Testarossaさんが投稿した緒方(京都/四条)の口コミ詳細

食べるために生まれた

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緒方四条(京都市営)、烏丸、大宮/日本料理

1

  • 夜の点数:4.5

    • ¥30,000~¥39,999 / 1人
      • 料理・味 4.5
      • |サービス 5.0
      • |雰囲気 4.5
      • |CP 4.5
      • |酒・ドリンク 3.5
1回目

2018/08 訪問

  • 夜の点数:4.5

    • [ 料理・味4.5
    • | サービス5.0
    • | 雰囲気4.5
    • | CP4.5
    • | 酒・ドリンク3.5
    ¥30,000~¥39,999
    / 1人

New World

四条にある懐石料理店。
休日のディナーで訪問。

ミシュラン二つ星。

店内は淡い色調を基調とし、洗練されて凛としていながら温かみがある。
カウンターは一枚板。
席から庭が見える。

大将・緒方氏や女将、スタッフのサービスはきめ細かい。
皆、物腰が柔らかく、人柄の良さが伝わってくる。

カウンター正面の壁には、「スイカを売るメキシコ人」をテーマにした絵が飾られていて謎だ。


【おまかせ】

緒方氏の食材の組み合わせ方は斬新で、独創性に溢れている。

■スッポンのゼリー寄せ
スプーンは蓮を象っている。
日本製ではなく、アメリカ製というところに遊びがある。

■赤雲丹(天草)
塩飯を合わせる。
炊き加減は柔らかくふんわりとして、雲丹との一体感がある。
塩が赤雲丹の甘みを深める。

■送り火
送り火の「大」が描かれた紙を取ると料理が顔を出す。
・鱧 茹で
 出汁醤油で食べる。
 ぶりんっ!と弾けるような弾力。
 タコの口のようなのは、浮袋。
 まるで白玉のようにもっちり。
・鱧 生
 蓮の上に乗る。
 とろんとした身。
 墨塩。
・炙り石陰貝
・ジャガイモの細切り

■鱧の肝
鱧の肝は初めて食べた。
煮詰めている。
まるで鶏の血肝のようだ。

■グジと茄子
グジは鱗をピンと立てて、皮目をパリパリに仕上げる。
ふくよかな身。
酢醤油。

■鮑と桃
鮑に桃を合わせた料理は初めて食べた。
鮑は大ぶりで非常に柔らかい。
桃は角切りにカットしたものや、すり流しのソースをたっぷり合わせる。

■蛸の小豆煮
蛸は弾力を抑えて、その分、小豆の食感がアクセントになっている。

■鱧と岩もずく
スープは昆布と鱧の出汁。
ずっと飲み続けたいくらいに美味い。
鱧は酢醤油と山椒オイルにつけて食べる。
岩もずくは滑りを適度に残す。

■鰻(琵琶湖)
身は非常に分厚い。
皮はカリッ・パリッと絶妙な焼き加減。
小骨がいい塩梅にアクセントになっている。
煮えばなを合わせる。

■お新香

■鯖寿司
海苔の両翼でパタパタと羽ばたいていきそうだ。
シャリは赤酢。

■蕎麦
手打ちしている。

■白米
おかわりをしていただく。

■生姜の屑焼き
デザート。
生姜は繊維の食感をモロに残す。
外側はパリッと、中はもっちり。
紙で包んで食べる。


【日本酒】

■彼岸(新潟)

■提灯(愛知)


お土産に鱧のせんべい「鱧山椒」をいただいた。
最近、ネットで市販しているようで、世に当店の名を広めるのに余念がない。

緒方氏のクリエイティブなセンスに驚かされた。
今後も新しい懐石料理を生み続けて欲しい。

2023/06/13 更新

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