レビュアーの皆様一人ひとりが対象期間に訪れ心に残ったレストランを、
1位から10位までランキング付けした「マイ★ベストレストラン」を公開中!
1位
1回
2017/07訪問 2018/01/10
ある昼のコース。
ゴマの最中。薬草をペーストして最中で挟んである。
ビーツで赤く色づけされたメレンゲのムース。もちもちしたビーツは温度で少し溶け面白い食感に。
雲丹、白海老、玉ねぎ、コンソメジュレのビシソワーズ。濃厚だがさっぱりしていて。
山羊のチーズのグジュール。イタリアの山羊のチーズコンテストで優勝した県内産チーズを使っている。あっさり、上品。
天然若鮎のフリット。レストランの目の前を流れる神通川産の天然若鮎は、香ばしく、焼き加減もよい。和食っぽい。
四方漁港であがった鱧の炭焼き。山椒とオリーブオイルで少しスパイシーな味付けで炭焼き。
射水産(新湊漁港)大越中バイ貝。よしな(富山の山菜、みず)とわかめがクリーミーなソースによく絡み合い歯ごたえも柔らかくこちらも炭焼き。
Virgin egg。初めて産み落とした卵と言われるもので通常の卵との味の違いは分かりませんでしたが普通ではないことは分かりました。鳥から摂ったスープにはパプリカ、玉ねぎ、チョリソー、山羊のチーズと一緒に。
Levo 鶏。言わずと知れた名物料理。やはり、焼き加減ですね。
岩瀬産甘鯛。鱗焼きにした甘鯛は身がふっくら皮目パリパリで、牡蠣、水茄子、おかひじきの濃厚ソースはカレー粉や八角など10種類以上のスパイスが混じり複雑な香りが醸し出されて素晴らしい。
自家酵母の自家製パン。全粒粉、米粉、バケットの3種類。どれも美味しい。
氷見乳飲み仔猪の薪焼き。繊細な骨付き肉。これも火入れが本当に素晴らしい。薪の香りがついて香ばしい。
高岡産アロエのデザート。添えられているジャポチカバというフルーツの香りと爽やかな甘みが素晴らしい。このフルーツは流行るのでは?近くで栽培されていて、あまり日本ではいきわたっていないそうな。
高岡ゆうかメロン。そんな名産あったんかいな?という感じだが、美味しい。
塩バニラのアイスにココナッツと満寿泉のスムージー。さっぱり。独特な香りとコクがありながら。
器は、県内の有名作家の作品が使われ、お料理の前衛さが引き立てられている。
素材(大射水バイ、仔猪、レヴォ鳥、ジャボチカバ)、エディブル・フルーツの繊細な色、香り、それらを活かす味付け、火入れ、香らせ方、器も含めた総合芸術を堪能した気分です。
ペアリングのワインも素晴らしかった。
本当に落ち着いた中に、興奮を感じる、こちらのお店ならではの感動を、リーズナブルなお値段で。
接客もこなれてきましたね。
ご馳走様でした。
2位
1回
2017/10訪問 2018/01/10
団体の会合で訪問し、食べログで探して訪問。
こじんまりとした割烹。
中くらいのコースでお願い。
お料理は写真の通りですが、
ハマグリ、
松茸土瓶蒸し、
こはだずし、
丹波栗、
広島牛のモロ味噌焼き、
トラフグのあさつきあえ、
水菓子・青梅ゼリー・柿・イチジク・シャインますカット
どれも、趣向を凝らしてあり、おいしかったです。
着物を着た女性の配膳で、雰囲気もよく、ゆったりした気分で食事できました。
帰り際のご亭主からの声かけも感じよく、食べログでの評価通りでした。
ご馳走様でした。
3位
1回
2017/07訪問 2018/01/10
団体の会合で秋田市を訪問。
下調べ段階からこちらをお訪ねすることは決めていた。
川反通りでお料理を食べた後、お店を探して訪問。
渋い、歴史と、正当さを感じる看板、外観。
重厚な扉を開けると、まず、ほのかなお香の香りと、爽やかなミント系が混じった香り。
後でミント系の香りはオシボリの香りと判明。
先客は2組、3人。
カウンターの入り口近い席を案内され、座ると、足元から水琴窟の音。
カウンター端の足元に、ひっそりとセットされている。
落ち着いたライティングと相まって雰囲気は抜群。
奥の客には、ホワイト・タキシードに身を包んだ、分厚い胸板の、最近の沢田研二のようなお顔のマスターが客と談笑している。
我々には、初々しくも折り目正しい、が、落ち着いた、若者のバーテンダーくん。
お勧めのオリジナル・カクテルをお願いすると、日本酒の入ったもの、とのことで、爽やかで、華やかなフルーツの香り高いカクテルが、スノー・スタイルで出される。塩がたっぷり。
パッション・フルーツか?ライチか?尋ねるとライチの香りのリキュールで香りづけられているとのこと。名前は「あきたこまち」。
抜群のお味でした。
お味、雰囲気とも優れたお店だと思います。
ただ、一見さんの我々は、一度もマスターとは、声を交わす機会はなく、少し残念でした。
何度も通う必要があるのかな?
ご馳走様でした。
4位
1回
2017/07訪問 2017/09/17
ある団体の会合に参加するため函館を訪れて、訪店。
お料理は、8000円のコース。
お料理
大沼のじゅんさい他
ニシンの山椒和え他
穴子しんじょ・そうめん
刺身・ボタン海老、ヒラメ、マグロ、ほっき貝
ホタテ照り焼き
鍋・アイナメ、ホッケツミレ他
お酒
「国稀特別純米」増毛、「まる太特別純米・北の錦」夕張(以上北海道のお酒は、淡麗、静謐、上品でキレがよい)
飲み口を変え「鍋島吟醸summer moon」
(鍋島らしい旨さ、強さがあり、コスパが素晴らしい)
「一夜雫・大吟醸 」(これまでの北海道産と違い日本酒らしさ、味があるが、キレよく、上品。絶版なそうな)
「男山・純米大吟醸」(これは、北海道産だが、吟香のフルーティさが際立ち、味もキレも良い)
函館で今も続いている数少ない料亭。
女将が、由緒ある料亭(1935年建築)を譲り受けて始めたとか。
入り口、玄関、お部屋、しっかり料亭ですね。
同じ名前のおでん屋さんがルーツだそうです。
お料理は、出汁の効いた京風のお味に、地元の豊富な素材、最強ですね。
お酒も各地の、また、地元の銘酒。
今度函館に来たときは、余裕があればぜひ寄りたいですね、
ご馳走様でした。
5位
1回
2017/12訪問 2017/12/26
県内では貴重な、ミシュラン星取りのフレンチ・レストランですが、県西部の郊外にあるため、なかなか利用できません。
法事後の会食で利用。
お昼の真ん中のコースです。
桜ガ池湖畔の雰囲気のいいところに、郊外レストランらしく、ゆったりとあります。
大きな風除室、回り廊下を通って、店内も、広々、天井も高く、シックで雰囲気のいい空間です。
お料理は、野菜、エディブル・フラワーについては生産者の名前から紹介されます。
ほとんどが近くの方です。
それがふさわしい美味しい素材のお料理が供されます。
白子、たら、小松菜練りこみのプレッツェル?
ホタテ、牡蠣、京子さんのカブ。
前菜的なもので、後のお料理が楽しみになります。
全粒粉フランス・パンと豆乳パン。
近くのパン屋さんのものらしいのですが、温かいし、味わい深いし、パンをお代わりし続けて食事を終わっても悔いが残らないだろうと思うくらい美味しい。
菊芋、熊肉出汁、ウズラ卵、シジミ。蒸し物のソースかけ?素材の組み合わせが面白い。
ブリのマリネ、大根、エディブル・フラワー、オリーブ・クランブル。綺麗で、自然で、美味しくて。
スズキ、サフラン風味リゾット、白菜の泡のソース。分厚い身のスズキ、さぞや大物。身がプリプリと適度な弾力があり、スズキ本来の味が楽しめる。
富山県産牛ホホ肉の赤ワイン煮込み、ニンニクとポテトのピュレ添え。これは、柔らかい。が、グレイビーが美味しすぎて素材の肉のお味がわからない。
そしてデザート。クリーム・ブリュレ、チョコ・ムース、アイス・クリーム。まあ、外れませんよね。
お昼だったので、ノン・アルだったのが残念。
フェンネル香るジンジャーなど、美味しい飲み物はありましたが。
最後の紅茶は、一嗅ぎで、マルコポーロとわかります。
ご馳走様でした。
やはり、夜に、足を確保して来なければ・・です。
6位
1回
2017/07訪問 2017/07/07
地元の人に紹介されて訪問。
3人だったのでイス席の小部屋でしたが、旭川が見えて雰囲気が良かったです。
お料理は、上品な味付けで、地元の名物、食材がてんこ盛り。
献立は、写真の献立書に、じゅんさい鍋が付いたものですが、本当に満足できました。
お話では、お料理は、5〜6000円で、美味しいお酒を飲んで、お部屋代等入れると1枚を少し超えるくらいと言われてました。その通りで、内容を考えると、素晴らしいコスパでした。
訪ねてよかった、ご馳走様でした。
7位
1回
2017/11訪問 2017/11/14
出張で、高松経由、徳島へ。
昼は、讃岐ウドン、夜は徳島ラーメンと決めていた。
手近なところで駅前に近いお店に行ったら、2時過ぎで、すでに売り切れ。
どうしよう、駅前からだと結構あるけど、まだ列車の時間には間に合うと急いで歩いた。間に合った。
遠かったけど、この店に出会えてよかった!
これぞ自分的に求めていた、口当たりツルツル、しっかりした腰シコシコ、ウドンの塩味が感じられる味加減、抜群の出汁(ちょっと甘めだけど)。
しかも、ちくわ天、カボチャ天付けて420円という抜群のコスパ。
薬味の、ゴマも、バッチリ合う!
ご馳走様でした。
高松に来た甲斐がありました。
8位
1回
2017/04訪問 2017/07/16
朝日町の郊外、えっ、こんなところ、という田んぼの中の住宅街にある。
お店の近くの駐車場に停めてお店に。
センスの感じられる建物、入り口。
入ると広々した空間。広い窓から後立山連峰、僧ケ岳山塊など美しい山々が見渡せる素晴らしい眺望。
女将さんに席に案内される。丁寧で、よく気を使われる、さすが人気店。客層も上品。
天ざるを注文。
蕎麦は、細く、角が立っており、腰もあって美味しい。
ツユは香り高く、甘すぎず、キリッとしている感じ。
天ぷらも、カラリと揚げられ、ヤーコンが入ってたり、量も多く、お得。
ミシュランにも掲載されました。
今年(2017年)6月には火野正平さんも寄られました。店主が写ってました。
県東部では一番のお店でしょう。
ご馳走さまでした。
9位
2回
2017/09訪問 2017/09/08
また行きました。
今回は醤油味、餃子も頼みました。
醤油味スープも美味しい。うっとりするくらい。
トッピングは、不要。
その分純粋にスープの味を楽しむ時間が減る。
ビールのおつまみならいいけど、ラーメンを美味しくする目的なら、却って邪魔だと思います。
餃子も美味しい。
ほんのり八角の香りがして、具が美味しい。
今度から、必注だ!
ごちそうさまでした。
2016年1月 再訪、追記 塩ラーメンもよし。
久しぶりに訪問。
時々指摘のあるとんこつ系の気になる臭いは感じられず。
土曜日の昼過ぎ、やっぱり混んでいる人気店。
この日は塩ラーメンを頼む。
鶏白湯の濃厚で優しくて旨々のスープ。完飲です。
呉羽にできた「きんきち」と同指向なれど、こちらの濃厚さが少し上かな。
ご馳走様でした。
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2012年12月 再訪、追記。
気になる店の臭いを確認に再訪。
確かに、軽~く、します。
出汁をとるときのガラなどの臭いかな。店内で出汁を取るときに移るのかな?
でも、よほど鼻の効く人でなければ気にならない程度。
それより、相変わらず、ラーメンも、つけ麺も、濃いのにサッパリ、絶品でした。
不思議なことに魚節等魚介系の香りが、食べるときには強く感じて美味しいけど、ラーメンを出されたときにはあまり感じないこと。
自分的には、六厘舎と同レベル。
また、リピート決定ですね。
他のレビュアーの点数も高いのに、何故このお店の総合得点が3.07なのか?
七不思議。
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入善にあったころから評判の高かったこのお店。
ちょっと入善までは・・・と思っていたら、富山に移転開店。
一度2時少し前に行ったらつゆ売り切れで既に昼の部は閉店で残念。
今回は、休日の1時半頃に訪問。
待たずに入店、ラッキー!
ところが、店内が寒い。一度脱いだブルゾンを着直して待つ。
こちらはあつつけ麺、連れはラーメン。
来ました、熱つけ麺。
麺も熱々、つゆも熱々。こりゃイカン、ふうふうしないとあつくて食べられない。太麺もスープもうまくて早く食べたいのに、ほんと、熱い。
六厘舎で、麺もつゆも冷たくて、美味しいけれどちょっと残念だったけど、食べやすさからすると、それもアリだったんだ。
美味しいです。麺は自分からおいしさを主張する訳ではないけど、つゆとの相性バッチリ。
つゆは、これはうまい。鶏白湯(トリパイタン)ってあるけど、風味は強魚介系。美味しい。
六厘舎のつけ麺に、これはうまい、と結構感動したけど、同じくらいうまい。
つれのラーメン食べさせてもらったら、同じ味でした。
魚介系のうまさ、風味、ベースはコラーゲンたっぷり感の鶏白湯スープ。豚骨くらいクリーミーさとうまさがある。そして、鶏だからアッサリ感があって。それに野菜ポタージュ系も入っているらしい。
本当に、風味があって、うまみがあって、やさしくって、後味もさわやかで、これは美味しい。
麺を食べた後、スープ割をいただいて、つゆに入れてスープ飲み。
ああ、本当にラーメンと同じ味だ、つゆを完食!
つけ麺とラーメンを一緒に食べられた感じ。
また、富山に名店誕生、ですね。
メニューは、ラーメン(鶏白湯)730円、チャーシュー930円。つけめん780円。大盛り各+150円。
トッピングは、特入(チャーシュー1味玉半分メンマ半分)が150円。味玉・メンマ・ネギ増し各100円、海苔50円。
ライス大中小200円、150円、100円。チャーシューごはん250円。+卵黄のせ300円。
カウンター×9、テーブル4人×1、2人×2。
10位
1回
2017/08訪問 2018/01/10
野菜中心ののオードブルがたっぷり。
・パテ、ハム、ヤングコーン・パプリカ等のピクルス
・カツオのマリネ
・生ハムとカリフラワー等のサラダ
・白アスパラのシメジクリームソース
・舌平目フリット、インド風のスパイスで香ばしく。
・牛肉サガリとイベリコ豚のロースト
・ガトーショコラ
この年は、全国にいろいろ行けました。
応募のため大急ぎで下書きを完成させたお店もありますが、B級も含め、おいしい店が並んでいます。
多くのお店を訪問できた諸条件に感謝。