レビュアーの皆様一人ひとりが対象期間に訪れ心に残ったレストランを、
1位から10位までランキング付けした「マイ★ベストレストラン」を公開中!
1位
1回
2017/01訪問 2017/01/27
正義のヒーロー、とんかつマン。その名も『ぺい』。【review#5586】
エリアでいうと淡路町。とんかつという名前が前面に出ていますが、牡蠣料理で評判のお店です。
ランチタイムでの訪問。開店は11時半。20
分前に到着。既に2人待ち。到着間も無くして、学生、サラリーマン、OL、開店15分前で10人ほど並んでいました。
お店は16席と小さな定食屋という感じ。4人×4席という配置。開店と同時でも入れない人もいて、可能な限り入店させるので、4人ちょうどじゃないと相席になります。予めお新香がテーブル上に配置。キャベツときゅうりのお新香です。
●カキバター定食(税込1850円)
まず味噌汁。凄い独特!昆布?しっかりとダシが取れていて味が濃いのに、甘みもあるから、後味が不思議とすっきりしてる。他では味わうことのできない素晴らしい味噌汁。これだけで4.4(笑)
大粒の牡蠣は6粒。値段だけ切り取れば決して安くはないけど、こんな大粒が6個もあれば納得。周りがパリッとするよう丁寧に焼き上げられています。肉厚でふっくら。臭みはほとんどありません。バターがしっかり効いていてソテーされているので、ご飯が進む進む。噛めば甘みも湧き出てくる美味しさ。余韻も続く、素晴らしいカキバター。
回転率は悪くないので、1度は並んでも食べてみてほしい一品。
2位
1回
2017/06訪問 2017/06/13
私はここ以外ではうなぎは食べたくありません(byうなぎが主食)【review#6400】
長野県にある広大な面積を誇る諏訪湖。そこでは鰻が非常に多く収穫されるとのことで、長野県も静岡に引けを取らないくらい鰻が有名で、専門店も多いようです。
こちらのお店は、長野県でもトップクラスの専門店として有名のようで、松本駅からは約700mの距離にあります。大通りに面しているわけではないけれど、その知名度から調べてやってくるお客さん多数。店に近付くにつれ、お店の姿よりもまず炭の香りが漂い始めてきます。嗅覚でお店が近いことを知ることができるという凄さ。
開店は11時半。しかし、10時過ぎから既に並び始めるとの情報を仕入れていたので、10時過ぎに着くよう訪問したら、既に先客。後からまたちらほらやって来ましたが、10時45分には入店させてくれ、店内で待つことができました。
靴を脱いで座敷へ。料理の提供は開店時間通り11時半のようですが、事前にオーダーは受けていました。料理は基本うなぎ料理のみ。2切れ(うな丼・税込2970円)、3切れ(うな弁当・税込4350円)、4切れ(うな重・税込5430円)で値段が変わります。
ここで驚きの事態が。なんと、10時52分の時点で、4切れは売り切れ。正式な開店を待たずして売り切れるとは恐るべし。
●うな丼
11時半、提供時間が近付くにつれ、店内にも炭の良い香りが。
2切れのにしました。それでも運ばれて来たものを見ると、結構なサイズ。うなぎは、蒸してから焼くあっさりの関東風と、そのまま焼き上げる皮がパリッとした関西風があるようで、長野県内では関東風・関西風が混在しているようですが、こちらの鰻は関西風。
非常に丁寧に焼き上げられているので、皮の端々がパリッとしています。そして、口の中に広がる炭の香りと凝縮された旨み。噛むとその旨みが溢れ出て来ます。ふっくらとした身に油を纏っていて、関東風に慣れていると、人によってはその油量は多いかな?と感じることも確かにありますが、それもまた美味しい。そして、色合いも美しく、これはまさに芸術。ご飯の量も多いので、この一杯で大満足。
ロマネコンティがなくてもお茶で満足。だって、鰻だもの。
3位
1回
2017/05訪問 2017/07/02
そう、どこかに向かうために車を走らせていたのです。そしたら、ケーキのような絵が描かれたのぼりを発見したのです。なんだろうなぁ、なんか気配を感じるなぁと、恐る恐るその場に向かい、中に入っていったのです。
シフォンケーキのお店でした。あるはずのない、ただ長閑な場所に突如として現れたシフォンケーキのお店。のぼりが立ってなかったら、ただの農家。
建物の中に入ると、明るくて柔らかい女性スタッフがお出迎え。『試食もありますので』という声かけをいただいたので、チョコレートのシフォンケーキをお願いすると、用意がないとのこと。なのに、わざわざカットしてくれ、しかもチョコレートだけではなく、紅茶とプレーンのシフォンケーキまで、更にはゆず茶までサービスしてくれるという優しさ。
なんでも、通り沿いにのぼりやら看板を出したのは最近になってからとのことで、それまではほとんどお客さんが来なかったとのこと。そして、東京からお客さんなんてほとんど来ないから嬉しいですなんてことを言われちゃいました。ってか、たまたま通りかかってお店を見つけるというのも、やはり運命。しかも金・土・日、5時間しかオープンしてないんだもん。口コミを何件書こうが、『口コミの少ないお店に行く』というのは薄れることはないな、うん。
シフォンケーキはどれも税込220円になっています。
●プレーン塩
まずは基本的なものからいただきます。
って、うまっ!なんだこのフワフワ感。そして、しっとり感。全くパサつきがない。で、この商品をお土産用にも購入したのですが、冷蔵庫で冷やして翌日食べてもフワフワ感が残ったまま。クオリティ高い。また、塩が入ってることで、味に締まりがあって、飽きずに食べられるんですよ。素晴らしい。
●チョコくるみ
チョコレートなので、チョコレート色をしたシフォンケーキ。チョコが入っているからなのか、幾分フワフワ感は抑えめになってしまいますが、それでも普通のシフォンケーキに比べると遥かにフワフワしてる。クルミの食感が良い。
●紅茶
アールグレイ。上品で爽やかな仕上がりですね。紅茶は風味付け程度に入れてあるので、シフォンケーキそのものの味は壊してない。
そうそう行ける場所ではないし、なかなか見つかる場所でもないと思うし、これを見た近隣の方、ぜひ足を運んでみて下さい。
4位
1回
2017/02訪問 2017/02/18
銀座にあるかりんとう専門店。食べログで銀座のお店を色々調べてたらヒット。とりあえず地図を頼りに目的地まで到着。とても小さなお店。出入口も少しだけ奥まっちゃってるから余計に存在感がない。これ、知らなかったら普通に気にせず通り過ぎるだろうなぁ。
店の中も狭い。2人で一杯ぐらい。まぁ、テイクアウト専門で、かりんとうしか取り扱ってないからそんなに規模なんて必要はないよ、確かに。
1袋900円(税込)を購入。細いのと太いのがありますが、太いのをチョイス。
おぉ、凄いカラッとしてますね。油っこさもなく、とてもさっぱりとした仕上がり。風味もいいですねぇ。乾いた感じのカラッとさがたまらない。甘みも控えてあるので、一般的なかりんとうとは全然違う。食べ応えもあり、これは美味しい。気にいった!
5位
1回
2017/06訪問 2017/06/27
初夏のクチコミ0〜2件祭り Vol.4【review#6497】
〜2017.06.27現在 クチコミ2件〜
三鷹駅から井の頭通りへと出て、右方向に進んでいくも存在している居酒屋さん。
山形の郷土料理を提供する、家庭的な温かさのある隠れ家的なお店ですが、広いテーブル席が2つ、そしてカウンタ席、そんな構成で、大人数でもお一人様でも対応。
女性スタッフのみで切り盛りしていますが、例え忙しくても笑顔で対応し、サービス面もばっちり。
食べログを見ても、メニューを見ても、もきちの味だと書かれていた『肉じゃが』(税込720円)と、生中で晩酌。お通しはもずく酢。とりあえずもずく酢はそんなに酸味はなく食べやすいし、生姜が効いててさっぱり。
で、肉じゃがですが、正直値段が高いなぁと思っていたら、とんでもないサイズの器で出て来た。これ1つで少食の人なら夕飯になりうる肉じゃががやって来た。そして、真っ黒の煮汁。味が濃そうなのに、全然辛さはなく、むしろ甘みを感じる良質な汁。味噌?って、この肉じゃが、本当に美味しい。内容的には、じゃがいも3つ、人参2つ、鶏肉2つと、材料費はかかってんのかかかってないのか分からないけど、味で全て納得できる。鶏肉も柔らかいし、全ての食材に味がしっかりついてる、なのに辛くない。
最後の一滴まで煮汁を堪能できるよう、スプーンも付いてる。ここ、美味しい。けど、全体的に高い。生中600円、肉じゃが720円、お通し500円。まぁ、経済的に余裕があれば、それだけの価値はある!
6位
1回
2017/10訪問 2017/10/12
米沢と言ったら真っ先に浮かぶのが牛。
ですが、米沢には牛と並んでもう1つ、鯉も有名だということを知る。そんな米沢で唯一(?)鯉料理の専門店として営業しているのがこちらのお店。料亭のような雰囲気があり、1階はテイクアウト用の商品の販売、2階が食事処となっていますが、食事処は座敷。
食べログでの評価は3.50。また、超限定された専門店ということで、11時オープンと同時ぐらいにいかないと並ぶのでは?という焦りもあり、開店と同時ぐらいに訪問しましたが、お客さんはいなかった。
メニューは鯉を使った料理のみ。メニューに書かれていたのは、鯉こく、鯉の甘煮、鯉丼で、鯉丼のみは単品注文もできるようですが、あとは定食メニュー2100円として用意されるようです。
が、お店の方がオススメとして鯉の甘煮を挙げた後、メニューに書かれていない商品のセレクト方法として、ご飯、鯉の甘煮、味噌汁の3つで1050円というのをお知らせしてくれました。この辺りは食べ歩く人が多いから、そういう組み合わせも行っているのだとか。
わざわざそういう組み合わせ方を教えてくれるなんて、とても優しい。お会計の時も料理の味についての感想を聞いたりと、お客さん目線でいろいろ動けているなぁと感じました。
ちなみに、鯉の甘煮は、米沢市内の冠婚葬祭の場では当たり前のように食べられている料理だとか。
さて、鯉の甘煮です。骨以外は、皮も全て食べられると教えられましたが、まずは身のみいただくことに。
ほほぅ、凄い締まりがありますね。だけど柔らかい。余計な脂とかは一切なく、あっさりとしている。そこに、甘く濃く味付けがされていて、とても深い味わい。ご飯によく合う。ドブ臭いイメージがあった鯉ですが、そのドブ臭さもない。身はあっさりとしているので、味自体は単調。なもんで、身だけを食べ続けると途中で飽きがくるかもしれません。
そこで、皮の存在意義を知ることに。身に続き、皮のみを食べてみます。皮は所々パリッとしています。皮は皮で美味しいんだけど、味がよく染みちゃってて味が濃いめだし、これだけで食べ続けるには味気ない。
しかし、そんな身と皮を一緒に食べると、より美味い!食感としても味としても、皮と身を同時に食べることで、これが鯉本来の美味しさだっていうものを堪能することができます。美味しい。どこまでも食べられそう。食べてても、ヘルシーであることも感じることができる。
滅多に鯉を食べる機会なんてないですが、だからこそこれが最初で最高の味って感じになるのかな?ちなみに味噌汁は、ダシが取れてて良い感じの味だったし、たくあんは深みのある味で、普通のたくあんよりも美味しく感じました。
7位
1回
2017/12訪問 2018/04/17
中野駅周辺の居酒屋、食べログ評価の高いところが多いですね〜。居酒屋で3.50を超えているところがごろごろしているのは、中野ならでは?
そんな中野において、とりわけ評価の高いお店がこちら。マグロ料理をメインに据える居酒屋で、お客さんもわんさか。ラストオーダー近くでようやく入店することができたので、軽く飲むことに。
とりあえず、must eatと書いてあった、マグロマート盛りをオーダー。必食と書いてあったのでね。1人前は880円ですが、注文は2人前から。マグロ、5種の部位。軽く炙る用のプレートも用意されます。
まず、どれも色合いが本当に良い。見るからに鮮度の良さが感じられます。どこの部位がどんな食感だったかとかは覚えていませんが、とにかく美味しかったのは覚えてる!鮮度良し、臭みなし、脂のノリも良い。
部位によって食べ方があるようで、そのレクチャーをスタッフから受けましたが、炙るもの、ごま油でいただくもの、楽しみ方もいろいろで、そのいずれも美味しい。炙る必要のある部位は、表面を軽く炙ることで、表面の食感と中のレア具合との対比も楽しむことができ、香ばしく、生より美味しくいただくことができます。
ノドウラ鉄板焼き680円、肉厚でとても柔らかい、まるでお肉のようなマグロ、噛むと旨みがジュワッと。それにネギソースがかかっていて、凄い美味しかった。
ここはまた行きたいし、オススメしても恥じない優良店。
~ノドウラ鉄板焼き動画~
https://youtu.be/rmnG1-ppNCw
8位
1回
2017/09訪問 2018/01/08
茅ヶ崎駅から南下していくと、『和カフェ』と書かれた一軒家のようなカフェを発見。9時オープンのようで、9時頃、お店の方が入り口付近のセッティング。調べてみると、黒糖をウリにしたカフェのようで、モーニングセットの提供もあるという。
モーニングは6種類あり、ノーマルのトーストセットでも540円。他、600円台。そもそもブレンドコーヒーの単品価格が500円だったので、モーニングセットの価格もこれぐらいになりますよね。
その中で、おすすめマークが付いていたのは、『黒糖あんトースト』(600円)。きなこホイップ付と書かれていました。
名前だけでは想像がつくようで想像がつかない。運ばれて来たものを見ると、トーストの色がナチュラルに黒い。黒糖の入ったトーストのようです。バターが薄ら塗られていますが、まずバターの香りが良い。あんこやホイップクリームを付けずまずはそのまま。トースト単体でもほのかに甘み。ほほぅ、美味い。で、付け合せの黒糖あん&きなこホイップクリームを添えて食べてみると、きなこホイップが凄い軽い。ほわっとして、非常になめらか。あんこを優しく包んでくれている。美味い。あんこはやや渋みのあるものでしたが、だからこそ味が締まっていて、食べた後もダレない。小豆の風味も高く、素材そのものの美味しさが感じられますね。粒の食感もしっかり残っているのも良い。トーストそのものも美味しいけど、あんこ&ホイップクリームを乗せた方がはるかに美味しい。黒糖のエグい味が出てないのも評価するに値する。上品な甘み。やばいな、このトースト。美味しい。冷めてもふんわり食感が失われないのもポイントが高い。
豆から挽いているコーヒーは、黒糖に合わせたブレンドになっています。とても良い香りで心安らぐ。朝に相応しい爽やかさ。しっかりとした苦味、確かなコク、余韻のある、後味すっきりな一杯。コーヒーも美味しいなぁ。トーストによく合う。
コーヒーの付け合わせとしてサービスで提供される、週替わりの黒糖、西表島?の黒糖。噛むと口の中に黒糖の風味が一気に広がります。深い味わい、サクサクとした食感、高貴な甘みと言いますか、黒糖をそのまま食べる機会があまりないから、美味しいな〜って素直に思えた。味は濃く、口の中にしばらく残りますが、やはり嫌らしい感じはないし、その甘みはコーヒーが中和してくれるので、コーヒーと黒糖、良い組み合わせですよね。
このカフェ、近場にあったら定期的に通うな。良いお店!
9位
1回
2017/05訪問 2017/05/10
日本ロマンチック街道という、何とも言えないネーミングセンスを持つ街道沿いにある和菓子屋さん。
『ゆばおにぎり』(税込・2個400円)というのぼりに目を奪われ、立ち寄った和菓子屋さん。和菓子屋なのにおにぎりが売っているという何とも不思議な感じでしたが、ここのゆばおにぎりは有名のようで芸能人も多く訪れているのだとか。で、有名人のサインは飾ってないようですが、訪問した一般客の感想みたいなのがたくさん貼ってあり、どれも賞賛する書き込みばかり。
夕方前に訪問しましたが、『まだ残ってますよ』と言われたので、売り切れることもあるんだなぁって。さて、ゆばおにぎりの実態。味付けされたもち米に湯葉が巻いてあります。箸で持っても崩れないくらいにしっかりしてます。イメージとしては、要するにおこわ。湯葉巻きおこわってところですね。大きな俵形のおこわを覆うように、湯葉を存分に使用。ふっくらとしたお米の美味しさ、ちょうど良い味付け、そして湯葉のつるんとした食感。湯葉が引き立つ味付けが1番のポイントかな。いや、これは本当に美味しい。
湯葉が苦手な人でも好きになるという、お店の人の言葉は嘘ではない。
10位
1回
2017/07訪問 2018/01/07
新潟では、”へぎそば”なるものが名物らしい。新潟出身の知人が、『へぎそばに食べ慣れてるから(普通の美味しいそばを美味しいと思えない)』と言ってるのを聞いたことがあるけど、実際どんなもんなんだ、へぎそばっつーのは。
というわけで、こちらのお店に来てみましたが、正直、食べログ評価の高いお店がありすぎて、どこが良いのかサッパリ分からない。本当、直感ですよね。
人が多い。そりゃそうか、評価の高いお店だもん。駐車場もあるけど、当然駐車場なんて満車状態。しばらく待つことになりそうだからと近所をぶらぶら。
そんなこんなで入店。店内は割と広い、席数もあるようで。へぎそば、1玉というのか1個というのか、個数で販売されています。1個単位で調整できるという感じで、メニューに載っている『七個盛り』というのが、一人前の個数のようで、750円。評価の高いお店の割には値段は妥当というか、むしろリーズナブルというか。
運ばれて来たへぎそば。色が綺麗。ツヤがある。水を多く含んでそうな、みずみずしさを感じる蕎麦。
一口。しっかりとしたコシ、自然にふわっと香ってくる風味。風味が普通の蕎麦よりも豊かですね。これが布海苔とやらの香りなのか。あっさりとして爽やかな味わいのある仕上がり。水分も多く含んでいるので、喉越しも非常に良い。ツユはあっさりとして甘みがあり、喉に残らないのもまた良い。
いやぁ、美味しいなぁ、この蕎麦。惚れる。
今年は去年以上に各地を巡り、食べログ上の評価の高いお店にもたくさん行き、気付けば2000店舗ぐらい回っていた・・・。
なもんで、美味しい店がありすぎて、TOP10が選べない。非常に難航しました。今年はインパクト、時間が経ってもはっきり思い出せるお店10店を選んだという感じです。ただ美味しいだけではもはや物足りない。そんな1年でした。
2017年1位は、『とんかつ万平』。とんかつと名が付いているものの、こちらのお店はカキバター定食が有名で、開店前から列ができるほど。肉厚でふっくらとしたカキは、しっかり味付けされているのでご飯によく合う。何回でも食べたいと思わせた料理でした。
2位も開店前から列ができるだけではなく、品切れになってしまう、長野にあるうなぎ専門店の『まつか』。パリッとした皮、ふっくらとした身、噛むとその旨みが口の中に広がる、極上のうな丼を堪能することができました。
3位は、栃木のシフォンケーキ専門店の『グノン』。周辺にはお店らしいお店が全くない、とんでもない立地で営業をしているお店でしたが、フワフワ過ぎるシフォンケーキは一口食べただけで虜に。時間が経ってもそのフワフワ感は落ちず、お土産にも最適な品でした。
4位は、かりんとう専門店の『たちばな』。2種類のかりんとうのみを販売している老舗のようですが、これまでに味わったことがない、カラッと仕上がったかりんとう。甘さも控えてあり、その香ばしさも含めて素直に美味しいと感じることができました。
5位は、『もきち』という山形の郷土料理を提供している居酒屋。お店の方の対応も良く、このお店を代表するメニューである肉じゃがが、味、サイズ、見た目、全てにインパクトがあった。甘みを感じさせる煮汁、最後の一滴まで飲みたいと思えるぐらい美味しいものでした。
6位は、山形の鯉料理専門店『六十里』。山形・米沢では、冠婚葬祭の場面では当たり前のように食べられているという鯉。甘煮がオススメということでいただきましたが、皮も含めて全て食べられるということ、むしろその皮の存在がこの料理の核なのでは?と感じました。締りのある身、あっさりとして、だけども甘みがしっかりと効いた味付けは好き嫌い分かれると思いますが、ハマる人にはハマるものだと思いました。
7位は、まぐろに特化した居酒屋『マグロマート』。今年はマグロ専門店に行く機会が多かったですが、その中でも創作性に富んでいて、生でも良し、炙っても良しのこちらのお店は、生ものに抵抗がない人ならば誰もが納得できるお店だと思いました。
8位は、神奈川にある黒糖を前面に出した喫茶店『黒糖茶房』。黒糖を使ったトーストに黒糖の入った餡ペースト、黒糖に合うように作られたブレンド、そしてそのまま食べる黒糖。徹底した黒糖づくしでしたが、黒糖の美味しさを再認識することができるお店でした。
9位は、栃木にある『補陀洛本舗』。こちらのお店、湯葉嫌いでも湯葉が好きになるという、湯葉おにぎりが有名だそうで、実際に食べてみるとトゥルンとした湯葉の食感にふっくらと炊きあげられたお米、とても相性が良く、湯葉を引き立たせるように味付けがされていたことも良かったです。
10位は、新潟名物・へぎそばを提供している、新潟の『小千谷そば角屋』。確かなコシ、普通の蕎麦よりも豊かな風味、そして喉越しの良さ。とても美味しい、惚れこんだ蕎麦でした。
というわけで、10位まで紹介しましたが、今年はとても10位まででは収まりきらないので、15位まで発表します!
11位『ホルモンまさる』…焼肉屋。質とボリュームを兼ね備えた美味しいお肉をいただきました。
12位『Paris パイ』…新潟のパイ専門洋菓子店。パイの香ばしさが半端なかったです。
13位『やきとり中山商店』…どれも美味しく外れなし。特に白レバーは必食です。
14位『サンデーベイクショップ』…モーニングのクオリティの高さに驚きました。
15位『讃岐のおうどん 花は咲く』…店名にインパクトがありますが、麺のコシ、弾力性は他では味わうことができない美味しさです。
難航した2017年のランキング。2018年はどんな素敵なお店と出会うことができるのでしょうか!?楽しみです(^^)