『趣味の果樹栽培、最新のお話。』A-2野郎さんの日記

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日記詳細

皆さんこんにちは、今回も私の趣味であります果樹栽培に関する最新進捗の内容をお送りさせて頂きたく思います。


では早速、内容に参らせて頂きたく思います。


★1サルナシの各苗木、活動開始。


今回最初の内容は、昨年の2022年11月中旬から新規始動しました新たな採用果樹であるサルナシの苗木達が冬季の休眠から目覚め、活発に活動を開始し次々と新芽や新しい葉の展葉が出て来ております。


今後、日を追う毎に成長し、メインの蔓(つる)も次第に延びて来てパーゴラの柱に絡みついて行き、地上部だけでなく根もガッチリと張って育って欲しいと願っているのです。


尚、この日記を書きました4月10日前後の時点では、エメロードとインパルという2品種には花芽も初年度から確認されており、少量でも良いので美味しいサルナシの実が採れれば良いなぁと期待しています。


しかしながら、、何もかもが良い事ばかりで事が進む筈もなく、今の現時点にて冬季中に用意&植樹した2本のサルナシの木が芽吹いておらず、、しかも、その芽吹いていない苗木の内の1本が再入手が極めて難しい品種の苗なので、、、まぁ4月上旬の時期での出来事ですので明らかに枯れていると決めつけるのはまだ早いとは十分に承知しているものの、、本音を言えば少し不安ではあるのです。



その再入手が困難な苗に関しては、今後、真夏の時期まで待って芽吹かなかったとしても廃棄せずに1年以上、、そのままにして様子を見ます、、一応、枝を切ると中身は緑色で樹液も出て来ますので生きているとは思われ、、私の周りの植物苗生産に従事している方々も「芽吹きの遅れなんて往々にある事、、、希少な苗で再入手が難しい苗の上に、そのまま植えていても差し支えなければそのままにして1年~1年半程は放置してみたらどうだ?、、、生きていても芽吹かずに2年近く経ってから芽吹いた苗もあるくらいだぞ」、、とアドバイスを頂いておりますので、今後も様子見をします。



★2 桃の新品種「ひめまるこ」の苗木の入手と育成を開始。


さて次は、この度、今現在の2023年の時点は日本国内に於いて桃の最新品種であると同時に、、種苗法登録品種(PVP)にも指定されている桃品種の「ひめまるこ」の苗木を1本手に入れましたので私の農地に植えました次第です。


このひめまること言う桃の品種、、、私は長野県在住のリンゴ栽培の師匠との接触がある関係で長野県須坂市に所在している「農研機構」の新落葉果樹に関する情報が何もしなくても入ってくる環境にあり、師匠から今回のひめまるこに関する情報も聞かされていて当然ながら事前に知っていたのですが、非常に有利な特徴が多い桃の新品種が故に今の時点では苗の入手が難しいのが実情であるのです。



この桃は上記の農研機構が開発作出をし、これまでの既存の桃の品種では最速収穫が可能とされていた「ちよひめ」という品種の収穫期である「6月の中旬~下旬」という極早生収穫期の更に上を行く「6月初旬~中旬に収穫可能」という、現時点にて最速収穫可能な、ちよひめよりも更に早い収穫が可能という事実を実現し、単に超極早生収穫だけでなく糖度も高く食味良好、、、それに加えて桃の果実を襲う病害虫が、、これから本腰で大挙して押し寄せる前の猛暑時期到来直前に、これらの脅威から襲われる前に逃げ切る様な早い時期に実が採れるという利点もあり、、桃農家さん達に非常に有用視されている品種であるのです。



2023年春の時点では、ひめまるこの苗木は楽天市場やヤフーショッピング等の大衆ネット通販の場では苗木の取り扱いが無く、果樹農家とマニアしか基本的には御取引をしない「果樹苗木生産販売専門会社」しか取り扱いが無く、昨年の秋の時点で大半の果樹苗木専門会社にて売り切れ・予約枠満了の事態となり、私も内心では「1本くらいはひめまるこが欲しいし植えてみたいなぁ」と軽く考えていた程度であったのですが、、なんとつい先日、、長野県飯田市内のマニアックな品揃えの大型園芸店の果樹苗木売り場にて1本だけひめまるこの苗木が売れ残っているのを発見、、価格は税込み2750円と果樹苗木専門会社は皆、ひめまるこの苗を1本3300円で売りに出していたので、これよりも安く送料も要らない店頭購入なので即購入して持ち帰り、植えました次第なのです。




但し、大玉種の桃類とネクタリン類の2種の果樹は「縮葉病」と呼ばれる緑色の葉が、、まるで重度の皮膚炎の様な症状が葉に出る病気が非常に出易いという宿命を持っていますので、、今後のひめまるこの育成専用に縮葉病に効く農薬も同時に用意して散布しました。


今後、、枯れない限りはひめまるこの育成進捗もこの場にて発信して行く予定です。




★3 ミニリンゴ「メイちゃんの瞳」再び。



今回最後のお話は、、かつて私が一度、、育成していた事が有ったのですが、諸般の事情により一度は止めてしまったミニリンゴ品種である「メイちゃんの瞳」と呼ばれる品種の苗を昨年の秋に再採用して農地に植樹し、冬を越した今現在、、何と植樹初年度にて沢山の花が咲きました次第なのです。




このメイちゃんの瞳の苗は昨年秋に私の農地を大幅改変をした際にリンゴの「北斗」と呼ばれる品種の木を元々から植えていた場所より抜根移植を敢行、、その際に北斗の新植樹場所の近くに北斗の受粉樹に適するリンゴの他の品種を植えるスペースを確保するのが難しく、、そこで思いついたのが横に枝が伸びずに真っすぐに上に伸びて行き、植樹に関して省スペースでも植えれる利点が有って受粉樹としても有用、、更にミニリンゴ類では数少ない生食に耐えうる食味の実が生る事で知られるメイちゃんの瞳を思いついたので再植樹に至ったのです。



メイちゃんの瞳は果肉が赤くなるミニリンゴ品種としても知られており、、今後、、装いも新たにメイちゃんの瞳に関する進捗状況もこの場にて発信して行きたいと考えております。




今回は以上になります。








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