『は~ (- -; 赤本の功罪』お猿と狸さんの日記

オヤヂ胃袋の独り言です。

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お猿と狸 (男性・北海道) 認証済

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GW後半の今日初日、前から目を付けていた観桜ついでに、日本海側の小さな町にあるお寿司屋さんに行こうと訪れました。

先日の赤本の発表では、星は付きませんでしたが包帯のマークがついたおすすめのレストランとしてご紹介されたお店です。

食べログでかなり人気だと有りましたので、11時の開店に11:15の到着で少し待てば12時前後には入れるかなと覚悟の上でお邪魔したのです。

小さな街のお寿司屋さんは、ご主人の人柄がとてもよさそうで、リーズナブルな料金でこれでもか!って品数のお寿司で、みなさん大満足の書き込みを見て楽しみにしておりました。

駐車場はGWでもあり、案の定満車。
相方に車を任せて、別の女性の後を追うように店内に入って様子見します。
ほぼ、10名程度の待ちですから、ま予定通り1時間も待てばいいやと思って並び始めました。
すると、人の良さそうなお母さんが、整理券持っていますか?とご質問ありまして、いいえと答えたらですよ、、、、、。
「いま、4~50人待ってるので、4時間くらい待ちますよ!」って、、、、苦しいお顔。

はい?!

4時間って、どう見ても1時間程度でしょ??
え、4~50人待ち?

すかさず、ご主人が「いや80人は待ってるな!!」
うそ~!!!

先に入った女性は、半分意地になった口調で、整理券ください!
お母さんが「4時間ですよ!それでもいいのですね!?」って、妙な確認。
一回外に出て待てばいいのですね!って、そんなに怒ったようなお話しぶりで、、、、ご主人もひるんだようで、3時間半くらいで戻ってください、、、、いや3時間かな?って
それでも、3時間ですか。
いま11時過ぎたばかりですから、14時のことですよ。

どう考えても、このGW連日この調子で、お客様相手に、開店と同時に帰って欲しいということをお話されている様子。
女性の言葉に、お母さんが「まだみなさん食べてないんですよ!」って、開店と同時に座ったお客様がカウンターとテーブルにずらりの様子を示して言い訳を述べる始末。
しかも、お寿司に手を付けているのはなるほど、まだ数組みしかない。

いや、楽しみにして1.5時間のドライブできましたが、怒りではなく気の毒でしょうがない。
ご主人夫婦に、なにも言うことありませんし、言えませんよ。。。
もともと人気があって混んでいたお店です。
赤い本に紹介をしてもらう前から、ちゃんとした商いをしていたわけです。

ここで、一気ににわか人気で、精神的に追いやられるほどの状況に、私のように気分を概して帰るお客様がどれだけいるのか。。。
分かっているのです。
この人の良さそうなご主人と奥様のせいではないんです。
きっと、この赤い本に紹介されなかったらよかったと、今、苦しんでいることでしょう。
お客様に喜んで欲しいと今まで毎日毎日頑張ってきたお二人が、今では苦しくって憎らしい顔でお客様を無碍に帰すように仕向ける言葉しか口にできない。
お客様の驚く顔を楽しんで、旨いお料理を提供することで幸せを感じてた人が、楽しい仕事が出来ていない、その姿は気の毒でならない。

私の大好きなお店が紹介されていないのが、すごくラッキーに思えてしょうがない。
タイヤ屋さんの本が発刊されたころと、現在のWebの充実した環境はずいぶんと違います。
ブランド好きな道産子は、飽きやすい気性もあるので、2~3年の我慢かな?
紹介されたことを励みに頑張っている料理人の方もいるとは思います。

それにしても、参った。
ご夫妻の汗がとても苦々しく思えた。

なにも言えね~。
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