです。いずれにしても店側のミスなので、店員が謝る事にはなるわけですが。
「ついでに、デザートのホームランバーもちょうだい」
ということで、無事、気になっていたホームランバーもゲットしたわけです。
ごちそうさまでした。
ちなみに、ホームランバーはハズレでした。
2018/03/24 更新
2018/03 訪問
リピート必至な駅近の串焼き屋
(3600字)
現時点で3週連続で行ってしまっている、鶴橋駅の真下にある感じの、串焼き屋です。一般的に大阪の鶴橋駅って、焼肉屋のイメージがありますが、この店はそういう意味では場所にそぐわない雰囲気です。なので、ある意味“穴場”とも言えます。
鶴橋駅はJRと近鉄の路線がほぼ直交する形で立体交差している多層構造をしており、さらにその下に道幅の狭いコリアンな商店街が存在しているという、複雑な感じを受ける場所です。(平たく言えば、ごちゃごちゃしているってこと)
そんな中に組み込まれている感じのこの店ですが、中に入ると、焼肉の匂いもキムチの匂いもしません。普通の居酒屋です。朝10時から通しで営業しているのですが、ランチメニューは用意されておらず、一日中ずっと飲み屋なのです。こういう店は珍しい気がしますけど、これはこれでアリだし、分かりやすいですね。
ランチタイム前後になると、店頭の立て看板メニューを見て、そのまま立ち去っていく人が結構いるようで、その事に気付いた私は店長に「ランチメニューをやったら?」と余計なお世話をすると『やりたいんだけどねぇ』とは返事をするものの、前向きな感じではありませんでした。オーナーなどの意向もあるでしょうけど、分かる気がしました。このレビューは2回目の訪問のものなのですが、結局、現時点で3回行っており、述べ5時間以上いたわけで、カウンター席で店内の様子を見ていて、その理由がなんとなく把握できました。(かなりの憶測なのでレビューには書きませんが)
【店内レイアウトイメージ】
厨房厨房厨房厨房厨房厨房厨房厨房厨房厨↑
房厨房厨房厨房厨房厨房厨房厨串焼き器房2F
サーバー ネタケースネタケースネタケース・
製氷装置カウンターカウンターカウンター・
・・・・◯・◯・◯・◯・◯・◯・◯・◯・
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・←
トイレ◇・◯┌┐◯・◯┌┐◯・◯┌┐◯・
トイレ◇・◯└┘◯・◯└┘◯・◯└┘◯・
(処理系によってはレイアウトが乱れる場合があります)
図の関係上、 8個しか椅子を書きませんでしたが、実際には、カウンター席は最大10人座れます。焼き担当の店長(たまに別のスタッフが焼いているようだが)と話したい私は、串焼き器に近い側のカウンター席に座ります。初回はたまたまだったのですが、2回目からは意識しました。
カウンター席は、入口に近い方、上図で言えば右から1番から始まる番号が振られていて(表示はない)、左端は10番席となっています。その番号で言えば、1回目は④、2回目は②、3回目は④に座った事になります。(3回目のレビューはこれからですが)
☆☆☆
初回からは1週間ほど空いたので、たった2回目だし憶えてくれてないだろうな、とは思いつつ入店しました。
『いらっしゃいませ、カウンター席にどうぞ』
と店長が挨拶してくれましたが、言い方や表情は一見客と同じ、初回と同じ感じでした。
(やっぱり憶えてくれてないんだ)
そう思った私は、前回のキーワードを合言葉のように発しました。
「おっとり……」
すると先にママが反応してすぐにモヒカン頭の店長も気付き、そこからまた会話が始まったのです。どうやら、常連でも初訪客でも同じ雰囲気で迎えるようで、それは他の客への対応を見ていて、何となく分かりました。そういう店の方針なのか、『憶えるのが苦手なんですよ』という店長の言葉を信じるのかは別として、これもアリかなと思いました。なので、前回の初回訪問時にもアウェイ感がなかったのかも知れません。
◾️ハイボール(メガ)
◾️チーズ豆腐
◾️鶏皮
◾️炙りレバー
「今日はチーズ豆腐はあるよね?」。前回、仕込み前で食べられなかったチーズ豆腐をさっそく頼みました。想像していたビジュアルではなく、イタリアンバールでも出てきそうな一品でしたが、美味しくいただきました。鶏皮は、“よく焼き”状態でこれもまた美味しくいただきました。炙りレバーは、てっきりレアな状態で出てくるかと思いきや、ミディアムほどの焼き具合でした。個人的には、遠慮がちに炙った感じのレアなレバーが食べたかったのです。
◾️ハイボール(メガ) おかわり
◾️とうもろこしの唐揚げ
◾️ニラモッツァレラチーズ巻き
◾️のどなんこつ
今回の「ビジュアル大賞」は、とうもろこしの唐揚げで、想像していたビジュアルとはかなりのギャップがあったのです。まさか、皿の上に立てられてしかも箸棒が刺さっているなんて、想像がつきませんでした。さらに、唐揚げと言いながら、衣のようなものは見つからず、表面は揚げられている感じはするものの、タレで覆われているテイだったのです。
「これって唐揚げかなぁ?」
と店長にツッコミを入れると、
『やっぱり違うと思いますよね』
と開き直った回答をして来ました。おそらく複数の客に言われ続けているのではないでしょうか。いや、それが悪いというわけではなく、商品のネーミングって難しいのかな、って思ったわけです。メニュー表で、串ものにはイラストが付いているのですが、この唐揚げをはじめとした単品類は文字のみなのです。文字情報でどれだけイメージを伝えるか、かなり難しいとは思います。
洋食屋なんかでは開き直って、例えば「オマールブルーのソテー 野菜添え クリーミーなソース アメリケーヌ」なんて何とも長ったらしい名前を付けたりもしますが、結局“アメリケーヌ”などといった単語を使っている段階で、味が不明になってしまうわけです。(料理用語を知っていれば分かるのでしょうけど) 洋食を例に取れば、「◯◯風」ってのもよく見かけますが、その場合はさらに謎になります。◯の中には人物名や地名が入るわけですが、だからどうしたって感じです。
話が脱線しましたが、このとうもろこしの唐揚げ、味を洋食屋に倣って表現すれば「とうもろこしの空揚 甘辛ソース 屋台風」と言うのが一番近いのかなと思いました。屋台とかでは滅多に買わないのですが、棒付きで食べやすく、しかも想像以上に美味しいものでした。これはアリですね。
さらにハイボールのおかわり(ジョッキ交換制)をしながら、串ものを続けて頼みました。
◾️ハイボール(メガ) おかわり
◾️ふわ
◾️東京ネギ
◾️味付け玉子
◾️山芋こんがり醤油焼き
この中にもネーミングに特徴のあるものがあります。それは「東京ネギ」です。ちょっとでも野菜を知っていると違和感ありありのネーミングで、東京ネギなんてブランドがあったっけ?となるわけです。関東地方のネギのブランドと言えば、私が知っているのは“深谷ねぎ”、“下仁田ネギ”、そして最近知った“矢切ねぎ”などです。少なくとも“東京ネギ”なんて聞いたことがありません。でも、その謎はスタッフに聞いて分かったと同時に、納得したのです。
▽▽▽
『ねぎの種類と旬』
一言でねぎといっても、様々な種類がある。地方によっても出回るねぎが違う。関東以北ではねぎの白い部分を好み、関西以南では緑の葉の方を好む。
【根深ねぎ系(白ねぎ系)】旬は晩秋から春先にかけて
◆白ねぎ...東日本で出回っている一般的な長ねぎ。根深ねぎともいう。土寄せして白くさせた部分を主に食べる。寒さに強い。
◆下仁田ねぎ...群馬県の特産。白い部分の直径が5cm程もあり、太くて柔らかい。加熱すると甘味が出る。別名「殿様ねぎ」または「上州ねぎ」。
【葉ねぎ系(青ねぎ系)】旬は特になく一年中食べられる。
◆九条ねぎ...京都特産。葉ねぎの代表種。青ねぎとも呼ばれる。1本の茎から5~6本枝分かれする。柔らかくて味がいい。白い部分も食べることができる。
◆小ねぎ(万能ねぎ)...西日本で一般的に食べられている。葉ねぎを若採りしたもので、1本の軸数本に枝分かれしている。
(「オリーブオイルをひとまわし 男の料理は知識でうまくなる」より抜粋引用)
△△△
つまり、関東で好まれる白ネギを使った串だったのです。大阪などの関西では、ネギ=青ネギなので、勘違いされないように、敢えて付けた名前だったのです。「東京系ネギ」というわけですね。美味しかったので、関西の人にもオススメしたいと思います。
ごちそうさまでした。また来ます。(ていうかまた行きました)
☆☆☆
追記。
さっき、三田村さんの例の番組『おとな旅あるき旅』の録画を見ていたら、一瞬ですが串カツ屋(だるま ジャンジャン横丁店)の店内に「岩津ねぎ」のポスターが貼られていたのが、背景の一部として映りました。
何でだろう?って思って調べてみたら、なるほどって思いました。こうやって食文化が変化していくんでしょうね。
▽▽▽
「岩津ねぎ」の特徴
この“岩津ねぎ”は、関東の根深ねぎ(白ねぎ)と関西の葉ねぎ(青ねぎ)とのちょうど中間種で、青葉の部分から白根まで大変柔らかく、すべて余すところなく食べられるのが特長です。特に冬の冷え込みが厳しくなると、甘さと軟らかさが一段と増し、さらに美味しくなります。
(「兵庫県朝来市」(あさごし)のHPより抜粋引用)
2018/03/18 更新
2018/03 訪問
昼呑みするならここ!
『キーワードは“おっとり”』
先日、マイレビュアーさんが、ご自身の気に入った店について、レビュー内で「教えたいけど教えたくない店」のような表現をされていました。こういうことってたまにあると思います。個人的にすごく気に入ったので、こんな素敵な店があるんだよ、と他人に紹介したい(自慢したい)という気持ちと、独占したいというかあまり混雑しても困るから、そっとしておきたい、という気持ちの両方が入り混じるわけです。(自分のレビューがそんなに影響するわけでもないでしょうけど)
もちろん、レビュアー魂は前者の気持ちを後押しするわけで、結果的にレビューを書くのですが、そういう点で穿った見方をするなら、本当に気に入った店というのは、高評価しない、ということがありそうです。とてもいい店で、それなりのレビュー数もあるのに、評価が低い店ってありますが、もしかしたらそういう意思がレビュアー各位に働いているのかも、と、いつもの妄想をしたり。でも、統計的にそういうことはあり得ないわけなのですが。
☆☆☆
と言うことで、前振りが長くなりましたが、要はこの店も私にとってはそんな店なのです。
初訪してリピートしたくなるぐらいにその店を気に入った場合、私はレビューをすぐには書かずに塩漬けします。その理由は2つ。
◆再度訪問して、初回の時がたまたま良かったのではない、と言うことを確認したいから
◆はしゃぎ過ぎたレビューを書いてしまい、万が一店の人に見られたりでもしたら、ちょっと行きづらくなる気がするから
ということで、このレビューは見かけ上初回なのですが、実は、すでに2回行っています。そして、上記の1項の確認はしっかり出来たので、こうやってレビューを書くことにしたのです。(今日、これからまた行こうとしていたりも)
☆☆☆
また、結果的に前振り状態になってしまいましたので、今度こそレビュー本文に移ります。
◎注意点:この店の評価の大きなポイントは、ハッピーアワータイム(以下HHT)にあると言えます。今回のレビューや評価もHHTが前提になっていますので、その点に留意してお読みいただければ幸いです。
この店のHHTの時間帯は、他のほとんどの店とは異なり、10:00から17:00までとなっています。一般的には、その後の時間帯、つまり例えば17:00〜19:00のような形で提供されていると思います。17時より前というのは、一般の利用者にはハードルの高い時間帯なのですが、それでも魅力があるのか、平日でも結構、客がいたりします。さすがに平日の午前中から混むことはなさそうですが、午後からはそれなりに客が来ていて、満席とまではいかないものの、かなりの賑わいでした。
客層もバラバラで、女子会風なグループ、個人事業主など同業者的な集まり、中にはサラリーマンや主婦と思われる人もいました。
この店において、HHTの特典は1種類、ハイボールが安いという点のみです。
通常ジョッキ 50円
メガジョッキ 90円
もちろん何杯飲んでも同じ単価です。もしハイボールでよければ、飲み代はほとんど考えなくても良さそうで、アテに予算を割けることが出来るわけです。私自身、普段はハイボールはあまり飲まないのですが、この店に入ったきっかけもHHTの安いハイボールだったので、ずっとハイボールを飲んでいます。もちろん、メガジョッキで。
最近は日本酒がマイブームなのですが、その時は“和らぎ水”を飲んだりして、酔いすぎ(悪酔い?)を防いだりしてもいます。その点、ハイボールだと、その水分自体が和らぎ水の代わりをするのか、確かに酔いが回るのは遅い感じで、その分、気持ちよく徐々に酔える気がしました。
(こういう呑み方もあるんだな)
メガジョッキに注がれているビミョーに色のついた液体をカプカプ呑みながら、ゆっくり目に美味しいアテを楽しむ、というスタイルもいいね、と、この店に来て改めて思ったのです。なので、この店のHHTを楽しむなら、ちょい呑みではなく、ゆったり目に時間をとって、まったりモードの方がいいのではないかと思います。
何しろ通しで昼呑み出来る店は、なかなかないのですから。
さらに評価を高くしたのが、スタッフが素晴らしいという点です。焼き係の男性店長は、モヒカン頭で(当初は普通の髪型だったらしい→アップした写真のメニュー表の隅のイラスト参照)、店外から見ると、ちょっと怖い感じもしますが、実は、まったくの逆で、話すといい人で面白い人だということが分かるのです。私の個人的に思ったイメージとしては、所ジョージ、って感じでしょうか。
また、女性スタッフも美人あるいは可愛い人が揃っており、年長者のママさんを始め、女性スタッフ目当てにリピートしているオッチャンもいるのではないかと思います。実は私もその中の一人なのかも知れません。
スタッフは、付かず離れずの接客で、一見客も常連客も区別なく対応しているようで、初回でもアウェイ感はまったくなく、気持ちよく呑み食い出来ると思います。話しかければ、笑顔で話し相手になってくれますし、その逆に、無理に絡んでも来ないのです。一人静かに呑みたい人でも心地よく飲めそうです。(実際、そういう客も見ました。“店内が静か”という意味ではありませんが)
もちろん私はいつもの如くスタッフと思いっきり絡みましたが、その中で出た言葉がレビューの冒頭に書いた「おっとり」です。
私「店長さん、いい人っぽいよね。なんか所ジョージに雰囲気と声が似てる気がする」
店長『そうですか? まあ、そう言って頂いて嬉しいですわ』
ママ『性格的にはおっとりって感じですかね』
私「おっとり、ゆったりですね。いいんじゃないですかね」
店長『え〜〜、おっとりって何かいい表現に思えないんだけど。女性ならともかく』
私「確かに、おっとりした女性、ってのはアリだけどねぇ』
ママ『そっかぁ、おっとりって男性への表現に使ったら、どんくさいという意味になっちゃうかな〜(笑)』
ということで、初回はメガジョッキ 2杯分のハイボールを呑みながらアテをいただき、スタッフと絡んだりして、まったり過ごしました。
なお、この日は店長曰く『チーズ豆腐はまだ仕込んでないんですよ』とのことで、「じゃあ次回に」と、再訪を宣言しました。アテによっては、無いものもあるようで、その点は要チェックです。
ごちそうさまでした。また、来ます(というか、また行きました、そして今日も?)。
2018/03/17 更新
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〜『孤独のグルメ』発!「ピーマンつくね」がほろ苦くてクセになる〜
テレビドラマにもなった漫画「孤独のグルメ」。この作品で紹介された「ピーマンつくね」が絶品だと話題なんです。ピーマンとほどよい苦味とつくねの旨味が合わさって、絶妙なハーモニーを織りなす逸品です。
一体「ピーマンつくね」とはどのような食べ物なのでしょう?ピーマンの肉詰めじゃないの?という声が上がってきそうですが、ポイントは食べ方にあります。
実は「ピーマンつくね」は、ピーマンとつくねを別々で注文してセルフで作るお料理です。ピーマンの上につくねをのせたら、つくねをつぶしましょう!これが「ピーマンつくね」です。ピーマンの苦みとつくねの甘み、旨味が相まって苦うまいおいしさです。ピーマンにつくねをのせるなんで、思いもよらぬアイデアですね。
(HP「macaroni」より抜粋引用編集)
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孤独のグルメのエピソードで、主人公の井之頭五郎(演者:松重豊)が、とある居酒屋で、生のピーマンとつくねを頼んで、それを合体して食べていたのが、とっても美味しそうで印象に残っていたのです。井之頭五郎も、その店の常連客がそういうアレンジをして食べていたのを見て、美味しそうだと思って急遽その2つをオーダしたってわけで、「美味しそうだ」というのが注文の動機なのです。こういうのって、券売機の店では困難な注文の仕方になります。人が食べている実物を見て、美味しそうだな、っていう注文ができないからです。
という余談はさておき、私も前回この店で「塩ピーマン」を食べた際に、孤独のグルメのことを思い出して、「絶対に次回、やってやる」と心に決めたのです。そして、今回、そのきかいが訪れたので、さっそく挑戦したわけです。
■塩ピーマン
■つくね
この店のつくねはもちろん自家製で、1本でもそれなりのボリュームなので、1本だけ頼みました。ピーマンは半切れが4つ、つまり2個分あります。
結局、ピーマン+つくねは2個できました。ちょっと茶目っ気を出して、残りの1個にポテサラを詰めました。(もう1個はそのまま味噌をつけて食べました)
想像していた美味しさで、“満足げな顔をした井之頭五郎になった気分”になりました。ポテサラとの組み合わせも、予想以上に良かったかな、と思います。というか、ピーマンは大抵のおかずと組み合わせても良さそうです。
今回、(普段はあまり頼まない)定番的なポテサラも頼みましたが、なかなか美味しかったです。ポテサラ、侮りがたしですね。
《上記以外のオーダー》
■メガハイボール x 2
■付き出しキャベツ 追加
■ポテトサラダ
■万能ネギの豚肉巻き(仮称←正式名失念)
今回は、平日の午後なのに結構客が入っており、スタッフも忙しげだったので、あまり話せませんでしたが、そのせい(?)で隣に座ってまったりと呑み食いしていたオサーンとは、それなりに盛り上がりました。人生の後半の生き方とか、人間関係の極意とか、あるいは糖質制限に関する苦労とか。(その人は医者に糖質を制限されているようでした)
ごちそうさまでした。
メモ:
レシートを見失ったので、一部の料理名は仮称となっています。この辺りはレシートを見つけ次第、修正します。