ミーアさんのマイ★ベストレストラン 2012

ミーアの食べ歩き食感見聞録

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ミーア (男性) 認証済

マイ★ベストレストラン

レビュアーの皆様一人ひとりが対象期間に訪れ心に残ったレストランを、
1位から10位までランキング付けした「マイ★ベストレストラン」を公開中!

コメント

2012年は、多くのレビュアーの方々から楽しいコメントを頂きながら、充実した食べ歩き生活を送れた1年だと思っております。レビュアーの皆様、本当にありがとうございました。

特に何かにこだわって食べ歩いたわけではありませんでしたが、改めて振り返ってみると、素晴らしい和食料理のお店にたくさん出会えた1年だったと思います。

マイベストランキングの1~3位は、ズバ抜けて素晴らしいと思ったので迷わず決めることが出来たのですが、それぞれにある良さや個性が均衡していた4~10位はけっこう迷いましたね。どのお店も順位をつけるのが申し訳ないくらい素敵なお店ばかりでした。

2013年もまた、2012年に負けないくらいアグレッシブに食べ歩き生活をおこなっていきたいと思います。そして1軒でも多くの素敵なお店をこれからも見つけて行きたいです♪

マイ★ベストレストラン

1位

島之内 一陽 (日本橋、近鉄日本橋、長堀橋 / 日本料理)

1回

  • 夜の点数: 5.0

    • [ 料理・味 4.6
    • | サービス 5.0
    • | 雰囲気 5.0
    • | CP 5.0
    • | 酒・ドリンク 4.6 ]
  • 使った金額(1人)
    ¥6,000~¥7,999 -

2012/10訪問 2012/10/30

コスパが高いという言葉は、このお店のためにあるように思います!

以前から行ってみたかったお店です。今回念願叶っての訪問になります。

なかなか予約の取れない人気店と聞いておりましたので、さっそく電話予約します。21時半の予約に対して、時間の確約が出来ない、食材が残っているか分からないなど、期待を持たせるような話は一切ありません。ただ、受け答えはすごく丁寧な感じで悪い気はしませんでした。きっとこういうやり取りばかりされているんだろうなって思います。席が空いたらお電話頂けるという事で一応予約する事にしました。

思いのほかスムーズに席が空いたのか、21時過ぎに電話が鳴ります。予約の時も丁寧な感じでしたが、今回はさらに丁寧な応対に思えました。さっそくお店の方へ足を運びます。

お店は、ミナミの中心部から少し外れた場所にあります。場所は店名にある島之内です。ちなみに店名にある一陽は、店主のお名前である陽一からきているようです。そして店主は、ミナミにあるミシュラン1つ星の「和洋遊膳中村」で修行された方のようです。

お店は凛とした佇まい、とても品のある和モダンな外観です。入口が少し奥まっていて、ちょっと足がすくんでしまいそうな感じです。でも店内に入ってみると温かくお出迎え頂きました。直接会ってみると、丁寧で柔らかい接客がより際立っている感じで好感持てます。このお店の魅力にどんどん引き込まれていく感触を覚えました。

店内もまたオシャレですね~☆清潔感と品の良さを兼ね備えた素敵な店内でした。かといって敷居の高い感じでもなく・・何気に居心地良く思えたりしました。

左手がカウンター席、右手に4人は座れる掘りごたつ式の座敷が2つありました。間に仕切りがあって、大人数の場合はその仕切りを外して対応出来るようにもなっております。右奥には個室もありました。思ったよりコンパクトな店内ですね。

ゆったりとしたカウンター席がとても雰囲気良さそうです!カウンター席だったらいいな~って淡い期待を胸に抱いた瞬間、その期待はもろくも打ち砕かれ、あっさりと座敷へ案内されます。

掘りごたつ式の座敷に座ると、スタッフの方にとても丁寧なご挨拶を頂きました。そして冷たいおしぼりを頂きます。おしぼりは石鹸の香りがしてホッと癒されます。女性の方にと膝掛けなども持って来てくれました。すごく細やかな気配りのジャブに最初から感動です☆

お品書きを見ると、びっしりとメニューが書かれております。ただ、飲み物以外には価格の記載がありません。

どれにしようか迷ったのでオススメを聞いてみました。するとスタッフの方がサッと教えてくれます。手際がいいというか、物腰柔らかな感じなのですが、無駄な間合いもなく的確です。頼りがいのある完璧なスタッフさんだなって思いました!

◆付き出し

付き出しは、豆腐にウニが練り込まれたウニ豆腐です。ウニ豆腐の上にはさらにウニとワサビとゴマがちょこっと乗ってます。コンパクトな一品ですが、ウニの甘味とワサビの刺激、そしてゴマの風味が混ざり合って、何故か上品にまとまってます。美味しかったです!

◆お造り盛り合わせ

クエ、キス、穴子炙り、剣先イカ、鮭児、白ばい貝、気仙沼鰹タタキなどが、丸いお皿に盛られてました。脇には紅葉が添えられて秋の訪れを感じさせてくれます。味付けゴマを乗せて頂くキスは、少し臭みが残っていて苦手な味でした。本日のオススメと言われていた穴子の炙りは香ばしくて最高☆もう1つのオススメと言われていた鮭児も脂が乗っていい感じ☆白ばい貝もコリコリっとした食感でハマりました☆

◆さんま松茸はさみ焼

こちらもオススメと言われていたのですが、何と!松茸がさんまに巻かれています!なかなか見かけない光景です。秋の2大味覚をまとめて頂けるなんて・・贅沢の極みですね☆すだちをかけ、柚子大根をたっぷり乗せて出汁醤油で頂きます。骨は取ってくれているので、ひとかぶりです。これがめちゃウマいんです!脂の乗ったさんまと香り豊かな松茸のコラボ・・・最強です!

◆穴子の天ぷら

こちらもオススメと言われていた穴子の天ぷらです。さっきは紅葉でしたが、今度はいちょうの葉がヒラリと添えられてました。穴子の天ぷらはキメ細かなお塩で頂きます。一口食べてみるとフワフワ食感です!臭みもなくって食べやすかったです。

◆いくらの出汁醤油漬け

本日のお品書きにはなかったのですが、お願いしたら作ってくれました。いくらの上には大根おろしが乗せてありました。お酒のお供として頂きました。甘くてプチっとした食感と大根おろしのサッパリ感がいいですね~。お酒との相性も抜群で美味しかったです。

◆生ゆばと生うに

生ゆばと生ウニの生生コンビです。山芋の短冊とカブも中に入っておりました。生生コンビの甘味とトロみがお酒に良く合います♪山芋のネバネバは個人的には必要なかったかなって感じでした。

◆毛がに酢のもの

毛がにを生姜入り土佐酢で頂きます。かに味噌は小さな正方形の別皿になってました。ここにも山芋の短冊がいますね。その他にはアイスプラントやキュウリなどが添えられてました。毛がには、あらかじめゼリー状の酢がかかっております。それをゼリー酢とともに生姜入り土佐酢の中にくぐらせて食べると、鼻にツーンと来る酸味がドッと押し寄せてきます!サッパリを通り越して爽快な感じがとても美味しかったです。かに味噌はあまり好きな方ではないので、ちょっぴり残してしまいました。

◆ドライカレー温玉のせ

最後の締めとして頂きました。かなり本格的なドライカレーです。ご飯の上に牛ミンチたっぷりのドライカレーがかかっていて、その上には温泉卵が乗せられてました。温泉卵がカレー独特の辛味を抑えているので、それほど重くなかったです。カレーの旨みがギュッと凝縮されたこのドライカレー・・締めなのにガツガツ食べてしまいました。一瞬で完食です!

飲み物は、生中(600円)や石川県の手取川(一合700円)などを飲んでました。日本酒はお猪口を選ばせてくれるのがいいですね。

最後に温かいおしぼりを持って来てくれて、最後まで至れり尽せりで素敵な時間を過ごさせて頂きました☆

こちらのお店、金額を指定したコースなども出来るようですが、アラカルトでオーダーしてもかなりリーズナブルだと思います。ちなみに今回は、ビール4杯と日本酒1合+アラカルトオーダーで、2人合計16000円を切ってました。お料理の内容を考えてみても、すごいコスパです!

誰に紹介しても間違いないお店だと思いました。私もまた違ったお料理を楽しみに訪問したいと思います。ごちそうさまでした。

  • (説明なし)

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2位

和牛懐石 但馬屋 梅田 (東梅田、梅田、大阪梅田(阪神) / 焼肉、牛料理、ステーキ)

1回

  • 夜の点数: 5.0

    • [ 料理・味 4.6
    • | サービス 5.0
    • | 雰囲気 5.0
    • | CP 4.6
    • | 酒・ドリンク 4.2 ]
  • 使った金額(1人)
    ¥10,000~¥14,999 -

2012/09訪問 2012/09/18

美味しいお料理に辿り着くまでの全てがドラマチックな物語のようです✩

以前から行きたかったお店で、今回念願叶っての訪問になります。

こちらのお店は、一度行かれた方の紹介がないと入店出来ないお店です。初めて予約される方は、紹介者のお名前をフルネームで伝えて予約を受け付けてくれるというものです。そして予約の際にお店に入る暗証番号を教えて頂くという面白いシステムだったりします。

お店はすごく分かりづらいと思います。実際私はお店の近辺を何ども往復してしまいました。初めて行かれる方でしたら、お店前の足元に牛が描かれた灯篭が目印になると思います。ただ、これもきっと分かりづらいと思いますよ~!見つけた時は感動です✩

その灯篭のある入口を抜けると、すぐに暗証番号を入力するモニター発見!冒険感覚で面白いです♪

暗証番号を入力すると・・目の前にある木製引戸が開きました!引戸をくぐり抜けると、さらに地下へと続く石の階段を降りるようになっております。ホント洞窟の中を探検しているかのようです。そして石の階段を降りていくと、高級感漂う落ち着いた和のお店がそこにありました。

とにかく第一印象は雰囲気が抜群にイイ!とても素敵なお店だと思います。和の空間作りのお手本と言えるような内装ですね。特に石と竹、そして間接照明の使い方が絶妙だと思いました。

程なくして女将さんらしき方が個室に案内してくれます。掘り炬燵式のテーブル席に案内されまして、照明を少し落とした気持ちの落ち着く素敵な空間になっておりました。

事前に聞いておりましたが、こちらのお店は8800円の懐石コースのみとなっております。ただ、コース料理以外にも当日追加で注文出来る単品メニューがいくつか用意されておりました。

飲み物はビールやチューハイが500円~あって、日本酒、焼酎、ワイン、カクテルなど、そこそこ何でもあります。価格も案外リーズナブルだなと思いました。

本日は「長月の牛づくし」を頂くわけですが、まず女将さんがご挨拶にやって来られます。何とも腰の低い丁重な姿勢を悪く思う人はきっといないでしょう。そして牛についてのご講話を頂きます。

こちらのお店、日本初で50日間も骨付き丸ごと1頭熟成させたお肉を提供してくれるようです!熟成方法にもこだわりがあるらしく、時間や場所を取らずに済む事もあって一般的によくおこなわれているウェットエイジングではなく、究極の熟成方法と言われるドライエイジングでの熟成をされているとか。詳しくはよく分かりませんが、とにかく味が凝縮されて旨味、甘味、風味が何倍にもなるそうです。

本日のお品書き 「長月の牛づくし」

・ヘレの金山寺味噌焼き
・栗きんとんのみの揚げ
・テールの煮こごり
・頬肉の燻製
・吉野産いちじく

・もも肉の炙りカルパッチョ風

・女将おすすめの一品 (肩こぶロース)
・肩ばらのみぞれ焼き
・みのの薄切り
・極上ロース
・美味しいしいたけ
・インカの目覚め

・秋を彩るきのこのサラダ ~山葵ドレッシングでどうぞ~

・50日熟成!!魂の一押し!! ”やわらかもも肉のステーキ”

・里芋新丈とたんの酢の物

・調理長おすすめのたれ焼き (せんぼん、但馬えり、焼はちのす)

・季節の焼野菜 (ゴーヤ、かぼちゃ)

・自家製牛骨スープ ”冷麺”

・但馬屋梅田特製スイーツ


合計19項目のメニューとなっておりました。パッと見やたら量が多いと勘違いされる方もいらっしゃるのではないかと思いますが、見た目ほど多くはないと思います。お肉なら、あらゆる部位を少しずつ最も美味しい方法で食べれるよう工夫されていると思いましたし、お肉以外の野菜やデザートなども非常に美味しかったですよ♪

その中で最も絶品だったのは、泡醤油で頂くもも肉のステーキ。お肉はA5ランクのもも肉を熟成させたものだそうです。見方はよく分かりませんでしたが、お店の方が牛の血統書まで持参して来られました。そしてその方がお肉をその場で焼いてカットしてくれます。赤身の残るレアで頂くわけですが、これがめちゃくちゃウマい!一口噛むと口の中に甘味が広がって溶けていきます。

泡醤油もいい仕事してます。泡醤油は京都が発祥のお醤油で、舞妓さんなどの着物を汚さないようにと考えて作られたフワフワムース状のお醤油なのだとお店の方が教えてくれました。玉子とだし醤油をうまく調合させて作っているそうです。これも美味しかったです。

あと懐石というだけあってお料理への工夫や遊び心だけでなく、見た目の華やかさや季節感などもバッチリ表現されていて文句のつけようなく素晴らしいものばかりで感動でした。

あと印象に残った点は、トイレがとにかく素敵だという事✩トイレ空間もきっちり和を表現されております。この手抜きなく、そしてブレる事ない店内の統一感は完璧です。

お店の方々の接客も全てが行き届いていて申し分ありませんので、価格以上の驚きと感動がそこにはあると思います。

最後にお見送りまでして頂いて帰る頃には、また次回の訪問を心に決めたくらい最高のお店でした。ごちそうさまでした。

  • まさに芸術品です
  • 入口
  • 出口
  • トイレ水栓は、こう見えて自動だったりします

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3位

焼鳥 市松 (北新地、渡辺橋、大江橋 / 焼き鳥、創作料理)

1回

  • 夜の点数: 4.6

    • [ 料理・味 4.6
    • | サービス 5.0
    • | 雰囲気 4.2
    • | CP 5.0
    • | 酒・ドリンク 3.0 ]
  • 使った金額(1人)
    ¥6,000~¥7,999 -

2012/09訪問 2012/09/22

焼き鳥の新しい世界観を華麗に魅せてくれます✩

美味しいと評判のこちらの焼き鳥屋さんに行ってきました。

こちらのお店は、人気もありますし小さなお店なので予約必須です。

あと場所が分かりづらかったです。人が1人入れるくらいの小さな入口は、夜だと見落としてしまいそうな感じです。

目印になる暖簾をくぐるとミニ石畳があります。そのミニ石畳を何歩か進むとすぐに店内に入る引戸があります。かなりコンパクト設計ですので、壮大なスケールはありませんがシンプルでおしゃれな外観です。

店内は和モダンな感じですね。何席かのカウンターと4人掛けのテーブル席1つという小さく細長いお店でした。テーブル席は半個室風になっております。今回はテーブル席へ案内されます。

テーブル席ですが、とにかく”静か”なんです。BGMも聞こえない・・ていうか何もかかってなかったかもしれません。お客さんやスタッフさんの声、そして焼き鳥を焼く音、そういった音は聞こえたりします。でもホント静かなお店だったんですよね~。

席に座ると飲み物のメニューを渡されます。ビールや焼酎、ワインなど、ある程度揃っております。ワインの種類が特に多いようです。

お料理のメニューですが、基本的には比内地鶏の創作焼き鳥5500円コース1本勝負です。ただ最後に食べ足りなかったら、追加で焼き鳥や鶏めしなどいくつかオーダー出来たりもするようです。

メニューはこんな感じです。

◆前菜

一口サイズのものが7点、大きなお皿の上に綺麗に乗ってやってきました。全て覚えきれませんでしたが、砂肝の煮こごり、だだちゃ豆などが特に美味しかったです。この前菜を見ただけで、このお店が普通の焼き鳥屋さんとは異質である事を知らされると思います。同時に一体これからどんな事が起こるんだろうという期待感、ワクワク楽しませてくれるお店に思いました。

◆つくね・ずり

こちらも大皿にゆったりと乗ってやってきました。つくねが最高です!一般的なつくねよりも肉感が強いように思います。かなりボリューム満点で肉肉しい感じです。

◆皮付きせせり

お酢で頂きます。皮がパリッパリで中はプリップリ!躍動感に溢れていて美味しかったです。

◆手羽先

少し濃い目の味付けに思いましたが、こちらもうまく仕上げてますね。この色ツヤを見るだけでも食欲をそそられますし、皮のパリパリ感と肉のジューシー感は抜群のハーモニーです♪

手羽先は1本が串付きで、もう1本が串無しでした。これって串の刺し忘れ?!なんて最初思いましたが・・違います。男性は串付き、女性は串無しという事のようです。手羽先って綺麗に食べにくいものですから、どうしても見た目に汚く見えたりしますよね。少しでもそういう風に見えないようにというお店側の気配りでした。そして食べ終わった頃におしぼりを持って来てくれます。頼んだっけかな?って最初思いましたが・・分かりますよね、こちらもお店側のさりげない気配りでした。かゆい所に手が届く素晴らしい接客です。

◆鶏のテールスープ

土瓶蒸しにみたいで、土瓶の中にネギともも肉が1つずつ入ってました。鶏の旨味がいい感じに出ているスープです。

◆羽曳野産いちじくの麻婆ソースがけ

甘さと辛さが同時に押し寄せてくる不思議で創作色の強い一品です。個人的には、甘いものと辛いものは別々の方がいいかなって感じでした。

◆岡山県吉田牧場のチーズの瞬間燻製

お皿に逆さまのワイングラス。そしてその中には燻した煙がモクモクしております。これも遊び心満点の創作料理ですね~!ワイングラスを上げると、閉じ込められていた煙と香ばしい匂いがモクモク。中にあったチーズは食べやすくて美味しかったです。

◆鴨のハラミ

お肉の間に玉ねぎが挟んでありました。無難に美味しかったです。

◆ズッキーニ

焼き色をつけたズッキーニ。個人的にはあまり好んで食べないのですが、案外食べやすかったです。合間合間に挟んでくるこういう創作系が全体のバランスを整えていると思います。一本調子で同じ系統のものが出てこないので途中飽きてしまう事もありませんし、ビジュアル的にも楽しませてくれます。

◆河内鴨の山椒焼き

河内鴨をレアで頂きます。山椒がいい仕事してますね~。あっという間に完食です!

◆カスサンド

一口サイズの小さなサンドイッチは、カツではなくカスです。鶏皮と脂身、ネギなどをサンドしておりました。食感はサクサクした感じで、焦げ目もついて美味しかったです♪

◆石川県産の加賀蓮根

蓮根が皮ごと食べれるようになっておりました。かじるとサクッ、ただ舌に残るパサパサした食感が個人的には苦手でした。

◆ちょうちん

キンカンとも言われる卵管内の未成熟卵で希少部位みたいですね。その名の通り提灯のようなビジュアル。まぁ普通に美味しかったです。

◆ねぎま

ねぎまはやっぱり美味しいですね~♪地鶏特有の固さは噛みごたえがありますし、味付けは濃い目ですがネギが間に入っているのでバランス良く中和されて最高に美味しかったです。

◆チキンラーメン

通常の量が半玉で、多くも少なくも出来るとの事でした。麺はちぢれ麺、具材は海苔、チンゲン菜、生姜など。コクのある鶏スープに胡椒がふってあります。それほど濃い味でもないので、スープまで一気に飲めるラーメンでした。

◆季節のフルーツとチーズアイスクリーム乗せ

デザートも芸術的で妥協のない印象を受けました。グレープフルーツ、ブドウ、黄桃、ブルーベリーなどのフルーツにゼリーやアイスクリームなど、最後まで美味しく楽しませてもらいました。


メニューは以上になりますが、食べようと思えばもう少し食べる事が出来るくらいの心地よい満腹感がそこにはありました。

創作的なメニューの数々はビジュアル的にも楽しませてくれますし、お料理の味や接客などは価格以上のパフォーマンスを見せてくれているお店だと思いました。

今後も継続して訪問したいと思います。ごちそうさまでした。


  • (説明なし)

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4位

そば切り 蔦屋 (谷町六丁目、谷町四丁目、松屋町 / そば)

1回

  • 昼の点数: 4.6

    • [ 料理・味 5.0
    • | サービス 4.2
    • | 雰囲気 5.0
    • | CP 2.3
    • | 酒・ドリンク 3.8 ]
  • 使った金額(1人)
    - ¥2,000~¥2,999

2012/09訪問 2012/09/24

お蕎麦 is best と思わせてくれる絶品メニューの数々+日本酒 etc

美味しい蕎麦が食べたいと思って、ミシュラン1つ星のこちらのお店に訪問しました。

場所は谷町筋の1本東に入った所にある銅座公園の前になります。谷町筋から歩いていくと、本当にこんな場所にお蕎麦屋さんがあるんだろうか?って感じの所に突然お店が出現します。

専用の駐車場もなく、お店の前には駐車禁止の案内などがありました。

お店は手作り感満載といいますか、決して綺麗なお店ではありません。ただ妙に味があって、見方によっては逆に個性的でオシャレだと感じる人もいるような気がします。

入口が2つあります。どちらもボロボロな感じですが、右側が店内に入る扉で、左側が待合室へ入る扉のようです。待合室とは言いましたが、ボロボロのドアを開けて細長い通路にいくつか椅子が並んであってそこに座るだけです。ガラスを挟んで目の前が店内になりますので、待っている人からずっと見られながら店内の方々は食べないといけないという形になります。

店内は古民家風といいますか、長屋風といいますか、味のある店内のように見えたり、ただボロボロなだけの店内に見えたり・・。きっとお料理の味次第でも、それを風情があると感じてしまうか、ただボロボロなだけと思ってしまうか分かれるような気がします。

店内は基本相席です。大きなテーブル席と4~5人掛けのテーブル席のみです。

お昼前の訪問でしたが、すでにお店は満席で待ってる人も8人ほどいました。その後も続々と人がやってきます。すぐに待ってる人がお店の中に収容出来なくなって外に溢れておりましたので、かなりの人気店なんだという事がよく分かります。

店内はBGMもないので、お客さんの声と蕎麦をすする音ぐらいの静かな店内ですね~。

待合室から店内を覗き込んでいたのですが、だいたいのお客さんがお蕎麦とお酒を頼んでおります。あと豆皿三種や鯖寿司などを頼んでいる人も多いですね!こちらのお店、収容能力もそれほどない上に回転率もさほど良くないように思いました。

こりゃ、かなり待たされるな~って思っている気持ちとともに、お酒も頂こうかな~っている気持ちも芽生えてきました。見ているとみ~んな美味しそうにお酒を飲んでいるんです!お蕎麦とお酒って最高の贅沢ですもんね~♪

そんなこんなで1時間近く待ったと思います。ようやく案内されてテーブル席に座ります。

まずはビール小瓶(500円)と鯖寿司(400円)、そして豆皿三種(800円)をオーダーです。

お通しは辛味大根と麹醤油漬の大豆です。大豆のほのかな甘味と大根の辛味がビールと良く合います。大根を添えて何粒でも食べれそうな美味しい大豆でした。

鯖寿司は昆布で巻き上げられております。2貫お皿に乗ってやってきました。横から見ると、目の細かいシャリが艶やかでピカピカ光っております✩見た目も綺麗に仕上がっている鯖寿司でしたが味も文句のつけようないくらい絶品でした!

そして豆皿三種。このあたりで日本酒宝剣を追加でオーダーです。結局ガッツリ飲んでます!お料理が美味しいとお酒も進みますよね~♪ちなみに日本酒を飲むお猪口は、事前にいくつかある中から好きなものを選ばせてくれます。こういうさりげないサービスいいですね。

さて豆皿三種ですが、オクラやフキ、山芋などが脇役として添えてあるツルムラサキのすだち醤油和え、万願寺ししとうが添えられた秋刀魚の山椒漬、そして高菜とエビが乗ったちりめん豆腐の三種となっておりました。

全体的に濃いめの味付けに思いましたが、日本酒と抜群の相性です。この豆皿三種を食べたあたりから、こちらのお店、ただのお蕎麦屋さんではない事に気づかされます。お蕎麦の前の前菜ぐらいの軽い気持ちでオーダーしましたが、どれも完璧なんです。ここまでの完成度とバリエーションで800円なのですから、これは絶対オススメです!

さてメインのお蕎麦ですが、細切りのもりそば(800円)、太切りの田舎そば(800円)、そして鴨汁そば(1200円)など色々あります。そして1枚半にするとプラス350円、2枚だとプラス700円になるようです。ちょっと価格設定が高いような気がしました。

何にしようか迷いましたが、初めてでしたので無難にもりそばを1枚半をオーダーです。

登場したもりそばはお蕎麦の風味がプ~ンと漂ってきます。表面はザラっとしていて、独特のツブツブが見えております。ビジュアル的にも食欲をそそる綺麗なお蕎麦でした。

さっそく出汁にくぐらせて一気にズルズルっと頂きます。細切りですが、しっかりとした噛みごたえと喉越しも抜群です!こりゃウマい!それ以上の言葉が見当たらない感じですね。

出汁は少し濃い目な気がしますが、個人的には好みの濃さです。

量は少なめのような気がします。1枚半でしたが後半まったくペースが落ちる事なく、あっという間に完食です。日本酒を飲み飲み食べましたが、日本酒とお蕎麦ってホント最高の組み合わせだな~って思った今日この頃でした。

その他メニューは、出雲生蒲鉾の板わさ(700円)、自家製お漬物三種盛(500円)と五種盛(800円)など。そして夜のみのメニューとして、だしまき(700円)、そばがき(1000円)などがありました。

あと感じた点としましては、接客が素晴らしいなって思いました。さりげなく気が利く接客といいましょうか、過剰さもなく自然な立ち振る舞いが好感持てます。

それと使っている器など凝っていて素敵です。石で出来た箸置きなど細かな部分まで気を配るこだわりのようなものを感じました。

行列必至な感じですが、また今度訪問したいと思ったお店です。ごちそうさまでした。

  • (説明なし)
  • 駐車禁止案内

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5位

煮 あくつ (三宮(神戸市営)、三ノ宮(JR)、神戸三宮(阪急) / 創作料理、日本料理、海鮮)

1回

  • 夜の点数: 4.6

    • [ 料理・味 4.6
    • | サービス 4.2
    • | 雰囲気 4.2
    • | CP 3.4
    • | 酒・ドリンク 4.6 ]
  • 使った金額(1人)
    ¥6,000~¥7,999 -

2012/04訪問 2012/04/12

心地よく流れていく時間と心地よく満たされていく胃袋

お店はハンター坂から少し中に入ったビルの地下にあります。

看板などがあるわけでもなく何とも分かりづらい場所なので、気を抜いていると通り過ぎてしまいそうな感じです。ビルの階段を下に降りてみると、重厚な木製のドアがドシッと構えておりました。これはかなり入りづらい・・思わず躊躇して上に上がってしまったくらいです。まさに隠れ家という言葉がピッタリなお店です。

このドアの向こうは一体どうなっているのか?一見で入っていいお店なのか?色々考えてしまいましたが、ここまで来たら入るしかない!と思ってドアを開けてみると・・光が差し込んできます。店内は案外明るくて、和モダンな清潔感溢れる素敵な空間です。

店内は、カウンター6席と4人座れるテーブル席が2つだけでこじんまりした感じです。BGMとしてジャズが流れておりましたが、大将の息づかいまでも聞こえてくる程の静けさです。大勢でバカ騒ぎするようなお店ではない事が入った瞬間に分かりました。ただ、この研ぎ澄まされたような雰囲気は悪い気のするものではありません。気品漂う空気感といいましょうか・・・すごくいいと思います!

テーブル席かカウンター席か迷いましたが、大将と向かい合う形でカウンター席に座ります。カウンターが高く、それに合わせて少し高めのイスに座りますので、調理場の手さばきはかろうじて見えない目線になるよう考えられておりました。

さっそくメニューを見ましたが、料理の種類はそれほど多くないように思います。ただ、一品一品季節に合わせた食材と職人の腕前をきっと駆使しているであろうと思われる料理ばかりです。

まずはビールをオーダーすると、冷えたビールとかなり豪華な付き出しの登場です。鯛のミニ握り、お浸し、鯛の子など色々あります。まさに和の付き出しといった感じですが、お皿などもオシャレですし、目で見ても楽しめるような彩り鮮やかな作品のようです。料理のオーダーをする前から、このお店の実力を魅せつけられているかのようです。ビールと共に頂きましたが、どれも上品な味わいで美味しかったです!

そういえばこちらのお店は、おでんが有名だったんですよね。メニュー表には、「どこにでもありそうでここにしかないおでん」と書いてあります。

おでんメニューの中から、じゃが芋バター(500円)、冷たいトマトのおでん(500円)、焼売(800円)をオーダーし、その他にも色々頼んでみました。

◆おでん 500~1800円くらい

何だか変わりダネのおでんばかりで、一体どんなものなのか?めちゃくちゃ気になりましたが、全体的にどれもいい値段してます。

じゃが芋バターは、揚げたじゃがバターにネギを乗せ、おでんですから出汁につけて頂きます。箸で崩してみると、ホロッとこぼれる芋に出汁が染み込みます。口の中に入れてみると、芋の甘さとバターの風味、そしておでん出汁が見事に調和してホッコリとした味わいです。出汁も比較的薄めなので、素材本来の旨みが前に出ている感じでした。美味しかったです♪

冷たいトマトのおでんは、これっておでんと言っていいのか?と思ってしまうくらい、おでんの固定概念を真っ向から崩しにかかったようなものでした。トマトはヒンヤリと冷たく、そして甘みが口の中に広がります。デザートを食べているかのようです。

焼売は、じゃが芋バターと同じく揚げてネギが乗せてあり、出汁につけて頂きます。これはやはり、どう見ても・・焼売です。美味しかったですが、800円も出してまで食べるものかというと少し疑問でした。

◆お造里お任せ盛り合わせ 1500円

日によってネタは変わるようですが、剣先イカ、うに、ハマチ、マグロ、鯛などの盛り合わせとなっておりました。美味しいだけじゃなく、盛り付けも非常に丁寧で綺麗なんですよね~♪安心してお任せ出来る感じです。

◆ふきのとうの海老包み天ぷら 1800円

これもまた上品な味わいで美味しかったです。海老がプリッとしていて、素材の良さを感じる事が出来ます。お塩で頂くようになっておりましたが、少し粗めの塩がハマりました。最後は塩だけ舐めていたくらいです。

◆春野菜の土鍋焼鰹の添え 2800円

ワラビ、筍、ネギ、ミョウガ、アスパラ、ふきのとうなどの野菜を炒めて、それを生の鰹で巻いて食べるようになっておりました。少々高いようにも思いましたが、価格なりに美味しく頂きました。

◆冷たい稲庭うどん 800円

最後の締めに頂いたのですが、これもまた綺麗な盛り付けです。麺のツヤとコシが程よく、スルスルっと一気に食べてしまいました。

あと、お酒も色々頼んだのですが、日本酒や焼酎などをオーダーすると、3種類出してきて試飲させてくれます。その中から気に入ったものを選んで作ってくれるんです。こういうサービスっていいな~と思いました。

とても静かなお店ですが、お店の方もつかず離れずといった感じで心地よく過ごすことが出来ました。大将1人で作っているので料理が出てくるペースは遅いのですが、せかせかと食べて帰るお店でもないですし、ゆったりと静かに流れる時間を感じながら食べる事が出来ますので、それほど気にならないのではないでしょうか。

これからも通い続けたいと思えるお店でした。ごちそうさまでした。

  • (説明なし)
  • (説明なし)

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6位

日本料理 百屋 (山陽姫路、姫路 / 日本料理)

1回

  • 昼の点数: 4.6

    • [ 料理・味 4.6
    • | サービス 5.0
    • | 雰囲気 4.2
    • | CP 4.2
    • | 酒・ドリンク - ]
  • 使った金額(1人)
    - ¥3,000~¥3,999

2012/11訪問 2012/11/29

誰かに気付かれるのをそっと待っているかのような、さりげなく粋な心配りの数々、そして華麗に魅せてくれる職人技はプライスレス

以前から行きたいと思っていた百屋さんにランチで初訪問です。

添付したお店の画像は、以前突撃訪問した夜に撮影したものです。その時は満席だったので泣く泣く帰ったわけですが・・あっ、今回撮影した画像・・間違って削除してしまいました。何やってるんだかって感じです。

まぁそれはさておき、こちらのお店は魚町の今日庵ビルの2階にあります。2階へ運んでくれるエレベーターの扉が開いた瞬間から、百屋さんの世界が始まるといった感じでしょうか。シュッと空気が変わったのかと錯覚するような凛々しい和の佇まい。それほど広いエントランスではないのですが、しっかりと魅せてくれます。

店内に入ると、物腰柔らかそうなご主人さんが素敵な笑顔でご挨拶してくれます。これから真心こもったお料理を食べさせてくれるのかなって連想させてくれるような心地よい雰囲気がそこにはありました。

店内は、カウンター数席と半個室のテーブル席1つのコンパクトなお店です。お店の方も言われてましたが、店内にいるお客さん全てに目が届く丁度良い広さなのかもしれませんね。調理場の方はちょっと狭そうでしたが・・。

和を意識した店内の内装は、日本人としてのDNAをツンツンとくすぐってくるようで、イメージと現実がピッタリ合った時の安心感のようなものがありました。あと清潔感もあって、とても居心地良かったです♪

さて、今回頂いたのは3150円のコースです。

◆八寸

季節を感じるイチョウのお皿がいいですね~♪
お店の方が言われておりましたが、毎月のようにお料理や季節に合わせてお皿を入れ替えているとか・・脱帽です。

八寸は、出し巻き、鯖寿司、フォアグラのワインゼリー乗せ、栗の珈琲煮、わけぎのぬた和え、大根の田楽、あん肝などなど、覚えきれないくらいとにかく豪華なんです!繊細かつ大胆な試みを感じるものも多くて、見た目にも楽しめます。すごく手間もかかってるんだろうなってのは誰が見ても一目瞭然。このコースのパフォーマンスの高さに良い意味で末恐ろしさを感じる瞬間でもありました。あん肝やフォアグラは、あまり好んで食べる方ではないのですが、とっても上品な味わいで美味しかったですよ。あと栗の珈琲煮は、口に入った時のイメージが沸かなくて予測不能な感じでしたが、これは辞書にはないお初な味でイケます!最初から楽しませて頂きました♪

色々書いてしまいますが、お料理が目の前に出される前のほんの数秒の間合いがいいですね~!一瞬だけ背筋がピンとなる緊張感のような張り詰めた空気が流れます。それはご主人さんとお客さんとの一体感でもあると思いますし、そういう雰囲気が自然と創り出されるというのは、お客さんを魅了する素晴らしい日本料理店であるという証って事なのかなって思ったりしてました。

◆胡麻豆腐と舞茸しんじょう

お椀には姫路城と白鷺が描かれていて素敵です。お椀の蓋には霧吹のようなもので水がかかって細かい水玉が出来ております。誰も蓋には手をつけてないっていう証明のようなものらしいのですが・・何とも渋い心配りですね。

胡麻豆腐も舞茸も大好きなのでペロッと頂きました♪この胡麻豆腐はふわっふわのプリ~ンで、食感ヤミつきな感じです。出汁もいいお仕事をしてますね~。

◆ブリのタタキ

ブリのタタキは、おろしポン酢と山葵を混ぜ混ぜして頂きます。ブリの脂と酢の酸味、後から追いかけてくる山葵の辛味、そんな個性的な面々が1つになると・・あら不思議、うまく調和してるんです。ブリの皮のバリバリした食感も良かったですし、ブリは肉厚もあってめちゃ美味しかったです!!

◆ブリの西京焼とカマ焼

あ~秋だな~って思える紅葉がヒラリ。器もよく考えられてますし、とてもセンスの良さが光ってます☆

西京焼きはそのまま頂いて、カマ焼はポン酢で頂くようです。どちらも肉厚があって脂のりのりです。カブリつくような感じで頂きました!ブリはブリでも別の顔、それぞれの良さを楽しめました♪

◆タラの白子揚げ春巻き

白子って嫌いなんです!あの臭みにファブリーズしたくなってしまいます。でも、ここの白子は臭みもなくて食べれましたよ♪揚げ春巻きにするっていう発想も面白いですね。ご主人さんが熱いと教えてくれたのにパクッと食べてしまって、やたら熱かったわけですが・・。

◆海老芋ご飯と香の物、味噌汁

銅の釜で炊き上げたという海老芋ご飯は、サッと吹き抜けるような柚の風味と溶けていくような海老芋の食感が印象的でした。とても優しい味ですね~。自家製のお漬物や蜆の入った味噌汁もホッとする味わいでした。

◆ラ・フランスのコンポート白ワインゼリー乗せ

何とも涼しげでキラッと輝いておりました。食べてしまうのがもったいないくらいです。とは言いながらも、スプーンでパクパクッと一瞬で完食。もっと味わえば良かったと反省・・。

◆リンゴの甘露煮

リンゴをスライスして、それを花のようにあしらっております。そこに餡が乗っかったデザートですね。黒文字という菓子楊枝で一口で頂くよう言われます。さっき反省したばかりなのに・・でも一口で頂きます。程よい酸味と甘味のハーモニーを奏でておりました♪

最後に抹茶を頂きます。ホッコリとした気分に浸って、そこでコース終了の鐘が鳴ったみたいです。

いいお店ですね☆ここまで真心こもったお料理を出して頂けるお店ってなかなかないと思います。ご主人さんの職人技もビシバシと冴え渡っておりますし、ボーッとしてたら気付かずに通り過ぎてしまうくらい細やかな心配りの数々に感動です。ごちそうさまでした。

  • (説明なし)

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7位

すぎなか (三宮(神戸市営)、神戸三宮(阪急)、三ノ宮(JR) / 日本料理)

1回

  • 夜の点数: 4.6

    • [ 料理・味 4.6
    • | サービス 5.0
    • | 雰囲気 4.2
    • | CP 4.6
    • | 酒・ドリンク 3.8 ]
  • 使った金額(1人)
    ¥6,000~¥7,999 -

2012/10訪問 2012/10/14

美味しいという言葉だけでまとめるには申し訳ないと思ってしまうくらい完成されたメニューの数々

信頼のおけるレビュアーさん達が皆さん高い評価をされているこちらのお店が以前から気になっておりました。

今回タイミング良く予約も取れて、初めての訪問になります。

場所は比較的分かりやすく、道と道が結ばれる交差地点にそのお店はありました。よく道に迷ってしまう私でも容易にたどり着けるくらい分かりやすい場所だと思います。「すぎなか」と書いた提灯が目印です。

外観は特徴的で、大きさ疎らな横長のスリット窓が何個かついてます。和風引戸と提灯、そして暖簾が和の印象にまとめ上げているように思いました。

中に入ると、スタッフさんが温かく迎えてくれます。

清潔感もあって温かい雰囲気の店内ですね。店内は白いカバーのかかった椅子に腰掛けるカウンターが10席ほど、あと4人掛けのテーブル席が1つありました。

女性スタッフさんが2名、大将と思われる方ともう1人のお兄さん、合計4名で切り盛りされておりました。男性はともに坊主頭でした。

店内を眺めていて妙にフラットな店内だな~って思っていると、隠れドアが3つほどあります。荷物やコートなどはそこに收納して見えないようにしているようですね。あと外で見た横長のスリット窓が、中ではニッチの役割を果たしております。器などを飾ってオシャレにまとまっておりました。よく考えられてますね~!

今回はカウンター席に案内してもらいました。席ごとに1枚1枚異なる秋の味覚を描いた敷紙が置かれております。こういうさりげない演出って嬉しかったりします♪

そんな嬉しさを噛み締めながら生ビールをオーダーします。そしてメニューの確認です。

生、煮、焼、揚、飯、汁など、バラエティ豊かなメニューが取り揃っております。メニューによっては割高に感じるものもありましたが、全体的にリーズナブルな価格設定のように思いました。

あまりに美味しそうなメニューの数々だったので何をオーダーしようか迷いまくりましたが、少しずつオーダーしていく事にしました。

◆付き出し

黒みがかった緑色の枝豆、出汁が利いているしめじと里芋、梅が乗っかった鱧、どれもサッパリ美味しく頂きました。

◆お造り盛り 2200円

コリっコリのサザエ、剣先イカ、かわはぎ、香ばしい炙り穴子に炙り鱧など、ビジュアル的にも楽しめる一品です。ネタも新鮮でめちゃ美味しかったです♪

◆さんまの塩焼 900円

大皿にさんまがドンと乗っかって登場です。脇にはミョウガやししとう、スダチ、そして秋を彩る紅葉が添えられて季節感も演出しております。さんまは身もしっかり詰まっていて言う事なしです!ビールとの相性も抜群ですね~✩

◆明太子(あごおとし) 700円

キメの細かい粒1つ1つにしっかり濃いめの味が染みております。ピリッとくる辛味がちょっぴりやんちゃな感じでいいですね~。これもまたビールに合う合う♪

◆野沢菜わさび漬 500円

野沢菜のシャキシャキした歯ごたえがすぐ脇にある耳に響きます。その後、口の中でワサビがひと暴れします。その暴れている最中にもう一口、それを繰り返しているうちにあっという間に完食してしまいました。この食感ヤミつきになりそうです。

◆ポテトサラダ 500円

少し小さめのサラダでしたが、こういうお店で食べるのであればちょうど良い量に思いました。ポテトの甘味と想像以上にしっかりとした味わいです。ポテトと共にベーコンの主張が強いサラダで、ご飯もガッツリいけそうに思ったポテトサラダでした。

◆焼もろこし 700円

弾けるようなプリプリの食感と香ばしい味わいが素敵なメニューでした。いくらでも食べれると思ってしまうくらい美味でした!

◆メークイン素揚げ 600円

名前の通りメークインをそのまま揚げて、キメの細かい塩で頂きます。素材の新鮮さを楽しむ一品なのだと思いますが、ちょっと味気なくて個人的にはあまり箸が進みませんでした。

◆地鶏ぞうすい 800円

大きな鉄鍋で頂くぞうすいです。優しく甘めの出汁にネギ、玉子、地鶏が入っております。地鶏というだけあって、身が少し硬めの食感でした。脇にはキュウリやナス、しば漬けなどもあって、〆には最適なメニューだと思いました。

◆デザート

お会計という言葉を発すると、お口直しとして持って来てくれます。ブドウと梨とパイナップルを一口ずつ頂きました。


全体的にすごくまとまりがあって、感動に値するお店でした。ジャンルで大きくまとめると居酒屋になるのだと思いますが、そのへんにある居酒屋さんと一線を画すスゴさがこのお店にはあると思います。

1人の女性スタッフがお酒の追加オーダーを取る際、そのメニューを復唱する声でもう1人の女性スタッフがメニューを把握して、そのお酒を復唱と同時に作り始めるという手際の良さなども印象的でした。

あと、こまめにお皿を変えてくれたりして気配りも行き届いております。トイレなども間接照明をうまく使ってオシャレで清潔感もありました。

予約を取らないとなかなか入店出来ませんが、これからも通いたいと思うお店です。ごちそうさまでした。

  • (説明なし)

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8位

ALBA (摂津本山、岡本、青木 / イタリアン、パスタ)

1回

  • 夜の点数: 4.2

    • [ 料理・味 4.6
    • | サービス 4.2
    • | 雰囲気 4.6
    • | CP 3.0
    • | 酒・ドリンク 3.8 ]
  • 使った金額(1人)
    ¥6,000~¥7,999 -

2012/04訪問 2012/04/06

色鮮やかな野菜の数々、衝撃と感動がそこにはあります!

JR摂津本山駅から川沿いに少し歩いた所にあるイタリアンのお店です。

地下にあるお店なので、初めて行かれる方は気づかず通り過ぎてしまうかもしれませんね。一応小さな看板もあるのですが、駅から歩いてくる人には見えない位置にありますので分かりづらいです。こちらのお店とは関係ありませんが、「愛農人」というお店の看板が目印で、その看板の前にある階段を降りた所にそのお店はありました。

レンガ造りを右手に見て階段を降りていくのですが、とてもセンスが光る外観レイアウトです。見るからにオシャレなお店ですね。

店内に入ってみると、白い壁が清潔感を演出し、木質感溢れるテーブルやカウンターは温もりを感じます。夕暮れ時の利用でしたが、柔らかな日差しが地下に程よく差し込んで来て、大掛かりな間接照明のようです。ゆったりとしたスペースとオープンキッチンのレイアウトは開放感溢れておりますし、全てが計算され尽くしたかのようなとても居心地の良い空間に思えました。

窓側のテーブル席に案内されましたが、テーブル席には膝掛なども完備されており、細かい部分まで気を配られております。スタッフの方々も自然な笑顔が素敵な方ばかりで、何となく好感持てる感じです。料理を食べる前に満たされる心の満足度というのは、料理の味をワンランク上げる極上のスパイスになりますね♪

さっそくテーブル席に座ってメニューを見ます。お昼はランチメニューなどやっているようですが、夜はコースメニューなどもなく、単品メニューを自分の好みで組み合わせていくようになっております。ワインなども案外リーズナブルに頂けるようです。あと、ハンガリー人のギャリさんが作る野菜というのがとても気になりました。メニューを見ても思いましたが、かなり野菜に自信があるようですね。とりあえず、どれくらいの量のものが出てくるのか分からなかったので、少しずつオーダーしていく事にしました。

◆前菜の盛り合わせ 2000円

2名様分とありましたので、ワインと共にオーダーです。大皿には鰹のカルパッチョ、生ハム、野菜のトマトソース煮込み、焼き野菜のマリネ、豚の煮こごり、カリッと硬いグラッシーニなどが少しずつ盛られておりました。まず最初に思いましたが、今まで食べていた野菜が一体何だったんだろうと思ってしまうくらい野菜がめちゃくちゃウマいです!それぐらいの衝撃でした。野菜以外のものも美味しかったですが、とにかくこの野菜スゴいです。

◆ホワイトアスパラのグリルきのこのムース添え 1100円。

メインのホワイトアスパラの周りに菜の花とクレソンが添えられております。ホワイトアスパラの上にはきのこのムースが乗せられており、そのムースをつけてホワイトアスパラを頂きます。とても優しくほのかに甘い味です。素材の良さが際立つ一品だと思いました。クレソンのピリッとした辛さとさわやかな香りもいいですね。やはり野菜ウマいです!

◆野菜たくさんペペロンチーノ 1200円

ペペロンチーノに野菜たっぷりという事で、人参、赤大根、スナップエンドウ、青菜など色々入っておりました。普段あまり食べる機会のない野菜なども多くて目で見ても楽しめます♪ペペロンチーノに関しては、これはペペロンチーノなのか?と思ってしまうくらいソフトな味わいでした。

◆ガーリック風味のバケット 350円

パン生地のバリバリ感、そしてガーリックがガツっと染みて普通に美味しかったです。角張った箱に2個入っておりました。

◆鮮魚と野菜の煮込み 2400円

とにかく野菜祭りです。かぶ、ズッキーニ、人参、蓮根、玉ねぎ、プチトマトなどたくさんの野菜が煮込まれております。鮮魚はイサキで、あとアサリがたくさん入っておりました。やっぱり野菜が甘く美味しいと思いましたが、香草の香りの強い煮込み料理でしたので、個人的には苦手な味付けでした。

どれも野菜が主役のメニュー構成に思いましたが、主役が主役の仕事をきっちりこなしておりますので申し分なく大満足でした。あと今まで知らなかった野菜本来の甘味や苦味に出会う事が出来ると思います。

鮮魚と野菜の煮込みはそこそこ量も多かったですが、全体的に量は少なめで価格は少々高めです。ただ価格以上の満足感はありました。

スタッフの方も言ってましたが、特にメイン料理などは作るのに時間がかかるようですので、早めのオーダーがオススメです。全体的に料理が出てくるスピードは遅かったようにも思いました。

客層は、たまたまなのか小さなお子さんを連れたご夫婦が多かったです。何となく女性好みのお店のように思います。比較的カジュアルな感じでしたので、ランチでの気軽な使い方もアリですね。

次回はオープンキッチンのカウンター席で食べてみたいと思ってます。ごちそうさまでした。

  • (説明なし)
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9位

タマちゃん (寒河 / お好み焼き、焼きそば、鉄板焼き)

1回

  • 昼の点数: 4.6

    • [ 料理・味 5.0
    • | サービス 3.8
    • | 雰囲気 4.6
    • | CP 3.8
    • | 酒・ドリンク - ]
  • 使った金額(1人)
    - ¥1,000~¥1,999

2012/11訪問 2013/01/08

カキオコが秘めるポテンシャルの高さに衝撃です!

【2013年1月】 更新

旅行で近くを通ったので、再びカキオコで有名な「タマちゃん」に訪問です。

私はまったく望んでなかったのですが、家に帰ってレンジでチンして食べよう!なんて話が出て、まさかのテイクアウト。

このお店の個性、そしてカキオコの美味しさを牽引している独特のカリカリ食感が消えてなくなってしまうし~!・・と傷心。

渋々店内へ・・。夕方でしたが、お店は満席。

取りあえずオーダーします。

・カキオコ豚の丞 1500円
・カキオコ      900円

丸くて白い発泡スチロールの入れ物に入れてくれます。
ソースと岩塩は、食べる時にかけるよう別にしてくれてました。

お会計を済ませて駐車場に止めていた車まで戻ると、ここで奇跡が起きます☆

タマちゃんカキオコが発泡スチロールの中で収まりきらず、「ここで食べてくれ!」と言わんばかりに食欲をそそる匂いを大放出してくれてました!

それが、あまりに美味しそうな匂いだったわけで・・「やっぱ車で食べてしまおう!」って話に急きょ変更になりました♪

そんなこんなで、無事にタマちゃんカキオコのカリカリ食感は守られたわけです。
もちろん美味しかったですよ~♪

ただ、人というのは欲深い生き物・・・「それなら最初から店内で食べれば良かったのに~!!」とも思った今日この頃でした。


【2012年11月】

B-1グランプリでも有名なカキオコのタマちゃんに行ってきました。

時は3連休の中日。ナポリピッツァだ!さくらぐみだ!と意気込んで向かったさくらぐみさんは、あっけなく定休日でお休み。事前に営業日調べて予約して行けよ~って感じですが・・こんな所までやって来て、おめおめと引き下がるわけには行きません。壮大に広がっている海に向かってバカヤローって・・叫んだわけではありませんが、それくらいの悔しさを胸に秘めて、さらに西へ直進して辿り着いたお店がこちらのお店になります。

お店の周りには専用の駐車場がいくつかあります。警備員さんもいて車だらけ。適当に車を止めてお店に向かって歩いていくと、そこには人、人、人・・1つの観光地がそこにはありました。スゴい!お昼時を少しずらして行ったので容易に入店出来るものと思っていたのに想定外です。

外観はジャンクな感じで、台風が来たら吹き飛んでしまいそうなくらいの古びた建て構え。普通の地元のお好み焼き屋さんです。そんなお店に人々が突然押し寄せるようになって今に至るといった感じでしょうか。

ちなみに先にお話すると、今回ピッタリ2時間待たされました。ハンパない繁盛店です!

さて、そんなお店のシステムですが、まずウエイティングボードに名前を書きます。そして、注文用紙に注文内容を記入するようになっておりました。名前や携帯番号なども書くようにもなっておりまして、順番が来ると呼び出してくれたりもするようです。あと、その注文用紙は、個人情報なので精算後返却してくれるとか。細かい事は気にしないって雰囲気に思えるお店なのに、けっこう細かい気配りを感じるお店でした。

店内は、4人掛けのテーブル席が3つ、6人は座れるであろうテーブル席が2つ、そして焼き場の周りを囲む席が8人くらい座れるようになっておりました。基本的には相席になります。外観からある程度想像した通りの庶民的な食堂風の店内。店内はとても活気に満ち溢れておりました。

そんなこんなで2時間待って、案内された席は焼き場の目の前です!このライヴ感溢れる焼き場の前はラッキーと思いきや、そのアグレッシブなパフォーマンスは焼き場を飛び越えて、こちらまで油が飛んで来るわけで・・きっと、それが焼き場前の醍醐味なのでしょう!

今回オーダーしたのは、1番押しのカキオコ豚の丞1500円と豚玉の丞900円。2時間前のオーダーだったので、何頼んだか忘れてしまったくらいです。ちなみにご飯もありますので、お好み焼き+ご飯の炭水化物コンビでのオーダーも可能ですよ。

そして出来上がったカキオコ豚の丞は、とにかくめちゃ分厚いお好み焼きなんです!この厚みは、きっと牡蠣の厚みがプラスされているのでしょう。

ソースと岩塩のハーフ&ハーフになっておりまして、ソースから先にどうぞと言われます。反抗期ではありませんが、岩塩の方から頂いてみます。

カッリィッ・・何この食感?!こんなお好み焼き初めてです!香ばしすぎる!そして、めちゃ美味しい!!ソースじゃないので、若干物足りないかな~って思ってた岩塩もしっかり主張してます!ちなみに中はフワフワなんですよね~♪時々牡蠣がやって来て、口の中をクリーミーにしてくれます。これは、時々遭遇する名前だけが有名であまり美味しくないご当地グルメなどとはまったく異なる、とても完成度の高い素晴らしい一品だと思いました☆

焼き場観察で分かりましたが、このカリカリの正体は揚げ玉とオリーブオイルですね。大量にまかれる揚げ玉、そして焼いている最中にお好み焼きをコテで持ち上げて何度かオリーブオイルを注入してました。これで揚げ玉がこんがり焼き上がるわけです!

そんな生地の中に入っている牡蠣も角切りの豚肉も最高に美味しいですね~♪ソースの方も美味しかったです♪最後の方には、まだまだ食べれると思って追加オーダーしたかったくらいです。時間は16時でしたが、心も胃袋も大満足でした。

このお店は必ずまた訪問したいと思います。ごちそうさまでした。

  • (説明なし)
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10位

喜市 (三宮(神戸市営)、三ノ宮(JR)、神戸三宮(阪急) / 海鮮、居酒屋、ふぐ)

1回

  • 夜の点数: 4.2

    • [ 料理・味 4.6
    • | サービス 3.8
    • | 雰囲気 3.8
    • | CP 4.6
    • | 酒・ドリンク 4.2 ]
  • 使った金額(1人)
    ¥3,000~¥3,999 -

2012/03訪問 2012/03/05

お魚冥利に尽きる絶品魚料理の数々

以前から気になっていたお魚が美味しいと評判の居酒屋さんに行ってきました。

少し奥まったミモザビルの1階にそのお店はありました。格子調の幾何学的な入口は中も見えないので、少し入りづらい雰囲気です。

思い切って中に入ってみると、店内も外観と同じ壁が広がっており、目の前には座敷がありました。

予約をせず飛び込みで入ったのですが、スタッフの方に席が込み合ってきたら2時間で締められる旨を伝えられます。かなりの人気店という事と、予約客が多いお店なんだな~と思いました。

店内は、座敷とカウンターのそれほど大きくない店内です。カウンター席に案内されましたが、これでもかというくらい調理場が丸見えです。座敷席は長時間座っていると腰が痛くなりそうなフラットで狭いスペースのように見えました。

さっそく飲み物をオーダーしようとメニューを見ると、生中が380円とかなり安い!迷う事なく生中にしたのですが、出てきたジョッキは小と中の間くらいの少々少なめの生中でした。何となく損したような気分になってしまいましたが、お酒の種類は多く揃えているお店ですので、ビール以外に色々飲みたい人にはいいかもしれませんね。

お料理のメニューもたくさんあります。ホントお魚づくしと言っても過言ではないメニューの数々です。お魚の種類も豊富で、しかも安い!食べる前から感動です✩

お魚の調理法は数あれど、生、焼、揚、煮、などといったあらゆる技術を駆使してお魚をコーディネートしてます。お造り、魚串焼、魚とろろ串揚げ、小鉢、煮魚、焼き魚、天ぷらなど、食べてみたいメニューのオンパレードです。

お造りの盛り合わせ小(1050円)、のどぐろの塩焼き(850円)、喜市のジャガ芋温サラダ(500円)、キスの天ぷら(600円)などをオーダーしました。後で日替わり炊き込みごはん(500円)を注文しようと思っていたのですが、注文を受けてから炊き上がるのに30分ほどかかるという事でしたので、追加で日替わり炊き込みごはんもオーダーです。

【お造りの盛り合わせ小】
・大にすると1350円という事でしたが、そんなにたくさんは食べれないかなと思って小をオーダーしました。お造りは、鰹、スズキ、生タコ、伝助アナゴの4種でした。鰹は少し臭みがあって新鮮な感じに思えませんでしたが、スズキや生タコなど食感も抜群で美味しかったです。特に生タコのコリコリ感は絶品です!あと伝助アナゴって何?って感じでしたが、鯛のような食感とサッパリとした味わいで食べやすかったです。

【のどぐろの塩焼き】
・すだちを大根おろしに絞り、香ばしいのどぐろと一緒に食べます。文句無く美味しいと思いました。お酒との相性も抜群です。

【喜市のジャガ芋温サラダ】
・温かく蒸したじゃがいも、小エビ、タコ、ホタテ、ブロッコリーにレモンを絞って食べます。ホクホクのじゃがいもの甘味が口いっぱいに広がって幸せ気分でした。ブロッコリーなども一口でパクリと頂き、魚三味だった口の中を気分転換させます。

【キスの天ぷら】
・素材そのもののほのかな甘さを感じながら塩をつけて頂きます。外カリッと中ホクホクでシンプルな美味しさでした。

【日替わり炊き込みごはん】
・本日の日替わりは鯛の炊き込みごはんでした。鯛、薄揚げ、人参などの具材が入っており、鯛風味であっさりとした味わいは締めにピッタリのお料理だと思いました。炊き込みごはん自体は薄味で、セットでついてくる漬物などと一緒に食べました。

全体的にみると、お料理が出てくるペースが非常に遅い点と赤出しのような汁物がなかったという点が個人的には残念でしたが、そういった点を差し引いても素晴らしいお店だったので大満足でした♪価格的にもリーズナブルなのでスゴイと思います。

最後にお会計を済ませてお店を出ようとすると、店主の方がお店の外までお見送りまでしてくれました。こういう気配りってやっぱり嬉しいものですね。またお魚をガッツリ食べたくなった時に訪問してみたいと思います。ごちそうさまでした。

  • (説明なし)

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