レビュアーの皆様一人ひとりが対象期間に訪れ心に残ったレストランを、
1位から10位までランキング付けした「マイ★ベストレストラン」を公開中!
1位
1回
2014/07訪問 2014/10/21
訪問14回目(2014.7)
今回も「熟成肉(ドライエイジング)コース」をいただきました。
アミューズの「レッドオニオンの冷製スープ」ですが、色が違うだけで味は確かに玉ねぎでした。
冷前菜は、「白イカ(山陰地方でとれる剣先イカのことらしい)のカルパッチョwithポルチーニ茸」。イタリアンで「イカ」は欠かせない食材ですが、このように生でいただくのは記憶にありません。量もたっぷりで、私の中では今回のディナーでの一番でした。
温前菜は「鱧(ハモ)とロマネスコ(カリフラワーの一種らしい)のフリット」。
パスタは、バターの風味たっぷりのカッペリーニに、サマートリュフがたっぷりとかけられて、その美味しさのためにあっという間に食べ終えてしまい、「お代わりください!」と言いそうになりました。
デザートは「メロンのソースのパンナコッタ」。球形のメロンも添えられており、上品な甘さの大人のデザートでした。
今回も2時間半「広尾のタニーチャ」を満喫し、お店を後にしました。
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訪問13回目(2014.4)
年4回のペースで伺っているのですが、今年最初の訪問が若干遅れて4月に入ってしまいました。
今回頂いたのは新しいコースの「熟成肉(ドライエイジング)コース」。
アミューズはカボチャのスープと生シラス。スプーンに載った「生シラス」は宝石のように輝いて、いわゆる「丼」で食べるシラスと同じ食材とは思えないほど上品な表情をしていました。
冷前菜は、真鯛と菜の花とトマトと。真鯛の甘味と菜の花の苦味とのハーモニーを楽しむ一品でした、
温前菜は、和歌山産稚鮎がソラマメと一緒に登場です。二口で食べられる可愛らしさですが、頭の方は腸(はらわた)の苦味、尾の方はほんわかとした旨味。
パスタは、焦がし小麦のタリアテッレ(だと思う)、ホタルイカと鹿児島産タケノコ。焦がし小麦のパスタは、若干風味が違う感じがしますが、ソースの味でそれほど違いはわかりませんでした。
メインはコース名にもなっている熟成肉。「熟成牛と熟成豚のメイン料理」と、メニューに記されていたので、「牛かな、豚かな」と待っていたのですが、何と両方一緒に登場です。ボリューム満点(初回の骨付き牛肉ほどではありませんでしたが)でしたが、ハーブソルト。竹炭塩等で美味しく完食しました。
今回は「熟成肉コース」というより、「春爛漫コース」もしくは「春の息吹コース」と呼んだ方がいいような内容で、生シラス・菜の花・稚鮎・ホタルイカ・タケノコと、春を一杯頂きました。
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訪問12回目(2013.12)
翌日から正式にスタートするクリスマスメニューを、少しフライングして提供していただきました。このお店でのクリスマスディナーは3年連続になります。
レモンチェロのソーダ割りで乾杯し、添えられている「ドライいちじく」との相性がピッタリのアミューズの「フォアグラのテリーヌ」でディナーが始まりました。
前菜一品目の「トラフグのカルパッチョ」は、どの野菜と一緒に食べるかで結構変化を楽しめました。私的には、ミニトマトの酸味との取合せが一番気に入りましたが・・・。透明のジュレ(うまみのジュレとのことでしたが)は、それだけ口に入れても「ふーん」と思わず頬が緩む美味しさでした。
前菜二品目はボタン海老でしたが、添えられた綺麗なピンクのソース(エキストラバージンオイルと柑橘のエスプーマ)と一緒に頂くと、爽やかさが口中に広がり、違った料理に。連れの彼女は、「美味しい」と言いながら、エスプーマも完食していました。ちなみに、皿が下げられる時もまだ泡がプツプツしていました。
パスタ一品目は、緑色が鮮やかな「ホウレン草のタリオリー二」。ただ、アワビ・ホタテ・ズワイなどの具が多く、パスタは完全に脇役でした。パスタ二品目は、ボリュームのあるトルテッリでした。
メインは、彼女が熟成但馬牛のカイノミの炭火焼、私は鰻の炭火焼(シェフは「洋風うな丼」と言っていました)をいただきました。
デザートもクリスマスらしい色合い・飾り付けで美味しかったです。
イタリアンのお店のレビューが100件(軒)に達しましたが、このお店の安心感はピカイチです。「お気に入り」ということで「贔屓目に甘く見てしまう」ところもあるとは思うのですが・・。
来年のクリスマスもきっとこのお店で過ごしていると思います。
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訪問11回目(2013.9)
今回は新しいコース、「熟成牛(ドライエイジングビーフ)コース」をいただきました。
アミューズの「自家製ハムとキノコのスープ」で、今回の食事がスタートしました。
前菜は「燻製の甘エビの上にウニが乗ったもの」。ルーコラの優しい苦味が甘エビとウニの甘さを引き立てる一品でした。
パスタはイタリア料理の初秋の味覚、ポルチーニ茸のキタッラ。前回キタッラを頂いたのは昨年のクリスマスでしたが、今回も前回以上のコシ(?)の強さで、しっかりと麺の美味しさを感じられる仕上がりでした。具(ポルチーニ茸)が非常に多く、もう少し麺が多くても良かったかもしれません。
ここまでは、メインのお肉を意識してか、ごくオーソドックスな内容でした。
いよいよ、今回のコースの名称にもなっている「熟成牛」が「こんなに!」という厚さ・ボリュームで登場です。「レア」が苦手と当初より伝えてあるため、「火の入れ加減が足りなければ遠慮なく声をかけてください」と言われたのですが、とても美味しくそのままいただきました。エシャロットのソース、レモン、塩と味の変化を楽しみながら綺麗に完食しました。
サイズが選べるミニスパゲッティということで、「アラビアータ」をいただきましたが、私は30g、連れの彼女は50gを選択。(私も50gにしておけば良かったと後悔しました)
コースのデザートは「桃のコンポート」。とても美味しかったのですが、いつものように彼女のデザートは一品追加バージョン。今回はアラカルトメニューの中から「ジャンドゥイヤチョコレートのスフレ タニーチャ風」。毎度のことながら、その食欲旺盛なことに感心させられました。
早々と今年のクリスマスの予約を入れてお暇しました。
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訪問10回目(2013.6)
初めておじゃましてからちょうど2年が経ち、10回目の訪問になりました。バーニャカウダを他のアミューズに変更してもらった季節のコース「潤いの夏野菜コース」をいただきました。
今回の「発見」は、温かい前菜として提供された「ベビーコーン(ヤングコーン)」でした。
いわゆる缶詰のものではなく、「生」「フレッシュ」なヤングコーンが皮ごと焼かれているものでした。コーンを取り巻いている相当量の綺麗な「ひげ」。このひげも、甘く、近づく夏を感じさせてくれる一品でした。食後に奥様が生のヤングコーンを持ってきてくれたのですが、結構重く、そして硬いものでした。
(帰宅後調べたのですが、最上部だけを普通のとうもろこしとして育てるために残し、残りは間引きされ、その間引きされたものがヤングコーンとなり、初夏の時期だけフレッシュなものが出回るのだそうです)
今回のパスタは、「できれば冷製で」とお願いしていたのですが、まず、キンキンに冷えたフォークとスプーンが用意され、程なく、海老が一杯乗った極細麺の冷製パスタがサーブされました。私的には、若干味付けが薄いかな、と、感じたのですが、連れの彼女は「とっても美味しい」ということでした。
いつものように、彼女のデザートは一品追加バージョンですが、その追加の「グラタン?」の上に乗っていた「アスパラのアイス」。私も一口食べたかったのですが・・・。
前回ランチだったため、「夜のタニーチャ」はクリスマス以来半年ぶりだったのですが、「やはり、夜のタニーチャの雰囲気が最高」というのが私たちの結論で、次回も夜に伺うことになりそうです。
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訪問9回目(2013.3:ランチ)
9回目にして初めてランチに伺いました。ランチといっても、ディナーと同じコースですので、たっぷり2時間半以上の食事となりました。
伺ってまず感じたのは、「明るいっ!」ということ。ディナーの落ち着いた照明・キャンドルの揺らめき、とは全く異なった雰囲気です。
モッツァレラチーズが浮かんだじゃがいものスープで、ランチは始まりました。
前菜二品目、その容器に驚きました。タイラギの貝殻がそのまま使われていて、大きめのタイラギの貝柱(多分)がホタルイカのイカ墨ソースの下に潜んでいました。(可愛いホタルイカが数匹、そのままの姿で乗っていました)食感が「イカ」のようでありながら、味はしっかり「貝」だと主張している、面白い料理でした。
魚料理は、青のりのスープの中に、「ウチワエビ、ホウボウ、ハマグリ」が入っているもの。ウチワエビは扁平な体型で身も少ないのですが、甘く美味しかったです。海の香り高いスープに仕上がっていました。(ウチワエビの身を取るのに、若干苦戦しましたが・・・。)
パスタ一品目は生牡蠣のソースの「アーリオオーリオ」。温かいパスタに冷たいソースの取り合わせが楽しい一品でした。
パスタ二品目に使われていた「ビアンケット トリュフ」。白トリュフより若干グレーがかっていますが、やはり香りが素敵でした。
肉料理は、ブルターニュ産の子牛の藁焼き。昨年10月の時は、皿の下の藁の量が多すぎましたが、今回は適量でした・・・・。
デザートの中では、「焙じ茶のジェラート」が私は好きでした。焙じ茶そのままの味で、思わず笑ってしまうようで、大人のアイスでした。
今回も、「タイラギ、ウチワエビ、ビアンケット トリュフ」等、初めてが多かった食事でした。
夜のお店の雰囲気が大好きですが、「昼もいいよね」と言いながらお店を後にしました。
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訪問8回目(2012.12)
昨年に続き、今年のクリスマスディナーも、一番のお気に入りのこのお店となりました。
6時20分頃に到着、9時半迄の約3時間、今年も至福のひとときを過ごしました。
ホッとする優しい味のブリュレで食事が始まりました。
前菜の一品目、オマール海老のマリネは、その海老の量にも感激したのですが、綺麗な色でオレンジの香りをたっぷりと纏った人参のムースと一緒に頂いた時の相性の良さに感心しました。
前菜の二品目、「カッポーネのスープ」ですが、家に戻って調べてみると納得です。「カッポーネ」とは、生後まもなく去勢したオスの鶏肉のことで、肉に栄養がたっぷりあって、味がとっても良く、イタリアのクリスマスには欠かせない食材とのこと。フォアグラの濃厚さに負けないスープとなっていたわけがわかりました。
パスタの一品目は「ブラータ」(生クリームを加えたモッツァレラチーズ?)を詰めた、一見餃子にも見える「メッツァルーナ」。運ばれてきた時のチーズの香りの強さに驚きましたが、その味はとても優しく、ブロッコリーの緑の泡との色・味のバランスもよく、美味しかったです。(ブラータとメッツァルーナ、いずれも初体験でした。)
パスタの二品目の「キタッラ」。このパスタは何回か頂いていますが、今回のキタッラは、讃岐うどんのようなコシでした。
メインを待つばかりとなった時に、テーブルにセットされたシルバーの中に、小さなスプーンが・・・。「何?」と、不思議に思っていたのですが、グラニテ用でした。いつも格安なコースが多いので(それで十二分に満足できるので)、このお店では随分久しぶりのグラニテです。グレープフルーツとミントの大人の味でした。
メインは二人共「平目」を選択。魚介の旨みが濃縮されたスープ・ウニと一緒に美味しくいただきました。
デザートのチョコレートの甘さに私は若干参ったのですが、連れの彼女はいつものように余裕で早々と食べ終え、「まだいけるかも」と言っていましたが・・・。
「また来年もよろしく」と挨拶をして、お店を後にしました。
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訪問7回目(2012.10)
今回も季節のコース(彩の秋野菜コース)を頂きました。
コースの構成が少し変わり、アミューズに「バーニャカウダ」が入るという情報をお店のHPで得ていたため、予め他のものに変えて頂くようにお願いしていました。(私たち二人共、今まで何回か他のお店でバーニャカウダを食べているのですが、あまり良い感じを持っていなかったためです)
ということで、今までのアミューズと同じ感じのお皿で、一口スープは「安納芋の冷製」、そしてお隣にはパルマ産の生ハムが。
今までは、前菜が三品だったのですが、今回は「9種の前菜の盛り合わせ」と温かい前菜1品となりました。
「9種の前菜の盛り合わせ」熱々のエビのフリッターから楽しみながら9種類全部綺麗にいただきました。
温かい前菜は、イカの存在感があり、このお店で初めてのイカらしいイカとの出会いでしたが、松茸の香りもよく、美味しかったです。
パスタは、イカ墨のタリオニーリを渡り蟹のソースでいただきました。実は、私たち二人共イカ墨のパスタは初経験で・・・。私の場合、あえてイカ墨に挑戦する勇気がなかった訳ですが。
初イカ墨パスタの私の感想は「まったりと少し甘い感じ」となります。
今回のメインは、その演出(ディスプレィ)にビックリでした。「藁の薫り」を付けて焼いたフィレ肉なのですが、お皿の下に「藁」が敷いてあり、あっけにとられることに。お肉が美味しかったため、焼き具合が相当レアであったのですが、二人共美味しく完食です。
コースのデザートは「グレープフルーツのジュレにマンゴーとブルーベリーを合わせたもの+ソルベ」。グレープフルーツに、折角のマンゴーの存在感が薄くなってしまっていたのが私的には少し残念でした。
連れの彼女にはこのお店でのお約束、追加デザートが。この「モンブラン」に、「秋を感じる」、と、幸せそうでした。
次回はクリスマスにおじゃまする予定です。
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訪問6回目(2012.6)
時が経つのは早いもので、このお店とご縁ができてから一年の月日が経過し、今回で6回目の訪問です。
過去5回のいずれにおいても、必ず新鮮な驚きの食体験をさせて頂いてきましたが、今回もその期待は裏切られませんでした。
アミューズの一口スープ。いつも楽しみにしているのですが、今回は「ノーザンルビー(ピンク色のじゃがいも)の冷製」、確かにピンク色なのにしっかり味はじゃがいも。不思議な感じでした。
前菜の三品目は、茄子の上に穴子が。山椒のソース・バルサミコソースで頂いたのですが、カレーの香りが食欲をそそる一品でした。
パスタは、手打ちで、リルというハーブを練り込んだタリオリーニという淡い緑の極細麺(そうめんの感じ)で、とてもマイルドで優しい感じのパスタでした。パスタとの対比で、鮎が存在感を相当強く主張していました。
ここまでは、以前感じたほどのボリューム感はなかったのですが・・・。今回は、メインのお肉でした。
ホロホロ鳥が煮込まれていたのですが、お肉の多いことにビックリ。ただ、肉があっさりしているため、最後まで美味しく頂けました。
骨が意外と簡単に外れ、用意されたフィンガーボウルは今回は使わずじまいでした。
コースのデザートはお米のリゾットのスープ仕立てで、お米の甘さ・柔らかさと、ナッツとの対比が面白く美味しかったです。
彼女用に追加オーダーしたもう一品のデザートが、茄子尽くし。茄子をスライスして揚げたものが3枚付いていて、その一枚を貰ったのですが、それは、殆んど味がなく・・・・。
彼女の感想は、茄子のデザートは初体験ですが、とても美味しかった、とのことです。
次回は秋の気配を感じる頃に伺おうと思っています。
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訪問5回目(2012.3)
今回は、前々回(3回目)の訪問と同じ、季節の野菜コース『温もりの冬野菜コース』を頂きました。
「ブロッコリーの温スープ」、すぐそこまで来ている春を想起させる優しい味わいの萌葱色のスープで、今回も素敵な時間が始まりました。
前菜3品は、いずれもボリューミーでした。
「長崎産ゴンアジと北海シマエビのサラダ仕立て」、北海道と九州の絶妙なコラボレーションを野菜たちが支えていました。
「マダラの白子と芽キャベツのアラビアータソース」、2cm程の赤い衣を被った3個の球体の正体は・・・。一見そっくりですが、ナイフを入れた瞬間、感触でわかります。
「ホワイトアスパラとベーコンのカルボナーラソース」、今回の前菜3品の中で、個人的には一番のお気に入り。このお店に初めてきたときに頂いた「アスパラ2本」を思い出しました。ベーコンの塩味に少し負けていたのが少し残念でしたが・・・
パスタは「バベッティーニ(ずわい蟹、ウニ、菜の花、生ノリ)」
「菜の花は冬野菜かな?」と話していたのですが、春の訪れを告げる冬と春の端境期の野菜、という結論で収まりましたが、爽やかな苦みが僅かに残るだけで、えぐみは一切無く、とても美味しく頂きました。
満腹感(満足)のため、ここで図らずも前々回と同じ過ちを・・・・。
「次はデザートだよね」と言って、笑われました。
メインは「蝦夷豚の炭火焼き(モンドールチーズ、粒マスタード)」
ボリューム満点で、しっかりお腹が膨れました。(もともとメタボでしっかり膨れているため、外観上は変化していませんが・・・)
デザートは苺の存在感たっぷりで、満足させてもらいました。連れの彼女には、コース以外に一品プラスです。「多すぎたのでは?」という心配は全く無用でした。私とほぼ同時に、綺麗に食べ終わっていました。
さすがにお腹一杯で、小菓子は生チョコしか食べれなかったのですが、奥さまが「お持ち帰りになりますか?」と言って、ビニル袋に入れて下さいました。
雨の中、このお店を訪れた後いつも感じる幸せな感じに包まれながら、帰途につきました。
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4回目の訪問(2011.12)
今回は、前回訪問時(10月初旬)に予約しておいたクリスマス・ディナーです。
期待感の大きい食事については、結構早めから予約することが多いのですが、その食事の当日を迎えるまでの期間の「ワクワク感」を楽しむためもあります。
品数や量的には今までの3回と殆んど同じでしたが、さすがに「クリスマス・ディナー」ということだけあって、「フォアグラのブリュレ」に始まり、キャビア、黒トリュフ、アンコウ、カラスミ、平目と豪華食材のオンパレードでした。
アミューズの「フォアグラのブリュレ」、フォアグラの口中に溢れる濃厚な甘みと香ばしく焦げたカラメルの甘みが相まって、これからの食事への期待感を高めてくれました。
「ボタン海老とマンゴーのタルタル」、少量添えられたキャビアの上品な塩加減がボタン海老とマンゴーのそれぞれ異なる甘さを引き立てていて、綺麗で美味しい冷前菜に仕上がっていました。
「猪のアニョロッティーニ」、モチモチのパスタ生地の中にとろとろになったお肉とそのうま味が凝縮して閉じ込められていました。手間を存分にかけたシェフの食への愛情が感じられ、心から「ごちそうさま」と礼を言いたくなるような「一品」でした。
メインは、私が「平目」連れの女性が「フィレ肉」をチョイス。どちらもボリューム・味共に満点でした。
3時間弱の時間が今回も気持ち良く流れ、来年も又、何度もお邪魔させて頂くことになるだろうことを確信しながら、お店を後にしました。
(毎回出会っていた、お店の前のネコ君。今回、入店時には見掛けませんでしたが、帰りがけには鳴き声だけが聞こえていました。寒いので、どこかに隠れて暖を採っているのでしょう)
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今回、三回分のレビューを同時にアップさせていただきました。
やはり時間を置いた分だけ1回目、2回目のレビューはいい加減になってしまっていますが、毎回感動と心地好い時間を頂いています。
3回目の訪問
2011年10月最初の金曜日、三度目の訪問となります。
前2回に比べ、陽も短くなり、訪れた6時過ぎはもうすっかり落ち着いた夜の雰囲気を漂わせる広尾の街になっていました。
今回は 『彩り秋野菜とキノコのコース』という5,800円の少しリーズナブルなコースでしたが・・・・・
(料理については、説明や名前を聞くのですが、覚えきれません。写真をつけていますので、間違いや言葉足らずな点にについてはご容赦を・・・)
まず、アミューズは可愛いカップに入ったミネストローネ。そしてもう一品は、ほうれん草の一寸法師がキノコのお椀の舟に乗っているようで、思わず口元がほころぶような可愛い料理でした。
前菜1品目、真鯛のカルパッチョと秋刀魚&茄子のテリーヌ。口中に、山海の秋の香りが広がります。
前菜2品目、ポルチーニ茸のフリット。ポルチーニ茸、初体験でしたが、なんとも濃厚な香りと味わいに満足です。天ぷら、大好きですが、このように時間をかける食事では、少しあっさりとしたフリットが丁度良いと感じました。
前菜3品目、小茄子のオープン焼きwithラグーソースとモッツァレラチーズ。茄子とミートソースのパスタを以前食べたことがあり、その相性の良さを感じていました。そこからパスタを除いた組合わせですから、美味しいのは当たり前ですよね。
パスタ、牡蛎ときのこのトレネッテ。
トレネッテというパスタも初体験。断面が楕円形をした、要は扁平なパスタなのですが、ボリュームがあり歯応え十分なモッチリ感です。一方、ゴロゴロと入った牡蛎の濃厚なミルク様の味わいが口中に広がり、パスタの重たさ(良い意味での)に負けていません。
食べ応えも十分、まるでメインを食べ終えた満足感を感じて「次はデザートだよね」と本気で勘違いをしてしまい、連れに笑われました。
メイン、インゲンやチーズ等を地鳥で巻いたもの。とても美味しかったと思うのですが、パスタの重厚かつ濃厚な味の余韻に浸っている間に食べ終わってしまったような・・・・
ドルチェは小豆がメインで、和の雰囲気の強い大人向けのデザート。(ちなみに、小豆の収穫は9月末から10月初め、ということで、今回の彩り秋野菜」というテーマに合わせてあったということに後で気付きました) ブドウの果肉が口の中に入ったときは、その意外性に思わず「あれっ?」と、声を洩らした。事前予約したときに、奥さまに「前2回に比べてデザートの量は少ない」ことを確認しており、連れの女性(とにかくデザートが一番大事)の分だけ一品追加注文しておいたのが写真の「ティラミス」。もちろん、彼女も大満足。
毎回思うのですが、このお店にまた来たくなるのは、その料理も然る事ながら「心地好い時間が過ぎてゆく雰囲気」です。
お店を後にしたときの「幸せな気持ち」が最高、ということについて、私と連れの女性の意見は100%一致しています。
2回目の訪問
2011年7月後半の金曜日、私の誕生日祝で再訪です。
6時の開店に合わせて伺いましたので、表はまだ明るく、ディナーのムードにはどうかな、という感じでしたが、節電もあって、店内の雰囲気は前回以上にgoodでした。
今回の感動は、パスタの二皿でした。
一皿目のミニトマトも入っている冷製パスタは、ガラスのお皿も「キンキン」に冷えており、何とフォークまで氷のような冷たさ。控え気味の冷房を補ってあまりある涼しさを頂きました。
二皿目のトリュフの入ったパスタは、その味が絶品でした。
私のデザートには金箔が散り、メッセ-ジと共にろうそくが・・・・・。楽しい誕生日となりました。
連れの女性がお勘定を・・・・。どうもごちそうさまでした。
1回目の訪問
2011年6月前半の金曜日。クーポンを利用して(58%オフの3,600円)の初訪問でした。
電話で予約したときから、その心地の良い対応に感心していました。そして、レビューやブログで情報を収集する度に期待はどんどん膨らみ、「ハードルを上げ過ぎると反動が大きいから」と、自分達に言い聞かせながら6時過ぎに伺いました。
お店の看板の下で、可愛い子猫に出迎えられて、入る前から連れの女性のテンションは上がり気味でした。
まず、最初の感動は、落ち着いた雰囲気を醸し出すインテリアと照明だった。テーブル毎に置かれたティーライトの明るさが際立つ仄暗さが、何とも言えないムードで、それからの時間への期待を高まらせてくれた。
アミューズから美しく美味しい料理が続きました。
特に私が気に入ったのが、ホワイトアスパラ。「たった2本」のアスパラに、こんなに感動できた自分が何故かうれしくて・・・・
メインの骨付きの牛肉はボリュームたっぷり。ただ、フィンガーボウルまで用意して頂き、「ワイルドにかぶりついて下さい」と言われたのですが、なかなか「ワイルド」になりきれなかったのが、残念でした。
もうこの時点で、私と連れの女性の意見は一致していました。「こんなに素晴らしい時間・料理をこんなクーポンの料金で提供してもらって、それで終わり、というわけにはいかない。」と。
帰り際に、7月末の私の誕生日に予約を入れて失礼しました。
2位
1回
2014/01訪問 2015/05/24
(2014.1)
正月(松の内)にまたランチを頂きに伺いました。今回は、人数が多かったのと、全員がアルコールを飲みたかったために湯河原駅からタクシー2台で伺いました。
(正月ということもあり、3,675円のコースはやっていないということでしたが)今回も、5,250円のランチコースを頂きましたが、今回もとても美味しくいただきました。個人的にはアミューズで提供されるオリーブのマリネが好きになれませんが・・・。
また伺いたいと思いました。
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(2011.8)
車で伺いました。
予約の電話を入れたときに、「非常にわかりにくい場所なので、途中でお電話下さい。カーナビは役に立ちません。」と言われましたが、事前に縮尺の異なる地図を用意して、何とか迷わずにたどり着きました。
私が着いたときに、浴衣姿で車で送られてきたカップルがいました。
(ご本人からコメントがありました。宿泊先の旅館の方に送迎して頂いたようです。)
今回は5,250円のランチを頂きましたが、味・サービス・量、いずれも文句なしでした。
ホールスタッフは2名でしたが、てきぱきとしており、ほぼ満席の店内を上手にコントロールしていました。
おかげさまで、心地好い日曜日の午後となりました。
3位
1回
2011/11訪問 2011/11/14
間口が狭いため、気をつけていないと見落としてしまいそうな控え目な佇まいの、根津駅から数分の所にある可愛いお店です。
中に入ると、写真で想像していたとおりの細長いお店の作りで、2人掛けのテーブルが12個並んでいます。
壁にかかっている絵もとっても可愛らしく、彼女の後ろにかかっていた「葡萄の実で象が読書(私が勝手に命名)」には、心が癒される思いでした。
ふと見上げると、天井はいわゆる船底天井になっており、かなり急激な弧を描いていますが、飾りの木製の梁とともに、洒落た雰囲気を醸し出していました。
今回は5,750円のCコースを頂きました。
やはり、他のレビュアーの方たちがおっしゃっている通り、圧巻は「9色のパレット」でしょう。良く、声が小さくて料理の説明が聞こえないことが多いのですが、ご主人は一つ一つ丁寧に説明してくださいました。
食べる順番が彼女と微妙に違うため、「その豚足のコロッケどうだった」「このミニトマトも美味しい」などという会話も楽しめました。
ちなみに、ほぼ同時に食べた最後の品は、エビで一緒でした。好きなものは最後に・・・?)
他の料理も皆美味しく頂きましたが、連れの女性のテンションがマックスになったのは、やはりデザート。
ご主人が小さな黒板を持ってきて、「この中からお好きなものを3種類お選び下さい」ということで・・・・
デザート大好き娘の彼女は、「全部食べたい」「絶対選べない」等とのたまっているため、ご主人に頼んで、彼女が4種類、私は2種類、ということに。でも、女性が甘いものを食べているときの幸せそうな表情って、連れの私も幸せな気分にしてくれます。
そして、このお店の一番気持ち良かったところが、オーナーシェフであるご主人の頑張りと気づかいでした。
一人で、店の中を忙しく行き交い、サーブのタイミングもしっかりと把握して、とても良かったです。
このお店は、女性向けのお店なのでしょう。8時半時点で、12名客がいましたが、何と男性は「私だけ」でした。
4位
1回
2011/08訪問 2011/08/20
3人(送別会)で開店と同時にお邪魔しました。
正確には若干開店時間より早かったにも関わらず、表に佇む私たちを、にこやかに招き入れて頂き、気持良く食事を開始できました。
「ボリュームがあって、安いAコースでも食べきれない」という話を事前に聞いていたため、Aコース(\5,880)をお願いしておりました。
「主賓の新幹線の時間の都合があるため、少し早めのサーブを」と、お願いしたのですが、常に私たちの席の状況を的確に把握し、早すぎない、というギリギリのところで次の品物が出てくる、という、最高のサービスでした。
また、(45年勤続して退職する)主賓のデザートには、フランス語で「おめでとうございます」というメッセージも書いて頂き、「読めないけど、うれしいよな~」と、言って頂きました。
上品な洋食屋さん、という、明るい雰囲気のお店で、美味しい料理をお腹いっぱい頂きました。
ごちそうさまでした。
5位
1回
2011/02訪問 2012/03/24
成人式のお祝いのお礼で83歳の母を招待しました。
メンバーは、母、私、家内、今年成人式を迎えた娘の4名です。
8,000円のディナーコースを頂きました。
メニューは
パルマ産生ハムとイタリア産サラミ
鮮魚のカルパッチョと黒毛和牛のカルパッチョ
ツェッポリーネ (青海苔を練り込んだピッツァ生地のフリット)
鎌倉野菜のミネストラ
葉山港の釜揚げシラスのオレキエッテ
佐島漁港より鮮魚と海の幸の“ズッパ・ディ・ペッシェ"
山形県産米沢豚のジェノヴェーゼ(ナポリ風煮込み)
自家製ドルチェ盛り合わせ
エスプレッソ
というものでした。
生ハムなど少し塩辛いと思っていたのですが、「釜揚げシラスのオレキエッテ」について母が「随分塩からいね」とつぶやいたところ、
すかさずイケメンスタッフが近づいてきて、「申し訳ございませんでした。料理長にきつく言っておきます」と謝罪の言葉。
その他にも、ホールスタッフの洗練された対応に全員が満足して店を後にしました。
6位
1回
2011/08訪問 2012/03/24
雨の中濡れた階段を降り、扉を開けると、そこから見えるものが、お店の全て・・・
テーブルが6つ。椅子が16脚と、とても小さなお店です。
でも、それだからこその、これ以上ないアットホームな雰囲気が素敵でした。
そして、壁に掛けられた水彩画の野菜達が、その後に提供される料理への期待を膨らませてくれました。
というわけで、アミューズブッシュの後に、
野菜のモザイクwith天使のエビ
他のレビュアーの方の写真を見て期待していたのですが、その綺麗さは期待以上でした。
そして、使う野菜の種類によって、当然構成は変わるわけで、一つ一つの味を楽しみながらじっくり頂きました。
かぼちゃのスープ、メインの魚・肉、いずれもとても美味しく頂きました。
デザートも美味しく私には十分でしたが、連れの女性には量が物足りなかったようです。
今回珍しいお酒に出会いました。
「自家製リモンチェッロの紅茶割り」です。レモンティの風味に似ていますがとても美味しかったので、是非お試しを。
7位
1回
2011/09訪問 2011/11/19
6時(正確には4分前)開店と同時に地下にあるお店に案内されました。
店内は、思ったより広く、4人掛けのテーブルが並んでいます。
多くの店と違うのがその配置。
通常2人で使う場合、一人が壁を背にするパターンが多いのですが、このお店は45度傾けてセッティングされていて、
テーブルを直角に使うようになっています。二人とも、壁を見るのではなく、店内を見渡せるため、解放感があります。
初めから、好感度アップです。
コースの最初に「スプマンテ」で乾杯。
まず、「前菜の盛り合わせ」が横長のお皿に綺麗に盛り合わされて登場。
どれもまずいものはなく、標準点以上の出来でした。
パスタの1品目は、「ブロッコリのオレッキエッテ」
ブロッコリの形がないほどに煮込まれた(?)グリーンのソースとなっており、オレキエッテのモチモチの食感とマッチして、goodでした。
ここで4組目の客が入ってきたのですが、3世代での食事。おじいちゃん、おかあさん、そして3才程度の「女の子」。
「ファミレスじゃないよな。ここの一杯630円のブラッドオレンジジュースより、200円のドリンクバーのが楽しくていいんじゃないかな」
「うるさくなければ良いのだが・・」と、余計な心配。
結局最後まで大きな声など出さずに「良い子」でした・・・・
閑話休題
パスタの2品目は、「トマトソースのシンプルな太いパスタ」
パスタが太いのに若干驚きましたが、味的には特に感動はなく、普通に美味しかった。
メインは、「ポークのグリル」
お肉の下に敷かれた結構な量のおいもと一緒にとても美味しく頂きました。
デザートは、素敵なガラスの器に入った「ブラッドオレンジのグラニテ」
初めのうちはさっぱりして美味しかったのですが、さすがに最後には「飽き」てきました。
小さくてもいいので、プリンかケーキでも添えられていれば、最後まで美味しく頂けたと思います。少し残念でした。
ごちそうさまでした。
8位
2回
2017/09訪問 2017/10/04
今回ランチで頂いたのは「焼き魚定食:3,024円」。
いつもの大広間のような部屋でいただくのですが、年配の女性スタッフたちのサーブが、料理の値段にとても追いついているとは思えません。
一昨年の正月にも思ったのですが、料理の内容からお得感を感じなくなり、以前なら、そのサービスも「素朴な」サービスで許せたのですが・・・。
ただ、三ツ石に向かう途中にあるバカ高い海鮮料理屋にはもっと抵抗があるので、何年に1回のペースで使うことになるのでしょう。
(2015.1)
4年ぶりに伺って、「おまかせ定食:4,320円」を頂きました。(写真は最初の姿で、この後に焼き魚や天ぷら等も出てきました)
ただ、同行者揃っての感想が、「以前ほどではないね」ということでした。
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(2011.1)
前にも何度か客を呼んだときに使わせていただいており、皆に好評のお店です。(海は少ししか見えません)
今回は、正月に家族で行きました。
このお店でのお勧めは、やはり刺身定食でしょう。
煮魚定食などもありますが、味は美味しいですが、コストパフォーマンス的にお勧めできません。
刺身定食に関しては、量・味・鮮度のどれを取っても合格レベルを遥かに越えていますし、自家製だと思われる「塩から」も秀逸です。
お姉さんたちのサービスの質がもう少し良くなると、文句なしなのですが。
9位
1回
2011/07訪問 2015/04/03
二人で伺いました。
二人で地図を見ていったのですが、あやうく通りすぎてしまいそうな佇まいです。
本当に、シンボルの入った看板だけが表にあります。
これだけ、「店」ということをアピールしないでやっていけるということは、リピート率が高いのだろうと思いました。
今回は、6,300円のコースを頂いたのですが、総体的に、「満足度は高い」です。
器へのこだわりも感じましたし、サーブされる間(ピッチ)も絶妙でした。
10位
5回
2022/05訪問 2022/06/22
週末の金・土・日だけの営業ということを知り、混雑を避けて金曜日に伺おうと決めていたのですが、5月第1・2週と荒天が続き、天候に恵まれたこの日、ようやく伺うことが出来ました。
今までの経験から出発時刻を計算し、駐車場に着いたのは予定より5分遅れの10時5分。金曜日だから、と、甘く見ていたのですが、行列が出来ていました。
「たった30分」待っただけで注文窓口に到達です。
この日は、18年と同じように、「本日は、今朝水揚げされた桜えびを使用しております。」という貼り紙があります。ということで、注文したのは初めての「生桜えび丼:1,000円」。(連れはかきあげうどん)
土産(自分用)に「かきあげ:600円」を4枚購入しました。なぜ、単品だと600円で、かきあげ丼やそばだと、2枚付いて1,000円なのか不思議に思っていたのですが、説明文に「丼、そば用のかきあげより一回り大きいです」と書かれていて、納得です。
ついさっきまで泳いでいた生桜えびは、甘く、美味しかったです。半分ほど食べ進めたところで、出汁を取りに行き、出汁茶漬けとしていただきましたが、これまた最高でした。
全国ネットのTVの取材クルーも来ていて、「放送される前で良かったな」と思いながらまた長い家路に着きました。
毎年、春漁が始まってしばらくたった4月の終わり頃に伺うのですが、2018年から不漁が続いており、昨年は10年以上続いた由比詣でを中断してしまいました。
そして昨年の秋漁も、復活こそしたものの、十分な水揚げはなく・・・。
今年の春漁で十分な水揚げがあったとしても、まだこのお店の本格復旧にはならないだろうと読み、我慢しきれずに土曜日に伺いました。
沼津の国道1号線沿いの桜並木は、例年ならば葉桜になっているのですが、2月ということで、芽吹いてもいません。
着いたのは10時15分。
一昨年までのような行列などなく、先客も二組だけです。
「浜のかきあげや」というお店の名前なのに、イートインメニューに「かき揚げ」がありません、そして、テイクアウト用に1枚600円と、従来の2倍の値段が付いていました。(家用に5枚、小遣いで購入)
注文したのは私が「バラ揚げそば:1,000円」。連れが「バラ揚げ丼:1,000円」と「しらすのみそ汁:100円」。当然のことながら「桜エビのみそ汁:100円」はメニューから消えていました。
大分前に食べた芳露庵 さんの桜海老バラかき揚げは、桜エビがすぐに衣を脱ぎ捨ててしまい、悲しい食べ物になっていましたが、こちらのお店のものは、桜エビも、シラスも、しっかりと衣と一体となっていて十二分に美味しい天ぷらでした。特に期待していなかったシラスの美味しさにも驚きました。
持ち帰った「かき揚げ」は、110円のアルミ鍋のうどんにトッピングしていただきましたが、やはり最高でした。
例年4月上旬に伺うことにしているのですが、今年はGW初日になってしまいました。
いつもより更に混んでいるだろうと予想して、今回現地に到着したのは開店45分前の9時15分。それでも番号札は60番台です。「5分前の9時55分頃に並んで下さい」ということで、漁協直営の由比港漁協直売所で土産を購入したりして時間を潰します。
9時55分に並ぶために戻ったのですが、番号札は130番になっていました。
注文できたのは、だいたい見込み通りの10時40分。今回は一昨年頂いたのと同じ「由比丼セット:1,000円」。釜揚げのシラスと桜海老のハーフ&ハーフの由比丼、かき揚げ、桜えびのみそ汁がセットで、お得感満点なのですが、今年は「本日は限定200食」と書かれていました。
また、この日は運良く「本日は、今朝水揚げされた桜えびを使用しております。」と貼り紙がありました。ちなみに、日曜・祝日の前日は漁に出ない(多分市場が休み)ので、当日の桜海老ではないそうです。
(2017.4)
私にとって例年の行事になってしまった、「由比の桜えび」ですが、今年は例年より1週間遅い訪問となりました。
今年は開店の30分ほど前に着いたため、10時半前に注文することが出来ました。
今年頂いたのは、「かきあげそば+桜えび炊き込みごはん:1,000円」と「沖あがり:250円」の計1,250円。
桜えびを満喫しましたが、炊き込みごはんの量が多く、お腹はパンパンになりました。
帰る時は、開店時間の10時より、更に行列は伸びていました。
(2016.4)
開店10時の15分前についたのですが、番号札は80番台。昨年120人で45分待ちだったので、80組(160人以上)で1時間かな、と思っていたら、案の定、丁度11時頃に注文することができました。ちなみに、注文して商品が出て来るまでは1分かかりません。
今年食べたのは、由比丼セット。釜揚げのシラスと桜海老のハーフ&ハーフの由比丼、かき揚げ、桜えびのみそ汁がセットで1,000円です。
来年は平日に訪れたいと思います。
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(2015.4)
今年も、春の定例行事、由比漁港に行ってきました。
お店の前に到着したのが、10時35分。行列の後ろに付くために歩きながら、行列の人数を数えたのですが、120人オーバーでした。
並んだ時間は昨年より少し長く45分でしたが、いままでいつも売り切れだった「沖あがり(豆腐とネギと桜えびをすき焼き風味で煮込んだもの)」を初めて頂くことが出来て大満足です。
家内は昨年と同じメニューで、「漬けどんセット:1,000円」(漁師の沖漬け丼、かき揚げ、桜えびのみそ汁)を満足そうに食べていました。
また、会社の同僚に「桜えびドーナツ(4個250円)を買っていったのですが、結構好評でした。
ちなみに、今年は、桜えびが不漁ということで、臨時休業の日が多いようです。(私が伺った4月12日を最後に、ずっと休業が続いているようです。)
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(2014.4)
今年はTVで紹介されたらしく、「桜えび祭り」ほどではないにしても大行列ができていました。(日曜日、10時50分時点)
40分並びましたが、今年も結果は大満足でした。
値段ですが、かき揚げ単品の値段は300円で据え置きでしたが、かき揚げそばは700円から750円に値上がりしていました。ただ、昨年まではなかった「桜えび炊き込みご飯:400円」が新規に販売が開始されており、今回私が頼んだのは、「かき揚げそばと炊き込みご飯のセット:1,000円」。炊き込みご飯の量が多く、二人分の食事、という感じでした。
炊き込みご飯は十二分に美味しかったのですが、かき揚げを食べた後に食べると、桜えびの香りが淡く感じられ、先に全部食べておくべきだった、と、反省しました。
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(2013.4)
今年で5年連続の桜えびグルメです。
今回も天気に恵まれ、大満足の半日となりました。
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(2012.4)
今年もまた由比まで桜えびを食べるためだけに出かけてきました。
ドライブとしても格好な好天気で大満足な一日でした。
「由比丼」というのは、桜えびとシラスの釜揚げがたっぷり載った、漁協直営店ならではの太っ腹な盛り付けで、一口頂きましたが、文句なしにおいしかったです。
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(2011.4)
桜えび大好きです。
以前は、ここ由比の桜えび祭りに来ていたのですが、混雑がひどすぎるため、普段の休日にここを訪れることにしています。
(今年は、東日本大震災の影響で桜えび祭りは中止になったようですが・・)
東京で食べる「桜えびのかき揚げ」というのは、「桜えびが入ったかき揚げ」ですが、ここのは「全て桜えび」です。味の濃度が違います。
そして、安い。
蕎麦の味など、許してしまいます。
何時間も車に乗って食べに行くだけの価値があると思います。
ベスト10の上位に入っているようなフレンチ・イタリアンの洒落たお店には、一年前までとんと縁がありませんでした。
このようなお店を訪れる楽しさを知ることができた1年でした。