『奥湯河原、真鶴小旅行』covakazuさんの日記

住吉っさん 反橋

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GWに細君が、一年ぶりに東京へ遊びに来た。毎月、此方が帰るのだが偶には細君が東京へ来て、その昔住んでいた思い出を呼び返すも良し。自分独りでは決していかない場所や、レストランに連れ立って行くも亦良しである。

今回は、奥湯河原の老舗旅館「加満田」に泊った。小林秀雄命名の「どうだん」の間に泊った。小林秀雄自身も毎年年末年始に泊って年を越したそうだし、又、執筆もこの部屋でよくしたそうだ。水上勉もこの部屋をよく利用したらしい。
決して豪華絢爛な旅館ではないが落ち着いた雰囲気で、又、旅館の前は青紅葉等目にとても鮮やかで心が清々した。

二日目は真鶴の中川一政美術館へ。梅原龍三郎と並んで日本の洋画家としてもっとも好きな画家である。静かに鑑賞出来て実に味わい深い経験をした。真鶴は車がないと不便な海に面した小さな半島だが、静かでとても良い場所である。
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