たいきさんのマイ★ベストレストラン 2012

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マイ★ベストレストラン

レビュアーの皆様一人ひとりが対象期間に訪れ心に残ったレストランを、
1位から10位までランキング付けした「マイ★ベストレストラン」を公開中!

コメント

今年は比較的リピートが多かったです。
ある程度いける範囲のお店には行きつくした感がありますね。

マイ★ベストレストラン

1位

ル ベナトン (夙川、さくら夙川、香櫨園 / フレンチ、イタリアン)

6回

  • 昼の点数: 5.0

    • [ 料理・味 5.0
    • | サービス 5.0
    • | 雰囲気 4.5
    • | CP 5.0
    • | 酒・ドリンク 5.0 ]
  • 使った金額(1人)
    - ¥10,000~¥14,999

2023/12訪問 2023/12/30

2023年も 最後まで お世話になりました

夙川駅徒歩3分。閑静な住宅街に佇むお店です。
ブルゴーニュ、ボーヌの星付きレストランで修行されたシェフは、ジビエの食材を
一からさばく技術をもっておられ、いわゆる「天然もの」のジビエをしかも、美味しいフレンチとして提供できるのが何と言っても強みです。日本での「ジビエ=臭い・硬い」という残念な通念を解消してくれます。
毎年 我が家の記念日は全てこちらのお店で
美味しいものをいただくということに決まっています。

今年はクリスマスに用事が入ってしまい、
予定を こちらにずらしていただき、
ご迷惑をおかけしてしまいました。

今年も最後の最後でこれほど美味しいものをいただくことができて、
幸せな1年と 思うことができました。

今年は ヴィンテージシャンパーニュを
持って行ってたので、それに合わせたコースを
お任せでだしていただきました。

アミューズは他のコースと同じものだったようですが、
次は 我が家はシェフと同じで牡蠣が好きなので、
牡蠣の低温調理の一皿 。

それから 菊芋 のスープと タラの白子、
そして ホタテ のソテー などが入った 1皿。
これはホタテの甘みと菊芋の甘み、
白子のソテーの香ばしさと 塩気 が素晴らしい バランスで、
これも シャンパーニュによくあいました。
白子を多めに食べてしまうとやや 生臭さが出る
というぐらいのバランスです。

そして コブダイ。
これも皮の焼き具合が絶品でしたね。

最後は イノシシの 骨付きバラ肉のグリエ。
ちょっと写真を撮り損ねましたが
ある意味 、本来のT ボーンではないですが、
他の部位 も少しついていて 食べ応えのある一品でした。

妻は何風か分かりませんがカツレツをいただきました。
アンチョビバター と合わせて食べると
本当に美味しかったです。
アンチョビバターという選択肢が
我が家の中に1つ追加されました。

今日は年内最後ということで なかなか 忙しそうな感じでしたが 、
本当に素晴らしい食事を楽しませていただきました。
来年もまたよろしくお願いします
今年のクリスマスのごちそうも
ベナトンでいただきました。

クリスマスには少し早いですが
スケジュールの都合もあるのでこの日です。

シャンパーニュと白を グラスでいただき、
持ち込んだ赤と合わせて 食事を進めていきます。

薦めていただいた白ワインは
果実味も感じられつつ濃厚なシャルドネ。
これもおいしかったです。

今回は持ち込んだワインと料理の相性が特によく、
歴代でも最高レベルの ご馳走になりました。

また、一皿目から今までに食べたことのないものが
ずらりと並びました。
シェフの意欲作だと思います。

最初の ひと皿のうち、
特によかったのがビーツを使った前菜です。
無農薬有機栽培のビーツの良さを
最大限引き出していると感じました。

そして二皿目は は何と焼きナスのアイスでした。
これもかなりの意欲作。
甘いのに焼きなすの味を感じられる
アイスクリームでした。

そして3皿目は アナグマのミンチを使った ラビオリです。
これが 持ち込んだワインに
しっかりとマリアージュしてくれました。
添えられた きのこのソースと合わせても
またとてもよく合いました 。

次にいただいたのが黒鯛のソテーです。
ソースが固形のようになっていて
鯛の皮を包むようにくっついてました。
そしてこの調理法と味付けにより、
やはり赤に マリアージュしました。

さすが料理とワインのどちらもが主役になれる
フレンチの技法、そして シェフの技です。

メインは 我が家の天敵とも言える イノシシです。
3種類の部位 をいただきました。
いつもよりも柔らかく感じる 赤身の肉 には
うまみがしっかりと詰まっていました 。

急がないと硬くなってしまいかねない
脂身の方も今日はなかなか柔らかく頂けたような気がします 。
そして妻がオプションで付けたエゾシカの腎臓のソテー。
これは珍味ですね。

今までいただいた中で 最も
料理とのマリアージュが優れていた 一品だったかもしれません 。
これだけの満足を味わうことができて
いろいろあった今年も
良い年だったなと 思うことができました 。

スタッフの入れ替わりもある中で
いっとき 残念に思っていたパンやデセールも
最近 良くなってきたと思います。

また来年も美味しいものをよろしくお願いします。
我が家の中では
長い間ナンバーワンでしたが、
いよいよ食べログ百名店いりですか。
おめでとうございます。

我が家の記念日は
全て ベナトンで食事をするということになっています。

今回は妻の誕生日 ということで
ワインの持ち込みと シェフのおまかせのコースを頂きました 。
相変わらず、ではなく、
日々進化されていることがわかります。

今回は、サーモンも素晴らしかったですし、
こぶ鯛の松皮焼き風も美味しかったですね。

サーモンは旨味が強いので
あたかも塩味がキツい印象を与えてしまいますが、
その後、水を飲みたくなったかと言えば
全くそんなことはありません。
つまり、味わいが深いだけで
塩気が多いわけではないですね。

ワインとの相性も素晴らしく、
さらにこの価格帯では
実現が難しいはずのサービスや
デセールのレベルも高いです。

今回の塩キャラメルのエクレアはかなりのもので、
これより美味しいものが買えるお店は、
私の知る限り数件しかありません。
今のベナトンスタッフは歴代でも最強レベルに近いと思います。

これからも末長く美味しいものを
食べさせていただきたいものです。
新型コロナの影響で、
レストランもいろいろ工夫して
苦境を乗り切ろうとされています。

わが家の大好きなベナトンも
テイクアウトやデリバリー、
ワインの販売免許も取得されて
ワインやチーズも販売しています。

わが家も少しでもお力になれればと思い、
テイクアウトで3500円のお弁当を
いただきました。

ヒモを引くと温まる形式の
ランチボックスは面白いです。
それだけではなく、
冷めておいしいものを作るのは
それなりにノウハウが必要だったり、
本来のお店の味から離れてしまうので、
こういった工夫をされているのは
さすがだと思います。

ワインと合わせて
今日も素晴らしい食事をいただくことができました。
なんとかこの苦境を乗り切って
またおいしい食事を楽しませていただきたいと
心から思います。


 今や、私の人生で欠かせないものになったこちらのお店に、
またお邪魔しました。
もう何度お邪魔したことでしょう。まもなく10周年を迎えられるわけですが、
わが家は2009年から9年間通い続けました。

 シェフ以外のスタッフはすべて入れ替わっていますが、
変わらず、あるいは今まで以上の料理とサービスを
提供していただいています。

 サービス料なしでソムリエがワインを提供してくださる。
 パンは自家製に切り替わり、デセールやプティフールも
かなり美味しいものになっています。

 今回はイノシシのフィレをいただきましたが、
やわらかく、旨みが凝縮していて、素晴らしい出来栄えでした。

 こちらのお店では解体からシェフがすべてやられるので、
メインだけでなく、ジビエのテリーヌも食べることができます。
 ときおりジビエの解体を見せていただけるので、
命をいただいているという感覚がはっきりとあります。
 
 解体には免許が必要で、肉をさばくことがうまい人、
さばかれた肉を美味しく調理できる人は、
それぞれ日本にもたくさんいるでしょうが、
その両方を兼ね備える方はそういないでしょう。
 
 そうなって初めて、おいしくて安全なジビエを
美味しくいただくことができます。
ワインとの相性ももちろん抜群です。

 これからも末永くお世話になりたいと思っています。 
 
 
 2012年4月

 考えてみるとずいぶん久しぶりの再訪となってしまいました。
 前回の訪問時、2点ほど改善していただきたいポイントを
 指摘させていただきましたが、
 本日、見事に解消されていました。

 1点目、接客に関してはこれは時間の問題で解消さえると思っていました。
 そもそもサービス料がかかってこないお店なので
 過剰な期待をするつもりはありませんが、
 ストレスを感じない程よいサービスレベルに戻っていました。

 2店目、最大の弱点だと思っていたパンがコンセントマーケット
 それに変えられていました。
 いろいろと越えるべきハードルはあったでしょうが、
 改善すべき点は改善するという姿勢は
 さすが一流店だと感心してしまいました。
 
 やはりおいしい料理には一定レベル以上のパンが似合います。
 こうなると我が家にとって、関西最高のお店に返り咲きですね。
 あれからいろいろとお邪魔しましたが、
 このお店ほど満足度の高いところはありません。
 
 今日も、レンコダイのブールブランソースといい、前菜のサーモンのマリネといい、
 魚料理が抜群ですね。
 定番のパテドカンパーニュも一段と旨みが増していたようです。
 
 もともと我が家の好みにぴったりの味でしたが、
 さらに磨きがかかっておられるようですね。 
 大変おいしかったです。


 2010年12月

 今年もベナトンで締めることになりました。
 我が家の一番のお気に入りのお店です。
 こちらのお店の一番気の利いたサービスを
 今回初めて利用させていただきました。
 
 それはワインの持ち込み料のことです。
 こちらでは持ち込み料を2種類から選ぶことが出来ます。
 1律3000円か、お店に1杯寄付するというものです。
 これって実に気の利いたというか、
 粋な計らいだと思います。
 
 さて。今回も非常においしくいただきましたが、
 今回気になった点を指摘したいと思います。

 まず1点目。接客レベルの低下。
 メインのギャルソンはしっかり勤めておられると思いますが、
 アルバイトのレベルが及第点に届いていないようです。
 
 2点目、以前から唯一の弱点はパンにあると思っていたのですが、
 今回のバゲットはいつになく皮がバリバリだと感じました。
 許容範囲を超えるレベルです。
 その後訪れたビゴの店甲陽園店のバゲットが同じ状態だったので、
 ビゴの店さんの問題なのかも知れませんが、
 あれだけ皮がバリバリなのは、少なくとも我が家の好みではありませんし、
 今おいしいとされているバゲットの条件から外れているように思います。

 夙川にはおいしいパン屋さんたくさんあるので、
 それだけに残念です。


 2010年 4月

 今日は記念日のお祝いということで、
 やはり信頼できるお店に行きました。
 昨年度のマイベストレストランの中で、
 関西最高のお店を選ぶのは当然のことです。
 
 夙川は桜の季節ということで時ならぬ人の波で
 ごった返していました。
 もともと急に特急が止まるようになったため、
 駅の規模が小さすぎて危険な状況だと思いました。

 そんな喧騒をはなれ、ベナトンに到着。
 いつもは我が家が一番のりですが、
 今日は先客もいるなど、やはりこの季節の夙川は
 大人気です。

 いつもながらの歓待ぶりなのですが、
 残念なことが一つ。
 いつものなじみのメートルさんがおやめになるとのこと。
 いろいろあるとは思うのですが、接客の面で
 お店の人気に影響が出ないと良いのですが…ね。

 後任の方は若くて物腰柔らかなタイプで、
 タイプが違うので、違った一面が見られると思います。
 
 さて、今日はお祝いなのでシャンパンからスタートです。
 いつものル・ノーブルに加え、ロゼのスパークリングがあるとのことで、
 紅白のスパークリングで乾杯です。

 春のベナトンは初めてなので、前菜からして
 新メニューが目白押しでした。
 まずアミューズからいつもと違います。
 根?セロリのムースは、癖の強いはずのセロリが
 ほんのりと良いアクセントになっています。

 前菜は定番のジャンボンペルシュと
 ホタテとホワイトアスパラをチョイスしました。
 旬のホワイトアスパラは滋味にあふれ、
 ホタテのうまみとガーリックバターソースが 
 たまりません。

 ジャンボンペルシュは相変わらずのおいしさです。
 ほかのお店でも食べるのですが、
 明らかにアタマ一つ抜けています。
 パセリがうまいアクセントになっているのでしょうか?
 
 メインは無理を言って豚バラ肉のコンフィです。
 この一皿ははっきりいって絶品です。
 豚好きを自認される方はぜひ一度は試しいただきたいですね。

 脂身たっぷりなのに、ソースが全体のバランスをうまく整えているので
 最初は甘い印象がありながら、
 噛むごとに塩気が出てきて、最終的に塩味にまとまりますが、
 濃すぎず、くどさを抑えているので、女性でも
 間違いなく完食出来るでしょう。
  
 そしてここの魚料理は外れたことがただの一度もありません。
 今日も料理の内容を聞いて、
 間違いなくおいしいというイメージが浮かび、
 そしてそれ以上の満足感を得ることができました。
 
 なにより火加減が絶妙なのです。
 皮付きの魚を扱わせたら右に出るものがないのでは?
 と思わせるできばえです。
 
 皮のパリパリ加減、それでいて身のほうは火が入りすぎず、
 やはり絶妙な火加減です。
 ソースも毎度おいしくて、ビゴ本店のパンは
 いつもこのソースに染まります。
 
 さらに実はこのお店の野菜は間違いなく
 無農薬、有機栽培のはずです。
 我が家は毎日無農薬の野菜だけを食べているので、
 そうでないものはすぐにわかります。甘みがまったく違いますから。

 市販の野菜で、無農薬、有機栽培とうたってあったとしても
 基準がまちまちで、実は安心できるかどうかは
 それだけではわかりません。
 野菜は本来甘いものなので、
 その甘さが一つのバロメーターだと思っています。
 
 今日はさらに記念日ということで特製のケーキまで
 作っていただきました。
 フォンダンショコラをホールでいただいたのは初めてです。
 これを1500円で提供していただくなど、コスト完全度外視ですよね。
 本当にありがとうございます。

 プティフールまではとても食べきれず、
 包んでいただきました。
 何度回を重ねても飽きるどころか、新たな魅力がましていく
 やはり我が家にとって関西最高のフレンチです。


 2009年 9月 再訪

 久しぶりにベナトンへ行ってきました。
 この間2度ほど振られてしまっていたので、
 期待のハードルが高まっていましたが、
 それを軽くクリアしてしまう、相変わらずのおいしさでした。

 アミューズ バチ海老のフリッター

 前菜    ① サーモン。手の込んだ調理法で、
        半生なんですが、皮だけはパリッと焼き上げてある。
        ごぼうのフリット添え。
        ②ホタテとラクド(豚肉の…ベーコンに近いもの?)と
         秋茄子のペースト

 パン3種。 自家製全粒粉、ビゴ本店のバゲット、ルヴァンが食べ放題。

 メイン   ①豚肉のロースト。詳細は忘れました。
        ②うさぎのロースト。4種類の部位をそれぞれに合わせた調理法で
         提供してくれています。

 デセール 洋ナシのコンポート?
        バニラアイスとバナナと甘いリゾット。(忘れてしまって…)

 プティフール ココアクッキー、フィナンシェ、アメ細工のお菓子

 どれもすばらしい。
 前回の訪問時と同じものは一つもありません。

 ラストのプティフールまで自家製で、手抜きというか
 妥協がありません。
 しかもそれが自己満足的な技の披露ではなく、
 お客のニーズに沿うことに妥協がないのです。

 料理のセンスもさることながら、さすがはシェフなのに、
 オルフェで接客をあえて学んだという方ですね。 
 技や食材のレベルをああだこうだ言う前に、
 どんな姿勢で調理に向かっているのか、これが私にとって
 大きなポイントになります。 

 二度目の訪問でさらに懐の深いところを見せていただきました。
 遠いですが、やはり毎月通いたいお店です。

   過去のレビュー


 バエレンタルショック以来、フレンチを避けてきましたが、
 今日、久しぶりに行ってきました。 
 関西屈指と評価されるこのお店です。

 私の好みからするとここまではルセット
 関西ではナンバー1でしたが、
 今日、ついに塗り変わりました。
 しかもバエレンタルの呪縛をも打ち破ってのことですから
 相当な大差といってもいいでしょう。

 店の雰囲気は落ち着いている。
 隣のテーブルが近すぎるかもと思ったものの、
 実際には、隣の席には入れないようにしていらっしゃるのかも。
 食器も特別高価なものではないが
 センスよくまとめられている。

 接客係はお二人なので、最高レベルというわけではないが、 
 サービス税がかからないということを考えれば
 十分なサービスを受けていると思います。
 サービス税をとられた上に、
 たいしたサービスを受けられない店もあります。

 しかも予約を入れた際にAコースとBコースという選択
 をすんなり受け入れていただけたことも好印象です。
 ランチでは特にそういったチョイスを嫌がられるケースがありますから。

 今回は結局Aコースを二つ。
 前菜も魚料理も肉料理もチョイスできたからです。
 
 まずアミューズ。トマトのムース。
 酸味が抑えられつつトマトの風味がはっきりと感じられる。
 トマトの質の良さとシェフの腕の確かさを早くも予想させる展開。

 前菜は自家製ジャンボンペルシュのサラダと
 古代米のリゾット、穴子の白焼き巻きにホタテ添え。
 どちらも味がしっかりとつけられ、しかもくどくなく、
 深みのある味です。量の方もしっかりあって満足度の高い一品でした。
 
 「パンがほしいな…」と思ったところで
 自家製の全粒粉パンをはじめ、三種類のパンが運ばれてくる。
 パンについては、自家製の方が好きです。
 購入したパンだと、ベストの状態から余分に焼いてしまうので
 満足できないことが多いのです。

 次に別料金のスープ(500円)が登場。
 ジャガイモのビシソワーズ。
 これもはっきりとジャガイモの味が感じられる
 おいしいスープでした。

 そしてメイン。
 スズキのポアレ、アンチョビソース。
 つけあわせの野菜がまた甘くておいしいんです。
 生に近い状態なのにこの甘さ。
 野菜の新鮮さ、栽培方法の安全さがうかがい知れます。
 もちろん肝心の魚のほうも皮はパリッと焼き上げられ、
 中身はふわっとしています。おまけに身はぷりぷりなんです。

 妻はこの時点でバエレンタルを超えたといっていました。
 
 次は本日の肉料理。イベリコ豚のソテー、フレッシュトマトソース。
 トマトソースは主張が強すぎてちょっといやだと思っていたのですが、
 これがまた、きつい酸味がほとんどなく、ひかえめに肉の味を
 引き出していたのです。 

 これはおいしい!

 しかも肉そのものも適度に霜降り状態になっていて、
 中身はやわらかく、外はこんがり。
 量もかなりのもので、豚好きの私としては、
 文句なくナンバー1の評価をしたいと思います。

 あとはデザートとコーヒー、お茶請け。
 フレンチのデザートとしてはこんなものでしょう。
 でも自家製のマシュマロは目を引くものがありました。
 
 総括すると
 味の面では飛びぬけてナンバー1です。
 CPも高め。男性でも満足できる量。
 スノッブではない内装と食器。
 立地も閑静な住宅街の一角ということで
 客層も落ち着いた感じの方が多い。
 
 いや、これでおいしいフレンチを食べたくなっても
 発作的に札幌まで行かなくてもすみそうです。
 
 30軒にも満たない私のフレンチ体験ですが、
 現在のところ文句なく関西ナンバー1だと思います。

 あとはカランドリエ、ラベ、トゥールモンドあたりが
 対抗馬となるわけですが、今年中にすべて訪問してみたいと思います。


 

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2位

リストランテ・イ・ルンガ (近鉄奈良、京終、奈良 / イタリアン)

1回

  • 昼の点数: 4.5

    • [ 料理・味 4.5
    • | サービス 5.0
    • | 雰囲気 5.0
    • | CP 4.0
    • | 酒・ドリンク 4.0 ]
  • 使った金額(1人)
    - ¥5,000~¥5,999

2013/04訪問 2013/04/29

その感動は1年後も色褪せませんでした。

 私は食べ歩きはライフワークといいますか、
 一生ものの趣味のように感じています。
 おいしいものを繰り返し食べるというより、
 新しい感動、新しい物を作り出そうという情熱にふれたくて
 新規のお店に出かけることを好んでいます。

 しかし、もちろん大好きなお店に関しては
 リピートしようとしますが、お気に入りのお店は
 どこも超人気店であり、こちらでいきたくても
 予約を取ることが出来ません。

 こちらのお店は実に1年ぶりの訪問となってしまいました。
 この間3度振られてしまいましたが、
 久しぶりに訪れたイタリアンの名店は、
 いささかも色褪せず、相変わらずのもてなしを受けました。

 メニューは5000円コース一本に変わってはいましたが、
 料理の最初と最後にシェフがご挨拶というスタイルは
 変わっていません。

 スタッフの動き、気遣いも変わらず素晴らしいですね。
 お料理のほうも野菜の甘さに始まり、
 まるでフレンチのような複雑かつバランスの取れたなソース、
 完璧ですねえ。
 
 私は本来、フレンチであっても、凝りすぎたソースは好まないのですが、
 この味わいには感動を覚えます。
 今度は他の季節にも訪れたいので、
 がんばって予約しないと。
 

  以前のレビュー


 最近忙しいというか他にやることが多くて
 食べログの更新が滞っていました。
 しかし、この感動はすぐに書いておきたくて
 投稿しました。

 やはり我が家はイタリアンがすきなのか、
 このお店のホスピタリティが優れているのか、
 両方だと思いますが、すばらしいお店です。

 ミシュランで星を取られているということが、
 見た目重視かもしれない、と逆に警戒させましたが、
 心遣いが第一にすばらしいポイントになります。

 店員さんは気取って決められた話をするのではなく、
 常にこちらの動向を見極めてから行動します。
 たとえばこちらが会話をしている様子であれば、
 必ず一度立ち止まって、断りの声をかけてからアクションしてくれます。

 そしてなによりシェフ自らが料理の最初と最後に必ず挨拶に来られます。
 この姿勢が店全体を貫き、上質のサービスとなって現れていると思います。
 料理は5000円のコースにしましたが、これが大正解です。
 
 突き出し、前菜(冷製)だけでもうならせるものがありました。
 突き出しは小さな揚げ物中心の構成で、暖かいし
 一つ一つが主張があっておいしいんです。

 温菜、自家製フォカッチャとたべてゆくと、
 どうもすでにおなかが満ち始めています。
 しかし、不思議とプリモもセコンドもすっと入っていくんです。
 もちろんポーションが小さいというわけではありません。
 おいしくて食べずにいられないといったほうが正しいでしょう。

 プリモピアットは妻が自家製手打ちパスタ、魚介のソース。
 私は菜の花のリゾットです。
 リゾットはぼんやりした味が多いのですが、こちらは違います。
 付け合せのズワイガニと生ハムの巻物のおいしさもさることながら、
 苦いと思わせるほどのリゾットと、甘めのソースが一緒に食べると
 驚くほどのマッチングを見せるのです。

 パスタのほうは特筆するほどではないですが、これもおいしかったですね。
 タリオリーニに唐辛子が練りこまれていますが、
 ややコシが不足している印象があります。
 料理のマイナス0.5ポイントはココです。

 しかし、メインの太刀魚も無料で差し替えてくださった豚のフィレ肉のローストも
 文句のつけようが無いおいしさで、
 ドルチェも、カッフェも小菓子も満点です。
 特にエスプレッソは最近珈琲好きになってきている私もうならせるものでした。
 どんなマシーンを使っておられるのやら。

 ここでもカッフェのサーブのタイミングをこちらにたずねてこられる
 おもてなしぶりは、最近いったリッツカールトンに勝るとも劣らないレベルのものでした。
 奈良にはこれからも町歩きで何度も行くと思うので、
 その際にはぜひこちらを利用させていただきたいですね。

 ああ、書き忘れましたが、奈良の野菜は最高レベルですよ。
 トマトやにんじんの甘さと来たら…。

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3位

アモーレ・ナオミ (喜連瓜破 / イタリアン、ピザ、パスタ)

1回

  • 昼の点数: 4.8

    • [ 料理・味 4.5
    • | サービス 4.0
    • | 雰囲気 4.0
    • | CP 5.0
    • | 酒・ドリンク 2.0 ]
  • 使った金額(1人)
    - ¥1,000~¥1,999

2014/02訪問 2014/02/09

リノベーション

 久しぶりの再訪となりました。

 正直なところ、やや質の低下を招いている印象があった
 こちらのお店から、少し足が遠のいていたのです。
 しかし、優れたお店は質の向上を目指して
 努力されるものですね。

 新しいイタリア人シェフを呼び戻し、
 値上げもせずに料理の質を劇的に改善されていました。
 こんなことが可能なんですね。

 前菜にも今までとは違う味を見出すことができましたが、
 ラザーニャにもなぜかマルゲリータにも
 以前とは段違いの美味しさを感じました。
 
 メインのフリットミストや豚肉のトマトソース煮も
 ポーションを落とさず、しかもおいしいんです。
 トマトソースのレベルアップはピザとも共通しているのかもしれません。

 今や、味の面だけでも一流となりつつあり、
 CPを合わせて考えれば、
 完全に大阪ナンバー1のピザ屋さんとなったのではないでしょうか?


  以前のレビュー

 現在のランチセットメニューは以前よりはるかに
 お得になっていました。
 
 Aセット 800円!!
 大きさもおいしさも変わらぬピザにサラダとカフェが付いて
 この価格はまさしく驚天動地です。
 おいしくないピザしか出せない店でもこの価格なら
 許せてしまいます。

 そしてスペシャルセットは前菜3品にピザ、リゾット、パスタから2品
 メイン、パン(ゼッポラを含む)、デザート、ドルチェが付いて2350円です。
 なんといっていいでしょうか、計算を間違えてないですか?
 というレベルです。
 ついでに言いますと、食べきれないほどの量です。

 こんなにCPが高いお店は珍しいですが、
 逆にビールの価格が驚くほど高いのが不思議です。
 イタリアのビンビール1本750円は、
 逆にこれほど高いお店も珍しいレベルです。
 ビールを売りたくない理由があるとしか思えないですね。
 ぜひ改善していただきたいものです。


  以前のレビュー

 このところ我が家はナポリピザにはまっています。
 そもそものスタートは京都のダユウキさんです。
 薪窯の威力はすさまじく、今まで食べていたピザとは
 まったくの別物に仕上がってきます。

 生地のはじっこのコルニチョーネと呼ばれるふくらみ部分が
 日本のおもちのような食感を醸し出します。
 宅配ピザをはじめとするその他のピザはその部分が違いますね。
 しかも薪窯特有の香りや焦げがアクセントになっていて、
 具やソースに頼らなくても生地の旨みが際立ちます。

 そんな条件をクリアし、なおかつ価格が抑えられている。
 それがナポリピザにおけるおもてなしの心ではないでしょうか。
 おいしいから値段が高いというのも納得ですが、
 普段使いできるレベルでおいしいものを提供しようという姿勢が
 素晴らしいですね。

 本日はマルゲリータ、三種のフォルマッジョピザを組み込んだ
 ランチセットです。
 前菜、スープ、パン、ピザ、メイン、ドルチェ、カッフェで、
 あわせて1800円!!
 カルチャーショックを受けるほどのお得さです。

 もちろん1800円が庶民価格なのかということで言えば、
 おいそれとそこまで出せない価格でもあります。
 こちらのAセットだと1000円でおいしいピザとサラダ、パン、
 オプションでカッフェなどを安値でつけられます。

 今日は喜連瓜破まで遠征しているので、
 交通費(片道510円)を上乗せするとなると、
 もう少し自宅近くのお店を見つけた方が安上がりなのですが、
 こちらのお店の実力と心意気を多くの方に知ってほしいですね。

 前菜△ スープ○ パン△ ピザ◎ メイン(肉:チキントマトベースのソース)○(魚:鯛のアクアパッツア)○ ドルチェ+カッフェ○ (味のみ)
 このレベルのセットが1800円というのは、
 今までの経験上異常なお得さです。
 谷町線沿線の方がうらやましいですね。


 

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4位

ブラン・ピエール (京都市役所前、神宮丸太町、丸太町(京都市営) / フレンチ)

1回

  • 昼の点数: 4.5

    • [ 料理・味 4.0
    • | サービス 4.0
    • | 雰囲気 4.0
    • | CP 5.0
    • | 酒・ドリンク 4.5 ]
  • 使った金額(1人)
    - ¥1,000~¥1,999

2011/12訪問 2020/11/03

ここが京都だなんて…うそみたい。

 この日はぶらぶら歩きだったんですが、
 唯一の目的地だったのがこちらです。

 阪急沿線からはかなり歩くことになりますが、
 ぶらぶら歩きなのでそれもよしです。
 途中、いくつものお店に立ち寄りながらの珍道中です。

 こちらのお店は、京の町屋を改造した
 いかにも京都らしいビストロです。
 内装はすっきりしていて、レベル高いですよ。

 しかし、ランチのCPの高さはとても京都とは思えない
 レベルです。
 京都のお店はおいしさや、雰囲気などはレベルが高いと思っていましたが、
 価格のほうもそれなりか、高めのことが多く、
 またいきたいと思えるようなお店は我が家のリストには載っていませんでしたが、
 こちらははっきりと記されました。

 しれにしても、1200円でサラダ、スープ、メインって。
 これが少なすぎたり、おいしくなかったりするならただの3流店ですが、
 サラダもスープもおいしいですし、
 パンは出来合いのバゲットと自家製パンの二種類で
 おかわりもできます。
 メインまで標準以上のレベルだったので、
 逆に不思議になってしまうほどのお得さでした。
 
 1700円コースと2800円コースになると前菜とメインを数種類の中から
 選ぶことが出来ます。しかも驚くなかれ、
 2800円のほうはダブルメインなのです。

 デザートはオプションでつけることが出来ますが、
 これもまた数種類から選べます。
 しかもこれまたなかなかのレベルです。
 以前も書きましたが、私は甘すぎるデセールは嫌いなので、
 フレンチのコースについているデセールはあまり好きではなかったのですが、
 こちらのクレームブリュレは甘さのバランスが取れていて
 おいしかったです。

 中庭は特別に素敵な景観ではないですが、
 京都らしい佇まいで心が和みます。
 あまりにもお得なこちらのお店、人気は必至でしょうね。

  

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5位

SOBA Café さらざん (五条(京都市営)、四条(京都市営)、清水五条 / カフェ、ヨーロッパ料理、スイーツ)

1回

  • 昼の点数: 4.5

    • [ 料理・味 4.0
    • | サービス 4.0
    • | 雰囲気 4.5
    • | CP 4.5
    • | 酒・ドリンク - ]
  • 使った金額(1人)
    - ¥1,000~¥1,999

2012/02訪問 2012/02/19

癒しの空間は創意工夫と努力によるものでした。

 今日は寒い中、元気に京都まで遠征しました。
 目的地はこちらのお店です。

 自らそばを育て、それをふるまう方法をガレットに見出して
 出店にこぎつけたとのことです。
 まだ若い女性店主の情熱によって生まれたこのお店は
 我が家の好みにぴったりです。

 最近飲食店のフランチャイズ化、大量商品化がすすんでいますが、
 その結果として没個性化も進んでしまっています。
 個性があって、しかも良質のものを提供しようという動きがあれば、
 われわれは支援してゆきたいものです。

 能書きはともかく、お店のことをご紹介します。
 こちらのお店は古い建物に
 いろいろと手を入れて、素敵な空間を作り出せています。
 
 料理のメニューは30種類ほどのガレットに
 サラダやスープなどをオプションでつけてゆくスタイルです。
 デザートや食後のドリンクもオンデマンド方式なので
 CPは高めですね。

 ガレットはボリュームもあり、しかもおいしかったです。
 今回はオススメメニューからミートボールのホワイトソース煮込みガレットと
 シャンピニオンソースガレットを選びました。
 
 味の詳細はさておき、総評すると
 素材の良さを生かそうとしている点、
 味わいにつながり感があり、使っている素材が相乗効果を生み出せるように
 工夫されています。
 
 冒頭で書いた没個性、マニュアル型のお店では
 こうはいかないでしょう。
 良い素材をばらばらに使いながら、
 ちぐはぐで似たようなメニューが出来上がってしまいます。

 サラダもスープも、一工夫足しておいしく仕上げられています。
 腹もちがやや心配でしたが、男性でも物足りないということはありません。
 ビールもワインもありましたが、
 後のことがあったので今回は見送りました。

 雰囲気も良くておもてなしの心も申し分ありません。
 我が家の好みにぴったりの、素敵なお店を見つけてしまいました。
 確実に再訪したいと思っています。
 

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6位

チッタ (広小路、上野市、茅町 / イタリアン)

1回

  • 昼の点数: 4.5

    • [ 料理・味 4.0
    • | サービス 4.0
    • | 雰囲気 4.5
    • | CP 5.0
    • | 酒・ドリンク 5.0 ]
  • 使った金額(1人)
    - ¥1,000~¥1,999

2016/11訪問 2016/11/05

久しぶりの訪問も、色あせない名店でした。

 前回の訪問から4年。入れ替わりの激しい外食産業にあって、
いまだに人気店として君臨するこちらのお店は
紛れもない名店だと思います。

 伊賀上野が目的地だった前回の訪問とは異なり、
今回はこちらでランチをとるのが目的で足を延ばしたのです。
ましてあれから4年の月日が流れ、私自身の味覚や経験の変化と、
お店の実力の変化を楽しみにして訪問しました。

 1800円のランチと2600円のランチをいただきました。
3種のパスタの中に気になる一品があったのもさることながら、
パスタとメインのどちらに自信があるのかわからなかったからです。

 前菜のミストは暖かいものが少なかったのですが、
十分に美味しくいただくことができました。
前回は熟撰の生をいただきながらの食事だったのですが、
今回は運転があるため、アルコール抜きでの食事でした。

 その影響がどこに出るかと思いながらの食事でしたが、
前菜もパスタも単品で十分に楽しめる完成度でした。
唯一残念だったのは下味不足とも思えたほど味がなじんでいなかった
魚料理のみです。肉料理はほろりととろけるほどしっかりと煮込まれた
桜ポークのバラ肉で、これは完璧でした。

 相変わらず実においしい料理を提供されています。
朝から少し頭痛がしていたのですが、美味しい料理をいただいて
少し回復しました。

 この後は女人高野とも呼ばれる室生寺に向かいます。
 
  過去の記事


 赤目四十八滝が今回の旅のメインであり、
 事前の食べログ予習の結果、食事には目を瞑る
 計画だったのですが、まさかの名店に当たってしまいました。

 外観は町屋を利用しておられ、
 まずは観光客の心をくすぐります。
 しかし内容は…というお店には何度も当たっているので
 今回は他に目標となるお店があれば
 回避してしまうところでした。

 ランチメニューはコース3種類のほか、
 スピードコース、おまかせフルコースなど
 とにかくユーザー目線で、至れり尽くせりのメニュー設定です。

 今回はAコース 1500円(前菜、パスタ、ドルチェ、カッフェ)と
      Bコース 1800円(前菜、自家製パン、メイン、ドルチェ、カッフェ)
 圧倒的にBコースがお得ですね。

 今回、実は私には満足する予感がありました。
 それはドリンクメニューを見たとき、
 熟撰の生ビールが置いてあったからです。
 めったにお目にかかれないビールのセレクトです。

 これが続いているということは、リピーターがいるということですし、
 あるいは少なくとも、シェフと私の味の好みが似ているということです。
 最高レベルの高級イタリアンではないでしょうが、
 満足度の高い料理に仕上がっていることは、
 この時点で確信できていました。

 前菜は5、6種類ほど。
 野菜も苦味がなく、無農薬か有機栽培。
 レタス、水菜にセロリの葉を極少量まぜておられ、
 このバランスが抜群でした。

 パスタはジャガイモのニョッキのクリームソース。
 前菜も、パスタのソースもおいしいキノコが使われていて、
 おいしい食材が手に入る環境というのは素晴らしいことだと
 改めて実感しました。

 メインの豚料理は、高級感よりもビールに相性がぴったりという
 コンセプトなのでしょう、私は計三杯熟撰をいただいてしまいました。
 メインのソース、最高ですね。
 もちろん下味もしっかり付いていて、
 何もつけない状態でもおいしく焼きあがっていました。

 私だけではなく、妻も大喜びのこのランチ、
 ドルチェも量が多く、さらにおいしかったので、
 本当にこの価格で大丈夫なのかと心配してしまいました。

 この味、CPの高さ、これはリストランテというより
 トラットリアかオステリアといった雰囲気ですが、
 おまかせコースではリストランテの名に恥じない
 すごいものがでてくるのかもしれません。

 こんなに遠くなのに、必ず再訪したいと
 強く決心させられる。
 そんなお店に久しぶりに出会うことが出来、
 テンションが上がりました。

 まだレビューしていないいくつかの訪問済みのお店を飛び越え、
 急いで皆さんにお伝えしたくなってしまいました。
 
 しかし改めて食べログの点数を見てみると
 驚くほど低得点です。
 この新システムは本当に大丈夫なのでしょうか?
 信頼失墜につながらなければ良いのですが。

  • (説明なし)

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7位

トレファツィオーネリオ (芦屋(JR)、芦屋(阪神)、打出 / カフェ)

1回

  • 昼の点数: 4.5

    • [ 料理・味 -
    • | サービス 4.0
    • | 雰囲気 4.0
    • | CP 5.0
    • | 酒・ドリンク 4.5 ]
  • 使った金額(1人)
    - ~¥999

2013/01訪問 2013/02/05

破格のスペシャルティ

 こちら阪神~JR芦屋駅間というのは関西でも屈指の
 グルメエリアです。
 従って、何度も足を運ぶことになるのですが、
 もちろん一番のお目当てはベッカライビオブロートのパンです。

 しかし、今、我が家にとってはこちらのお店が
 確実に二番目の目的地となっています。
 ようやく最近、スペシャルティコーヒーのすごさが
 実感できるようになりましたが、
 こちらのお店はこの価格で提供できるのが
 信じられないほどのおいしさです。

 あまり宣伝しすぎていつ行っても混んでしまうのも
 困りものですが、
 こういったお店がいつまでも残っていけるように 
 今後もサポートしていきたいと思っています。

  以前のレビュー
 

「農コーヒー no life」 と、おしゃれな?
 キャッチフレーズを掲げ、
 おいしいコーヒーを低価格で提供されております。

 一見すると何のお店かわかりませんが、
 この界隈は芦屋が誇る名店が集まっているため、
 グルメなら素通りすることはないでしょう。

 基本的にはコーヒー販売のお店なんでしょうが、
 ドリップの道具なんかも置いてあって、
 店長?さんがおいしいコーヒーをいれてくれます。

 本日のオススメということで、グアテマラのコーヒーでしたが、
 フルーツの香りって本当にコーヒーから感じられるんですね。
 おいしくいただけました。

 座席は一組分ほどしかありませんが、
 テイクアウトできるようなので、
 オススメの一軒です。

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8位

北新地 串かつ凡 (北新地、大江橋、西梅田 / 串揚げ、日本料理)

1回

  • 昼の点数: 4.5

    • [ 料理・味 4.0
    • | サービス 4.5
    • | 雰囲気 4.5
    • | CP 4.0
    • | 酒・ドリンク - ]
  • 使った金額(1人)
    - ¥2,000~¥2,999

2012/05訪問 2012/05/18

ミシュラン獲得にも納得ですね。

意外や意外、何度も足を運んでいた
堂島アバンザのすぐ近くに
こんな有名店が潜んでいようとは。
まだまだ知らないことはたくさんあるものです。

仕事の関係でこの日も新地ランチを楽しみました。
串カツというと胃にもたれるようなイメージがありますが、
客層はほとんどがカップルで、
内装や料理の量、内容は女性向けといってもよい気がします。

ランチは1500円からなので、
平日とはいえ、利用目的は、
ご馳走を食べるといった感覚になりますね。

内容に関してはフォアグラのような定番メニューから
旬の食材がふんだんに登場してきます。
さらにはゴマ豆腐、湯葉のような京都テイストの串揚げなどは
ミシュラン好みのコンセプトですね。

ごはんおかわり可、というシステムですが、
一杯の量が少ないので、何度もおかわりするのは
なかなか気がひけます。
それでも店員さんはよく気が効きますので、
大丈夫です。

割下、マスタードソース、粗塩、味噌ベースの四種類のソースがあり、
どれをつけるべきか教えてもらえます。
上品な味わいが多いので、串かつ、揚げ物と聞いて
敬遠されてきた方は安心して一度味わってみてください。

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9位

らーめん専門 和海 (武庫川、尼崎センタープール前、東鳴尾 / ラーメン)

1回

  • 昼の点数: 4.5

    • [ 料理・味 5.0
    • | サービス 4.0
    • | 雰囲気 4.0
    • | CP 4.5
    • | 酒・ドリンク - ]
  • 使った金額(1人)
    - ¥1,000~¥1,999

2011/12訪問 2020/06/11

すごいの一言です。

 今日はスルッと関西3デイズを使って
 阪神阪急沿線グルメ歩きをしてきました。
 昼食はこちら、阪神武庫川駅商店街ぞいにあります、
 新しいラーメン屋さんです。

 失礼ながら、昔ながらのしかもやや寂れて
 シャッター街になりつつある町の中にあって、
 やや浮き上がっている印象があります。
 でもそれは外観だけの話ではありません。
 こちらのお店だけは開店前も開店後も
 行列が出来ているのです。
 他のお店の方たちはどう思っていらっしゃるのでしょうか。

 開店前に到着し、列の前のほうに並ぶことが出来たので
 すぐに入店できました。
 メニューは塩、醤油、味噌とベースのスープが3種類あり、
 今月は限定メニューとして白味噌ラーメンというのもありましたが、
 私は鶏塩ラーメンを選びました。

 実力がはっきり出る塩ラーメンは、3種の天然塩をブレンドしているそうです。
 無化調の体に優しいラーメンを謳っておられるだけに、
 味わいの深みがどれほど出せているかがポイントです。
 良い素材を使って手間隙かけていればおいしくなるのが道理ですが、
 そうでなければ単なる薄味ラーメンとなってしまいます。
 
 しかし雰囲気からして私は確信していました。
 スープは実に滋味にあふれ、
 薄切りにされ、丁寧に並べられた鶏肉は半生の燻製で、
 単品としてもおいしいですが、スープともマッチしています。

 思わずこの後の食べ歩きを忘れて
 ふわとろ卵とチャーシュー丼を追加注文しました。
 セットで1050円です。
 こちらは奥さんと思しき方がまた丁寧に作ってくれます。
 やや甘い味付けではありますが、
 単純なチャー丼とは一味も二味も違う逸品です。

 これなら大阪や京都のラーメン戦争の中に十分割って入れるでしょうね。
 うらやましいことです。


 

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10位

ブーランジェリー ミヤナガ (夙川、さくら夙川、苦楽園口 / パン、ベーグル、洋菓子)

1回

  • 昼の点数: 4.5

    • [ 料理・味 4.5
    • | サービス 4.0
    • | 雰囲気 4.0
    • | CP 4.5
    • | 酒・ドリンク - ]
  • 使った金額(1人)
    - ~¥999

2011/12訪問 2020/05/03

兵庫県100レビュー目。夙川恐るべしですね。

 私のお気に入りのグルメ都市、夙川に、
 またまたすごいお店が出来ました。
 本格ブーランジェリーです。

 夙川駅の裏口のような改札をでて、
 いつ電車が通るのかわからない線路を渡ると
 すぐそこです。

 外から見た瞬間にまずグッと来ました。
 お店に入ってさらに確信しました。
 これは素晴らしいお店だ、と。

 パンの種類は多めで、ハード系中心のラインアップです。
 バゲットは大きいのに価格が低く設定されています。
 まず私の評価ポイントは「パンは庶民の食べ物」というものですから、
 まずこれだけでも好評価です。

 しかもバゲット、おいしかったです。
 味のレベルで言うと4/5点といったところでしょうか。
 それでいてこの価格なら、CPはまちがいなく5点満点です。

 他に目を引いたのが、ゴマ一杯の堅いパンです。
 せんべいのような味でしたが、
 ゴマの原産地であるエジプトのパンってこういったものかもな…
 などと思いながら楽しくおいしくいただきました。

 これだけの実力があるのなら、
 頭角を現してくるのも時間の問題だと私は思います。
 なにせ夙川ですから。
 やはり客層が優れている地域は見る目が確かな方が多いですからね。

 それにつけても夙川にお住まいの方がうらやましいです。
 兵庫県100レビュー目にふさわしいお店でした。

  • (説明なし)

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