14回
2024/04 訪問
どれを頼んでもお酒が進んでしまう美味しい料理の数々。(お通し、お造り盛り合わせ、だしまき、ふきの山椒煮、親子丼)
新年度になって気持ちも新たに、ゆうべも宮に行ってきました。
本日も素敵な盛り付けの八寸から始まり、刺身の盛り合わせ、だしまき、ふきの山椒煮、親子丼の順番で注文していきました。 飲み物は日本酒で豪快、裏霞、花洛の順番で注文していきました。本日は飲み物の写真は撮影できてません。
お刺身の盛り合わせはコチ、タイ、ヒラメ、イサキ、マグロのせせり、ヨコワのトロをいただきました。ヨコワのトロの口解けの良さ。コチの洗いをスダチをかけていただきキュっとしまった感触。マグロのセセリの美味しい所を余すことなく全部使い切る姿勢、そして何よりも素敵な盛り付け。 いつも新しい感動を与えてくれます。
久々に注文したこのお店の名物であるだしまきも優しいお味で、ダシのうま味と大将の技が詰まった素敵な逸品でお味も最高です。
親子丼を頼んでおき、待ってる間にふきの山椒煮をいただくと日本酒のペースが上がっていきます。お酒がとんでもなく進むお味です。
親子丼も基本に忠実な作り方ながらも美味しい味付けかつ素敵な盛り付け。添えてくださる漬物の力も相まってガツガツと食べてしまいすぐに完食してしまう美味しさです。
本日の来店時にはご新規のお客さんがこられていた様子。大将と女将さんとのカウンター越しの会話を楽しんでおられる様子にもホッコリとしてしまいつつもお会計。本日のお会計は6700円でした。
美味しかったです。ご馳走様でした。
2024/04/07 更新
2024/03 訪問
雨なのにいつも満員の地元の皆に愛されてるお店です。(お通し、たいの子甘煮、天婦羅盛り合わせ、たけのこご飯)
3月28日に来訪してきました。少しだけ間があきましたが思い出しながらの記載です。
木曜日平日で雨降り、18時過ぎ。まぁ今日は空いてるだろうと思って店の前に来たら傘立てに沢山の傘。暖簾をくぐったらほぼ満員でしたw (1席空いてたのでなんとか座れました)
なので今日は時間がかかるものは天麩羅盛り合わせのみの注文にしておいて、他は早めに出せるやつを2品だけ注文。 天麩羅を待つ間に鯛の子旨煮とたけのこご飯を注文しました。
本日の八寸も春を感じる素敵な彩りある盛り合わせ。桜の葉と桃の花が素敵なあしらいです。
鯛の子旨煮は大将から「これはオマケです、よかったらどうぞ。」と白子を付けてもらいました。白子の部分のモニュモニュという食感と噛んだ時に口の中に広がるほのかな甘み。 日本酒が進む味です。鯛の子の部分もとても美味しいです。
たけのこご飯わいただく前に天麩羅が揚がったので先にそちらからいただきます。春野菜のあしらい(ふきのとう、わらび)もある素敵な盛り付けで味も良い感じ。沖縄県産の雪塩でいただく味が素敵です。
たけのこご飯も春を感じる素敵な味付けと香りで美味しかったです。
日本酒2合(600円×2)込みで本日のお会計は4580円。 いつも素敵な料理を良コスパで出して下さる素敵なお店です。 ご馳走様でした。
2024/03/30 更新
2024/03 訪問
筍のわかめ煮に舌鼓をうつ(お通し、筍のわかめ煮、山葵の花漬、富山産天然ブリの塩焼き、かやくごはん)
以前いただいた筍の粉かつお煮が美味しかったのでもう一度食べたくて再来訪しました。
来店時間18時半頃で最初はテーブル席に4名のお客さんだけでしたが、あれよあれよという間に満席になってしまいました。 相変わらず凄い店です…!
本日の八寸は桃の花と桜の葉で包んだお寿司に桜の花な塩漬けが乗っていました。ホタルイカが付いてるのも嬉しい限りです。ほんとにお通しのレベルが高いしこれで600円(1年前のお値段、現在のお値段はまだ聞けてません)なのが本当に凄いです。
早速筍の粉かつお煮をと思いましたが、急遽路線変更で筍のわかめ煮へシフトチェンジして注文。ついで富山産天然ぶりの塩焼きも注文を入れておきまさした。出来上がりを待つ間に山葵の花漬を注文して熱燗でチビチビとやりながら待ちます。今回は日本酒でいきましたがこれはビールでも合いそうです。いい塩梅の辛味で美味しかったです。
コトコトという音と共に煮込まれていた筍のわかめ煮が完成した様子。先ずはワカメの部分からいただきましたが煮汁の美味しさをワカメが吸い込み大変素晴らしいお味となっておりました。筍もカツオ煮の時とはまた違うベクトルの美味しさで優しくも美味なる味わいです。
そうこうしてる間に富山産天然ぶりの塩焼きがでてきました。 こちらも大変美味で凄い日本酒の進む味わい。かやくごはんをよそっていただき無礼ながらガツガツと食します。本当に美味しいです。
ここまでで〆て、本日のお会計は5700円(日本酒2合で1200円含む)。 美味しかったです。ご馳走様でした。
2024/03/18 更新
2024/03 訪問
桃の花と筍料理に春を感じます。(お通し、富山産ホタルイカ、筍の粉カツオ煮、お刺身盛り合わせ、茶わん蒸し)
3月4日の月曜日、2日前になりますがまたまた宮に行ってきました。
木曜日と土曜日にも店に行ったのですが満席のため無念の退店、3度目の正直で着座できました。ちなみにこの日も満席でした。相変わらずの人気ぶりです。
本日の八寸は桃の花と共に出てきました。端午の節句を過ぎたんだなと季節を感じます。 相変わらずの素敵な盛り付けです。ちなみに本日のお酒は3月2日にあった伏見の街全体で「伏見の清酒祭り」という蔵開きイベントをやっていたので、宝酒造の会場で購入した松竹梅の大吟醸を持ち込みさせていただきました。このお店の口コミとは関係なくなるのでお酒のほうの味の批評は差し控えますが、美味しかったとだけ。持ち込み料は500円です。
本日のメニューには筍があったので筍の粉カツオ煮を注文しておき、待っている間に富山産ホタルイカを注文。毎年頼んでいるのですが酢味噌との相性がたまりません。無茶苦茶お酒が進む味です。
八寸が下がった後に女将さんがひなあられを付けてくれました。ひな祭りの時期前後のサービスかなと思いますがこういうのもいい感じです。チビチビとつまめる系のアテをお出ししてくれるのは良いですね。
火口が見える席だったので粉カツオ煮の作るお手元も拝見していたのですが、ヒタヒタに浸かっていたはずの筍が汁気がなくなるまで煮詰めているお手元がみえました。こんなに煮詰めるものなんだと素人丸出しの感想を思っていたら出てきた筍。 凄い美味しかったです。きっと筍の下処理も良いのでしょう。カツオの煮汁?の旨味が凝縮されていてえも言われぬ究極で完璧で最高の味になっていました。 日本酒も無茶苦茶進みます。
隣の席のお客様とも談笑しつつ刺身盛り合わせを注文。 シマアジ、平目、タイ、ホタテ、アオリイカ、エビ、タコ、カツオの盛り合わせ。 いつも美味しいのですが今日の盛り合わせは特にエビが美味しかったです。日本酒が無茶苦茶進みます。
刺身盛り合わせと一緒に頼んでいた茶碗蒸しも到着。 だしまきをウリにしてる店のお出汁で作った茶碗蒸し。美味しくないわけがないですね。何度いただいても完璧なお味です。日本酒が無茶苦茶進みます。
気づけば持ち込んだ日本酒の4号瓶が空になっていました。お酒そのものの美味しさもありますが、美味い料理があると酒が無茶苦茶進みますねw
本日のお会計は5800円、料理の美味しさから考えたらほんとにこのお値段しか払わなくて大丈夫なのかと不安になる位のコスパの良さです。いつもありがとうございます。ご馳走様でした。
2024/03/08 更新
2024/02 訪問
我が心本月の如く、月も亦我が心の如し(お通し、刺身盛り合わせ、白魚の南蛮漬け、金目鯛の煮つけ)
雨降ってなおかつ20時前とやや遅めの時間の来店だったからか、宮に通って初めての貸し切り状態。熟練の板前とカウンターでマンツーマンというまさかの事態と相成りました。しかしどんな状況でも決して手を抜かずに仕事に真摯に向き合う板前さんであることはそこそこ長いお付き合いですのでよく知っているつもりです。心して相対していこうと思います。
寒かったので一杯目はひれ酒を注文。何度も頂いているのですがいつ頂いても美味しいです。目の前で炙っていただけるのもまた素敵です。(カウンター一番左の火口が見える席のみですが)
八寸は宮ではあまり見たことのないオシャレな杯ででてきました、多分凄いいい盃な感じと思い伺ってみると「馬上杯」という杯なのだそうです。馬の上に乗りながらでも飲めるようにという杯とのことです。こういったいろんなことを伺いながら食べれるというのもまたいい感じだなと思います。
刺身盛り合わせはヨコワ、ホタテ、シマアジ、タイ、ヒラメ、イカ、ウニ、てっさ。別添えでテッピも付けていただきました。 本日のホタテは口に入れたらほのかに甘い位のにゅわっと感が。天然もののホタテで良い物が仕入れられたので出したとのこと。他のお刺身も美味しかったですがとくにホタテの美味しさの印象が強かったです。
刺身盛り合わせでは一吟でいただく。やはり最高のお酒です。お造りとよくあいます。
ラストオーダーになる前に時間かかりそうなやつを注文。金目鯛の煮付けを頼んでおいて合間に白魚の南蛮漬けを注文。 優しい味付けにほのかに酸っぱい南蛮漬け独特の感じ。非常にお酒がよく進みます。
南蛮漬けでチビチビいってる間にもコトコトと美味しそうな煮込み音。 ソワソワと待つ間にヒレ酒に注ぎ酒をお願いして大将と喋りながら煮魚な煮上がりを待つ。 待ち時間も楽しく過ごせます。普段は長時間大将とお喋りし続けるということがあまりなかったので本当に新鮮です。
煮付けが完成し目の前に出していただき食す。盛り付けも無茶苦茶キレイ。美味でありまさに「頬が落ちる」という言葉の通りです。 鯛の身がキレイに骨から剥がれる。一番美味しい頬肉のあたりの肉の味もたまりません。 付け合わせの牛蒡も美味しくて煮汁もちょい甘のご飯が進みそうな味。 白ご飯を追加して煮汁まで全部いただく。 お行儀の悪い食べ方ではありましたが最高に美味しかったです。
1時間くらいの滞在でお会計9700円。一介のサラリーマンには決して安いとはいえない金額ではありますが、他所で同じ位のものをいただくともっと高くつくでしょうし何よりも同じ位のものを出せる店もなかなかないと思います。
我が心本月の如く 月も亦我が心の如し 心と月を丙(ふたつ)ながら相照らし 清夜長しえに相尋ぬ
山中月の一節ですが、熟練の料理人とのカウンター越しのひと時というのはこういうかんじなのかなともふと思うような、そんな気持ちになれた素敵な時間でした。 ご馳走様でした。
2024/02/29 更新
2024/02 訪問
満席!でも常連さんのおかげで座れた!本当に愛されている店だなと思います。(お通し、ほたてのうにあえ、あおさのりの天ぷら、アスパラの天ぷら、わかさぎの天ぷら、うなぎ茶漬け)
今日もふらっとご近所の宮さんへ。 のれんを潜って扉をあけるとなんと席がいっぱいでした。今日はダメかと思いすごすごと帰ろうと思った矢先にいつもお見掛けする常連さんお二人が「ここのテーブル席空いてますのでよければどうぞ」とお誘いいただき、まさかの相席で座らせていただく形になりました。
大将と女将さんのお二人でまわしておられる店ですので、当然満席の状態なのでお料理はさすがに出てくるのが遅かったという点は否めませんでしたが、待っている間にも同じテーブルになった常連さんと酒を飲みながらワイワイと談笑するというのも悪くないものです。
本日はほたてのうにあえ(写真撮り忘れ)、あおさのりの天ぷら、わかさぎの天ぷら、アスパラの天ぷらとアテ4品(うち3品は揚げ物でしたので3人でとりわけやすいように盛り合わせにしてもらいました。お会計もシェアした形です。)+日本酒3合(松竹梅の豪快×3)、〆にうなぎ茶漬け。
揚げ物と日本酒の相性もよく美味しい料理を片手に酒をひとつまみ。雪塩と揚げ物の相性も最高です。 ほたてのうにあえをつまみながらもワイワイと談笑。 〆のうなぎ茶漬けもおいしくいただき、18時半くらいの来店だったにも関わらずラストオーダーのお時間(21時)近くまでガッツリと談笑してしまいましたw やはり美味しい料理があると話が弾みます。
本日のお会計は5700円。大変美味しかったです。ご馳走様でした。
2024/02/22 更新
2024/02 訪問
2品だけでも満足度抜群。小腹がすいた時にぷらりと訪問。(お通し、だしまき、天婦羅盛り合わせ)
夕べも宮に行ってきました。
夕べは早めの夕食を食べた後に少し小腹が空いて19時過ぎの来店。注文は2品、酒は一合+焼酎の水割りのみ。
徒歩数分圏内にある店なのでちょっと歩いてすぐいける、丹波橋の住宅街に住む一介のサラリーマンにとってはありがたいお店です。 本日の来店時には常連さんとおぼしきお客様が4名。皆さんひれ酒のカップがカウンターにおいてあって、「こっちに注ぎ酒を!w」という注文が入っている瞬間にカウンターの一番端の席にお邪魔させていただきました。とても楽しそうに大将や女将さんとの会話が盛り上がっている最中にお邪魔してしまったのがちょっとだけ申し訳なかったです、、、w ちなみにこのお店のひれ酒はやはり大将の炙り方がよいのか、他のお客さんにも好評の様子です。ひれ酒のレビューは以前やらせてもらいましたし、本日は頼んでないので省略です。
節分を過ぎて大寒を過ぎたからとのことで桜の花をあしらった八寸。いつもステキな盛り付けです。
だし巻きと天麩羅盛り合わせを注文。今日はこのだし巻きと天麩羅を食べたくての来店でした。
何度もレビューしてるメニューなので詳細は省きますが、魔法のような食感と優しい味付けのだし巻き。 大ぶりな具材をちょうど良い衣加減で出してくれる揚げたての天麩羅。雪塩でいただく天麩羅は最高です。
いつきてもどのお店でたべる料理よりも美味しくいただけるお店が近所にあるというのは本当にありがたいことです。 常連の皆さんとカウンター越しに繰り広げられていくお店とお客のコミュニケーションというのはいつ見てもとてもいいものです。
本日のお会計は3700円。大変満足でした。ご馳走様でした。
2024/02/10 更新
2024/02 訪問
ひれ酒が最高に料理と合います。(お通し、ほたてのうにあえ、かますの炙り、蛤の酒蒸し、うなぎ茶漬け)
今日も今日とてやってきました。節分ですし寒さがこたえます。熱燗を飲みたくなって来店しました。
本日は来店時には2組4名のお客さんだけでしたが、なかなか注文が立て込んでいるご様子。火口は空いてる様子だったので八寸の盛り付けを待っている間にひれ酒を注文。ヒレを炙る際にガスバーナーじゃなくて網で炙るスタイルに大将のこだわりを感じます。
八寸は過去の口コミで何度も触れたので省略させていただきます。素敵な盛り付けとお味です。
先ず頼んだのは、ほたてのうにあえとカマスの炙り。ほたてのうにあえは5年くらい前からこの店に来ていますがお気に入りのメニューの一つです。ものすごいお酒が進む味です。
かますの炙りはこないだ見つけた新しいお味。すだちをかけておろしたてのワサビでいただくお味は格別です。
ヒレ酒の注ぎ酒を頼んでから蛤の酒蒸しを注文。ダシと貝の旨みの相乗効果で最高の味です。大将から「熱燗でダシを割ってのんでみても美味しいよ」とのお言葉があったので試してみた所、別々に頂くのとは違う美味しさがあり新しい発見でした。
うなぎ茶漬けをいただいて〆。うなぎ茶漬けもまた格別の美味しさです。
本日のお会計は6980円。ご馳走様でした。
追記 以前は日本酒のメニューしか載せていなかったので日本酒以外のメニューも掲載しておきます。
2024/02/06 更新
2024/02 訪問
伏見の中でも最高峰の日本酒を、最高の料理と共に。(お通し、お造り盛り合わせ、鳥親子鍋、うなぎ茶漬け)
月もまたいだので気持ちも新たに宮さんに来店。 本日の八寸も素敵な内容。桜の花から梅の花に戻った付け合わせの花。今日寒かったですからね、、、!w 付け合わせの花が春から冬にもどっちゃったよ! というツッコミはさておき。 外が寒いからこそ熱燗と心温まる八寸。 一杯目でもう体も心もポカポカです。
次はお造りの盛り合わせ。本日の盛り合わせは赤いか、生うに、寒グレ、よこわ、ブリ、ヒラメ、かますの炙り。 おろしたてのわさびでいただく盛り合わせ。お酒も2合目で英勲の「一吟」にシフトチェンジ。こちらのお酒は1合で2000円するのですが、大吟醸の優しくほのかに甘い・おいしい味わいがお造りと相性ピッタリです。(写真の一吟は過去に私が自宅で楽しむ用に購入したときのものですが、参考資料として添付いたします)
次はとり親子鍋を注文。他のお客様との会話をこなしつつ他のお客さんの注文もさばきながら、片手でサっと卵を割ってささっと鍋をセットする流れるような所作。料理人ならばできて当たり前と言われる動きなのかもですが、素人目で見る限りとても洗練された所作に見えました。 出てきたお鍋をあけた瞬間に目の前に広がる鳥ととじられた卵のみごとな調和がとれた世界。 もう見ただけで美味しいですね。 お味も最高でした。
〆にはまたしてもうなぎ茶漬け。 今まではお茶がかかった状態で出てきていましたが今回はお茶は別で添えられてどうぞセルフでおかけになってくださいというスタイルでの登場。 なぜだろうと思いましたがお茶をかける前に一口だけしぐれ煮とご飯の組み合わせでいただいたときに「なりるほど!」となりました。しぐれ煮の鰻の油っ気をすったご飯との相性が抜群でした! 一口目はうなぎとご飯のみでいただいて、二口目はうなぎとご飯の組み合わせにわさびをつけて堪能して、三口目からはお茶をかけて一気にいただく。 ちょっとしたプチひつまぶしのような楽しみかたもできました。 大将のお心づかいが身に染みます。
本日はここまでで〆 お会計は8100円 いつも通りの「他所でたべたらこれいくらするんだろう、、、。こんなにお値打ちでいいのか、、、!!」といういい意味でのお値打ち価格。 安くはないのは確かですが本当にいい意味でお値段に合わない、最高の料理を、お酒を。よい店です。
2024/02/06 更新
2024/01 訪問
一飯清意の味わい。大将のお心づかいが染み入ります。(お通し、くわ焼き、うまき、天婦羅盛り合わせ、かやくごはん)
何回来るねんとそろそろ何処かからツッコミが入りそうな気がしますが、また来てしまいました。でもそれくらい来たくなる店なんですよね。
お通しの八寸に付いてるあしらいの花が本日は桜になっていました。桜に筍と、まだまだ冬の寒さも厳しい中での春の到来を待ち侘びたくなるような、そんなステキな八寸です。
本日も日本酒は松竹梅の豪快でいただきましたが、今日は大将がいつも来てくれてありがとう。今日はよかったらコレを使って下さいと。九谷焼きの辰の器で日本酒を飲ませていただきました。大将の心遣いが気持ちよく、器が変わった所でお酒の味が変わるわけではないハズですが、今日いただいたお酒はいつもよりも美味しく感じました。
八寸の後にはくわ焼きを注文。このお店は本当にかしわ(鶏肉)もまた絶品なんです。甘く煮詰められたみりんとお砂糖とお醤油かな?のタレがまたかしわとの相性が抜群。お酒が進みます。
次に名物のだしまきの中に鰻が入っているうまきを注文。できたてアツアツのうまきもこのお店の絶品料理の一つ。鰻茶漬けや鰻のしぐれ煮をいただいた時にも思ったのですが大将のうなぎが本当に美味しく、だしまきも絶品。二つが合わさった料理が美味しくないわけがないですね。ぷるぷるのだしまきと鰻の味が相性抜群です。
次に天麩羅盛り合わせを頼み最後に〆でかやくごはん。天婦羅の盛り合わせは以前にも記載したので内容が重複気味になりますが。衣の付き方もいいかんじでいい塩梅の揚げかげん。石垣島の雪塩をつけていただく天婦羅。お酒が進む一方ですね!w かやくごはんも天婦羅がなくなるくらいのタイミングでだしていただき満腹満足の食事となりました。
本日のお会計は5900円。払ったお値段を超える味付けの料理なのでこの金額でだいじょうぶなのか?とほんと不安になってしまいます。本当にいい意味でコスパがよい最高のお店です(食べログという性質上コスパに触れていますが食べている私はそこをほとんど意識していません)。でもコスパ以上に真心を込めて目の前の料理に全力を尽くされる大将のお姿とその大将を支えておられる女将さんのお姿には本当に心打たれます。いつもありがとうございます。
2024/01/30 更新
2024/01 訪問
盆と正月がいっしょに来たような気持ちに。(お通し、ブリ刺身、かぶら蒸し、ふき山椒煮、うなぎ茶漬け、茶そば)
一昨日いったばっかりなのにまたしても来てしまいました。 またきたくなるくらいに料理が美味しい店なんですよね。
私の家からは徒歩5分程の近所に店があるということもありいつも店にいくときは予約無しで突発的にお店にいってしまうので満席だとすごすごと引き返す事も多いのですが、本日はテーブル席・座敷席が満席でカウンター2席には予約席の札がついていましたが、カウンターが3席あいており無事に着席することができました。
先ずはお通しをいただきながら熱燗をいただきました。やはりこの時期は熱燗がとっても美味しいですね。この時期に出てくるお通しは金柑をくりぬいた器にイクラを盛り付けてくださるのですが、この金柑の器がそのまま食べれるようになっているんです。見た目にも華があって味もサッパリと美味しいお味ですごくいい感じです。
最初に頼んだのはブリのお造り。大将が後ろの座敷席(予約でお任せのコース料理を注文されていたご様子)のお客さんに刺身の盛り合わせを説明されている所でチラっと聞こえてしまったのですが、ブリが富山産とのこと。この時期の富山産のブリとか、これは頼むしかないと思いすかさず注文を入れさせていただきました。 すごく脂のったブリのお刺身で、おろしたてのワサビと醤油でいただくことで口の中が幸せいっぱいになります。 これ多分他所でいただいたらもっとお高い気がします、、! この味わいを1500円、平凡な会社員である私からすれば決して安いとはいえない金額ではありますが、かなり良心的なお値段な気がします。
次の料理が出てくるまでの間に日本酒「乾坤一」を注文。こちらも先日いただいた「浦霞」と同じく宮城県のお酒。本日は冷やでいただきましたが熱燗でもいけるお酒とのこと。蔵元から直で買われているとのことで、京都ではほとんどおいてる店はないんじゃないかな?との大将のお言葉でした。 味もキレのある辛口の味わいで後からくる料理との相性も抜群でした。
次に頼んだのがかぶら蒸し、新年一回目の営業日にも頼んだ料理ですが、今回はたまたまですが大将のお手元がよくみえる席だったので大将が作られているご様子を見ながらいただくというのはまた別格の美味しさを感じれます。 かぶら蒸しにかけている餡を雪平鍋で温めておられるお手元も拝見しましたが、他のお客様との会話もこなしながら鍋を焦げ付かせないようお手元で餡を温めながら蒸し物も見張りながらと、常に全方位に気を配りながらお仕事をされている職人のお姿というのは見ていて美しくすらあります。 ちなみに餡のトロミは片栗粉ではなくて葛を用いてトロミをつけるのだそうです。 家庭料理のレシピ等を見ると片栗粉でトロミをつけるとあるのですが、やはり本職のかたは素材にも気をくばっておられるからこそのこの味なんだなと思いました。
箸休めに女将さんが出してくださった落花生も美味しく、日本酒と合います。ふきの山椒煮も山椒がよく聞いていて美味しい味付けです。酒が進みます。
前回来店時に頂いたうなぎ茶漬けが美味しかったので再度注文。やはり今日も美味しくうなぎの美味しさをご飯とお茶がいいかんじに受け止めていてけしからん(最高の)味わいとなっていました。 今回もあまりの美味しさにものの2分くらいで食べきってしまいました、、、!w 食べっぷりが良かったのか奥のテーブルのお客さんが「あのお客さん(私)と同じのをください」と頼んでおられました。
本日の〆には「茶そば」を注文。実は〆にけっこう頼むメニューなのですがお出汁のきいたおつゆがいい味を出していて隠れファンの常連さんもいらっしゃる逸品のひとつです。 安定安心の美味しさでした。
本日は日本酒4合、お通し込みで料理6品でお会計は8400円。 ちょっと連日の来店になったのでお財布には痛い出費となりましたが、、w でも払ったお値段以上の幸せを提供してくださるこのお店は本当に素敵だと思います。
後ろの座敷席のお客さんとほぼ同じタイミングで帰ったのですが、退店時にそのお客さんが「美味しかったな!盆と正月がいっしょにきたみたいやったわ!」という賛辞を大将に送っておられました。まさにその通りだなと思いましたので本日のタイトルはこのお客様の感想の原文ままとさせていただきました。
2024/01/21 更新
2024/01 訪問
無限の歓懐玉杯にあり。お酒と料理の食べ合わせが最高!(お通し、天婦羅盛り合わせ、ふきの山椒煮、茶わん蒸し、うなぎ茶漬け)
新年初回の営業日に行って以来の宮さんです。
本日は生憎の雨で、なおかつ木曜日。平日です。
今日は流石の宮さんといえども流石に空いてるのでは?と思いつつ来店させていただきました。
まさかのほぼ満員でしたね。ビックリしましたwww
お通しは正月仕様がおわり、通常使用の器でのお通しなのですが相川らず流石の盛り付けかつ素敵な味わい。 正月仕様の紅梅とはまた違った梅の花のあしらいがお通しに華を添えています。
写真の順番が前後してしまいましたが、ふきの山椒煮、天婦羅盛り合わせ、茶わん蒸し、うなぎ茶漬けの順番で本日は注文させていただきました。間に日本酒を松竹梅豪快×2→浦霞→豪快の順番で4合頼みました。 どの料理も日本酒と合います。
とくにふきの山椒煮やうなぎ茶漬けに入っている山椒と相性がいいです。 熱燗でも冷やでもどんどんと進んでいってしまう日本酒。 実にけしからん(素晴らしい)食べ合わせですね。
天婦羅も天つゆではなくて雪塩でだしてくるところが実にいい感じ。 この塩をまぶした天婦羅もまた日本酒と合います。 前回頼んだ出しまきも大変美味しかったのですが、このお店は茶わん蒸しもまた絶品。 ゆりねやかしわ、椎茸、おふ、エビ等のたくさんの具材の入った茶わん蒸し。ちょっといいところにいけばいくらするのかわからないくらいのお味の茶わん蒸しがなんと800円で食べれるというのは素晴らしいことだと思います。
鰻のしぐれ煮を乗せてじっくりと染み出した鰻の脂がしみ込んだ鰻茶漬け。 あまりの美味しさにガツガツと食べてしまい2分くらいで平らげてしまいました。 私もけっこうな年なのですが童心に返ったような気持ちでガツガツと平らげてしまいまうくらいの美味しさでした。
合間に挟んだ宮城県産の日本酒の「浦霞」もやや辛口の味わいが料理の良さを引き立てる大変実にけしからん(最高)仕事をしていました。伏見のお酒でもある松竹梅の豪快も素晴らしいお酒だとは思いますが、やはり浦霞のもつ辛口の味わいの良さが料理とよく合いました。熱燗でいただくならよろこびの酒と言われる豪快(1合600円)、冷やでいただくなら料理とバッチリのペアリングの浦霞(1合1000円)というふうにわけていただくのもまた楽しみのひとつかなと思いました。無限の歓懐玉杯にあり。美味しい料理あってこそ酒も際立ち、美味しい酒あってこそ料理も際立つ。、あさに料理とお酒のマリアージュを感じました。
本日のお会計は7400円。料理のお味とお値段が全く釣り合わない(いい意味で)。ちょっといい所で同じ内容の料理を食べたらいくらしてしまうのか、、、安い店ではないのは確かですが、料理の内容を考えればとてもコスパもよく、食後の満足感もすごい。素敵な店だと思います。
2024/01/18 更新
2024/01 訪問
お通し、お造り盛り合わせ、だしまき、蕪蒸し
初投稿です。 いつも行っているお店ですが、新年1回目の営業日には必ずお邪魔するようにしています。
新年の正月期の営業日にだけ出てくるこの羽子板のお通しの器。器の素晴らしさに見劣りしない謹賀の料理。そっと添えられた紅梅がまた料理を美しく彩っています。
新年1回目の営業日ということもあってお忙しい中ですが注文を通させて頂き、まずはお造りの盛り合わせ。タイ、ヒラメ、シマアジ、ヨコワ、カワハギ、ケンサキイカ、タコ、カワハギの盛り合わせ。カワハギは肝も添えられていました。 お造りがとても美味しいばかりか美しく彩られていて、持ち込みさせていただいた大吟醸(持ち込みは別途持ち込み料金必要です)がよく進みます。
次に頼んだのが店の看板メニューであるだし巻き。 何度も頼んだことがあるのですが、いつきても絶品の仕上がり。フワッとした食感はまさに魔法のような味わいです。これまた酒がよく進みます。
その後に頼んだのが蕪蒸し。 この店に通うまでは食べたことのない料理だったのですが、この店で食べさせていただいて以降私の好きな料理にランクインしました。 中身の蕪や諸々入っている具材も絶品なんですが、蕪蒸しにかかってる餡の味がまた絶品で、暖かさと美味しさを同時に口から喉から胃袋にまで全部運んでくれる味です。かくし味に入ってるとある具材が私の好物でもあるのですが、その優しい甘さもまた私を魅了しつつも料理の味を損ねないステキな味わいです。
蕪蒸しをいただき終わる頃には持ち込んだ酒をほぼ飲み尽くしていました。 美味しい料理というものは酒とよく合います。 料理→お酒→料理→お酒の無限ループにはまりそうになります。
この日はお店も立て込んでましたのでここまででお会計。 この日の総額はハッキリ覚えてませんがたしか6000円〜7000円くらいだったとおもいます。
決して立地がよい場所とはいえない、ひっそりと営業しておられる店ですが。 某老舗の店で料理長をされていた大将の料理の腕と、奥様の接客は流石のひとことです。あと5年もやれるだけの体力は無いとおっしゃっていました。 店を閉められるその時まで、できるだけ沢山通おうかなと思います。
2024/01/30 更新
祇園で長年修行された大将の確かな味わい。小さなお店ですが、伏見の片隅にあるひっそりとした隠れた名店です。
2024/01/30 更新