レビュアーの皆様一人ひとりが対象期間に訪れ心に残ったレストランを、
1位から10位までランキング付けした「マイ★ベストレストラン」を公開中!
2位
3回
2023/08訪問 2023/08/23
いつものあれは今日は出てこなかったけど、丁寧に仕上げられた安定感のある完成度の高い構成でちゃんと美味しい。ペアリングで出していただくワインも楽しく、昼からたっぷり飲むと、日差しの強い外に出たときが怖い。
オープン1週間目のお店に。来店3日前にオープンに気づいて即電話したら、遅い時間ならいいよとのことだった。
新しいお店は、カウンター7席と2人テーブル一つ。シェフともう1人でされてるようだが、今日はその方の都合がつかず一人でされていると。お店に入りまもなく、先にいた3人組のお客が帰ったため、ほぼ貸し切り状態でありがたい。
ちょうど7年ぶりに頂くシェフの料理は経験を感じる安定感。
特に1つめのパスタが出てきたとき、さわやかな香りに包まれて、来てよかったと思える気分になった。「これは食べる前からもう美味しいですね!」とシェフに伝えると、「食べてみてください美味しいですから」と。
3位
9回
2020/09訪問 2020/09/22
久しぶりにお気に入りのお店に、お昼だけど、その時に出せる一番素敵なコースをお願いとオーダーしてきました。
孔雀が食べ物だとは知らなかった。しかも野生。今日もほどほどにお酒も楽しみ、お店を後にしました。
H28.10
白トリュフコースをオーダー。
H28 3月末と6月に来店。
鳴り物入りで開業して、話題をさらったシェフの店だったが、前回来た時は客もあまり入ってなかった。お料理も、学校の先生のようなそこそこのテクニックを披露するだけのものに感じた。え、こんなんでイタリアでは評価されるのか? この辺りには人気実力店もあるのに、こんなもんなんか。さすがにこのシェフならもっといい仕事するだろう、こんなもんじゃないだろうと思った。価格帯が低いので、これくらいの仕事しかできないのか、いつか人気店なって高価格帯で最高の仕事をしてもらいたいなぁ〜 と、思った。
でも、2度目の来店は3月末に来た時とは、かなり違う、深みがあるお皿が並んだ。ホールもいっぱいで賑わっている。仕込みもずいぶん手間がかかってそう。あんなもんじゃなかったようだ。今度来る時はもっと期待してくるよと伝えて店を出た。
4位
2回
2020/07訪問 2020/07/13
色々な食材を使っているもののそれぞれ存在感があり調和がとれている
ここ数ヶ月は特に、日本各地にステキなイタリア料理店が増えている。昨年11年にオープンしたお店に。
今回は、小生の他は1組だけ。わりと静かなホールだったが、個性的でとても素晴らしい仕事。ソムリエさんも、ソービニオンブランの2種を混ぜて出すようなトリッキーな仕事をする。繊細な料理は、色々な食材を使っているもののそれぞれ存在感があり調和がとれている。キッチンはシェフともう一人でされているそうだが、まるで大人数で仕上げているような料理が並ぶ。
こだわった攻めた仕事をしているようなので、予約が取れないお店になってるのかと思っていたが… 近くの三ツ星店とちょっと競合してしまうのか。
6位
11回
2024/04訪問 2024/05/17
7年半ほど前に初めてきて、今回でたぶんやっと10回目。
ここのワインペアリングは小生の好みにビシッとハマり、そのため酔っ払ってしまう。年をとってきて、たっぷり飲むのはキツくなってきたので、今回はノンアルでいこうかとか考えながらやってきた。
が、ここまでやってきたので… やはり… たまにしか来れないし…
今回のお料理は特に迫力ある構成。優れた工夫があり、高いレベルで仕上げられており、何度も笑みがこぼれた。郷土料理を感じさせながら、すぐれたアレンジ。そんなお料理に、高い期待を裏切らないcrazyなペアリング。
高い個性が高いレベルで表現されている最も心に残る店の一つだ。
お気に入りのお店に久しぶりに。たぶんまだ9回目。
たまにしか来ないから、来るたびに料理の方向性も変わってるような気がするけど、今日はわかりやすいアプローチ。複雑な組み合わせもビシッと決める技術はかっこよい。序盤でGRAVNERが40度くらいのお燗で出てくるような破壊力のあるペアリングのワインは今日もcrazy。16種類のワインを楽しみ、最後は素敵なグラッパ3種を飲み比べてしっかり酔っぱらう。
2016年6月に初めてきて6年で、やっと8回目。京王線が遅延してそうだったけど無事辿り着けました。
色々深く考えられており常に挑戦を感じます。今日はわかりやすく素敵に美味しい。素敵なワインもたくさん頂くことができて大満足のランチでした。
4種のセットを注文してみました。
・パクチージェノベーゼ
・イカスミソース
・どっさり野菜のスープパスタ
・トマトソース
https://eatown.jp/category/SHOP_DONBRAVO/
4つ用意するなら、小生なら肉か何かを煮込んだようなソースも一つは用意しそうな気がするが、そんなんじゃなく、個性的なラインナップ。先日食べた、軽井沢の小林シェフのパスタも相当な完成度だったが、"研究と試作を繰り返して辿り着いた"というだけあってなかなか面白い! またお店に行きたくなる気持ちが高まりました。
2016.9
2016.6
なんだか最近人気上昇中のイタリア料理店があるという。国領?どこだ、普段は地方で慎ましく暮らしている田舎者にはわからん。
ピザ窯を使う一見カジュアルなお店のようだが、ここなどで上げられているお料理の写真を見るとなんだかちがう。素敵なこだわりを感じる料理がならび、さらにコースにピザを組み込むらしい。
小生、個性的でレベルの高い仕事をするイタリア料理店に行くことが、なりより好きなので、ここには行ってみたい。ぐぐると、林さんのaccaや田窪さんの店にもいた後、イタリアに行ったという。林さんや田窪さんの仕事は大好きなので、これは期待!
なんだこの店、とても面白い。個性的で完成度の高い皿がでてくる。ブラッシュアップされたスペシャリテ的なのかと思ったがそうでもないらしい。ピザもうまかった。東京のイタリア料理屋さんはすごいところが多くて困るなあ〜
8位
16回
2024/03訪問 2024/03/11
こだわりを感じるシンプルなアプローチで、しっかりとした個性を随所に感じ取れる。
四国のイタリア料理店のなかで最も素敵なお店の一つ。今後も楽しみで、生涯通ってみたい。
最近は外国のお客様も増えてきているそうだ。
お気に入りのイタリア料理店に。
マグロに卵黄を併せたり、絶妙に仕上げられたサワラには、ジャガイモのソース。シンプルにまとめ上げられているが、試行錯誤されて全体的な完成度が高く、とても美味しい。ペアリングのセレクトも心地よい。
お気に入りのイタリア料理店に(たぶん、やっと)15回目。
あいかわらずシンプルで精度の高いお料理が並ぶ。
この日はここしか予約してなかったから油断して前日の夜、食べ呑みすぎていたが、おいしくいただくことができました。
お気に入りのイタリア料理店に(たぶん、やっと)14回目。これが今日出せるbestだ的な構成は、シェフの圧倒的な自信を感じる。
今日は愛媛産の白甘鯛のフリットが出てきた。小さめの個体らしいが、鱗は間引かないで、立てた後、身の方に衣をつけて1度だけあげてある。たぶん、小生がいつも扱うくらい(白甘鯛はほとんど出会わないけど)のサイズ感なのに、フリットにすることでボリュームも出てるし、立てた鱗の状態は素晴らしい。
素敵なお店で出てくる甘鯛は、立派な魚体だからここまで仕上げれるんだと思っていたが、一流のシェフなら、アイデアと技術で素敵に仕上げれるんだね。自分でがんばって料理してるとプロの技の素晴らしさを理解できるときがあるのでなかなか面白い。
たぶん13回目のお気に入りのお店。
今回も予約開始日に予約してるけど、キャパも絞ってるし、昨年からtable checkの予約を導入したから、そろそろ予約でパンパンかと思って数日前に見てみたら、あんまり埋まってない。評価は高いのに、地元のカジュアルな客には支持されてなさそう。むしろ、海や山を目指してお店を出したら予約埋まりそうかな。予約取りやすくてありがたい。
今日も、高い個性と品質を感じる。
シンプルに考えを落とし込むようなアプローチで、通っていくうちに色々試行錯誤されており、行き着く先を見てみたくなる。
クロスティーニは初期から色々出てくることが多い一皿だが、今回最初に出てきたレバーペーストのクロスティーニがまず圧巻のクオリティ。
大好きなイタリア料理店に久しぶりに。四国を代表するお店だが、残念ながら来ることができるのは年に1回か2回。今日はおそらく6回目。
昨年来たときは、シンプルなアプローチで、えらい難しいところを攻めるな〜 と思った。その少し後に知人が行っていて、そのときはわりと従来のアプローチのようだった。
今日は、シンプルなアプローチで昨年よりもかなり追求されているような… 色々試行錯誤して、ブラッシュアップされているみたいだ。突出した仕事。10-20年後にはどんな高みにたどり着いているのか楽しみだ。
ホールを仕切る奥様の胸にはソムリエバッチがついていた。
約1年ぶりに2回目の来店。若いシェフが奥様と丁寧な仕事をしている。
たぶん自信のある定番料理が出てきたんだと思うけど、一年前より改良され、よりまとまった安定感。イチボも自家熟成してるとのこと。細かな点も試行錯誤されてるようだった。丁寧に仕上げられており、火入れも絶妙。コースにチーズも組み込まれている。
前回来たときはあまり誰かに勧めたくなるほどではなかったけど、今回は素敵なお店になってたよ。今後も楽しみです。
食材を面白く組み合わせる宮川シェフが奥様と二人でされているお店。穏やかな二人の連携が手を広げすぎないこじんまりとしたお店の中を心地よく演出してくれます。
パスタを2種類組み合わせて使ったり、素材を時にジャム状にして添えたり、一手間がお皿の魅力を高めてくれます。何度お店に足を運んでも、その時々のアレンジと、用意してくれるワイン(ときどき自然派も)とで最高の時間を過ごすことができます。次に出てくるお皿がまた楽しみです。
お昼は混むときも多く、出す皿数も限られているため、お昼に一度行ったくらいではこの店の良さが伝わらないこともあるかもしれません。