レビュアーの皆様一人ひとりが対象期間に訪れ心に残ったレストランを、
1位から10位までランキング付けした「マイ★ベストレストラン」を公開中!
1位
1回
2017/07訪問 2017/08/29
中央前橋駅から500m弱ぐらいのライオンズマンション1F、といっても住人用の入口の裏側、広瀬川沿いに入口がある創作料理とお酒のお店です。
シルビアンさんが埼玉へ引っ越された時に、積み残しを取りにとレビューされていて以来憧れていたお店で、3週間ほど前に電話予約の上訪問しました。
このお店の最寄り駅の「中央前橋駅」近くのホテルは満室だったり古そうだったりしたので、私たちは少し離れた「前橋駅」近くのコンフォートホテルに宿を取り、そこから徒歩で向かったため、途中の歩道橋を渡るのもあり、暑い日でもあり、ちょっと疲れました。
店内はカウンター席とテーブル席があり、カウンター席に着席。開店時間で予約してあったので先客はいませんでしたが、途中で予約なしで入ろうとされたお客さんは「今日は予約で満席で・・」とお断りされていたので、やはり予約は必須のお店のようです。
まずは「生ビール」×2で乾杯。この日の「お通し」は縞鯵の南蛮漬でした。このお通しの角皿が珍しい感じのもので、盛り付けも料理のうちだなと嬉しくなりました。料理は以下のものを。
「岩牡蠣」(650円)×2
→牡蠣は二人で分けるわけにもいかないので2つ注文。とっても美味しかったけど、一気に1,300円とお会計がハネ上がるのが気になる貧乏人な私が悲しいです。これも器がとても美しくて感激。こういう派手な器は、もし買えたとしても、なかなか家では使いこなせないし。
日本酒「加茂金秀」「鶴齢」
→グラスでいただきました。グラスは薄いものでとってもお洒落でしたが、量が少なく見えるのがちょっと残念。メニューに半合グラス70mlでもお出しできますと書いてあったんですが、半合って90mlじゃないのかな。グラス洗う手間賃分が少ないのかな。
「お造り盛り合わせ」(1,800円~)
→二人分に分けて出してくださいました。当日は、金目、マグロ、イサキ、カマスで、盛り付けも美しい。薬味のひとつ「本わさびの漬け」というのも珍しくて美味しかったです。
「京都大原 蒸し野菜 雲丹のバーニャカウダ(1,500円)
→大きなせいろで供されて雰囲気も抜群です。当日入っていたお野菜は、れんこん、ごぼう、蕪、もろっこいんげん、かぼちゃ、ラディッシュ、赤蕪、ブロッコリーなどだったかな。雲丹ソースの他にお塩も出してくださり、途中、野菜が減ってきたら器を変えて出してくださいました。すごい演出。
「出汁巻き」(700円)
→他の皆様も絶賛の出汁巻き玉子にも憧れていました。見事にツルッツルの出汁巻きで、器も見事で楽しめました。
「獺祭酒粕と生ハムのハムカツ」(650円)
→カットされた断面から見える生ハムが美しいです。これはちょっと塩辛さが強かったかな。同行者はビールを追加し、私は日本酒「貴」を。最近山口県のお酒が結構好きかも。
「牛すじ塩肉豆腐」(950円)
→九条ネギっぽい青いお葱がたっぷりのっていて、一人前の土鍋のような器で出てきました。中は牛すじとお豆腐のスープ煮のような感じ。このスープもかなり美味しかったなあ。私たちの好みよりはちょっと塩が強めだったけど。
「鴨の塩焼き 実山椒おろし」(1,600円)
→付け合わせのお野菜もあり、ジューシーな鴨肉を実山椒おろしという珍しい薬味でいただくのも一興でした。
お会計は2人計13,250円(1人当たり約6,625円)。
最初メニューを見たときは、お肉料理など、一品当たりがお高いものもあって、もっと高くつく店のようなイメージがあったのですが、2人でこれだけの量を食べてお酒を3杯ずつ飲んで、クレジットカードで払ってこの値段と考えると、都内ではありえないリーズナブルさだと思いました。しかも器がどれも素晴らしくて目の保養にもなりました。
二人分とはいえ、一回の外食代が1万を超える店には滅多に行けない我が家ですが、来られて良かった~、いい記念になりました~と思えました。接客も素晴らしくて、突然の雨に傘まで持たせてくださって、本当にありがとうございました!
帰りは雨もひどかったし、またあの歩道橋を上がるのは面倒だと思い、中央前橋駅からレトロバスで前橋駅まで乗車してホテルに戻りました。
2位
1回
2017/01訪問 2017/03/02
地下鉄「中洲川端駅」⑦番出口から徒歩3分のところにある「水たき」で有名なお店です。テレビでも何度か見たことがあり、賛否両論かもしれないけれども一度は一番有名じゃないかと思われる店に行ってみようと1カ月前ぐらいに電話予約の上訪問しました。
18時で予約してあったので、開店と同時に入りました。店内の壁には有名人が来店した時の写真や色紙があり「撮影禁止」とあるので、もしや料理写真もだめなのか!?と焦りましたが、撮影禁止なのは店内の有名人の写真のことで、お料理を撮るのは大丈夫とのことでほっとしました。
私たちは1Fの手前右側のテーブル席に着席。他の席の声は聞こえますが。通路を隔てて席があったので、他のお客さんの顔は見えなくて良かったです。テーブルにはカセットコンロが置いてあります。私たちの訪問時はその日の最初だったのにガスの残量が少なくて、なかなかスープが沸かなかったのはこの値段を取る店としてはどうよってちょっと思ってしまいましたが。おしぼりはタオルですが、ビニール袋に入ったもので、その袋が風で飛んでしまうので店員さんに袋だけ下げてもらいました。
鍋のメニューは3つ。
・地鶏水炊きコース ミンチ付(一人前4,700円)
・和牛すき焼きコース(一人前5,120円)
・和牛しゃぶしゃぶコース(一人前4,900円)
一人につき必ず一つ鍋を注文しなくてはいけないという仕組みだそうです。
2名で訪問したので、「地鶏水炊きコース ミンチ付(一人前4,700円)」×2をまずは注文。飲み物は博多といえば焼酎好きな人が多いのかなと思っていましたが、おすすめの日本酒メニューがテーブルにあったので「綾花 純米瓶囲い」(グラス600円)と「大地 純米」(グラス600円)を注文。
お通しは500円でレバーの照り煮みたいなものでした。これがめちゃくちゃ美味しくて感激ものでした。
鍋はスープに地鶏が入ったものが運ばれてきて、沸騰するまで待っていてくださいとのこと。沸騰する頃に店員さんが来てスープだけをまずはどうぞと。湯飲みの縁に柚子胡椒が添えられていて、好みでそれを加えても風味が増すようです。このスープもまた美味しくて、流石~と思いました。
そのあとは自家製のポン酢の入った器に骨付きの地鶏を入れてまずはその鶏肉をいただきます。歯応えがあって美味しい身です。ミンチも店の人が鍋に入れてくれます。
お酒のおつまみにと思って一番最初に「おきうと」(450円)を注文してあったのに、この時点でまだ来ないから尋ねたら忘れられてました。これもどうかと思った点2つめ。仕方ないので生ビールを1杯注文。
鍋の野菜皿には、豆腐、人参、えのき、ほうれん草、キャベツ、マロニーみたいなのが盛り合せてありました。マロニーは溶けやすいからと思って最後の方で鍋に入れたらこれがなかなか柔らかくならなくて・・。マロニーとは別物なのかも。
火の通ったミンチと最初から入っていた地鶏と野菜を各自のペースで食べて仕上げの雑炊(ちゃんぽんも選択可能)は店の人がやってくれます。雑炊の前だったかミンチの後だったかちょっと記憶が怪しいですが、店の人が再びスープを湯飲みに入れてくれます。最初と違って随分白濁した濃厚スープに仕上がっていました。
お会計は札を持ってレジへ。レジは女将さんが担当でした。実は私が予約時間を勘違いして少し早めに行って開店まで時間つぶしに行ったのを覚えていて、帰りに「寒い中お待たせして申し訳なかったですねえ」とねぎらいの言葉をかけてくださいました。全然お店は悪くなくて私がちょっと勘違いしただけ(スケジューラーには正しい時間が書いてあった)なのに接客のプロだなあと感心しました。さすがです。
お会計はお酒も含めて2名計11.750円(1人あたり約5,875円)。鍋といえば家でも安くできるものなのにこの値段はなぜ?と半信半疑で訪問しましたが、家で作る鍋の鶏とは物が違いました。繰り返し行くかどうかは置いておいて、一度は体験して損はない店だと思いました。予約が取れて無事訪問できて本当に良かった。美味しかった~。
3位
1回
2017/01訪問 2017/03/13
雰囲気の良いお店で朝から日本酒片手にめんたい重♪(元祖博多 めんたい重)
地下鉄中洲川端駅からも地下鉄天神駅からも徒歩5分ぐらいの場所にある「めんたい重」を中心に明太子料理を提供されるお店です。西中洲にあり、旧福岡県公会堂貴賓館のすぐ近くです。
私は「ホテルリソル博多」に泊まっていてチェックアウトまで余裕があったので、荷物はまだ部屋に置いたまま、身軽なバッグのみ持参で朝食をいただきに訪問しました。この店の最大の特徴は営業時間が7:00~22:30(ラストオーダー22:00)と長いことかもしれません。
この店のことはガイド本で知り、少しお値段が張るなあとは思いましたが、一度ぐらい「めんたい重」を、そして朝食営業されているのが面白く感じて訪問してみることにしました。スマホアプリの食べログ地図を見ながら訪問して到着したら外観が素敵なのにびっくりしました。夜しか営業していないかと思うようなセンスのいい外観です。
一階のレジのところで2名と申告すると2階席へと階段で案内いただきました。ガラスの向こう側に観賞用の池のようなものが作ってあり、大きな釣竿が飾ってありました。
着席するとお水が供されますが、水にレモンが入っているのが個人的にはそんなに好きではないかな。また、ネーム入りのタオルおしぼりに香水の香りがするのも夜のお店ならいいけど食事前にはそんなに嬉しくないかも。音楽は歌謡曲もあり色々流れていました。ただ雰囲気はいいので気分はいいです。
2名で訪問し、以下を注文。
「ごまさば」(1,180円)
→スティック大根を芯に6切れほどの鯖が飾るように並べられ、万能ねぎの小口切りとゴマがあしらわれ、横には刻み海苔が添えられています。薬味としてのわさびと明太子はきゅうりをくり抜いたところに置かれてとにかく見た目にうっとり。
「田中六五 純米」(福岡県)(1合980円)
→メニューに日本酒があったので日本酒も注文。これまたおしゃれなガラス製器に入ってきました。
「めんたい重」(1,680円)×2
→辛さが選べるのでひとつは「基本」、もうひとつは「辛口」で注文。白系の陶器っぽい長方形のお重に入ってきました。蓋を開けると、ご飯、もみ海苔、昆布明太1本、大葉、針唐辛子、白胡麻という内容。昆布明太は昔いただきもので食べて感激して以来口にしたことがなかったのでとても嬉しかったです。いつまでの眺めていたいぐらいでしたが、一口ずつ味を嚙みしめながら大切にいただきました。
最後のお茶はルイボスなど色々ブレンドしたオリジナルのものだそう。ちょっと変わった味と香りでした。
お会計は1階で。2名計5,520円(1人あたり約2,760円)。朝食と思うとびっくりするような価格ですが、朝から日本酒を飲む機会もなかなかないし、雰囲気が抜群だったのでとっても気に入りました。もうひとつびっくりしたのが、お会計時に手書きのメッセージカードをくださったこと。しかも、注文したものが絵で描かれているんです!!!いやあこんな素晴らしいおもてなしの店、滅多にないかも。超気に入りました。デートにも良さそう!!オススメしたいです。
4位
1回
2017/01訪問 2017/03/11
甘味のある醤油スープに唐辛子とニンニクのピリ辛で元気になれました(楽天地 天神本店)
地下鉄天神駅から徒歩3分ほどの天神コア・ビブレ裏通り沿いのスタバ入り口左手のビルをくり貫いた路地を奥へ行くと左側にあるモツ鍋のお店です。ビルの1階は新生飯店という中華料理屋さんで、その扉を開けると私の訪問時には既に閉店していましたが、その左側にある階段で2Fへ上がります。
博多旅行にあたり、モツ鍋を本場で食べてみたいと思い、やはり初心者的には元祖的な「しょうゆ味」のスープの店を探してここへ伺うことに決めました。一度基本を食べたら、変わり種や味噌を頂いてみてもいいのですが、しょうゆ味を食べたことがなかったので。2週間ぐらい前に電話で予約の上訪問しました。訪問時は予約でない人も並べば入れたようでしたが、予約しておいた方があまり待たずに着席できました。
まず上がった2Fですが、こちらはカウンター席のフロアでした。カウンター席といっても席の数は少ないです。会計も2Fなので帰る人と待つ人が入り乱れて大変。ビルが古くて狭いからもう何がなんだか。4Fにも席があるようでしたが、私たちは3Fに案内されました。3F席は小上がりで足が疲れましたが、2Fほど暑くなくてコートかけもあったので、そういう意味では快適でした。音楽は歌謡曲がかかっていました。
2名で訪問し、まずは「生ビール」(540円)×2で乾杯。
もつ鍋のメニューは3タイプありました。
①もつざんまいコース(1人前2,390円)※人数分の注文が必要
・・・もつ鍋1.5人前(ニラ、モツ150g、キャベツ、ニンニク、唐辛子)+生もつ80g+豆腐+小鉢+チャンポン玉食べ放題
②もつ鍋満足コース(1人前1,990円)※人数分の注文が必要
・・・もつ鍋1.5人前(ニラ、モツ75g、キャベツ、ニンニク、唐辛子)+生もつ75g+豆腐+小鉢+チャンポン玉食べ放題
③もつ鍋単品コース(1人前990円)※2人で1人前の注文もOKですが、1人前の場合はお肉が予め全てお鍋の中に入れた状態で出てきます。
・・・もつ鍋1人前(ニラ、モツ50g、キャベツ、ニンニク、唐辛子)+生もつ50g
一軒目の「かわ屋」さんで皮と酢もつを食べたのが思ったよりお腹一杯のままで、あんまり食べられそうになかったので、申し訳ないと思いつつ2人で1人前の「もつ鍋単品コース」(1人前990円)を1つ注文。それだけでは流石に申し訳ないので「酢もつ」(130円)を追加し、鍋の〆の「ちゃんぽん玉」(260円)を注文。計2,460円(1人あたり約1,230円)。
この店の「酢もつ」は、身の部分もあって、すごいお得感がありました。味もさっぱりしていてGOODです。
鍋は1人前なので鍋の半分ぐらいしか入っていないので、「もつざんまいコース」などのような山盛りフォトジェニック写真は撮れませんが、味は堪能できました。スープが甘くておいしいところに唐辛子のピリ辛さがいい感じに引き締めてくれてすごいです。ニンニクのスライスも辛味を添えていい感じ。食べていて元気が出る感じでした。そもそも「もつ」がそんなに得意でない私がハマるほどのクセもなくて食べやすいモツってすごいです。
お会計時には昔懐かしい感じのガムをくれました。こんなに安くて重労働なのに、店員さんは笑顔で親切で気持ちのよいお店でした。味よし、値段よし、人柄よしと三拍子揃った店ってすごいです。初めての「もつ鍋」をいただくのにこの店を選んで良かった~。ご馳走様でした!また博多へ行ったら寄りたくなる店でした。
5位
1回
2017/01訪問 2017/03/20
「博多鉄板焼肉」がご飯やビールによく合う♪(川端 まんぷく亭)
上川端商店街にある博多鉄板焼肉のお店です。昔ながらの食堂っぽい雰囲気に惹かれて予備知識なしに入ってみました。
お水と灰皿はセルフサービス。テーブルにはティッシュと爪楊枝と割り箸と鉄板を傾けておくための箸置きならぬ鉄板置きの木が備え付け。
メニューの鉄板焼肉は、1人前が780円、1.5人前が1,050円、2人前が1,500円。こちらのお店の「博多鉄板焼肉」とは、新鮮な国産キャベツに国産豚肉を特殊な脂で炒め、あつあつ鉄板の上に盛り付けたスタミナ抜群のものを、特製の辛子味噌を絡めて頂くというもの。
店内は4人がけのテーブル席の他、混雑時は相席をすると想像される大きなテーブル席がありました。私たちは2名で訪問し、16時過ぎという半端な時間で先客がいなかったので4人用テーブル席に着席しました。
BGMは歌謡曲がかかっていました。15時まではお得なランチメニューが利用できるそうですが、訪問時は夜メニューでした。といっても別にそんなに高くは感じませんでした。逆にランチタイムを過ぎていたので「ほろ酔いセット」というものを利用できたのでそれを注文することに。
「ほろ酔いセット」
セットAが鉄板焼肉+生ビール中or瓶ビール
セットBが鉄板焼肉+生ビール小+ごはん小+お味噌汁
鉄板焼肉の大きさで値段が違い、1人前セットが1,200円、1.5人前セットが1,500円、2人前セットが1,800円でした。
私たちは「セットB 鉄板焼肉+生ビール小+ごはん小+お味噌汁」(1,200円)×2を注文。ご飯には沢庵が2切れ添えられていて、小とはいえ、いい感じにたっぷり盛ってくれていました。ビールのお伴にいつもなのかサービスなのかよくわかりませんが、大根キムチを出してくれました。
鉄板焼肉はジュージューとアツアツの状態で供されます。白シャツなど、油跳ねが気になる洋服の人は要注意ですが。私は丸洗いできる服なので問題なし。味は結構濃いめなので辛子味噌はなくても美味しかったですが、辛子味噌の味もなかなかいいので、少々つけても頂きました。鉄板を傾ける箸置きみたいなもののおかげで、脂は端に寄せられるので、脂っこさもちょっと軽減できます。
ちょっと濃いめで脂っぽいとはいえ、ビールと一緒に、ご飯と一緒に頂くにはハマる味です。今回の旅で有名店で予約して行った店も良かったけど、全く予備知識なく入った店の中で一番気に入ったかも!!
店を出たところには消臭剤があるというサービスも微笑ましいです。また博多に来たらぜひ寄りたいお店です。ご馳走様でした~。
6位
1回
2017/01訪問 2017/03/05
博多ラーメン1杯290円の24時間営業店は味も大満足(はかたや 川端店)
地下鉄・中洲川端駅から川端商店街(博多リバレイン、博多座からキャナルシティ博多までをつなぐ、およそ400メートルのアケード)を歩いて櫛田神社へ向かう途中の一角(道路の角)にあるラーメン店です。この角、向かいに元祖ラーメン長浜家さんやうどんのウエストさんもあって麺屋激戦区でした。
せっかく博多へ行くのでどこかでラーメンを食べようと思っていましたが、ガイド本を見て知ったこちらのお店は24時間営業なので朝食として食べられるなと思い、朝8頃に2名で訪問してみました。
席はカウンターのみ。カウンタ内が厨房という作りで、椅子とガラス戸の間は結構狭いです。音楽は古い歌謡曲が流れていました。9時~18時は禁煙でそれ以外は喫煙可の時間したが、8時前に訪問した際には運よく先客はたまたま誰も吸ってなかったので嬉しかったです。お水は給水機からセルフサービス。
訪問時は厨房には男性と女性がひとりずついて、どちらも優しそうないい感じの方で、注文が重なって忙しい中でもにこやかにてきぱきお仕事をされていました。朝なので学生服の人がいるかと思いきや、ビールを飲みながら餃子をつまみにしているグループやら色んな客層がいて満席でした。
私たちは「博多ラーメン」(290円)×2杯、「煮玉子」(120円)×1、「きくらげ」(50円)×1、「餃子8個」(250円)×1皿、あとから「替え玉」(100円)を注文。
この旅ではレンタカーを借りる予定もなかったので飲んでも良かったのですが、前夜日本酒を飲んだし、この日の夜も夕食2軒を予約済だったのでやめておきました。
ラーメンは「新味」というのが390円でありましたが、初めての訪問なので前からある「博多ラーメン」にしておきました。
カウンターには、ラーメンが薄く感じた時に任意で入れるための「ラーメンタレ」、餃子タレ、白ごま、ラー油、胡椒、爪楊枝、おろしにんにく、紅ショウガ、箸、レンゲなどが備え付け。
「博多ラーメン」は黒い器に入ってくるので白濁したスープがよく目立ちます。チャーシューはごく薄いものですが、この値段なので何の文句もありません。トップには青ネギの小口切りがのっていました。
麺もスープもちょうど好みの味ですごく気に入りました。これで一人あたり約405円とは恐れ入りました。安かろう悪かろうではない店というのが素晴らしい。福岡に住んでいたら何度も通いそうな良店でした。ご馳走様~。
7位
1回
2017/01訪問 2017/03/14
「ごぼううどん」の見た目もGOODだけど「南関あげうどん」も最高♪(うどん和助 天神店)
地下鉄空港線・天神駅から徒歩5分弱ぐらいのビルの1Fにあるうどん屋さんです。
「元祖博多 めんたい重」で朝食を食べたあと、ホテルのチェックアウトをして荷物を預けて、旧福岡県公会堂貴賓館と福岡市赤煉瓦文化館を見学し、アクロスのステップガーデン(外階段)でビルの屋上まで登って降りたあと、昼食をどこで食べようかなと食べログで検索してこちらへ向かってみました。
土曜日の12:40頃、2名で訪問。訪問時はたまたまラッキーだったようで、ほとんど待たずに入れましたが、出る時は結構並んでいました。うどんは注文してから茹でるそうなので、出てくるまでに少々時間がかかるのでその分タイミングによっては待つことになるようです。
席は入口に近いところにカウンター席、奥にテーブルがあり、空いていたのがテーブル席だったのでテーブル席へ。テーブル席は2人用と4人用がありました。テーブルにはお水のポットとレンゲ、天かす、黄柚子胡椒、唐辛子みたいな粉が備え付け。音楽はJ-POPでした。
注文したのは、以下のもの。
「ごぼううどん」(600円)
→ごぼうは、うどんに「乗せる」か「別皿」かを選ぶことができます。「別皿」の方が食べやすいのでオススメみたいでしたが、ここはフォトジェニックな「乗せる」を選択。「乗せる」ごぼうは薄くスライスしたゴボウを円形にかためて揚げてあり、うどんの器の蓋のようにのってきます。器からはみ出ているのでお盆にのってきます。少しずつ崩してサクっとした食感と、つゆに浸すしんなりした食感の両方を楽しみました。
うどんはツルンと滑らかでいて硬くなくてかといって柔らかすぎることもなくて絶妙な感じ。汁の味もとても良かったです。
「南関あげうどん」(600円)+トッピング「丸天」(150円)
→「南関あげ」という名前は初めて聞いたので、どんなものか尋ねてみたら、熊本県南関町に昔から伝わる油揚げなんだそう。油揚げは大好きなので早速注文。大きな揚げで、ふっくらとジューシーです。これは食べられて良かった~。大ファンになってしまいました。甘く炊いてある油揚げの影響で汁はやや甘めになっています。ごぼううどんの汁との違いを楽しめるのもまたいい感じ。「丸天」は安定のおいしさです。
それにしてもこの内容でそれぞれの基本のうどんが600円とはなんて安いんでしょう!都内なら倍ぐらいしそう・・。博多のうどん屋さんのレベルの高さはびっくりです。うどん以外にも色々メニューがあるそうなので、夜などはうどん居酒屋さんみたいに利用するのもありかも。人気のほどがうなずける良店でした。先行レビュアーさんのおかげでいい店に行けました。ありがとうございました。
8位
1回
2017/05訪問 2017/06/08
オーナーシェフ一人で切り盛りする、特に魚介系料理が秀逸なイタリアン(西脇 アルヴェアーレ)
兵庫県西脇市にあるイタリアンレストランです。JR加古川線・新西脇駅より車で5分ぐらいの場所にあり、駐車場は4軒ほど並んだお店の共通利用の広めのものが店の前にありました。
2017年GWの1泊目に西脇ロイヤルホテルさんに宿泊した際、夕食を食べられる場所をホテルフロントの方にお聞きして頂いた周辺マップに載っていたので行ってみました。4軒並びの中では一番左側にあり、その他には、うどん屋(当日臨時休業していた)、串揚げや釜めしの店、焼肉店がありました。
迷った結果、こちらに入ることにし、GW中日の火曜夜に2名で入店。全席喫煙可なのは食べログ情報で承知していましたが、先客が一人吸っていらっしゃったのは私たち嫌煙家にとっては少々残念。ただ、このあたりは全国平均よりも喫煙率が高そうだから、禁煙にすると集客が難しくなるんだろうなと思うと仕方ないですね。
店名の「alveare(アルヴェアーレ)」は、公式情報によると、イタリア語で蜂の巣、大勢の人が集まる場所 という意味だそうで、 テーブルいっぱいのお料理をみんなでワイワイ楽しんでください。という気持ちが込められているんだそう。
外観も内装もブルーと白を基調としたカジュアルな雰囲気ながら、オーナーシェフ一人でやっていらっしゃるというお店の料理は、かなり本格的なもので、その中でも特に魚介類の料理が得意なのだとか。とはいえメニューにはお手頃価格の品も載っているので、その日の気分によってお客さんが選んだらいいとは思いますが。私たちはオーナーシェフと話をして、「シェフにおまかせ取り分けセット」(4,320円×2=8,640円)をお願いすることにしました。
飲み物は「グラスワイン(白)」(540円)×2で乾杯。銘柄はお任せでお願いしたら、チリ産ソーヴィニオンブランとのことでした。ワインは詳しくないのですが、これは美味しくて、このシェフにお任せしたらいいものを選んでくれそうと思って、このあとはボトルでお願いしてみました。これまた予算によってピンからキリとのことでしたが、そんなに予算もないのでお安めのものをお願いすることにして、スペインのエヴォディア2013年という白ワインを1本(4,100円)いただきました。
さて、当日いただいた内容ですが、以下のようなものでした。
・高知産の金目とヒラメのカルパッチョ。
・北海道産ボタンえびのパルマプロシュート巻き。
・ホタテのアヒージョ舞茸とゲソ入り。
・アイナメのフリッター。
・イサキとサヨリ、フルールドセルという塩添え。
・空輸したオマールえびのアメリケーヌソースのスパゲティ。
私たちが美味しい美味しいと食べるもんだから、シェフはついつい食材をサービスしちゃったそうで、「あ~やっちゃった~」と、笑いながらぼやいていらっしゃいました。本当はもっと高いお値段にしなきゃ儲けが出ないのにって。(笑) このあたりが「おまかせ」のいいところかもしれませんね。
本当にどれもびっくりするぐらい美味しくて、食材そのものの味をもっと高めて調理されているという感じで、感激でした。
お腹も満たされたのですが、ちょっと興味があって
・アーリオオーリオペペロンチーノスパゲティ(750円)を追加。
食後のドリンクには
・エスプレッソ(480円)
・アッフォガート(580円)
をいただきました。
こちらのお店で使っていらっしゃるコーヒーは、深煎りのコーヒー豆を細かく挽き、イタリア・カリマリ社製のエスプレッソマシンを使って短時間で抽出するので、雑味成分が溶けだす前に抽出が終わり、コーヒーの持つ旨み成分の割合が高く、カフェインが少ないコーヒーなんだそうで、夕方以降にコーヒーや緑茶を飲むと寝つきが悪くなりがちな私でも、この日はホテルに戻ったら間もなく寝落ちてしまったほどでした。
オーナーシェフはお話が面白くて、ついつい話し込んでしまうほど。個性的なので合う人と合わない人がいるかもしれませんが(誰しもそうですが)、私たちにとっては、人との出会いの偶然って素晴らしい、この店やマスターに出会えて良かった。ってしみじみ思えて、またぜひこの店を目当てに関西に来たいと思える店でした。
お会計は2人計15,630円(1人あたり約7,815円)。ほんとはこんな値段では食べられないような食材のお料理を偶然頂いちゃったと思うので、今度予約するときは、お料理だけで1人7千円ぐらいの予算でやってもらおうかな。
ちなにみクレジットカードは利用できないので、行かれる方は、現金でよろしくお願いします。
9位
1回
2017/04訪問 2017/06/04
具沢山で味が良くてCPが良くて外観が可愛い今年一番気に入ったパン屋さん(所沢 BellTeco)
JR武蔵野線・東所沢駅から徒歩10分弱の場所にあるパン屋さんで、テイクアウトの他、店内やテラス席でイートインでき、テラスはワンちゃん連れもOKというお店です。
4月下旬の日曜日、昼食にどこかパン屋さんで行ったことがない店へ行こうと思って食べログで検索して知りました。車で行きましたが、駐車場も敷地内に広めのものがあり便利です。
店に入ると、右側がトングとトレーでパンを選んで取るコーナーで、左奥が喫茶コーナー。イートインする場合の席は、先に取ってもいいし、買ってから着席するのでもいいそうです。2名で訪問し、私たちは念のためにタオルハンカチをテーブルに置いて席確保を先にしました。
選んだのは以下で、ドリンクはお会計時にレジで注文しました。レシートにパンの名前が書いてあるので後からもわかりやすくて嬉しいです。
・カレーパン(162円)
→具の量が半端ないです。こんなすごいカレーパン初めてかも!感激。
・ジャーマンドッグ(260円)
→入っているウインナーが太くてジューシー。これは内容を考えると安すぎと思うほど~。
・焼きそばサンド(184円)
→これは昔ながらの懐かしい感じの味と食感のパンを使用していて安心感があります。
・ハムチーズ(260円)
→チーズがすごい量でとにかく驚き。チーズ好きはぜひ食べてみてほしい。パン生地がフランスパン系でいい感じ。
・クロワッサン(152円)
→とても秀逸。できたてを食べられて嬉しい。値段が安い~。
・ツナたまごサンド(216円)
→玉子の白身も細かくスムースな食感。これに関しては個人的には家で自分で作る白身が粗みじん切りの方が好きだったりはするけど、これはこれでありかとは思います。
・アイスコーヒー(226円)
→プラカップでの提供。
・ホットコーヒー(206円)
→紙カップでの提供。表面に泡のあるタイプでした。
どれも具がたっぷり惜しげもなく入っていて、味が良くて、値段が安くて、スタッフさんの雰囲気も良くて、店の外観が可愛らしくて、店内はウッディで自然な感じで最高でした。うちからは武蔵野線の駅では一駅分とはいえ、距離が長いので少しアクセスに時間がかかりますが、それでもここは何度も通いたくなる今年一番気に入ったパン屋さんでした。先行レビュアーのみなさま、今回も有意義なレビューをありがとうございました。
10位
1回
2017/02訪問 2017/04/16
こんなにフレンドリーでCPの良いビストロは初めて☆もちろん味も♪(駒沢大学 コンフル)
東急田園都市線・駒沢大学駅から徒歩1分ぐらいの2階建の建物の1F部分にあるビストロです。2階はタイルの会社さんみたいで、建物自体は新しい感じではなく、地味なものでした。
同級生と3人でランチすることになり、このエリア在住の友人が一度訪問して落ち着く感じで良かったと教えてくれて予約もしてくれました。2月下旬の土曜日でしたが、予約をしたからか、一番奥の4人用の個室風のところに案内していただき感激。ワインセラーが横にあり、ワインにも信頼が置けそうな雰囲気を感じました。
休日でもランチ(11:30~14:00)は1,500円(税込)という有難い価格です。メニューはメインが3種の中から選択する方式で、訪問日のメイン料理は以下のものでした。
・鶏もも肉のポアレ ハチミツと白ワインヴィネガーのソース
・真鯛のポアレ アメリケースソース
・豚フィレ肉のムニエル 軽いクリーム仕立て
これらに、スープ、サラダ、デザート、コーヒーor紅茶がつきます。
お酒は別料金ですが、
・昼の生ビール 小400円 大650円
・昼のグラスワイン(白or赤) 700円
・昼のスパークリングワイン 800円
を注文することも可能です。私たちは午後から車に乗る友人がいたので今回は注文せず。
食後のコーヒーは、+200円で元住吉muiさんの美味しいコーヒーをハンドドリップで用意していただくこともできるそうですが、これまた、初めて訪れたしということで基本のコーヒーのままで。
最初に供されたのはスープ。この日の素材はレンズ豆とマッシュルームだそうで、色は地味ながら、滋味あふれる味というか、しみじみと素材の良さを感じられる濃いスープでした。
次に供されたのはサラダ。これは自家製ツナがトッピングされており、このツナの味が実に味わい深い。今でも思い出すほど美味しかった。野菜も新鮮なのは勿論のこと、彩も種類も豊富で、サラダ一品にも手を抜かない立派さに感激しました。
次はパン。2種あり、ひとつはクルミ入り、もうひとつはフランスパンでしたが、硬すぎることもなく、食事によく合う感じのものでした。
メインは友人二人は「鶏もも肉のポアレ ハチミツと白ワインヴィネガーのソース」を選び、私は「真鯛のポアレ アメリケースソース」を選んだのですが、2切れの真鯛は切り身も厚く、皮がパリっと調理されていて、付け合わせのかぼちゃのペースト風のものも、もちろんアメリケースソースもとっても美味しかったです。
そしてデザートがプレートで出てきたのにも感激。1500円のランチですよ~。それなのにこの豪華さ。少量のフルーツ3種、オレンジのパウンドケーキの薄切り、アイスクリームのグラスという構成。アイスクリームのグラスなんて、ちょっとしたミニパフェぐらい凝ったもので、感激しまくりです。
コーヒーはマシン抽出の表面に泡があるタイプでしたが、カップの形がおしゃれでした。
こちらのお店、ホールの男性がとても気さくで、かつ的確でとても魅力的でした。オーナーさんなのかしら。CPが良くて接客が良くて素材がよくて料理が美味しいという、滅多に出会えないお店に伺えてとても貴重な日となりました。ここは夜も伺ってみたいな~。
あと、友人が帰る時にこの近くにあるピッツエリアも有名で美味しいと教えてくれたのでそちらも伺ってみたいな。この辺りは住宅が多いから雰囲気も落ち着いていていいなと思いました。
2017年は個人的にはなかなか厳しい年で、旅行も外食もこれまでよりは減りましたが、なんとか年を越すことができて感謝しています。2018年は今まで以上に普段の節約と、ここと思う店にお金を使う、というメリハリを大事にしたいと思っています。