『みち』no chaserさんの日記

Dedicated to 麺 〜♪

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日記詳細

多分6回目ぐらいの訪問。
初回は3〜4年ぐらい前かな。

初めてお店を見た時は、入り口や窓いっぱいに貼られた短冊型のメニューを見て、変わったお店だなぁ、と思ったが、看板や暖簾、幟などは無く、軒先きに下げられた提灯も一つは外れ落ちていて、あぁもう、閉店されてしまったお店、と言った印象だった。

とは言うものの、何と無く気にはなっていたので、時々立ち寄ってみたりしたのだが、営業されている気配は無かった。

で、ある時。
この時も何かの用事でお店の前を通っていたのだが、どうせ開いてはいないし、と思いながらちらっと見たら・・・何と・・店内に灯りが見えた!! Σ(゚д゚lll)
えっ・・・営業・・・されていた!・・とびっくり。
この、どう見ても営業している様には見えないお店が、実は営業されていた、と言うことに気づいた時の驚きと、その後に来るヤッター!感。( ^^
自然と出るニコニコ顔。( ^^¥

・・とは言え、そのまま入店するにはちょっと躊躇する佇まいだし、心の準備も出来ていなかったので、その時は一旦パスし、後日営業を確認しての初回訪問だった。

その後、レビューを上げるべく何度か訪問するのだが、何と無く上げずじまいのまま今日まで来た。
未登録だったので登録する必要があったのだが、電話番号を聞き出すのに手間が掛かり、そうこうして通っている内に、なんとなく登録する気も薄らいで行く。
食べログに登録する様なお店じゃないよなぁ〜、な気分になっていた。

でも、いつか誰かが登録するかもしれない・・それなら自分が登録しよう・・。
まあ、登録してレビューしても、お客さんが一気に増える、と言った様な特徴も特にないので、あまり関係ないかな・・とも思うし。

場所は、角にクラウンパン荒生田店が在る、県道296号線の荒生田一丁目交差点を南に曲がり、細い坂道を上がってすぐの右側に在ります。
駐車場は多分無いです。

窓と入り口にメニューの短冊が貼られているので、お店と言うのは分かりますが、看板、暖簾、幟はなく、営業の有る無しの札もないので、お店の前に来て、外から店内に灯りが点いているのを確認する必要が有ります。(^^;
お店の前は坂道なので、一旦そこからちょっと降りてお店の前に立つ感じになります。

入って正面奥の、左の扉の向こうが厨房、左にカウンター、正面奥にテーブル。
平日の午後3時半過ぎ。
先客1人(テレビを見ながら一杯)、後客なし。

日曜日は休みだが、祭日は開いているらしい。
開店は11:00~11:30ぐらいで閉店は19:00ぐらい。
60代程の女性で営業。
以前聞いた話では、始めは子供さんが焼き鳥屋をされていたらしいが、止めた後を引き継いだらしい。でも、焼き鳥や酒でお客さんを呼べるような立地でもないので、今の業態に変えられたと言う事だった。
そう言えば、初めて訪れた頃は、軒先きに焼き鳥屋の頃のなごりの提灯が3つ程下がっていたのだが、段々減って来て今は裸電球のみとなっている。

カウンターの奥に着席。
メニユーは卓上に小さいものが。
表のメニュー札には有るが、卓上のメニューにはなぜか書かれていないチャンポンだが、注文すれば作ってもらえます。
カウンター内のイスに座って先客さんの話し相手をしていた女将さんに、チャンポン500円を注文。
前回までは、チャンポン3回、焼きそば1回、お好み焼き1回。

厨房は奥の扉の向こうにあるので、調理の様子はわからない。
具材を炒める油の音はするけれど、鍋の音はしなかった。

10分ほどでチャンポンの到着。
どんぶり・・と言うよりは、横に開いた浅めな器。
具は、キャベツ、もやし、人参、ニラ、玉ねぎ、ちくわ、天ぷら、かまぼこ、エビ、イカ、豚肉とかなり具沢山だが、それぞれの量はそれほどでもないので、山盛りとかにはならない。
スープは薄茶色で、小さな透明な油が表面にいっぱい浮いている。
レンゲはカウンター内の食器棚から渡されます。
毎回こうで、その度に形や大きさ、色の違ったものが出てくる。(^^
今回のは特別デカかった。(^^;
形も変わっていて、肉厚なので重い(^^;
ちょっと持ちにくかったが、そのレンゲで一口。
淡い醤油味とかすかな甘み。
自然な柔らかい甘みで、野菜由来かな。
淡いながらも少しコクも有り、豚骨とはまた違った旨味。
インパクトなどはないが、じわっと沁みてくる。
ここで食べたチャンポンの中では、今回のスープが一番美味い気がする。(^^
本来は、もっとさらっとしたあっさりスープで、あまりコクなどは縁のないスープ。(^^;
でも、旨いチャンポンスープは色々有るけれど、ここのお店のスープはこれで良いと思っている。個人的にはこのままであって欲しいと思う。

麺は、少し黄色み掛かった、ラーメンで言うと中〜中太の麺で、少し縮れが入っている。
恐らくスープと一緒に茹でられていると思うけれど、表面から中心までは何の抵抗もなく歯が通る麺。
柔いけれど、ダレた様な麺でもなく、引っ張るとわずかに抵抗感は残っている。
なので、ある程度の量の 麺を持ち上げて口に入れないと、ちょっと物足りなさが残る。
麺の印象は今までと変わらない。
野菜類は、特に強火で炒めたと言った感じもなく、スープでしっかり煮込んだと言う感じでもない。割と歯ごたえや野菜そのものの風味が残る感じ。

価格が安いのが特徴と言えば特徴なのだが、味には特にこれと言って特徴は無い。
よく言えば、家庭的な味、と言えない事もないが・・。
ちなみに、一度だけ食べた焼きそばもお好み焼きも、やはりごく普通の味でした。

始めは登録の為に通っていたのだが、その内段々とそんな事はどうでも良くなり(いや、多少は有ったけど・・)、時々思い出したようにお店に足が向かう。
店内は、今風でもおしゃれでも無く、どちらかと言うと簡素な飾りっ気のない作り。
BGMはテレビで、流行りの曲が流れるでもなく、若い女の子がいるわけでも無い。
女将さんとも特に話をする訳でもなく、淡々と食べてさっと帰るだけなのだが・・。

でも、ここに来ると妙に落ち着く感じで、ほっとする。
なんだろうなぁ・・。
自分でも良く分からないが、多分、店内や料理、そして女将さんの、飾らない素の感じが、自分の気持ちにぴったり来るのかもしれない。

唯一の難点と言えば、行くと大体常連さんが1人は居て、しかも大抵一杯やっている。
まあ、それは別にいいのだが、ついでに一服するのが・・。
こちらも一杯やっているのであれば気にはならないのだろうけど、食べている時はねぇ・・。
次からは、常連さんが居なそうな時を見計らって行く事にしよう。( ^ ^


登録の一歩手前まで行ったけど、結局、登録せず日記にしてしまった。
これで良いのかも知れない・・。





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