R5年12月、珍しくカミさんが「映画を見に行きたい」と言い出したので、イオンシネマ福島に行ってきました。子供が小さかった頃を除き、カミさんと二人だけで映画を見に行ったのは、なんと付き合い始めた学生時代に見た「バック・トゥ・ザ・フューチャー」以来なので、30数年振りとなりました。月日の経つのは早いものです。
さて、この日見てきた映画のタイトルは、なんと「ゴジラ-1.0」。カミさん情報によると、今、全米で大ヒットを記録しているとのこと。監督は、あの「ALway's 三丁目の夕日」の山崎貴監督、主演は演技力には定評のある神木隆之介さん、また「北の国から」の吉岡秀隆さんも出演されていると聞けば、もう見に行くしかありませんよね。
ネットの「e席リザーブ」を利用して席を予約し、午前8時30分からの1回目の上映に行ってきたのですが、開始10分頃に登場したゴジラの凶暴で、巨大で、そのあまりの強さに絶望を感じさせられました。(※この後、何度も絶望させられるのですが。)
その一方で、ひょんなことから一緒に暮らすこととなった女の子(明子ちゃん)の幼くて可愛らしくて弱弱しいところが、孫娘を見ているような心境になり、神木さんを小さな声で「父ちゃん」と言うシーンでは、泣けてきました。
また、同居していた典子さん(浜辺美波さん)の傷つき心折れた神木さんを包む込むような、愛情溢れる優しさにも心打たれました。(※近所のおばさん役の安藤サクラさんの憎たらしい演技にも引き込まれました。)
映画の中には、戦後の復興を描いた「ALway's 三丁目の夕日」やゴジラとの戦闘シーンでは「永遠の0」や「アルマゲドン」、そして「ジョーズ」の映像と重なる描写が出てきて、映画好きには堪らない内容となっていると思われます。
怪獣映画(ゴジラ)の好きな方は勿論、そうでない方でも、飽きの来ない秀逸なドラマ仕立てとなっており、見れば感動されると思いますので、機会があれば是非1度、映画館に足を運んで鑑賞されることをお勧めします。