kinako-ankoさんのマイ★ベストレストラン 2015

きなこ&あんこのエサをもとめて三千里

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マイ★ベストレストラン

レビュアーの皆様一人ひとりが対象期間に訪れ心に残ったレストランを、
1位から10位までランキング付けした「マイ★ベストレストラン」を公開中!

コメント

旅が趣味で、特に今年は「星のや」ブランドの4軒を制覇して
その印象が強かったので、いずれもベスト10に入れました。
また、金沢のレベルは最高でした。
フレンチやイタリアンも良いお店があったのですが
あえて今年は和食メインでまとめています。

マイ★ベストレストラン

1位

星のや富士 (河口湖 / オーベルジュ)

1回

  • 夜の点数: 5.0

    • [ 料理・味 5.0
    • | サービス 4.9
    • | 雰囲気 5.0
    • | CP 4.8
    • | 酒・ドリンク 4.8 ]
  • 昼の点数: 5.0

    • [ 料理・味 5.0
    • | サービス 4.8
    • | 雰囲気 5.0
    • | CP 4.8
    • | 酒・ドリンク 4.8 ]
  • 使った金額(1人)
    ¥60,000~¥79,999 ¥6,000~¥7,999

2015/11訪問 2019/01/25

「星のや富士」を愛でる旅 Vol.2 超贅沢キャンプ、開業2週目「星のや富士」を大満喫〜〜〜♪

2015.11.13〜11.14

今年5月に「星のや京都」、6月に「星のや竹富島」と巡り
2週間前にオープンしたばかり、晩秋の「星のや富士」にリュックを背負って訪れました〜♪

いつもの自家用車やレンタカーを使っての旅ではなく
昼間からお酒をたしなむ、のんびりゆったり2泊3日の1人旅
自宅を朝7時過ぎに出発、リムジンバスで伊丹空港→ANA便で羽田空港
→東京モノレールで浜松町→JR山手線で新宿→高速バスで河口湖駅に14時前に到着です!

そこからは河口湖周遊バスで本日の宿「星のや富士」に向かったのですが
明日が雨の予報だったので、明日予定していた "河口湖紅葉祭り" 会場に途中下車しました。
すぐ近くには人気の「猿まわし劇場」があって、たくさんの観光客で賑わっていましたが
肝心の紅葉は色付いてはいるものの、小川の両岸100mほどに紅葉や銀杏の木立があるだけで
京都の壮大な紅葉の景色とは違ってやや興ざめでした(泣)

次の周遊バスに飛び乗って、終点の河口湖自然史生活館バス停で下車
そこから山側に300m歩いて、まずは「星のや富士」レセプションに15時に到着です!
簡単にチャックインを済ませると、グランピングアイテムが入ったリュックが貸し出されて
そこからキャビン(宿泊棟)まで専用ジープで送迎です。
リュックの中には、森の中を巡るためのエリアマップ・双眼鏡・ヘッドランプ・マット&ピロー・ダウンブランケット
さらにお土産にと、オリジナルチーフ・キーホルダー・オリジナルボトル・森のビスコッティが入っていました。

「星のや富士」は日本初のグランピングリゾートとして2015年10月30日に開業したばかり
四季折々に表情を変える河口湖を臨む丘陵に小さなキャビン、赤松の美しい林に浮かぶテラス
その地の自然・文化と融合してプライバシーを重視した贅沢なスペースと時間が設計され
食事にもサービスにも最上級のおもてなしで我々を迎えてくれます。
"グランピング" とは glamorous と camping から成るもので "魅力的なキャンプ"
自然の心地よさを満喫しながら快適に過ごせる空間と食事が用意され
これまでの「星のや」とは一線を画した新感覚のリゾートライフが楽しめます!

レセプションからジープでくねくねした急な坂道を登り
キャビン横の待合で降りて自分の部屋に案内されました。
今回のプランは、すべて税・10%サービス料込みで

◆T キャビン (ツインタイプ) 1泊シングルユース優待食事なし 37800円
◆ダッチオーブンディナー 17820円
◆グリルモーニング 2613円
◆アクティビティ 湖上の早朝カヌー 3780円
◆アクティビティ 森の石釜ピザつくり 4158円

キャビンは山の中腹にあって、麓にあるレセプションからは
コンクリートが打ちっぱなしの四角い何とも無機質な作りだな? と思っていましたが
近くに来ると素敵なデザインで、もう少し年月が経つと回りの木々も大きく成長して
とても趣のある施設になりそうです!
自分のキャビンは最も高い場所の2階で、部屋からは真下に河口湖全体が見下ろせ
正面には雄大な富士山の全景が見えるはずですがこの日はあいにくの曇りで
わずかにすそ野が見える程度(泣)

お着きのお菓子に『勝沼産巨峰の干しぶどう』と『野草茶』をいただいて
スタッフからこの施設の説明を受けます。
部屋はツインベッドのあるワンルームタイプ
バスルームからの景色も絶景で、しばらくすると雲が薄れて
何と雪を抱いた富士山の頂上付近が表れてきました(喜)
ここ1週間ずっと見ることができなかったそうなので超ラッキーですw

荷物の整理をしてから『星のや富士 オリジナルウォーター』を使い
自分で『星のや富士 オリジナル珈琲』をドリップ
キャンプ用品では最も人気のある "スノーピーク製マグカップ" に入れて
ベランダに出てソファーに腰掛けながら飲み
薄暗くなった河口湖と富士の白い雪、大自然の絶景を独り占めです!

施設内を散策しようと階段を登って山の中に入って行き
「フロント&ダイニング棟」を通り抜けて、さらに登ると
赤松の大木の中に「木漏れ日デッキ」と「クラウドテラス」が現れました。
その横には、本日のディナー会場である「クラウドキッチン」が簡易テントの下に見えてきます。

一番上の「ライブラリーカフェ」に立ち寄ると "森のひととき" として
ドリンクや季節のお菓子が無料でいただけます。
中は暖炉があって温かく、『クラッカー』『チョコレート』『ピーカンナッツ』を自分で皿に取り分け
さらに『焼きリンゴ』をつまみながら『スパークリングワイン』を飲みました。
スタッフさんがマシュマロを串にさして外のクラウドテラス横の「焚き火ラウンジ」で焼くと美味しいですよ!
と教えてくれ、さっそく焦げないように火から遠ざけてゆっくり焼くと
ふんわり大きくなって熱々で甘い『焼きマシュマロ』の完成ですw
ワイン片手に焚き火にあたりながら、幸せな時間が過ぎていきました。

一旦部屋に戻り、18時予約『ダッチオーブンディナー』会場の「クラウドキッチン」に再び登ってきました。
ここは、1日限定4組8名までの宿泊者専用完全予約制
テーブルごとに簡易テントを張った、赤松の森の中にある野外レストランです。
1組に1台の専用オーブンが用意され、そのそばでシェフと一緒に調理を見守ります。
この日は自分と老夫婦の2組3名のみ、さすがに寒くなったこの時期には
雨よけの簡易テントが張られただけの戸外ウッドデッキ上の食事は敬遠されるのでしょうか?
多くの方はフロント横「ダイニング」の『グリルディナー』を選ばれた様子
ところが、ちょっとぐらい寒くても、この体験は素晴らしいものでした!

◆ダッチオーブンディナー
  スパークリングワイン・白ワイン・赤ワイン‥‥ドリンク類はすべて無料、好きなだけ
  オニオングラタンスープ
  スモークチキンと根菜のジャーサラダ
  クルミパン・ローズマリーのバゲット
  珍しい茸と鮑のバターソテー
  オマール海老とムール貝のスチームグリル
  子羊の背肉のロースト
  果実のスープ・濃厚なバニラアイスクリーム
  小菓子:シャインマスカット・信玄ショコラ・ショコラ

◆ドリンク (無料で、好きなだけ飲めます)
  1杯目:スパークリングワイン ハギースパーク重畳(ちょうじょう) 大和葡萄酒/甲州
  2杯目:白ワイン ハナミズキ・ブラン 奥野田ワイナリー/甲州
  3杯目:赤ワイン マスカット・ベーリーA シャトー酒折ワイナリー/甲州

1テーブルに1台の専用オーブンが用意され
その上には様々な大きさのダッチオーブンやスキレットが置かれています。
シェフが本日の食材(笛吹市の有機野菜・子羊の背肉・オマール海老・白アワビ茸・タモギ茸)
を見せてくれ、調理開始ですw

まずは『ハギースパーク重畳(ちょうじょう)』で乾杯!
"重畳" とは、幾重にも重なること・この上もなく満足するという意味
甲州葡萄が樽熟成され、ほのかなオークの香りとほどよい酸味のある
バランスの良いスパークリングワインでした。

今日は冷えるのでと、最初のメニューはそばのキッチンで温めた熱々の『オニオングラタンスープ』
オニオンとチーズがたっぷりのったバゲットを浸していただきま〜す!

続いて、透明なビンの壷に色鮮やかな野菜を詰めた「 スモークチキンと根菜のジャーサラダ」が用意されました。
自分でビンを逆さまにしてシェイク、中に入ったドレッシングを野菜全体に行き渡らせ
それを自分で大皿に取り出し、小皿に取り分けていきます。
甲州鴨のスモーク・牛蒡・山芋・笛吹市の有機野菜がたっぷり入って
これだけでお腹はいっぱいになりそうですw

鋳鉄製の厚手のフライパンである小型の "スキレットパン" の中には
白アワビ茸・タモギ茸・はなびら茸の上にスライスした煮アワビがのり
香草バターを入れて蓋をして蒸し焼きにすること2分
その厚さと高い蓄熱性のおかげで『珍しい茸と鮑のバターソティ』がいとも簡単に完成です。
クルミパン・ローズマリーのバゲットをこの残り汁につけて食べると、旨いこと旨いこと!

2杯目の白ワイン『ハナミズキ・ブラン 』がすすみますw
完熟した甲州種をマセラシオン(発酵槽で発酵が進むにつれ、皮と種の成分であるポリフェノールがブドウ果汁に浸みこんでいく現象)
により仕込んだきれいなべっ甲色のワインで、華やいだ香りと洋ナシのようなフルーティーな味わいでした。

紫芋・赤蕪・人参の『バーニャカウダー』を食べて
すぐに3杯目の赤ワイン『マスカット・ベーリーA』に!
2012年樽熟成で、高級感ただよう樽香の深い厚みを感じる赤ワインです。

いよいよメインの1品目
ダッチオーブンの中に切り分けたオマール海老が丸々1匹とムール貝
自分でガスオーブンを点火、蓋をして5分間蒸し焼きします。
一旦蓋を開けてブランデーでフランベし、ハーブ(エストラゴン)・赤蕪・日野菜大根・菊芋を投入
ムール貝のスープを入れ、再び5分煮込んで『オマール海老とムール貝のスチームグリル』が完成しました。
自分でお皿に奇麗に取り分けていただきま〜す。
久々のオマール海老、爪の中の肉が特に旨い! 魚介の出汁が染み込んだ野菜も柔らかくてほっこり!!

続いてメインの肉料理へと続きます。
自分で調理してみますか? と勧められましたが、すでにワインをたくさん飲んでいるので
手元が危なっかしく、すべてシェフにお願いしました。
まず熱したダッチオーブンでニンニクを炒めて香りを出し
そこに小玉葱・じゃがいも・牛蒡・子羊の背肉を入れて赤い茎の色がきれいなビーツをのせます。
子羊の肉でとった出汁を投入し、5分煮込めばあっという間に『子羊の背肉のロースト』の出来上がり
自分で皿に取り分けて、塩・コショウ・香草パン粉・ビジョンマスタードをつけていただきま〜す!
調味料によって肉や野菜の味の変化が楽しめる一品でした。

デザートに、小型スキレットの中に切り分けたイチゴ・マスカット・リンゴが出てきました。
蓋をして火を通し、次に無花果・キウイ・イチゴを投入
バニラビーンズ・ハッカク・蜂蜜などで作ったワインのスープと一緒に煮込みます。
熱々のデザート『果実のスープ』が目の前に!
白い皿に移されて、勝沼産のグラッパ(ぶどうの香りを程よく残す焼酎の一種)でフランベして香りづけし
八ヶ岳の牛乳から作った濃厚なバニラアイスクリームがのって完成ですw
果物の甘味が増幅され、ほんの少し苦みも感じて美味しいほっこりデザートになりました。

最後に、温かいコーヒーをキャンプらしく "スノーピークのマグカップ" で飲み
3種の小菓子(シャインマスカット・信玄ショコラ・ショコラ)をいただいてディナーの終了です!

繊細なフレンチとは違って、地中海料理の雰囲気を持つ豪快なダッチオーブン料理の数々は
目の前で繰り広げられる最高のパフォーマンスでした。
手伝いの女性スタッフも優しく丁寧に対応してくれて、味は勿論、量もたっぷりで大満足 (^o^)/
わずか2組の客だったので、シェフを独り占めにして食材や調理法を詳しく聞くことができ
料理が趣味なので、とっても参考になりました。

家に戻って、さっそく蓋付きのスキレットパンを購入
これでスペインオムレツや煮込みハンバーグ、果物のデザートなどを作ってみようと思います。
食事が終わり、真っ暗な階段を登って「クラウドテラス」横に設置された「焚き火BAR」に突撃です。
先ほどのディナーでワイン3杯(無料)いただいたので、今回はお願いしたのは

◆ウイスキーロック 宮城峡 チャーム付 1306円(税サ込)

焚き火で暖をとりながら、冷たいロックを堪能です!
生演奏(和製ガムランのようなもの)を聞きながら、1人静寂な宵の森に包まれて
ゆったりと優雅な時間が過ぎていきました。

部屋に戻ると、窓からは河口湖の回りの家々の灯りがとても奇麗に見渡せます。
今日はリムジンバス・飛行機・モノレール・電車・高速バス・周遊バスと乗り継いで
移動だけで8時間の長旅、お酒の酔いも手伝って早めの就寝です。

翌朝はアクティビティ "湖上の早朝カヌー" を予約していたので6時過ぎに起床
7時にキャビン横の「待合」でカヌー業者の送迎車を待ちました。
「星のや富士」からはわずか5分で河口湖畔に到着です。

2013年8月にも河口湖を観光したことがあり、湖畔にある「秀峰閣 湖月」に宿泊して
早朝に "逆さ富士" を眺めた経験から、カヌーに乗ってそれをもう一度体験したいと思っていたのですが
小雨が降るあいにくの天気で富士山は全く見えず、参加者は自分1人のみ
ビニール合羽を着て、注意事項とカヌーの操作方法を教えてもらい
担当のインストラクターさんと2人で湖上にインディアンカヌーで漕ぎ出しました。
初めての体験でしたが、風と波が全くなくて穏やかな湖面を
思った以上に簡単に進み、1km先にある "うの島" に上陸ですw
そこには神社があって、参拝してからまた1km カヌーを漕いで戻り
約1時間の河口湖を独り占め、いい運動にもなりました。

送迎車で「星のや富士」に送ってもらい
すぐに「ダイニング」に突撃して朝食です!
階段を登り、伺ったのはフロント向かいにある「ダイニング」
中央には大きなグリル台が設置されています。
いただいたのは

◆グリルモーニング 2613円(税サ込)
  お目覚めのジュース 信州の100%リンゴジュース
  ジャージー牛乳のケフィア・ヨーグルト お好みのスタイルで
  ダッチオーブン・ブレッド
  スキレットで焼き上げたスパニッシュオムレツ
  信玄豚のベーコンとソーセージ
  季節野菜のサラダ 人参ドレッシングで
  コーヒー

テーブルには、富士山の標高線が描かれたブレッドカッターボードが置かれ
その中には河口湖や「星のや富士」の位置も記載されていました。
スキッと爽やかな『信州の100%リンゴジュース』を飲んでいると
コロダッチオーバルで焼き上げられた『ダッチオーブン・ブレッド』の登場です!
見るからに旨そうな色に焼かれ、ブレッドカッターボードの上で切り分けてバターを塗って食べると
熱々ふんわり、これは最高の朝パンですw

『ジャージー牛乳のケフィア・ヨーグルト』には
レーズン・リンゴのコンフォート・白桃ジャム・グラノーラ・蜂蜜・紅玉ジャムを入れて
豪華にいただきま〜す!

キノコや野菜がたっぷり入った『スパニッシュオムレツ』は、焼き上げたスキレットパンのまま登場
『信玄豚のベーコンとソーセージ』『季節野菜のサラダ』と一緒にワンプレートになっています。
"信玄豚" というのは、豊かな水と緑が育てた甲府市のブランド豚で、肉質がよく味に深みがあるそうです。
オーブンで焼いたベーコンとソーセージは、トマトケチャップをつけて食べるととってもジューシー
お隣の笛吹市の有機野菜を使った『季節野菜のサラダ』には人参ドレッシングがかかって
大満足の朝ごはんになりました。

ホットコーヒーを飲んでから、雨に煙るクラウドテラスに登って
「ライブラリーカフェ」でしばし休憩です。

部屋に戻って荷物を整理し、11時前にチェックアウト
荷物をフロントにあずけてから、アクティビティ "森の石釜ピザつくり" に参加しました。
ふだんは外の「クラウドキッチン」で行うそうですが、本日は雨天のため会場変更
朝食会場と同じ「ダイニング」内で実施され、石釜ではなくオーブンでピザを焼いてもらうことになりました。

◆森の石釜ピザつくり 4158円(税サ込)
  富士桜高原ビール‥‥ドリンク1杯付き
  キノコたっぷりハーフ&ハーフピザ
  デザートピザ
  紅茶
  ポテトクリームスープ (サービス)

エプロンを着けて『富士桜高原ビール ヴァイツェン』を飲みながらピザ作りが開始!
このビールは小麦麦芽を50%以上使用してフルーティーな香り、上品な味が特徴
とても飲み口爽やかで、濁りの色も奇麗でした。

スタッフさんの指示通りに大理石でできたペストリーボードに打ち粉をし
手にもしっかり粉をつけて丸く膨らんだピザ生地を平たく大きく延ばしていきます。
さすがにピザ職人のように空中で回して伸ばすことはできず
ひたすら手のひらで抑え、空中で重力を利用して広げていきました。

次にハーフ&ハーフのピザにしようと、バジルソースとトマトソースを半分ずつ塗り
たくさんの種類が用意されたトッピング材料の中から
ベーコン・アワビ茸・タモギ茸・シメジ・モッツァレラチーズを奇麗に乗せ
最後にパルメザンチーズをふりかけて『キノコたっぷりハーフ&ハーフピザ』の完成です。
シェフが奥の厨房のオーブンで焼いてくれ、数分後に目の前に!
辛口のオリーブオイルをふりかけていただきま〜す (^o^)/

ビールを飲みながら、ベーコンの塩味とジューシーなキノコの食感がたまりません。
お腹はいっぱいだったのですが、せっかくなので2枚目のピザを作ることに(汗)
再び生地を丸く薄く延ばし、今度はヨーグルトを塗って
モッツァレラチーズ・無花果・ナッツ・ドライベリーをトッピングして『デザートピザ』の完成です!
無花果がとっても甘くてナッツのコリコリ食感が楽しく
『紅茶』やサービスで『ポテトクリームスープ』もいただいて
お腹いっぱいのランチになりました。

料理が趣味なので、この体験を活かして家のオーブンを使ってピザを作ってみましょう!
今回は出来上がりのピザ生地を使ったので、ピザ生地作りの勉強が必要ですが(汗)

再び「クラウドカフェ」に行ってのんびり休憩したのち
送迎車で「星のやレセプション」まで送ってもらい
そこから徒歩で300m、河口湖自然史生活館バス停から周遊レトロバスに乗り込んで
河口湖駅に着きました。
駅の周辺で買い物三昧、16:48発の川越駅行きの高速バスに乗って
日本の都道府県で唯一訪れたことのない埼玉県に向かいます!

ビバ "グランピング"、超贅沢キャンプの終了です!
富士山がもっとしっかり見えたらさらに感動したでしょうが、次にとっておきますw
スタッフさんのつかず離れずのおもてなしはさすがですね。
「星のや」はそのホテルごとのコンセプトを良く理解した上で
自分の方から積極的に動き回ると楽しいですよ!

3週間後には冬の「星のや軽井沢」へ1人旅
温泉に浸かってのんびり食を楽しむ予定です。

ごちそうさん (●^o^●)


  • 早朝のキャビン
  • 部屋の窓から、雪を抱いた富士山が見えてきました
  • ダッチオーブンディナーの食材

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2位

鮨 志の助 (新西金沢、西金沢、西泉 / 寿司)

1回

  • 夜の点数: 5.0

    • [ 料理・味 5.0
    • | サービス 4.8
    • | 雰囲気 4.7
    • | CP 4.7
    • | 酒・ドリンク 5.0 ]
  • 使った金額(1人)
    ¥15,000~¥19,999 -

2015/09訪問 2015/09/26

金沢・余呉 食を愛でる旅 Vol.3 金沢の夜は、名店「鮨 志の助」で北陸の旬の魚を堪能〜〜〜♪

2015.09.12

北陸2泊3日の "食を愛でる旅" の2日目〜♪

友人と3人で8時に金沢のホテルを出発
午前中は車で1時間ちょっと、富山県氷見を観光して
ランチは金沢に戻って、石川県食べログぶっちぎり1位の「つる幸」さんで
『うな重コース』をいただき、その料理の質とCPに大感激!
午後からは、6年ぶりに世界遺産「越中五箇山」の合掌造り2ヶ所
"菅沼集落" と "相倉集落" を観光しました。

夕方4時過ぎに"相倉集落" を出発して下道を北に走り
福光IC→東海北陸道→小矢部砥波JCT→北陸道→金沢東IC と57km
行きは40分で"菅沼集落" まで行けたのに、帰りは金沢市内中心部がデモで交通規制
1時間以上かかって連泊のビジネスホテルに到着(汗)

7時に晩ご飯を予約していたので、ホテルの部屋でシャワーを浴びゆっくりしてから
6:40にホテルロビーで3人が合流、タクシーで向かったのは
ホテルから3km、金沢西ICに入る手前の住宅地の中にある「鮨 志の助」さん
「銀座 久兵衛」の先代をして "日本一の鮨を握る職人" といわしめた
「小松弥助」森田一夫氏のお弟子さんです。

ここには友人2人が2年前に訪れていて、そのときの感動から今回の旅で再訪したいと懇願され
ランチの「つる幸」さんに5ヶ月前に予約したときに、ここにも電話したのですが
7月に入ってから電話で予約してください! ということで
再度予約の電話を入れて、無事3人が訪れることになりました。

店内はゆったりとしたカウンター9席だけのお店
見事な手さばきを拝見しながら、海の幸に恵まれた北陸の旬の魚の握りたてをいただくことができます。

まずはおつまみからお願いして、日本酒で乾杯です!
お鮨はお任せ、最後に追加をお願いするシステムで、いただいたのは

◆冷酒
  加賀雪梅 純米 金沢市「中村酒造」1合
  天狗舞 白山市「車多酒造」1合
  神泉 大吟醸 小松市「車酒造」1合

◆おつまみ
  万寿貝のバター焼き
  鮑:肝酢と粗塩で  
  赤イカのげそ・ガスエビ:生姜醤油・山葵醤油・粗塩で
  小鯛:ポン酢で

◆お任せ握り
  赤イカ
  のどぐろ
  甘エビ
  鮪のづけ
  梅貝:塩で
  ばふん雲丹
  しめ鯖
  トロ炙り
  鯵
  鯛の昆布じめ
  蒸し鮑
  穴子

◆鯛のあらの味噌汁

◆追加
  コハダ
  うなきゅう

今日もずっと1人で運転、友人達はお昼からビール
やっとのことでお酒にありつけましたぁ (^o^)/
3種類の日本酒はすべて石川の銘酒
どれも飲んだことがあるお気に入りのお酒です。

最初のおつまみから笑顔になれて、お酒がすすみます。
『万寿貝』というのは、石川県でも能登の高松でしか穫れなくなった貴重なもの
強い磯の香りが特長で身は柔らかく甘く、バター焼きは絶品です!
薄切りにされた『鮑のお造り』は適度にコリッとして
まったく臭みがない肝酢とはもちろん相性バッチリ
この肝酢は最後に飲み干しました。
特に口の中でとろけた『ガスエビ』は旨かった!
これは富山・石川で食される殻が茶色のエビで、見た目は悪いが味は極上
地元でしか食せない逸品、甘くぷりっとした身が最高でした。

お任せ握りは12種、すべて味はつけてありそのままいただきます。
カウンターの角に座ったので大将の包丁の入れ方、握りの手さばきにうっとり
それはもう、見事というほかありません。
勿論すべてが逸品なのですが、お気に入りをひとつあげろと言われれば『梅貝』かな?
コリッとした食感が粗塩でしめられてさらに旨味を増してくれます。
かつては青魚が苦手だったのですが『しめ鯖』と『鯵』も旨かった!

最後に追加を聞かれ、この日食べていない『コハダ』を握ってもらい
〆は手巻きで『うなきゅう』をお願いしました。
鰻の白焼きが熱々、胡瓜が冷たく海苔はパリっとして
温度差の違いが生み出す旨味と食感を楽しむことができました。

気の合う友人と酒と鮨、幸せってこういう時にも感じますね。
日本全国を旅行して、様々なところで握り鮨を食べてきましたが
間違いなくトップレベル!
マイレビュアーさんが多数訪問され、好印象をアップされている理由が納得できます。

ところで「小松弥助」は11月に閉店されるのだそうな(泣)
前回お伺いしたときに、いつまでできるだろうか? とおっしゃっていましたが
ついにその時が来たかと寂しくなりました。
お弟子さん達で、日本一の鮨処 "金沢" を継承していただきたいと思っています。

金沢最高! お昼も夜も大満足の食を愛でました!!

ごちそうさん (●^o^●)

  • 甘エビ
  • 鮨 志の助 入口
  • 1杯目:加賀雪梅 純米 金沢市「中村酒造」

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3位

つる幸 (北鉄金沢、金沢 / 日本料理)

1回

  • 昼の点数: 5.0

    • [ 料理・味 5.0
    • | サービス 4.8
    • | 雰囲気 4.8
    • | CP 5.0
    • | 酒・ドリンク - ]
  • 使った金額(1人)
    - ¥5,000~¥5,999

2015/09訪問 2015/09/24

金沢・余呉 食を愛でる旅 Vol.2 金沢のランチは、絶品の懐石『うな重コース』コスパも絶頂〜〜〜♪

2015.09.12

北陸2泊3日の "食を愛でる旅" の2日目〜♪

友人と3人で8時にホテルを出発
ランチに金沢で最も人気のある割烹を予約しているので
午前中は車で1時間ちょっと、富山県氷見を観光してくることにしました。

"雨晴(あまはらし)海岸" → "湊川のからくり時計" →道の駅「氷見」と立ち寄り
途中で『氷見うどん』や『ぎんなん餅』などを買ったりして
10:45に氷見を出発、氷見ICから能越道→小矢部砥並JCT→北陸道→金沢東ICと63kmを金沢に戻りました。
11:30に辿り着いたのは、5ヶ月前に予約しておいた「つる幸」さん
石川県で断トツの食べログNo.1に輝く懐石料理のお店です。

道を挟んだ駐車場に車を停めて、出迎えの仲居さんに12時予約で早いけれど大丈夫ですか? と聞くと
すぐに準備します!と快く玄関横のテーブル席のある個室に3人が案内されました。
お願いしていたのは

◆うな重コース 5000円(税・サービス料別)
  前菜:焼き無花果 かぼす味噌・ゆりね・梅肉・甘酒のゼリー
  八寸:ブルーチーズの煮こごり・シャインマスカットの白和え・みょうが寿司・さつま揚げ
     だだ茶豆・ブルーベリーとつる豆・きぬかつぎアンチョビ・厚焼きくるみ
  吸物:湯葉しん薯
  造り:鰹・鰆・平目の昆布締め
     づけ巻アボガド・鯖・梅貝・ガスエビ ラー油掛け‥‥梅醤油とお造り醤油で
  蒸物:蟹の身の茶碗蒸し 蟹味噌シャーベットのせ
  止肴:刻み野菜・能登の一口もずく・三つ葉を巻いた赤イカのルイベ
  食事:うな重 肝焼き付
     コーンの炊込みご飯 焼き秋刀魚のせ
     赤出汁
     香の物
  果物:マスカルポーネチーズとマンゴーのシャーベット・キウイ・スイカ・ざくろ
     お抹茶
     お菓子(唐松煎餅・落雁)
    
自分は車の運転があるのでお酒は我慢(泣)
友人2人は瓶ビール(プレミアムモルツ)で乾杯していました。

2時間のコースのようですが、お急ぎでしたらどんどんお出しします! と聞いて
午後は世界遺産「越中五箇山合掌造り」を6年ぶりに観光しようと目論んでいたので
コレ幸い! 急ぎでとお願いしましたぁ (^o^)/ 

ご主人が京都吉兆で修行されたそうで、全体的に昆布出汁で上品な薄味
京風と江戸風の融合である加賀料理の代表の『治部煮』がけっこう醤油と砂糖で濃い味付けなのですが
それとは全く違った、金沢らしい優しい日本料理が並んでいきます。

『造り』が2種出てきたところで、コレって本当に5000円のコースと不安になり
上に蟹味噌のシャーベットがのった『蟹の身の茶碗蒸し』を食べると
Hot&cool、粋なコラボに見た目も味も極みの逸品
絶対に間違ってるよね? これって10000円以上する "雪" か "花" のコースだよ!
30分早く着いたので、他のお客さんと勘違いしているよ! と確信に変わりました(汗)
でも、旨いし、このまま間違ったコースで払ってもいいよね! と話していると
『止肴』が出てきたときに、すぐに『うな重』を用意してもいいですか? と聞かれて
えっ、嘘だぁ! これ本当に5000円の『うな重コース』だったんだあ!! と驚きの一安心
胸を撫で下ろして、今年初めてのうな重を堪能しました。

お腹にまだ余裕があるなら炊込みご飯を用意しますがどうですか? と聞かれ
もちろんお願いしました。
『コーンの炊込みご飯』の上には香ばしく脂がのった焼き秋刀魚が添えられて
これまた絶品のご飯です。お代わりを勧められましたがお腹は十分いっぱいになってお断りし
デザートとお抹茶を頂いて大満足のランチの終了です!

担当の仲居さんが詳しく料理の説明もしてくれて
途中でおかみさんも来られて丁重にご挨拶をいただきました。
お店を出る際にも2人が玄関前まで出て
向かいの駐車場の車に乗るまでずっとお見送りしていただきました。

料理の質・味・CPを考えると、自分のランチトップに躍り出たと言ってもよいでしょう。
金沢の食をしっかり愛でることができ、これは夜のコースも味わってみたくなりました。

それでは高速をぶっ飛ばして世界遺産 越中五箇山 に向かいましょう。
夜は7時に金沢市内の鮨屋さんを2ヶ月前に予約済み、豪華に飲み食いする予定です!

ごちそうさん (●^o^●)


おいしく、楽しく、美しく、伝統と挑戦に培われた味、技、粋を、心ゆくまでご堪能ください。

  • うな重 肝焼き付
  • 懐石「つる幸」
  • うな重コース 5000円(税・サービス料別) の始まりです

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4位

しのはら (三雲、甲西 / 日本料理)

1回

  • 昼の点数: 5.0

    • [ 料理・味 5.0
    • | サービス 5.0
    • | 雰囲気 4.7
    • | CP 5.0
    • | 酒・ドリンク 4.5 ]
  • 使った金額(1人)
    - ¥10,000~¥14,999

2015/06訪問 2015/06/06

満点つけるしかないでしょう! 滋賀の食べログNo.1 若大将の「しのはら」はただ者ではなかった〜〜〜♪

2015.05.31

誕生会を兼ねて、友人4人で滋賀に出掛けました〜♪

朝10時に大阪を出発し、途中の名神高速大津SAでトイレ休憩とお買い物!
そこから38km、竜王ICで高速を降りて
田園が広がる湖南市にやってきました。

3ヶ月前に予約したのは、食べログ滋賀県No.1 日本料理「しのはら」さん
カーナビにしたがってやってきたのですが、それらしき割烹料理店は見当たりません(汗)
すると友人の1人が "ココであっているよ、小さな看板がある!"
と教えてくれて、店の前の駐車場に車を停めました。
普通の民家風の建物、さらに駐車場と店の間に庭木が茂っているので
たいていは見落としそうです。

玄関から厨房の横の階段を登って2階に案内されると
厨房から "いらっしゃいませ!" と数名の男性の大きな声が出迎えますw
2階座敷は畳ばりの上にテーブルと椅子を並べた造り
お香も焚かれて、窓からは爽やかな涼しい風が入ってきます。

さっそく新進気鋭の若大将の挨拶を受けて、コース料理の始まりです。
いただいたのは

◆会席13000円(税・サービス料別途)
  八戸の紫雲丹と伊勢海老
  きたあかり(ジャガイモ)・トウモロコシ・秋田の蓴菜・蛸の薫製のスープ仕立て
  鹿島のとり貝 葵とろろ
  お造り(昆布醤油の煮こごりと山葵)‥‥醤油・ポン酢・塩で
      三河湾の鱸(昆布じめ)
      対馬のしめ鯖
      玄界灘のタマメダイ
      アイルランドの本鮪
      五島列島のアオリイカ(1週間熟成)
      三浦半島のエボダイ
      ぶどう海老の握り
  椀‥‥愛媛の鱧・自家製胡麻豆腐・ズッキーニのすまし汁
  焼き物‥‥銚子の金目鯛・鯛の白子の揚げ物 
  茶そば雲丹和え 鮑とキャビア
  八寸‥‥大村湾の金もずく
      カマスの棒寿司
      蛸の旨煮
      トマトの浅漬け
      くらげの湯葉和え
      鮎の塩焼
      白バイ貝
      卵の真丈
  揚げたフカヒレ 江戸前の海苔餡
  新生姜と一寸豆の炊込みご飯
  お漬物
  デザート‥‥レアチーズケーキ・静岡のマスクメロン・白ワインゼリー

◆ノンアルコールビール(アサヒ ドライゼロ) 500円(税別)

主賓は全くアルコールが飲めず、自分も車の運転があるので
まずはノンアルコールビールで乾杯です!
他の友人達は冷酒を飲んでいましたが恨めしい(泣)

最初のとげがついた紫雲丹から驚きです。
たっぷりと雲丹が入ってさらに中にはプリプリの伊勢海老のお造り
絶対にお酒ですw

一つ一つの料理の感想は書きませんが
どれもこれも美味しく見栄えもあって文句なし!
全ての料理が予想する味のさらに上をいくもので、感動の連続でしたぁ (^o^)/
途中で、料理に使う新鮮で大きな "ぶどう海老" や
明日からが解禁なので天然物ではなかったのですが
桶の中でピチピチ泳ぐ "若鮎" を見せてもらってさらにテンションアップ!

大将だけでなく全ての調理人の方が代わる代わる料理を運んで
産地や料理の説明をしてくれました。
日本各地の良い食材を選び抜き、それをただ生かすのではなく
さらに一手間掛けた味の工夫が素晴らしい!
まだ10代らしきお弟子さんが料理を運んでくれたあとに
大将がやってきて "そそうはないか?" と大きな声でも優しく言っている姿を見て
料理人の世界の厳しさと温かさを垣間見ることもできました。

階下には団体さんがいらっしゃるらしく
料理を出すのに時間はかかりましたが、ちょうど誕生会で話が弾んで良かったのかも

滋賀の有名な料理店で修行され、若いうちに独立された大将は
眼光鋭くその自信と向上心が現れていましたが
その中に大きな包容力も感じて
これからさらに発展されていくのでしょうね!

4人とも大満足のランチになりました。
わざわざ大阪から出掛けてきた甲斐は十二分にありました。
もしかしたら、今年の自分のNo.1のお店になったのかもしれません。

さあ、1時間ちょっとで大阪に戻りましょうか!

ごちそうさん (●^o^●)


  • お造り‥三河湾の鱸(昆布じめ)・対馬のしめ鯖・玄界灘のタマメダイ・アイルランドの本鮪・五島列島のアオリイカ(1週間熟成)・三浦半島のエボダイ・昆布醤油の煮こごりと山葵で
  • 滋賀県湖南市の田園が広がる住宅地の中にあります
  • 2階座敷のテーブル席で、会席13000円(税・サービス料別途)の始まりです

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5位

御料理 堀川 (大阪天満宮、南森町、天満橋 / 日本料理、海鮮)

1回

  • 夜の点数: 4.9

    • [ 料理・味 4.9
    • | サービス 5.0
    • | 雰囲気 4.8
    • | CP 4.7
    • | 酒・ドリンク 4.8 ]
  • 昼の点数: 5.0

    • [ 料理・味 4.9
    • | サービス 5.0
    • | 雰囲気 4.8
    • | CP 5.0
    • | 酒・ドリンク 4.8 ]
  • 使った金額(1人)
    ¥15,000~¥19,999 ¥6,000~¥7,999

2015/04訪問 2016/12/09

再訪「堀川」、友人の誕生会で『祝い膳』を用意していただきました〜〜〜♪

2016.11.19(再訪)

昨年の春にランチで伺って、そのCPの良さと料理の質に感動して
自分の600記念レビューにした「御料理 堀川」に、友人の誕生会を兼ねて伺いました〜♪

家からすぐ近く、夜の部にも是非伺わなければ! と思っていたのですが
なかなかその機会に恵まれず、1年半ぶりにやっと再訪ですw
夕方7時半に4人が店頭で待ち合わせをして、今回はカウンター席ではなく
桂離宮をイメージした広い個室を1ヶ月前に予約していて
ゆったり大きなテーブル席に座り、いただいたのは

◆飲み物
  1杯目:麦焼酎 源次郎・麦帝 (宮崎 幸蔵酒造) グラスロック 1400円(税抜)
  2杯目:麦焼酎 百年の孤独 (宮崎 黒木本店) グラスロック 1800円(税抜)

◆夜の懐石 10000円(税・サ抜)+祝い膳(特別料金)
  先付 :子持ちわかめ・菊菜・海老・イカとサーモン巻き
  煮物椀:蟹真丈・白木耳
  造り :縞鰹・鯛松川造り・アオリイカ
  しのぎ:牡蠣と湯葉・雲丹のせ月光餡
  八寸 :おめでたい(鯛の黄身焼き・白焼き)など
  強肴 :海老のおかき揚げ・鮑の遠山(治部煮)・ねぎの天ぷら
  焚合 :いとこ煮
  ご飯 :鶏牛蒡ごはん
      なめこともずくの味噌汁
      香の物
  果物 :さつま芋パイ・ラフランス・ざくろ・ピンクグレープフルーツ・栗の渋皮煮・ピオーネ・イチゴ

まずはそれぞれが冷酒で、自分は麦焼酎ロックで乾杯です (^o^)/
このお店は完全予約制で、昼は5000円(税・サービス料5%別)
夜は10000円(税・サービス料10%別)のコースのみですが
電話予約した際に、特別に友人の誕生日をお祝いする品をお願いしていました。

したがって季節の旬の素材というより、全体の流れが祝い膳として
健康や長寿に見合う縁起のいい食材が用意され
紅白の彩りでとっても奇麗な料理が続きます!

このお店の最大の特徴は器の豪華さとしっかりした味付け
細かなことは初回訪問時のレビューに書いていますので割愛します。
以前は大将と和服の似合う女性スタッフのお2人だけでしたが
若い料理人と見習いの韓国人男性の2人が加わり繁盛している模様で
お気に入りの店だけにとっても嬉しくなりました。

入店時は自分たちだけでしたが、段々とお客さんが来られてカウンター8席は満席になり
個室の扉を閉めるとカウンターの賑わいはほとんど聞こえず静かでゆったり
ちょっと高価な『焼酎ロック』を傾けながら、友人達の近況や
最近のお気に入りのお店などで話が弾んで楽しいひと時が過ごせました。
誕生日を迎えたグルメな友人もとっても満足してくれたようです!

この4人の誕生月には必ず集まって食事会をするのですが
来月12月は自分の番、すでに天神橋筋6丁目の懐石料理のお店を予約したとのこと(嬉)
2週間後がまた楽しみです!

ごちそうさん (●^o^●)

     
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2015.04.05

マイレビュアーさんの口コミを見て
点数は低いもののこれはただものではない!と
"600レビュー記念" に選んだのは、JR大阪天満宮駅から南に歩いて500m
雨に打たれて散る花びらが敷き詰められた滝川公園そばにある「御料理 堀川」さん

友人にこのお店の存在を教えると、確かにこのお店は凄いと
すぐさま一休.comから日曜のランチ予約を入れてくれました!

昨年の10月にオープンしたばかりで
まだあまり知られていない隠れ家的な懐石料理のお店です。
ご主人は老舗料亭「花外楼」で30年のうち総料理長として10年磨き上げた技をお持ちで
日本の季節と文化を選び抜いた器と見た目にも鮮やかな料理で表現して下さいます。

暖簾をくぐるとエントランスには坪庭があり、凛とした空間を醸し出します。
店内は一枚板の桜の木を使った大きくてゆったりしたカウンター8席と
8人がけのテーブル席があるオシャレな個室が1部屋
カウンター向かいには大きな包丁が光り輝いて
これからの研ぎすまされた料理の数々を期待させてくれます!

カウンター席に座って、ご主人と女将さん(ご夫婦ではないそうです)に
丁寧な挨拶をいただいてランチのスタートです。
この日のランチは自分たち2人だけで、貸切のようす
お店の方ともゆっくりお話ができそうです。

まずは、冷酒で乾杯!

◆ランチ 5000円(税込・サービス料別)
  先付‥‥‥とり貝・ホタルイカ・たいらぎ貝のジュレ
  椀物‥‥‥海老真丈・あさり入桜餅・白キクラゲ・こごみ・木の芽
  お造り‥‥鯛と鰹・よもぎ入胡麻豆腐・針海苔ゼリー寄せ
  焼八寸‥‥筍と鱒の木の芽焼・厚焼卵・田楽・巻穴子・飯蛸・鯛の子・菜の花・空豆
  炊き合わせ‥‥アブラメ・粟麩・長芋・アスパラ
  ご飯‥‥‥召物桜海老と姫三つ葉の炊込みご飯・香の物・海苔吸
  デザート‥イチゴ・若桃・黒豆・デコポンのゼリー

◆飲み物
  1杯目‥‥純米かすみ酒 水芭蕉 (群馬) 900円(税込・サービス料別)
  2杯目‥‥純米吟醸 秋鹿 (大阪能勢) 限定五千本春出し 900円(税込・サービス料別)

すべての料理が洗練されて
冷たい物は冷たく温かい物は器まで温かくして
料理を出す間を大切に考えておられました。
器もどれもみな目を見張るものばかり
内外を黒漆で塗り、朱漆で吉野絵とよばれる草花文様を描いた "吉野椀" や
2杯目のお酒で使われた "永楽善五郎" の艶やかな黄色が特徴の徳利と猪口は貴重な物です!

料理はしっかりした味付けで色遣いが素晴らしい
サービス料が5%つきましたが、それでもお酒もいただいて1人が6500円程度
これだけの品と質の高い材料、さらには豪華な器を考えると
本当に素晴らしいお店です (^o^)/

後日、愛媛の友人が大阪にやってくるというので
ディナーを予約しようと電話を入れましたが
あいにくその日は、出張料理の予定があるらしく伺うことができませんでした(泣)
ディナーになると2品増えて、材料と器がさらに高級な物へとかわるそうです!
それで10000円ちょっと、これは絶対に再訪ですw

料理の満足度だけでなく、色々なお話が聞けて
至福のひと時を過ごすことが出来ました。

ごちそうさん (●^o^●) 

  • 2016.11.19 再訪 御料理 堀川
  • 店舗看板
  • 店舗入口

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6位

徳山鮓 (余呉 / 郷土料理、オーベルジュ)

1回

  • 昼の点数: 5.0

    • [ 料理・味 5.0
    • | サービス 4.8
    • | 雰囲気 5.0
    • | CP 4.9
    • | 酒・ドリンク 4.2 ]
  • 使った金額(1人)
    - ¥10,000~¥14,999

2015/09訪問 2015/09/27

ついに食べログ1000レビュー到達! 金沢・余呉 食を愛でる旅 Vol.4 癒しの隠れ宿「徳山鮓」で、湖と山と海の幸を堪能する〜〜〜♪

2014.5月末に皆さんの仲間入りをして、拙い文章でここまでやってきました。
本来のお店の食のレビュー以上に、旅ログ化して長文の多い口コミですが
先の短くなった人生への思い出作りとして利用させてもらっています。
やや駆け足でやってきたので、ここからはのんびりしたためていきます。
今後とも、お付き合いよろしくお願いします。

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2015.09.13

北陸2泊3日の "食を愛でる旅" 最終日〜♪

金沢を10時過ぎに出発する北陸新幹線で帰る東京の友人とはお別れし
大阪の友人と2人で金沢のホテルを朝7:30に車で出発しました。

ランチに滋賀県余呉湖畔にあるオーベルジュを予約しているので
高速を大阪に戻りながら、午前中はまだ訪れたことがない
福井県坂井市三国町にある絶景 "東尋坊" に立ち寄ることにしました。

今にも雨が降り出しそうな天気の中、金沢西ICから北陸自動車道に乗り金津ICで降りて74km
1時間で東尋坊タワー横の駐車場に車を停めると、急に土砂降りの雨(泣)
仕方なく車に積んでいた傘をさし、お土産店に挟まれた道を進んで行くと
荒磯遊歩道に着いたとたんにピタッと雨がみ、雲の隙間から日差しも表れて "晴れ男" 健在ですw
雨で滑りそうな岩場を歩いて、火曜サスペンス劇場のように断崖から海を覗き込んだり写真を撮ったり
お土産店でサザエに甘エビ、岩牡蠣やソフトクリームを散々喰い散らかして東尋坊をあとにしました。

丸岡ICから再び北陸道に入り、木之本ICで出て120km、途中で2ヶ所のSAに立ち寄って
2時間ちょっとで予約12時の10分前に到着したのは
琵琶湖の北にある余呉湖畔の旅館「徳山鮓」さん

食べログ滋賀県でトップに君臨するオーベルジュで
その土地の食材を中心に、発酵食品の代表格『鮒鮓』が美味しくいただけると
テレビでも何度も取り上げられている有名店です。
余呉湖というのは、琵琶湖の北の端 賤ヶ岳の麓にある琵琶湖より水面が50m高い湖です。

5ヶ月前に北陸旅行を計画した際に、その帰りに立ち寄ろうとこのお店に予約を入れました。
実は『鮒ずし』を滋賀の高速SAで買って食べたことがあって
一口食べた瞬間に、この生臭さは無理だ! と吐き出した覚えがあります。
内心は大丈夫だろうかと不安でいっぱい(汗)

玄関から板張りの部屋に通されると鹿の剝製がお出迎え
ガラス戸からはベランダ越しに余呉湖が一望でき、とても落ち着く環境ですw
部屋には10名は座れるであろう長テーブル、本日は4席が用意されていてました。
その窓際に案内されて、いただいたのは

◆お昼の10000円のコース
  鹿肉の胡麻和え
  琵琶鱒・鰻のおとし・琵琶鱒の卵の醤油漬け
  鯖の熟鮓(なれずし)トマトソースとカチョカバロチーズ
  余呉湖の天然鰻 山椒の実のせ
  子持ち鮎・紫しめじ・素麺かぼちゃ・マスカット 熟鮓の飯(いい)のソース
  琵琶鱒と熊肉の蒸し物 オリーブオイル掛け
  鮒鮓・自家製からすみ・鮒鮓(ふなずし)の頭のパン挟み
  スッポン雑炊
  香の物
  鮒鮓の飯で作ったアイス

◆ノンアルコールビール キリンフリー

車の運転があるので、最初は熱いお茶を頼みましたが
『鹿肉の胡麻和え』を食べた瞬間に、これはお酒にピッタリ
すぐにせめてもの『ノンアルコールビール』を注文してしまいました!
友人は近くの木之本にある「富田酒店」の『七本槍 特別純米原酒』をグイグイ飲んで
お代わりまでしていましたとさ(汗)
鹿肉は、岐阜県「柳屋」さんで2度ほど、目の前の囲炉裏で焼かれたお肉を食べたことがありますが
それとはまた違う酒の肴の "胡麻和え" ですが旨味は同じ、猪肉より旨味が凝縮しています。

地元で撮れた『琵琶鱒のお造り』と『余呉湖の天然鰻のおとし』の旨いこと
さらに『琵琶鱒の卵の醤油漬け』のプチプチ食感に思わず笑顔がこぼれ
しまった! ここに宿を取ってしこたまお酒を飲むべきだったぁ! と大反省!

さあ、出てきました! まずはジャブで『鯖の熟鮓(なれずし)』
トマトソースとカチョカバロチーズでとても食べやすくなっています。

次は感激驚きの『余呉湖の天然鰻 山椒の実のせ』
ご主人が目の前の余呉湖で釣ってこられたそうで
1本の半身の蒲焼きが2人前として、長い木のお皿に横たわって出てきました。
昨日のランチ、金沢「つる幸」さんでは『鰻のコース』で『うな重』を堪能しましたが
これはさらに味が濃く、皮はパリッと身はふっくらと焼き上げられ、見た目も楽しめる絶品の蒲焼きでした。
自宅で採れる "山椒の実" がアクセントになって濃いめの味を旨味に変えてくれます!

次は熟鮓の飯(いい)のソースがかかった『子持ち鮎』の焼き物です。
小振りの鮎のお腹には卵がたっぷり入り
湖西の山奥「比良山荘」で食べて以来の安曇川の小鮎に出会いました。
頭から尻尾まで骨ごとかぶりつき、やはり鮎は小振りがお気に入りです!
飯のソースも臭みは全く感じられず、これなら『鮒鮓(ふなずし)』も大丈夫そう?

その前に思いがけず、オリーブオイルがかけられた『琵琶鱒と熊肉の蒸し物』がでてきました。
熊肉は大阪市内のフレンチのお店で食べたことがあります。
これは近くの山で穫って冷凍したものだそうで、琵琶鱒の切り身の上にちょこっとのっていましたが
鹿肉以上に旨い! やはり冬場にここか「比良山荘」に再訪して、生の熊肉を食べなくては!!

さあ、メインの『鮒鮓』の登場です (^o^)/
女将さんの話によると、食べやすいようにハチミツに漬けてあるそうで
恐る恐る口にしましたがこれはイケます。
お酒があったら2切れといわず10切れでも食べれたでしょう!
『鮒鮓の頭のパン包み揚げ』はさらに食べやすく
『自家製からすみ』もクセがなく美味しい物でした。

最後は真っ黒な土鍋にグツグツ煮込まれた『スッポン鍋』
このスッポンも目の前の余呉湖で穫れたものだそうです。
何という恵み豊かな湖、冬は人の背までの深い雪に覆われるのだそうですが(汗)
2人で一粒残さず完食! スッポンのコラーゲンたっぷり、エキスの染み出た味は最高でした。

デザートの『鮒鮓の飯で作ったアイス』をいただいて
至福のランチの終了です。

ここはどのお店も真似のできない発酵食品をメインに
自然豊かな湖や川、山の幸を単に田舎料理としてではなく
創意工夫して極上の料理に仕上げていました。

高級な懐石料理もいいのですが、一度は必ず伺ってみる価値がこのお店にはあるようです。
途中で女将さんや御主人、娘さんが入れ替わり料理を持ってきてはお話をしてくださり
ゆったりと楽しく過ごすことができました。

さあ、2泊3日の食を愛でる旅もこれにて終了!
大阪に戻りましょう。

ごちそうさん (●^o^●)

  • IR北陸本線 余呉駅から1.8kmのところにあるオーベルジュです
  • お昼の10000円(税別)のコースの始まりです
  • ノンアルコールビール キリンフリー

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7位

比良山荘 (大津市その他 / 日本料理、オーベルジュ)

1回

  • 昼の点数: 5.0

    • [ 料理・味 5.0
    • | サービス 4.7
    • | 雰囲気 5.0
    • | CP 5.0
    • | 酒・ドリンク 4.5 ]
  • 使った金額(1人)
    - ¥15,000~¥19,999

2015/06訪問 2015/07/05

レビュー800件目! 安曇川の若鮎を食し、湖西の道の駅を巡る旅 Vol.2 比良山荘の『鮎食べ』〜〜〜♪

2015.06.28

かねてから伺いたかった滋賀 湖西の山の中にある山辺料理「比良山荘」さん
800件目の記念レビューにしようと、急遽2日前に電話
テーブル席なら空いている と予約が取れました〜♪

前日にお店から電話があり、部屋がひとつ空いたのでとラッキーなことに!
ゆったり豪華に若鮎を食べ尽くします。

友人を引き連れて、家を9時過ぎに車で出発
名神高速京都東ICで停滞に巻き込まれ、さらに湖西道路でも大渋滞
湖西の山奥の国道367号線を北上し
お店の手前で鯖街道の高級『鯖寿し』を買って
90kmちょっとを2時間もかかってやっと到着!
山の中といってもちょっとした田舎町、道は整備されているので
雪深い冬場以外は簡単に行けますよ。

比良山荘は、今年の2月にも予約して熊の肉を喰らう予定でしたが
大雪が降って車で行くことができずキャンセル(泣)
滋賀県で伺ってみたいお店のひとつだったので
とても残念で、いつかリベンジをとその機会を伺っていたのです。

小雨に煙る安曇川が流れる山の中の料理旅館
予定の11:30より15分前に着きましたが
すでにお店の駐車場には高級車が並んでいます。

100年の歴史のある宿に入ると、巨大な墨絵がお出迎え
テーブル席から部屋に変更されたことが伝わっておらず
待合に座って少し待ってから、2階の座敷に案内されました。

今回予約したのは

◆鮎食べ 15000円(税・サービス料別)
  蓴菜のおつゆ
  八寸‥‥鮎なれ寿司・青梅甘露煮・手長海老・鯉の卵・鰻の肝の煮こごり・茗荷寿司・しおでの胡麻酢
  向付‥‥鮎と鯉の洗い 醤油と酢みそで
  焼肴‥‥若鮎塩焼 蓼酢で (2回に分けて焼きたてが出てきました)
  焼物‥‥根曲がり竹・里芋 山椒味噌で
  丸鍋‥‥スッポン・白ずいき
  酢の物‥ワラビ・ミズ・山うど・岩茸
  ご飯‥‥鮎めし・鯉コク・香の物
  デザート‥‥山椒のアイス・小豆餡・山苺
   
2階の屋根のまわりに作られた庭と床の間に飾られた紫陽花を眺めながら
冷たいドクダミ茶をいただいて、料理の到着を待ちます。

まずはノンアルコールビールで乾杯!
いつものように、友人は昼間から冷酒をたっぷり(汗)
この料理に酒が飲めない運転手はつらいですw

『蓴菜のおつゆ』は優しい鰹出汁にプリプリの蓴菜がたっぷり入って
口の中ではじける食感が楽しく、これからの料理に期待が弾みます。

可愛く趣きのある魚の形の器に入った『八寸』には
鮎なれ寿司・青梅甘露・手長海老・鯉の卵・鰻の肝の煮こごり・茗荷寿司・しおでの胡麻酢と
地元の食材がいっぱい

『先付』は氷の上に敷かれたシダに鮎と鯉の洗いが並べられ
山うどのスライス・素麺南瓜の角切り・ミズ・紫芽(むらめ)・山葵が
彩り良く添えられて、見た目にも涼しげです!
鮎の刺身は大抵はセゴシですが、このように3枚におろしたものは初めて
醤油でさっぱりいただきました。
鯉は酢味噌につけて食べましたが、全く臭みはなくコリコリして食感も楽しめます!

さあ、いよいよ『若鮎の塩焼』の登場ですw
竹の青い葉と木のチップが焼かれた煙で演出された四角い皿に
2人分、3匹ずつ計6匹がのっています。
焼いた鮎の姿の何と美しいこと!
くねくね曲がって、背びれや胸びれ、尾びれも焦げずに完全な姿を残しています。
横たわった鮎をお皿の上に立ててみると、まるで泳いでいるかのようなフォルム
見事なまでの焼き方、絶妙な焼加減に感動、これぞ職人の技ですね!

やや小振りなこの鮎はお店の前を流れる安曇川の天然鮎と
琵琶湖の若鮎を使っているらしく、軽い塩味に焼き上げられて
頭からかぶりつくと骨と尻尾まですべていただけますw
内臓の苦みと鮎独特の身の風味がたまりません(汗)
蓼酢につけるとさらに旨味が増していきます!

鮎が解禁された6月初めに食べた有田川の鮎は
このお店の塩焼と同じく小振りで頭からかぶりつけましたが
夏の終わりに郡上八幡で食べた長良川の落ち鮎は
大振りで身はガッツリ喰えるのですが骨が硬くて頭からガブリとはいけませんでした。
大きな鮎の頭と尻尾を両手で持ってかぶりつくのも醍醐味ですが
自分は小振りな若鮎の、この時期の塩焼が一番好きです!

さらに、2皿目の塩焼が登場、今度は1人が2匹
焼きたてにこだわるので、このように2回に分けて提供してくれるのでしょうね。
5匹も連続で喰ったのは初めて、満足感でいっぱいですw

『焼物』の根曲がり竹と里芋は自分の手で皮をむいて
山椒味噌につけて食べましたがこれぞ山辺料理
肉でなくとも里の味が満喫できました。

えっ、これも食べれるの? と嬉しくなったのは『丸鍋』
家にもって帰りたいほどの素敵な平たく分厚い土鍋の中に
コラーゲンたっぷりトロトロに煮込まれたスッポン
そして出汁を吸った白ずいきのシャキシャキした食感が素晴らしい!

わらびの『酢の物』は山菜の苦みが風流で
お酢のジュレに和えられたミズ・山うど・岩茸も爽やかな味でした。

いよいよ2つ目のメインが登場ですw
立派な土鍋で炊き込まれたのは『鮎ごはん』
いよっ! 待ってました。
蓋を開けると、素焼きの若鮎が炊き込まれ
若い料理人さんが頭と骨を奇麗に取り除いて
身だけをご飯に混ぜ込んでくれます。
鮎の香りが部屋中にプーンと漂って思わず唾をゴックン!
お茶碗によそっていただき、粉山椒をふりかけていただきま〜す。
お焦げが入って香ばしく、優しい薄味で鮎の味がしっかり活かされた絶品ですw

味噌味の『鯉こく』はそれこそコクがあって、青柚子の香りが爽やか
たくあん・昆布の佃煮・胡瓜の糠漬の『香の物』もとても美味しくいただきました。
残った鮎めしは、ラップしてお持ち帰りできますよ! と言われましたが
当然お代わり3杯で、土鍋にはお米一粒も残しませんでしたぁ (^o^)/

最後は『デザート』
初めて食べた山椒のアイスは、さらに山椒のソースをかけるのですが
辛さは全くなく逆に甘味が涼しげな夏らしい味
添えられた焚いた小豆の甘味とよく合いました。
可愛らしい真っ赤な山苺が風情を搔き立てます!

若鮎を満喫、日本人に生まれて良かったと思える至福の料理ですね〜♪
最初に迷惑をかけたと手土産に『蓼酢飴』もいただき
幸せな気持ちでお店を後にしました。

ここを記念のお店に選んで大正解!
滋賀の名店は侮れない!
冬の熊の肉を喰らう『月鍋』も食べてみたくなりました。

大阪のフレンチ「カモシヤクスモト」で1度だけ熊の肉を食べたことがありますが
その白い脂身の何と旨かったことか!
きっとそれ以上の感動があるはずですw

ごちそうさん (●^o^●)


  • 向付 鮎と鯉のあらい
  • JR堅田駅よりタクシーで30分、湖西の鯖街道 国道367号線にあります
  • ドクダミ茶

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8位

星のや京都 (トロッコ嵐山 / その他)

1回

  • 夜の点数: 4.8

    • [ 料理・味 4.8
    • | サービス 4.5
    • | 雰囲気 5.0
    • | CP 4.5
    • | 酒・ドリンク 4.7 ]
  • 昼の点数: 4.9

    • [ 料理・味 5.0
    • | サービス 4.8
    • | 雰囲気 5.0
    • | CP 4.5
    • | 酒・ドリンク 4.5 ]
  • 使った金額(1人)
    ¥50,000~¥59,999 ¥4,000~¥4,999

2015/05訪問 2019/01/25

京都嵐山一人旅 Vol.7 ゆったり優雅に「星のや 京都」〜〜〜♪

2015.05.09〜10

ゆっくり優雅に1泊2日の京都嵐山一人旅〜♪

朝10時に渡月橋を渡って天龍寺のお庭を散策
ランチに『ざるそば』をいただき
昼過ぎにトロッコ列車に乗って保津峡を満喫して
竹林の道では京都らしい風情に癒されました。

再び渡月橋を渡ってやってきたのは
この旅の宿「星のや 京都」の送迎船乗場の上り桟橋
あと10分後に出航ということで、それまで舟待合で冷たいお茶をいただきました。
チェックイン開始の3時に送迎船に乗ってゆっくり保津川(大堰川)を上って行きます。
船から穏やかな川の流れ越しに見える渡月橋とその先に遠く霞む比叡山の姿に心が洗われます。
嵐山の新緑を楽しみながら15分の船旅で下り桟橋に到着
担当のスタッフさん達が出迎えてくれ
門をくぐって新緑の木々に囲まれた石段を登り、水の庭にやってくると
インドネシアの民族楽器ガムランが奏でられて荘厳優雅な空気が漂ってきます。

この旅の目的は、都会の喧騒から離れてゆったり心の洗濯をすること!
2年前の夏に大阪から友人と2人、車で伺った「星のや 軽井沢」の自然を活かした施設と
付かず離れずの心地よいおもてなしに感動して、今回の1人旅では「星のや 京都」を選びました。
嵐山は大阪の自宅から、車でも電車でもわずか1時間で行ける便利な観光地
これまで何度も訪れていますが、そこに宿泊すること自体考えたことがありませんでした。

今回予約したプランは

◆シングルユース優待食事別 36000円(税・サービス料込)
◆夕食コース(ダイニング) 五味自在 20000円(税・サービス料別途)
◆朝食(部屋食) 和朝食 3800円(税・サービス料別途)

宿泊棟の玄関で靴を脱ぎ、階段を降りて奥まったところにある部屋の中でチェックイン
窓のすぐ下には新緑の紅葉越しに保津川下りの船が行き交っています。
キングサイズのベッドでこれを独り占めするのはもったいないぐらい
お着きのお菓子として「米満軒」の『柏餅』と『お茶』をいれていただき
施設や食事の説明を受けました。

その後に外に出て、「奥の庭」や緑の木々の中に佇む施設を見て回り
保津川の岩場に降りて川面に吹く風に癒されました。
「和室パブリック」では『お抹茶』と『お菓子』の接待があるのですが作法を知らないのでスルー(汗)
しばし「水の庭の椅子」に座って、晴れてきた太陽の木漏れ日を満喫しますw

夕食は18時からなので、その前に部屋に戻って檜風呂に浸かると
邪気や悪鬼を祓う薬草とされる菖蒲が用意されてあり
端午の節句を感じる菖蒲湯で、旅の疲れをとりながら無病息災を祈りました。

さあ、滞在着に着替えて待ちに待った夕食に向かいます。
本当は奮発して「京都吉兆」に伺おうと思ったのですが
2人以上でないと予約できないということで断念(泣)
結局は、ホテル内レストランの「ダイニング」で京都のお酒を嗜みながら懐石料理を堪能しました!
その詳しい内容とたくさんの写真は「星のや ダイニング」の方にアップします。

夕食から帰ってくると、部屋には「亀屋良長」の『和三盆の焼き菓子』と『ハーブ茶』が用意してあり
さっそくいただきました。
もう一つ、ウエルカムドリンクとして『彩膳(微発泡うすにごり清酒)』が置いてあったのですが
今からサロン&バー「蔵」に伺ってちょっと一杯飲もうと思っていたので
それは寝る前に飲むことにして、夜10時バータイムオープンの「蔵」に向かいました。
中は大きく長いテーブルとソファー席があり
テーブル席に座って、有料ですが『竹鶴21年』をロックで
おつまみには『薫製ナッツ』を注文してゆったり過ごしました。
その様子も「蔵」の方にアップします。

ほろ酔い気分で「蔵」を出ると、ヒンヤリした空気に星が見事に輝く暗い夜道を少し散策
部屋に戻り、寝酒もいただいて就寝です!

翌日は朝6時に目が覚めて、さっそく朝風呂
昨日と打って変わり、雲ひとつないさわやかな晴天の中
施設内を散策して、誰もいない「ライブラリーラウンジ」で紅茶をいただきました。

朝食は8時から、部屋食をお願いしています。
10分前に2人のスタッフがコンロや鍋、料理を運んで部屋の中のテーブルにセッティング
季節感溢れる豪華な内容となっています。

◆和朝食
  野菜を味わう特製朝鍋
  季節の薬味
  朝一番に作った特製豆腐
  湯葉のサラダ仕立て
  焼き鮭
  香の物
  水菓子

ほうれん草・水菜・新玉葱・九条ねぎ・なめ茸・薄揚げ・星形の生麩を
自分で出汁の入った鍋に入れて煮えるのを待ちます。
その間に葛餡がかかったお豆腐をいただきましたが
豆の濃い味と香りが際立って旨いこと旨いこと!
煮えてきた野菜達は、京都祇園『原了郭の黒七味』を入れるとピリッと風味もよく
『蕗味噌』をたっぷり入れると春の爽やかな苦みが朝の食事にピッタリでした。
この蕗味噌は旨い! 持って帰りたいとつくづく思いましたぁ。
途中から鶏スープのにこごりを鍋に投入すると、また味わい深くなり
最後はごはんを鍋に入れ生卵を割り入れて雑炊にしちゃいました。
朝からお腹ははち切れんばかり、あまりの美味しさに食べ過ぎですw

そこで、旅館の裏手の石段を登って9時開門の「千光寺」に行ってみました。
お寺の鐘を3回打たせてもらうと、ゴーンという大きな音以上に余韻が素晴らしい、酔いしれて
400円の拝観料で境内に入ると、眼下に絶景の嵯峨野の山々や京都市内が広く見渡せました。
最初は一人でしたが、どんどん外国人観光客が登ってきます。

星のやに戻り「水の庭」の椅子で一休み
水辺のおめざ (9:30〜10:30)として、冷たいお茶と炭火で焼いた『かき餅』をいただき
鶯やコルリなどのさえずりを聞きながら、清々しい朝を感じました。
次に伺ったのは、カフェタイム(10:00〜12:00)の「蔵」
挽きたての豆を一杯ずつドリップした『コーヒー』と『焼き菓子』を振る舞ってもらいまいた。

そろそろチェックアウトしなければ(汗)
12時までずっといたいのですが、ランチに平安神宮近くのお店を予約しているし
友人から "京都の美味しい『パン』をお土産に買ってきて!" とメールが届きました。
フロントで手続きを終え、下り桟橋から再び送迎船に乗って保津川を下ります。
この船が夢のような世界から現実世界に引き戻してくれるわけですね(汗)

予想通り、自然を生かした造りで優雅にゆったりできました (^o^)/
至れり尽くせりではないけれど、若いスタッフさん達の適度な接待は心地よい。
ちなみにここにはテレビはありません。
CDプレーヤーがあるだけで、癒しの曲を聴いて過ごすのみ
ここはおもてなしを受けるというよりも
自らが何かを感じて動き回ったり、静かに過ごす場所だと思いました。

1ヶ月後には「星のや 石垣島」を予約しているので
そこでも南の島の温かさを感じながらゆったりできるといいな!
10月オープンの「星のや 富士」も "河口湖紅葉まつり" に合わせて
11月半ばに予約を入れちゃいました。
その前に夏にもう一度「星のや 軽井沢」に行けたらいいな。
「ハルニテラス」でまたお蕎麦が食べたいなぁ!

ごちそうさん (●^o^●)

  • 渡月橋の南側 上り桟橋
  • 「星のや京都」に行く送迎船
  • 舟待合で出航を待ちます

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9位

星のや竹富島 (竹富町その他 / ホテル)

1回

  • 夜の点数: 4.9

    • [ 料理・味 5.0
    • | サービス 4.8
    • | 雰囲気 5.0
    • | CP 4.8
    • | 酒・ドリンク 4.8 ]
  • 昼の点数: 4.8

    • [ 料理・味 5.0
    • | サービス 4.8
    • | 雰囲気 5.0
    • | CP 4.8
    • | 酒・ドリンク 4.5 ]
  • 使った金額(1人)
    ¥50,000~¥59,999 ¥4,000~¥4,999

2015/06訪問 2021/02/19

竹富島弾丸ツアー1人旅 Vol.5 琉球の趣き「星のや 竹富島」で "ぱいかじ" を感じる〜〜〜♪

2015.06.05

1泊2日の弾丸旅行1人旅
石垣島の向かいにある竹富島に渡り
友人2人が2年前に利用して大絶賛していた「星のや 竹富島」のキャンギ(琉球畳)の部屋を基地に
竹富島を隅々まで満喫します〜♪

新石垣空港に12:30に到着し、バスで市内中心部に!
食ったり飲んだりしながら石垣港離島ターミナルにやってきました。
ホテルのチェックイン時間に合わせて、14:30発の竹富島行きフェリーに乗船
15分で竹富港に到着です。

送迎バスの運転手さんが出迎えてくれ、10分で「星のや 竹富島」に到着
ちょうど3時のチェックインにぴったり間に合いました。
エントランスからレセプションに入ると担当の女性スタッフがお出迎え
カートで自分の泊まる宿泊棟に連れて行ってくれました。


ここ「星のや 竹富島」は一戸建ての約50の宿泊棟があり
すべて1階建ての沖縄伝統の家を模した造り
自分の宿泊棟もまず正面に "ヒンプン" と呼ばれる魔除けの壁が設置され
白い珊瑚の石垣で家のまわりが囲われていました。
屋根は赤い琉球赤瓦に白い漆喰、そして厄よけのシーサーが見下ろしています。

今回予約したのは

◆キャンギの部屋 43200円(税・サービス料込) 食事別
◆夕食 ホテル内ダイニング ディナーコース 12000円(税・10%サービス料別)
◆朝食 部屋食 和朝食 3500円(税・10%サービス料別)

琉球畳が敷かれ、南側の引戸は全開にできて "ぱいかじ(南風)"を感じながら昼寝ができます。
全体的に造りは単純ですがモダンな内装、快適に過ごせそうです。
まずはお着きのお菓子として沖縄の郷土菓子『ちんぴん』 と
『ハーブティー』(月桃・カシ・ガバ・レモングラス)をいただいて
チェックイン手続きを済ませました。

さっそく、ホテル内を散策してみます。
白い珊瑚の壁が連なる路地には緑の木々、青い空、赤い琉球瓦に白い漆喰
最高のロケーションですw
まずは楕円形の大きなプールそばの「ゆんたくラウンジ」に入ると
書籍やCD、飲み物が用意され、民芸品の販売コーナーもありました。
冷たい『さんぴん茶』をいただいて
お土産用にとミンサー織の携帯ケースや小銭入れ、小皿を2枚購入
次に「見晴台」に登ると、施設全体と遠く石垣島が見渡せます。
続いて外に出て歩くこと5分 "アイヤル浜" に到着
何と誰もいなくて白い砂と黒っぽい珊瑚の岩、青い海と紺碧の空を独り占めです!
「ゆんたくラウンジ」に戻ると汗びっしょり
タオルを借りてシャワーをあびた後に、緑の芝生に囲まれた「プール」に飛び込みました。
ここも独り占め、早くチェックインして大正解!


いろいろなアクティビティが用意されているのですが
その中から "島遊び 夕空クルージング" (無料・ワンドリンク付き) に参加〜♪
出発前に「ゆんたくラウンジ」で『畑人モヒート』(有料)を飲み
ほろ酔い気分で送迎車で竹富港に送ってもらい
そこからクルージング船で竹富島と石垣島の中間点に停泊して
『シークワーサージュース』を飲みながら夕暮れの竹富島を海から眺めます。
波は穏やか、次第に陽が落ちて壮大な自然の営みを満喫しました。

ホテルに戻ってシャワーを浴びてから
予約した20時ぴったりに夕食会場の「ダイニング」に突撃
まずは『スパークリングワイン』で乾杯!
沖縄の食材を使ったフレンチを満喫しました。
詳しくは「星のや 竹富島 ダイニング」のレビューにアップします。

部屋に戻って広いベッドで早めの就寝
ワインや泡盛の酔いも手伝ってぐっすり眠ることができました。
朝は6時に起床、さっそく朝の散歩です。
朝日に照らされる家々やプールがとても奇麗、鳥のさえずりも聞こえてきますw
「ゆんたくラウンジ」には朝のお目覚めとして
4種類のハーブとシークワーサーを炭酸水でわる『ヒラミレモン』が用意されていました。
さっそく氷を入れたグラスに自分で作って飲んでみると何とも爽やか!

部屋に戻って朝食です。
部屋食をお願いしていたので7時過ぎに男性スタッフが
カートで部屋に朝食を運んできてくれました。
畳の上のちゃぶ台にその準備ができるまで
まずはマンゴー・人参・オレンジの『ミックスジュース』をいただきます。

朝食の内容は

◆畑人(はるさー)の朝ごはん 和朝食
  主菜   タジン蒸し(島豆腐豚肉巻き・旬の地の野菜)
       地豆(ピーナッツ)だれ・シークワーサーポン酢で
  小鉢   冬瓜の冷やし
       長命草・つる菜・ほうれん草の白和え
  焼き物  鰆の塩麹焼き
       アーサーの出汁巻き
  ご飯   ジューシー(沖縄風炊き込みご飯)
       アーサの味噌汁
       香の物(胡瓜・マコモダケ)
  デザート 杏仁豆腐ぜんざい
  飲み物  コーヒー

沖縄の食材をふんだんに使い、体に優しくとても美味しい朝ご飯でした。
ご飯粒ひとつ残さずに完食、畳に座って庭を眺めながらの朝食
幸せを感じて、朝から大満足ですw
朝食は洋食を選ぶこともできますよ。

次に、2つめのアクティビティ "朝の静けさ 水牛車散歩" (1500円 税・サービス料10%別) に出掛けました。
新田観光の送迎車に乗って集落の中心部へ
8:30からの30分間、まだ観光客の少ない竹ボウキで掃き清められた珊瑚の砂の道を
水牛車に揺られてのんびり観光していきます。

一旦ホテルに戻って、貸し自転車(無料・要予約)を借りて "アイヤル浜" へ
またもや誰もいなくて、1時間弱ビーチに寝そべって陽焼けをしました。
ちなみに、この浜は潮の流れが速いので遊泳禁止です!

その後、自転車で竹富の集落に行き
「南潮庵」さんで自分用にTシャツを購入
さらに「アトリエ五香屋」さんでは蕎麦猪口を2つお土産に買いました。
部屋に戻ってシャワーを浴び、12時に「レセプション」でチェックアウト
非日常とはいえ、何だか落ち着く素敵な宿でした (^o^)/

荷物はフロントに預けて、再び自転車を借りて竹富島を一周します。
まずは島の西側 "カイジ浜(星砂の浜)" "コンドイ浜" "西桟橋" と巡って
ランチに「そば処 竹乃子」さんで『八重山そば』をいただき
"なごみの塔" に登って集落を眺めました。
最後に「パーラー ぱいぬ島」でカキ氷『ぜんざい黒糖』を搔っ食らって
自転車で「星のや 竹富島」に戻りました。

またもや汗びっしょりで、プール横のシャワーを浴び
ラウンジで着替えて『シークワーサージュース』を飲んでいると
女性スタッフの方から、島のあばぁが作る素朴なお菓子『さたくんこう』をお土産にいただきました。

さあ、時間に限りがあります。
送迎車で竹富港まで送ってもらって
15:45発のフェリーで石垣島離島ターミナルに向かいましょう。

先月の新緑に囲まれた「星のや 京都」に続いて
琉球の趣きがいっぱいの「星のや 竹富島」で優雅に過ごすことができました。
11月に、まだ建設中の「星のや 富士」が予約できたので
そこでは紅葉を愛でようと画策中です!

ごちそうさん (●^o^●)

  • 石垣島離島ターミナルからフェリーで15分、竹富港に到着
  • 送迎車で「星のや 竹富島」へ
  • エントランス

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10位

星のや軽井沢 (中軽井沢 / 料理旅館)

1回

  • 夜の点数: 4.6

    • [ 料理・味 4.6
    • | サービス 4.5
    • | 雰囲気 5.0
    • | CP 4.5
    • | 酒・ドリンク 4.8 ]
  • 昼の点数: 4.5

    • [ 料理・味 4.2
    • | サービス 4.5
    • | 雰囲気 5.0
    • | CP 4.7
    • | 酒・ドリンク 4.0 ]
  • 使った金額(1人)
    ¥50,000~¥59,999 ¥2,000~¥2,999

2015/12訪問 2019/01/25

「星のや」完結編 軽井沢 & 東京旅 Vol.7 温泉・食・買い物を満喫「星のや軽井沢」〜〜〜♪

2015.12.04〜12.05

この1年に、新緑の「星のや京都」・真夏の「星のや竹富島」・紅葉の「星のや富士」と巡り
いよいよ冬の「星のや軽井沢」に出掛けました〜♪
2年前の夏に来て以来の2度目の訪問となります。

初めての北陸新幹線 "はくたか" に乗車して軽井沢駅に14時過ぎに到着!
ホテルの送迎車を利用して、まずはガムラン楽器が出迎えてくれる "星のやレセプション" でチェックイン
ウエルカムドリンクとして『オレンジとシナモンのホットサングリア』をいただき
そこから1km離れた集落(宿泊棟)まで、星のや仕上げの日産キューブに乗って移動です。

今回の宿泊プランは

◆シングルユース優待食事別 山路地の部屋 1階ダブル 37800円(税・サービス料込)
◆夕食 メインダイニング嘉助:山の懐石 冬 12000円(税・サービス料別)
◆朝食 インルームダイニング:和朝食 2400円(税・サービス料別)

前回は友人と2人で人工池のそばに建てられた広い "水波の部屋" を利用しましたが
それに比べると "山路地の部屋" は狭くて見晴らしも良くないのですが、1人旅なのでここで充分ですw
石垣の中に作られた部屋にはキングサイズのベッド、広い洗面所とトイレ
そして部屋風呂は温泉が湧き出る檜の浴槽です。

お着きのお菓子に『ちもと餅』が用意され、自分で『ほうじ茶』を淹れほっと一息です。
荷物を整理してから近辺を散策し、歩いて300m 星野温泉「トンボの湯」がある "星野エリア" と
そこからさらに湯川添いに400m歩いて "ハルニレテラス" に出向き
『地ビール』や『ホットワイン』を飲んで、買い物もちょこっと済ませました!
天気は曇りでやや肌寒く、1週間前に降った雪がほんの少し道端に残って
冬の軽井沢の到来を感じさせてくれました。

夕食は20:15予約、時間があったのでまずは『メディティションバス』に突撃です。
ここは心を鎮める光と闇の瞑想空間として、明るさに包まれた "光の部屋" とかすかな音が響く"闇の部屋" の深くて広い湯船
さらに打たせ湯やサウナ・水風呂・リラックスルームが整えられて、宿泊者専用の温泉施設です。
まだ明るい時間だったので利用者は3名のみ、ゆったりと温泉に浸かりリラックスできました。
泉質は無色無臭透明で、湯あがりにはお肌はツルツルして美肌の湯としても有名です。

TVがないのが星のやの特徴、部屋に戻ってCDやFMラジオを聴きながらゆったり過ごして
フロントがある "集いの館" 2階の「日本料理 嘉助」に伺って遅い晩ご飯のスタートです。

○ 山の懐石 冬
  先付  :根セロリのお豆腐・林檎みぞれ・胡桃だれ
  煮物椀 :蕪のすり流し・香箱蟹・三つ葉・柚子
  お造り :山(鯉)と海(季節の海の幸)‥‥佐久鯉・まぐろ・松川鰈の昆布じめ (酢橘と塩で)
  凌ぎ  :早蕎麦
  強肴  :塩田平葱の炭火焼き‥‥薬味3種(オリーブオイル・鴨味噌・トリュフ塩)で
  焼八寸 :ノドグロの塩焼き・紅鱒の押し寿司・野沢菜和え物・菊芋チップス
       あん肝ゼリー寄せ・酢取り蕪・焼き芋・煎り銀杏
  炊合せ :鴨の小鍋・豆腐・九条ネギ
  御飯  :蓮御飯・お味噌汁・香の物・からすみ
  デザート:市田柿のアイスクリーム・季節の水菓子
  甘味  :葛焼
  お抹茶

○ 冷酒
  深山桜 1983 大吟醸秘蔵酒:長野県佐久市「古屋酒造」
  菊秀 純米大吟醸 蔵:長野県佐久市「橘倉酒造」

詳しくはひとつ前のレビュー「日本料理 嘉助」でアップしています。
地のもの冬の旬の食材をふんだんに使った日本料理を堪能して
すぐ横の「ライブラリーラウンジ」でドリンクサービスを利用!
自分でウイスキー『白州 ロック』を作り
『チャーム』にピスタチオ・ビスコッティ・げんこつを選んでお皿に乗せ
ラウンジのテーブル席に座ってチビチビいただきました。

部屋に戻って、夕食前にスタッフさんが持ってきてくれた
カモミール・リンデン・ラベンダー・ペパーミントのハーブ茶パックを自分でお湯を沸かし
心健やかにいただいてから、部屋の檜風呂にお湯をためて
用意してあった柚子を3個入れてゆったり柚子湯で体を温めます。
午後からビール→ホットワイン→冷酒→ウイスキーと飲んだので
ほろ酔い気分のまま広すぎるベッドで就寝ですw

2日目の朝は6時半に起床、近くを散策すると粉雪が少し舞ってきましたが
すぐにやんで朝日が射し、雲もなくなって青空が広がっていきました。

朝食は7:30からインルームダイニング(部屋食)です。
スタッフさんが部屋のテーブルに朝食をセットしてくれました。

○ 和朝食
  出汁巻き玉子
  焼き鮭
  蕪のふろふき柚子味噌かけ
  ほうれん草の和え物
  きんぴら牛蒡
  葱・麩・なめこの味噌汁
  香の物
  御飯
  フルーツ (林檎シロップ・イチゴ)

出汁巻き玉子は出来立てで温かく、結構な量がありました。
焼き鮭は身がフワッとジューシー、優しい塩梅のとっても美味しいサーモンです。
朝から元気が出る典型的な和朝食でした。

チェックアウトは昼前ですが、フロントに行って清算を先に済ませてから
「ライブラリーラウンジ」で『モーニングコーヒー』のサービスをいただきました。
朝の棚田を眺めながらのハンドドリップで淹れたコーヒーは格別ですね!

送迎車で1km離れた "石の教会 内村鑑三記念堂" と "軽井沢高原教会" に連れて行ってもらい朝の散歩です。
ほとんど人はいなくて、澄み切った青い空と森を独り占め、心が洗われますw

帰りは歩いて坂を下り、"星野エリア" の駐車場から遠くに雪を被った "浅間山" を眺めて
星野温泉「トンボの湯」にやってきました。
ここは宿泊者は無料で、朝の8時半から10時までは星のや宿泊者専用となります。
源泉掛け流しの豊富な湯量が魅力で、檜の縁にかこまれた岩風呂タイプの内風呂と
開放感のある露天風呂、サウナがあり "美肌の湯" として古くから親しまれている温泉です。
肌はツルツルになりホッコリできました。

湯あがりはお隣の「カフェハングリースポット」で『湯あがりプリン』をいただきました。
前回来たときも食べたのですが、蒸したてで熱々のプリンは最高に旨いですよ!
湯川沿いに400m歩いて「ハルニレテラス」にやってきました。
ここは100本以上あるハルニレの樹の下にウッドテラスが張られ
15のレストランやカフェ、雑貨店が建ち並んでいます。
昨日もここで『ホットワイン』を飲んでお土産を買ったのですが、今日がメイン!
パンやお味噌など、色々なお店を回って買い物三昧
最後はオープンの11時に一番手で蕎麦屋「川上庵」さんに突撃してランチです。
『鴨煮込み蕎麦』とそば焼酎のそば湯割り『佐久の花』をいただいて
車でフロントのある「集いの館」に送ってもらいました。

チェックアウトをして、11:40発の軽井沢行きの送迎車に乗り込み
「星のや軽井沢」を後にしました。
温泉・食・買い物を満喫して、星のや4軒を制覇です (^o^)/
それぞれ季節も違い、コンセプトも異なって楽しい思い出がたくさんできました。
来年には「星のや東京」と「星のやバリ」ができるそうです。
これは伺ってみなければなりませんね(汗)

この後は北陸新幹線 "あさま" で東京に行き、品川でもう1泊
夜は東京の友人2人と合流して、自分の誕生会の予定です!

ごちそうさん (●^o^●)


  • 星のや軽井沢
  • まずは、ガムラン楽器が並ぶレセプションでチェックイン
  • レセプションでいただいたウエルカムドリンク:オレンジとシナモンのホットサングリア

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