ヨシノちゃんさんのマイ★ベストレストラン 2015

京都在住オトナ女子食べロガーによる、京都ばっかり食べ歩き(ときどき例外あり♬)

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ヨシノちゃん (女性) 認証済

マイ★ベストレストラン

レビュアーの皆様一人ひとりが対象期間に訪れ心に残ったレストランを、
1位から10位までランキング付けした「マイ★ベストレストラン」を公開中!

コメント

2015年は当たり年だったというか、よいお店との出会いが多かったです♪
新店にもいろいろ行けましたし、10本に絞るのにちょっぴり苦労しました(^v^)
結果的に、イタリアンが多くなりましたが、トップ2の懐石、フレンチが秀逸でした。
2016年もたくさんのお店と出会えますように…(*´ω`)

マイ★ベストレストラン

1位

祇園 末友 (清水五条、祇園四条、京都河原町 / 日本料理、寿司)

1回

  • 昼の点数: 4.8

    • [ 料理・味 5.0
    • | サービス 3.0
    • | 雰囲気 3.5
    • | CP 3.5
    • | 酒・ドリンク 3.0 ]
  • 使った金額(1人)
    - ¥6,000~¥7,999

2015/05訪問 2015/09/20

正統と革新を併せ持つ京料理の雄

五月の訪問です。
恒例ママ友ランチ会にて、祇園末友さんにお邪魔しました。

サービス3、雰囲気3.5、CP3.5、ドリンク3で、
「なぜ総合点で4.8なんだい?」
そんなマイレビュさんのお声が聞こえてきそうです。
それは、料理点が5を超えると思ったから。
食べログには最高点5までしかないので、5にしましたが、料理は確実に5を超えていました。

正直言って、サービスなどには、やや不満が残るお店です。
しかし、「こんなお料理を食べさせてくれるなら、少々の事は我慢しますよ」、そう思えるお料理でした。

内容は、
○食前酒
○先付:川海老の飯蒸し
○八寸
○椀物:鯉
○向付:すずきの洗い
○箸休めのじゅんさい
○焼き物:失念しました<(_ _)>
○炊き合わせ:鰊茄子
○ご飯、赤だし、香の物
○水菓子

お忙しいのかあまり説明はなかったのですが、
八寸は、菖蒲の葉が敷かれ、その上に橋の形の台があり、そこに料理が並べられています。

お料理をいただいたのは五月。
これはたぶん「菖蒲に八つ橋」を意識されているのでしょう。
花札の五月札の絵柄ですから、ご存知の方も多いと思います。

五月の季節の花、菖蒲を使うのはまあ懐石では普通とも言えますが、
ここに八つ橋を持ってくることで、花札の一枚の絵柄をイメージさせる。
さらには、「菖蒲に八つ橋」というのは、『伊勢物語』の在原業平の逸話を元にして生まれています。
(伊勢物語では菖蒲ではなく杜若であるため、「菖蒲に八つ橋」は「杜若に八つ橋」ではないかという説もあります)
ご店主がそこまで狙われたのかどうかはわかりませんが、私はそう受け取り、ここに物語を見ました。

この八寸をいただいたときから、私にとって、俄然こちらのお料理は手応えある、面白いものとなっていったのです。

椀物には鯉を使ってありました。
もちろんこれは五月の節句の鯉のぼりを意識したものでしょう。
京懐石では今まで鯉をいただいたことがなかったので驚きがありました。
最初は邪道な印象を持ったのですが、ひと口いただいた途端、それは驚嘆に変わりました。
鯉の筒切りを油で揚げたものを、お澄ましでいただくのですが、
まるで臭みのないうえ、細かい小骨もいただけるほどにやわらかく揚がった鯉。
その旨みが出汁に染み、見事な一品でした。
4か月経った今でも、鮮やかに覚えている際立った椀物です。

ほぼどのお料理も、美味しいだけでなく、こちらをあっと驚かせるアイデアに溢れています。
鯉や鰊、鱸など、素材は高級とはいえないものを使いながら、
例えば、炊き合わせの鰊茄子などは、本来は京都ではポピュラーなおばんざいの一種ですが、
ずんだを合わせて、当たりまえではない一品に仕上げるなど、
5500円という抑えたお値段で、よくこれだけ、と心から感心しました。

京都のすべての懐石をいただいているわけではありませんので、もちろん断定はできませんが、
間違いなく、今の京料理の先端を行っておられる料理人のうちのおひとりなのでしょうね。
正統な京料理の基本を備えながら、非常に革新的な試みを仕組んでこられます。
これは、食事をいただくこちら側の経験や教養も問われているようにすら思え、
「受けて立つ」という気持ちで、心していただきました。

こういうお店は好みの別れるところだと思いますが、私は非常に好きですね。
同席のママ友達もさんざん懐石を食べ慣れている方々でしたが、全員、大きな満足を得られていました。

次はどんなお料理をいただけるのか。
再訪は確実です^^v

ごちそうさまでした。
非常に満足です。

  • 八寸
  • 椀物は鯉
  • すずきの洗い

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2位

ランベリー ナオト キシモト 京都 (祇園四条、東山、三条京阪 / フレンチ)

1回

  • 昼の点数: 4.5

    • [ 料理・味 4.8
    • | サービス 3.5
    • | 雰囲気 4.0
    • | CP 3.0
    • | 酒・ドリンク 3.0 ]
  • 使った金額(1人)
    - ¥6,000~¥7,999

2015/06訪問 2015/06/04

女心を知り尽くした、至れり尽くせりフレンチ♡

仲良しママとひさびさのランチです。
お店はお任せするから探して、と言われたので、以前から興味のあったこちらへ予約しました^^

八坂神社内の中村楼さんの敷地内にあります。
八坂さんの南門から入るとすぐです。

中村楼さんの門前に、ウェイティングの女性が立っていらして、
到着すると、すぐに中に案内されました。
中村楼さんの建物のすぐ隣にランベリーさんがあり、中に通されます。
日本家屋を改造されたレストランです。
エントランスから、静まった暗い渡り廊下をサービスの方に案内され、
連れていかれた場所は、陽光あふれる明るいレストランフロア。
満席で賑やかなフロア一面の窓からは、
初夏の木漏れ日を浴びた中村楼さんのお庭が眺められる仕組みです。

陰から陽への大胆な演出。
さすが東京資本のお店は、京都を外から見ているだけあって、「京都的」な見せ方が見事ですね。

ギャルソンのスマートなサービスに促されて席につくと、本日のメニューがあります。
内容は以下の通りです。
コースは5000円のものをお願いしています。

〇アミューズ2品
有明海の海苔とコンテチーズのガレット、天竜川の稚鮎のフリット・蓼とアボガドのディップ添え
〇ホワイトアスパラとアオリイカのグリエ・ソースはカルボナーラで
〇賀茂ナスのマリネとトマトのフレッシュソース・赤座海老のポワレのせ
〇仔羊背肉のロティ
〇変わりパリブレスト・プラリネとオレンジのコンポート添え
〇小菓子と生ミントとレモングラスのハーブティー

これにお口直しの酸味のあるひと口サイズの冷たい飲み物と、
お土産の小さい焼き菓子がついてきます。

どのお料理のお味も完璧でした。
さらに、一皿ごとに、魅せ方を心得ておられます。

たとえばアミューズの稚鮎のフリットは、グリーンの束の中に、1尾の稚鮎が差してあります。
まるで、清らかな川のそばにある瑞々しい自然の中の草花に、
清流から鮎が迷い込んできたよう。

この演出に、女子はまずやられます(笑)
そして、これから始まるお料理がさぞ素晴らしいであろうと、
わくわくと胸を高鳴らせ、期待するのです。

その期待はまったく裏切られることがありませんでした。

ホワイトアスパラのグリルは、縦に細くパスタ状に裂いた焼きアスパラを、
カルボナーラ状のソースにからませていただくという斬新かつ楽しい一品。

賀茂ナスのマリネは程よい酸味。
フルーツトマトとジュレ状のソースでいただくのですが、
上に乗った赤座海老のグリルが、とてもよく合います。

メインの仔羊は、マスタードと塩こぶを表面に塗りこんで焼き上げ、
仔羊のクセをうまく昆布の旨みとマッチさせています。

デザートは、砕いたシュー生地とプラリネ、コンポートを、お口の中で合わせて、
シューブレスト風にいただくというもの。

ラストの小菓子は、クグロフ、フィナンシェ、ひと口わらび餅。
どれも美味しい。

フレッシュのハーブティーも、今までいただいた京都のフレンチ、イタリアンでは最高レベルでした。

お味付け、見せ方共、京都では珍しいタイプのフレンチとも言えます。
また、賀茂ナス以外は、京都らしい素材は使われていませんでした。
本店は南青山とのことなので、東京色の強いフレンチなのでしょうか。
京都の井の中の蛙であるヨシノには、新鮮な体験でした^^

シェフの岸本氏が帰り際、お見送りに来てくださいましたが、
寡黙な感じの、まだお若いシェフでした。
よい料理人はたいがい無口である、という私の持論にぴったり(笑)
お料理の印象から多府県の出身の方かと思いきや、京都出身とのこと。
この方のお料理は、またぜひ、いただきに伺いたいですね。

普段は辛口のヨシノも、こちらのお料理には文句がつけられません。
大満足です^^v
ごちそうさまでした♪

  • パリ・ブレストの再構築という名のデザート
  • ホワイトアスパラとアオリイカのグリル
  • 賀茂ナスのマリネとトマトと赤座海老

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3位

Obase (京都市役所前、三条、三条京阪 / イノベーティブ、イタリアン、日本料理)

1回

  • 夜の点数: 3.7

    • [ 料理・味 3.8
    • | サービス 3.5
    • | 雰囲気 3.6
    • | CP 3.4
    • | 酒・ドリンク 3.0 ]
  • 昼の点数: 4.0

    • [ 料理・味 4.2
    • | サービス 3.5
    • | 雰囲気 3.5
    • | CP 3.5
    • | 酒・ドリンク 3.5 ]
  • 使った金額(1人)
    ¥8,000~¥9,999 ¥4,000~¥4,999

2016/11訪問 2016/11/26

優雅に挑む和モダンなイタリアン

(2016年11月再訪)

ずっと再訪したいと思っていながら、
なかなか出来なくて、やっとまた訪れることができました^ ^
今回は夜の訪問です。

お任せコースは8000円。
前菜3種、パスタ、メイン、リゾット、デザート、コーヒーか紅茶と小菓子の流れです。

○コッペ蟹と春菊の冷たい前菜
○鰤とカラスミとかぶらの冷たい前菜
○フォワグラのスープ
○白子のスパゲティ
○京都の黒毛和牛と、安納芋のグリル さつまいものソース
○猪肉のラグーのリゾット
○お口直しのはちみつのソルベ
○富有柿のデザート仕立て
○紅茶と小菓子

ひとつひとつのお皿に、素材と料理法の工夫があり、
特に素材の組み合わせ方に秀逸したセンスを感じました。
和のテイストが去年より強くなっている印象。
特に心に残ったお皿は、
フォワグラのスープと猪肉のラグーのリゾットです。

フォワグラのスープは、澄んだコンソメに、
フォワグラのソテーと根菜のソテーを組み合わせ、
ぶぶあられなどを加えて、面白い食感に仕上がっています。
ちょっとフォワグラの臭みを感じましたが、
楽しめる一品でした。

猪肉のラグーは、文句なしのひと皿。
猪肉と牛蒡をややコクのある味付けでリゾットに。
これは何度でもいただきたいです。

最近のイタリアンの中では非常に繊細で上品なお味で、わたし好みですが、
お酒飲みの方には塩気が物足りないかもしれませんね。

最近量が食べられなくなったので、
軽めにしてくださいとお願いしたせいかもしれませんが、
全体を通して、「あれ?もうデザート?」という感じで、
去年いただいたランチに比べ、
やや物足りなく感じました。

メインの黒毛和牛のグリルがちょっと軽すぎるのと、
食事の最後にリゾットというのが、うーん…。

お値段をあげていただいてもいいので、
あと一品、メインらしいひと皿が欲しかったかも。

お味は非常に好みなのでまた行きたいですが、
次はランチにしたいと思います。
そのほうが満足感が高そうな気が…。

ごちそうさまでした。
厳しいこと書きましたけど、美味しくて幸せです♡

(2015年5月初訪)

2015年春頃の訪問です。

またしてもお写真だけ撮って、レビューしないままになっているヨシノ…。
しかしとても美味しくて、よい印象が残ったお店でしたので、
今年中に再度訪問して、絶対レビューしようと思っていたのですが、
はや師走…( ̄▽ ̄;)
このままですと、2015年のマイベストレストランに入れられませんので、
写真から記憶をたどって、なんとかレビューしたいと思いますm(__)m

場所は、姉小路河原町を東へ入ったところです。
ロイヤルホテル&スパのすぐ近く。
小さな白い一軒家なので、わかりやすいです。

ランチコースは4000円。
前菜が2種類、パスタ、お口直しのソルベ、
肉料理のメイン、デザート、ハーブティー、小菓子と、
CPはかなりのよさです。

印象に残ったお料理は、メイン。
鴨肉の火入れが非常に素晴らしかったです。
パスタも、私の大好きなホタルイカを上手に使っていらして、
美味しかったのを覚えています。

また、サービスも心地よく、
全体に、これといった瑕疵がまるで感じられなかったお店でした。

以前はイル・ギオットーネの二番手シェフでいらしたらしいですが、
なんというか、背伸びしない気持ちよさというか、
今あるシェフのお力を、果敢なく発揮されているような感じなんですね。
そこに、非常に好印象を受けました(^-^)

来年こそはぜひ再訪し、もっと詳細なレビューを残したいです。
ごちそうさまでした。
必ず伺います!

  • コッペがにと春菊(2016年11月夜)
  • 鰤とカラスミとかぶら(2016年11月夜)
  • フォワグラのスープ(2016年11月夜)

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4位

cenci (神宮丸太町、東山、三条京阪 / イタリアン、イノベーティブ)

3回

  • 夜の点数: -

    • [ 料理・味 4.0
    • | サービス 3.0
    • | 雰囲気 3.0
    • | CP -
    • | 酒・ドリンク 3.0 ]
  • 昼の点数: 3.9

    • [ 料理・味 4.0
    • | サービス 3.0
    • | 雰囲気 4.0
    • | CP 4.0
    • | 酒・ドリンク 3.5 ]
  • 使った金額(1人)
    - ¥8,000~¥9,999

2019/01訪問 2022/06/11

進化し続ける、稀有なイタリアン

前回、あまりによかったので、
2019年1月に、
仲良しフォロワー様方と、再び訪問させていただきました♪

今回も同じ6000円のコースで。
この日のメニューは、以下の通りです。

○ 菜の花 雲子 アヒパンカ
○ 聖護院蕪 鰤 黄柚子
○ 菊芋 ととりこ黒豚 タカナード
○ キャベツ 鰆 ペペロンチーノ スパゲッティ
○ 海老芋 九条葱 大山ハーブ鶏
○ はれひめ ピスタチオ
○ 洋梨 黒文字 アマゾンカカオ
○ 小菓子

スタートは、鱈のラビオリと白子のソテーから。
アヒパンカという、ペルーのとうがらしが添えてあります。
全く辛くはないのですが、それがアクセントに。
冬らしい、トロトロの味わいで、
ほっと、あったかくなりました(*´ω`*)

次のお皿は、鰤と聖護院蕪を、黄ゆずのソースで。
鰤の脂と、淡白な蕪の取り合わせが、爽やかな印象を誘います。

3番目のお皿は、ととりこ黒豚を、酒粕とマヨネーズで仕上げたサラダ。
いただいている間に、時々、ふわっふわっとした、
スパイシーな香りがやってくる。
タカナードという、阿蘇の高菜の種で作ったマスタードを使ってはるそうです。
それが非常によいアクセントとなっていました(*^^*)

スパゲッティは、鰆とキャベツのペペロンチーノ。
メインは、大山ハーブ鶏を炭火焼にしたもので、
海老芋フリットが付け合わせでした。

デザートは、ピスタチオのカタナード。
小菓子は、ビスコッティ・貴婦人のキス・フィナンシェ。
食後の飲み物は、たくさんある中から、カプチーノをいただきました。

ドリンクは、前回と同じ「林くんのお茶」をいただいたのですが、
これが前回とはうってかわって、サービスの不手際が目立ってしまいました。
たぶん全席満席だったので、
サーブの方々がテンパってしまわはったのだと思うのですが….、
でもね、でもね…(^^;;

お料理も前回の完璧度に比べると、印象に残るお皿が少なかったかな…。
「お店に通う」という事の難しさを感じさせられました。

前回は総合点4.4、今回の総合点は3.8というのが、
私の正直な感想なんです。
ちょっと伺った日によって、良し悪しが変わる印象です。
安定感に欠けるところがあるというのかな…。

もちろん非常に高いレベルで、のことですよ〜ヾ(・ω・`;)ノ
進化とは、そういうことなのかもしれません。

長く食べログレビュアーを続けていると、
読んで参考にしてくださった方への、責任を感じるようになります。
私は、なるべく、どのお店に対しても、
俯瞰した立場で、冷静に点数をつけたいと思っています。
ですので、前回は総合点無し、
今回の総合点は、
2回の訪問を合わせた総合点とさせていただきました。
お察しくださいm(_ _)m

ですが、こちらは美味しいです。
シェフの腕には確かなものがおありだと感じます。
半年か一年に一回ぐらいは、訪れたいお店ですね(^^)

ごちそう様でした!
また伺いたいです♪
2018年11月の訪問になります。
仲良しフォロワー様が訪れられると伺い、
一緒に訪問させていただきました(*´▽`人)アリガトウ♡

お昼は、お任せのコース(6000円、10000円、12000円)のスタイルです。
6000円のコースでお願いしました。

この日にいただいた食材メニューは、以下の通りでした。

○ サヴォイキャベツ 紅ずわい蟹
○ きのこ オリーブ 鰤
○ 冬野菜 甘鯛
○ 九条葱 雲子 七味 スパゲッティ
○ 蕪 ととりこ黒豚 黄柚子
○ 栗 蕎麦
○ 林檎 蜂蜜 ヘーゼルナッツ

最初のお品は、
紅ズワイガニとリコッタチーズの、クリームコロッケ。
サヴォイキャベツがアクセントになっています。
蟹味噌のソースが、複雑で濃厚、かつあっさり。
美味でしたキャ─(´∩ω∩`)─♡

次に、鰤を藁で炙った、カルパッチョのようなサラダが。
キノコとオリーブを叩いたものに、ベビーリーフ。
すだちと酢をさっとかけてあり、爽やかです。
鰤の脂も、さっぱりといただけました(*^_^*)

次は、甘鯛のグリルを冬野菜のソースで。
百合の根のペーストが濃厚で、美味です。

ととりこ豚と玉ねぎの低温グリル。
火入れが最高でした(灬º 艸º灬)!

パンは2種出ましたが、自家製フォカッチャがふわふわで良かったです。

デザートは、栗のモンブランと、蕎麦粉のメレンゲでした。
食後には、ハーブティーをいただきました。

ドリンクメニューに、
「林くんのお茶」というティーペアリングがあり、
そちらをお願いしました。
58℃で抽出したお煎茶や、72℃で抽出した二番茶、冷たいほうじ茶など、
お料理に合わせたお茶が次々と♡
サービスは若い女性でしたが、サーブも完璧でした( ^ω^ )♪

数年経っての再訪ですが、この日は正直驚きました。
前回の印象が嘘のように、
際立って美味しくなっており、内容、構成も素晴らしい。
サービスもそつなく、改めて進化成長なさったお店の底力を感じました。

ご一報いただいたフォロワー様も同じ思いでいらしたよう。
思わず、即、次回の予約を入れた私達(笑)
楽しいお食事でした♪

ごちそう様でした!
ある方のご招待で、話題のcenciさんでディナーをいただいてまいりました。
女性だけの数人の会で、お料理もすべてお任せです。

今回は、いったいお幾らかかったのか、お値段がまったくわかりませんので、
私のいつものこだわりどころ(笑)のCP採点が無しでございます。
ですので、総合点をつけることは控えさせていただきました。
ご了承ください<(_ _)>

内装はとても個性的。
シェフにお伺いしましたが、相当にこだわりを持たれて作られたようでした。
中世ヨーロッパの時代辺りの寺院のようでもあり、
イタリアの地方に住まう地主が、木と土で建てた農家みたいなイメージでもあり、
はたまた洞窟の中にいるような雰囲気というか、
なんと表現したらいいかわからないのですが、
とにかく面白い構造のお店です(表現力が乏しくて、すみません)

お料理の内容は、以下の通りです。

〇ペルシュウ(できたてのモッツァレラチーズ)
〇菜の花、うど、飯蛸
〇ホワイトアスパラ、鱒
〇トマト、新玉ねぎ、但馬牛
〇芽キャベツ、毛蟹、フロマージュフレ
〇越冬じゃがいも、ミルク仔豚、アンコールペッパー

〇パスタは3品のうちから選択です。
  ☆フレッシュトマト、菊菜
  ☆筍、雲丹、花山椒
  ☆うるい、行者にんにく、ホタルイカ
私は、筍と雲丹、花山椒を選択しました。

ここからデザートです。

〇カンノーリ
〇蓮粉、エスプレッソ、ピスタチオ
〇ヘーゼルナッツ、バナナ、ホワイトチョコレート
〇ハーブティー(カモミール)

以上、途中でお腹がはちきれそうなくらいのボリュームでした。
テーブルにいる参加者全員が、
最後までたどりつけない山頂を目指して食事しているような気がするくらいの爆量でした。
オトナ女子はみな、すでに胃が退化し、小食気味になっております(;^ω^)ので、
この半分くらいの量が、夜ご飯にはちょうどなんですが、
こちらでは、コース料理1種類しかないようです。
アラカルトもないので、
こちらに夜に行かれる方には、朝昼ごはんは軽めにされていくことをおススメします^^

お料理は、イル・ギオットーネさん出身らしく斬新な切り口で、ほぼ文句なく美味しいです♪
筍と雲丹と花山椒のパスタだけ、新筍の風味が強すぎて、せっかくの雲丹が負けてしまっていました。
これだったら、クリーム系のパスタでなく、オイル系にして雲丹を外し、
シンプルに筍の新味を徹底的に楽しませてくれたほうがよいような気がしました。
まあ、そこは好みの問題かもしれません。
それだけが気になった点で、あとのお皿はどれもお味は完璧です(^_^)v

サービスは、オープンからあまり経たないためか、
スタッフ全体が、まだ慣れていらっしゃらない感じでした。
というか、お若いスタッフばかりのためなのか、カジュアルさを前面に出されたような接客です。
その辺をどう捉えるかで、評価は変わるような気がしました。

ただ、他の方のレビューを拝見しますと、こちらではサービス料もかかるようです。
だとすると、もうちょっと洗練されたサービスが欲しいかな…。

私は呑めないので、またしてもガス入りミネラルウオーターですが、
友人達は、シャンパン、ワインを楽しんでおりました。
不思議な空間で、本場イタリアにいる気分になり、ゆったりとした楽しい時間を過ごせました^^

次回はランチに来てみたいですが、すでに予約が取れない人気店となられているようですので、
再訪の見込みはなかなか立たないでしょうね^^;

美味しかったです♪
ごちそうさまでした。

  • 菜の花 雲子 アヒパンカ
  • 聖護院蕪 鰤 黄柚子
  • 菊芋 ととりこ黒豚 タカナード

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5位

MAVO (祇園四条、東山、京都河原町 / フレンチ)

1回

  • 昼の点数: 4.0

    • [ 料理・味 3.8
    • | サービス 4.0
    • | 雰囲気 3.8
    • | CP 3.5
    • | 酒・ドリンク 4.5 ]
  • 使った金額(1人)
    - ¥8,000~¥9,999

2015/11訪問 2015/11/19

フレンチとお茶の完璧なコラボレーション

久しぶりに会う仲よしママ友とのランチ。
今回は、話題のフレンチのこちらに参りました。

八坂神社の南、小さなホテルの一階にあります。
12時入店、12時15分一斉スタート。
ランチは、5900円(税サービス込み)一種類です。

10分前に到着しましたが、
もうお店の前にスタッフの方がスタンバイされていて、お出迎えしてくださいました。

席数は10席ほどです。
こじんまりとしながらも、化粧室やホールはやはりホテルのためか広々しています。

こちらはティーぺアリング(3540円)といって、
お料理一品一品に合わせて、すべて違うお茶が提供されるという、
ドリンクメニューがあります。
下戸の私、いつもフレンチはガス入りミネラルウォーターでいただいておりますが、
せっかくなので、そちらをいただくことにしました。

コースは以下の通りです。

〇薄茶
〇小菓子
〇始まりは卵/秋
〇オニオングラタン/転換
〇季節の狭間/現在(お野菜の前菜です、写真失念…)
〇長崎レッドムーン
〇本日の鮮魚/今日の流れで
〇リセット/秋
〇京都丹後牛/浄化
〇薔薇と生姜
〇洋梨のアンクルート バニラのグラス
〇cafe/ケニア単一品種熟成珈琲50℃

いただいたメニュー表の通りなのですが、
これだけではなんだか伝わらないですよね…^^;
あまりにたくさんいただいたので、
ひとつひとつの記憶がなくなっています、すみません(´∀`;)
詳細は、写真で確認していただけたらありがたいです~m(__)m

印象に残ったお料理は、京都丹後牛のローストでしょうか。
グリルパンで、塊肉を焼かれるのですが、
松ぼっくりとハーブで蒸し焼きにされていて、存在感ある一皿でした。
あと、デザートはどれも美味しかったですね(^_^)v

ティーぺアリングは、6種類の様々なお茶をいただきました。
ベースはお煎茶やほうじ茶なのですが、そこにハーブなどをブレンドされて、
それぞれのお料理に合う、個性的な飲み物に仕上げていらっしゃいます。
炭酸を加えてシャンパンに見立てたり、
ビーツなどの野菜で色を加えて赤ワインに見立てたりと、
アルコールをいただいた気分にさせていただけるのも楽しい(^^♪

なによりよかったのは、お料理がかなり濃厚で、しっかりとしたクラシカルなタイプなのですが、
お茶のおかげで、全部いただけたことです。
私も最近は、あっさりとしたものを少量、いろいろいただくというスタイルがよくなってきたので、
こちらのような、がっちりしたお料理は、実はあまり得意ではなくなっています。
もし、ガス入りウォーターだと、残してしまったかも。
でも、お茶のおかげで、脂を落としながらいただけた感じです。
後味もすごくよかった。
完璧なマリアージュだと思いました。

ワインのぺアリングもありますので、
お酒のお好きな方はぜひそちらで^^v
きっと完璧な組み合わせのワインを選んでいただけるのではないでしょうか。

そしてこちらは、サービスも完璧でした。
実に丁寧できめ細やか。
家庭的な雰囲気もあり、心からリラックスして、食事を楽しめました。
こういうお店は、あるようでいて、実は少ないです。

正直に言うと、お料理はもちろん美味しいですが、
お味だけなら、他にも美味しいフレンチが京都にはあるかな、という印象ではありました。
しかし、総合的な演出力は、他のフレンチにないものがありましたね。

年齢を重ねていくと、フレンチなどの高級店に求めるのは、
もちろん第一はお味の良さですが、サービス、雰囲気、CPなど、総合的に、
こちらをどこまで気持ちよく過ごさせてくれるかということに尽きます。
そういう意味で、こちらには、また再訪したいと思わせる力がありました。

ごちそうさまでした。
また伺いたいですね^^

  • 始まりは卵
  • オニオングラタン
  • お魚のポアレ

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6位

老香港酒家京都 (四条(京都市営)、烏丸、烏丸御池 / 中華料理、飲茶・点心)

1回

  • 夜の点数: 4.0

    • [ 料理・味 4.0
    • | サービス 3.5
    • | 雰囲気 4.0
    • | CP 3.0
    • | 酒・ドリンク 3.5 ]
  • 昼の点数: 4.0

    • [ 料理・味 4.0
    • | サービス 3.0
    • | 雰囲気 3.5
    • | CP 3.0
    • | 酒・ドリンク - ]
  • 使った金額(1人)
    ¥10,000~¥14,999 ¥4,000~¥4,999

2015/10訪問 2015/12/31

京都で高級広東料理をいただくなら、今はここがいちばんではないでしょうか。老香港酒家。

(2015年10月再訪)

今年最後のレビューになります。
みなさま、今年もいろいろお世話になり、ありがとうございましたm(__)m
支えていただいたレビュアーのみなさま、本当にお礼申し上げます。
来年もよろしくお願いいたします。

中華というと、いつもこちらに訪れるのですが、
いちどもマイベストレストランにあげていなかったことに気づきました!!(゜ロ゜ノ)ノ
なので、ひさびさにアップさせていただきました。
お付き合いいただいてしまって、恐縮ですm(_ _)m

さて、こちらの名物とも言えるのが、お昼の飲茶バイキング!
オーダー式で、ものすごく豊富な種類の点心がワゴンで運ばれてきて、
好きなものを好きなだけいただけます。
90分の時間制ですが、これがめちゃめちゃお得で、美味しい(*≧∀≦*)
絶対的に、どなたにもオススメできます♪

名古屋に住む大学の同級生が、こちらの飲茶バイキングのファンで、
京都に遊びに来ると、「行きたい!」とリクエストされます。
今回は、ミニ同窓会ということで、滋賀に住む同級生も加え、
三人でおなかいっぱい、いただきました‼

ごちそうさまでした♪
来年も通います(^_^)v

みなさま、どうぞよいお年をお迎えください!


(2012年3月初投稿)

娘が中国料理(主に広東料理)を好むため、
ここ近年は、中華をいただく機会が多い私。
こちらの老香港酒家さんには、年に数回、昼夜を問わず、よく訪れます。
ランチ、ディナー、コース、アラカルト、飲茶バイキング…、
こちらのお店のメニューのほぼめぼしいものは、たいがい、いただきました。

しかし、こちらのお店、そのときどきによって、なぜか味とサービスにばらつきがあり、
「すごくおいしい!感じいい!」ときもあれば、「なにこれ。がっかり…」のときもあって、
毎回、予約するたびに、今回はどっちだろうとドキドキするのです(笑)。
以前は、遠方の友人を連れて訪れたところ、
その日はたまたま外れの日で、「ヨシノの舌はあてにならない」と言われて、
ショックを受けました(涙)。
そういうこともあって、最近は、以前にハードユーザーだった京都オークラの桃李さんに戻っていたのですが、
やっぱり老香港酒家さんのほうが今は味が上では?と思い、
今回、娘とふたりでひさびさに利用しました。

普段は主人に遠慮して、食べたいもの(主に高級食材)も頼まない私ですが、
今夜は娘とふたりきりで、しかも自腹ということもあり、
何の遠慮もせず好きなものを頼もうと、タガを外して、
事前に老香港酒家さんのHPでメニューをさんざん予習し、乗り込みました(笑)

そんな私のセレクトメニューは、

酔わせえびの蒸し煮(ひとり2尾づつ)
気仙沼産ふかひれの姿煮込み
つばめの巣の蟹味噌いりスープ

です(生簀の魚で中国風刺身も食べたかったのですが、おなかがいっぱいに。次回はぜひ)。

あと、娘が

車海老のチリソース
えび餃子
海老ワンタンの汁そば

をチョイス(娘は、大の海老フリーク。偏食家です…)。

ふたりでお互いのチョイスメニューを分けていただきました。

結果。
本日大ヒット。

あらためて、今、京都で高級広東料理をいただくなら、
こちらが一番だろうという答に、私の中では落ち着きました。

食後のデザートは、

私が

蒸しカスタードまんじゅう(大好物です!)
マンゴープリン(こちらのは、濃厚でおいしい)

をセレクト。

娘が

揚げ黒胡麻団子

をセレクト。
どれも大正解でした♪

あと今日のトピックは、お店のお兄さんが、娘が風邪気味で鼻をかんでいるのを見て、
「花粉症ですか?だったら、よく利くお茶あります。私、あげますね」
といって、持ってきてくれた、きんもくせいと鉄観音のお茶が、なぜか有料だったことでしょうか(笑)。

予算は20000円のつもりで行ったのですが、結果は予算オーバーの25000円のお会計。
ちょっと財布が痛いですが(涙)、でも、大満足でございました。

おいしく楽しく食事をいただき、その日は、こちらのお店があるココン烏丸ビルで、
ミモザの日(イタリアで男性が女性にミモザの花を贈る日があるそうです)を記念して、
食事をした人にはミモザのブーケをいただけるということで、それもいただいてまいりました。
帰り道は、大変機嫌よく、花束抱えて、千鳥足~♪で帰路に着きました。

次は、上海蟹の季節(10~11月)に、タガを外しにいきたいと思います(^0^)


  • 前菜の数々(2015年10月)
  • 点心のワゴン(2015年10月)
  • 蒸し物のワゴン(2015年10月)

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7位

モリタ屋 木屋町店 (三条、京都市役所前、三条京阪 / すき焼き、ステーキ、しゃぶしゃぶ)

1回

  • 夜の点数: 4.0

    • [ 料理・味 4.3
    • | サービス 3.5
    • | 雰囲気 4.5
    • | CP 3.5
    • | 酒・ドリンク 3.0 ]
  • 使った金額(1人)
    ¥8,000~¥9,999 -

2015/08訪問 2015/08/23

京の夏、床でいただくオイル焼きは格別(≧∇≦)

女子会にて、夏だし床へ!ということで、
モリタ屋さんにて、
床でオイル焼きをいただきました(^_^)v
本店、伊勢丹店ではいただいたことがあったのですが、
木屋町店さんは初めて。
期待に胸が高まります♪

この日は暑すぎず、涼しすぎず、
まるで狙っていたかのように過ごしやすい床日和で、
夕方6時にスタートしました。
まだ空が明るい時分から始まり、
だんだんと暮れ始めて夕陽が落ちていくのを眺め、
そして夜景と、
三段階の鴨川辺りの風情を楽しみました(///ω///)♪

床はどのお店も、
先から予約しないとなかなか席が取れませんが、
その日が天候がよいとは限りません(>_<)
雨だったり、果ては台風が来たりと、
当日になってみないと床ができるかどうか、
わからないときもありますので、
今まで予約していても、
何回もダメになったこともありました(/o\)
そういう意味でも、この日はラッキーでした!

オイル焼きは3コースの中から、真ん中の松(6264円)を選択。

まず、前菜3種盛りから始まります。
こちら名物の牛肉のしぐれ煮が美味しい♪

厚みのあるロース肉2枚、ヒレ肉1枚(合わせて150グラム)、
椎茸、人参、甘長とうがらし、さつまいも、
淡路島の玉ねぎ、かぼちゃ、エリンギ、もやしを、
中居さんがついて焼いてくださいます。

この中居さんがとても感じのよい方で、
すごくリラックスして、楽しくお食事できました(^^)

オイル焼きは、オイルをひいた鉄板に、
レモン入りのつけだれに浸けたお肉と野菜を、
順々に焼いてくださったのを、
卵黄を混ぜた大根おろしにたれをかけたものにからめ、
いただきます。

たれは京都にしてはかなり濃いめの醤油ベースの味つけなのですが、
黄身のおろしに合わせると、ちょうどよい塩梅になり、
ホントに美味(^_^)v

オイル焼きを食べ終わると、
ごはん、お味噌汁、香の物をいただき、
〆の水菓子は、フルーツ3種盛り(メロン、マスカット、オレンジ)でした。

お支払は、アルコールフリービールとペリエを頼んで、
だいたい8000円台くらいでした。

こちらはお肉の質がとてもよいですし、
床でいただいても床料金はかからないし、
よそと比べても、
お値段を考えると、
お得感さえありますね(^o^)

やはり床はいいですね。
特に、お肉をいただくと、匂いもこもらず、
室内でいただくより、気分もさらり♪
夏の夜の開放感といい、回りの賑やかな感じといい、
あまり気持ちがよいので、
食後もいつまでも、鴨川からの風に吹かれていたい気分でした(*´∀ `)

床はホントに、京都の毎夏の夜の楽しみです(≡^∇^≡)

もうすぐ8月も終わりですね。
夏が大好きな私、名残の夏を惜しみました(/_;)/~~
来年もまた来たいです。

ごちそうさまでした。

  • 石畳の先にお店が
  • 鴨川
  • 前菜3種盛り

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8位

山地陽介 (祇園四条、京都河原町、三条京阪 / フレンチ、イノベーティブ)

1回

  • 昼の点数: 3.9

    • [ 料理・味 4.5
    • | サービス 3.0
    • | 雰囲気 3.8
    • | CP 3.3
    • | 酒・ドリンク 3.0 ]
  • 使った金額(1人)
    - ¥6,000~¥7,999

2015/11訪問 2015/11/16

お料理は文句なし

最近話題になっているフレンチに、ママ友達と訪れました。
予約はかなり前に取りました。
この日は全席満員。
あとで伺ったところ、しばらくランチは満席とのことでした、
さすがの注目店ですね。

祇園、四条花見小路を二筋下がり、東に入って、また南。
おとなりはマールブランシェさん系列の加加阿さんです。
表は、懐石料理店を思わせるいかにも祇園らしい造りなのに、
中に入ると、見通しのよい、明るい空間が広がります。
奥には、苔庭があり、気持ちよいです。

ランチは5000円と8000円の二種類。
税金、サービス料は別です。

5000円のコースをいただきました。

お料理は4品。

〇前菜は、お野菜をフライにしたものを、
アボカドとヨーグルトのソースでいただきます。
最初から揚げ物って、ちょっと抵抗がありますが、
ソースがなめらかで軽く、もたれずにいただけました。

〇イカのカルボナーラ仕立て

イカの火入れが抜群に素晴らしい。
ミディアムレアの状態のイカを、パルメザンチーズと温泉卵でいただくのですが、
独創的でありながら、安定感があるお味で、
この日いちばん印象に残りました。

〇白身魚のポアレ

〇三元豚のロースト

メイン二種は、素材の良さ、火入れ、塩加減、ソースのバランスがちょうどよく、
センスの高さと、技術の確かさを感じました。

特に三元豚の脂の甘味の引き出し方が、本当にお上手でした。

〇デザートは、カカオ70%のチョコレートのアイスクリームと、
エスプレッソのゼリーの盛り合わせ。

〇食後の飲み物は4種類から、カプチーノを選択しました。

これで5000円とは、お料理自体のCPはかなりよいですが、
その分、ドリンクはなかなか割高(笑)
私は下戸なので、ペリエをいただきましたが、900円しました(^^;
ママ友達は、ワインをいただきましたが、一杯2000円近くしていました。
飲んべえの方は、覚悟して行かれてください(笑)

お料理は文句なしに美味しいのですが、
サービス、雰囲気作りなどに、いくつか気になる点はありました。
うまく言えませんが、
こちら(客側)が気を使ってあげないといけない感じとでもいうのかな…。
シェフ始め全員が若い男性スタッフで、
たぶん女性の目線が入っていないであろう店作りに、
ひとつ原因があるようにも思いました。

新しいお店ですし、それはこれからなのでしょうね。

しかし、美味しいお料理でした。
機会があれば、また伺いたいですね。

ごちそうさまでした♪

  • 前菜
  • イカのカルボナーラ仕立て
  • 白身魚のポアレ

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9位

ひご久 (四条(京都市営)、烏丸、河原町 / 寿司)

1回

  • 夜の点数: 3.8

    • [ 料理・味 3.7
    • | サービス 3.5
    • | 雰囲気 4.0
    • | CP 3.2
    • | 酒・ドリンク 3.0 ]
  • 使った金額(1人)
    ¥8,000~¥9,999 -

2015/12訪問 2015/12/20

大人が楽しむ佇まい。寿司懐石の夜。

(2015年12月再訪)
半年ぶりに訪れました。
今回もお客様をお連れしました。
うっかりスマホを忘れてしまい、前半は写真無しです(>_<)
後半は、同行者に写真を撮ってもらい、後からいただきました。

こちらは、寿司懐石的なコース仕立て。
アラカルトはなく、基本はお任せです。
ただ、アレルギーや量の調整はしていただけます。

まず、

雲子ポン酢
お造り盛り合わせ
切り身魚の西京焼き

と出されました。

雲子は生でいただきました。
とても新鮮でプリプリ。
お造りの内容は失念しましたが、
西京焼きは程よい味付けで、焼き具合が絶妙でした。

そして、お寿司です(ここから写真があります)。

トロ、いか、鯛、漬け、こはだ、雲丹、車海老、玉、
あじ、あなご、赤貝、巻物。

前回よりも、コース内容もお寿司自体もよかったです。
もともと美味しかったですが、さらに洗練された印象を受けました。
なので、点数もちょっとアップさせていただいてます(^^)v

ごちそうさまでした。
来年もまた伺いたいです♪

(2015年6月初訪問)
仏光寺通り、柳馬場の東西辺りは、
最近、よさげなお店が増えましたね(*^^*)

その一角に、素敵なお寿司屋さんを見つけました。
今回は、お客様をお連れしての会食でしたが、
私自身も初訪問でしたので、
一番乗りのレビューアップです♪

古い日本家屋を改装したお店は、
表は静かな佇まいの一軒長屋。
中に入ると、すっきりとした清潔な造りです。
カウンターだけの店内は奥にゆったりと広く、
坪庭もあり、京都らしさが感じられます。
間接照明が柔らかで、大人の雰囲気を醸し出しており、
ちょっとお寿司屋さんらしからぬ、
静かで落ち着いた、お洒落な空間です。

メニューはお任せのみで、いわゆる寿司懐石のようなコース仕立てです。

まず、前菜に、蓴菜と湯葉の和え物。
お造り盛り合わせ、鱧の落とし、金目鯛の焼き物と続きました。

それからいよいよメインのお寿司(^^)v
トロ、平目、烏賊、赤貝、車海老、鮪のづけ、小肌、雲丹、蝦蛄、穴子、玉。
全部で十一貫でした。

大将は、長いこと築地寿司清さんで勤められた職人さんで、
本店以外にもニューヨークなどの寿司清さんで、
働かれていたそうです。
さすがに、お寿司の腕は確か。

どれも美味しかったですが、特に、雲丹と穴子は絶品でした。
づけや小肌の仕事もよかった(^^)v

奥さまとお二人でお店を切り盛りされているみたいで、
いろいろお話を聞かせていただいたり、
気配りしてくださいました。
おかげで、接待したお客様も楽しんでいただけたみたいで、ホッ(´∇`)

難を言えば、お寿司になる前に、
お造りや焼き物でお腹いっぱいになってしまうので、
私みたいな少食?なタイプには、
お寿司だけのコースもあるとありがたいかもです(^-^)

美味しく楽しい夜を過ごせました。
ごちそうさまでした。

  • トロ
  • いか
  • 鯛

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10位

センプリチェ (中書島、伏見桃山、桃山御陵前 / イタリアン)

1回

  • 昼の点数: 3.8

    • [ 料理・味 3.5
    • | サービス 3.4
    • | 雰囲気 3.5
    • | CP 4.0
    • | 酒・ドリンク 3.0 ]
  • 使った金額(1人)
    - ¥4,000~¥4,999

2015/10訪問 2015/10/28

伏見にセンプリチェあり

恒例ママ友ランチ会、今回は伏見まで遠征です。
伏見の人気イタリアン、センプリチェさんの評判があまりによいので、
一度伺ってみましょうということになりました♪

近鉄桃山御陵前駅からタクシーで5分くらいで着きました。
京阪中書島駅からなら、歩いて2、3分だそうです。

古い民家をリノべーションされたような和テイストな雰囲気のお店。
玄関には、すでに予約で本日は満席との貼り紙が。
やはり人気店のようですね。
シェフと女性のサービスの方、おふたりで切り盛りされていて、家庭的な感じです。

3000円(税サ別)のコースをお願いしました。
内容は決まっていて、お魚かお肉を選択する形です。
両方食べたい場合は、4000円のコースがありますよ(^^)

コース内容は以下の通りです(メニューより)。

〇おもてなし…モッツアレラと柿、生ハムと〆鰆・ゆずと生姜の香り
○野菜…本日のサラダ(牛蒡のクリームと栗)
○パスタ1…鹿赤ワイン煮ペーストを詰めたアニョロッテイ・アンズ茸、バターナッツ、ミモレットクリーム
○パスタ2…カマス一夜干し、蓮根、大根、椎茸のタリオリー二・赤芽じその香り
○メインはお肉を選択…ウズラのロースト・煎り米風味のウズラスープと内蔵バター
○デザート…3種から、キャラメルのジェラートと濃厚ねっとりプリンを選択
○ダージリンと小菓子

よく3000円でここまで…と唸らされるほど、凝った食材と料理法でした。
CPがよいイタリアンは街中にもなくはないですが、
お料理のほうが単調だったり、ありきたりだったりしがちです。
しかし、こちらはシェフの冒険心というか、
お客さんに楽しんでもらいたいという気持ちがお料理に現れている気がしました。

特に、うずらの一品は臭みもまるでなく、肉質も柔らか、火入れもちょうどよくて、
とろりとした内臓バターのソースの塩味もばっちり。
印象に残るお料理でした。

最近はイタリアンのボリューミーさには、
胃の方がいささかついていけなくなってきましたので、
少量ずつ、いろいろな品を、色変え様変え提供してくださるのは、
本当に嬉しいです(^-^)v

もし自宅から近かったら、しげしげ通いたいようなお店でした。
残念なのはそれだけです。

ごちそうさまでした。
いつかまた伺いたいお店です(^^)

  • ウズラのロースト・煎り米風味のウズラスープと内蔵バター
  • 本日のサラダ(牛蒡のクリームと栗)
  • 鹿赤ワイン煮ペーストを詰めたアニョロッティ

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