カケスタ★たかひろさんのマイ★ベストレストラン 2013

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カケスタ★たかひろ (40代後半・男性・静岡県) 認証済

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1位

石葉 (湯河原 / 料理旅館、日本料理)

1回

  • 夜の点数: 4.8

    • [ 料理・味 4.8
    • | サービス 5.0
    • | 雰囲気 5.0
    • | CP 4.5
    • | 酒・ドリンク 4.0 ]
  • 昼の点数: 4.7

    • [ 料理・味 4.7
    • | サービス 5.0
    • | 雰囲気 5.0
    • | CP 4.5
    • | 酒・ドリンク 4.0 ]
  • 使った金額(1人)
    - -

2013/05訪問 2023/10/01

古き良き日本の風情や季節の移ろい、眼と舌で贅を楽しむ湯河原温泉旅館「石葉」

緑深い湯河原、若草山山中に佇む湯河原温泉旅館「石葉」さん。湯河原でお世話になる旅館といえばこちらです。


木造りの落ち着いた温もり溢れる佇まい。大きな暖簾をくぐり、気持ちの良い応対でコンシェルジュのお出迎え。


玄関入口を上がり、さり気なく置かれたお土産品。石葉さん自家製のオリジナル佃煮や、石葉セレクトのお取り寄せの南高梅やジャム、地元作家さんたちの粋な器や木のスプーンなど、実際に石葉さんで提供されているものを置かれています。


ウェイティングルーム。こちらの若旦那の小松さんの趣味趣向が伺える書籍の数々。B&Oの奏でる音も楽しめます♪


今回のお部屋は「翠」10畳1間のこじんまりとしたお部屋ですが、2人でしたら十分な空間です。


縁側に降り立てば、小庭を楽しめ、緩やかな時が流れます。


お部屋の活ける花1つ取っても、決して派手な演出はせず、あくまでも自生のものや周辺の自然を活かしたさり気ない配慮がなされています。


銅の洗面台。魅せ方、アメニティなどを仕舞う小物入れの使い方が粋。


天井の張りは、昔ながらの数奇屋建築や茶室の天井を参考に網代天井に。


デンマークのB&Oのオーディオやスピーカーに始まり、こちらにもB&Oの受話器。


仲居さんがキンと冷えた「明日葉茶」と「うぐいす団子」を用意してくれました。友人夫妻と一緒に慰安のひととき。


夕食の席までまだ少し時間に余裕があるので、浴衣片手に大風呂へ。


草履に履き替え、一旦外へ。


離れにある通路を上り廊下を進み


殿方湯と婦人湯で暫しそれぞれの安らぎの時を。


山間が見渡せる脱衣場。


夕暮れと朝陽を独り占めできる贅沢なロッキングチェア。


内湯。


露天風呂。木々に囲まれ空を仰ぎ、サラサラの温泉で泉質がナトリウム一塩化、アルカリ性、低張性、高温泉でお肌はしっとりつるつるに生まれ変わります♪


ウッドデッキのテラスでは、この絶景を満喫できます。


別荘時代の建物を生かし、3部屋からスタートした石葉さん。周辺の自然を上手く活用し取り入れた設計で少しずつ増築され、今では9部屋の旅館になりました。旅館の味わいも然ることながら、こちらの腕の見せ所は、自然豊かな湯河原の恵みの食の数々です。お次は、夕の懐石料理をご紹介します♪


2013/05/21 湯河原温泉旅館「石葉」季節のプラン~山菜と相州牛を食す~


石葉さんでは、それぞれにお部屋でいただく食事が通常スタイルですが、今回のように2組の仲間で宿泊の場合や、団体様の食事宴会(要予約で湯河原の舞妓さんも可能)、もしくは宿泊されず食事だけをいただく場合はこちらの舞台があるお部屋でいただくことが可能のようです。畳の上にテーブル席を用意されていますが、最近ではお座敷でなくテーブル席をご希望される方も多いのだそうです。2人でもあらかじめ予約をすれば、こちらのお部屋をおさえることも可能だそうですよ♪


まだ薄暗くなる前の舞台ではありますが、蝋燭が灯り、木窓の向こうには一面、木々と岩の自然が織り成す力を感じさせ、凛とした厳かな空気が漂います。ここでもB&Oから夜の宴に合わせムーディーな音が奏でられています。


食前酒「女将の漬けた杏酒」


先付「蓴菜 ファーストトマト 加減酢」秋田の蓴菜のとろみにビタミンが多く、ファーストトマトにほのかな酸味が食欲をそそります。


八寸「鯛ちまき寿し 四十日芋蜜煮 蝦蛄の黄味揚げ 独活 太刀魚八幡巻き 空豆醤油焚き」

蝦蛄(しゃこ)の黄味揚げも、上品に焚かれた独活(うど)に太刀魚を巻いたものもお酒の当てになる一品。空豆は皮ごと美味しくいただけました。


五月の節句にちなみ鯛のちまきを。若々しい笹の葉に巻かれ、青々とした香りが移り込んだ爽やかなちまきに。


石葉セレクト3酒の1酒目「神奈川の地酒」3,800円 今回は食事に合わせ出してくれる石葉セレクトの3酒をオーダー。


お椀「羽太葛叩き 初茄子 陸蓮根 花柚子 生姜」

駿河湾の羽太を葛叩きで。初茄子だけに若さ溢れ香り良しで、優しい甘味ととろける食感が口中に広がります。花柚子のほのかな香りを楽しみ、出汁の旨味の中に生姜の風合いを最後に残す絶妙なバランス。


石葉セレクト3酒の2酒目。


お造り「初鰹 あおり烏賊 あしらい」

初鰹を炙りで。お好みで、ポン酢、からし、醤油でいただきます。浜松で名物でもある”もち鰹”に慣れ過ぎててしまっているせいか、こちらの鰹自体はさっぱりめに感じます。あおり烏賊のねっとり感は、隠し包丁の細やかさから美味しくいただけます。


焼き物「相州牛炭火焼き」、進肴「山菜の天婦羅」、止肴「明日葉お浸し」

今季のオススメコースのメインディッシュ、相州牛の炭火焼きは、じっくりと炭火で焼かれ表面はこんがりと、中からは溢れ出るほどのジュースが一瞬にしてジュッと零れます。噛み続けると繊維質が残るのが特徴の肉質でしょうか。同じく炭火でじっくりと焼かれた筍。この筍が纏った醤油の濃さと焼き加減が絶妙です!天婦羅は天だしと生姜大根おろし、お肉は甘みのある山椒醤油で。山菜の天婦羅は、うるい、山うど、明日葉、こしあぶら、こごみ。


石葉セレクト3酒の3酒目。錫でいただく冷酒は本当に美味しい。今回いただいた石葉セレクトの3酒はどれも柔らかな甘味を感じるものでした。


炊合せ「穴子白煮 新小芋 白アスパラ 隠元豆」済んだお出汁で柔らかく焚かれた穴子を九州のホワイトアスパラや隠元をおろし生姜と共に。写真では隠れていますが、新小芋が美味しく焚かれていることに一同ほっこり笑顔になりました。


石葉さんでは和でもワインをいただくようセレクトされています。今回は友人夫が”この和食にどのワインをマリアージュさせているのだろう?”と疑問に思ったようで、グラスワインをいただくことにしました。出てきましたのは白「シャブリ」、赤「ナパヴァレーrindo(紫鈴)」「ジュヴレ・シャンベルタン」の3種。


御飯「栄螺ご飯」栄螺(さざえ)の磯の香りと旬のグリンピースの青い香りが立ち込める釜飯。石葉さんでいただく釜のご飯が楽しみの1つです。中釜で4人がそれぞれに2杯ほどいただける量で大満足。


可愛らしい仲居さんがひと品ひと品丁寧にサービスしてくれます。


お焦げがほんのり付くのが釜の良いところ。美味しいお焦げを仲良く取り合う友人夫妻。


「赤出し」京都で修行された経験の長い料理長中田貞年さんならではのおもてなしの数々が終盤を迎えました。


「香の物」炊き合わせたご飯の塩気の優しさに反し、漬物はしっかりとした塩分で攻めてます。これもバランスでしょうか。


水菓子「枝付き江間苺」枝付きは朝摘み完熟の状態の苺を意味するそうです。


甘味「外郎 豌豆」葉に隠された豌豆(うすいまめ)の外郎(ういろう)は、色合いも綺麗。


別室での3時間ほどのゆっくりとした夕の懐石をいただいた後は、1FのウェイティングルームでしっとりとしたBGMをかけていただきました♪


「ウィスキーをロックで」

余韻に浸りながら4人で暫し歓談タイム。大好きな旅館での美味しい懐石を友人夫妻と共に味わえ喜んでもらえ楽しい初夏の宴は幕を閉じました。朝食は朝風呂を浴びてからのんびりと8時半にいただく予定。お次は朝の食事をご紹介しましょう♪


2013/05/21 湯河原温泉旅館「石葉」の朝食は贅の極み


前夜の石葉さんでの夕の懐石を存分に楽しみ、快適な睡眠で迎える目覚めの良い朝。晴れ間を覗かせた山間を眺めながらの気持ち良い朝風呂までもいただき、朝の食事と参ります。


「搾りたての黄金柑」食前にさっぱりとしたフレッシュな蜜柑ジュース。目が覚めます。


「蕗と牡蠣の焚き合わせ」あくの強い子たちは、少々しっかり目の味付けに。


「法蓮草の胡麻和え」


「関東風厚焼き玉子」こちらは、優しい甘さの関東風。ご要望があれば、関西風の出汁巻き玉子も可能だそうです。


「釜揚げしらす おろし大根」


「青梗菜、小芋、高野豆腐、椎茸の炊き合わせ」


「揚げ豆腐に自家製の胡麻だれで」

湯河原では有名な豆腐と生ゆばの専門店「十二庵」さんの国産大豆の濃厚な豆乳をにがりで固める製造方法で作られるこだわりの豆腐を使用されており、口溶けの良い滑らかな美味しい豆腐。


「鰆の焼き魚」しっとりと脂ののった鰆、ご飯がすすみます。


「ご飯」茨木のミルキークイーンを使用。粒が立ち綺麗な銀舎利。


炊きたてご飯を朝からいただく至福の瞬間。釜から上がる米の香りに顔が緩むのは日本人の証。


ミルキークイーンは、通常の米よりも粘り強く、やわらかく炊き上がりやすい。冷めても硬くなりにくく、白飯やおにぎり、炊き込みご飯に適している。おかず全てが、ご飯を食べさせる為に用意されているようで、友人夫は3杯、皆も軽く2杯は平らげました♪


「浅利の味噌汁」愛知県産浅利を使用。石葉さんでは朝のお味噌汁は身体に優しいものをと考えられ貝類が基本。


「南高梅」最近低塩の梅に慣れているせいか、少し塩分は強めに感じる。


「香の物」


「海老の甘煮」※お土産物として販売もされています。


「牛肉のしぐれ煮」※お土産物として販売もされています。


「玄米茶」


「ニューサマーオレンジにシャルドネのゼリーを添えて」

果実の中で最も芳香成分が豊富と言われるシャルドネ。アルコールは飛んでいるにしろ、大人な香りを存分に味わえます。


「コーヒー」日本人なら誰もが喜ぶ大満足の朝食をいただいた後に、部屋で帰り支度をし、チェックアウトはのんびりと11時。


お見送りをしてくださる女将さんや仲居さん、そしてコンシェルジュのお世話になった皆さんと記念撮影までご一緒し、本当に時の経過を忘れ贅沢な2日間をのんびりと過ごさせてもらうことができました。また是非、足を運びたいと思います♪


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今回宿泊した旅館は、老舗の石葉さんです!

緑深い湯河原、若草山山中に佇む石葉さんは、
別荘時代の建物を生かし、
自然を取り入れた設計の旅館です。

岩戸山、十国峠を望み、離れ本館と
野趣豊かに緩やかな斜面に広がります。

古き良き日本の風情や季節の移ろいを
大切にした洗練された空間ですよ~♪


暖簾をくぐり、旅館のエントランスへ。


まずは待合でお部屋の用意ができるのを待ちます。


B&Oがさりげなく置いてありますね~♪

杉本博やゲルハルトリヒターの本が
置いてありましたよ(驚)


さて、そろそろ準備が出来たようで
仲居さんがお部屋まで案内してくれます。


今回宿泊するお部屋は岩戸(いわと)!


かぎがとってもクラシカルですね♪

鍵の富士の画もそうですが至る処に
型染作家の高田 正彦という御方の作品が見受けられます!


こんな感じで使いますよ(笑)


さて、さっそくお部屋に入りましょう!


お香の香りがいいですね♪


センスのよい花器がいたるところにさりげなく。


お部屋はとっても広くて、
御食事を頂く10畳、お部屋と寝室の十畳の二間続きでした!


明日葉茶とお茶菓子を頂きながらお部屋の説明を聞きます。


とっても落ち着ける空間ですね~♪


お部屋には温泉檜風呂も付いていますよ!

さて、用意をして万葉公園へ出かけることにしましょう♪


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独歩の湯から石葉さんへ戻るころには日も暮れだしました。

夕暮れ時の景色もいいですね〜♪

夕食まで少し時間があるのでまったりと。

浴衣に着替えて温泉気分!

さて、夕食の時間になったので
席につくことにしましょう〜♪

今日の献立はこちら!

まずは先付けで、松葉蟹、三つ葉、舞茸酢ゼリー。

お上品な味わいに蟹が贅沢に盛られ
さっぱりとしながらもお酢で食欲をそそります♪

八寸で鳥、銀杏松風、唐墨大根、鯖寿し、滑子、菊菜とんぶり和え。

どちらも品のよいお味です〜!

旅館からのお祝いのサービスでおとそを振舞って頂きました♪

お椀で蕪すり流し、甘鯛、しぼり生姜。

蕪の優しいお味の中に甘鯛の甘さが引き立ち
生姜で喉が温まります!

旅館からのお祝いサービスでお赤飯。

お造りで地魚二種、あしらい。

手前は寒ブリを生醤油で、奥は平目をポン酢で頂きます。

どちらも素晴らしく弾力も有り鮮度抜群ですよ!

お次はオススメの日本酒を冷酒で頂きます!

日本酒を注いで、ぐいっと飲んじゃいましたよ〜。

お次は...

焼き物で子持ち鮎山椒柚庵焼き、酢橘。

ほんのりと柚子の香りと鮎の風味が交わった焼物です!

かなりな子持ちですね(驚)

お次はお鍋でグツグツと。

グッドデザイン賞を受賞されたと言うスマートなガスコンロ♪

仲居さんが炊き合わせを取り分けてくれました〜。

炊き合わせは地鶏、人参、牛蒡、蓮根、椎茸、大根、水菜。

出汁はとっても美味しかったですよ!

地鶏はコラーゲンたっぷりで
とっても柔らかくお口の中で溶けて無くなります♪

お野菜も大きなカットですがきちんと下処理されているので
滲み込み方が半端無く野菜本来の旨みを贅沢に味わえます!

強肴は大中寺芋おかき揚げ、鱚風干し空揚げ。

大中寺で作られているお芋を蒸して団子状にし
お煎餅を砕きまぶして揚げられたものだそうですが
甘い芋でお煎餅の塩っ気とも合います!

止肴で芹、一休麩白和え。

ほんとにお上品なお味ですね〜♪

御飯はお釜で登場!

御飯は魳ご飯。

赤だし。

香の物。

お茶をいただきながら...

お祝い仕様のデザート!

マスカットと巨峰のゼリーは食べ応えがありますね〜。

甘味として栗蒸し!

金箔の乗った洋梨はとっても美味♪

文句なしの御馳走様でしたよ〜!


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食後は大浴場へレッツゴー!


お部屋を出て離れへ進みます。


夜の石葉さんは雰囲気がいいですね~♪


時間が遅かったので大浴場は貸切です!


ゆっくり湯船につかります♪

といっても長風呂が苦手な僕は10分も持ちませんが(汗)


夏場はお風呂のテラスでのんびりも良さそうです♪


さて体が温まったところで床につきましょう~。


夕食で残ったカマスご飯を
夜食用におにぎりにしてもらったので
こちらを頂いてから、おやすみすることに。


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次の朝は早起きしてお風呂にレッツゴ~!


昨日とは違う大浴場でゆっくり湯船につかります。


お風呂でさっぱりした後は朝食です!


食前にさっぱりとした蜜柑ジュース。

お土産売り場にもありましたが
フレッシュな蜜柑まんまの濃厚さです!


こんにゃくきんぴら芝海老煎り煮。


ほうれん草のくるみ和え。


厚焼玉子そめおろし。

甘くなく御出汁の利いた優しい玉子焼きですね♪


真いわし塩焼酢だち添え。

焼き方が半端なく素晴らしい仕上がり!
塩の入れ方も最高です!


くず豆腐しいたけ割り醤油。


冬瓜ふくませ煮肉味噌がけ。

冬瓜の滲み込んだ優しいお味に濃厚な肉味噌と絡み
ご飯が進むお味です!


ご飯はかまどで。


ちょっと固めに炊き上げたご飯はつやもあって最高です!


しじみ味噌汁。


白菜、赤しば漬け、きゅうりぬか漬け。


南高梅。


わさび漬け。


朝食を楽しんだ後は...


食後の珈琲と。


飲むヨーグルトを頂きます!

ほんとにこちらの旅館のお料理は美味しいですね~♪

御馳走様でした!


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朝食の後、出発の準備をして待合の部屋へ。


帰り際、女将さんの小松民枝さんとしばし歓談。

「宿も、自分も、従業員も成長させてもらえて。
旅館をやって本当によかった」。

創業から40年を振り返り、女将さんはお話をされていました。

丘の上から湯河原を望む石葉さんは、
民枝さんが独身時代の29歳に始めた宿だそうです。

以前は3部屋しかなく、このエントランスは厨房だったそうですよ!

先ほどの待合のお部屋がエントランスだったんですって。


今は息子の秀彦さんが経営者となって
庶民派の旅館からセンスのよい高級旅館として生まれ変わったそうです。

秀彦さんにはいろいろオススメのスポットを教えてもらいましたよ♪


さて、石葉さんを後にして、お次の目的地へレッツゴー!

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2位

ラガップ (藤枝 / フレンチ)

5回

  • 夜の点数: 4.3

    • [ 料理・味 4.4
    • | サービス 4.4
    • | 雰囲気 4.0
    • | CP 4.4
    • | 酒・ドリンク 4.5 ]
  • 昼の点数: 4.2

    • [ 料理・味 4.3
    • | サービス 4.0
    • | 雰囲気 4.0
    • | CP 4.3
    • | 酒・ドリンク 4.3 ]
  • 使った金額(1人)
    ¥6,000~¥7,999 ¥6,000~¥7,999

2023/07訪問 2023/08/23

藤枝・フレンチ「L’AGAPE(ラガップ)」内装リニューアルでシックな趣きが落ち着く店内に

藤枝市青葉町の青島中学校通り沿いのテナントビルの一角にあるフランス料理レストラン「L’AGAPE(ラガップ)」。昨年9月に内装を改修され、リニューアルオープンされてからは初の訪問となってしまい久し振りの藤枝ランチへ!


サインボードも新調され、今年2023年7月4日からはメニュー価格を変更されていますので、公式サイトをご確認ください。


こちらは、オーナーシェフの松下崇之(Takayuki Matsusita)さんが、東京・関西のお店で経験を積み、フランスでも修行された後、2008年9月に開業。店内は昨年9月に内装を改修しリニューアルオープン。シンプルモダンな雰囲気は変わらず、白壁をシックなグリーン寄りのグレージュカラーに変更し、椅子の張り替えや壁面の照明などを追加し、より落ち着き溢れる空間に。席数は変わらず10席ほどで、隠れ家的なプライベート感溢れるレストランとなります。松下シェフが繰り広げるフランスの郷土料理や伝統料理をベースとしたクラシカルなフランス料理を堪能できるこちらは、私たちが結婚してから10年以上通い詰めているお店の一つです。


この日は、祝日「海の日」ということもあり、普段は月曜定休ですが翌火曜日を代休にされ営業。奥様の由佳子ちゃんもホールスタッフとしてお手伝いに入っていました。以前から「マセラティ浜松」でお世話になっており、現在は藤枝にて「Garage Sugiura(ガレージ杉浦)」を運営されている杉浦明(Akira Sugiura)さんのもとへ愛車の修繕で納車ついでにランチをご一緒することに♪


車を預け、帰りは電車となるため、乾杯はシャンパーニュをいただきましょう。


杉浦さんは、クラシカルでレアな車から定番の車までメーカーや車種問わずに取り扱われており、いつも迅速丁寧に対応してくださるため「困った時の杉浦さん」と言った感じでいつもお世話になっています。御近所でないところが悔やまれますが、藤枝まで足を伸ばすなら、必ず訪れたいお店がこちら「ラガップ」なのです。


「ダニエル デュモン シャンパーニュ ブリュット グラン レゼルヴ NV
(Daniel Dumont Champagne Grande Reserve Brut NV)」
1970年代初頭に蔵元を設立したダニエル・デュモン氏。現在は二人の息子が蔵元を引き継ぎ、10haの畑で年産約8万本を生産。甘い香りとまろやかな味わいを楽しめるシャンパーニュです。


前菜「北海道産生ウニ トウモロコシのムース ビーツのコンソメジュレ」
夏に美味しい食材をギュッと詰め込んだ色鮮やかな一品。地元産のとうもろこしをピュレにし、軽くホイップした生クリームと合わせてムースにしたものを土台に軽く炙った生ウニを添えて、ビーツをコンソメで煮出してジュレと共に味わいます。手前にトマトや胡瓜、焼き茄子などに、ケイパー、アンチョビ、マヨネーズなどでタルタル仕立てにしたソースを添えてあり、フレッシュな胡瓜の食感が爽やかなアクセントに。


前菜「コンフィにした鮎のポワレ 新ニンニクのソース」
塩でマリネした鮎を、低温のオイルで約5時間ほどコンフィにした後、フライパンでソテーし、こんがりと食欲をそそる良いお色に仕上げ、外はカリッと中ふわっとしっとり。素揚げした茄子を鶏のブイヨンで蒸し煮し添えて、ニンニク風味のクリームソースをパセリバターでモンテしとろみを付けたソースを絡めていただきます。フランスはリモージュの陶磁器「レイノー(RAYNAUD)」の釣りの様子を施したタッチの軽やかな器が彩りを添えています。


前菜「藤枝産木の子とお肉のパテ ”パテ・アンクルート”」
パイ生地でパテを包んだクラシカルなフランスの伝統料理パテ・アンクルート。今回は、数種類の豚肉と鶏の白レバーで作ったベースのパテに、地元産のきのこのマデラ酒、赤ワイン、生クリームで煮上げたものを合わせて練り込み、パイ生地で包んで焼き上げたパテ・アンクルート。塩味は優しくも、きのこの旨みや豚の甘み、鶏レバーのコクが一体となって口中に広がり、味わい深き一皿に。


桃の季節がやって参りました!「ラガップ」では毎年、桃が旬の時期に「桃のスープ」を提供されており、このスープを楽しみにやってくるお客様も少なくありません。


「桃の冷製スープ」
静岡県産の旬の桃を用いた冷製スープ。桃の水分だけで蒸し煮にし、煮出した後、ピュレにして、少量の牛乳、生クリームで伸ばしてスープに。丁寧な手仕事で滑らかな食感となり、まるで桃の旨みだけをギュッと凝縮させたような濃厚な味わいは上品な大人のデザートのような仕上がりで、毎夏のお楽しみの定番の一皿!


「自家製パンとフランスパン ポークリエット添え」

冷めても美味しくいただける様に、70%の中種法で仕込み、ふんわりもっちりと甘い香りが立ち込めるミルクパンとフランスパン。添えられるポークリエットと共にいただきます。


主菜・本日の鮮魚料理「金目鯛」
この日の鮮魚は金目鯛。たっぷりのオリーブオイルでウロコを立たせてながら焼き上げているため、見目麗しい仕上がりに。エシャロットとマッシュルームを炒め、白ワイン、ノイリーを入れて煮詰め、少量のフォンドヴォーと発酵バターで繋げたソースに仕上げ、付け合わせはソースに馴染むよう、トロトロに仕上げたじゃがいものピュレと焼き野菜を添えて。フランス料理の要となるフォンドヴォーによって完成する奥深いソースの美味しいお店は間違いないですね♪


主菜「黒毛和牛トモサンカクのロースト」+¥800
内ももの希少部位であるトモサンカク。和牛のため、脂にも火を通すイメージのミディアムレアで焼き上げ、赤ワインベースのソースと、ブルーチーズのクリームソースに旬野菜を添えて楽しみます。運ばれてきた時から、ブルーチーズの良い香りが漂い、ワインを欲する一皿です!


主菜「ニュージーランド産 仔羊背肉のロースト」+¥600
ニュージーランド産の牧草飼育の仔羊。仔羊特有の香りが強く感じられ、ミディアムよりも若干深めの火入れが松下シェフの好みですが、この美しいロゼカラーを見る限り、味わう前から気合いが伝わってきます。相性の良いトマトとバジルのソースと旬野菜を添えて。脂も甘くとろけ、噛むごとに香る仔羊特有の芳しさが余韻として楽しめ、至福のひととき!


仔羊に合わせて赤ワインのボルドーをマリアージュ。


デザートはボードに書かれている中から選びます。ガトーは、それぞれを少しづつ全種類頂くことが可能ですので、お腹に余裕のある方は是非全種類行かれてみてください。氷菓子(グラス、ソルベ)は、黒板に書かれている中から2種類をチョイスできます。


「デザート」
焼き上げたマンゴー入りのクレームダマンドにマンゴークリーム、マンゴージュレの層を楽しむ「マンゴーのタルト」、白ワインベースのシロップでコンポートにした桃と、そのジュレとカスタードクリームを合わせた「桃のコンポート」、パータボンブとショコラ、クリームを合わせた濃厚なムースショコラ「ガトーショコラ」の三種のガトーを贅沢に盛り合わせ。蜂蜜入りのイタリンメレンゲと、生クリーム、クリームチーズを合わせたベースに キャラメリゼしたナッツとドライフルーツを混ぜて合わせて、冷やして固めた「ヌガーグラッセ」と、自家製の練乳に牛乳と生クリームを入れ、糖度を合わせて作った「自家製練乳のソルベ」を添えて、満足度の高いデザートプレートです!


小菓子「プティカヌレ」
外はカリッと香ばしく、中はしっとりとした食感で、小振りながらに満足度の高いプティカヌレ。


「コーヒー」

次回の浜松遠征で松下シェフから「焼き鳥」をリクエストされたので、次は我が家で「プレノワールの会」ですね!杉浦さん、お付き合いくださり有難う御座いました!またお誘いします!


藤枝市青葉町の青島中学校通り沿いのテナントビルの一角にあるフランス料理レストラン「L’AGAPE(ラガップ)」にて、久し振りに藤枝ランチへ!


こちらのお店は、オーナーシェフの松下 崇之(Takayuki Matsusita)さんが、東京、関西のお店で経験を積み、フランスでも修行された後2008年9月に独立。店内はシンプルに白を基調としたシンプルモダンな造りで、席数10席ほどの隠れ家的なプライベート感溢れるレストランとなります。こちらではフランスの郷土料理や伝統料理をベースとしたクラシカルなフランス料理を堪能でき、私たちが結婚してから10年ずっと通い詰めているお店の一つです!


ランチメニューは2,600円のデザート付きの気軽なAコース(※デザート無しのコースは2,000円)から、シェフおまかせの旬の食材を用いたスペシャルなEコース10,000円まで幅広く対応できる5コースとなり、全てのコースにパン(ポークリエット付)、スープ、カフェ、デザート付となり、今回は、前菜と主菜ともに好きなものを1皿ずつ選べるBコース4,200円をそれぞれにオーダーし、メインを魚料理と肉料理でセレクトしシェアします!


店頭にはコースに添えられる焼きたての自家製パンが並びます。


デザートは、黒板に書かれている中から選ぶのですが、それぞれを少しづつ頂くことも可能なので、お腹に余裕のある方は是非全種類行きましょう!氷菓子(グラス、ソルベ)は、黒板に書かれている中から2種類をチョイスできます!


この日はマセラティで遠征しているため、残念ながらワインはおあずけですので、ガス入りウォーターをオーダー。


コロナ禍でもこちらはあまり影響は無いとのことでしたが、流石に夏休み中のランチタイムは、マダムたちがいらっしゃらないようで、静かな店内で、まさにプライベートキッチンのようなひとときを楽しむことができました!


前菜「フォアグラ プラムのコンポート詰め テリーヌ」
ほぼ毎回オーダーする最初の一皿「フォアグラのテリーヌ」です!フォアグラをコニャックと白ポルト酒で香り付けしテリーヌに仕立てられており、今回のバージョンは真ん中にプラムのコンポートが忍ばされておりました。ナッツとレーズンの蜂蜜和えにブリオッシュを添えて。一口頬張れば舌の上でとろける滑らかさと濃厚な味わい深さに悶絶!下ごしらえや調理法においてとても丁寧な仕事ぶりが感じられる味わいが楽しめます!


前菜「北海道産時鮭(ときしらず)のスモーク」
これがメインの魚料理と言っても何ら疑わない前菜が出て参りました(笑)北海道産の時鮭のスモーク厚切りポワレは、一晩マリネした後に、脱水シートで良い状態の身質に仕上げておき、皮面パリッと香ばしく焼き上げ、白ワインベースのソースに浜名湖産青海苔を絡めたソースでいただきます。下にマッシュポテト、添え野菜は夏らしく、オクラのフリットやローストトマトを添えて。パリパリの香ばしい皮にナイフがサクッと入り、中はしっとりふんわりの身厚感が堪りません!青海苔の優しい磯の香りと共に堪能!


「自家製パン」
全粒粉とライ麦の香り高いフランスパンと、コーングリッツ(とうもろこしの粗挽粉)を塗したふんわりもっちりの香ばしい丸パンの二種をいただきます。飴色の玉葱と白ワインで煮込んだ豚肉を丁寧にほぐして、煮汁と焦がしバターで練り上げる定番のポークリエットとの相性も抜群です!


「桃の冷製スープ」
今が旬の静岡県産の桃を用いた冷製スープ。滑らかで濃厚な味わいは上品なデザートのような仕上がり!


「本日の鮮魚料理」
本日の鮮魚料理は嬉しいことに私たちの大好きな「甘鯛の鱗焼き」!発酵バターのブールブランソースにトマトを加えていただきます。添え野菜は、人参、黄ズッキーニ、ししとう、茄子、ペコロスのグリル。甘鯛の鱗の美しさに思わず見惚れてしまいます!こちらの皮面の火入れも絶妙で、サクッ、サクッと心地良い音が鳴り響き、香ばしい香りと共に食感が楽しめ、フワッと溶けてなくなる身の柔らかさは、極上の一皿となります!


「フランス・シャラン産 窒息鴨のロースト」
こちらのお店で私たち夫婦の一押しメニューが、このビュルゴー家シャラン産の窒息鴨です。このお店で鴨を食べないなんて、人生損しますよ、きっと(笑)
エトフェ(窒息)とは、元来、針を首の後ろに刺し、仮死状態にさせ、血を抜かずに屠鳥する方法ですが、最近では電気ショックでエトフェさせる方法もあるようです。エトフェさせることにより、鴨の体内に血がうっ血して、その結果、血が肉全体にまわります。それにより、肉に鴨特有の鉄分を含んだ風味が強くなり美味しくいただけるというわけです。エトフェ(窒息)した鴨肉に煮詰めた蜂蜜を塗って、皮面を焦んがりとローストすることで香ばしさが増し、肉の旨味を逃さずに仕上げられています。今回も見事な火入れで、ナイフを入れる瞬間に、プルンプルンと横たわる肉感の弾力に笑みが溢れます。蜂蜜と赤ワインで煮込んだソースを纏い、噛むと皮面の香ばしさが旨味となり、肉厚な部位は適度な弾力があり、ジュースが溢れ出ます。そしてジュースと共に甘みを感じる濃厚な味わいが伝わり、身は柔らかくしっとりとしていてコクがあり滑らか。もう何度頂いたかわからないほどの一皿ですが、変わらぬ美味しさが飽きることなく至福の時に導いてくれる一皿です!


「デザートの盛り合わせ」
贅沢にも全種盛りをオーダーしているため、豪華な盛り合わせとなります!グラス二種は、ヌガーグラッセと上に栗の花の蜂蜜のアイスクリーム、ケーキは三種で滑らかな舌触りとコク深いクレームキャラメル、藤枝産の夏林檎がゴロゴロッと詰まったタルトタタン、ラムレーズンのガトーと盛り沢山!


まだ少し早いのですが、8月14日に46歳の誕生日を迎える主人をお祝いをサプライズで松下シェフがしてくれました!良く覚えてくれていますね!こういうさり気ない心配りがとても嬉しく感じます♪


「Happy Birthday TAKAHIRO おめでとうございます」
思わぬフライングバースデーのお祝いに主人の顔もほころび、とても嬉しそう♪こちらのソルベはパイナップルとヨーグルトと爽やかな二種をセレクト!


「桃のコンポートゼリー」


「コーヒー」
お茶菓子と食後のコーヒーをいただきます!


食後に手の空いた松下シェフと近況報告会を開くと、来月の半ば辺りから、レストランの内装を改装する工事に入られるそうで、2週間ほどお店を休まれるとのこと!丁度良いタイミングで足を運べたと思います!開業14年となる店内の改装がどんな感じに仕上がるか次回の来訪が待ち遠しくなりそうです!


現在、ラガップではホールをお手伝いしてくれるサーヴスタッフを募集されています!興味のある方は是非お問い合わせされてみてください!


松下さん、リニューアルオープンを楽しみにお待ちしています!改装休業中は是非浜松に泊まりに来てくださいね!
11月9日の月曜日、47歳を迎えた妻の誕生日を祝し、藤枝の「フランス料理 レストランラガップ L’AGAPE」へ!

ここ数年は海外で迎える誕生日が定番になりつつありましたが、このコロナ禍では、海外はおろか県外への遠出すら厳しい状況下にあるため、今年は静岡県内のお気に入りのお店をセレクト!
先日、「じゃじゃの私設図書館」のオープンに伴い、レストラン ラガップの松下崇之さんから素敵なお祝い花を頂いていたこともあり、「バースデーはラガップがいいな♪」と妻にリクエストされました!

随分と久しぶりに電車に乗り、ゆらゆらと揺られながら、藤枝駅までの小1時間。”マスクをする”、”手を小まめに消毒する”、”ソーシャルディスタンスで間隔を空ける”、といった行動が当たり前のように身に付いてきた私たち。電車内でも会話は少なく静かに過ごす人が多かったように思います。

藤枝市青葉町の青島中学校通り沿いのテナントビルの一角にあるレストラン ラガップ。
オーナーシェフの松下 崇之 (Takayuki Matsusita)さんが、東京、関西のお店で経験を積み、フランスでも修行された後、2008年9月に独立され、12年の歳月が流れるレストランへ。わたし達夫婦も2013年に訪れてから早くも7年以上通い続けているお気に入りのレストランとなります!

店内はシンプルに白を基調とし、席数10席ほどのプライベート感溢れるレストラン。さらに有難いことに、今回は貸切予約となるため、テーブル席を悠々と使わせていただけます!(感謝)
ランチメニューは1,800円の気軽なAコースから、シェフおまかせの旬の食材を用いたスペシャルコース10,000円まで幅広く対応できる5コースとなり、全てのコースにパン(ポークリエット付)、スープ、カフェ、デザート付となります。この日は、松下シェフに好みをお伝えし、おまかせコースで持ち込みワインと共に至福のひとときを楽しませていただきます!

同席してくださった藤枝出身の友人・杉浦明さんは、何度かladeに登場してくれているため、御存知の方もいらっしゃるかとは思いますが、元「マセラティ浜松」のオープニングスタッフのマネージャーとして御活躍された方で、現在は独立されており、新車や中古車、販売整備をされる会社「Garage Sugiura(ガレージ杉浦)」を開設されています!

クラシカルでレアな車から定番の車までメーカーや車種問わずに丁寧に対応してくださるので、お車でお困りのことがありましたら、気軽に相談に乗ってくださいます。私の実家の母も大変お世話になっており、「困った時の杉浦さん」と言った感じで一声掛ければ、飛んで来てくださるので安心してお任せすることができます!

さて、お祝いのChampagneとして、「ペリエ・ジュエ グラン ブリュット(Perrier Jouet Grand Brut)」を開栓し乾杯!

ピノ・ノワールをベースにピノ・ムニエがフルーティーなまろやかな丸みと肉厚で複雑味を感じる深みと余韻が続き、優雅なコースの幕開けに相応しいワインとなります!

「フォワグラのテリーヌ キャラメリゼ」

此処に来たら、この前菜は外せない一皿です!
マデラ酒とシェリー酒でマリネし、口溶け滑らかなフォワグラのテリーヌを香ばしくキャラメリゼ。トーストしたブリオッシュと紅玉のピュレが添えてあり、濃厚なフォアグラは一口毎に至福の時が訪れ、奥行きのある味わいを楽しませてくれ、シャンパーニュとの相性も抜群!

「北海道産真鱈白子のポテトクレープ包み焼き」

インカのめざめに卵、牛乳、小麦粉、バターを合わせて作ったクレープ生地に真鱈の白子を包み焼き上げられています。
ソースはマデラ酒と白ワインで作ったクリームソースを用いており、ジャガイモとバターの香ばしい香りが漂うふわっふわのクレープは、まるで羽毛布団のように優しく白子に纏わせており、とろっとろでクリーミィな白子に悶絶!

「浜名湖産牡蠣のスモーク 里芋のガレット」

マリネした牡蠣をこんがりとスモークし、里芋のガレットを添えて。冬は牡蠣を食べないと始まりません!我が家ではカキフライが定番ですが、こんな風に調理されたら牡蠣も幸せに感じていることでしょう!甘味と滑らかな食感が楽しめる里芋のガレットにニンニク風味のソースが食欲をそそります!

「マルセル・ダイス・ゲヴュルツトラミネール2007(Marcel Deiss Gewurztraminer 2007)」

ライチや花の香りがしっかりと感じられる濃密さがあり、余韻の長いアルザスのワイン!

「湯種自家製パンとフランスパン ポークリエット添え」

湯種製法を用いてふんわりもっちりと甘い香りが立ち込める丸パンとフランスパンはスープとの相性抜群です!添えられるポークリエットに合わせていただきます!

「春菊のスープ」

玉葱、じゃがいも、煮詰めた牛乳と水で煮出してスープのベースを作り、その中に春菊の葉を入れて軽く煮た後、ミキサーにかけて滑らかに仕上げたスープ。上品且つまろやかなスープは、鼻に抜ける芳しい春菊の残り香が春菊好きには堪らない一品!

「根室産鹿肉サーロイン ロースト」

こちらで毎年仕入れられている根室産の仔鹿。背肉部位の芯だけをローストし、赤ワインベースのソースに焦がしバターの風味を加えて仕上げ、付け合わせには赤ワインとヴィネガー、蜂蜜などで煮込んだ赤キャベツのワイン煮と焦がしバターで人参を蒸し煮し煮詰め、牛乳とブイヨンで煮出したピュレを添えて。ラガップのメイン料理のポーションはボリューム感があり、噛めば噛むほどに野生の旨味が感じられるジビエ料理。肉厚ならでは旨味と食べ応えが楽しめます!

「フランス・シャラン産 窒息鴨のロースト」

こちらのお店でわたし達夫婦の一押しメニューがこのビュルゴー家シャラン産の窒息鴨です。このお店で鴨を食べないなんて、人生損しますよ、きっと(笑)

エトフェ(窒息)とは、元来、針を首の後ろに刺し、仮死状態にさせ、血を抜かずに屠鳥する方法ですが、最近では電気ショックでエトフェさせる方法もあるようです。エトフェさせることにより、鴨の体内に血がうっ血して、その結果血が肉全体にまわります。それにより、肉に鴨特有の鉄分を含んだ風味が強くなり美味しくいただけるというわけです。

エトフェ(窒息)した鴨肉に煮詰めた蜂蜜を塗って皮面を焦んがりとローストすることで香ばしさが増し、肉の旨味を逃さずに仕上げられています。

今回も見事な火入れで、ナイフを入れる瞬間にその味わいが想像でき、思わず微笑んでしまいます。噛むと皮面の香ばしさが旨味となり、肉厚な部位は適度な弾力があり、ジュースが溢れ出ます。そしてジュースと共に濃厚な味わいが伝わり、身は柔らかくしっとりとしていてコクがあり滑らかです。もう何度頂いたかわからないほどの一皿ですが、飽きることなく至福の時に導いてくれる一皿です!

「オスピス・ド・ボーヌ(Hospices de Beaune) ドメーヌ・ポンソ(Domaine Ponsot)2010」

以前、台湾に訪れた際に「The Sherwood Taipei(ザ・シャーウッド台北)台北西華飯店」オーナーの劉恒昌(Mark Liu)からプレゼントしていただいた貴重な記念ワインだけになかなか開栓の機を逃してしまっていたのですが、思い立って今回の記念日に抜栓することに致します!

2010年に香港で開催された150回目の「Hospices de Beaune(オスピス・ド・ボーヌ)」のチャリティーオークションに参加されているシャーウッド台北。以来2011年、2013年と続き「Hospices de Beaune(オスピス・ド・ボーヌ)」を落札。その中でも、2010年はブルゴーニュで最も偉大なワインを生み出すCôte de Nuits(コート・ド・ニュイ)で造られた1バレル228リットルのマジ・シャンベルタンを落札されており、有名なワイン醸造家である「ドメーヌ・ポンソ(Domaine Ponsot)」に醸造と瓶詰めを委託され、ホテルオリジナルのエチケットを纏った大変貴重な代物です!

豊かな深みを持つ紫がかった深紅を持ち、エレガントな黒い果実の香りと芳醇なフルーティーさを放ちながらも官能的でクリーミーな味わいを誇り、余韻が楽しめるワイン。

デザートは黒板に書かれている中から選ぶのですが、それぞれを少しづつ頂くことも可能なので、お腹に余裕のある方は是非全種類行きましょう!
氷菓子(グラス、ソルベ)は黒板に書かれている中から2種類をチョイスできます!

「クレームキャラメル アングレーズソース」

卵の量をギリギリまで控え、とろっと滑らかに口溶け良く仕上げたプリンにアングレーズを注いで大人の味わいに!

「栗のタルト」

栗の渋皮煮とマロンクリームがたっぷりと詰まったダコワーズ生地のザクザクタルトは、食べ応え感もあり、栗を存分に楽しめる仕上がりで絶品!

「ショコラとフランボワーズ」

濃厚なショコラのムースに酸味のアクセントとしてフランボワーズのゼリーをサンドし、ロイヤルティーヌで食感を楽しむガトーショコラ!
3つのデザートを合わせたプレートには2つのソルベを添えて、バースデーを記念してデコレーションで提供してくださいました!

「蜜柑のコンポートとゼリー」と「コーヒー」

貸切のため、時間を気にせず、久しぶりの再会ということもあり、語り尽くしながらのゆったりとした食事会!

食後のコーヒーを楽しみながら、お互いに近況報告を交わすことができました!

L’AGAPE ラガップ
静岡県藤枝市青葉町3-3-28 電話:054-637-0290
営業時間 11:30~14:00 18:00~22:00
定休日:月曜日・その他不定休有(お店に直接お問い合わせください)
駐車場:有
藤枝市青葉町の青島中学校通り沿いのテナントビルの一角にある「フランス料理 レストランラガップ L’AGAPE」にて、わたし達の結婚記念日「銅婚式」のお祝いへ!

こちらのお店は、オーナーシェフの松下 崇之 (Takayuki Matsusita)さんが、東京、関西のお店で経験を積み、フランスでも修行された後2008年9月に独立。店内はシンプルに白を基調とし、席数10席ほどのプライベート感溢れるレストランとなり、結婚してからずっと通い詰めているお店の一つです!

今年も入籍日となる2/22(猫の日)を迎え、結婚7周年「銅婚式」を記念し「フランス料理 レストランラガップ L’AGAPE」にて楽しく過ごして参りました!

ランチメニューは1,800円の気軽なAコースから、シェフおまかせの旬の食材を用いたスペシャルコース10,000円まで幅広く対応できる5コースとなり、全てのコースにパン(ポークリエット付)、スープ、カフェ、デザート付となり、今回は、前菜と主菜ともに好きなものを1皿ずつ選べるBコース3,500円をそれぞれにオーダーし、持ち込みワインと共に至福のひとときを楽しみます!

我が家で開催している陶芸展のお知らせも兼ねて、Lade Gourmet & Hotel Web Magazine企画の『器と旅するシリーズ』をリクエストし、企画第1弾で登場した陶芸家の「釋永 岳 (Gaku Shakunaga)」の無駄を削ぎ落としたシンプルなデザインを誇るシャープな器と、企画第二弾で参加して頂いた下尾 和彦 (Kazuhiko Shimoo)さん&下尾 さおり (Saori Shimoo)さん御夫婦のユニット作家「Shimoo Design」の「日本の美」を象徴し、合理的且つ美しさを忘れない木製器とのフレンチコラボを特別にしてただきましょう!

「ルイ・ロデレール ブリュット・プルミエ(Louis Roederer Brut Premier)」
浜松の大好きな「Patisserie アボンドンス」のBernard Heberle・長谷川 豊佳 (Toyoka Hasegawa)さん夫妻からお祝いで頂いたChampagneを開栓し乾杯!
フォアグラの濃厚さにも負けない深みのある味わいで芳醇さが堪らないChampagneとの相性も抜群です!

アミューズブーシュ(Amuse-bouche)
「フォアグラのチーズケーキとテリーヌ」×「釋永岳 gen台皿 Φ20」
本来アミューズは無いのですが、前菜のメニューにあるこちらのフォアグラが大好物なのですが、規定量だと少しボリュームが有り過ぎるので、松下シェフに小ポーションでお願いすると「アミューズとしてお出ししますね♪」と嬉しいお気遣い!
苺のコンフィチュールを添えて頂くフォアグラのチーズケーキはしっとりと濃厚で、フォアグラを白ポルト酒でマリネしてテリーヌに仕上げ、キャラメリゼされたフォアグラは、表面のカリッとした食感と香ばしさに、とろけるように滑らかなテリーヌの余韻に浸れる一品!

前菜
「サーモンの自家製スモーク 厚切りポワレ」×「釋永岳 gen台皿 Φ30」
こちらのレストランでは、いつも清潔感に溢れ、フランス料理の基本となるソースが映える白磁洋食器を見ることが多いので、黒の器に盛り込まれた料理はとても新鮮に感じます!
皮面をパリッと香ばしく焼き上げたサーモンは、燻製香が食欲をそそり、しっとりと身厚で食べ応えがあり、サーモンの下には甘いキャベツを敷き、上にはニンニク臭が香る山菜の行者ニンニクと中国野菜の紅菜苔(コウタイサイ)を軽いフリットに仕上げ、色鮮やかなビーツのソースで頂きます!

前菜
「カサゴの生ハムフリット」×「釋永岳 mars himawari Φ25」
旬菜となる蕗の薹とオリーブのペーストをカサゴで巻いたサクサクのフリットは、中ふっくらと柔らかく旨味を閉じ込めた仕上がりに!
甘くローストされた小玉葱や人参、ホワイトアスパラ、ほうれん草の添え野菜に、マイルドなタルタルソースは粒マスタードやピクルスのアクセントで楽しみます!

スープ
「有機栽培人参のスープ」
藤枝の農家がつくる有機栽培の人参は、素材本来の人参の甘味が味わえリッチなテイスト!

パン
「自家製ミルクパンとフランスパン ポークリエット添え」
ふんわりと甘い香りが立ち込めるふわふわのミルクパンはスープとの相性抜群です!
フランス産小麦の香りが香ばしいフランスパンは、添えられるポークリエットに合わせましょう!

「サントネイ・プルミエ・クリュ・クロ・デュ・パス・タン・モノポール・ルージュ 2015 ドメーヌ・フルーロ・ラローズ」
いつも歯のことでは頼りっぱなしの「やぎ歯科」の八木 美充 (Yoshimitsu Yagi)先生からお祝いで頂いたPinot Noirをメインディッシュに合わせます!
フルーロ家が単独で所有する1級畑にて、樹齢は平均50年と古く、香りと味わい共にボリューム豊かなピノ・ノワール!
ラズベリーの甘い香りが芳しく、味わい豊かな果実味と上品な酸味がバランス良く広がります!鴨肉の蜂蜜香との相性が良く、至福のひととき!

主菜
「北海道産鴨肉のローストとコンフィ(追加料金+600円)」×「釋永岳 大工カット Φ30」
現在はフランス産の鴨肉の代わりに北海道産鴨肉を仕入れられており、風味が異なる鴨肉を楽しみます!
胸肉のローストは肉厚で噛み応えがあり、蜂蜜の華やかな香りと甘味豊かで、もも肉のコンフィは皮面パリッと中ほろほろに味わい、同じ鴨肉でも部位と調理法で異なる味わいを芽キャベツや根菜類の添え野菜と共に楽しみます!

主菜
「北海道釧路産蝦夷鹿のロース肉のロースト(追加料金+600円)」×「Shimoo Design 浮様丸皿」
北海道は白糠のハンター松野さんが銃弾までも専用のものを使って仕留めた鹿は、速やかに処理・解体され出荷されて来ます!良質なジビエは獣臭はなく、赤身が美しく肉感と濃い味わいを楽しむ一品!

デザートは黒板に書かれている中から選ぶのですが、それぞれを少しづつ頂くことも可能なので、お腹に余裕のある方は是非全種類行きましょう!
氷菓子(グラス、ソルベ)は黒板に書かれている中から2種類をチョイスできます!

プレートには「祝結婚記念日」のデコレーションで盛り合わせてくれ、松下シェフの「おめでとうございます!」の声掛けと共に運ばれてくると、一斉にゲストの皆様からもお祝いの拍手とお言葉を頂戴しました!
ガトー全種「ピスタチオとショコラのガトー、ガトーバスク(リンゴのコンポート入り)、プラリネアーモンドクリームのガトー」
ソルベ「紅ほっぺ(藤枝)、ラムレーズン、ショコラ」
全ての焼き菓子やソルベが丁寧な手仕事を感じさせる手作りとなり、最後の最後まで大満足!

小菓子とコーヒー
「ショコラと胡桃の生キャラメル」、「コーヒー」
ねっとりと濃厚な 生キャラメルは胡桃の食感がアクセントに楽しめ、食後のコーヒーに良く合います!

金曜のランチタイムは、お若いカップルやマダム達で満席となり大賑わいでしたが、食後は手の空いた松下シェフと一緒に発売されたばかりの美食ガイド「ゴ・エ・ミヨ(Gault et Millau)」の話題などを交えて歓談タイム!
以前はシェフ独りで厨房とホールを行ったり来たりすることもありましたが、今は女性ホールスタッフが入ってくださったこともあり、松下さんは料理に専念出来ているようでより良い環境となり、美味しい食事がゆったりとした雰囲気で楽しめ嬉しい限りです!松下さん、素敵な記念日をありがとうございました!

L’AGAPE ラガップ
住所:静岡県藤枝市青葉町3-3-28
TEL:054-637-0290
営業時間:11:30~14:00 18:00~22:00
定休日:月曜定休、その他不定休有(お問い合わせください)
駐車場:店前に有
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2015/01/08 フレンチ「L’AGAPE ラガップ」にて1年に1度の大吟醸「磯自慢ビンテージ」で新年会
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写真が大きくて見やすいサイトはこちら → http://lade.jp/diary/tabelog/french/27280/

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藤枝市青葉町の青島中学校通り沿いのテナントビルの一角に、フランスの国旗を掲げてはいるものの、ひっそりと隠れ家のように佇み、知る人ぞ知るぞフランス料理「レストラン L’AGAPE ラガップ」さん。藤枝駅から車でおよそ5分程度の距離ですが、メーンの大通りではないため、閑静な住宅街となり落ち着いた時間を過ごせます。あまり大々的な告知等もされていないお店ですが、口コミや紹介で錚々たるグルメの方々が通う人気店で、わたし達夫婦もお気に入りランキング上位に位置する大好きなお店です。この日は、藤枝出身で友人である「マセラティ浜松」のジェネラルマネージャー杉浦明さんよりお誘いいただき、貴重な日本酒を持ち込んでの新年会となります。元々、杉浦さんはご近所ということもあり、ラガップのオーナーシェフである松下崇之さんとは、以前の職場であるフレンチの「ル・ポトフ(現在の”まるみ”)」さんの修行時代の頃からの知り合いと知り、ご縁あってまた共通の繋がりが持てました♪


こちらのお店はオーナーシェフの松下崇之さんが東京、関西のお店で経験を積み、フランスでも修行された後に、2008年9月に独立オープン。店内は全12席のシンプルな落ち着いた空間で、こじんまりとしたレストランです。奥様の由佳子ちゃんやバイトスタッフさんの手を借りて営まれています。料理はコースのみで、好きな料理が選べるプリフィクススタイルです。ランチもディナーも同じメニューで構成されているのですが、お昼だけはメーン1皿のお手軽なAコース2,200円が用意されています。今回も、皿数2皿のBコース3,300円をそれぞれにオーダーしました♪

menu A(主菜より1品)2,200円
menu B(前菜+主菜2品)3,300円
menu C(前菜+主菜のお好きな3品)4,500円
menu D(前菜2品+主菜2品の4品)6,000円
menu E(※要予約のおまかせコース)8,000円,10,000円
すべてのメニューにパン(ポークリエット)、スープ、コーヒー、デザート付


「磯自慢 中取り純米大吟醸35 ビンテージ」720ml(磯自慢酒造)

こちらが、2008年の洞爺湖サミットにおいて乾杯用のお酒として使用されて以来、あっという間にプレミア酒となり、入手が極めて困難となった「磯自慢酒造」さんの最高峰の日本酒「磯自慢 中取り純米大吟醸35 ビンテージ」です。毎年11月1日になると御1人様1本の限定で予約を開始されるそうですが、生産数1,000本限定のこちらはなかなか手に入らず超プレミアムです。箱のデザインは、昨年の2014年に新たにグリーンで新調され、磯をイメージさせる貝殻やヒトデの可愛いイラストが施されています♪


「磯自慢 中取り純米大吟醸35 ビンテージ」720ml(磯自慢酒造)

鮮やかなブルーボトルが美しい大吟醸。今ではサミット関係なく、その品質を求めてさらに多くの方が求めるため、その入手困難度は増す一方の超希少なお酒となりました。最高級の酒米を35%で磨き、芯白の部分だけで仕込んだ究極のお酒。 年に1度、極少量だけ出荷される磯自慢ファンが待ちこがれる逸品中の逸品です。そんな貴重な日本酒を、杉浦さんは毎年必ずゲットされているようで、今年でなんと6回目だそうです!この日は、新年の気持ちを新たに開栓され乾杯するとのことで、その場をご一緒させていただきました♪


杉浦さん自らの手で粛々とワイングラスに注いでいただきます。香り高い華やかな吟醸香が楽しめる最高級の日本酒だからこそ、ワイングラスでいただくのもまた良いのです♪


2015年の新年会を祝して、磯自慢さんのプレミアムビンテージで乾杯!透明感溢れる透き通った瑞々しさ、華やかな吟醸香がふわっと香り、まろやかで喉越し良くすっきりとした中で、繊細な味わいが後から後から口中に広がる素晴らしい味わいです!これは非常に上品な美味しい日本酒です!当初は、この日本酒に和食を合わせる予定でしたが、この香りと味わいでしたら、間違いなく松下さんの作り出す繊細で上品なフレンチにとても良く合うはずです♪


「冬野菜のゼリー寄せ いくら添え」

冬野菜のゼリー寄せは、8種類の地元野菜をそれぞれ茹でる、焼く、煮る、揚げるなどして丁寧に下処理した後、鶏コンソメでゼリー寄せにしてあり、柚子果汁でつくったドレッシングを添えてさっぱりと上品にいただきます。キャベツで巻き込まれた美しいゼリー寄せは、彩りも美しく、野菜それぞれの食感もきちんとあり、茄子のとろとろっとした甘みは最高です!添えられたいくらは自家製で、良い塩加減で食感がしっかりとしています♪


「スモークしたサーモン サラダ仕立て」

スモークしたサーモンは、ソミュール液に一晩漬けてから燻製し、綿実油でマリネし、ソテーしてからの提供と手間暇がかかります。香ばしくスモークされたサーモンとサラダをいただくソースは、卵黄、サフラン、にんにくオイル、にんにくコンフィ、ケイパー、粒マスタードを合わせて、濃厚さとケイパーの酸味のアクセントが素晴らしく相性が良いです♪


「フォアグラのテリーヌ」

フォアグラをコニャックと白ポルト酒で香り付けしテリーヌに仕立てられています。まずは添えられたコンフィチュールなしでいただきましょう。舌の上でとろける滑らかさと味わいの深さに悶絶。下ごしらえや調理法において、とても丁寧な仕事ぶりが伝わる味わい。そして単体で楽しんだ後は、洋梨のコンポートと苺のコンフィチュールと一緒に味わえば、まるでデザートのような1品。こちらでは、必ず食していただきたい一押しの前菜です!大吟醸との相性も申し分無いです♪


「自家製パン2種」 滑らかなポークリエットと一緒にいただきます♪


「カリフラワーのスープ」 カリフラワーの甘味を優しく感じる胃に優しいスープ♪


大吟醸の後は、わたし達も1本持ち込ませていただいた白ワインを松下さんにお願いしました♪(持込料別途かかります)


「あさつゆ」(ケンゾーエステート)

ケンゾーエステイトとは、カプコンを創業し、アミューズメント産業で成功を収めた辻本憲三氏が造り上げたカリフォルニアのワイナリーです。ナパ・ヴァレーの中でも標高の高いケンゾー エステイトは比較的冷涼なため、収穫までの期間が他のワイナリーよりも長くなります。そのため、ゆっくり時間をかけて葡萄が成熟する分、ナパ・ヴァレーの太陽の恵みを存分に受けながらも、糖度、酸、タンニン、風味のバランスの取れた、エレガントな葡萄が育つのです。ケンゾー エステイト唯一の白ワインとして高く評価されているこちらの「あさつゆ」。本ヴィンテージは、開花期から収穫期までずっと天候に恵まれ、過去最高の出来と称された2013年収穫の葡萄からなる名品で、グレートヴィンテージを予感させる仕上がりとなっています。爽やかさの中に広がる華やかな香りと、しっかりとした果実味と酸味を感じるその凝縮感に、完成度の高さを実感できます♪


「平目のポワレ」

平目のポワレは、皮面はパリッと中はふっくらと柔らかく、白ワイン、ベルモット酒、白ワイン酢、野菜の出汁をそれぞれ煮詰めてバターで乳化させたソースでいただきます。仕上げに加えたディルの香りとトマトの酸味が優しい味わいを上品にまとめ上げ、味を引き締めています♪


「シャラン産 窒息鴨のローストとコンフィ」追加料金+600円

こちらのお店でわたし達夫婦の一押しメニューです。このお店で鴨を食べないなんて、人生損しますよ、きっと(笑)エトフェ(窒息)した鴨を胸肉はハチミツを塗ってロースト、もも肉はコンフィで鴨の美味しさを2種にして提供してくれます。エトフェ(窒息)とは、元来、針を首の後ろに刺し、仮死状態にさせ、血を抜かずに屠鳥する方法ですが、最近では電気ショックでエトフェさせる方法もあるようです。エトフェさせることにより、鴨の体内に血がうっ血して、その結果血が肉全体にまわります。それにより、肉に鴨特有の鉄分を含んだ風味が強くなり美味しくいただけるというわけです。まずは胸肉のローストから。ナイフを入れる瞬間に、その味わいが想像でき、思わず微笑んでしまいます。噛むと適度な弾力がありジュースが溢れ出ます。そしてジュースと共に濃厚な味わいが伝わり、身は柔らかくしっとりとしていてコクがあり滑らかです。もも肉のコンフィの方は、皮はパリッパリで食感がよく、身は柔らかくいただけます。骨から煮出したソースに赤ワインとポートワインで一体感をもたせた至極の逸品です♪

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「釧路産蝦夷鹿のロースト グランヴェヌール」追加料金+600円

釧路産蝦夷鹿のローストは、赤ワインとポルト酒ベースのソースにベリーのジャムを加えたグランヴェヌールソースでいただきます。脂質が少なく肉質のきめ細かな蝦夷鹿を塊でいただくと、力強く、そして味わいも深く、柔らかく最高です♪


デザートは黒板に書かれている中から選びます。用意された3種のデザートは、どれを選んでも良く、それぞれに少しずついただくことも可能です。氷菓は、香辛料、ピスタチオ、キャラメル、はちみつ(栗の花)、ヨーグルト、いちごの6種類の中から2種選べ、デザートと一緒に盛り合わせてくださいます♪


「デザートの盛り合わせ」

今回のデザートの盛り合わせは、左から、温かいガトーショコラ、チーズケーキ、柚子のムースの3種とセレクトした氷菓のいちごとはちみつ(栗の花)です。しっとりとしたガトーショコラは、中を割るとほくほくと湯気が出るほどに熱々で、ほっこりとコーヒーとの相性がよく、滑らかで甘味優しくさっぱりとしたチーズケーキ、シュワシュワと音がしそうな爽やかな口溶け滑らかな柚子のムースと組み合わせも良いです。氷菓のいちごは旬の爽やかさ抜群で、栗の花から採れるはちみつは、濃厚な甘味とほろ苦い香ばしさが特徴的ですね♪


「コーヒー」


「レモンのパート・ド・フリュイ」 口溶け滑らかでレモンの酸味が爽やか♪


手の空いた松下さんと杉浦さんを囲んで、フランスやイタリアと海外の話や車話で盛り上がる中、杉浦さんのマニアックな趣味が判明し、昆虫ヲタクの話になるとクワガタ収集の話で盛り上がるうちの旦那様(笑)いつまでもキラキラとした目で好きなものを夢中に語れる男性は、少年のようでとても楽しく魅力的ですね!松下さん、また伺います!杉浦さん、またご一緒しましょう♪


2014/10/06 伝統あるフレンチ「L’AGAPE ラガップ」隠れ家のような趣で味わい深い絶品ランチ
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写真が大きくて見やすいサイトはこちら → http://lade.jp/diary/tabelog/french/24806/

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この日は、日曜で既に予約で満席でしたが、松下さんの計らいで少し時間をずらして入店させてもらいました。随分とご無沙汰してしまっていたのですが、およそ10ヶ月ぶりに足を運ぶことができました♪


こちらのお店は2008年9月にオープン。オーナーシェフの松下崇之さんが東京、関西のお店で経験を積み、フランスでも修行されたと伺っています。店内は全12席のシンプルな落ち着いた空間で、こじんまりとしたレストランです。昨年の夏に御結婚されたオーナーシェフ松下さんが奥様である由佳子ちゃんの手を少し借りて、仲良く2人で切り盛りされています。料理はコースのみ。好きな料理が選べるプリフィクススタイルです。ランチもディナーも同じメニューで構成されているのですが、お昼だけはメーン1皿のお手軽Aコース2,200円が用意されています。今回は、皿数2皿の3,300円をそれぞれにオーダーしました♪

menu A(主菜より1品)2,200円
menu B(前菜+主菜2品)3,300円
menu C(前菜+主菜のお好きな3品)4,500円
menu D(前菜2品+主菜2品の4品)6,000円
menu E(※要予約のおまかせコース)8,000円,10,000円
すべてのメニューにパン(ポークリエット)、スープ、コーヒー、デザート付


現在ラガップさんでは、オープン6周年を記念して、島田出身で藤枝市を拠点に制作活動を行う画家・奈木和彦(なぎかずひこ)氏の近作を展示されています。ラガップさんのイメージカラーである「青」を貴重とし、「花」を主題にした油彩画が4点。タイトルは「枯れない花」と称し、滑らかで照明の当たり加減によって発色が異なる艶やかなサテン生地に油彩した作品たち。大きなキャンパスに静かに花ひらく一輪が凛とした強さと哀愁を感じさせます。作品は価格が提示されており、購入することも可能ですので、スタッフさんにお声掛けしてみてくださいね♪


「奥会津産 天然発泡性ミネラルウォーター心水(軟水500ml)」700円

心水(しんすい)は、福島県奥会津地方の沼沢湖と豊かなブナ林の緑が美しい金山町の源泉より採水された純国産天然ミネラルウォーターで、日本で湧出する「超軟水」(硬度30)なため、わたし達日本人の体に合った飲みやすい水となります♪


前菜「サンマと茄子のベーコン巻き オリーブ風味」

ローストした茄子にオリーブペーストを塗り、一晩味を含ませた秋刀魚を乗せ、ベーコンで巻き、オーブンでロースト。セミドライトマトとベビーリーフを添えて。香ばしくローストされた秋刀魚に茄子の甘みと椎茸の香りが口の中で広がり、ベーコンの塩気が食欲をそそり、一体となって楽しめる一品です♪


「フォアグラのテリーヌ いちじく添え」

フォアグラをコニャックと白ポルト酒で香り付けしテリーヌに仕立てられています。まずは添えられたコンフィチュールなしでいただきましょう。舌の上でとろける滑らかさと味わいの深さに悶絶。下ごしらえや調理法において、とても丁寧な仕事ぶりが伝わる味わいです。そして単体で楽しんだ後は、いちじくのコンポートとコンフィチュールと一緒に味わえば、まるでデザートのような1品♪


自家製パン「ドイツパン、くるみパン」

焼きたての自家製パンが味わえ、今回はしっかりとした歯応えを持つ味わい深いドイツパンとたっぷりのくるみを使用した食感が楽しめるくるみパンの2種をいただきます。ポークリエットを添えてくれるので、是非そちらと一緒にお召し上がりください!滑らかなポークリエットは病み付きになりますよ♪


「人参のスープ」

余計なものは入れないシンプルなスープは、しっかりと人参本来の味を楽しむことができます♪


「熊本産黒豚のロースト」

熊本産のロース肉をじっくりロースト。噛み応え感満載の厚切りの黒豚は、きめの細かい肉質でありながら弾力が楽しめてとてもジューシィーです。あえて苦手な脂身は外してもらいました。肉の出汁に白ワインとマデラで作るソースの仕上げにタプナードと粒マスタードを入れたオリジナルのソースがまた美味しく、添え野菜にも良く合います。ほっくりとした食感が楽しめる小蕪、カボチャ、ヤーコンなど。特に水分たっぷりで甘く美味しかったのが小蕪です♪


「シャラン産 窒息鴨のローストとコンフィ」追加料金+600円

こちらのお店でわたし達夫婦の一押しメニューです。このお店で鴨を食べないなんて、人生損しますよ、きっと(笑)エトフェ(窒息)した鴨を胸肉はハチミツを塗ってロースト、もも肉はコンフィで鴨の美味しさを2種にして提供してくれます。エトフェ(窒息)とは、元来、針を首の後ろに刺し、仮死状態にさせ、血を抜かずに屠鳥する方法ですが、最近では電気ショックでエトフェさせる方法もあるようです。エトフェさせることにより、鴨の体内に血がうっ血して、その結果血が肉全体にまわります。それにより、肉に鴨特有の鉄分を含んだ風味が強くなり美味しくいただけるというわけです。まずは胸肉のローストから。ナイフを入れる瞬間に、その味わいが想像でき、思わず微笑んでしまいます。噛むと適度な弾力がありジュースが溢れ出ます。そしてジュースと共に濃厚な味わいが伝わり、身は柔らかくしっとりとしていてコクがあり滑らかです。もも肉のコンフィの方は、皮はパリッパリで食感がよく、身は柔らかくいただけます。骨から煮出したソースに赤ワインとポートワインで一体感をもたせた至極の逸品!フランス産きのこのジロールとトランペットを添えて。癖と風味が強く、日本のものとは違いがありますが、きのこ好きには堪らないです♪


「デザートの盛り合わせ」

デザートは黒板に書かれている中から選びます。用意された3種のデザートは、どれを選んでも良く、それぞれに少しずついただくことも可能です。氷菓は、バニラ、香辛料、キャラメル、ピスタチオ、ヨーグルト、巨峰の6種類の中から2種選べ、デザートと一緒に盛り合わせてくださいます。こんがりと焼かれパリパリッとした食感を楽しめるパートフィローに包まれたリンゴの包み焼きは、焼きたてで中は熱々のアーモンドクリームとキャラメリゼされた濃厚なリンゴが登場!甘さも程好く、至福の瞬間が訪れます。シュワッと口溶けの良い爽やかなパッションフルーツのムース、ヴァローナのチョコレートを使用し、じっくりと低温のオーブンで蒸し焼きしたむっちりしっとりの濃厚ガトーショコラ、どのデザートも派手に着飾ってはおらず素朴な顔をしていますが安定した美味しさです♪


小菓子「レモンケーキ」

こちらは、最後の小菓子まで満足度が高いです。しかし、この日はお腹が一杯過ぎて食べれなかったので包んでもらいました。お家で美味しいコーヒーと共にいただきたいと思います♪


「コーヒー」

表面がクレマできれいに覆われているコーヒー。良いクレマはきめが細かく、かき混ぜても消えず、味をまろやかにし、香りを口の中に持続させてくれます♪


奥様の由佳子ちゃんにサーブしてもらったのは初めてでしたが、照れ屋で話し下手な松下さんより、朗らかで可愛らしい由佳子ちゃんのサーブの方がお客様には喜ばれるかもしれませんね(笑)身長差までもが可愛い御2人のラブラブな記念写真を1枚パチリ!御2人さん、またダブルデートしましょうね♪

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2013/11/26 伝統あるフレンチ「ラガップ L’AGAPE」のディナーで友人夫妻と贅を味わう
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写真が大きくて見やすいサイトはこちら → http://lade.jp/diary/tabelog/french/16237/

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今回は、とある友人夫妻をお連れして仲良し夫婦4人組での楽しいディナー。menu B(メーン2品)2,840円をそれぞれにオーダーしました♪

こちらが新婚ほやほやの松下シェフ。照れ屋さんなのでカメラを向けられニヤけてしまっています(笑)この日は、ホールにお父様の姿も見られ、とてもそっくりでダンディなお父様のサーブが素敵でした♪


「シャトー・ラ・レイル ベルジュラック セック 2012」フランス 白 3,700円

ソーヴィニヨン・ブラン80%、セミヨン20%。醸造は伝統的、最高に成熟した葡萄のみを摘み取り、マセラシオン・ペリキュールを採用。葡萄から多くの香りを引き出す低温発酵・熟成で卓越した石灰岩質。モンバジャックの南に面した傾斜地に位置し、白い花の卓越した香りが楽しめ、ライム、グレープ、フルーツ、マンゴーのアロマ。これぞフランスのソーヴィニヨンブランという感じ。色合いは薄黄金色。後からの余韻で現れる甘酸っぱい爽やかな酸、華やかでいて爽やか、そしてしっかりとした満足感の高い辛口の白ワインです♪


「フォアグラのテリーヌ グレープフルーツのジャム添え」

フォアグラを白ポルト酒でマリネしてテリーヌに仕上げられています。まずは添えられたコンフィチュールなしでいただきましょう。舌の上でとろける滑らかさと味わいの深さに悶絶。下ごしらえや調理法において、とても丁寧な仕事ぶりが伝わる味わいです。そして単体で楽しんだ後は、酸味の優しいグレープフルーツのジャムといただくとそれはもうデザートのよう。これが真のフォアグラなのです。添えられたコンポートは洋梨。友人夫妻がこれほどに美味しいフォアグラを県西部ではいただけない・・・と正直な感想を述べて大絶賛していました(笑)


「秋野菜を詰めたひな鶏のガランティーヌ」

里芋、ごぼう、フォアグラを詰めてガランティーヌに。ガランティーヌとは、鶏肉、子牛肉などの冷製料理で鶏肉や子牛肉から骨を取り除いて広げ、詰め物を巻いて円筒形に整え、ブイヨンで煮るか蒸し焼きにしたもの。輪切りにして食べます。それにしても観るに楽しく、いただくのが勿体無いほどの美しさ。しっとりと仕上げられたひな鶏と無農薬野菜が程好い食感を残し、とても美味しいです♪


「浜名湖産牡蠣の燻製」

大粒の浜名湖産牡蠣を瞬間燻製してあります。お皿を運んでくる瞬間、既にスモークの香りが漂い嗅覚を刺激され只ならぬ空気に一同どよめきます(笑)さくらチップの香りに包まれた牡蠣は、口中で香り続け余韻を持たせ贅沢な味わいです。添えられた根菜類が上品に優しく炊かれているので箸休め的な存在に♪


「帆立貝と木の子の白菜包み蒸し」

帆立と木の子を白菜で包み、煮汁で温かいヴィネグレットに仕上げています。切り分けるととても大きな帆立がお目見え。帆立の旨味がギュギュッと凝縮され、木の子の優しい香りに包まれた優しく美味しい1品♪

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「自家製パン」

パンドゥミとドイツパン。”パンドゥミ”とは、クラスト(皮)の風味を楽しむハード系のパンと異なり、クラム(中身)を味わうフランス版の食パンです。こちらのは、強力粉とフランスパン専用粉を使って焼き上げているので、カリッとした表面の食感の中にずっしりとした食べ応えがあり、甘味があります。ドイツパンといえば、酸味と固さがイメージされやすいですが、こちらのは酸味を感じさせず表面はカリッと香ばしく、中はふんわりもちっと食感も優しいです。どちらも熱々の状態で出てきます♪


「ポークリエットとバター」

こちらは、お好みでパンに付けていただきます。リエットは濾して滑らかになっていて、くどさはなくマイルドな味わい♪


「菊芋のスープ」

菊芋には「天然のインシュリン」といわれる「イヌリン」という成分を豊富に含んでいることから、最近では美容や健康面から注目を集めつつある野菜の1つです。ゴボウ+里芋のような滋味深さと、ほのかな甘みが特徴の菊芋。香りは芋で、味わいは土ゴボウといった感じで、田舎ののどかな山間風景を思い浮かべるような味わいが広がります♪


本日の鮮魚料理「スズキのポワレ」

細かく千切りにカットしたジャガイモをスズキの皮目に乗せることでシャキシャキの食感とふっくらとした身の食感の違いを楽しめる1品。柑橘系の爽やかなソースでさっぱりといただきます♪


「うずらのカレーピラフ詰め ロースト」+200円

フランス産鶉のファルシ。ファルシとは、肉や魚、野菜などの中に別の食材を詰めた料理のこと。つぼ抜きしたうずらにカレーピラフを詰めてローストしています。高蛋白・低カロリー・低脂肪のうずらは、身が締まっていて弾力があります。うずらの小ささをカバーするかのような詰め具合ですが、とても美味しい組み合わせで、今まで味わったうずらの中で一番の感動です♪


「シャトー・ラ・ガスパルド ジャヌエックス 2005」フランス 赤 4,200円

メルロ85%、カベルネ・フラン12%、カベルネ・ソーヴィニヨン3%。褐色がかったエッジの濃いガーネットで熟成による落ち着いたローブ、やや深みのある色合い。香りにはドライフルーツ的要素の強いカシスやブラックチェリー、プラムのアロマ。ローズマリーやクローヴ、ブラックペッパーなどの香りが香ばしくも甘みを感じ、ソフトなアタックで滑らかな質感。果実味は豊満でたっぷりとした旨味とアルコール感が充実しており、次第に膨らみを増していきます。。果実の風味を損なわず、しっかりとした骨格を持ちながらにしてしなやか。酸も穏やかで飲みやすく洗練されたボルドーです♪


「北海道白糠町直送 えぞ鹿のロースト」+800円

北海道は白糠びハンター松野さんが銃弾までも専用のものを使って仕留めた鹿は、速やかに処理・解体され出荷されます。そのため肉にケモノ臭さはなく、見た目も透明感のある赤身です。ベリー系のソースに合わせていただきます。開いて落ち着きを放ちはじめたボルドーにとても合うメーンです♪


「フランス シャラン産窒息鴨 ローストとコンフィ」+800円

こちらのお店でわたし達夫婦の一押しメニューです。エトフェした鴨を胸肉はハチミツを塗ってロースト、もも肉はコンフィで鴨の美味しさを2種にして提供してくれます。エトフェ(窒息)とは、元来、針を首の後ろに刺し、仮死状態にさせ、血を抜かずに屠鳥する方法ですが、最近では電気ショックでエトフェさせる方法もあるようですね。エトフェさせることにより、鴨の体内に血がうっ血して、その結果血が肉全体にまわります。それにより、肉に鴨特有の鉄分を含んだ風味が強くなり美味しくいただけるというわけです。胸肉のローストは、噛むと適度な弾力がありジュースが溢れ出ます。そしてジュースと共に濃厚な味わいが伝わり、身は柔らかくしっとりとしていてコクがあり滑らかです。もも肉のコンフィは、皮はパリッと食感がよく、身は柔らかくいただけます。骨から煮出したソースで一体感をもたせた至極の逸品♪


メーンを食べ終えた後、デザート前に残りのボルドーを楽しみながら海外旅行の話で盛り上がっていると、松下さんがサービスで「オリーブ」を出してくれました♪(感謝)


「デザートの盛り合わせ」

デザートは黒板に書かれている中から選ぶのですが、それぞれを少しづついただくことも可能なのでお腹に余裕のある方は是非、全種類いきましょう。氷菓子(ジェラート)は黒板に書かれている中から2種類をチョイスできます。


「ババロアショコラ、アーモンドのブランマンジェ、ババ(ラム酒風味)、氷菓子のヨーグルトとキャラメル」

デザートは全3種と、氷菓子を2種いただきました。正確には氷菓子は1人2種ずつ選べるので、少しずつ味見させてもらえば全種味わうことも可能ですよ(笑)ババロアショコラは、しっとり滑らかな弾力と上品な味わい。アーモンドのブランマンジェは、口溶けと喉越しを考えられ、ギリギリに固まるの量のゼラチンを使用されているために揺ら揺らとゆれるほど滑らかで濃厚。ババは、したたるほどにラム酒が浸かっており、ジュワァ~っと口中で広がり大人な香りのデザートです。氷菓子の滑らかさと濃厚さも抜群のコンディションで最後の最後まで楽しめます♪


「ガレット ブルトンヌ」

バターの名産地でもあるフランス、ブルターニュ地方の郷土菓子。フランスらしく、バターたっぷりリッチな配合の有塩バタークッキーです。サクサクッと食感を楽しめ、しっとりとしたとても美味しいガレット♪


「コーヒー」

表面がクレマできれいに覆われているコーヒー。良いクレマはきめが細かく、かき混ぜても消えず、味をまろやかにし、香りを口の中に持続させてくれます。口の肥えた友人夫妻が2人共に大満足のディナーだったようで喜んでもらえて本当に嬉しかったです。松下さん、また伺いますね♪


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2013/05/12 丁寧な仕事と古典的なスタイルを追求する「ラガップ L’AGAPE」の料理とレアワインのマリアージュ

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写真が大きくて見やすいサイトはこちら → http://lade.jp/diary/tabelog/french/11739/

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2013/05/12 伝統が織り成す料理の数々!「ラガップ L’AGAPE」のディナー

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写真が大きくて見やすいサイトはこちら → http://lade.jp/diary/tabelog/french/6400/

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2013/04/10 フレンチレストラン「ラガップ L’AGAPE」の料理は絶品!

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写真が大きくて見やすいサイトはこちら → http://lade.jp/diary/tabelog/french/1863/

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3位

エルルカン・ビス (湯河原 / フレンチ)

2回

  • 夜の点数: 4.3

    • [ 料理・味 4.0
    • | サービス 4.8
    • | 雰囲気 5.0
    • | CP 4.0
    • | 酒・ドリンク 4.0 ]
  • 昼の点数: 4.4

    • [ 料理・味 4.3
    • | サービス 4.4
    • | 雰囲気 5.0
    • | CP 4.2
    • | 酒・ドリンク 4.0 ]
  • 使った金額(1人)
    ¥10,000~¥14,999 ¥4,000~¥4,999

2018/11訪問 2018/12/07

「エルルカンビス」竹林に囲まれて過ごす至福の湯河原バースデーランチ!

湯河原の竹林に囲まれ幻想的な世界感を醸し出し、日本情緒と洗練された和の技法を取り入れた本格フレンチを提供してくれる「HERLEQUIN BIS(エルルカンビス)」でのバースデーランチへ!

こちらには、2010年に初来店して以来、何度も記念日等のお祝いで訪れておりますが、やはり一番の思い出としては「プロポーズを受けた最高の思い出の場所」になります!

プロポーズ当日、旦那様からのサプライズということで、オーナーシェフの伊東淳一(JUNICHI ITO)さんをはじめ、マダムやスタッフの皆さんを巻き込んでの盛大なプロポーズ大作戦は大成功に収まり、涙涙の感動のフィナーレを迎えたことを今でも昨日のことのように思い出します!感動のシーン再び!

そして、何度訪れても飽きの来ない安定のクオリティと、訪れる度に温かなおもてなしの心で出迎えてくださり、幾度もの感動をくださる伊東シェフの料理の数々に感謝しています!

そんな素敵な思い出が詰まった大好きなレストランにて、今回は45歳の誕生日を祝して、もう一つの幻のドン・ペリニョンと呼ばれるChampagne「J.M.ゴビヤール ブリュット トラディション(J.M.gobillard Brut Tradition)」にて乾杯!

伊東シェフには以前もご協力して頂きましたが、今回もわたし達Lade Gourmet & Hotel Web Magazineが企画する『器と旅するシリーズ』をお願いし、企画第一弾として登場した陶芸家の「釋永 岳 (Gaku Shakunaga)」の無駄を削ぎ落としたシンプルなデザインを誇るシャープな器と、企画第二弾で参加して頂いた下尾 和彦 (Kazuhiko Shimoo)さん&下尾 さおり (Saori Shimoo)さん御夫婦のユニット作家「Shimoo Design」の「日本の美」を象徴し、合理的且つ美しさを忘れない木製器とコラボしていただくことに!

卓上に広げさせて頂いた器を一点一点確認しながら、楽しそうに選別される伊東シェフ!何と!今回は「木漏れ日のランチ」3,500円(消費税・サービス料別)の全ての料理とコラボしてくださいました!

店内は、真っ白な漆喰の壁に墨色の天然石が並ぶ床、竹林を見渡す窓ガラス越しに落ち着いた色調のテーブル席が45席用意され、非日常を味わうに相応しく静かな時を刻み、優雅なランチタイムが始まります!

日本の風情溢れる優雅な竹林は、日本人が本来持つ「静の心」と「動の心」が存在すると伊東シェフは考えられており、こちらでは、その情緒を大切に無駄なものを無くし本当に必要なものだけを誂え、豊かでゆったりとした時の流れの中、幸せだと感じられる瞬間を過ごしていただきたいと願われているのです!

この日は、雨露をしっとりと含んだ竹林が、いつもより一層色濃く輝いており、心から安らぐ「日本の情緒」を堪能しながらの至福のひとときの始まりです!

[木漏れ日ランチ~Menu~]
①アミューズ・ブーシュ「パニプリ、サラミ、自家製ピクルス」×「釋永岳 mars himawari」
インド料理の定番おやつとして知られる「パニプリ」には、ひよこ豆、ボロネーゼ、フロマージュブラン、ミントのスープにミントを添えて!
カリカリ食感の中に異国情緒溢れるスパイスの香りが満載で、とても爽やかなフィンガーフード!

②一の前菜「ヤリイカのグリル コリアンダー風味のマリネ」×「釋永岳 gen 台皿」、「Shimoo Design 浮様 リム皿」
隠し包丁を入れたヤリイカの表面をサッとグリルし、中はレアで仕上げ、人参と玉葱、大根をコリアンダーや八角でマリネしたものを敷き、フレッシュな林檎と松の実を添えて、カシスフルーツとバジルの2種のソースで!
ヤリイカの香ばしさと甘味に根菜類のマリネが、浅漬け具合で程良い食感を残しており、複雑味を帯びたスパイスとの相性も抜群!
そこへ、青林檎のシャキシャキとした食感がアクセントになり、僅かな酸味が爽やかな余韻を添え、思わず顔がほころんでしまう味わい!
ヤリイカの美しい白肌を釋永岳の黒釉で魅せるも乙ですし、木目の優しさと自然が創り出す木の力強さが感じられる浮様の世界感もまた素敵!
同じ料理でありながらも、器が変わるとこんなにも印象が変わるのだと教えてくれます!

③「自家製バゲット」×「釋永岳 gen 台皿」

④二の前菜「地鶏のささみ」×「釋永岳 リバーシブルシャーレ、mars 平皿」
地鶏のささみに赤海老と帆立貝のたたきを詰めて、パート・ド・フリュイで巻いてから、表面はカリッと、中はしっとりと焼き上げ、パプリカと焼き茄子のソースでいただきます!
細やかな手法で、手を掛けることを惜しまない料理は味わい深く、噛めば噛むほどに食材同士のハーモニーが気分を上げてくれます!
一歩間違えれば弾力の強さが際立ってしまう”ささみ”を、こんなにも繊細な料理に仕上げてしまうシェフの腕に脱帽!

⑤スープ「白菜のスープ」×「釋永岳 gen bowl、gen 薄鉢」
白菜を少量のベーコンと共に煮込み、塩味を抑え、白菜本来の甘味を楽しむ一品!スープはどれだけ美味しくても少量で頂くのが一番!
多いと胃がタポタポになってしまうからというのもありますが、その僅かな量で得られる幸福感が醸し出す余韻は脳裏に焼き付き、その野菜が美味しく感じる季節に、ふと「あぁ、またあのスープが飲みたい!」と、思わず足を運んでしまうという具合の量が良いのです!

2016年12月から厨房に新しいスタッフとして渋谷さんが入店され、今は伊東シェフの右腕として活躍されています!
代官山の有名店にてお勤めされていたところを伊東シェフに抜擢された渋谷さん!伊東シェフやマダムを支えてくれるセンスの良いスタッフが見つかり嬉しい限りです!

⑥魚料理「鹿児島県阿久根の鱧と根菜」×「釋永岳 áge 新作」
大きな鱧は骨切りした後、魚と帆立の出汁で煮込み、ふわふわの食感で花を開かせており、彩り溢れる根菜類と一緒に楽しみます!
蛋白な鱧ゆえに、イタリアのチンタセネーゼの背脂を塩漬けにしたラルドを添えてあり、その脂が本当に良い仕事をしています!

⑦肉料理「フランス産仔羊のロティ」×「釋永岳 áge」
仔羊のロティは、初々しい御姿で登場し、見事な火入れ!
ソースは魚と羊の骨から取れる出汁を煮詰め、奥深い味わいに仕上がっています!口中で溢れる肉汁と旨味で、思わず「ほっぺた落ちそう!」と昔懐かしのフレーズが飛び出す始末!
フランス産のジロール茸とプルロット、マッシュルームを添えて秋の香りを楽しみます!

⑧デザート「バースデープレート」
遅がけのランチタイムで訪れたため、いつの間にやら店内にはわたし達だけといった頃合いに、嬉しいことにサプライズで「Joyeux anniversaire Ayaco!!」とデコレーションしてくださったデザートの盛り合わせが登場!

此処で何回お祝いの日を迎えたことでしょう!

⑨デザート「ダックワーズとヌガーのムース、和三盆のアイスクリーム、山葡萄ソース、ブラジルプリン」×「釋永岳 大工カット、gen 薄鉢」
マダムのお姉様がブラジル人と御結婚されたことをキッカケに、伊東シェフがブラジルで作られているおやつプリンのレシピをもとに試行錯誤を重ねて、日本人の舌に合うよう、独自のレシピを完成させて作ったプリンがこちらの「ブラジルプリン」!
どこのプリンよりも濃厚で、滑らかさと弾力のバランスが絶妙で何度頂いても飽きない美味しさ!
伊東シェフの料理やデザートは、どれを取っても胃にもたれず優しく、身体が素直に喜ぶ味わいです!

⑨珈琲 or 紅茶「エスプレッソ」×「釋永岳 呑みすぎる杯 ゴブレット」
今、浜松の新しい我が家で、およそ3年振りとなる「釋永岳陶芸展」を開催しておりますが、この「呑みすぎる杯」のシリーズは人気も高く沢山のオーダーを頂いております!
本来は、日本酒を美味しく呑んでいただくようにと、極限まで薄くして作った杯ですが、わたし達は珈琲や緑茶、またはスープや小鉢としてなど多様に用いて大活躍させています!

昨年の2017年3月に「エクシブ湯河原離宮」が誕生して以来、近隣となる「エルルカン・ビス」はその恩恵にあやかり連日大賑わいのようですが、今回は、久方振りにゆっくりと伊東シェフの料理を堪能しながらお話を伺うことができ、誕生日を締めくくるに相応しいひとときを過ごせました!

食後は、いつもの如く伊東シェフとマダムを囲み、さらに、新しいキッチンスタッフの渋谷さんを交えて記念撮影!

帰りの道中はすっかり雨も上がり、澄んだ空気と幻想的な雲に覆われた富士山が、まるで祝ってくれているかのようでした!

HERLEQUIN BIS(エルルカンビス)
住所:神奈川県足柄下郡湯河原町宮上744-49
TEL:0465-62-3633
営業時間:ランチ11:30~13:30(L.O.)、ディナー18:00~20:30(L.O.)
定休日:水曜日
グルメ・トラベル情報満載のWEBマガジンladeの
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2015年12月28日 湯河原フレンチ「エルルカンビス」友人ソムリエが3月よりホールスタッフとして活躍します!
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写真が大きくて見やすいサイトはこちら → http://lade.jp/diary/tabelog/french/48631/

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湯河原に出向くと必ず訪れるフレンチレストランがあります。
細い急勾配の坂道を上り、竹林に囲まれ幻想的な世界感を醸し出し、
日本情緒と洗練された和の技法を取り入れた本格フレンチを提供してくれる「HERLEQUIN BIS エルルカン ビス」。
オーナーシェフの伊東淳一さんは、古き良き情緒を残した湯河原を気に入り、
自らが運営していた東京・恵比寿のレストラン「HERLEQUIN エルルカン」を9年でクローズさせ、
気持ち新たに、2006年3月にオープンさせたフレンチレストランです♪

以前の駐車場は、店舗よりも手前の急勾配の坂道を下り、少し離れたところにありましたが、
現在は、店舗前の小坂を上がった先の左手に広々とした駐車場を確保されており、
以前よりも停めやすくなっています♪


駐車場より歩き、石階段を下り、玉砂利のアプローチを進めば、お店の入口へと辿り着きます。
その隠れ家のような佇まいと見事なロケーションから、
遠方から足を運ぶファンも多く抱え、知る人ぞ知るレストラン。
わたし達夫婦も2010年11月の誕生日旅行を機に足を運ぶようになり、早くも5年の月日が流れています。
湯河原の四季折々を楽しみながら、
伊東シェフが織りなす優しいフレンチをいただくために、定期的に足を運んでいます♪


「HERLEQUIN BIS エルルカン ビス」のコンセプト紹介

「エルルカン ビス」が継承する本格フランス料理には、
たおやかなる日本情緒と洗練された和の技法が秘められています。
それは、口にした方だけに伝えられる美味しさの神髄。
お越し頂いた方だけにお届けできる、おもてなしの心です。
そして、湯河原という土地だからこそ味わえる新鮮な四季折々の食材と、
歴史と文化の薫るその風土もお客様に提供していけるものの一つ。
「日本の伝統的技法」と「おもてなしの心」
そして「新鮮な食材」がトリコロールとなって、「エルルカン ビス」が存在するのです。
そんな、美味しさの空間とくつろぎの時間を通して、
常に人と人との繋がりを大切にしていきたいと考えています。


店内は、真っ白な漆喰の壁に墨色の天然石が並ぶ床、
竹林を見渡す窓ガラス越しに落ち着いた色調のテーブル席が45席用意され、
非日常を味わうに相応しく静かな時を刻み、優雅なランチタイムが始まります。
日本の風情溢れる優雅な竹林は、
日本人が本来持つ「静の心」と「動の心」が存在すると伊東シェフは考えられており、
こちらでは、その情緒を大切に無駄なものを無くし本当に必要なものだけを誂え、
豊かでゆったりとした時の流れの中、幸せだと感じられる瞬間を過ごしていただきたいと願われています。
フランス料理に日本料理の技法を活かし、
湯河原の土地を生かし、新鮮な四季折々の食材で作る本格フランス料理が堪能できます。

ランチメニューは、下記の通り2コース用意されいます。
今回は11月に伺ったばかりでしたが、前回訪れた際に、伊東シェフがスタッフを募集されていることをお聞きしており、
丁度、友人ソムリエが職場を探していたため、紹介させていただき、面接を兼ねてのランチとなります。
話し合いは順調に進み、2016年3月よりソムリエ兼ホールスタッフとして立たれることに決まりました!
エルルカンビスの常連様、どうぞ新しいスタッフをお楽しみになさってくださいませ。
今回のランチメニューは、11月に訪れたばかりということもあり、伊東シェフにお任せしています♪

「木漏れ日のランチ」3,780円(※サービス料別10%)
アミューズ、一の前菜、二の前菜、スープ、本日の魚料理 or 肉料理、デザート、ドリンク
「陽射しの中で宵の趣を」5,400円(※サービス料別10%)
アミューズ、一の前菜、二の前菜、本日の魚料理、本日の肉料理、小さなごはんもの、デザート、ドリンク


最高のロケーションを誇るテラス席。
竹林が風で揺らぐ音が爽やかで、小鳥たちの鳴き声がまた心地良いBGMとなってくれます。
ご希望とあらばテラスでは、お食事後のコーヒータイムに移動も可能ですので、
スタッフさんにお声掛けされると良いでしょう♪


「牡蠣の温かいブルーテ」

ブルーテとは、ベースにコンソメを使用した洋風茶碗蒸しのこと。
殻付きのままの牡蠣をブルーテの仕上がりに合わせて別に蒸し上げられており、絶妙な火入れ!
自家農園の大根のピューレにトリュフのジュースをほんの少しアクセントに忍ばせたブルーテは、
滑らかでコクがあり、優しく胃に染み入るような滋味深い味わいが楽しめます♪


「北海道産天然鰤のスモーク」

北海道で水揚げされた上質な鰤を軽くスモークさせたもの。
エルルカンビス自家栽培農園「神里農園」でつくられた白菜のマリネを下に忍ばせています。
白菜はギリシャ風にマリネされており、
コリアンダーと白ワインと白ワインビネガーで漬け込み、柚子でアクセントを付け香り良く、
浅漬けでシャキシャキとした食感も楽しめ、脂ののった鰤の箸休め的な存在になります。
西洋わさびとセロリのソースにハーブの香りを纏わせてさっぱりといただきます♪


「自家製パン」

お好みでオリーブオイルに付けていただきましょう♪


「フォアグラのテリーヌ」

伊東シェフのスペシャリテでもあるフォアグラテリーヌは、厚切りしたフォアグラをグリルし、
煮詰めたホワイトポルト酒とルビーポルト酒を塗りながら、型に詰めて、38℃で仕上げています。
こちらのスペシャリテは、20年以上提供し続けているスペシャリテです!
フォアグラの下に敷かれているのはダックワーズ。
アーモンドパウダーの半分をローストしたクルミのパウダーに変更し、
お砂糖を少なくしてフレンチトースト仕立てで焼いたもの。
付け合せの柿と洋梨は赤ワインとポルト酒で煮詰めたものでマリネされています。
舌の上でとろけねっとりとした食感が絶品で燻製させた香りも味わいも濃厚なフォアグラテリーヌに、
フレンチトースト仕立ての柔らかなダックワーズが程好いクッションとなり、
香り高い濃厚なフルーツと一緒にいただくことで、リッチな感覚で絶妙なバランスでいただけます。
特に熟した深みのある柿との相性が抜群です♪


「沼津産本鰆の焼き蒸し」

沼津港で揚がった本鰆を皮目を軽く焼いてからふんわりと蒸し上げています。
干し椎茸と原木しいたけのソースを魚の出汁で伸ばした優しい味わいのソースと合わせて。
自家農園で採れたての若い春菊のソテーと一緒に頂くと、風味が増し、爽やかです!
何より、完璧なまでの本鰆の火入れにただただ感動するばかりです♪


「秀麗豚のロースト」

愛知県産の秀麗豚のヒレ肉に繊維に添って隠し包丁を入れ、
ベーコンで巻いて香りと脂を移しながら、じっくりと焼き上げていきます。
表面は焦がさないようにサラマンダーを使って遠火の強火でじっくり焼いた後、
ベーコンを外すことで、肉の水分は逃げずにしっとりした状態に仕上がり、
豚肉とは思えないほどにしっとりと繊細な肉質を楽しめます!
自家農園で採れた紅大根、レンコン、インゲン、カリフラワー、サツマイモを付け合せにし、
黒胡椒のソースで香ばしさと共に堪能♪


「フロマージュインフロマージュ」

デザートは今年の新作をいただきます!
ベイクドチーズケーキをフードプロセッサーで回し、
泡立てた生クリームと合わせてコアントローで伸ばしたものが中に入っています。
簡単に説明すると、焼いたチーズケーキをクリーム状にしたものです。
そのクリームをロールケーキの生地で上下に挟み合わせ、
クレームダンジュというレアチーズケーキをその場でコーティングし、赤い果実のソースでいただきます。
シュワッと口溶け滑らかな食感が楽しめ、絶品!
満足感のあるリッチな味わいにも関わらず軽さがあり、乳製品の程好い酸味が食後のデザートにピッタリです♪


「ブラジルプリン」

エルルカンビスでは、必ず定番のスペシャリテデザートのブラジルプリンが最後に提供されます。
ブラジルでは、プリンは「Pudim(プジン)」とよばれ、母親がおやつとして作っています。
特徴は、原料には牛乳を使わず、練乳とココナッツミルクを使用し、味が濃く、食べ応えがあること。
暑い土地柄のため、低温保存が必要な牛乳よりも安価で保存しやすい練乳とココナッツミルクが普及していたようです。
練乳とココナッツミルクと卵黄主体でつくるプリンは、脂肪分35%と20%の生クリームで割り、
味が濃く、リッチな味わいで食べ応えがあります!
そのプリンをベースに伊東シェフが、
マダムのお姉様がブラジル人とご結婚されたことをキッカケに、
ブラジルで作られているおやつプリンのレシピをもとに試行錯誤を重ねて、
日本人の舌に合うよう、独自のレシピを完成させて作ったプリンがこちらの「ブラジルプリン」です。
仙台の卵屋「花兄園」がこのプリンに惚れ込んでしまい、伊東シェフの監修のもと市販化されており、大人気だそうです!
伊東シェフオリジナルのブラジルプリンは、どこのプリンよりも美味しいです♪


「コーヒー」


デザートを少しずつとコーヒーをゆったりと時間をかけていただく至福のひととき。
竹林の笹が風に揺らぎ鳴り、小鳥のさえずりが心地良く響き渡り、
外は寒空ではありますが、店内にはポカポカとした陽が差し込み、癒しの時間が訪れています♪


最後に伊東シェフとマダムと一緒に記念撮影!

階段を上がりきる最後の最後まで手を振って最高の笑顔でお見送りしてくださる優しい御2人。
今回は、友人ソムリエを紹介させていただき、無事に採用の運びとなりましたが、
「エルルカン ビス」では、まだまだキッチンスタッフを募集されています!
20代前半の男女で、これからシェフを目指したい方、
フレンチの伝統料理と繊細な日本料理の素晴らしい技術を身に付けられ、
独自のスタイルを確立されている志高き伊東シェフのもとで働いてみたいと思う方、
是非ともお問合せしてみてください!
伊東さん、マダム、そしてスタッフの皆様、新人ソムリエをどうぞ宜しくお願い致します♪


この日は日帰りで、夜のイベントに合わせて大急ぎで浜松へ戻る帰路の途中、
湯河原パークウェイを通り、「十国峠」を抜けて箱根方面へ。
「十国峠」は別名「日金山」ともいわれており、静岡県東部、熱海市と函南町を結ぶ峠です。
頂上から見える景色は圧巻の一言で伊豆や箱根などが見え、
世界遺産の富士山も見ることが出来る最高のビュースポットとしても有名です!
夕陽が沈みかける丁度その頃に差し掛かり、赤く染まる夕焼け空があまりにも見事で、
急ぐ気持ちを止め、車を停車し、ほんの一瞬ではありましたが、
赤く照らされる雄大な富士山を鑑賞。


思わず見惚れてしまうほどに美しく駿河湾に沈みゆく夕陽。
友人ソムリエの新たな門出を祝うかのような神々しさを感じます。
大きな野心と2016年の抱負を胸に邁進していただければ幸いです♪


2015年12月20日 湯河原フレンチ「エルルカンビス」風情溢れる竹林に囲まれ至福のバースデーランチ
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写真が大きくて見やすいサイトはこちら → http://lade.jp/diary/tabelog/french/47647/

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箱根大観山の麓にひっそりと佇む湯河原の町。
歌集「万葉集」の中で、唯一温泉の湧き出る地として詠まれるなど、古くから多くの文人に愛された歴史と文化の漂う地。
温泉地としての名だけでなく、四季折々の自然や海の幸にも恵まれた町として、今でも多くの人々に愛されており、
かくゆうわたし達夫婦も記念日などのイベントには欠かせない場所となっています。
今回、わたしの42歳の誕生日旅行を記念して、旦那様が連れ出してくれた熱海・湯河原の旅。
いつも湯河原で記念撮影する定位置にて、
我が家の愛車であるマセラティ3200GTのブーメランと共に1枚♪


湯河原に出向くと必ず訪れるフレンチレストランがあります。
細い急勾配の坂道を上り、竹林に囲まれ幻想的な世界感を醸し出し、
日本情緒と洗練された和の技法を取り入れた本格フレンチを提供してくれる「HERLEQUIN BIS エルルカン ビス」。
オーナーシェフの伊東淳一さんは、古き良き情緒を残した湯河原を気に入り、
自らが運営していた東京・恵比寿のレストラン「HERLEQUIN エルルカン」を9年でクローズさせ、
気持ち新たに、2006年3月にオープンさせたフレンチレストランです♪


以前の駐車場は、店舗よりも手前の急勾配の坂道を下り、少し離れたところにありましたが、
現在は、店舗前の小坂を上がった先の左手に広々とした駐車場を確保されており、
以前よりも停めやすくなっています♪


駐車場より歩き、石階段を下り、玉砂利のアプローチを進めば、お店の入口へと辿り着きます。
その隠れ家のような佇まいと見事なロケーションから、
遠方から足を運ぶファンも多く抱え、知る人ぞ知るレストラン。
わたし達夫婦も2010年11月の誕生日旅行を機に足を運ぶようになり、早くも5年の月日が流れています。
湯河原の四季折々を楽しみながら、
伊東シェフが織りなす優しいフレンチをいただくために、定期的に足を運んでいます♪


店内は、真っ白な漆喰の壁に墨色の天然石が並ぶ床、
竹林を見渡す窓ガラス越しに落ち着いた色調のテーブル席が45席用意され、
非日常を味わうに相応しく静かな時を刻み、優雅なランチタイムが始まります。
日本の風情溢れる優雅な竹林は、
日本人が本来持つ「静の心」と「動の心」が存在すると伊東シェフは考えられており、
こちらでは、その情緒を大切に無駄なものを無くし本当に必要なものだけを誂え、
豊かでゆったりとした時の流れの中、幸せだと感じられる瞬間を過ごしていただきたいと願われています。
フランス料理に日本料理の技法を活かし、
湯河原の土地を生かし、新鮮な四季折々の食材で作る本格フランス料理が堪能できます。

ランチメニューは、下記の通り2コース用意されいます。
今回もバースデー記念ということで「陽射しの中で宵の趣を」5,400円をオーダーしています♪
(※サービス料別10%)

「木漏れ日のランチ」3,780円
アミューズ、一の前菜、二の前菜、スープ、本日の魚料理 or 肉料理、デザート、ドリンク
「陽射しの中で宵の趣を」5,400円
アミューズ、一の前菜、二の前菜、本日の魚料理、本日の肉料理、小さなごはんもの、デザート、ドリンク


最高のロケーションを誇るテラス席。
竹林が風で揺らぐ音が爽やかで、小鳥たちの鳴き声がまた心地良いBGMとなってくれます。
ご希望とあらばテラスでは、お食事後のコーヒータイムに移動も可能ですので、
スタッフさんにお声掛けされると良いでしょう♪


HERLEQUIN BIS エルルカン ビス オーナーシェフ伊東淳一(JUNICHI ITO)さん

1981年に銀座「L’ecrin レカン」でフランス料理人としてのキャリアをスタートさせ、
3年間の欧州滞在中に「Lucas Carton ルカ・キャルトン」で温前菜、スペシャルテ部門シェフを担当するなど、
順調にキャリアアップするも、
1994年に徳島「青柳」の門を叩き、小山裕久さんの下で日本料理の技術を3年間学びます。
当時、32歳にして一番下の門下生として一から修行を始められ、
銀座「小十」の奥田透さんや六本木「日本料理 龍吟」の山本征治さんと共に日本料理の神髄を学びます。
1997年に恵比寿に「HERLEQUIN エルルカン」をオープン。
2006年に恵比寿店を閉め、2006年3月に「HERLEQUIN BIS エルルカン ビス」を湯河原にオープン。
自身がサービススタッフとしての経験を持ち、当時は大城賢一シェフが居らしたこともあり、伊東さんは暫くサービスを担当。
2009年、湯河原に自身がシェフを担当され、姉妹店として「HENRI HERLEQUIN アンリ・エルルカン」をオープン。
その後、「HENRI HERLEQUIN アンリ・エルルカン」は業態を変えて「鮨あんりえるるかん」となり、
さらに、気軽に足を運べる「Kitchen by Ito Style」を2014年3月20日にオープン。(2016年1月12日より長期休業)
繊細でエレガント、体に負担のないやさしいフレンチとして多くのファンから支持され、
「専門料理」や「ブルータス」などの雑誌、NHKテレビ、料理教室、ホテルのフランス料理フェアなどでも活躍。

伊東淳一(JUNICHI ITO)プロフィール
1980年3月 L’ecrin レカン(銀座) サービス部門
1981年3月 調理師部門(料理長 城悦男氏に師事・現在ヴァンサン料理長)
1988年4月 渡フランス
1989年1月 Le pre aux clercs-Trois Faisans ル プレ オー クレー トロワ フェザン 製菓部門シェフ
Sporting du Cap スポルティング デュキャップ 製菓、肉、魚、各部門シェフ
1989年9月 渡ベルギー
Le Treffle 4 ル トレフル ア キャトル ★★ (シェフ:ミッシェル・アカン)
1990年1月 渡フランス
Lucas Carton Senderens ルカ キャルトン サンドラス ★★★
温前菜及スペシャリティ部門シェフ (シェフ:アラン・サンドラス) 1991年3月 渡イタリア
Enoteca Pinchiorri エノテカ ピンキオーリ ★★★ (シェフ:アニー・フェオルド)
1991年9月帰国後 ポンマリー(大阪) 料理長
1994年5月 青柳(徳島)
1997年7月 エルルカン (恵比寿)  オーナーシェフ
2006年3月 エルルカン ビス(湯河原) オーナーシェフ


わたし達は、今回も日本から富山の友人で陶芸作家である
「釋永岳 Gaku Shakunaga」くんの器を持参していたため、
こちらの伊東シェフにも「器と旅するシリーズ」と題して、
彼の作品である「黒釉シリーズ シャーレ(28cm)」と「年輪皿シリーズ(32cm)」を紹介し、
「エルルカン ビス」との料理ともコラボレーションしていただきました!(感謝感激!)


伊東シェフの奥様であるマダムは沖縄出身で、
夫婦仲良く二人三脚で運営されており、ホールを担当されています。
沖縄といえば、オープン当初ホールを担当し、数年前にラスベガスに行ってしまわれた島袋武士くんも沖縄出身でしたね!
さらにオープン当時、シェフをされていた大城賢一シェフも沖縄出身で、
現在は、地元沖縄に戻られ「HIBISCUS イビスキュス」というフレンチレストランを営まれているそうです。
こちらでは、百姓一家であるマダムの叔父・神里栄さんが愛情込めて、鮮度抜群の有機野菜を育てられており、
エルルカン自家栽培農園として「神里農園」でつくられた新鮮野菜を提供されています♪


「Gimonnet Cuis 1er Cru Brut Blanc de Blancs ピエール・ジモネ キュイ プルミエ・クリュ ブリュット ブラン・ド・ブラン」
フランス シャンパーニュ

ピエール・ジモネのシャンパンは、濃密で力強さを持ちながら、 繊細さも備えた味わいが特徴で、
最高の畑から収穫された葡萄のピュアな果汁だけを使用し、
厳格に管理された醸造方法を貫くことにより、フィネスを閉じ込めた素晴らしいシャンパーニュが出来上がります。
全生産量の20%程度しか輸出されない 貴重なジモネのシャンパーニュです♪
葡萄品種:シャルドネ100%。


こちらでは、何度も記念日を祝ってもらっておりますが、
やはり一番の思い出としては、プロポーズを受けた最高の思い出の場所となります。
プロポーズ当日、旦那様からのサプライズということで、
伊東シェフやスタッフの皆さんを巻き込んでの盛大なプロポーズ大作戦は大成功に収まり、
涙涙の感動のフィナーレを迎えたことを今でも昨日のことのように思い出します。
大泣きしてしゃっくりが止まらなくなったわたしに、
そっと温かいハーブティを差し出してくれたスタッフの武ちゃん。
「お元気にされていますか?」
こちらは、わたし達夫婦が始まるキッカケとなったお店でもあり、
今までたくさんの大切な友人たちに紹介して参りました。
そんな素敵な思い出が詰まったレストランなのです。
そして、何度訪れても飽きの来ない安定のクオリティと、
訪れる度に感動を味わえる伊東シェフの素晴らしい料理の数々。
「これからも宜しくお願い致します」と感謝の気持ちを込めて乾杯です♪


アミューズ「ニンニク風味のワッフルにクリームチーズ、スティックチーズパイ、ピクルス」

「エルルカン ビス」では、湯河原の地の素材、四季折々の旬の素材を、和の技法とソースで創り出されています。
フォークやナイフにもちょっとしたこだわりがあり、機能性を重視しながらも、デザイン性にも優れたものを選び、
さらに、フレンチでありながらも、カトラリーの中にお箸が用意されているのも嬉しい心配りです。
料理をより美味しくいただくためにも、使い心地や手に持ったときの感覚を大切にされているからです。
良い産地の良い素材を、良い状態で仕入れることを基本として、
湯河原の地の素材、旬の素材を料理に盛り込んでくださいます。
また、濃縮した旨味をとじ込めるため「炭で焼く」、
繊細な食感を生み出すため「和包丁で切る」、
切れのあるブイヨンを作るため「軟水を使用する」と、
日本の技法を活かした料理方法で素材の良さを引き立たせています。
そして最後に、フランス料理の命といえるソースが加わり、「エルルカン ビス」の美味しさが誕生いたします。
最初の一皿のアミューズは、
クリームチーズを添えたニンニク風味のワッフルは、
薄力粉と強力粉をミックスし、卵やバター、すりおろしにんにく、 パセリを混ぜ合わせてワッフルに仕上げています。
定番の優しい塩分のピクルスとカリカリッと香ばしい香りのスティックチーズパイです♪


前菜「北海道産の牡蠣、自家農園の葱のフラン、野菜のブイヨン、茄子のピューレ」

52℃~62℃の温度で10分程度ゆっくりと低温調理で火入れした北海道産の牡蠣は、
唸るほどのクリーミィーさがあり、濃厚です!
エルルカン自家栽培農園「神里農園」でつくられた葱のフランは葱の旨味が凝縮されています!(絶品!)
野菜本来の甘味が楽しめるブイヨンは、それぞれの野菜を別々に火入れし、
その野菜毎に水でミキシングした後に混ぜ合わせ、コンソメと卵白でラタトゥイユのウォーターとして仕上げています。
野菜は別々に火入れしミキシングすることで、その野菜本来の個々のモチベーションを引き立て、
合わせた時に、深み溢れる上質な野菜のソースになるのだとお話ししてくださいました!
一皿毎に妥協することなく、手間暇かけてのフランス料理。
そして、そこにプラスするのは、
ローストして甘味を引き出した茄子をスパイシーな唐辛子をアクセントに用いて、とろみのあるピューレにしたもの。
こちらももちろん「神里農園」でつくられた野菜たちです!
美味しくないわけがありません!
あっさりと上品な味わいの中に、ポロ葱や茄子の優しい甘味と香ばしさが広がり、
野菜それぞれの旨味が重なり合って、
何層にも感じる奥行きのある味わいに仕上がっています♪


「自家製パン」

お好みでオリーブオイルに付けていただきましょう♪


20年以上提供し続ける伊東シェフのスペシャリテ「フォアグラグリルテリーヌ 季節のフルーツを添えて」

伊東シェフのスペシャリテでもあるフォアグラテリーヌは、厚切りしたフォアグラをグリルし、
煮詰めたホワイトポルト酒とルビーポルト酒を塗りながら、型に詰めて、38℃で仕上げています。
こちらのスペシャリテは、20年以上提供し続けているスペシャリテです!
ソースは、ギリシャ風野菜のマリネで、通常は野菜で作るマリネをフルーツでアレンジされており、
白ワインとコリアンダーと蜂蜜で煮出したギリシャの地方料理のソースを煮詰めて使用しています。
長野県産の「北原農園」でつくられている巨峰や林檎、梨、柿、ラフランスを添えて。
こちらには、釋永岳くんの「年輪皿シリーズ(32cm)」を合わせてくださいました!(感謝)
舌の上でとろけねっとりとした食感が絶品で燻製させた香りも味わいも濃厚なフォアグラテリーヌに、
甘味や酸味、食感のある香り高いフルーツと一緒にいただくことで、
程好い爽やかさを感じさせ、絶妙なバランスでいただけます。
特に熟した深みのある柿との相性が抜群です♪


前菜「スモークサーモンのコンフィ リンゴのサラダ」

もう1つの前菜には、釋永岳くんの「黒釉シリーズ シャーレ(32cm)」を合わせてくださいました!(感謝)
金属加工の会社とスモーカー(燻製機)を共同開発されたスモーカーを用いた自家製スモークサーモンは、
35℃と低温でスモークしたサーモンにスライスした「北原農園」の林檎と胡瓜を添えてサラダ仕立てにし、
尾の部分をゆっくりとコンフィしてフープロでミキシングしたサーモンを丸めて燻製したもので、
一口で頬張れるプチサイズで楽しみ、
柿とスイートフェンネルとバジルの爽やかなソースを合わせていただきます。
口の中でとろける絶妙な食感と優しい燻製香が広がり、ディルの香りで余韻が楽しめます♪


魚料理「天然真鯛の焼き蒸し ブラウンマッシュルームとポロ葱のソース」

駿河湾の天然真鯛を一度皮面から軽く焼き、その後蒸してふっくらと仕上げており、
富士の「長谷川農産」のブラウンマッシュルームとポロ葱のソースは、
ほっこりとするほどの優しい味わいで、
北海道の真狩村「三野農園」の三野伸治さんがつくるサボイキャベツの優しい甘味も引き出されています。
サボイキャベツは、日本ではその縮れた葉っぱの様子から、「ちりめんキャベツ」と呼ばれています。
やはり、伊東シェフのソースは上品で優しくて、
胃にもたれることなく、最後まで美味しく食べられる魔法のソースです♪


「蝦夷鹿のナッツとドライフルーツペースト付け焼き」

ジビエの美味しい季節がやってまいります。
メーンディッシュにも釋永岳くんの「黒釉シリーズ シャーレ(32cm)」を合わせてくださいました!(感謝)
黒釉シリーズ シャーレ特有のレザーのようなしっとりとした質感に、蝦夷鹿の絶妙な火入れのロゼカラーが映えます!
函南にいらっしゃる有名な猟師が捕られた肉質のきめ細かな北海道の蝦夷鹿。
その猟師は、修善寺の本州の鹿や鴨、
そして南伊豆の椎木のどんぐりだけを食べて育った猪なども捕られるそうで、丹波の猪よりも絶品だそうです!
その猟師に仕留められた蝦夷鹿を軽くローストし、
すり鉢で3種のナッツ(松の実、アーモンド、クルミ)をすりつぶし、
そこに水で浸したアプリコットとコリント産のレーズンのドライフルーツを入れ
ヘーゼルナッツのオイルと卵黄で伸ばしたペーストを塗り込んでから、遠火の天火で焼き上げています。
ナッツの油分とドライフルーツの香りを移し込んでからローストすることで、甘味、酸味、香ばしさなどを感じる
コクと味わい深さを引き出しています。
付け合わせには、食べ応えのあるサクサク食感で甘味ある蓮根に香り良い牛蒡、
柔らかくジューシィーな蕪に、青梗菜、紫カリフラワーと野菜も流石の美味しさです!
程好い辛味をアクセントにしたグリーンペッパーのソースに合わせて、
蝦夷鹿の芳醇な香りと味わいを楽しみながら、至福のひとときを迎えます♪


「シラスのピラフ」

こちらの「陽射しの中で宵の趣を」のフルコースの〆のお食事は、
フレンチでありながらも、和の趣を大切にされているため、必ず小さな御飯が付いて参ります。
香り良い帆立貝のひもからとれる出汁で炊いた沼津産のシラスに葱を合わせたピラフで、
優しい味わいながらに、米粒一粒一粒に深みある味わいが染み渡った大変美味しいピラフです!
小盛りの程好いサイズ感じも伊東シェフの優しさの表れです♪


食事の後は、事前に旦那様が予約してくれてあり、
伊東シェフオリジナルの特製バースデーケーキでお祝いしてくれました♪(嬉喜)
フランス語で「Joyeux anniversaire ayako(お誕生日おめでとう!亜弥子)」と書いてくださいました!
そして、こちらのバースデーケーキには、
釋永岳くんの「黒釉シリーズ シャーレ(32cm)」をリバーシブルでコラボしてくださいました!(感謝)
シャーレのリバーシブルの色目に合うように、
裏の森の落ち葉を添えてくださるなんて素敵なデコレーションですね♪


早くも42歳になりました(笑)
これからも1つ1つ年を重ねる毎に「笑み」が絶えず、より深い絆で結ばれる夫婦でいれるよう、
一緒にお祝いできれば嬉しいです♪


デザートの盛り合わせ「林檎のケーキ、栗のアイス、メレンゲ、ブラジルプリン」

伊東シェフのスペシャリテでもある林檎のケーキは、毎年バースデーの度にいただける至福のデザート。
林檎のケーキは程好いサイズに取り分けてくださり、
こっくりとした味わいの栗のアイス、砂糖の量を極限まで減らし140℃で長時間焼き上げるメレンゲ、
定番のスペシャリテデザートのブラジルプリンと一緒に盛り合わせにしてくれています!(嬉)
ブラジルでは、プリンは「Pudim(プジン)」とよばれ、母親がおやつとして作っています。
特徴は、原料には牛乳を使わず、練乳とココナッツミルクを使用し、味が濃く、食べ応えがあること。
暑い土地柄のため、低温保存が必要な牛乳よりも安価で保存しやすい練乳とココナッツミルクが普及していたようです。
練乳とココナッツミルクと卵黄主体でつくるプリンは、脂肪分35%と20%の生クリームで割り、
味が濃く、リッチな味わいで食べ応えがあります!
そのプリンをベースに伊東シェフが、
マダムのお姉様がブラジル人とご結婚されたことをキッカケに、
ブラジルで作られているおやつプリンのレシピをもとに試行錯誤を重ねて、
日本人の舌に合うよう、独自のレシピを完成させて作ったプリンがこちらの「ブラジルプリン」です。
仙台の卵屋「花兄園」がこのプリンに惚れ込んでしまい、伊東シェフの監修のもと市販化されており、大人気だそうです!
伊東シェフオリジナルのブラジルプリンは、どこのプリンよりも美味しいです♪


「コーヒー」


食事以外の楽しみ方として利用でき、
日頃の疲れを癒す足湯「Vacances de pied(ヴァカンス ドゥ ピエ)」。
“足の休日”という名の寛ぎの空間を用意されています。
利用されたい方は、スタッフにお声がけください。
(足湯タオルを貸してくださいます)
竹林の笹が風に揺らぎ鳴り、小鳥のさえずりが心地よく響き渡り、
秋風が吹く中、近所の猫ちゃんにとってもポカポカと暖かな癒しの時間が訪れています♪


最後に伊東シェフとマダムと一緒に記念撮影!


階段を上がりきる最後の最後まで手を振って最高の笑顔でお見送りしてくださる優しい御2人。
年末年始は休まず営業されるとのこと!(凄)
現在、「エルルカン ビス」では、スタッフを募集されています!
これからシェフを目指したい方、また、サービススタッフを目指す方、
フレンチの伝統料理と繊細な日本料理の素晴らしい技術を身に付けられ、
独自のスタイルを確立されている志高き伊東シェフのもとで働いてみたいと思う方、
是非ともお問合せしてみてください!

伊東さん、マダム、そしてスタッフの皆さん、
またお会いできる日を楽しみにしております♪


2014年11月11日 「エルルカンビス」のフルコース「陽射しの中で宵の趣を」で鴨・鹿のスペシャルランチ
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写真が大きくて見やすいサイトはこちら → http://lade.jp/diary/tabelog/french/25560/

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2014年8月21日 「エルルカンビス」の竹林に囲まれて木漏れ日ランチと贅沢な足湯
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写真が大きくて見やすいサイトはこちら → http://lade.jp/diary/tabelog/french/23577/

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2013年5月21日 竹林に囲まれた隠れ家のようなフレンチレストラン「エルルカン ビス」のランチ
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写真が大きくて見やすいサイトはこちら → http://lade.jp/diary/tabelog/french/7065/

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4位

パティスリージラフ (南富山、南富山駅前、堀川小泉 / ケーキ、チョコレート、マカロン)

1回

  • 昼の点数: 4.0

    • [ 料理・味 4.6
    • | サービス 4.0
    • | 雰囲気 4.5
    • | CP 3.5
    • | 酒・ドリンク 3.5 ]
  • 使った金額(1人)
    - ~¥999

2015/04訪問 2023/09/17

富山で濃厚なチョコを味わうなら「パティスリージラフ」で贅沢なひとときを

富山市黒瀬北町の神通川の土手沿いにあるパティスリー「パティスリージラフ」さんでは、
古典的なフランス菓子を再構築されながらオーナーパティシエ・本郷純一郎氏の手によって
現代風にアレンジを加えた個性豊かなケーキたちに出会えます♪


店内は、アンティークな照明や家具が並び、
入店してすぐに2段ショーケースの中の美味しそうなケーキや焼き菓子たちが現れます。
右ショーケースには、手土産やギフト用などの焼き菓子やチョコレート菓子が揃い、
左ショーケースには、チョコレートを中心とした内容の生菓子が並びます♪


いつものように店内のカフェブースでまったりとイートインする予定だったのですが、
昨年末より人手が足りておらず、カフェブースはお休みされているとのこと。
また再開してくれることを願っています♪


久しぶりにお会いした本郷さんは、相変わらずお元気そうでしたが
昨年末からパティシエの子と2人っきりでお店を回されているようで、とてもお忙しそうです。
現在、パティスリージラフさんでは、スタッフを募集されているようですので、ご興味のある方はお問い合わせください!
尚、今年から主に水曜と木曜中心の定休日に変更されておりますので、ご注意いただければと思います♪


「プレジール」562円

口の中に広がる香ばしいナッツの香りと濃厚なガナッシュ。
中には、サクサクとしたメレンゲの食感が楽しめます。
イートインできなかったので、車の中で食べやすいものをセレクトしましたが、
ジラフの代表的なケーキでもある”G”マークが美しい「ピエジェ」や濃厚な「トロカデロ」もとてもお勧めですよ♪


<先日ジラフのオーナーパティシエ・本郷純一郎さんに取材をさせてもらった記事です>

湧き出てる清水、長閑な田園風景、立山の大自然に囲まれた富山にてフランスはパリを彷彿させるかのように、伝統あるフランス菓子への熱き想いを貫き、創り続けるパティシエがいます。その名も本郷純一郎(46歳)。1969年1月2日、富山市にて生まれ、元々は料理人を目指しており、調理師学校を卒業した彼は地元富山にてフレンチレストランへ就業することとなります。しかし、若くして体力にこそ自信はあっても、朝は早く夜は遅いという拘束時間のあまりの長さに、周りの世界に触れる余裕すらない日々が1年、2年と続き自分の中で小さな疑問が生じたそうです。もっと視野を広げてもっと多くの経験をしたら、もっと良いものが作れるのではないか?と自分に問いかける日々、そして一つの答えを見つけ出すのです。与えられる時間は限られている。自分の時間を大切にし、無駄をなくし、多くを経験することが先決だと。シェフという道ではなく、海外での体験を元に感銘を受けたフランス菓子の専門店での道を極めることを決意し、決断力の早い彼は、すぐさま大阪へ向かい名立たるパティスリーでの修行の日々を迎えるのです。


そして27歳にして、満を持して1994年11月、富山の根塚にて本格的なフランス菓子専門店として「パティスリージラフ」をオープン。当時を思えば、一般の方にわかり易いケーキ屋というくくりではないことから、覚悟はしていたものの認知してもらえるまでに相当な時間を要したといいます。オープンして2ヶ月ほど経った1月。富山では雪が降り積もる中、ノーゲストの日が数日あるという経営の厳しさも経験し、体調を崩し憔悴しきった絶不調の中で、富山で展開していく厳しさも難しさも味わうことになり苦悩する日々。しかし一度決めた道であるがゆえに、路線を変えることなく貫き通した結果、その不変を貫く不動の美学の甲斐あって、彼の創り出す世界観や伝統菓子の中に光る彼の個性溢れる作品たちを徐々にわかる人たちの口コミで、人が人を呼び、富山では群を抜いて名店と謳われるまでに成長していくのです。ごくわずかでありながらも自分のフランス菓子を食べてくれるファンの為にも、そして自身のプライドの為にも、決して諦めることをしなかった彼。ケーキの単価一つにしても、自分がやっている仕事量に対して考えたら決して高くないと自負されています。

ジラフでは、チョコレートのお菓子が圧倒的に多いのですが、素材としてのチョコレートは、コーヒー、茶葉、ワイン、シガーのように品種や産地、製造過程によって全く違うものになるのです。そのそれぞれの個性を生かした菓子づくりこそがパティスリージラフのアイデンティティとなります。その思いと共に、着実にファン層を増やし、今から9年前の2004年に、現在の場所である黒瀬北町に移転リニューアルオープンを果たします。神通川の土手沿いに白壁にアイアンアートが施された入口は、一見、富山とは思えぬ雰囲気を醸し出しています。


もともとデザインに関することに興味があった彼は、お店を自らの手でデザインし、インテリアも全てセルフコーディネートしています。足繁く通ったフランスで一番好きなホテルをイメージし、庭には、こだわりの木々を植え、大きな窓から見える景色を楽しみながら、そこはまるでフランスのサロンとして扱うかのように、ケーキを味わう時間も大切にしてほしいと願い、思い描かれたとのこと。店内のアンティークな照明やテーブル、そして一脚一脚味わいがあり個性豊かな椅子たち。中国の家具を織り交ぜ、東洋と西洋の融合が創り出す世界観もまたパリのホテルからのインスピレーションを受けてのこと。


そんなこだわりを隠せない彼が創るケーキは、伝統的なフランス菓子をベースにそれを再構築し、さらに自分のアレンジを加えた料理的で現代風のものを意識して創り出しており、創造性に溢れ、デザイン性に富み、目を奪われてしまうほどに美しく洗練されたものばかり。決して派手な色目を使うわけでもなく、カラーは至ってシンプルです。逆をいえば、それが彼の個性です。ですが、それを一口味わえば、フランスの伝統ある歴史を語るに相応しい奥深く絶妙な味わいが口中に広がるのです。


年間通して季節毎のデザートの限定ものとオリジナルの定番ものが並ぶその中でも、ジラフの代表的なケーキ”G”マークのピエジェは、今より10年も前に考案されたものだそうです。ある料理人がコンテストに出場する過程で、フランス人が好むケーキとしてチョコレートのスペシャリテを考えて欲しいという依頼から、ピエジェが誕生します。そのコンテストでは、見事1位を受賞し名誉を掴み取るのです。そしてピエジェをブティック仕様にアレンジし、ここ10年の間に少しずつ進化させ今に至るのとのこと。一つ一つのケーキの誕生には、それぞれに思い入れがあると語る本郷氏。よく初めてサロンにいらした方に、オススメはなんですか?と聞かれるらしいのですが、「ショーケースの中に自分のオススメ全てが存在します」と、本当は言いたいそうです。でも、そうは言わないところが彼の優しさなのかもしれません。


サロンのお客様の話といえば、こんな驚きの体験を話してくれました。ジラフのケーキは、極めてフランス菓子に忠実なので、甘みや濃厚さもフランスならでは、といった感じなのですが、そんなケーキを、ケース内全ての22種類を1日にして完食してくれた男性客がいらっしゃったというのです。後にも先にもそんなお客様はいないとのこと。今も、その完食された男性客は、遠路はるばる東京から通い続けてくれているそうです。コアなファンという言い方は失礼に当たるかもしれませんが、正直、コアなファンの方が多いお店だと思います。そして、わたし達取材班もそんなコアなファンの内、ということは言うまでもありません。そんなジラフファンに支えられてきた本郷氏は、今現在も、あの若かりし頃に感じた考えを変えず、”自分の時間を大切にすること”を続けています。この思いは、彼のもとで働く若きパティシエ予備軍の子たちにも語り継ぐ言葉だそうです。ゆえに多くの刺激を求め続ける彼の休日は、食べ歩きにはじまりワインに車、海に釣りと多趣味過ぎて非常に忙しいとのこと。仕事にも遊びにも常に本気の世界を持つ彼が創り出すフランス菓子。富山へ足を運んで是非とも味わってみていただきたいものです。


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黒瀬北町の神通川の土手沿いにあるパティスリー「パティスリージラフ」さんでは、古典的なフランス菓子を再構築されながらオーナーパティシエ・本郷純一郎氏の手によって現代風にアレンジを加えた個性豊かなケーキたちに出会えます♪


店内は、アンティークな照明や家具が並び、入店してすぐに2段ショーケースの中の美味しそうなケーキや焼き菓子たちが現れます。右ショーケースには、手土産やギフト用などの焼き菓子やチョコレート菓子が並び、左ショーケースには、チョコレートを中心とした内容の生菓子が並びます。店内のカフェブースを利用しケーキをいただく場合は、ワンドリンククオーダー制になっています。今回の富山帰省は9日間とゆったりとしたスケジュールだったので、こちらのオーナーパティシエである本郷さんに取材をさせていただくことができ、その時にいただいたケーキと次に伺った時のケーキと、更には、3日に1度のペースで伺うという、過去にない贅沢な頻度でいただいたケーキで、夫婦2人して計6個のケーキをそれぞれに味わうことができました(笑)今回は、その最終日のケーキ2種のご紹介です♪


「タルト ショコラ キャラメルサレ」 483円

ブルターニュの塩入りのキャラメルとネッチリとしたフランタイプのチョコレートの”デュエット”便に、世界三大銘茶”キーマン”のチョコレートを加えています。シンプルなタルトゆえに、チョコレートの濃厚さが際立ち、贅沢な大人の味わいです♪


「コンジェ」 546円

ミルクチョコレートのしっとりクリーム。キャラメルとアプリコットクリームの爽やかコンフィチュール。夏味ショコラのスペシャリテです。夏にチョコレート少し重たいかな?と心配な方もこのケーキならペロリといただけるはず。お店の空気感やBGMの力も加わってのことですが、ケーキ1つでこれほどまでに贅沢な気分にさせてくれるジラフさんはさすがの一言に尽きます。そして3日に1度のペースで伺ったというのに、どのケーキもオススメしたいぐらいランキングが付け難い品揃えです。是非とも富山に足を運ばれる機会があるならば、訪れていただきたいお店の1つです♪


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富山の帰省の際にわたし達夫婦が必ず足を運ぶ、黒瀬北町の神通川の土手沿いにあるパティスリー「パティスリージラフ」さんでは、古典的なフランス菓子を再構築されながらオーナーパティシエ・本郷純一郎氏の手によって現代風にアレンジを加えた個性豊かなケーキたちに出会えます。今回は事前に連絡し、当サイトの取材を快く引き受けてくれた本郷さんにアポを取り時間をいただくことができました。取材内容のオーナーパティシエ・本郷さんをクローズアップさせた記事は後日アップしますが、その前に、わたし達夫婦の大好きな美味しいケーキを紹介しましょう。さて、富山1週間の滞在期間中、何回足を運べるかしら♪


店内は、アンティークな照明や家具が並び、入店してすぐに2段ショーケースの中の美味しそうなケーキや焼き菓子たちが現れます。右ショーケースには、手土産やギフト用などの焼き菓子やチョコレート菓子が並び、左ショーケースには、チョコレートを中心とした内容の生菓子が並びます。店内のカフェブースを利用しケーキをいただく場合は、ワンドリンククオーダー制になっています♪


カフェブースは、シンプルでいながらにして、こだわり溢れるアンティークのテーブルや椅子が並び、照明は昼でもやや落とした明るさを保ち、やわらかなカーテンから注ぐ光が温かい空気感を醸し出しています。テーブル席12席ほどで、BGMにはボザノヴァが流れ、そこはまるでフランスはパリのサロンに迷い込んだかのような空間♪


「ピエジェ」697円

ジラフの”G”マークが印象に残る巨大なマカロンは、トルコ産のドライイチジクを赤ワインとカシスでコンポートしており、ショコラにビンテージポルト酒を浸み込ませた、一味も二味も大人の味わいのマカロンです。味わい深く、ナイフとフォークでいただくケーキは、まるでフレンチのコースでもいただいているかのような錯覚に捉われます♪


「ボッサ」472円

香りの強いココナッツのムースとコーヒーのクレムーとミルクキャラメルの中には、パリパリのチョコレート。ボサノヴァを代表する”ジルベルト”の歌を聞きながらいただいて欲しいと願い作られています。店内には、ジョアン・ジルベルトと娘のベベウ・ジルベルト両者のCDが置いてあり、しっとりと滑らかなクレムーの舌触りの中に、ココナッツの存在を主張し、午後のひとときをBGMと共に酔わせる1品♪


「ラ・ジラフ」693円(ケーキセットで 577円)

この日は、エスプレッソとこちらのカフェをオーダー。コーヒーにホイップクリームを落としオレンジピールとシナモンパウダーを添えています。まろやかな甘みとコク、そして香りを楽しめるカフェです。数年に渡り何度訪れても、未だショーケースにあるケーキを全種類はいただけていないわたし達。後日、もう1度足を運び僕の誕生日前日に、別のケーキの「コンコルド」483円と「メルバ」546円をスパークリングワインで乾杯しお祝いしました。さてさて、残り数日。あと何個いただけるかしら?(笑)長時間に及んだ取材の中で、やはり食べ歩きがお好きという本郷さんに、富山でオススメの寿司屋を紹介してもらったので、早速そちらに足を運びました。その食べログ日記は次に紹介します♪

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土曜日、日曜日と実家に帰省してきたのですが
土曜日はお昼前に浜松を出たので富山に到着したのは
午後の15時過ぎでランチはできなかったので
前回立ち寄れなかったショコラティエ「パティスリージラフ」さんへ行ってみることに!


土曜日ということもありショーケースの前にはお客様が一杯でしたが
イートインは空きがあったので良かったです!


ケーキは持ち帰るか奥で頂くかのどちらかですが
イートインではドリンクと一緒のオーダーの方に限られているので
2人とも「エスプレッソ」円をオーダーし
相方は「マッド ピエロ」567円を注文!

力強いカカオとトンカ豆に熱帯雨林のエキゾチックな香りと一緒に
バナナの甘い香り・・・とY.M.OのMAD Pierrotをイメージして作られたようですよ♪

濃厚なチョコ、タルト、クリームが一体となり
バランス良く口の中でとろけて行く瞬間、至福の一時を味わえます♪

ちょっと食べづらいのが難点ですね(汗)


僕は「マンジャリ」451円

赤いフルーツの味と香りのするプレミアムチョコと
自家製フランボワーズのコンフィチュールくをサンドしたケーキだそうです♪

ほろ苦さの中に
ほんの少しの酸味と甘味のバランスが良く見た目も色合いも美しいですね♪

このお店はほんとに都内にあってもぜんぜん通用するお店だと思います!

どれも上品な味付け繊細なデコレーションで
見ても食べても楽しめます♪


お味もさることながら空間も落ち着いた雰囲気で
富山にいらした方には是非訪れて頂きたいショコラティエです♪

2日目の帰り際にもう1度立ち寄りお土産用のタルトを購入しました♪
ジラフさんは姉妹店がOPENされていて
「トゥッティ フルッティ」というパティスリー&カフェだそうですよ!

お店が近くにあったので覗いてみるとランチもされているようでしたね♪
また機会があったら寄ってみたいと思います♪

御馳走様でした!


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お気に入りの「パティスリージラフ」さんへ

さて、プラプラ街を歩いてちょっとお茶でもしましょうかね〜。

と向かった先はパティスリージラフさん!

昔からお気に入りのパティスリーですよ〜♪

こちらのお店はもう16年目になるんですね。

店内はクラシックとモダン、西洋と東洋を癒合させた、
おしゃれな空間ですよ〜♪

テイクアウトだけでなく、イートインもOKです!

今回注文したのはジラフさんのフラッグシップであるピエジェ。

トルコ産ドライイチジクを赤ワインとカシスでコンポート。
マカロンショコラとビンテージポルト酒入りです。

見ているだけで楽しくなっちゃうケーキですね♪

カフェオレをセットでまったりとした午後を。

御馳走様でした!

パティスリージラフ
富山県富山市黒瀬北町1-8-7
TEL076-491-7050
http://www.patisserie-la-girafe.com/

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5位

ラ・ヴェーナ・デル・レンニョ (川名 / イタリアン)

1回

  • 夜の点数: 4.3

    • [ 料理・味 4.0
    • | サービス 4.6
    • | 雰囲気 4.5
    • | CP 4.3
    • | 酒・ドリンク 4.5 ]
  • 昼の点数: 4.2

    • [ 料理・味 4.0
    • | サービス 4.6
    • | 雰囲気 4.0
    • | CP 4.5
    • | 酒・ドリンク 4.0 ]
  • 使った金額(1人)
    ¥3,000~¥3,999 ¥3,000~¥3,999

2015/04訪問 2023/10/01

「ラ ヴェーナ デル レンニョ」にて結婚記念日3周年を祝してアラカルトディナー

名古屋の名高いイタリアンで池下町にある「イル ヴェッキオ モリーノ」さんで修業された
シェフ内田裕樹さんが独立し、2009年5月にパティシエールの奥様の智絵ちゃんと共にオープンさせたイタリアン
「la vena del legno ラ ヴェーナ デル レンニョ」さん。
温もりと情熱溢れる料理がいただける、ちょっと隠れ家的なお店。
旬を感じてもらいたいという想いから、メニューのほとんどは季節替わりで提供しており、
オンリーワンをモットーとするシェフと奥様が夫婦の足並み揃った感覚で奏でる料理の数々がいただけます♪


”vena”はイタリア語で”柄”、”legno”は”樹”、”del”は英語で”of”を意味します。
つまり”vena del legno”とは”木目”のこと。
頭に単数を意味する”la”をつけ、
”数ある木目の中の、その1つ”という意味を込め、お客様にとってその”ただ1つ”となれるよう
心を込められて名付けられたそうです。

落ち着きと温もりの茶系で統一した店内や、客席や厨房などの配置、アンティークで揃えた調度品の数々は、
お客様にゆったりとした時間を楽しく過ごしていただくために用意されています。
店内は、カウンター4席、テーブル席10席となっており、厨房からはお客様の食べるペースが見渡せるようテーブルを壁側のみに設置。

ランチメニューは3種類。
この日は、Pranzo B 3,200円をそれぞれにオーダーしました♪

Pranzo A 2,200円(サラダ、スープ、本日のパスタ、デザート、食後の飲み物。)
Pranzo B 3,200円(前菜、本日のパスタ、本日の肉または魚料理、デザート、食後の飲み物。)
Pranzo C 5,000円(前菜、本日のパスタ、本日の肉料理、本日の魚料理、デザート、食後の飲み物。)


「La Festa Primavera ラ フェスタ プリマヴェラ 2015」のオープニングに参加した後に、
「マセラティ浜松」のジェネラルマネージャーの杉浦明さんをこちらにお連れし、内田夫妻を紹介しました。
大好きなクラシックスポーツカーを目の当たりにした興奮から冷め止まぬ状態で、3人ともお腹はペコペコですが上機嫌です(笑)
杉浦さんとは、車に限らず、食の好みも似ていることから食事を共に過ごす時間がとても楽しいです。
早く素敵な彼女ができると良いのですが(笑)


「新玉葱の温かいスープ」
新玉葱の優しい甘味が広がり、とろとろと濃厚な仕上がり。
外での長時間のイベントで少し冷えたので、温かいスープが身体に優しく滲み渡ります♪


「初鰹のカルパッチョ」
軽く炙った初鰹のカルパッチョは、フルーツトマトとオリーブのソースでサラダ仕立てでいただきます。
身厚の初鰹は、脂も程好く乗り、炙った香ばしさも楽しめます。
根にフラクトオリゴ糖が多く甘味のあるヤーコンは、シャキシャキとした食感が美味しいです♪


「ホワイトアスパラと筍の半熟卵のソース」(+300円)
今が旬の佐賀県産のホワイトアスパラと三重県桑名市の筍の組み合わせです。
グリルした筍は、香ばしさと歯応えが最高で、食べた後に筍の良い香りが鼻から抜け、2度美味しいです。
程好く食感を残したホワイトアスパラも半熟卵のソースに絡み合い、甘さとまろやかさを楽しめます♪


自家製パン「ローズマリーのフォカッチャ」


「オニアサリとミニトマトのリングイネ」
三河産のオニアサリが名の通りの驚きの大きさでプリップリの食感!
ミニトマトの優しい酸味とアサリの旨みと塩気の相性も良く、リングイネの太さに負けない味わいです♪


「白ミル貝とうるいと蕗の薹の自家製タリアテッレ」(+300円)
コリコリとした白ミル貝の弾力とサクッとした歯応えと少しのぬめりが美味しい早春の野菜うるい、
そして、細かく刻んだ蕗の薹のソースで春らしいほろ苦さで癖になる味わい。
細長いリボン状のタリアテッレでいただきます♪


「空豆とうすい豆とグアンチャーレのカザレッチェ」
こちらも旬の空豆とうすい豆の色鮮やかな若緑が癒される色合いで、春の訪れを感じます。
本来、カルボナーラで使用するグアンチャーレは、
塩気もあり、噛めば噛むほど味わいも広がり、良いアクセントになっています。
S字の形に曲ったショートパスタのカザレッチェはソースに良く絡み、食べ応えもあり美味しいですね♪


自家製パン「干し葡萄のパン」


「群馬県産もち豚のロースト 黒胡椒のソース」
ランチメニューのメーンの肉料理が「仔牛のカツレツ」だったので、
何か別の物をいただけないかシェフに確認したところ、もち豚を用意してくれました。
中はうっすら桜色した色合いで、しっとりもちもちとジューシィーな味わいをほんのりスパイシーな黒胡椒のソースで。
部位を2種提供し、脂をカリカリに仕上げた食感も楽しみます。
人参に似た真っ白い根菜のパースニップのマッシュは、とても甘く、もち豚の甘さとの相性も良いです。
内田パパの菜園で作られた菜花を添えて♪


「抹茶のパンナコッタ」
ねっとりと舌に馴染む滑らかな口溶け食感のパンナコッタは、
ふんわりと柔らかく香り高い愛知県西尾市の上品な抹茶の香りが口一杯に広がります。
苺の章姫を用いたソースでいただきます♪


「コーヒー」
内田夫妻の心のこもった温かい料理は、グルメな杉浦さんにもお気に召していただけたようで嬉しい限りです♪


食後に内田夫妻にも、先日足を運んだお勧めの富山コースをフォトアルバムを見てもらいながら紹介しました。
今週の4月13日(月)~4月16日(木)は、旦那様の実家でもある富山へ帰省する3泊4日の旅でしたが、
滞在させていただいた取材先のホテル「リバーリトリート雅樂倶」さんをはじめとする富山旅行記は、
現在、記事を編集している最中です。
富山を代表する名所といっても過言ではない、超お勧めのホテルやレストラン、鮨、美術館、ワインショップなど、
最高の富山を満喫するグルメツアーをladeがプレゼン致します!
奥様の智絵ちゃんもフォトアルバムを食い入るように魅入っていましたね(笑)
内田くん、智絵ちゃん、スケジュールを合わせて是非ともご一緒しましょう♪


2015/02/24 「ラ ヴェーナ デル レンニョ」にて結婚記念日3周年を祝してアラカルトディナー
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写真が大きくて見やすいサイトはこちら → http://lade.jp/diary/tabelog/itarian/29184/

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名古屋で1、2を争うほどの名高いイタリアンで池下町にある「イル ヴェッキオ モリーノ」さんで修業された若きシェフ、内田裕樹さんが独立し、2009年5月にパティシエールの奥様、智絵さんと共にオープンさせたイタリアン「la vena del legno ラ ヴェーナ デル レンニョ」さん。まだ36歳と年若きシェフと奥様による温もりと情熱溢れる料理がいただける、ちょっと隠れ家的なお店。旬を感じてもらいたいという想いから、メニューのほとんどは季節替わりで提供しています。オンリーワンをモットーとするシェフと奥様が夫婦の足並み揃った感覚で奏でる料理の数々がいただけます♪


”vena”はイタリア語で”柄”、”legno”は”樹”、”del”は英語で”of”を意味します。つまり”vena del legno”とは”木目”のこと。頭に単数を意味する”la”をつけ、”数ある木目の中の、その1つ”という意味を込め、お客様にとってその”ただ1つ”となれるよう心を込められて名付けられたそうです。落ち着きと温もりの茶系で統一した店内や、客席や厨房などの配置、アンティークで揃えた調度品の数々は、お客様にゆったりとした時間を楽しく過ごしていただくために用意されたそうです。店内は、カウンター4席、テーブル席10席となっており、厨房からはお客様の食べるペースが見渡せるようテーブルを壁側のみに設置されています。夜は、5,500円~のおまかせコース料理も用意されていますが、今回もアラカルトで好きなものいただきながら、内田夫妻との会話を楽しみ、ゆっくりと結婚記念日を楽しみたいと思います♪


「GIROTONDO ジロトンド・ブリュット」

「ジロトンド」とは、イタリアで「ジロジロトンド~♪ジロジロトンド~♪」と大きな声で歌いながら、家族皆で手を繋いでくるくる回るお遊びのこと。いつも家族で手を繋いで楽しんでほしいという想いから名付けられたそうです。葡萄品種:ピノ・ビアンコ ピノ・ネロ シャルドネ。アカシアの花や菩提樹、香ばしいトーストなどの香りと生き生きとした柔ら かな泡立ちを持つ、フレッシュな辛口スプマンテです。内田夫妻に結婚記念日のお祝いにいただき乾杯です♪


「鹿児島県産朝掘りの筍とハマグリのあおさ海苔のソース」2,400円

今回も1人前を2人でシェアさせてもらいます。こちらの前菜は前回同様、食べやすいように2皿に分けて提供してくれたので、半分の量です。プリッとした食感の大きなハマグリに朝堀りの新鮮な採れたて筍をグリルして香ばしく仕上げ、あおさ海苔の出汁スープで仕上げ胃に優しく染み渡る一品。筍はシャキシャキの食感で香り高く、ハマグリとあおさ海苔の海の幸の香りが堪らなく食欲をそそります♪


自家製パン「ローズマリーのフォカッチャと柿と青胡椒のパン」


「CLOS DU VAL クロ・デゥ・ヴァル 2011 ナパ・ヴァレー」(WINE BOUTIQUE PANIER ワインブティックパニエ)

先日「WINE BOUTIQUE PANIER ワインブティックパニエ」さんで購入した赤ワイン「CLOS DU VAL クロ・デゥ・ヴァル 2011 ナパ・ヴァレー」を持ち込ませいただきました。(持込料:1本につき3,000円)カベルネ・ソーヴィニヨン 1972がムートン・ロートシルトやオー・ブリヨンを凌駕しNo.1に輝いたことで非常に有名なクロ・デュ・ヴァル!ワインスペクテイター誌やインターナショナルワインセラー大注目を浴び絶賛されています。深い黒紫色、カシスやプラム、ブラックカラント等の黒い果実と複雑なスパイスにトーストのアロマ。口に含むとドライハーブや黒フルーツ、スパイスの凝縮した香りが口一杯に広がり力強いフィニッシュのワインです♪


「静岡の石山農園のトマトとバジリコのピーチ」1,800円

内田シェフお得意の生パスタのピーチ。もちもちとした食感で、本当に美味しいトマトだからこその一品。シンプルですが美味しいです♪


「シャラン産鴨の胸肉のロースト」4,400円

シャラン産鴨の胸肉をしっとりと火入れし、黒胡椒のソースでいただきます。肉食なわたし達は、こちらのお店で様々な肉料理をいただいてきましたが、その都度、調理方法を日々研究され、いろいろ試作する内田くんの肉料理を楽しんできました。彼の料理は、どれも優しい味わいで、寝不足や深酒をして身体と胃が疲れている時でも、美味しくいただけるから大好きです♪


「Belta ベルタ 2005」


「ロマーノ・レヴィ」


「ロマーノ・レヴィ」

いつもは浜松へ帰るために、こちらでの食事はノンアルコールで我慢してきましたが、今回は、内田夫妻の新居にお邪魔できるということで、遠慮なく飲ませていただきます(笑)グラッパの王様とも呼ばれるベルタ社の2005年のグラッパに、グラッパの神様と崇められ、2008年に亡くなられたロマーノ・レヴィの希少価値の高いグラッパ2種。手描きのエチケットが印象的で可愛いです。3種のグラッパをそれぞれに少しずついただき、各々に好みの味わいを評価。まったりと過ごす時間がとても楽しい記念日となりました♪


「結婚記念日3周年お祝いプレート」

最後のお客となり、楽しく歓談していると、奥様でパティシエールの智絵ちゃんから結婚記念日3周年のお祝いとして、デザートプレートを作っていただきました!(嬉喜)濃厚なチョコレートのテリーヌに2種のジェラート、ズコット。ズッコット(伊: zuccotto)とは、イタリアのトスカーナ地方の都市フィレンツェでルネサンス期に誕生した丸いドーム型のセミフレッドを用いたケーキです。スポンジケーキの中にアイスを閉じ込めたような不思議なスイーツですが、とっても美味しいです♪


2/22の「猫の日」の結婚記念日にちなんで、ディズニー映画「おしゃれキャット」のキャラクターであるマリーちゃんを描いてくれました!内田くん、智絵ちゃん、素敵な記念日をレンニョさんで過ごせて楽しかったです!ありがとう!また、宿泊付きディナーで宜しくお願い致します(笑)


2015/02/10 「ラ ヴェーナ デル レンニョ」隠れ家のようで温かみのあるイタリアンディナー
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写真が大きくて見やすいサイトはこちら → http://lade.jp/diary/tabelog/itarian/28347/

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今回はランチがフルコースだったので、軽くパスタでも食べて帰ろうということになりました。テーブル席は満席で混み合っていたところを無理を聞いてもらいカウンター席に通していただきました。「カウンター席は初めてですね!」と顔を覗かせるシェフの内田くん(笑)料理の手を止めることなく、気さくに話しかけてくれます♪


ドイツ産ノンアルコールビール「ビットブルガー330ml」500円

ドイツ産のノンアルコールビールのビットブルガーをいただきます。国産のノンアルコールよりキリッとドライで飲み応えがあります♪


自家製パン「ローズマリーのフォカッチャ」


「宮城県産牡蠣のグリル 色々な野菜と豆ときのこと白ポレンタのスープ仕立て」2,000円

牡蠣の新メニューです。プリップリの大粒の牡蠣をグリルして、いろいろな豆や野菜をほっこりと煮込んで、柔らかく優しい食べるスープに仕上げています。今回も、1人前を2人でシェアさせてもらったのですが、こちらの前菜は、食べやすいように2皿に分けて提供してくれたので、半分の量です。レンニョさんは、いつもリーズナブルな価格でとってもボリューミィ。少食なわたし達夫婦には、特別にいつも少なめを意識してくれるようですが、それでも多めです(笑)とは言っても、とても美味しいのでペロリと食べてしまいます。いろいろ食べたいので、4人とか大人数で伺った方が楽しめそう!といつも思ってしまいます♪


自家製パン「干し柿と青胡椒のパン」


「鹿児島県産朝堀り筍とマッシュルームと30ヶ月熟成のパルミジャーノのキタッラ」2,000円

朝堀り筍がお勧めとのことで、こちらのパスタをオーダー。採れたての筍は、シャキシャキとした食感が良く、味わいも濃く、山の恵みと春を感じます。こちらは、1人前のボリュームです。本来は、グラーナチーズで作るメニューだそうですが、今回、いただいた30ヶ月熟成のパルミジャーノがあったようで、そちらで作ってくれました。チーズの熟成香が良いですね♪マッシュルームの深みある味わいにキタッラの歯応えが楽しめて美味しいです♪


「佐賀県産ホワイトアスパラガスのリゾット」2,200円

ホワイトアスパラガスなので真っ白で見えにくいですが、4等分程にカットしたホワイトアスパラガスがたっぷり入っています。こちらも程好い食感と甘味がとても美味しく、リゾットの味わいも優しく旨味があります。内田くんの作る料理は、いつも温かみが溢れていて、味わいも優しいのでほっと安心する感じが好みです。丁度、今月の2月22日に3回目の結婚記念日を迎えるわたし達ですが、今回は、2日に渡り名古屋でお祝いする予定です。前日の夜は、名古屋の大須でマセラティ仲間と新春会を開くため、ホテルを取りましたが、記念日当日の夜は、こちらレンニョさんを予約しました。いつも車で浜松に帰るため、アルコールを楽しめないのですが、そんな話をしてると、お店の近くに引越しをした内田夫妻の新居に宿泊させてもらえることになったので、名古屋2連泊ということになりそうです!(嬉)内田くんの美味しい料理にワインをマリアージュするのは初めてのことなので、今からとても楽しみです!内田くん、智絵ちゃん、お泊りセットをしっかり持って伺いますね(笑)楽しみにしています♪


2014/12/17 名古屋の隠れ家的なイタリアン「ラ ヴェーナ デル レンニョ」で味わうアラカルトディナー
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写真が大きくて見やすいサイトはこちら → http://lade.jp/diary/tabelog/itarian/16907/

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夜は、5,500円~のおまかせコース料理も用意されていますが、今回は、アラカルトで好きなものを好きなだけいただきます♪


「サンペレグリノ」500ml 600円

イタリアのミネラルウォーター。水質は硬水ですが、飲みやすくすっきりとした炭酸水です♪


「自家製フォカッチャ」 もっちりもちもち食感のフォカッチャ。


「フランス産マグレ鴨の瞬間燻製と柿、水牛のリコッタチーズ ハチミツがけ」1,800円
「スペイン産イベリコ豚のテリーヌと瞬間燻製した鴨のフォアグラ 洋梨のモスタルダ」2,000円

2種の前菜を盛り合わせてもらいました。奥は、マグレカナールは、ファオグラを採取したミュラール種の鴨肉のみが名付ける事が許される世界最高峰の鴨のロース。最初は生肉で出されていたシェフ内田くんオリジナルの冬定番メニューですが、ここ数年は手間暇かけて鴨を真空調理した後に瞬間燻製し、皮面に蜂蜜を縫って表面カリッと焼き上げて仕上げる、わたし達夫婦のお気に入りの一皿です。前回よりもねっとりとした鴨の食感と肉厚感たっぷりで燻製の香ばしさと濃厚な味わい、そして上品な野生味溢れる肉質。そこに程好く熟れた柿のねっとりとした甘みとリコッタチーズの優しい酸味がとても良く合います。メイン料理かと見紛うほどの衝撃が走る印象の前菜に舌が唸ります。手前は、スペイン産のイベリコ豚を使用したテリーヌと瞬間燻製させた鴨のフォアグラに洋梨のモスタルダ(洋梨のジャムに粒マスタードを加えたソース)を添えて。それぞれが単体でいただいても大変美味しいのですが、三位一体でいただいても最高です!お酒が飲めれば尚良し!(笑)


「青胡椒のパン」 青胡椒のスパイスがアクセントになるパン。


シェフの内田くんがフライパンを振る瞬間をカウンターからパチリ!


「三重県産牡蠣といろいろなきのこのタリアテッレ」1,800円

大粒でふっくらとし、火入れしても縮みにくい牡蠣をたっぷりと使用し、いろいろなきのこの中には、本しめじや本なめこなど旨味が溢れるきのこがたっぷり!細長いリボン状のタリアテッレは、もちろん生パスタでむちむちもちもちとした食感で牡蠣ときのこから出た出汁オイルに良く絡みます♪


「北海道産鱈の白子と葱、白菜、春菊のペーストのリングイネ」1,700円

鱈の白子のパスタ、美味しくないわけがないでしょう!賄いで出したことをキッカケに奥様の智絵ちゃんたっての希望でメニューリストに追加されたそうです。見た目の色合いに反して、かなり和よりなあっさりとしたパスタに仕上がっており、とても食べやすくいただけます。葱や白菜のとろみが出て甘味を感じ、春菊が良いアクセントになっています。もし苦手な方がいたとしても、きっと美味しくいただけること間違い無しです!


「会津若松の馬肉ロースのビステッカ 赤ワインとマルサラのソース」3,800円

会津若松の馬肉のロースをビステッカで、ドドンといただきます。”bistecca ビステッカ”という言葉は、19世紀後半にフィレンツェに大勢住んでいたイギリス人が使っていた英語、ビーフステーキbeefsteak(ビーフステーキ)が語源と言われています。日本語のビフテキのようにフランス語のbifteck(ビフテック)が語源という説もあるそうですが、ようは、ステーキです。舌触りがしっとりと香りまろやかで、口中で旨味だけが広がります!やっぱり馬肉最高です!ロマネスコ、カリフラワー、ビーツ、芽キャベツ、黒大根、八つ頭の里芋を添えて。赤ワインとマルサラのソースで馬肉の肉質たっぷりと凝縮された旨味で大いに楽しみます♪


奥様の智絵ちゃんからクリスマスプレゼントで「Foret フォーレ」さんのシュトーレン(ドイツのクリスマスパン)をいただきました!(嬉喜)フォーレさんは、以前智絵ちゃんがお勤めになっていたケーキ屋さんだそうです。智絵ちゃんの作るシュトーレンは大変美味しいのですが、今年はバターの入荷が難しいこともあり、シュトーレン作りは断念されたとのこと。しかし、以前いただいた「智絵ちゃんのシュトーレンが美味しかったよ~♪」と、お伝えすると「全く同じではないですが、以前勤めていたフォーレさんのものを是非試食してみてください♪」と、智絵サンタさんからプレゼントしてくれたのです!(感激)ドイツとオランダでクリスマスを迎えるその日まで、およそ4週間ほどの月日をかけて少しずつ家族でカットして食べていくシュトーレン。表面にはまるで粉雪のように粉砂糖がたっぷりと振りかけられ、ラム酒に漬けたドライフルーツやナッツがぎっしりと詰まったシュトーレン。内田トナカイくん、智絵サンタさん、ありがとう!来年は是非一緒にモリーノさんに行きましょう♪


2013/12/11 名古屋の隠れ家的なイタリアン「ラ ヴェーナ デル レンニョ」で味わう冬季の絶品ランチ
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写真が大きくて見やすいサイトはこちら → http://lade.jp/diary/tabelog/itarian/16907/

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今回も楽しみに伺いましたが、2人でメインの魚と肉料理をシェアしながらいただけるようにPranzo B 2,800円をそれぞれにオーダーしました♪

Pranzo A 1,800円(サラダ、スープ、本日のパスタ、デザート、食後の飲み物。)
Pranzo B 2,800円(前菜、本日のパスタ、本日の肉または魚料理、デザート、食後の飲み物。)
Pranzo C 4,200円(前菜、本日のパスタ、本日の肉料理、本日の魚料理、デザート、食後の飲み物。)


「岐阜県産の富有柿と瞬間燻製したマグレ鴨の胸肉、水牛のリコッタチーズ ハチミツがけ」

マグレカナールは、ファオグラを採取したミュラール種の鴨肉のみが名付ける事が許される世界最高峰の鴨のロース。昨年は生肉で出されていたシェフ内田くんオリジナルの冬定番メニューのようですが、今回は手間暇かけて鴨を真空調理した後に瞬間燻製し、皮面に蜂蜜を縫って表面カリッと焼き上げて仕上げています。肉厚感たっぷりで燻製の香ばしさと濃厚な味わい、そして上品な野生味溢れる肉質。そこに程好く熟れた柿のねっとりとした甘みとリコッタチーズの優しい酸味がとても良く合います。メイン料理かと見紛うほどの衝撃が走る印象の前菜に舌が唸ります♪


「パート・カダイフを巻いた鱈の白子のグリル、白菜のブレゼ添え、ペルノ風味のバジリコソース」

こちらもシェフ内田くんの冬のお勧め定番メニュー。これはもはや前菜の域を超えています(笑)旬の鱈の白子を贅沢にカダイフで包みグリルし、爽やかな香り高いバジルソースに絡めながらいただきます。カダイフはカリカリに仕上がり、中からはとろっとクリーミィーな白子。その下にはよく煮込まれた白菜の甘みが優しいです。ほっぺが落ちるとはまさにこのこと♪


「自家製パン」

フォカッチャとラム酒に漬けた干し葡萄と青胡椒のパン。新しいアシスタントくんが入店してからは、アシスタントくんに作らせている自家製パン。もっちり、しっとりとした食感が楽しめます。個人的には、ラム酒に漬けた干し葡萄と青胡椒のパンが好みです♪


「岡山日生の牡蠣といろいろなきのこのリングイネ」

牡蠣の生産量全国2位を誇る岡山県。特に日生で養殖される真牡蠣は、周囲の島々から流れ出す豊富な養分と、牡蠣の成長リズムに合った海水温の変化のおかげで大粒でふっくら。そんな牡蠣を贅沢にパスタに使用。いろいろきのこの中には、舞茸やしめじなどの定番きのこの他にもフランス産「トロンペット・ド・ラ・モール(trompette de la mort)」も含まれており、「死者のトランペット」の意味で若干恐ろしい名前ですが、実際はとても美味しい高級野生きのこなのです。様々なきのこ達の風味豊かな香りと食感や味わいが楽しめます。その食材の印象に負けないほどの食感が楽しめるリングイネは、ソースに移った旨味を十分に吸収し美味しく仕上がっています♪


「根菜の辛いトマトソーススパゲティ」

冬は根菜が美味しい時期でもあります。さつま芋、里芋、蓮根、大根、人参と食感が楽しめる食材が勢揃い。程好く辛いトマトソースではありますが、芋の甘みが緩和してくれており、腹持ちの良いパスタです♪


「鰆のポワレ、じゃがいも(レッドムーン)とネギとケッパーのソース」

ふっくらとした鰆に粘質の高いレッドムーンならではの食感で優しいソースに仕上がっています。鰆はもちろんそのままでも勿論美味しいのですが、ぜひこのソースと絡めてお召し上がりいただきたいです♪


「長野県飯田で捕れた鹿のロースト、黒胡椒のソース」

冬はやはりジビエが美味しい季節。鹿肉はじっくりと時間をかけてロースト。おかげで驚くほどに柔らかく、鹿肉特有のパサッとした繊維質がまったく無く、 しなやかで艶かしい食感です。噛めば噛むほどに味わい深い鹿肉。当分ジビエの世界から抜け出せなさそうで怖いです(笑)添え野菜は、レンコン、安納芋、芽キャベツ、青首大根、赤首女山三月大根と野菜の旨味そのままに食感を楽しめます♪


「苺のミルフィーユ」 サクサクのパイと甘さを抑えたカスタードクリームと苺の酸味が楽しめます♪


「さつまいものモンブラン」

アーモンドのクッキーと洋梨、シナモンのジェラートにさつまいものクリームを絞ったもの。〆にモンブランでは少し重いかな?なんて心配無用なさっぱりと仕上がったモンブランです♪


「コーヒー」


平日でもランチタイムは満席なことが多いため、少し時間を遅らせて入店させていただいているので、お客様が引き手が空いた内田夫妻と歓談の時間がわたし達の楽しみのひとつでもあります。今回は、ひょんなことからレンニョさんのお役に立てることがあったようで、いつも美味しいランチを味わえる御礼ができればと思います。そういえば、当サイトをご覧いただいている浜松在住の愛読者の方がレンニョさんに足を運んでくださったようです!(嬉)浜松から名古屋に足を運ぶのは少し遠い?とは思わせない素晴しいイタリアンがここにあります。わたし達夫婦はお勧めしますよ♪

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2013/08/05 名古屋の隠れ家的なイタリアン「ラ ヴェーナ デル レンニョ」のおまかせランチ

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写真が大きくて見やすいサイトはこちら → http://lade.jp/diary/tabelog/itarian/12369/

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今回は、1週間という短いスパンでまた名古屋入りが決定したので、内田夫妻に、メインに大好物の”鴨のロースト”をお願いし、更に先週いただいたメニューとは異なる”おまかせコース”を予約の際にオーダーしました♪


通常メニューとは異なるおまかせコースということもあり、少し遅めの時間に訪れることになりましたが、この日も月曜日の平日でも、お洒落なマダムたちで満席という大繁盛ぶり。厨房からは、活気が溢れ、美味しそうな食欲をそそる良い香りが店内中に広がっておりました♪


「前菜の3種盛り合わせ」

見た目にも美しく、シンプルながらにそれぞれの表情が艶やかな盛り合わせ。1品ずつ美味しく味わったので、各品ずつ接写しコメントします♪


「ボタン海老の冷製フェデリーニ、イタリア産からすみがけ」

塩を振りすぎない優しい味わいが内田シェフに特徴です。しかしながら、ボタン海老の甘さとからすみの塩分を旨く利用した夏に相応しい1品♪


「桃とボッコンチーニ(水牛のモッツァレラチーズ)アンディーブ(チコリー)のサラダ、バジリコのソース」

甘く程好い固さの香り高い桃とボッコンチーニの相性がずば抜けて良く、絶妙な味わい!素材の良さと組み合わせのバランスを考えられた1品♪


「瞬間燻製した鴨のフォアグラと沖縄県産アグー豚のテリーヌ、さくらんぼとバルサミコのソース」

フォアグラはガチョウのオアと鴨のカナールとありますが、下処理や調理法によって大きく味わいも変わるフォアグラ、とても美味しく仕上げてくれており、口中でとろけた後にふわっと香りが残るスモークの味わいがまた美味!更にレバーなどの内臓が苦手な相方でも美味しくいただけるテリーヌとさくらんぼの相性にも悶絶!前菜の3種ですでにワクワク感が止まらない盛り合わせとなりました♪


「フォカッチャ、ラム酒に漬けた干し葡萄と青胡椒のパン」

新しいアシスタントくんが入店してからは、アシスタントくんに作らせている自家製パン。もっちりとした食感が楽しめます♪


「サマートリュフの自家製タリオリーニ」

こちらのお店に初めて足を運んだ2年ほど前にいただいた”サマートリュフのピーチ、温泉卵添え”をとても気に入ってしまい、先週それを熱弁したことを心に留めてくださった内田シェフ。更に進化させアレンジ版をセレクトしてくれる優しい気遣いが嬉しいです。卵が入った細めのパスタで食感は見事なまでにもっちり、しっかり、若々しさを感じる弾力に思わず笑みが溢れてしまうほど。クリーム系のとろみのあるソースに良く合うパスタです。パンチェッタの旨みをベースに濃厚なチーズとトリュフの香りを最大限に纏わせた至極の1品♪


「フランス産の鴨の胸肉のロースト 黒胡椒のソース」

皮面はしっかりと焼き目を付け余分な脂を落とし、後はオーブンでタイミングを計り、入れたり出したりの繰り返しで成し得る絶妙な火入り加減。目で見ても美しいピンクカラーで美味しさは十二分に伝わりますが、ナイフを置いた瞬間にあまりの柔らかさに驚きを隠せません。そして一口運ぶと、鴨の風味が口中に溢れる肉汁とともに広がり、甘み、旨み、香り、そして黒胡椒の程好いスパイシーさで長く余韻を残し楽しませてくれる1品。美味しくいただける甘みのある野菜たち、茄子、黄ズッキーニ、青梗菜を添えて♪


「フロマージュブランのパンナコッタにバジルのジェラート マンゴーソース ココナッツのメレンゲを添えて」

低脂肪のフロマージュブランを使用したパンナコッタはとても滑らかでクリーミィー。この季節限定のバジルのジェラートも香り高く、爽やかです。マンゴーソースを絡めてお召上がりください。


「バナナのセミフレッド チョコレートソース」

チョコバナナの懐かしさを感じる味わいを上品に仕上げた1品。アーモンドとココナッツを添えて♪


「コーヒー」

遅くに入店したために、食後のコーヒータイムには、前回に続き内田夫妻とゆっくり歓談することができました。おまかせコースの美味しさを直ぐさま歓喜の笑みで感謝の気持ちをお伝えし、更に、次回来店時の仔羊リクエストもしてきました。名古屋には美味しいお店も頑張っているシェフのお店も本当に数え切れない程に多いようで、食べ歩きが大好きな内田夫妻は、常に意識が高まるとのこと。自分の腕に過信過ぎることなく、外にもきちんと目を向けてお客様の求めるニーズに応えているからこそ、隠れ家的ではありながらも、ファンが絶えない理由がそこにあるのでしょう。次回は、外での食事も一緒に楽しめたらと思います。内田夫妻、名店の予約よろしくです(笑)


2013/07/28 名古屋の隠れ家的なイタリアン「ラ ヴェーナ デル レンニョ」のランチ
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写真が大きくて見やすいサイトはこちら → http://lade.jp/diary/tabelog/itarian/11707/

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  • 「群馬県産もち豚のロースト 黒胡椒のソース」
  • 「オニアサリとミニトマトのリングイネ」
  • 「白ミル貝とうるいと蕗の薹の自家製タリアテッレ」(+300円)

もっと見る

6位

ひまわり食堂 (荒町、中町、西町 / イタリアン)

1回

  • 夜の点数: 4.1

    • [ 料理・味 4.0
    • | サービス 4.0
    • | 雰囲気 4.2
    • | CP 4.0
    • | 酒・ドリンク 4.2 ]
  • 使った金額(1人)
    ¥8,000~¥9,999 -

2015/06訪問 2023/09/17

「ひまわり食堂」富山の食通がこぞって足を運ぶ炭火焼がお勧めのイタリアン


富山の中央通り出口、いたち川にある延命地蔵尊がある石倉町に、
イタリアと東京の各所で修業を積んできたシェフ田中穂積くんが
全国区で通用するイタリアンを展開し、故郷の富山にて一旗あげたいと、2013年5月にオープンされた「ひまわり食堂」さん。
ビール樽にベンチが並び、スローフードのシンボルマークのかたつむりに葡萄とそのつるに見立てた
ワインオープナーのスクリュー部分がデザインされたアイアンサインがひまわり食堂さんの目印です。
このサインは、オーナーシェフの穂積くんが、以前に働いていたお店から譲り受けたものだそうで、
とても思い入れのあるサインとのこと。
実家である富山に帰省する際には、必ず足を運びたいイタリアンです♪


店内は、シンプルに白壁と木ですっきりとした空間。
入店して目の前に飛び込んでくるのは、整理され綺麗に掃除された広々としたキッチン。
ガラス越しに眺めることができます。カウンター席4席、キッチン奥手には、テーブル席が10席。
メニュー構成は、前菜からパスタ、メイン、デザートなどすべてアラカルトでオーダーでき、
特に炭火焼の野菜・魚・肉料理がお勧めです!
コペルト代は御1人様300円かかります。


「浅野プレゼンツ!クイックで回る熱き富山Night!」の6軒目で〆に選んだのは、
わたし達と今回のナビゲーターを務めてくださった「cave l’onde カーヴ・ロンド」浅野さんを繋いでくれたひわまり食堂さんです!
思い起こせば、2年前の夏にこちらで出会ったご縁で今があるのです♪


「バタール 2011 クエルチャベッラ」
イタリア/トスカーナ/白/シャルドネ50%、ピノ・ビアンコ50%/辛口

初ビンテージの1988年から1991年まではバタール・ピノ(Bâtard-Pinot)と記載しており、
それまではピノ・ビアンコとピノ・グリもブレンドしたワインでした。
シャルドネをブレンドし始めた1992年~1994年まではバタール(Bâtard)と記載していましたが、
ブルゴーニュAOCからの指摘で名前をバタール(Batàr)に改めています。
現在の品種構成はシャルドネとピノ・ビアンコ50%ずつのブレンド。
収穫されたブドウは別々に醸造し、
丁寧に搾られたモストはフランス産の新樽比率30%のバリックでの発酵とマロラクティック発酵が施され樽熟成されます。
ステンレスタンクでのブレンド後瓶詰め、樽熟成期間は12ヶ月。
ビターアーモンド、レーズン、熟れたメロンを思わせる香りとリッチなミネラル感、
そして、レモンのような爽やかな酸味を伴った厚みのあるボディで飲み応えがあります♪


こちらが田中穂積シェフ。
穂積シェフは、20代の頃は、バックパッカーで世界各国を渡り歩き、さまざまな国の料理に触れ、
そして北イタリアで味わったイタリアンに興味を持ち料理人の道へ進みます。
その後、東京各所の有名店で10年ほど修業されて富山に戻り、現在があるそうです。
個性的で大胆な一面とナイーブな一面を併せ持つものの、性格は至って穏やかな穂積シェフ。
彼の作る料理は、温もりがきちんと伝わります。


「子羊とアーティチョークのラグー・トロフィエ」 1,400円

「こすりつける」という意味のイタリア語を語源とする「トロフィエ」は、
リグーリア州で生まれた伝統的なショートパスタです。
子羊の柔らかい肉質とアーティチョークの食感が楽しめるパスタは、おつまみに最適です♪


アーティチョーク

日本の食材としては、あまり馴染みの無いアーティチョークですが、ヨーロッパやアメリカでは広く食用とされています。
また、インドやベトナムでは乾燥させてお茶として飲む習慣があり、二日酔い防止、頻尿防止、防臭などの効果もあるそうです。
総体積に占める可食部の割合は少なく、若いつぼみを食用とします。


「シッカーニョ 2012 アリアンナ・オキピンティ」
葡萄品種:ネロ・ダーヴォラ

シチリアを代表する生産者コスのオーナーの1人、ジュストの姪、アリアンナ・オキピンティのワイナリー。
畑では無施肥による有機栽培を実践し、醸造面でも、野生酵母で温度管理を行わずに醗酵を行い、
二酸化硫黄はボトリング時に若干添加するのみ。
自然なアプローチで、豊かな個性のあるワインを造っています。
今最も大きな注目を集めるシチリアの造り手の1人です!
シッカーニョはネロ・ダーヴォラ100%で造られる赤ワイン。
黒みがかった濃い色合いですが、凝縮感があり、生き生きとしたフローラルな香りが楽しめます。
果実味、タンニン、酸、全てが高いレベルで充実し、ネロ・ダーヴォラ本来の力強さをしっかり備えつつ、
自然な造りのワインらしい、すっと身体に馴染むような飲み心地良さがあります♪


「山羊汁フォー」 1,000円+フォー代

メニューにある山羊汁にフォーを追加し、「ここはこれで〆ましょう!」と浅野さん。
フォーは大好物ですが、実は山羊汁は、わたし達2人とも苦手です(笑)
ですが、浅野さんがお勧めするならば!と頂いてみると!?
驚くほどに山羊汁の嫌な癖も臭みもなく、上品であっさりと美味しい!
まさに〆にぴったりの一品です♪


山羊汁フォーは、ライムをギュッと絞って唐辛子をお好みで加え、味に変化を付けても楽しめます♪


6軒目ということで、浅野さんもかなりのほろ酔い具合ですが、
パートナーの伊藤さんは流石に深夜のはしご酒は辛かったようですね(笑)
お付き合いありがとうございます!
丁度、仕事を終えた「L’évo レヴォ」の谷口英司シェフと、
「松井機業」の6代目見習い松井紀子ちゃんと、
作家アーティストの「釋永岳」くんが賑やかに勢揃いしてくれました!


オフタイムの浅野さんと谷口シェフの貴重なリラックスされた一枚の写真。
御2人がこの富山を今後も盛り立てて行く第一線で活躍してくれることでしょう!
また夏に帰省する際にご一緒できれば幸いです。
浅野さん、素晴らしいプレゼンテーションと共に過密なナビゲーターありがとうございました!
夏は、まだまだ行けてないお店もありますが、先ずは「カーヴ・ユノキ」さんでお会いしましょう♪


いつも茶目っ気たっぷりで愛くるしい穂積くん。
また必ず顔を出しますから追い返さないでね(笑)


2015/04/20 「ひまわり食堂」富山食材を活かし炭火焼料理を楽しむ絶品イタリアン
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写真が大きくて見やすいサイトはこちら → http://lade.jp/diary/tabelog/itarian/24252/

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富山の中央通り出口、いたち川にある延命地蔵尊がある石倉町に、
イタリアと東京の各所で修業を積んできたシェフ田中穂積くんが
全国区で通用するイタリアンを展開し、故郷の富山にて一旗あげたいと、2013年5月にオープンされた「ひまわり食堂」さん。
ビール樽にベンチが並び、スローフードのシンボルマークのかたつむりに葡萄とそのつるに見立てた
ワインオープナーのスクリュー部分がデザインされたアイアンサインがひまわり食堂さんの目印です。
このサインは、オーナーシェフの穂積くんが、以前に働いていたお店から譲り受けたものだそうで、
とても思い入れのあるサインとのこと。
実家である富山に帰省する際には、必ず足を運びたいイタリアンです♪


「白えび・きゅうり・大麦のサラダ」
富山といえば白えび。


「手長エビズッキーニリングイネ」
新鮮な魚介のパスタ。


「馬肉の炭火焼き ヒレ」
肉の炭火焼がお勧めです!

ひわまり食堂さんのお料理は、どれも美味しいですが、特に炭火焼料理がお勧めです!
個人的には、「馬肉の炭火焼」を頂いた時の衝撃は今でも忘れません♪

今回の帰省で、こちらでも食事する予定だったのですが、スケジュールが合わず断念しました。
顔出しだけでもしようと、お店のオープン前に立ち寄ってみると、
店内で仕込みをされていた穂積くんと暫し歓談タイムを取ることができました。
相変わらず忙しくされているようですが、
今、穂積くんが気になっている鹿児島のイタリアン「CAINOYA カイノヤ」さんに
今度一緒に行こうとお誘いいただいたので、近々、鹿児島ツアーを組むことになりそうです!
穂積くん、計画立てて必ず行きましょう♪


2014/09/17 「ひまわり食堂」で贅沢な一夜。富山にもこんなイタリアンがあるんです!
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写真が大きくて見やすいサイトはこちら → http://lade.jp/diary/tabelog/itarian/24252/

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富山の中央通り出口、いたち川にある延命地蔵尊がある石倉町に、イタリアと東京の各所で修業を積んできた若きシェフ田中穂積さん(39歳)が全国区で通用するイタリアンを展開し、故郷の富山にて一旗あげたいと、2013年5月にオープンされた「ひまわり食堂」さん。スローフードのシンボルマークのかたつむりに葡萄とそのつるに見立てたワインオープナーのスクリュー部分がデザインされたこちらが、ひまわり食堂さんのアイアンサインです。このサインは、オーナーシェフの穂積さんが、以前に働いていたお店から譲り受けたものだそうで、とても思い入れのあるサインだそうです。旦那様の実家である富山に帰省する際には、必ず足を運びたいお店ランキングNo.1のイタリアンです。駐車場は店脇の小道を入り宮崎餅店向かいの1.2.6.18.19番の計5台を用意されています♪


店内は、シンプルに白壁と木ですっきりとした空間。入店して目の前に飛び込んでくるのは、整理され綺麗に掃除された広々としたキッチン。ガラス越しに眺めることができます。カウンター席4席、キッチン奥手には、テーブル席が10席。この日は、事前に予約するも「20時以降でしたらお席をお取りできます」とのこと。お腹を空かせておよそ1年振りの来店となりました。メニュー構成は、前菜からパスタ、メイン、デザートなどすべてアラカルトでオーダーでき、特に炭火焼の野菜・魚・肉料理がお勧めです!コペルト代は御1人様300円。


「Franciacorta Brut Emozione Millesimato Villa」イタリア ロンバルディア

自社畑100%のビオロジックの栽培に取り組むヴィッラのフランチャコルタ。葡萄品種:シャルドネ80%、ピノ・ビアンコ10%、ピノ・ネーロ10%。このスタンダードなフランチャコルタ・ブリュットも単一ヴィンテージで瓶詰めされています。フランチャコルタでは完熟度合と酸とバランスが大切と考え、酸度を見ながら収穫。空気圧で軽くプレスしたのち、18度以下で一時発酵。瓶熟30カ月以上。きめ細かい泡立ち、繊細な酸といったフランチャコルタらしさに加え、葡萄本来の旨みがしっかりと感じられる、自然な栽培による葡萄の力が活きたフランチャコルタです♪


「ゼッポリーネ・ブラック」 500円

イカ墨のゼッポリーネ。香り良し、塩の塩梅良し、揚げ方カリッと中はもっちりの食感良しの三拍子揃ったゼッポリーネ。卵のように見立てた演出が可愛いです。気軽におつまみとしていただけるので、おかわりをたくさんいただいたら品切れにしてしまいました。後程いらした方々に申し訳なかったですね(汗)


「白えび・きゅうり・大麦のサラダ」 1,400円

富山といえば白えび。白えびのコクと甘みを贅沢に、胡瓜のシャキシャキとした食感と大麦の甘みと香りが漂い、もちもちとした食感が面白くさっぱりとしたヘルシーなサラダ。昨年もいただきましたが、やはり絶品です♪


「自家製パン」

セモリナ粉と全粒粉を使用したパーネシチリアーノ。こちらは、イタリアはシチリアのパンで、穂積シェフが1番好きなパンだそうです。香り、弾力、食感、水分量、塩加減、甘み、何をとっても文句なしの1品で料理に良合います♪


「Quorum Barbera d’Asti クォーラムバルベーラダスティ 1999 HASUTE ハスタエ」イタリア ピエモンテ州

アスティ地区のバルベーラの品質向上と認知度UPのために、1997年ビンテージからスタートしたハスタエ・プロジェクト。コッポ、ブライダ、ミケーレ・キャルロ、ヴィエッティ、プルノット、そしてグラッパの名門ベルタと6つの生産者達が共同プロジェクトでリリースされているクオルム。ベルタを除く、各生産者がアスティ地区に所有するバルベーラの畑から選りすぐりの葡萄がコッポの醸造所に集結しています。醸造は、あのリカルド・コッタレラという贅沢な超バルベーラ。各生産者が1haあたり35hlに収穫を抑えた豪華なバルベーラの競演は、15日間のスキンコンタクトと、発酵の前に撹拌することで香り、旨味を引き出します。そしてバリック内でマロラクティック発酵が行われ、ガンバ社製のアリエ産フレンチオークの新樽100%で14ヶ月の樽熟成、12ヶ月の瓶熟成を経たワインです。バルベラの枠を超えた、驚くほどの出来栄えとロバート・パーカー氏も95点と好評価しています。膨大なフレーヴァーと絹ごしのタンニンを感じられ、フル・ボディでリッチ、凝縮感、豊かさに満ち溢れています♪


「トマトと水牛モッツァレラチーズのサラダ」1,400円

水牛のモッツァレラはミルクの香りが鼻を抜けていき、しっとりとした食感と濃厚な味わいが広がり、トマトとの程好い酸味との相性も抜群です♪


「野菜の炭火焼き」1,600円

茄子、とうもろこし、ズッキーニ、チコリ、人参、赤ピーマン、キャベツなど。炭火でじっくりと野菜の甘みを存分に引き出す最良の調理法でしょう。香ばしさとジューシーな甘みが最高です♪


「ブルネッロ・ディ・モンタルチーノ・リゼルヴァ・ソルデラ 1993 カーゼ・バッセ 」イタリア トスカーナ

現在イタリアで最も重要な存在であり明らかにトップの存在であるカーサ・バッセ。葡萄品種:ブルネッロ(=サンジョヴェーゼ・グロッソ)。ブルネッロ・ディ・モンタルチーノの最高峰の造り手ジャンフランコ・ソルデラが造るソルデラは、今や至宝とも言える存在で、2012年12月にカーゼ・バッセが不幸な事故に遭いその多くのワインを失ってしまった悲しい事件があり、世界で最も入手困難なワインとなっています。こちらは1993年の希少なバックヴィンテージです。凝縮感とパワー溢れる最高峰のブルネッロが楽しめます。そして、このワインを空けた後、もうこちらより先の年代(古酒)は無いとのことで、2000年代のバローロをもう1本いただきました。美味しい料理に美味しく貴重なワインたち。このような贅沢な夜をしかも富山で迎えられて幸せですね♪


「魚津産カジキマグロのグリル」2,000円

富山県の東部に位置する魚津市で漁れたカジキマグロの旨みを逃がさずしっとりとグリル。香り良し、中はふわふわの食感が楽しめます。富山の新鮮なお魚をグリルでいただくとは贅沢ですね♪


「秋刀魚のブジアーテ」

生地を編み棒(ブーザ)に巻き付けて作ったところからこの名が付いたパスタです。メニューボードにはない、穂積シェフお勧めの一品。初もの秋刀魚を使用し、クルクルと巻かれたブジアーテと一緒に食べ応えのある手打ちパスタです♪


「白エビとブロッコリーのオレキエッテ」1,600円

オレキエッテとは「小さな耳」という意味でイタリア南部のプーリア州の郷土料理です。プーリア州では、ブロッコリーやチーマディラーパという野菜と食べるのが定番で、ブロッコリーの色鮮やかなグリーンが食欲をそそります♪


「トマトソースのスパゲティ」1,200円

トマトの甘さと美味しさを素直に堪能できるとてもシンプルなパスタをいただきます。まるでメーンの肉料理のための口直しの如く(笑)


「シャラン産鴨胸肉」3,300円と「熊本県産馬ヒレ肉」3,300円

前回こちらで馬肉をいただいてから夢中になってしまいましたが、今回は、馬肉よりも鴨肉がお勧めですと穂積シェフに伺ったので、馬肉と鴨胸肉の両方をお願いしました。馬肉の中でも、最も柔らかく脂肪を抑えた上質なヒレの部分だけを贅沢に炭火焼きしています。肉質は、きめ細かく驚くほど柔らかで、色は濃く艶やかな赤色。味はあっさりとしながらも奥深い甘みが感じられます。そして鴨胸肉は、今日一のお勧めというだけあって、味の濃厚さと弾力さが素晴らしく、繊細な肉質でありながらも芳醇で野性味溢れる味わいを堪能。じっくりとローストされた玉葱もしっとりと甘みが凝縮されていて最高の一皿です♪


「自家製ニューサマーオレンジのリキュール」

食後に、穂積シェフより自家製リモンチェッロをサービスしていただきました。静岡県産のニューサマーオレンジを使用されています。こちらのリモンチェッロは、95度のスピリッツをベースに作られているので、飲み易い味わいですが、調子づいていると危険なアルコール度数です(笑)富山に帰省し1日目の贅沢な夜。希少価値の高いワインに美味しい料理をいただくことができました!穂積シェフ、また5年後に伺いますね(笑)

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2013/08/17 「ひまわり食堂」の看板は、かたつむりと葡萄と蔓のアイアンが目印
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写真が大きくて見やすいサイトはこちら → http://lade.jp/diary/tabelog/itarian/12983/

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この日は、1日目の夜に衝撃を受けるほど美味しいコースをいただき、翌日にも予約するという2夜連続皆勤賞での入店です(笑)


「ノンアルコール スパークリングワイン」 1,200円

この日は、車があるので2人してノンアルコールのスパークリングワインをいただきました。アルコールを生成しない、特殊な製法によるワイン品種の白ぶどう発酵果汁(ヨーロッパ産)を使用。きちんとした発酵の工程を経ているので、ぶどう果汁を発酵させることによってのみ得られる、ワイン特有の酸味やコクなど本格的な味わいが楽しめます。とは言っても、やはりアルコールでない分、物足りなさは否めませんが、運転手や妊婦さんなど、アルコールを摂取することが不可能な方には、嬉しい飲料かもしれませんね♪


「カラスミのスパゲティ」 1,200円

意外にも乾麺も非常にお好きだという穂積シェフ。メニューには、乾麺も生パスタも取り揃えられています。乾麺とは思えぬほどのもっちり感が味わえるパスタは、トスカーナのもの。カラスミのシンプルな味わいのパスタです♪


「手長エビとズッキーニのリングイネ」 1,600円

フレッシュトマトの酸味と夏野菜のズッキーニで彩られ、手長エビの出汁をソースに移したリングイネです。断面が短径1ミリメートル、長径3ミリメートルの楕円形をしているリングイネは、通常のスパゲッティと平麺パスタの両方の食感が味わえます。麺の表面がザラザラとしているため、ソースが良く絡み味わい深いです♪


こちらが穂積シェフ。パスタを乳化する際も、炭火焼でお肉の状態を手で触れチェックする際も、料理と向き合う姿勢は、まさに真剣そのもの。しかし、ある程度の料理が出終わると、対話も東京で培った話術でジョークを交えながら楽しませてくれるバランスの良いシェフです♪


「熊本県産 天草梅肉ポーク肩ロース&岩手県産 短角和牛の炭火焼き」 4,200円

今回は、前回オススメで馬肉をいただいたので、メニューにある豚と和牛をいただくことにしました。ゴロッと塊で出してくれるお肉は、カットする瞬間が楽しみでなりませんね♪


見事なまでの色合い。短角和牛とは、”赤べこ”の愛称で親しまれていた牛の品種改良型であり、その赤身は、深い旨みに包まれる逸品です。赤身に含まれるアミノ酸の含有量は、黒毛和牛の数倍にもなるのだとか。希少な短角牛を炭でじっくりと焼き上げることで極上の薫りが燻され、旨味を全て閉じ込め、柔らかな食感と芳醇な口当たりが癖になります♪


天草梅肉ポーク(SPF豚肉)は、抗生物質や抗菌剤の入っていない安全でおいしい豚肉として、農林水産大臣賞を受賞し、商標登録及び特許を取得したブランド豚肉です。梅肉エキスを与えた豚は、豚肉特有の臭みが無く、きめ細やかな肉質になり、とてもあっさりとした上品な味に仕上がっています。梅肉エキスにこだわり続けた結果、梅肉ポークには、サシ(脂の霜)が良く入るようになったそうです。この脂身こそが、この豚の最大の旨味と言えるでしょう♪


「サラダ」

メインの炭火焼の付け合せのサラダ。2日続けて、肉汁溢れる贅沢な炭火焼をいただいて大満足です。馬肉、豚、和牛といただきましたが、やはり個人的には、馬肉が抜群に美味しかったです!富山に帰省する楽しみがまた1つ増えました♪

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2013/08/16 「ひまわり食堂」で富山にイタリア旋風を巻き起こす若きシェフの野望と絶品イタリアン

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写真が大きくて見やすいサイトはこちら → http://lade.jp/diary/tabelog/itarian/12921/

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富山の中央通り出口、いたち川にある延命地蔵尊がある石倉町に、イタリアと東京の各所で修業を積んできた若きシェフ田中穂積さん(38歳)が全国区で通用するイタリアンを展開し、故郷の富山にて一旗あげたいと、2013年5月にオープンされたばかりの「ひまわり食堂」さん。先日伺ったイタリアンの「ワイニスタ」オーナーソムリエの松谷さんにこちらのお店を紹介していただきました♪


店内は、シンプルに白壁と木ですっきりとした空間。入店して目の前に飛び込んでくるのは、整理され綺麗に掃除された広々としたキッチン。ガラス越しに眺めることができます。カウンター席4席、キッチン奥手には、テーブル席が10席。営業は、夜のみと強気の姿勢で望む田中さん。それだけにわたし達夫婦の期待も大きく、この日はオーナーシェフ田中さんにおまかせコースをお願いすることにしました♪


こちらが奥のテーブル席です。ワインセラーの横には、田中シェフ自身が、気に入ったお肉が入ると熟成させるために保管するという、肉の熟成庫があります。これは、メインのお肉が期待できます。メニュー構成は、前菜からパスタ、メイン、デザートなどすべてアラカルトでオーダーでき、コペルト代は300円です。


「スパークリングワイン」 700円 まずはすっきりとした辛口の泡で乾杯し、喉を潤します♪


カウンター席の右頭上にオススメメニューボードがあります。どれも美味しそうですが、田中シェフ曰く、”うちでは炭火を使った料理を楽しんでください”とのこと、楽しみです♪


こちらが田中穂積シェフ。顔出しNGとのことですが、この写真はOKをもらいました。宣材用に使えそうなぐらい料理に真剣に向き合う表情の良い写真です(笑)田中シェフは、20代の頃は、バックパッカーで世界各国を渡り歩き、さまざまな国の料理に触れ、そして北イタリアで味わったイタリアンに興味を持ち料理人の道へ進みます。その後、東京各所の有名店で10年ほど修業されて富山に戻り、現在があるそうです。お話を伺っていると、田中シェフもB型ということが判明。最近、B型率高過ぎます(笑)


「ゼッポリーネ・ブラック」 500円

イカ墨のゼッポリーネ。香り良し、塩の塩梅良し、揚げ方カリッと中はもっちりの食感良しの三拍子揃ったゼッポリーネ。卵のように見立てた演出が可愛いですね♪


「白えび・きゅうり・大麦のサラダ」 1,400円

富山といえば白えび。白えびのコクと甘みを贅沢に、胡瓜のシャキシャキとした食感と大麦の甘みと香りが漂い、もちもちとした食感が面白くさっぱりとしたヘルシーなサラダ。絶品です♪


「自家製パン」

セモリナ粉と全粒粉を使用したパーネシチリアーノ。こちらは、イタリアはシチリアのパンで、田中シェフが1番好きなパンだそうです。香り、弾力、食感、水分量、塩加減、甘み、何をとっても文句なしの1品で料理に良合います♪


「MAZZOLINO ’11 camara シャルドネ」 イタリア 白 3,500円

ブドウ品種は、ピノ・ネーロ種  シャルドネ種 リーズリング種  ソーヴィニョン・ブラン種。マッツォリーノのスタンダードタイプの白ワインです。薄く緑がかった黄金色でフルーティーな香り、爽やか且つ瑞々しい味わいで、ミネラル感も楽しめます。アペルティーヴォ、アンティパスト、魚をベースにした料理との相性が良いでしょう♪


「野菜の炭火焼き」 1,600円

ピュアホワイト(白とうもろこし)、万願寺唐辛子、黄ズッキーニ、茄子、チコリ、赤、緑ピーマン、ぺコロス(プチオニオン)と、旬の野菜がずらりと並び。炭火でじっくりと野菜の甘みを存分に引き出す最良の調理法でしょう。香ばしさとジューシーな甘みが最高です♪


「アニョロッティ・ダル・プリン」 1,800円

ピエモンテ州の郷土料理の1つ。ラビオリの一種で成形する時に両端をつまん(=plinプリン)で作ります。こちらはウサギの肉を使用し、ソースにも肉の旨味を移したブロードで仕上げています。淡白なウサギですが、甘みと旨味が凝縮されており、ぺろりと平らげてしまいました♪


「子羊のラグーソース ピチ」 1,400円

ピチ(ピーチ)とは、トスカーナ地方のシエナ市周辺の名物パスタです。パスタというと粉と卵で練ったものが普通かも知れませんが、このパスタは粉と水で練るうどんのようなパスタです。粉に水と少しの塩を加えよく練り、少し休ませた後、一本一本手で伸ばして麺状にしていきますが、とっても手間がかかるパスタです。もっちりとした歯応えで、濃厚な子羊のラグーソースにとても良く合います♪


「MONTE SECONDO ’11 ROSSO TOSCANO サンジョベージェ・カナイオーロ」イタリア 赤 4,200円

品種は、サンジョヴェーゼ80%、カナイオーロ20%。ジューシーで豊かな果実味、タンニンが穏やかで程好い酸味。そして旨味が綺麗に溶け込んでおり、中身はキャンティクラシコですが手軽な価格を実現するためロッソトスカーナになっています♪


「馬肉の炭火焼き ヒレ」 3,200円

お肉は、豚、和牛、馬肉とある中で、田中シェフは、迷わず馬肉を提供してくれました。この色合い、焼き加減を見ただけで美味しさを写真がすべて物語っています。馬肉の中でも、最も柔らかく脂肪を抑えた上質なヒレの部分だけを贅沢に炭火焼きしています。肉質は、きめ細かく驚くほど柔らかで、色は濃く艶やかな赤色。味はあっさりとしながらも奥深い甘みが感じられます。この味わいが富山でいただけるなら、もう他を探す必要がないくらい最高のメインです♪


「自家製ニューサマーオレンジのリキュール」 600円

食後に、自家製リモンチェッロ。静岡県産のニューサマーオレンジを使用されているということで嬉しくなり、オーダーしました。こちらのリモンチェッロは、95度のスピリッツをベースに作られているので、飲み易い味わいですが、調子づいていると危険なアルコール度数です(笑)チェイサーを一緒に嗜みましょう♪


「黒糖のクレームブリュレ」 400円

〆にデザートは黒糖のクレームブリュレを。まろやかな黒糖のコクと甘みが広がり、とろけるほどに滑らかなクレームブリュレ。バーナーでキャラメリゼされたカリカリ食感と一緒に楽しめます♪


「PACINA VINSANTO」1,000円

デザートに合わせてイタリアの食後酒を。ヴィンサントとは、”聖なるワイン”と呼ばれ、トスカーナ地方の代表的な食後酒のこと。干し葡萄から作られており、程良い甘さで〆の余韻を楽しめるデザートワインです。田中シェフのおまかせコースで絶品料理を味わえほろ酔い気分。あまりの美味しさに嬉しくなり翌日の予約も入れてしまいました(笑)それでは、また♪

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7位

旬の料理 大内 (第一通り、浜松、遠州病院 / 日本料理)

1回

  • 夜の点数: 4.0

    • [ 料理・味 4.0
    • | サービス 4.0
    • | 雰囲気 3.8
    • | CP 3.9
    • | 酒・ドリンク 3.8 ]
  • 使った金額(1人)
    ¥5,000~¥5,999 -

2016/02訪問 2016/03/08

「旬の料理 大内」おまかせコースで1年に1度の大吟醸「磯自慢ビンテージ」と共に新年会

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2016/3/8 「旬の料理 大内」おまかせコースで1年に1度の大吟醸「磯自慢ビンテージ」と共に新年会
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写真が大きくて見やすいサイトはこちら → http://lade.jp/diary/tabelog/japanese/52847/

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浜松駅からほど近く、アクトシティから歩いて数分のところに位置するFOOD昴ビルの2Fにある「旬の料理 大内」は、
”旬の素材を使ったできたての料理”が店主の信条です。
店主の大内哲男さんは、食べられない飾りは付けず本物の料理を提供されるというこだわりぶりで、
夏は鱧(はも)づくし料理、天然うなぎ、秋には天然すっぽん、冬は天然ふぐと
その時期の天然ものを使った料理を得意としている日本料理店です♪


店内では、カウンター越しに伺える店主の大内さんの包丁捌きや、
美しい所作、盛り付けを垣間見ることができます。
常連客に愛される「旬の料理 大内」。
慣れ親しんだお客様同士の会話が弾むのも、またこういったお店の楽しみ方かもしれません♪


この日は、藤枝出身で友人である「Maserati Hamamatsu マセラティ浜松」のジェネラルマネージャー杉浦明さんより、
昨年に続きお誘いいただき、貴重な日本酒を持ち込んでの新年会となります。
昨年の2015年11月19日に静岡の長沼に「マセラティ浜松 静岡プレオウンドカーセンター」もオープンされ、
そちらのジェネラルマネージャーも兼任されることとなった杉浦明さんは大忙しです!
年明け早々にはお互いになかなか時間の都合がつかず、2月に入ってようやくの新年会と相成りました♪


「磯自慢 中取り純米大吟醸35 ビンテージ」720ml(磯自慢酒造)

こちらが、2008年の洞爺湖サミットにおいて乾杯用のお酒として使用されて以来、
あっという間にプレミア酒となり、入手が極めて困難となった「磯自慢酒造」の最高峰の日本酒
「磯自慢 中取り純米大吟醸35 ビンテージ」です。
毎年11月1日になると御1人様1本の限定で予約を開始されるそうですが、
生産数1,000本限定のこちらはなかなか手に入らず超プレミアム!
箱のデザインは、2014年に新たにグリーンで新調され、磯をイメージさせる貝殻やヒトデの可愛いイラストが施されています。
鮮やかなブルーボトルが美しい大吟醸。
今ではサミット関係なく、その品質を求めてさらに多くの方が求めるため、その入手困難度は増す一方の超希少なお酒となりました。
最高級の酒米を35%で磨き、芯白の部分だけで仕込んだ究極のお酒。
年に1度、極少量だけ出荷される磯自慢ファンが待ちこがれる逸品中の逸品です。
そんな貴重な日本酒を、杉浦さんは毎年必ずゲットされており、今年で7回目を迎えます!
そんな貴重な日本酒の開栓を昨年同様にお供させていただきます♪


「磯自慢 中取り純米大吟醸35 ビンテージ」720ml(磯自慢酒造)
持込料1本につき2,000円

「釋永岳 呑みすぎる盃・薄杯」(持込)

昨年の2015年の新年会は、杉浦さんとわたし達夫婦の共通の知り合いということで、
藤枝市のフランス料理「レストラン L’AGAPE ラガップ」を選択しましたが、
今年は、和食に合わせるということで、
浜松市でわたし達のお気に入りの和食「旬の料理 大内」で持込させていただき開催致します!
早速、今年も磯自慢さんのプレミアムビンテージで乾杯!
透明感溢れる透き通った瑞々しさ、華やかな吟醸香がふわっと香り、
まろやかで喉越し良くすっきりとした中で、繊細な味わいが後から後から口中に広がる素晴らしい味わい!
非常に上品なまろやかさを感じる日本酒です。
さらに、お気に入りの盃「釋永岳 呑みすぎる盃・薄杯」でいただくことで、
より口当たりが良く、つい呑み過ぎてしまいそうです(笑)


「前菜の盛り合わせ」

滑らかな舌触りとコクのある味わいの生湯葉に、優しい酢〆の鯖の棒寿司、
甘味のある奥深い味わいの北寄貝と合わせ、懐かしい「おふくろの味」を彷彿とさせる葱のヌタ(アメーラトマト添)、
コリコリとした食感と甘味が楽しめるエゾバイ貝、
しっとりと仕上げた優しい甘味のカステラ玉子の5品盛りです♪


「焼き蓮根餅 雲丹添え」

焼き蓮根餅は、自家製で葛粉とわらび粉を8:2の割合で仕上げられており、
今回は、雲丹と共にいただきます。
香ばしく焼かれた蓮根餅は、もっちりとした食感が楽しめ、
餡によく絡み合い、後から生雲丹の香りが感じられほっこりするお味です♪


「聖護院かぶらと粟麩 鱈の白子 菜の花 柚子の香り」

立ち込める柚子の香りに癒され、澄んだ鰹出汁の上品な香りと優しい味わい。
聖護院かぶらはとろとろに焚かれており、お箸がサクッと入ります。
鱈の白子のクリーミィーさと共に楽しむ椀物は絶品です♪


この日は、カウンターの常連客が珍しくおらず、大内さんと心ゆくまで料理談義が交わせました♪


「お造り(1人前)」

鮪、赤貝、シャコ、鯛の4品。
自家製の上皮な昆布醤油で味わいます♪


「豚の角煮 海老芋」

豚の角煮は脂をしっかりと落とし、食べやすい味わいに仕上げられています。
海老芋は最初に出汁で下茹でをしてから、衣を纏わせて揚げることでほっくほくの食感です!
さらに、その茹で汁を用いて餡を作り合わせます。
海老芋は身質が詰まっているため、ねっとりとした食感が最高です♪


「岩手産の牡蠣フライ」

岩手産の真牡蠣は、見事な大きさでぷっくりと身厚で濃厚!
サクサクと軽い触感の衣を纏った牡蠣フライは、ソースでもタルタルでもなく、塩であっさりといただきます。
ふっくらとした牡蠣は、プリッとしていてクリーミィーな味わいが楽しめます♪


「旬の料理 大内」では、事前に予約しておくと、タイミングを見計らって「土鍋炊きご飯」を提供してくれます。
おまかせコースの〆のご飯を、女将自らがよそってくださいます♪


「土鍋炊きご飯(栃尾コシヒカリ) お味噌汁 お漬物」

見事なまでに綺麗な銀シャリ。
炊きたての香りが一気に立ち込め食欲をそそります。
艶があり、ふっくらとお米が立ち綺麗に揃った粒。
一粒一粒のお米に含まれる水分量の程好さ、何とも言えない香りと甘み。
土鍋の下には、ほんのりとしたお焦げがあり、これはまた香ばしく味わい深いものがあり、
日本人に生まれて本当に良かったと思える瞬間。
今回は、艶々で甘味を感じる新潟の豪雪地帯である栃尾地域で獲れたコシヒカリを使用しています。
栃尾(とちお)は谷の街でもあり、無数に広がる棚田は谷に沿って流れる川によって、天然水のみの恵みを受けて作られいます。
平野部と違い1枚の田んぼでも日当たりや土の成分が均等にならず、
米作りの難しさを教えられますが、
稲の様子を敏感に察しながら作業を進める生産者の巧みな技が伺えるお米です♪


「ちりめんじゃこと山椒 おかか」

「土鍋炊きご飯」と共に添えられたのは、自家製の佃煮とふりかけ。
ちりめんじゃこを山椒で煎った佃煮と、上品なおかかのふりかけの2種を用意してくださいました。
実山椒を用いた佃煮は、ピリッとした辛さが刺激的で後引く美味しさです!
これだけで、ご飯が何杯でもおかわりできると、男性陣は軽盛りのご飯を3杯も平らげておりました♪


「抹茶のアイス 丹波篠山の黒豆」

お抹茶の香りがふんわりと香る滑らかなアイスに、
上品に焚かれた丹波篠山の大粒の黒豆を添えてくださいました!
丹波は、杉浦さんのお務めになる「Maserati Hamamatsu マセラティ浜松」を運営する
「株式会社クインオート」の本拠地となります。
偶然ではなく、お優しい大内さんの心憎い粋な配慮が伺えます。
甘さを控えた上品な大人のスイーツとなります♪


杉浦さんは、”男やもめ”ということもありますが、料理の腕前も大変素晴らしく、
和洋折衷何でも作られるとのこと。
お正月には、お手製のお節料理から始まり、日々の食事も外食以外はほぼ手料理をなさいます。
そんな杉浦さんと野菜の美味しさを語り合いながら、この日も料理談義に話に花が咲きました!
杉浦さん、今年も貴重な日本酒を御相伴に預かり、感謝感謝でございます。
フレンチ、和食と来ましたら、次は、イタリアンでしょうか?
また、お供できれば幸いです♪


2015/12/30 「旬の料理 大内」余すとこなくいただけ冬にしか味わえない贅沢鍋といえば「たら鍋」!
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写真が大きくて見やすいサイトはこちら → http://lade.jp/diary/tabelog/japanese/48862/

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浜松駅からほど近く、アクトシティから歩いて数分のところに位置するFOOD昴ビルの2Fにある「旬の料理 大内」は、
”旬の素材を使ったできたての料理”が店主の信条です。
店主の大内哲男さんは、食べられない飾りは付けず本物の料理を提供されるというこだわりぶりで、
夏は鱧(はも)づくし料理、天然うなぎ、秋には天然すっぽん、冬は天然ふぐと
その時期の天然ものを使った料理を得意としている日本料理店です♪


店内では、カウンター越しに伺える店主の大内さんの包丁捌きや、
美しい所作、盛り付けを垣間見ることができます。
常連客に愛される「旬の料理 大内」。
慣れ親しんだお客様同士の会話が弾むのも、またこういったお店の楽しみ方かもしれません♪


生ビール「ザ・プレミアム・モルツ マスターズドリーム」650円

先ずは、生ビールでお疲れ様の乾杯。
「ザ・プレミアム・モルツ マスターズドリーム」は、醸造家のこだわりから生まれたビールで、
素材へのこだわりに加えて、素材の魅力を引き出す当社独自の技術・製法により
「深いコク」、「柔らかな苦味」、「ほのかな甘み」、「心地よい香り」が折り重なった
濃密な味わいが特長のビールです♪


「刺身の盛り合わせ(4人前)」

旬の鮮魚を大内さんの目利きで仕入れられており、
人数分を伝えおまかせでオーダーすれば、美しいお造りで提供してくださいます。
しめ鯖、赤ムツ、トロ、メジマグロ、雲丹、シャコ、甘海老、赤貝と豪華な刺盛りです♪


「広島産 牡蠣」

広島の牡蠣は、「海のミルク」という表現が一番似合うほどに、
濃厚で豊かな味わいが広がります♪


「寒鰤味噌焼き」

寒鰤の切り身に風味豊かな金沢名産の加賀みそに漬け込んだもの。
脂の乗った切り身を、そのまま味噌を取らずに焼いていただきましょう!
日本海の荒波に育まれた寒鰤は格別な味わいで、味噌の塩分も程好く、上品な香りが楽しめます♪


「柳カレイの一夜干し」

白く美しい柳カレイ。
繊細で上品な旨みを持つ柳カレイは、「カレイの女王」と呼ばれています。
柳カレイの一夜干しは「生干し」といい、程好く水分が抜けた身はしっとりと仕上がっています。
凝縮された上品な旨みと縁側のパリパリとした食感が楽しめ、
繊細で上品な味が堪能できる一夜干しは絶品です♪


「芋焼酎水割り」

鹿児島県加世田の吹上焼酎さんが造るこだわりの芋焼酎「風憚」を水割りでいただきます。
非常に生産量が少なく、稀少な「栗黄金」という品種のさつま芋を使用しており、
華やかな香りの奥には、まろやかで気品溢れる甘味があり、とろりとした上質な飲み口を楽しめます♪


「たら鍋」

真鱈と白子を贅沢に使った「たら鍋」は、
冬にしか味わえない鱈の切身や白子、濃厚な肝をたっぷりと入れた贅沢鍋となります。
寒鱈(かんだら・別名マダラ)の旬は、最も寒い1月~2月とされています。
オスには白子、メスには鱈子となり、
旬の時期は切身のとろける食感も絶妙で、アラはアラ汁にし、捨てどころがなく、
余すとこなく楽しめる鱈は、様々なお料理で活躍!
旬が短い鱈だからこその味わいを楽しめます♪


真鱈の切身


白子


春菊、芹菜、ネギ、焼き豆腐


最初の鍋奉行は、やはり店主の大内さんにおまかせし、お手本を見せていただきましょう♪


「鶏牛蒡の煮物」

鶏肉の良い出汁がしみ出て、牛蒡の旨味を引き立てる煮物、鶏牛蒡。
ヘルシーで食物繊維たっぷりと摂れ、ほっこりとするごはんのお供です♪


「土鍋炊きご飯」

見事なまでに綺麗な銀シャリ。
炊きたての香りが一気に立ち込め食欲をそそります。
艶があり、ふっくらとお米が立ち綺麗に揃った粒。
一粒一粒のお米に含まれる水分量の程好さ、何とも言えない香りと甘み。
土鍋の下には、ほんのりとしたお焦げがあり、これはまた香ばしく味わい深いものがあり、
日本人に生まれて本当に良かったと思える瞬間です。
「旬の料理 大内」では、事前に予約しておくと、タイミングを見計らって「土鍋炊きご飯」を提供してくれます♪


「小豆ぜんざい、抹茶アイス」

「旬の料理 大内」では、そのほとんどが自家製となります。
抹茶のアイスも滑らかで舌触り良く、
甘さを抑えた小豆も上品な炊き上がりで、風味高い大人の甘味です♪


「煎茶」

旬の素材と作りたての料理を信条とする「旬の料理 大内」。
家庭ではなかなか味わうことのできない日本料理ではありますが、
どこか温かみを感じ、何度も訪れたくなるような、そんな思いを巡らせる料理がいただけます。
大内さん、ご馳走様でした!また伺います♪


2015/09/30 「旬の料理 大内」秋の味覚の王様である松茸を静岡そだちと共にすき焼きで食す
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写真が大きくて見やすいサイトはこちら → http://lade.jp/diary/tabelog/japanese/43134/

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この日は、わたし達の浜松のお父さんお母さん的な存在で、
大好きな手打ち蕎麦「蕎麦家 おおもり」の大森正人さんと三枝子さん夫妻と一緒に、
秋の味覚の王様でもある松茸を味わうために蕎麦好き仲間で集まりました♪

「蕎麦家 おおもり」蕎麦の三たて挽きたて打ちたて茹でたてが楽しめる店
http://lade.jp/diary/tabelog/soba-udon/36964/


生ビール「ザ・プレミアム・モルツ マスターズドリーム」650円

先ずは、生ビールでお疲れ様の乾杯。
お通しに、「茶豆」をいただきます♪


店主・大内哲男さん

店主の大内さんにメーン食材である松茸の前に、この日お勧めの一品料理を何点か見繕っていただきます。
先日、京都の祗園祭から戻った際に美味しい食談義を交わしていたところ、
大内さんのお店でも良質の和牛を取り扱っているだけに、
「にくの匠 三芳」の噂はかねがね耳にしていたようで、以前から興味がおありだったとのこと。
現在、大内さんの息子さんは京都在住だそうで、良い機会だからと今回予約の段取りを取らせていただきました。
大内さん、お腹を空かせてガッツリと堪能していらしてくださいね♪

「にくの匠 三芳」選りすぐり和牛のバラエティに富んだ肉懐石で知る衝撃の味!
http://lade.jp/diary/tabelog/japanese/39068/


刺身「鯛」1,200円

美しく身の締まった鯛は歯応えが楽しめ、
鯛に昆布や茗荷を巻き、お好みでポン酢または昆布醤油であっさりといただきます♪


「れんこん餅 生雲丹」

こちらも先日購入してきた京都の料亭「和久傳」のれんこん菓子である「西湖」が美味しかったと話していたことから、
れんこん餅を大内流にアレンジして提供してくださいました!(嬉)
蓮根粉からの手づくりのれんこん餅は、ぷるるんともっちりとした食感が楽しめ、
出汁醤油のとろみを利かせた餡に良く合います。
生雲丹と生山葵を添えて、磯の風味豊かにいただきます♪


「芋焼酎水割り」

鹿児島県加世田の吹上焼酎さんが造るこだわりの芋焼酎「風憚」を水割りでいただきます。
非常に生産量が少なく、稀少な「栗黄金」という品種のさつま芋を使用しており、
華やかな香りの奥には、まろやかで気品溢れる甘味があり、とろりとした上質な飲み口を楽しめます♪


焼き物「目光」900円

焼酎の当てに大好物の魚、目光を焼き物でいただきます。
日本近海の深海に住み、目が大きく緑色に光ることから目光と呼ばれています。
白身で小振りな魚なため骨ごと味わえ、身はふっくらとしており、ふわふわほろほろととろける味わい。
程好い脂ものり、小さい魚でこれほど旨味があるのは素晴らしいです。
軽く塩を振ってありますが、お好みでかぼすをギュッと絞って楽しみます♪


秋の味覚の王様、松茸のすき焼きの準備が整ったようで、まずは香りを堪能(笑)
山と大地の恵みを感じる香りがギュギュッと凝縮されており、香り高き松茸!
この芳醇な香りだけでもご飯がいただけてしまいそうな気分に♪
1年に一度のこの瞬間が訪れる日を心待ちにする日本人は少なくないと思います。
この日は、大内さんの手が空いていたため、付きっきりで鍋奉行をし美味しい食べ方を伝授してくださいます♪


「静岡そだちのすき焼き」

黒毛和牛「静岡そだち」は、健康で血統の良い黒毛和牛の雌牛だけを厳選しています。
温暖で自然豊かな静岡県で和牛の成育環境に最適な
御殿場・富士・島田・浜松・湖西の指定だけに限定されて飼育されているブランド牛です。
その静岡そだちの上質な霜降り肉を程好く厚めにスライスすることでボリューム感も楽しみます♪


鍋野菜には、白葱、玉葱、焼き豆腐、糸こんにゃく、春菊が入ります♪


牛脂で鍋を艶やかにし、葱を並べた上に静岡そだちを1枚ずつ丁寧に、
大内特製の割下を注ぎ、サッと火入れしていただきましょう!
白葱の甘味と特製割下の旨味を吸い込んだ、お肉はお箸でサクっと身が切れる程の柔らかさで、
卵に絡ませれば、濃厚な味わいと口溶けの良い甘味溢れる良質な脂が楽しめます♪


山梨から取り寄せた松茸は大きく、芳醇な香り。
シンプルに焼き松茸や土瓶蒸しに松茸ご飯も大好きですが、すき焼きも忘れてはいけません!


松茸は、手で割くことで味が染み渡りやすくなり、
さっと火入れするとシャキシャキと音がするほどの歯応えを堪能し、鼻から抜ける残り香もまた芳しく、
松茸と一緒に煮込む玉葱も松茸エキスを吸い込み、極上の甘さに仕上がっています♪


「栗の渋皮煮」

大内さん特製デザート、栗の渋皮煮を〆にいただきます。
皮剥きからあく抜き、煮詰めては冷ましての繰り返しでじっくりと味を落ち着かせていくため、
なかなか手間のかかる渋川煮ですが、栗の旨味をギュギュッと凝縮しており、こっくりと上品な味わいです♪


「緑茶」

実りの秋の味覚満載の旬を彩る食材で贅沢なディナー。
わたし達が台湾から帰国したばかりということもあり、
「蕎麦家おおもり」の大森夫妻と、海外での日本食の需要の多さから蕎麦進出の話で大盛り上がりし、
「そば粉さえあれば何処でも蕎麦打ちできる!」と、
数年後には70歳という御年ながらも台湾行きへの意気込みもやぶさかでない様子を見せてくれました!(驚)
早速、大森さんの第2の人生を歩む場所を考えることに致しましょう(笑)
大内さん、ご馳走様でした!また伺います♪


2015/01/21 「旬の料理 大内」で体幹トレーニングスタジオ「TAiKAN」メンバーと新年会
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写真が大きくて見やすいサイトはこちら → http://lade.jp/diary/tabelog/japanese/27526/

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この日は、四ツ池公園に隣接し、緑溢れる空間にそびえ立つタワー型賃貸マンション「パークビュー四ツ池」に2015年1月12日(月)にグランドオープンした体幹トレーニングスタジオ「TAiKAN」メンバーとオーナー様御家族と一緒に新年会を開催致しました♪


生ビール「ザ・プレミアム・モルツ マスターズドリーム」650円 新年を迎えての乾杯♪


店主・大内哲男さん

店内は、カウンター6席と4人掛けのテーブル席と、6人掛けの掘り炬燵式の座敷が3つ。カウンター越しに伺える店主大内さんの包丁捌きや、美しい所作、盛り付けを垣間見ることができます。常連さんたちに愛される大内さん。慣れ親しんだお客様同士の会話が弾むのも、またこういったお店の楽しみ方かもしれません。予約優先となりますので、事前におまかせコースの価格や人数をお伝えしておくと良いでしょう。この日は、新しくトレーナーとして加わってくれたメンバーの好き嫌いを把握していなかったために、特に事前にお願いすることなくアラカルトで好き好きにオーダーすることにしました♪


「刺身盛り合わせ」時価

人数分で刺し盛りをお願いしました。大内さんでは、その日に仕入れた新鮮な魚を楽しむことができるので、盛り合わせがお勧めです。この日は、メジマグロ、黒むつの炙り、赤貝、平目、サヨリ、甘海老を唐辛子を漬けた南蛮醤油と昆布醤油の2種類の醤油をお好みで使い分けていただきます♪


芋焼酎「晴耕雨読(ロック)」800円

鹿児島の芋焼酎「晴耕雨讀」をロックでいただきます。日本随一のさつま芋の産地、恵み多き台地が生み出す南薩頴娃町の契約農家が栽培した朝早く収穫されたばかりの黄金千貫100%と敷地内から汲み上げる上質の天然地下水を仕込水に、白麹仕込みにて常圧蒸留で醸し上げています。芋の甘味と余韻が優しく心地良く、まろやかな味わいです♪


焼き物「目光」900円

大好物の魚、目光を焼き物でいただきます。日本近海の深海に住み、目が大きく緑色に光ることから目光と呼ばれています。肉は白身で美味。身がふっくらとしていてふわふわととろける味わい。骨まで食べれて、程好い脂ものり、小さい魚でこれほど旨味があるのは素晴らしいです♪


「わかさぎの天ぷら」1,000円

カラッと揚げたてのわかさぎの天ぷらは、塩でいただきます。蕗の薹の天ぷらも添えられており、何とも言えないほろ苦さと山の香りが口中一杯に広がり、一足早い春の訪れを感じます♪


「蛤の酒蒸し」1,500円

プリッとした身が食べ応えのある蛤の酒蒸しは、スープと一緒にいただきます♪


「カキフライ」1,000円

身縮みの少ない牡蠣を軽い衣でサックサクに揚げてあり、中はふっくらジューシィーです。ソースも用意してくださいますが、牡蠣フライもお塩とレモンを少し絞ってさっぱりといただくのが大内さんのお勧めの食べ方です♪


「特製豚の角煮」1,000円

特製豚の角煮は、若い男性陣からの要望でオーダー。女性陣とミドルエイジ組は脂が苦手なため、こちらは若手にお任せしました(笑)


「桜海老土鍋御飯」時価

こちらでの一押しメニューとして、入店したら先ず、土鍋ご飯を人数分注文しておきましょう。今回は、7人ですが5人前オーダーしました。〆にいただく頃にタイミング良く炊きあがります。いつも白米ですが、この日は、女将さんより「桜海老」をお勧めされたのでお願いしました。土鍋の蓋を開けると、鮮やかな色合いの桜海老の香ばしい香りが立ち上がります♪


「桜海老土鍋御飯と豆腐となめこの味噌汁」

桜海老土鍋御飯は、香ばしく優しい味わいで、男性陣は皆さんおかわりを楽しまれていました。豆腐となめこの味噌汁も一緒にいただき、ほっとする味わいです♪


「漬物の盛り合わせ」

漬物の盛り合わせの中に「いぶりがっこ」があります。いぶりがっことは、漬物として使う干し大根が凍ってしまうのを防ぐために、大根を囲炉裏の上に吊るして燻し、米ぬかで漬け込んだ雪国秋田の伝統的な漬物です。秋田の方言で漬物のことを「がっこ」と呼ぶことからその名が付けられたそうです。しわしわに干し上げられたいぶりがっこは、御飯のお供に最適です♪


体幹トレーニングスタジオ「TAiKAN」のパーソナルトレーナーの御2人:山田真吾くん(写真左)・小林祐一くん(写真右)

新年早々にグランドオープンを迎えました体幹トレーニングスタジオ「TAiKAN」のパーソナルトレーナーである山田真吾くんと小林祐一くんが熱い想いを掲げ意気込みを語ってくれた新年会。若き2人のトレーナーの今後の活躍を期待しましょう!大内さん、ありがとうございました。また伺います♪


2014/11/22 「旬の料理 大内」のカウンターで獺祭をちびちびと楽しみながらいただく晩酌
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写真が大きくて見やすいサイトはこちら → http://lade.jp/diary/tabelog/japanese/25885/

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この日は、先日パンフレットのお店紹介で大内さんに協力していただいた御礼を兼ねて、事前予約し夫婦水入らずの晩酌に伺いました♪


生ビール「ザ・プレミアム・モルツ マスターズドリーム」650円 先ずは、生ビールでお疲れ様の乾杯。


「塩煎り銀杏」800円

小さな鉄製のフライパンに塩をたっぷりと入れて、その中で銀杏を煎っていきます。カラカラと振ってあげると殻が割れ、水分が程好く抜けて、香ばしい香りをさせながらほっくほくの食感で美味しくいただけます。熱々なので、お手にされる時は十分にお気を付けください♪


「刺身の盛り合わせ」4,000円

この日お勧めの鮮魚を刺身の盛り合わせにしてもらいました。こちらでは、唐辛子を漬けた南蛮醤油と昆布醤油の2種類の醤油をお好みで使い分けていただきます。酢昆布を乗せた甘鯛は昆布を巻いてそのままいただきます。脂ののったメジマグロ、サヨリ、赤貝、甘海老、雲丹、カマスの炙り。セグロ鰯の酢漬けは、骨まで食べれます。どのお刺身も新鮮で弾力や甘みが感じられます。彩りも美しく、器との相性を考慮された盛り付けも美しく、見た目にも美味しい盛り合わせです♪


「山口県 獺祭 純米大吟醸磨き三割九分」四合瓶4,500円

山口県岩国市にある酒造メーカーの「旭酒造」の獺祭(だっさい)。精米歩合39%の酒で、残り61%は捨てるという贅沢なお酒となります。香りがスっと綺麗で軽快で飲みやすい辛口のお酒。そして旨みも十二分に楽しめるお酒。ロンブーの田村淳さんがテレビで地元である山口県の獺祭をお好きと言われよく飲まれていることから、若者にも名を知らしめた銘柄ですね♪


「たら白子のソテー」1,200円

鱈の白子をさっと下茹でし、片栗粉をまぶして形を崩さずソテーしたもの。大根おろしと餡をたっぷりと絡めていただきます。とろっとした何とも言えない滑らかなクリーミィーさと、濃厚な味わい。鱈の白子は冬が近付くと、必ずいただきたい食材ですね♪


「牡蠣フライ」1,600円

通常は3個入りで1,200円とメニューに書かれていましたが、奥様の気遣いで4個入りにしてくださいました。衣は軽く、サクっと香ばしく、中はふわっとしっとりクリーミィーな仕上がりに。天城の塩とさらさらのソース、レモンのどちらかお好みでいただきます。天城の塩は、丁度、お隣でご一緒させていただいた常連様が天城のご出身で、その美味しいお塩を大内さんにお裾分けされたのだそうです。塩好きのわたし達夫婦は、塩だけでもあればお酒の当てになってしまうから恐ろしいですね(笑)


「海老芋の餡かけ」900円

一度、出汁で下茹でした海老芋に片栗粉を纏わせ、さっと揚げた後に餡かけに仕上げた一品。ほっくほくにとろける食感の海老芋は甘味もあり、最高です♪


「筋子の出汁醤油漬け」

意外とゆっくり食べながら飲みながら晩酌していたら、お腹が膨れてしまい〆の主食を食べようかどうしようか悩んでいたところ、大内さんが少しばかり残っていた獺祭に対して「お酒の当てにどうぞ♪」と、さっとサービスで出してくださいました。カウンターならではの醍醐味!?(笑)大好きな筋子の出汁醤油漬けは、お酒のおかわりが必要なほどに美味しかったです!大内さん、ありがとうございます!(感謝)またゆっくりカウンターで伺いますね♪


2014/09/11 「旬の料理 大内」の静岡そだちと松茸で一足早く秋を感じるすき焼き鍋
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写真が大きくて見やすいサイトはこちら → http://lade.jp/diary/tabelog/japanese/24132/

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「ザ・プレミアム・モルツ マスターズドリーム」 まずはビールで乾杯です♪


「刺身の盛り合わせ」

鰹、マグロ、鯛、〆秋刀魚、真イカ、甘海老、赤貝、蝦蛄などなど、その日お勧めの刺身を盛り合わせでいただきます。秋刀魚が美味しくなる時期を迎え、鮮度良い秋刀魚を軽く酢〆でいただく刺身は脂ののりが良く最高です!真イカも弾力があり噛めば噛むほどに甘みを感じます。赤身、白身、貝類など大内さんで出される刺身がどれも絶品です♪


「自家製ベーコン」 生ビールの当てに最適です♪


「目光の唐揚げ」

旦那様の大好物の目光。わたしも釣られて大好物ランキングに入る魚となりました。大内さんの目光の唐揚げは、ふわっと口どけがよく、ほっくほくの仕上がりで、お勧めですよ♪


「静岡そだちのすき焼き」

黒毛和牛「静岡そだち」は、健康で血統の良い黒毛和牛の雌牛だけを厳選しています。温暖で自然豊かな静岡県で和牛の成育環境に最適な御殿場・富士・島田・浜松・湖西の指定だけに限定されて飼育されているブランド牛です。その静岡そだちの上質な霜降り肉を少し厚めにスライスし、葱を並べたすき焼き鍋の上で大内さんの特製割下を注ぎ、サッと火入れしていただきます♪


最初は、大内さん自らが鍋奉行をして、美味しい食べ方を伝授してくださいます。大内さんのご指導のもと、わたくしめが鍋奉行代理と参ります♪


葱、豆腐、肉、緑菜、玉葱、しらたきと楽しんだ後は、一度鍋を空にし、松茸を単品で楽しみ秋の香りを贅沢に味わいます♪


「ご飯と筋子の出汁醤油とぬか漬け」

土鍋で炊いたご飯の上に、新鮮な筋子を上品な出汁醤油に漬けたイクラをたっぷりとかけていただきます。通風を気にされる男性陣は皆揃っていくらを避けるので、ほとんどわたしの胃の中に納まりました(笑)ぬか漬けも良い塩気でご飯が進みます。土鍋のご飯が余ってしまったので、塩むすびをお願いしました。美味しいご飯だけに、次の日に味噌醤油を塗り、胡麻油で焼きむすびにしていただきましたが最高でした!大内さん、また伺いますね~♪


2014/08/07 「旬の料理 大内」の冬のコース「佐賀牛のしゃぶしゃぶ」で楽しむ夕食会
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写真が大きくて見やすいサイトはこちら → http://lade.jp/diary/tabelog/japanese/23274/

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2014/01/18 「旬の料理 大内」の冬のコース「佐賀牛のしゃぶしゃぶ」で楽しむ夕食会
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写真が大きくて見やすいサイトはこちら → http://lade.jp/diary/tabelog/japanese/21620/

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2014/01/18 「旬の料理 大内」の冬のコース「佐賀牛のしゃぶしゃぶ」で楽しむ夕食会
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2013/07/18 旬の素材を使ったできたての料理を尽くす「旬の料理 大内」

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写真が大きくて見やすいサイトはこちら → http://lade.jp/diary/tabelog/japanese/11194/

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8位

まめやかふぇ (愛野、袋井、いこいの広場 / その他)

2回

  • 夜の点数: 4.2

    • [ 料理・味 4.0
    • | サービス 4.5
    • | 雰囲気 4.0
    • | CP 4.7
    • | 酒・ドリンク 4.6 ]
  • 昼の点数: 4.5

    • [ 料理・味 4.0
    • | サービス 4.5
    • | 雰囲気 4.0
    • | CP 4.7
    • | 酒・ドリンク 4.6 ]
  • 使った金額(1人)
    ¥1,000~¥1,999 ¥1,000~¥1,999

2022/02訪問 2022/02/03

袋井・自家焙煎珈琲豆屋「まめやかふぇ」焙煎したての香り高い珈琲豆の調達に!

袋井の油山寺へ抜ける道沿いをちょっと入ったところにある隠れ家的な自家焙煎珈琲豆屋「まめやかふぇ」。友人夫妻のハマちゃんこと濱小路仁徳さんと奥様である明美さんが営む、香り高いこだわりの煎りたての自家焙煎珈琲豆のお店。県西部ではレストランやカフェはもちろんのこと、アパレルや美容院、雑貨店など飲食店に限らず、「まめやかふぇ」から珈琲豆を仕入れているところは数知れず、多くのコーヒーラヴァーに愛されている自家焙煎珈琲豆の専門店です!


昨年11月に店前の駐車場周辺とガーデンを一新されており、新しい植物の植え替えをし、駐車場に敷き詰めた砕石は珈琲の生豆色に変更されています!こちらのアイアンのサインはオープン当初から変わることなく、今日もたくさんのコーヒーラヴァーたちを出迎えています。


入店するとその芳しい珈琲の香りが立ち込め、心がほっこりと落ち着き癒されます。こちらのシステムは、店頭に並んでいる生豆から好きなものをセレクトし、オーダー毎に焙煎するというこだわりぶり。事前に電話予約で「◯◯に取りに行きます」と日時指定すれば、その時間に合わせて焙煎しておいてくれるので、お急ぎの方は電話予約をされるのが確実です!


商品棚には、コーヒーグッズや贈答に使えるギフトボックスなども用意されており、ちょとした手土産に最適!今年の1月6日(木)〜1月10日(月)の新春恒例の特別販売として幻のコーヒー「トラジャ」を期間限定で特価販売されていましたが、あっという間に完売されたとのこと!その期間中には、「まめやかふぇ」から送られてきた年賀状葉書を持参すると「オリジナルキャニスタープレゼント」という大盤振る舞いの企画もあり、私たちも新年早々にブラックのキャニスターをゲットし、我が家で愛用しています!


珈琲豆は世界各地から選りすぐりの生豆を選定され、シーズン関係なく定番で用意できるオリジナルブレンドや季節限定のものに加え、こだわりのシングルオリジンまで幅広く用意されているため、きっと好みの味わいを見つけられるはず!


今月の新作豆は、安定の美味しさを誇る「カレンゲラ(ルワンダ産)」200g 1,000円が入荷しています!


店頭に並ぶ新鮮な生豆たち。その豆毎に特徴があり、ブラジルやコロンビア、インドネシア、エチオピア、タンザニア、コスタリカ、パプアニューギニアなど、常時20種以上に及ぶ世界中の美味しい珈琲が厳選されています!


ブラジルやグアテマラ、コスタリカなどコーヒー豆の産地に訪れ、直接品質を確かめた上で、上質な生豆を生産する農園と契約もされているので、安心のクオリティとなります!


焙煎される珈琲豆を待つ間、美味しい淹れたてのサービスコーヒーが出てくるのも「まめやかふぇ」の大きな特徴。小さなお子さんにはコーヒーの代わりにココアを出してくれたりと、とっても嬉しいサービスなので家族総出で珈琲豆を買いに出掛ける御宅も多いのです。しかし、勘違いしてはいけないのは、ここはカフェではないということ。あくまでも珈琲豆をお買い求め頂くお店なのです。新しいスタッフも加わっており、ハンドドリップコーヒーのトレーニングも兼ねて淹れてくれます!


カフェではないのに、味わえる一杯のコーヒー。カフェインやアレルギー、宗教的に・・・という理由以外で「コーヒーが苦手」という方がいらしたら、是非とも「まめやかふぇ」を知ってもらいたいと思います。かく云う私もいい歳までコーヒーはブラックで飲めない人でした。しかし、十数年前に友人にここを紹介され、此処での一杯を知ることでコーヒーの美味しさに目覚めたのです!今では、コーヒーの存在は、至福の時間を味わうために欠かせないアイテムの一つとなりました。


「まめやブレンド」
この日、淹れてくれたのは「まめやブレンド」。マイルドな仕上がりでバランスの良い味わいとなり一番人気の「まめやブレンド」は、200g 780円と価格的にもかなりお求めやすいオリジナルブレンドです!


店内はひっきりなしに入れ替わるお客さんで賑わい、その殆どが馴染みの常連客。博識な店主のハマちゃんや明美さんとの会話を楽しみに訪れる方も多く、私たちもコーヒーのことだけに留まらず、いつも色々な刺激をもらえる素敵な友人夫妻です!


「まめやかふぇ」は同じ袋井市内に姉妹店があり、株式会社プランエコが運営する産地直送型ファーマーズマーケットの「とれたて倶楽部」内にある「2961COFFEE」と「Drink Magic」でも美味しいコーヒーやスイーツが楽しめます!

他にも、コーヒーの楽しさを広めるために、様々な「コーヒーフェス」やイベントに出店されていたり、「コーヒー教室」や「コーヒーサロン」なども不定期に開催されているので、新着情報をまめやかふぇのInstagramでチェックしておきましょう!


テラス席はワンコ同伴OKということもあり、我が家の愛犬ショコラも時折一緒に訪れています。まだ肌寒い日が続きますが、もう少し暖かくなったら連れて行きたいと思います!


今回購入した珈琲豆はこちらの3種類。

①「コフィア・ディベルサ農園(コスタリカ産)」200g 1,980円
農園主のゴンザロ氏はコーヒーハンターとして世界的に有名な人物である。彼の農園には世界中から採取した200種以上の品種が栽培されており、その数は世界一と言われている。その中でも、とても芳醇な素晴らしい香りだが、栽培がとても難しいとされている「プープラセンス」の収穫に成功した。実際に販売されることが少なく入手困難な希少なコーヒーです。

②「マラウイ(マラウイ共和国産)」200g 1,000円
アフリカの小さな国マラウイ。ゲイシャ種でフルーティな味わい。

③「アマレイロブルボン(ブラジル産)」200g 880円
アマレイロとは黄色を意味し、ブルボンとは品種のことである。黄色い実をした珍しいブルボン種。チョコレートのような風味の甘い香りと柔らかなコクを持ち合わせている。

必ず欠かさない定番の珈琲豆から希少な豆まで、日々のコーヒータイムを楽しませてくれる珈琲豆を今月も入手。じきにバレンタインデーを迎えることもあり、甘い香りに誘惑される日々。コーヒーと相性抜群のチョコレートとも一緒に楽しみたいと思います!

まめやかふぇ
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2015/9/2 袋井の自家焙煎珈琲豆屋「まめやかふぇ」新作豆のカメルーンを味わおう!
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写真が大きくて見やすいサイトはこちら → http://lade.jp/diary/tabelog/cafe/42199/

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袋井の油山寺へぬける道沿いをちょっと入ったところにある隠れ家的な自家焙煎珈琲豆屋「まめやかふぇ」。
友人夫妻のハマちゃんこと濱小路仁徳さんと奥様である明美さんが営む、
香り高いこだわりの煎り立ての自家焙煎珈琲豆がいただけるお店。
県西部ではレストランやカフェはもちろんのこと、アパレルや美容院、雑貨店など飲食店に限らず、
まめやかふぇから珈琲豆を仕入れているところも少なくはなく、
多くのファンに愛されている自家焙煎珈琲豆の専門店となります♪


こちらでは、いつも店頭に並んでいる生豆から好きなものをセレクトし、オーダーしてから焙煎するというこだわりぶり。
焙煎している珈琲豆を待つ間に、奥さんの明美さんが美味しい淹れたてのコーヒーをご馳走してくれます。
小さなお子さんにはコーヒーの代わりにココアを出してくれたりと、
とっても嬉しいサービスなので家族総出で珈琲豆を買いに出掛けるお宅も多いのです。
しかし、勘違いしてはいけないのは、ここはカフェではないということ。
あくまでも珈琲豆をお買い求め頂くお店なのです。
事前に電話予約して「いついつに取りに行きます」と日時指定すれば、
その時間に合わせて作っておいてくれるので、お急ぎの方は電話予約をされるのが確実です♪


「アイスブレンド」200g 790円

まめやかふぇでは、夏は圧倒的に夏季限定の「アイスブレンド」200g 790円が人気です。
香り高くしっかりとしたコク、キレのある旨さが味わえるアイスコーヒー。
わたし達夫婦も夏はこちらで作ったアイスコーヒーが一押しです♪


7月の新作豆「ボンジャルジン農園」200g 980円

生産国は、コーヒー大国ブラジルのミナス・ジェライス州マッタス・デ・ミナス地域にあるボンジャルジン農園。
ここのオーナーであるヴィッセンチ氏は、130年の歴史ある農園の5代目。
2000年に開催されたブラジルのカップ・オブ・エクセレンスで見事優勝して一躍有名になり、
その後も数々の賞を受賞するなどコーヒーに対する情熱は半端なく、常に様々なことに挑戦し続ける探究心の強い方です。
この豆は、まめやかふぇだけのオリジナルロットで、
“MAMEYA CAFE”のオリジナル麻袋を農園のオーナーが作ってくれたそうです!(凄)
まめやかふぇでお勧めの焙煎は中煎り。
ナッツやハチミツのフレーバーが感じられる飲みやすいマイルドタイプのコーヒーです♪


8月の新作豆「カメルーン」200g 980円

原産国は、アフリカのカメルーン。
日本ではサッカーで有名な国で、サッカー界では“不屈のライオン”といわれるアフリカの強豪国です。
カメルーンのコーヒーは、1980年代にコーヒー価格の下落と政府の農業支援廃止により、
農民はコーヒー生産を放棄して、コーヒー産業は崩壊寸前にまで追い込まれた歴史があります。
しかし、その後、農民はコーヒーを持続的農作物として見直しはじめ、
政府の援助なく、全くの自然農法として栽培をはじめ復活を遂げたのです。
まめやかふぇでお勧めの焙煎は、浅煎りから中煎り。
希少なエチオピアの豆である「モカ・イルガチェフ」を彷彿させるような柑橘系の素晴らしい香りが特徴です。
カメルーンのコーヒーは、日本ではそれほど知られていませんが、これから有名になること間違いありません。
まめやかふぇでは、昨年も大人気であった「カメルーン」が今年も美味しく登場です♪


「カメルーン」200g 980円

今回もお勧めの新作豆を購入しました。
豆の特徴としては、縦に長く、やや大きめの形をしています。
お勧めの焙煎のため、浅煎りからやや中煎りにかけての焙煎でいつもの豆より薄茶色の仕上がりです♪


煎りたて挽きたて淹れたての三拍子揃った「カメルーン」を味わうと、
爽やかな香りと、スッキリとした飲み口でありながらも十分なコクも感じられ、
とても美味しいコーヒーでお勧めです♪


2015/2/3 袋井の自家焙煎珈琲豆屋「まめやかふぇ」2月の新作豆「ニューギニアピーベリー」
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写真が大きくて見やすいサイトはこちら → http://lade.jp/diary/shop-diary/27795/

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袋井の油山寺へぬける道沿いをちょっと入ったところにある隠れ家的な自家焙煎珈琲豆屋「まめやかふぇ」さん。友人夫妻のハマちゃんこと濱小路仁徳さんと奥様である明美さんが営む、香り高いこだわりの煎り立ての自家焙煎珈琲豆がいただけるお店。県西部ではレストランやカフェはもちろんのこと、アパレルや美容院、雑貨店など飲食店に限らず、まめやかふぇさんから珈琲豆を仕入れているところも少なくはなく、多くのファンに愛されている自家焙煎珈琲豆の専門店となります♪


こちらでは、いつも店頭に並んでいる生豆から好きなものをセレクトし、オーダーしてから焙煎するというこだわりぶり。焙煎している珈琲豆を待つ間に、奥さんの明美さんが美味しい淹れたてのコーヒーをご馳走してくれます。小さなお子さんにはコーヒーの代わりにココアを出してくれたりと、とっても嬉しいサービスなので家族総出で珈琲豆を買いに出掛けるお宅も多いのです。しかし、勘違いしてはいけないのは、ここはカフェではないということ。あくまでも珈琲豆をお買い求め頂くお店なのです。事前に電話予約して「いついつに取りに行きます」と日時指定すれば、その時間に合わせて作っておいてくれるので、お急ぎの方は電話予約をされるのが確実です♪


2月の新作豆「ニューギニアピーベリー」

今回のハマちゃんお勧めの珈琲豆は、2月の新作豆「ニューギニアピーベリー」200g 980円です。バイトスタッフの久野裕太郎くんが美味しく淹れてくれました。コーヒーは奥が深く、焙煎の仕方、挽き方、温度や速度の淹れ方によって香り立ちや味わいが異なります。久野くんの好みの淹れ方と明美さんの好みとわたし達の好みの味わいを話し合いながら、コーヒー論争(笑)30歳を過ぎて、ようやくわたしが苦手だったコーヒーを飲めるようになったのは、まめやかふぇさんの美味しいコーヒーのおかげです♪


2月の新作豆「ニューギニアピーベリー」200g 980円

2月の新作豆「ニューギニアピーベリー」。コーヒーの豆は、通常1つの果実の中に2つの豆(種)が平らな面を向かい合わせにし入っていますが、稀に1粒だけのものがあり、その豆をピーベリー(日本では丸豆)と呼び、希少品とされています。このニューギニアピーベリーは、独特の優雅な香りがあり、爽やかな優しい酸味と豊かなコク、ピーベリーらしい深み溢れる味わいが広がり、とてもバランスの良い美味しいコーヒーです♪


Kalitaのミルで手挽き


煎りたて挽きたての新鮮な豆は、95℃前後のお湯を注ぐとふわぁ~っと膨らみ、香りが立ち込め至福の時間が訪れます。冬の寒い時期は、器が冷めやすいので、必ず事前にお湯で温めておきましょう。先ずは、コーヒーの旨みを最大限に引き出すために、挽いたばかりの珈琲豆全体に行き渡るようにお湯を馴染ませ20秒ほど蒸らします。その後、中心部から外側へ向けて小さな円を描きながら「美味しくなぁ~れ♪」と想いを込めて注ぎます。適量まで注いだらドリッパーを外し、最後まで落し切らないように注意します。(※落とし切るとコーヒーにざらついた味わいが生じる可能性があります)美味しいコーヒーの条件とは、煎りたて、挽きたて、淹れたての三拍子ですね♪


「竹炭と十穀のかりんとう」(まめまやかふぇ販売)

竹炭と十穀のかりんとうは、国内産小麦と天然酵母を使用し、独自の樽仕込みでじっくりと仕上げ、あわ、玄米、きびなど十種類の雑穀を練りこんだ香ばしいかりんとうです。赤穂の塩味が効いていて、カリッとした食感の中に甘味と塩気のバランスが良く美味しいかりんとうでコーヒーとの相性も抜群です♪


「ニューギニアピーベリー」と「竹炭と十穀のかりんとう」

ハマちゃん、明美さん、久野くん、いつも美味しいコーヒーをありがとう♪


2014/12/29 袋井の自家焙煎珈琲豆屋「まめやかふぇ」に新たなバイトスタッフ登場!
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写真が大きくて見やすいサイトはこちら → http://lade.jp/diary/shop-diary/26880/

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袋井の油山寺へぬける道沿いをちょっと入ったところにある隠れ家的な自家焙煎珈琲豆屋「まめやかふぇ」さん。友人夫妻のハマちゃんこと濱小路仁徳さんと奥様である明美さんが営む、香り高いこだわりの煎り立ての自家焙煎珈琲豆がいただけるお店。県西部ではレストランやカフェはもちろんのこと、アパレルや美容院、雑貨店など飲食店に限らず、まめやかふぇさんから珈琲豆を仕入れているところも少なくはなく、多くのファンに愛されている自家焙煎珈琲豆の専門店となります♪


こちらでは、いつも店頭に並んでいる生豆から好きなものをセレクトし、オーダーしてから焙煎するというこだわりぶり。焙煎している珈琲豆を待つ間に、奥さんの明美さんが美味しい淹れたてのコーヒーをご馳走してくれます。小さなお子さんにはコーヒーの代わりにココアを出してくれたりと、とっても嬉しいサービスなので家族総出で珈琲豆を買いに出掛けるお宅も多いのです。しかし、勘違いしてはいけないのは、ここはカフェではないということ。あくまでも珈琲豆をお買い求め頂くお店なのです。事前に電話予約して「いついつに取りに行きます」と日時指定すれば、その時間に合わせて作っておいてくれるので、お急ぎの方は電話予約をされるのが確実です♪


時期的に店内には、お歳暮やお年賀としての贈答品を注文されるお客様も少なくないため珈琲豆と一緒にチョコを詰め合わせる方も多いです。挽きたての美味しいコーヒーにリンツチョコの組み合わせ、きっと喜んでいただけることでしょう。まめやかふぇさんで取り扱っているリンツチョコは、スイス人 ロドルフ・リンツによって生まれた世界中で愛されているチョコレートです♪


「グアヤボ農園(グァテマラ)」


「グアヤボ農園(グァテマラ)」200g 980円

原産国は中南米のグァテマラ。農園名は“プラン・デル・グアヤボ農園”。首都グァテマラシティから車で走ること約4時間、ホンジュラスとの国境に近いニューオリエンテ地方、人口2,000人余りの小さな村“クエスタ・デル・グアヤボ”の山麓にあります。農園の標高は1,400~1,600、畑というより山って感じのかなり急勾配な農園で機械を使うことはできず、すべて手作業。この豆は“パカマラ”という品種で、ここ数年人気となり品薄な品種で、特徴は豆が非常に大きいこと。小さな手挽きミルだと挽けない恐れがあるそうです。オススメ焙煎は中煎りより少し浅め。甘く透明感のある香りは絶品!


この日は、新しくバイトで入ったお洒落で爽やかなイケメン久野裕太郎くんがグアヤボ農園を美味しく淹れてくれました!ゆっくりとその珈琲の特性を活かし、更に美味しく味わえるように丁寧にドリップしてくれていたのがとても印象的です。アメリカやカナダなどの海外経験を経て、帰国後に「いずれは自分の珈琲屋を出したい」と、大きな夢を掲げ、目下まめやかふぇさんで修行の日々を送られています。ハマちゃんから多くを学び、明美さんにお母さんのように叱咤激励されながらも(笑)、いつか彼のお店で珈琲を味わえる日が訪れるのが楽しみです!ハマちゃん、明美さん、久野くん、また顔出しに行きますね~♪

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2014/04/04 袋井の自家焙煎珈琲豆屋「まめやかふぇ」の3月末新入荷の珈琲豆
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写真が大きくて見やすいサイトはこちら → http://lade.jp/diary/shop-diary/20174/

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袋井の油山寺へぬける道沿いをちょっと入ったところにある隠れ家的な自家焙煎珈琲豆屋「まめやかふぇ」さん。友人夫妻のハマちゃんこと濱小路仁徳さんと奥様である明美さんが営む、香り高いこだわりの美味しい珈琲豆がいただけるお店です♪


こちらでは、いつも店頭に並んでいる生豆から好きなものをセレクトし、オーダーしてから焙煎するというこだわりぶり。焙煎している珈琲豆を待つ間に、奥さんの明美さんが美味しい淹れたてのコーヒーをご馳走してくれます。小さなお子さんにはコーヒーの代わりにココアを出してくれたりと、とっても嬉しいサービスなので家族総出で珈琲豆を買いに出掛けるお宅も多いのです。しかし、勘違いしてはいけないのは、ここはカフェではないということ。あくまでも珈琲豆をお買い求め頂くお店。事前に電話予約して「いついつに取りに行きます」と日時指定すれば、その時間に合わせて作っておいてくれるので、お急ぎの方は電話予約をされるのが確実です♪


「シンコ・エストレーラ農園」900円 200g(税込)

まめやかふぇさんの3月末の新入荷豆、シンコ・エストレーラの産地は、ブラジルはミナスジェライス州パトロシーニョになります。先祖はイタリア系という農園主リカルド・バルトーロ氏。“シンコ・エストレーラ”とはポルトガル語で“5つ星”を意味します。リカルド氏はコーヒー農園以外にも農作物を栽培したり、養豚場を持っており、トータルで減農薬・有機肥料による生態系のコントロールを考えた農業を実践し、またそれについての品質の向上の為に投資を惜しみません。造り手の想いが詰まった5つ星という名の貴重な豆が、日本ではまめやかふぇさんのみが販売されているということで、入荷袋にオリジナルで“mameya cafe”のロゴを記してくれたそうです。ハマちゃん曰く、シンコ・エストレーラのお勧めの焙煎は、中煎り。しっかりとしたカカオのコクにほのかに香るオレンジをプラスした感じだそうです♪


「水切りヨーグルトで作るヘルシーなオレンジのベイクドチーズケーキ」

いつもレモンで作るベイクドチーズケーキをオレンジの果汁に変えて作ってみました。レシピは、水切りヨーグルトで作るヘルシーなベイクドチーズケーキのレモン汁大さじ1を今回は、オレンジ果汁大さじ2に変更し、今回はパウンド型で焼いています。水分を多くした分、しっとり感が増えて好きな食感に。お客様にも好評で、甘さも控え目でさっぱりとしていて、重たさのないベイクドチーズケーキを皆さんに喜んでいただけたようで嬉しいです。作りたてのオレンジのコンフィチュールを添えて♪


焙煎したて、挽きたて淹れたてのシンコ・エストレーラ。挽いていると香ばしい香りが良い感じで鼻をくすぐります。ハンドドリップでお湯を注ぐと、キッチン中に広がるコーヒーの香りに包まれる感じ、わかります?どこか肩の力が抜けて癒され、ほっと落ち着く時間を過ごせるんですよね。大人になってからコーヒーを好むようになったのは、この瞬間があるからだと思っています。味わいは、しっかりとしたコクと適度な苦味、とてもバランスが良く、ほのかに香るオレンジがまた、偶然オレンジで作った自家製スイーツに良く合います!忙しく慌しい毎日でも、こういう時間が本当に大切だな・・・と実感させてくれました。ハマちゃん、明美さん、いつも美味しいコーヒーをありがとう♪

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2013/12/15 袋井の自家焙煎珈琲豆屋「まめやかふぇ」の12月新入荷の珈琲豆

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写真が大きくて見やすいサイトはこちら → http://lade.jp/diary/shop-diary/17160/

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袋井の油山寺へぬける道沿いをちょっと入ったところにある隠れ家的な自家焙煎珈琲豆屋「まめやかふぇ」さん。友人夫妻の濱小路 仁徳さんと奥様である明美さんが営む、香り高いこだわりの美味しい珈琲豆がいただけるお店です♪


こちらでは、いつも店頭に並んでいる生豆から好きなものをセレクトし、オーダーしてから焙煎するというこだわりぶり。焙煎している珈琲豆を待つ間に、奥さんのアケミさんが美味しい淹れたてのコーヒーをご馳走してくれます。小さなお子さんにはコーヒーの代わりにココアを出してくれたりと、とっても嬉しいサービスなので家族総出で珈琲豆を買いに出掛けるお宅も多いのです。しかし、勘違いしてはいけないのは、ここはカフェではないということ。あくまでも珈琲豆をお買い求め頂くお店なのです。事前に電話予約して「いついつに取りに行きます」と日時指定すれば、その時間に合わせて作っておいてくれるので、お急ぎの方は電話予約をされるのが確実です♪


時期的に店内には、お歳暮やお年賀としての贈答品を注文されるお客様も少なくないため専用のギフトボックスが並んでいます。挽きたての美味しい珈琲豆やリンツのチョコなどの組み合わせ、きっと喜んでいただけることでしょう♪


「ブラジルピーベリー」

珈琲豆を焙煎してもらっている間に明美さんが淹れてくれたコーヒーは11月の新作豆のブラジルピーベリー。カカオフレーバーやキャラメルの香りが楽しめるバランスのよいマイルドタイプの毎年大人気のコーヒーです♪


「クレオパトラ(コロンビア産)」200g 900円

今回購入した珈琲豆はこちら12月の新作豆「クレオパトラ」です。南米コロンビアに縦断する大きなアンデス山脈の西側、標高1700〜1850メートルの山肌で栽培されている。太平洋からの強い海風とアンデスよりの山風に育くまれ、カフェテロたちの手により丁寧に収穫され、コロンビアスペシャリティコーヒーに認定されている珈琲豆です。クレオパトラの名の由来は、農園主セザール(シーザー又はカエサル)氏の名前から来ています。 雑味が少なく、滑らかな深い味わいと香りはコロンビア産コーヒーの特徴で、中でもクレオパトラは苦味のキレが良く、後味には甘くまろやかな味わいが残ります。コロンビアの最上級品と呼ぶに相応しい逸品です♪


「ブラジルピーベリー」200g 940円

毎年必ず購入しているのが「ブラジルピーベリー」です。特徴はブルボン種という希少な品種で、さらにその枝先に5~7%程度しか収穫されないという丸い形をした豆だけを選別した超希少品の豆。またお米に新米があるようにコーヒーにも新豆があります。今回入荷しているピーベリーは、今年収穫されて11月に輸入されたばかりの新豆をどこよりも早く新鮮な状態で提供されているのでお勧めです♪


「コフィアディベルサ農園(プープラセンス)」200g 1,680円

今回少量のみ入荷することができた大変希少な珈琲豆だそうです。モカの味わいに似ており、程好い甘味と香りのマイルドな飲みやすいコーヒーのようです♪


今回は大好きな「ブラジルピーベリー」を自宅用に豆のままいただき、初めていただく「クレオパトラ」を事務所用に挽いてもらいました♪


「リンツ リンドール ビターパックとミルクパック」各390円

珈琲のお供といえばチョコ。まめやかふぇさんで取り扱っているリンツのチョコは、スイス人 ロドルフ・リンツによって生まれた世界中で愛されているチョコレートです。なめらかな口溶けのビターチョコレートをカカオ分60%のチョコレートで包んでおり、濃厚で程好い苦味が楽しめるカカオ風味のビターと、ミルクチョコレートの中にトリュフタイプのとろけるようなソフトチョコが絶妙のコンビネーションのミルクの2つをいただきました。丁度、自宅用におニューのKalita カリタのドリップポットが届いたばかりなので、挽きたての美味しい珈琲とリンツチョコとの組み合わせが楽しみでなりません。ハマちゃん、明美さん、師走の忙しさに負けずに頑張って!1月の新年会楽しみにしていますね♪

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2013/10/25 袋井の自家焙煎珈琲豆屋「まめやかふぇ」の10月新入荷の珈琲豆

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写真が大きくて見やすいサイトはこちら → http://lade.jp/diary/shop-diary/14639/

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袋井の油山寺へぬける道沿いをちょっと入ったところにある隠れ家的な自家焙煎珈琲豆屋「まめやかふぇ」さん。友人夫妻の濱小路 仁徳さんと奥様である明美さんが営む、香り高いこだわりの美味しい珈琲豆がいただけるお店です♪


こちらでは、いつも店頭に並んでいる生豆から好きなものをセレクトし、オーダーしてから焙煎するというこだわりぶり。焙煎している珈琲豆を待つ間に、奥さんのアケミさんが美味しい淹れたてのコーヒーをご馳走してくれます。小さなお子さんにはコーヒーの代わりにココアを出してくれたりと、とっても嬉しいサービスなので家族総出で珈琲豆を買いに出掛けるお宅も多いのです。しかし、勘違いしてはいけないのは、ここはカフェではないということ。あくまでも珈琲豆をお買い求め頂くお店なのです。事前に電話予約して「いついつに取りに行きます」と日時指定すれば、その時間に合わせて作っておいてくれるので、お急ぎの方は電話予約をされるのが確実です♪


「カルメン農園(パナマ産)」200g 920円

10月の新入荷の店主ハマちゃんお勧め珈琲豆はこちら。原産国はパナマ。コスタリカから陸路で国境を超え車を走らせること約1時間でボルカン村へ到着、町外れにあるパソアンチャ渓谷にカルメン農園はあります。標高1700mからの眺めは、大自然に囲まれたとても素晴らしい景観です。この農園は“ベスト オブ パナマ”や“パナマ オークション”など数々の品評会において多くの受賞歴がある名門農園です。また自然環境との共生を図り、さらに労働環境にも配慮した国際的な自然保護団体“レインフォレストアライアンス”認証農園です。オススメ焙煎は中煎り、豊富な甘味と酸味、コクとボディのバランスの良い、軽い飲み口の美味しいマイルドコーヒーです。ハマちゃん、アケミさん、帰国後にまたお会いしましょ~う♪

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2013/07/25 袋井の自家焙煎珈琲豆屋「まめやかふぇ」の夏季限定アイスブレンド

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写真が大きくて見やすいサイトはこちら → http://lade.jp/diary/shop-diary/11608/

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袋井の油山寺へぬける道沿いをちょっと入ったところにある隠れ家的な自家焙煎珈琲豆屋「まめやかふぇ」さんへ。まめやさんは、店名に”かふぇ”と付くだけに、コーヒーが飲めるカフェと勘違いされる方がしばしばいらっしゃいます。店頭に並ぶ珈琲豆を好みでオーダーすると、それから焙煎するという、店主のハマちゃんこと濱小路仁徳氏のこだわりがそこに見られ、焙煎している珈琲豆を待つ間に、奥さんのアケミさんが美味しい淹れたてのコーヒーをご馳走してくれるため、実際に店内でコーヒーをいただけるのですが、これは珈琲豆をオーダーしてくれた方へのサービスなのです。あくまでも珈琲豆をお買い求め頂くお店なのでご注意を♪


まめやかふぇさんでは、夏は圧倒的に夏季限定の”アイスブレンド”200g 790円が人気です。香り高くすっきりと美味しいアイスコーヒー。わたしたち夫婦も夏はこちらで作ったアイスコーヒーが一押しです♪

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袋井の油山寺へぬける道沿いをちょっと入ったところにある
隠れ家的な自家焙煎珈琲豆屋まめやかふぇさんへは
コーヒー豆がなくなると浜松から定期的に足を運んでいます。

浜松にも珈琲焙煎屋さんはいろいろありますが、
袋井のまめやかふぇさんはほんとにリーズナブルで
とっても美味しいのでオススメですよ♪


オーナーの名前がとっても特徴的で
「濱小路 仁徳」っていうのですが

「皇族か!?」

と思ってしまうような名前でしょ(笑)


通称「浜ちゃん」はコーヒーマイスターの称号を持っていて
焙煎する珈琲はすごくこだわりがあることから
辺鄙な場所で営業されているにもかかわらず
その珈琲を求めて多くのリピーターが通うお店なんですよ。


さて、20種類以上の珈琲豆が並ぶ中、まず試していただきたいのが
一番スタンダードなこちらのまめやブレンド。

まめやブレンド 200g 660円

こんなにリーズナブルでコストパフォーマンスの高い
珈琲豆はなかなかないですね!

100gじゃなくて200gの価格ですからね(驚)

生豆の選定にもすごくこだわられていて
少しでも欠けているものははじかれているそうです。

おうちでドリップすると挽いた珈琲がふっくらと膨らんでくるので
豆の新鮮さが良く解りますよ!


今の時期のオススメはカルメン農園。


カルメン農園(パナマ産) 200g 900円

原産国はパナマ。コスタリカから陸路で国境を
超え車を走らせること約1時間でボルカン村へ到着、
町外れにあるパソアンチャ渓谷にカルメン農園はあります。
標高1700mからの眺めは大自然に囲まれた
とても素晴らしい景色が広がります。

この農園は“ベスト オブ パナマ”や“パナマオークション”など
数々の品評会において多くの受賞歴がある名門農園です。

また自然環境との共生を図り、さらに労働環境にも配慮した
国際的な自然保護団体“レインフォレストアライアンス”認証農園です。

オススメ焙煎は中煎り、パナマ産コーヒーらしい豊富な甘味と酸味、
そして適度なボディとのバランスの良い、どちらかといえば
軽い飲み口のマイルドコーヒーです。


ちなみにこちらのお店では足を運ぶと
淹れたての珈琲をサービスで出してくれますよ!

夏場であればアイスコーヒー、
珈琲の苦手な子供にはココアを出してくれます。


珈琲豆以外にもミルなどの珈琲関連グッズを販売されているのですが
中でも自家製のカシューナッツは激うまです♪

少量ずつ煎りながら作っているこちらのカシューナッツは
すぐに売切れてしまうのでたくさん欲しい方は予約必須です!


季節限定で販売されている珈琲ゼリーもオススメですよ~。

アフリカ最高峰、タンザニアキリマジャロ山にあるマサマ村で収穫された
マサマキリマンジャロをドリップして作ったコーヒーゼリーです!

ミルクとお砂糖が付いていて、それをかけて食べるようですが...

ほんとにうまい♪

既製品とは思えない味ですね~。

これはお土産にもってこいかもね♪

夏場はとってもおいしいコーヒーゼリーも大量入荷しているので
みなさん箱ごと大人買いされているとか(笑)

現在ちょうど入荷中ですが数に限りがあるのでご興味のある方はお早めに!


さて以前、珈琲のドリップをしているときにちょっと変わったことを思いつきました。

「珈琲の抽出はなんでお湯でするんだろう?」

「お湯の代わりにお茶で抽出したらどうなるのかな?」

そんな思い付きから生まれたのが、お茶で抽出した珈琲「茶琲(ちゃふぇ)」というもの。

静岡といえばお茶が名産品ですから
こんな飲み物があってもいいよね~と
浜ちゃんに相談しながら現在商品開発中♪


まめやさんは、
いつも笑いが絶えない2人と楽しくほっとする憩いの場所ですよ♪


通販もしてくれるのでご興味ある方はお問い合わせを!

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9位

La Salive (さぎの宮、積志 / フレンチ、パン)

1回

  • 昼の点数: 3.8

    • [ 料理・味 3.8
    • | サービス 3.7
    • | 雰囲気 3.8
    • | CP 3.8
    • | 酒・ドリンク 3.9 ]
  • 使った金額(1人)
    - ¥5,000~¥5,999

2014/02訪問 2023/10/01

半田山「ラ サリーブ」のクラシカルなフランス料理で落ち着けるランチ

半田山の「La Saliveラ サリーブ」さんは、フランスは「テート・ノワール」、「タイユヴァン」、「コンコルド・サンラザール」等での研修を積んだ後帰国し、1997年に佐鳴台にあったお店をこちら半田山に移転させリニューアルオープン。フランス料理の伝統的技法を用いて、それでいてあっさりと食べやすく心が温まるような料理を目指されており、近海の魚介を使った料理はもとより、ジビエ料理、内臓料理、兎(うさぎ)料理など、浜松であまりなじみの無いもの、更にはシェフ・鈴木孝治さん自らが農園で自家栽培している地元の食材を活かし食べやすく提供されています。現在、サリーブさんでは完全予約制となっております。ランチは、ヘルシーランチ1,680円、Pauleランチ 2,600円、シェフおかませコース5,250円と3コース仕立て。今回は、13時半の航空エアーショー2014に間に合うように短いコースでPauleランチ2,600円をオーダー♪


店内は、テーブル席12席ほどと個室が1部屋とカウンター席で落ち着きのあるゆったりとした空間創りをされています♪


現在サリーブさんでは、遠鉄カードを提示すると「林檎ジュースまたはウーロン茶」のどちらか1杯をサービスしてくださいます。2人共に林檎ジュースをいただきました♪


アミューズ「人参のピューレ、チーズのカナッペ、胡瓜のピクルス」

チーズのカナッペはほぼ定番化されており、カリッと香ばしいパンの上に濃厚なチーズで食欲をそそります。人参のピューレは、人参の優しい甘みを楽しむ一品。胡瓜のピクルスは皮を剥き、程好い食感を残してあっさりと漬け込まれています♪


前菜「ラタトュイユと温泉卵、サーモンのマリネ ルビーを添えて、猪のスモークハム、猪の腎臓のスモーク、ドライイチジク」

上に添えられた彩り野菜は、シャキシャキと食感が楽しく瑞々しい食用サボテンと、素麺カボチャです。優しい味わいのラタトュイユに温泉卵を絡めてちょっぴり濃厚。サーモンのマリネは程好い脂を感じながらもルビーグレープフルーツの酸味と一緒に頂いて爽やかに。こちらの前菜でいつも楽しみなのが、鴨や猪などのスモークハムです。今回の猪のスモークハムも塩気も味わいも抜群!腎臓のスモークも珍味で美味しかったです。ドライイチジクと猪との相性も良いですね♪


「米粉のパン」

料理に合わせて提供されるパンは、すべて鈴木シェフこだわりの自家製パンです。フランス料理のパンはただの脇役に終わらず、主役を最大限に引き立てる大役を担っているといいます。常に熱々で地元の上質な素材を使った美味しいできたてパンを提供されています。添えてくださる自家製の梅のコンフィチュールと一緒に是非お召し上がりください♪


スープ「マッシュルームのカプチーノ」 マッシュルームの風味が濃厚に香るふわふわのスープです♪


メーン「引佐産猪のロースト ミントのソース」+315円

しっかりとした弾力の肉厚な猪をハーブを添えて爽やかなミントのソースでいただきます。ハーブで旨く下処理されているせいか野性味が少なく、豚のようなあっさり感も感じられるほど。ジャガイモ、ゴーヤ、ブロッコリーなどを添えて♪


メーン「鴨のロースト 青胡椒のソース」

サリーブさんで何度か頂いている青胡椒のソース。このソースがわたし達夫婦のお気に入りで大好きです。香り良く、スパイシー且つ濃厚。鴨のローストにも添え野菜にもパンにもとても良く合います♪


デザート「タルトタタン、マルキーズショコラ、バニラのアイスクリーム、キュウイフルーツ」

飴色に仕上がったしっとりと身厚な林檎のタルトタタンは、バニラのアイスと一緒にいただくと旨さ倍増!マルキーズとは、フランス語で「侯爵(マルケ)」の女性名詞とし「侯爵夫人」を意味するそうで、とても濃密濃厚な大人のチョコレートを堪能できます♪


「コーヒー」

温かいドリンクには、スパイスシュガーとてんさい糖と2つのシュガーを添えてくれます。シナモン、スターアニス、クローブグラニュー糖を粉砕して作るスパイスシュガーでいただくと、身体がとても温まりますよ!いつもおまかせで5,250円のフルコースでいただいていましたが、2,600円のコース(猪は追加料金ですが)は、なかなかコストパフォーマンスが素晴らしいです!そして、いつもの如く、力み過ぎることなくマイペースにクラシカルなスタイルを貫かれている鈴木シェフのコースは、優しく胃にもすんなりフィットします。また時間を作って伺いたいと思います♪

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2014/02/26 半田山「ラ サリーブ」の第8回ジビエの会のフルコース!雷鳥のお出まし!
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半田山の「La Saliveラ サリーブ」さんにて、毎年この時期に開催されている「ジビエの会」。2014年で第8回を迎えるそうです。先日、ランチに出向いた際に、シェフ・鈴木孝治さんから、この会のお誘いをいただいたので初参加です!前菜からデザートまでの9皿すべてジビエを楽しめるとのこと!そして、驚くことに日本では国指定の特別天然記念物でもある雷鳥 らいちょうを外国産のものですがいただけるとのこと!(驚)おそらく初めての経験ばかりになるであろうジビエの会、とても楽しみです♪


この日は、15名様の完全貸切状態です。コース料金は、9皿のフルコースに食後のドリンクが付いて、お1人様10,500円(要予約)です。


「トニックウォーター」

「カナダドライ」ブランドは、カナダの美しいオーロラを表現したプレミアムなパッケージデザインで、日常から離れ、洗練された大人のための上質な時間を提案。独特の程好い苦味と抑えた甘味が特徴のカナダドライ トニックウォーターで炭酸飲料です。お隣のテーブル席では、持込のワイン(持込料:2,000円)などを楽しまれる方々もいらっしゃいました。ジビエといえば赤ワインが恋しくなりますが、仕事なので我慢です(笑)


「自家製パン」 手前、くるみのパン。奥、米粉のパン。サリーブさんのパンは優しい味がします♪


「猪のスモークハム」 約3週間かけて作ったスモークハム

右手前から、30kgの♀猪のスモークハム、甘味があって噛むと味わい深い柔らかい肉質です。隣は、60kgの♂猪のスモークハム、しっかりとした弾力の肉質で♂だけにワイルドな感じが伝わってきます(笑)奥のピンチョスは、ビーツや蕪などの野菜と合わせてさっぱりと。どれも塩加減が抜群の臭みの全くない猪で非常に美味しいです♪


「ジビエ類コンフィサラダ」

猪、マガモ、砂肝、内臓類などを低温油で火を入れた料理。低温油でじっくりと火を通しているので、ほろほろとした食感のマガモがとても美味しかったです。内臓類と聞くとグロいかもしれませんが、ペースト状になっており、癖のある味わいが好きな方には堪らない風味で、お酒の当てには良さそうです。添えられた野菜は、程好くマリネした蕪に水菜などを巻き付けてさっぱりとしたサラダに♪


「和鹿のブータンノワールとフォアグラ」

和鹿の血を使ったソーセージとフォアグラのハーモニー。和鹿の血、初めていただきます。この滑らかなブータンノワール、野生の血の香り満載でとても濃厚です。フォアグラとの組み合わせもで負けない強さを感じます。


「猪トリップ」

野菜と白いんげんの甘味とトマトを使ったカーン風のパイ包み焼き。メニューにはパイ包みとありましたが、パイには包まれてないです。しかし、とても食感の面白い猪のトリップ(猪の胃袋、小腸、大腸)。香草を使用しカーン風にとても柔らかく煮込まれていて、ベースはトマトソースなので濃厚でも優しい味わいです♪


「雷鳥のアンクルート」

雷鳥の内臓と黒米のリゾットを混ぜ、その上から身で包み猪クレピネットで覆ったパイ料理。出ました!スコットランド産の雷鳥です!パイに包まれているため、中を見るまでドキドキです!(笑)


カットした様子。黒いのは黒米のリゾット、その周りに見える赤茶のお肉が雷鳥です!とても歯応えのあるしっかりとした肉質と結構な苦味を感じます。個性的な肉質で、今までに食べたことのある肉に例えるのは難しいですね!猪のクレピネット(網脂)もナイフで切れないほどにしっかりとしています!なかなかの強烈なメニュー!というのが素直な感想で、正直、一生に一度食べることがあるかないかの経験でしょう。貴重な経験をすることができました!


「猪セルヴェルのパートフィロ揚げ」

猪の脳みそをパートフィロー(とうもろこしの粉と小麦粉で作られた紙のように薄い生の生地)で巻き、油でサッと揚げているので、パリパリ食感で楽しめます。下は、牛蒡のピューレです。


「片桐さんが捕った天然真鴨のロースト」

マガモのロースト。ソースは、内臓と骨から搾り出した大変コクのあるソースです。赤字で「銃の玉が入っている事があるので、気をつけてお召し上がりください。」と書かれていました!(驚)いつもいただく鴨よりも、断然肉質がしっかりとしており、野生感が強いです!


「チーズ盛合わせ」

白カビ、青カビ、ウォッシュタイプと3種類の盛り合わせになっています。夜のワインのお供にしたくて、シェフのお願いしてお持ち帰りさせてもらいました♪


「鶏のレバームース・ガトー仕立ての季節のソルベ添え」

自家製エトフェ鴨レバーの菓子仕立てとフランボワーズのシャーベット。鴨のレバーを使用したムースは、チョコやラム酒やレーズンが入っていますが、味わいは濃厚なレバー風味の大人のチョコといった印象です。(赤ワインにとっても合いそう!)鈴木シェフに尋ねると、レバーとチョコの比率は、レバーに対してチョコ半量しか使用していないというから驚きです!まさか、本当にデザートまでこのようなジビエとは思いませんでしたが、初体験満載のフルコースで楽しい食事となりました(笑)


「コーヒー」

毎年、冬のジビエが旬のこの時期に開催されているジビエの会。自然界の恵みとして、野生の鳥獣たちを有難く無駄なくいただき、とても野性味溢れた内容に、若干自分自身がワイルドになったかのように思えるランチタイムを過ごすことができました。鈴木シェフ、貴重な体験をありがとうございました♪

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2013/12/06 半田山「ラ サリーブ」のフランス料理のジビエを堪能できるシェフおまかせランチ

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半田山の「La Saliveラ サリーブ」さんは、フランスは「テート・ノワール」、「タイユヴァン」、「コンコルド・サンラザール」等での研修を積んだ後帰国し、1997年に佐鳴台にあったお店をこちら半田山に移転させリニューアルオープン。フランス料理の伝統的技法を用いて、それでいてあっさりと食べやすく心が温まるような料理を目指されており、近海の魚介を使った料理はもとより、ジビエ料理、内臓料理、兎(うさぎ)料理など、浜松であまりなじみの無いもの、更にはシェフ・鈴木孝治さん自らが農園で自家栽培している地元の食材を活かし食べやすく提供されています。現在、サリーブさんでは完全予約制となっております。ランチは、Maire ランチ 1,900円、Pauleランチ 2,600円、シェフおかませコース5,000円と3コース仕立て。今回は、いつものシェフおまかせコース5,000円で鹿、猪、鴨とジビエ盛り沢山を希望し予約時にオーダーしてあります♪


店内はすっかりクリスマスモードのインテリアになっており、フロア中央には可愛いクリスマスツリーが飾られています。テーブル席12席ほどと個室が1部屋とカウンター席が落ち着きのあるゆったりとした空間造りをされています♪


「ジンジャエール」 すっきりとした味わい。


アミューズ「チーズカナッペ、小メロンのピクルス」

カリッと香ばしいパンの上に濃厚なチーズ。小メロンのピクルスはしっかりと浸かっています。


前菜「猪のスモークハム、猪の肩ロースのコンフィ、野生鴨もも肉のコンフィ、イエロービーツと干し柿」

猪は60kgのメスを使用しています。いつも前菜ではフォアグラのサラダ仕立てをいただいていたので、今回は違うものを事前にオーダーしておきました。前菜からジビエ感満載で薫り高く風味豊かな味わい、どれも美味しく塩気も良い塩梅でワインが恋しくなるお味に、前菜の1皿で唸るわたし達(笑)見た目こそクラシカルな面持ちですが素晴らしく安定した料理は、やはりシェフ鈴木さんの熟練の成す業でしょう♪


「パン」

サリーブさんのパンは、ふんわりもっちりの柔らかい食感と甘い香りが特徴です。添えられる梅の自家製コンフィチュールと一緒にいただくのがいつも楽しみです♪


「猪の田舎風スープ」

細かくカットされた野菜も種類豊富で、猪の出汁を感じながらいただくと、のどかな風景が頭をよぎる優しい味わいのスープ♪


「栗のパン」

こちらで作られるパンはどれも好みなので、珍しくおかわりをいただきました。柔らかな甘い香りが漂う栗のパン。そのままでも美味しいですがソースに付けても邪魔にならずとても合います♪


魚料理「御前崎産金目鯛のポワレ ペルノーソース」

ペルノソースは魚介の料理に良く合うとされてるソースで、名前の由来はお酒の「ペルノ」から来ています。ペルノはお酒の種類の名前ではなく、ペルノ・リカールという会社の「ペルノ」という商品名で、ジャンルとしてはアニス酒になります。アニスリキュールのペルノは、アニスや複数のハーブとスパイスで作られるかなりインパクトのある薬草系のリキュール。そのペルノーと白ワインヴィネガー、鶏のブイヨン、生クリーム、バターなどで作られるのがペルノソースです。爽やかな酸味のあるペルノーソースは金目鯛のふっくらとした甘い身にとてもマッチします♪


肉料理「片桐さんのハート締め鹿ロースのグリル 山椒ソース」

ジビエが苦手とされる方でも克服できてしまうと思えるような鮮度と調理法で、完璧です!


カットした部分をご覧ください。しっかりとした赤身の断面を見れば弾力感が伝わるでしょうか。血の巡りの良さを眺めて思わずため息の零れる美しさです。ピリッと刺激のある山椒のソースと共に噛めば噛むほどにジビエの素晴らしさに溺れてしまいますよ♪


デザート「ホワイトチョコムースのブッシュドノエル 季節のフルーツ ソルベ添え」

ホワイトチョコなのにしつこいくどさがなく、あっさりといただけるムースに爽やかなフルーツとソルベ♪


「コーヒー」

こちらでは、最後の最後まで力み過ぎず程好い塩梅の心地良い丁寧なお仕事ぶりが伺えます。前回も書き記しましたが、サリーブさんの料理は、いつも”食べた後もたれない”、”満腹感はあるが苦しくならない”といった感想と素直な気持ちで”大満足の笑顔”が出るコースなのです。食事を終えてシェフの鈴木さんに来年の「ジビエの会(会費10,500円)」をお勧めされました。真鴨や猪や和鹿にはじまり、なんと日本では天然記念物でもある雷鳥もいただけるとのこと!(驚)結婚記念日の翌日でしたので思い切って予約することにしました。未体験ゾーンの雷鳥、楽しみでなりません♪

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2013/08/09 半田山「ラ サリーブ」のフランス料理の伝統的技法を活かしたシェフおまかせランチ

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半田山の「La Saliveラ サリーブ」さんは、フランスは「テート・ノワール」、「タイユヴァン」、「コンコルド・サンラザール」等での研修を積んだ後、帰国し1997年に佐鳴台にあったお店をこちら半田山に移転させリニューアルオープン。フランス料理の伝統的技法を用いて、それでいてあっさりと食べやすく心が温まるような料理を目指されており、近海の魚介を使った料理はもとより、ジビエ料理、内臓料理、兎(うさぎ)料理など、浜松であまりなじみの無いもの、更にはシェフ・鈴木孝治さん自らが農園で自家栽培している地元の食材を活かし食べやすく提供されています。現在、サリーブさんでは、ランチは完全予約制となっております。ランチは、Maire ランチ 1,900円、Pauleランチ 2,600円、シェフおかませコース5,000円と3コース仕立て。今回は、いつものシェフおまかせコース5,000円でメインに鴨を希望し予約時にオーダーしてあります♪


アミューズ「トマトのムースと人参のピュレ添え」

人参の甘味が広がる繊細なピュレをカリッとした食感の一口サイズのパンに乗せいただきます。その下には、優しい甘みと酸味で上品な味わいのトマトのムースが爽やかです。アミューズが美味しいとその先のコースの組み合わせが楽しみになりますね♪


「自家製パン」 サリーブさんのパンは、ふんわりもっちりの柔らかい食感と甘い香りが特徴です♪


オードブル「フォアグラのポワレ、サラダ仕立て」

こちらの定番メニューです。フォアグラを表面パリッとソテーし、中はしっとり滑らかに、そしてサラダ仕立てにすることで後味さっぱりとしています。付け合せのドライイチジクのワイン煮とトマトのマリネも美味しいアクセントに♪


スープ「自家菜園とうもろこしの冷製スープ、アロエ添え」

シェフ自らが手掛ける自家菜園では、安心安全はもちろんのこと、美味しい野菜作りを心がけており、この日のとうもろこしも自家菜園で採れたばかりのものを使用。旨味と甘みが凝縮された喉越しの良いスープには、アロエを浮かべて食感も楽しめます♪


魚料理「ヒラメと帆立貝のポワレとラタトゥーユ、ブールフォンデュソース」

ヒラメと帆立貝は中はふっくらとした食感を残し優しい味わいで仕上げてありますが、ブールフォンデュソース(バターソース)と下に敷いたラタトューユのコクと酸味で爽やかにいただけます♪


肉料理「小鴨のロースト エーギュエット 生胡椒ソース」

小鴨の弾力が十二分に楽しめるしっとりとしたローストは、美しいロゼカラーで出てきました。鴨の甘みを邪魔しないよう、後から微量の辛さが香る生胡椒のソースでいただきます。サリーブさんの料理は、どのお皿もやはりソースが繊細で安定しており美味しいです♪


デザート「レモングラスとバニラアイス、ミントタピオカ、コーヒータピオカのかき氷風」

シェフが遊び心で・・・と言って出してくれたデザートがなんと、フレンチなのにかき氷!(笑)しかし、このかき氷、そんじょそこらのかき氷とは訳が違います!滑らかで口溶けよく、しかし、なかなか溶けることなく、しっかりとした食感を残しております。更に驚いたのが、レモングラスの香りと爽やかな味わいです!このレモングラスも自家製だそうで、ふんだんに使用されているそうです。周りには、いちじくやメロンにフルーツに、ミントのタピオカやコーヒーのタピオカを添えてアクセントに。どの料理も美味しかったのですが、最後の最後に意表を付いてやられてしまったかき氷、最高です♪


「ハーブティ」

かき氷のハーブ(レモングラス)があまりにも美味しかったので、自家菜園のハーブティをいただくことにしました。サリーブさんの料理は、いつも”食べた後もたれない”、”満腹感はあるが苦しくならない”といった感想と素直な気持ちで”大満足の笑顔”が出るコースなのです♪


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フレンチの「ラ・サリーブ」さんの料理はクラシカルで味わい深い!


本日のランチは我が家からも程近い

半田山のパンとふらんす料理のお店
「La Salive-ラ・サリーブ-」さんへお邪魔しました(❀ฺ´∀`❀ฺ)ノ


半田山の高台にある住宅地の中に佇む可愛らしいお店で
伝統ある技法でありながらあっさりと頂けるフレンチで
お席は奥の個室も含め7~8テーブル席で20名程のホールですよ♪

ランチメニューは
Maire ランチ1900yen、Paule ランチ2600yen
シェフおかませのフルコース5000yenと3コースの設定です♪

本日は前回と同じく
シェフおかませのフルコース5000yenを頂きましょう(dp゚v゚●)(●゚v゚pd) ルン♪


アミューズ「チーズカナッペ 小メロンのピクルス」


「自家製パン」

自家製の梅のコンフィチュールor オリーブオイルでお好みで頂きます♪


前菜「フォアグラのサラダ仕立て」

酸味のあるドレッシングが美味しくとろけるフォアグラが口中でとろ~り♪


「ブラウンマッシュルーム カプチーノスープ」

このスープは香りもお味もとても好みなお味ですね♪
サリーブさんのお料理の塩加減はどれも本当にベストな感覚です♪


「鮃目のポワレ ソースベルジュ」

外はカリッと中はふんわり、シンプルな調理法だからこそ判る美味しさですね♪


「牛フィレポワレ ボルドレーズソース」

最近、低温調理ばかり頂いておりましたが
やはりこういったお肉を頂くとフレンチっていいな♪と思いますね♪
ソースのブレない感じも素敵です♪


「引佐産猪ローズグリル ポルチーニソース」

ジビエが頂けると言うことで猪を頂きました♪
とっても柔らかく仕上げてくださっていて
ポルチーニソースの癖のある風味と猪の癖が相性バッチリですね♪


デザート「アリババとパッションソルベと苺」


アルミの中にはマーマレードの香りが立ちラム酒でしっとりとした
ケーキ・サヴァランがお目見えでとっても上品で大人なスイーツですね♪

パッションフルーツの酸味と苺の酸味がとっても爽やかな〆のデザートですね♪


食後には「コーヒー」

のどかな日曜の午後のランチ
美味しいフルコースを堪能させて頂きました(*'v`*人)♪

ご馳走様でした♪

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フレンチの「ラ・サリーブ」さんでランチ!

今日のランチは半田山にある
フレンチのラ・サリーブさんへ行ってきました!

こちらのお店は初めてですね〜♪

12時過ぎに伺ったのですが、
車がいっぱい停まっていて入れないかな〜と思いましたが
なんとかギリギリ入れました(汗)

今日のランチは満席状態でしたよ!

ラ・サリーブさんは、フランス料理の伝統的技法を用い、
それでいてあっさりと食べやすく心があたたまるような、
そんな料理を目指されています。

近海の魚介を使った料理はもとより、
ジビエ料理、内臓料理、兎(うさぎ)料理など、
浜松であまりなじみの無いものを、
地元の食材を活かして食べやすく
工夫して提供されていますよ〜♪

さて、ランチタイムは1,900円、2,600円のコースに
シェフのおまかせフルコース5,000円があります!

今回はちょいと贅沢に
おまかせフルコース5,000円を注文してみましたよ〜♪

まずは金柑のコンポート。

おばあちゃんが作ってくれた
金柑煮を懐かしく思い出す優しいコンポートです。

前菜はフォアグラのサラダ仕立て。

酸味のあるドレッシングで
フォアグラをまろやかに感じさせています。

自家製パン。

焼き立てのパンの香りが立ち込め
外はしっかり、中はもっちりの上品なパンです。

イチジクのジャムorオリーブオイルどちらかお好みで!

赤人参のスープ野菜のラビオリ添え。

金時人参を使用してある非常にあっさりとした
人参本来の甘みを感じるスープです。

添えてある山葵大根も彩りが鮮やかですね♪

舞阪産黒鯛のポワレ
12年物スパイス風味バルサミコソース。

皮はパリッと身はふんわり!

ちょいとバルサミコは苦手で御座います(汗)

伝えるの忘れてました〜。

国産牛フィレポワレブラウンマッシュルームソース。

シャンピニオンのソースが味わい深くフィレ肉にマッチング。

火の入りも程好く美味しく頂きました。

菊川産食用ほおずきのムース
ラムレーズンのアイスクリーム添え。

ほおずきのムースが濃厚で
口の中でのほどけ具合がまた美味しく食用ほおずきを
チョコでコーティングさせた1品はとってもジューシィーなスイーツ!

ラムレーズンのアイスも大人なお味で大満足です!

食後にはコーヒー。

サリーブさんでは2種類の変わったシュガーがあります!

左手のスパイスシュガーは身体が温まりますよ〜♪

ご馳走様でした!

ラ・サリーブ
浜松市東区半田山1-18-28
TEL053-434-9966
http://www.wr-salt.com/salive/

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