Ribotさんのマイ★ベストレストラン 2011

住んだところが地元!転勤族の地元密着レビュー!

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マイ★ベストレストラン

レビュアーの皆様一人ひとりが対象期間に訪れ心に残ったレストランを、
1位から10位までランキング付けした「マイ★ベストレストラン」を公開中!

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かどや最高ね~。

最近10年、各年度でもっとも数多く訪問したレストランは、以下の通り。

2002年:豚足のかどや(大阪市浪速区)
2003年:豚足のかどや
2004年:豚足のかどや
2005年:豚足のかどや
2006年:豚足のかどや
2007年:豚足のかどや
2008年:豚足のかどや
2009年:鮨金(富山県高岡市)
2010年:しぇからしか曽根崎店(大阪市北区)

ここ2年の浮気を経て、今年ついに、豚足のかどやが帰ってきた!!!

なんて、結局は自分のサジ加減なんだが、とにかく今年は、過去2年の鬱憤を晴らすがごとく、
かどやには行きまくったなぁ~。

さて、来年はどんな年になるか。

マイ★ベストレストラン

1位

豚足のかどや (大阪難波、なんば(大阪メトロ)、JR難波 / 豚料理、もつ焼き、居酒屋)

2回

  • 夜の点数: 5.0

    • [ 料理・味 4.6
    • | サービス 5.0
    • | 雰囲気 5.0
    • | CP 3.6
    • | 酒・ドリンク 3.1 ]
  • 昼の点数: 5.0

    • [ 料理・味 4.6
    • | サービス 5.0
    • | 雰囲気 5.0
    • | CP 3.6
    • | 酒・ドリンク 3.1 ]
  • 使った金額(1人)
    ¥3,000~¥3,999 ¥1,000~¥1,999

2019/05訪問 2019/06/21

【更新】My soul sound

昭和の時代から進化を拒む、これぞオンリーワン!の味。ここは本当に凄い店だ。凄い…そしてディープ。もう何年も、いや10数年前から通っている。WINS難波が割と近いせいもあるけど、移転前から通っていたからそれだけではない。目当ては絶品の豚足と、この雰囲気だ。

◇◇

大阪難波の、ちょっとわかりにくい場所にある、豚足・ホルモン・焼き肉(串焼き)の店。目印は、あまり大声で言えない施設の多いところ、としか書けないので、ちょっと歩くが「大原簿記専門学校」の近くと書いておこう。この界隈でダントツの集客力を誇るお店なので、近くに来れば、すぐにわかるはず。

メニューは、酒が「日本酒(一級酒、二級酒)」「焼酎(麦)」そして「瓶ビール大(小瓶もあり)」。食べ物は、名物の豚足と串焼き、そしてナマ物など。豚足、串焼きは、ドッサリのザク切りネギに特製のタレを絡めたものでいただく。もちろん、そのままでも旨い。

豚足は塩茹でだが、タレで食べるため、塩分控えめの茹で具合。これを僕はタレではなく、塩をパラリ、一味をパラリ掛けて食べるのが好き。ちなみに、タレのネギは入れ放題(というか、減ってきたらお店の人がサっと補充してくれる)なのだが、ちょっと焼き物が途切れたときなんか、タレを掛けたネギだけ食べても充分アテになる。

お通しとして、キャベツが出てくるので、これにもタレを掛けて合間に食べよう。キャベツはお代わり自由。というか、これまた減ってきたらお店の人が補充してくれる。気の利かない店だと、お冷やがなくなってもなかなか注ぎにこず、すみませ~んと呼ばなければならない経験をすることが多いが、ここはほんと、必ず誰かが見てくれている(こういうところがポイント高いのよ)。

オススメメニューは言うまでもなく、店名にもなっている豚足(とネギ(笑))だが、焼きのハラミ、ミノ、しょぼくれ(豚の肩ロースと玉ネギが交互に挟まれた逸品)。ほかには子豚ちゃんという、豚の小腸を茹でた(?)もので、これは酢醤油とニンニク、針しょうがでいただくがハマる方が多い。

さらには生レバ、生センマイに、焼き鳥系も意外と旨い。というか、この店でオススメできないものを探すのは僕にはムリだ(笑)。うれしいことに、持ち帰りもできるのがありがたい(+50円)。

ビールは、スーパードライ。キンキンに冷えている。「ビールには適切な温度がある」とか、「冬場は夏場よりも高めがいい」とか言われる方も多いだろうが、そんなもん知るか!とばかりに冷やされたここのビール、いつ飲んでも最高。個人的には、大阪で一番旨い瓶ビールの店(笑)。日本酒と焼酎はチロリで出てくるのだが、これをどんどん積んでいくのが、ここでのささやかな一人遊び。まぁ、5段目くらいで店員さんに容赦なく片付けられるけどね(笑)。

あ、ここ、女性の店員さんは基本的にみな外国人で、ほとんどは台湾人(あとは中国人と、その他のアジア系)。むかしは中国(大陸)人と思ってたけど、中国勤務の機会があって言葉がわかるようになってから行ってみると、何を喋っているか、さっぱりわからんかった。たまに中国語(標準語)も出るので、おそらく台湾だろうな、と聞いてみると、ビンゴだった。でも、みなさん中国標準語もペラペラなので、僕なんかは酔うと中国語で喋りかけたほうが手っ取り早かったりして(笑)。もしこの店で、クダを巻いて中国語で店員と喋っている人を見かけたら、それはたぶん僕だ(笑)。

さて、入店直後の僕の注文は、基本的にはビールと豚足。僕に限らず、何度か訪問して顔を覚えられれば、言われなくてもファーストオーダーが出てくる(それが「日本酒としょぼくれ」であっても)。というか、のれんをくぐるや否や、座る前に「いつもの」を準備しにいくので、「今日は日本酒の気分だな」と思ったら、目が合ってすぐに口に出そう。さもなくば、店員さんが、冷蔵庫の裏(入り口とは反対方向だから、入ってきたお客さんからは見えない)で悲しそうに栓の開けられたビールを処分するのを目の当たりにしてしまうからだ(笑)。ちなみに、僕は他所の人のそういう光景を見かけたら、「そのビールこっちで貰うわ~」と、声を掛けるようにしている。

"焼き"は、通いだしたころは3串400円(390円?)だったと記憶している。じわりじわりと値上がり(豚足も)しているのが苦しいし、むかしのコストパフォーマンスのよさを知っている身としては残念に思うが、それでも3串450円。一般的に、焼き鳥屋で1本100円だと「安いな」と思うが、ここのは1串150円換算。しかもそんじょそこらの串焼きよりよっぽど大きいので、お得感はまだまだある(※2015年現在は550円…1串183円換算なので、そろそろキツい)。

さて採点。いろいろ書いたが、要するに、僕にとっての「おふくろの味」である。★5.0に思えるときも多いが、3.5かな?と思うこともあり、評価し辛いが、「おふくろの味」にケチを付けるのは無粋ということで、★5.0だ。ビールがードライしかないとか、酒も種類がない、焼酎も麦しかないなど不満もなくはないのだが、減点するまでには至らないだろう。

ちなみに当店、僕が食べログ始めた当時(2010/1)は総合評価が★3.15くらいで心配してたが、口コミを書き上げる直前に、2名のビッグレビュアーが高得点を投稿、2011/1現在、★3.40にまで上がった。そして僕の一票で、★3.5オーバーだな。クク…。

上で「おふくろの味」とは書いたが、公私ともに忙しくなるわ、一時期大阪を離れるわで1年2年平気でご無沙汰することもあったのだが。でも、そんなときでも店に入るとおば…オネーチャンが「どないしたん?最近ぜんぜん来なかったね~」と声を掛けてくれる。あぁ…これが嬉しいんだ。

(2011.01.12)
◇◇

さて、かどやシリーズも佳境に入ってきたので「日本No.1かどや(※個人の感想です)」である当店も、久々に更新♪

前回の初投稿から一年以上経つが、相変わらず10日に1度のペースで通っている。というか、最近気づいたのだが、どうも1度行くとすぐまた行きたくなるようで、一ヶ月行かなかったかと思えば、週三で行ったり土(or日)曜日に昼夜の2回行ったり(笑)。

で、一年の間に変わったような気がすること。

・新人女性スタッフ登場(もちろん中国人♪)
・豚足が、ほんの少し小ぶりになったような…
・毛の処理が甘い豚足が増えたような…

と、プラス点(僕にとっては)が1つに対し、気になる点が2つ…ということで、★5.0→4.5へのカウントダウンが始まったような気がする。が、ひとまず評価は据え置きに。

これ以外は一切変わっていないので、更新レビューといいつつ、あんまり書くことない(笑)。ひとまず、チョイチョイ撮り溜めた写真を、投稿しておきます。マイベストレストランにも関わらず、これまでは、写真1枚(それもピンボケ)しか載せてなかったしね(笑)。

ほかに書くことと言えば、ついに、帝王えいじ@さんと、かどやでご一緒したこと!すでに2軒目だとかで、ほとんど食べず、キャベツと、タレに絡ませたネギばっかり食べていたけど(笑)。

えいじ@さんは200回以上訪れているとのことだが、僕はもう300回は来ているはずで、二大対決は、僕に軍配が挙がった…と言いたいが、よく聞けば、えいじ@さんは数年で200回。僕は、かれこれ15年で300回なので、大手を振って「勝った」とは言えませんでした(笑)。

さて当店、他になかなかない、ユニークな店だけあって、ここではいろいろと面白いことが起きる。それらを小ネタとして紹介したい。

小ネタその1
この店は、日本酒は一級酒と二級酒があって、当然二級酒のほうが安いのだが、「二級酒おねがい」と頼むと、店員さんがちょっとしたイタズラ心で、「お酒、安っすいほう~」とオーダー通されたことがあって、笑った(笑)。これぞタイワニーズ・ジョーク!?

小ネタその2
このお店は、ところどころ変わったメニュー名がある。が、実はそれらはちゃんと由来があったりする。たとえば、

子豚ちゃん=豚の小腸。由来:小+豚+腸(テッチャンの”チャン”)
おいしい=バラ。由来:おいしいから(笑)。

など。

だいたいは、何となく想像が付くものだが、このお店の人気メニュー、豚肉とタマネギを交互に挟んだ「しょぼくれ」だけは、わからなかった。交互に挟むことが関係しているのか、それともタマネギと掛けているのか…。

ある日、とうとう降参してお店の人に聞いてみたら、「使っている肉が、切り落とした肩肉やからや。肩を落としてションボリするから『しょぼくれ』や」と。

…なるほど納得である。

小ネタその3
この人気店にして、今さら気づいたのだが、食べログの地図、微妙にズレとるがな…修正しておこう(※後日修正完了)。

小ネタその4
大阪には、通りの角にあるから「かどや」、という店が多いが、このお店は、角ではなく、マンション1Fの並びの真ん中にある。実はこのお店、見た目は古そうに見えるが、こう見えても10年ちょっと前に、ここに移転してきたばかりなのである。

以前は南海通りにあったのだが…そう、そのときが、通りの「かど」にあったのだ!
ちなみに、現在の市場ずし 難波店の場所。

なお、僕は、移転前から通い詰めております。

◇◇

豚足だが、上でも少し書いたが直接ネギを掛け、上から塩を掛けてかぶりつき、半分くらい食べ進んだところでさらに一味を振って食べるのが僕は好み(心の中でRibotスペシャルと呼ぶ)。食べ散らかした後の写真は見苦しいので、今回はいきなりネギ、塩、一味を振った状態で撮影してみた。ちなみにタレにも一味をタップリ掛けるのが好み。焼き物を待つ間に、これだけ食べて、酒をチビチビ…嗚呼幸せナリ。

さて、当店には、かれこれ350…いや、もはや400回近くは訪問している。仮に今年の夏までに389回訪問していたとして、うち386回は、1人での訪問。1度、僕の最高の呑み友達を連れてきたが、彼が初めて僕の好きな店にケチを付けたくらい合わなかった。別の友達も、う~ん…という感じ。

しかし、今年になって、会社の同僚を誘って行ったら、彼が大ハマり。また、えいじ@さんとも、今年初めてここでご一緒させていただいたり、別のレビュアーさんとご一緒したり…。

やっとできた、かどやフレンズ。しかも、何人も。最近では、一人で訪問するのが珍しいくらい。僕にとっては大いなる幸せ。

小ネタ集

・僕は福岡出身なので、ラーメン=豚骨。大阪では、マトモな、というか濃厚な豚骨ラーメンが食べられないと嘆くことも多いが、豚骨エキスが恋しくなったときには、ここで豚足を食べるようにしていた。そう、福岡の豚骨ラーメンといちばん思い出させるのは、福将軍や天神旗の豚骨ラーメンではなく、この店の豚足が、いちばん「博多チックな豚骨エキス」を感じるのだ。

・当店には、いくつか裏メニューがある。「表メニューのほうが旨い」し「仕込み量も少ない」ので、基本的には注文する必要はない。というより、「毎日のように足が向く、でも毎日同じものだと飽きる」という熱心な常連ファンのためのメニューなので、できれば常連以外は、頼まないで欲しいところ(笑)。

何度も通っていると、常連さんがボソっと注文することもあるので、それを覚えておき、閉店間際などのタイミングで自分でも注文するのが、常連への階段かと。

・この店には、「耳トン」というメニューがある(写真参照)。いわゆるミミガーなのだが、コイツに掛かっているニンニク醤油、これを大事に取っておき、豚足や串をこれで食べると、風変わりな味になって旨い。通いつめて、少し飽きてきた頃合に試してみてはいかがか。

お店の人と仲良くなれば、ニンニク醤油だけ分けてもらうことも、できるかもね。

・このお店のキャベツは、いわゆる普通のキャベツなのだが、春先には、運がよければ春キャベツが出てくることもある。今年も、一度だけお目にかかったのだが、友人と一緒だったため、撮影しなかったら、二度とお目に掛かることはなかった…また来年。

・あ、そうそう、生ギモは、やはり終了していまいました…しかし生センは健在!実は、ここの生ギモって、値段の割に量が少なくて、あまりお得感がなかったのよね。なので、400回通った割に、注文したのはせいぜい100回(十分多いっつーの(笑))くらいだが、やっぱり、なくなると寂しいよね~。

◇◇
久々更新だが、その前にルー・フランクさんとのオフ会でも訪問。ただ、どうもルーさん、この日はハシゴする気満々のようで、すぐに退散することとなった。僕も、過去に撮影済の品ばかり注文したため、撮影ナシで終わったのでこれは更新せず。

ちなみに、注文したのは

・豚足
・瓶ビール
・子豚ちゃん
・生センマイ
・ハラミ
・コリコリ
・焼酎水割り

さてその次の訪問が、今回の更新。今回の目的は、持ち帰り用の豚足、である。読者登録させていただいているヤッケさんが、こちらの味噌ダレを供されて出てくる豚足に対し、「豚足にはポン酢だろうが!と思っていたが、素晴らしい味だった」と書かれていたのを見て、「ん?当たり前のように味噌ダレで食べていたが、ポン酢も合うかもな?」と思ったのがきっかけ。

「店にないものは、常識の範囲内で持ち込みOK」の当店だが、最近は一人で行くことがお多く、さすがにポン酢持ち込みは気が引ける。「お前、ウチの味噌ダレが好きで通ってたんとちゃうんか!」と言われそうだし(笑)。

で、チキンな僕は、お持ち帰りでチャレンジすることにした。持ち帰りの豚足、過去にも何度か買ったことはあるが、いつもここでひたすら飲み食いした後なので、細かい値段は気にしてなかった。が、今回は、店の暖簾をくぐって、店員さんを目が合った瞬間に手で×印を作り、「今日は持ち帰りだけで!」と宣言。値段は、豚足の代金にプラス50円の、600円。

ただ、ザク切りの九条ネギも付いてくるし、当店特製の自家製味噌ダレもたっぷり容器に入れてくれる、この2つは、他にも用途が山ほどあるので、50円くらいの上乗せ金は何ともないぜ。

家に帰ってまずはポン酢で食べてみるが…悪くはないが、当店の豚足は味の完成度が高いため、これはベストマッチではなかった。むしろ店同様に、「そのまま」、「少しの塩で」、「特製ダレで」食べるほうが、良かった。

ただ、オーブンで焼いて、皮をパリっとさせ、皮に染み込んだ塩気を飛ばした状態で試したら…これはポン酢がベストだった!!

いや~、移転前から数えて、当店に通って約20年、こんな食べ方を発見できたとは、マイレビュアーさん様々!であろう!願わくば、ヤッケさんが当レビューに目を通していただければ。

(2013.07.14)
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オススメシチュエーション
友人・同僚と:◎
デート:★(こういう雰囲気が好きな子求ム!)
接待:★(逆に面白いかも)
宴会:○(個室が1つだけなので、要相談)
⇒人数:10人前後?(これくらいはいけたかな?使ったことがないので、不明)
家族・子供と:○(子供次第だが)
一人で:◎
⇒女性1人で:▲あまりいない…。

男女比率
男性6:4女性(最近ますます女性客増えてるね!?)

  • 豚足
  • せせり
  • タレ

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2位

阪神甲子園球場 (甲子園、久寿川、鳴尾・武庫川女子大前 / その他)

1回

  • 夜の点数: -

    • [ 料理・味 3.5
    • | サービス 3.0
    • | 雰囲気 5.0
    • | CP 2.3
    • | 酒・ドリンク 3.3 ]
  • 昼の点数: -

    • [ 料理・味 3.5
    • | サービス 3.0
    • | 雰囲気 5.0
    • | CP 2.3
    • | 酒・ドリンク 3.3 ]
  • 使った金額(1人)
    ¥10,000~¥14,999 ¥10,000~¥14,999

2015/04訪問 2015/10/11

【100】男どアホウ甲子園【更新】

区切りの100レビュー目は、かつてのバイト先(笑)。せっかく100件目なのだから、特別な店にしたいなぁ、とは思ったものの、どこがふさわしいか、決めかねる。

温めている、九絵家のレビューにするか…。それとも、僕のソウルフード、豚足のかどやか。魚なら湯浅港えらぶ。そういえば、日本一好きな寿司屋、富山高岡の鮨金のレビューもいつかは書かないと…ダメだ、悩んでしまって、決めきらない。えぇい、いっそ何事もなかったかのように、次の店をアップするか。

と、店の選定のために、食べログサーフィンしていたら…あったあった!これ以上ない、ふさわしい名店が!!そう、それは、我ら阪神ファンの聖地、阪神甲子園球場である(笑)。

最初にお断りしておくと、総合評価は「なし」とした。そりゃそうだ、思い入れで付けたら★5.0になるが、阪神ファンが寄ってたかって★5.0付けてしまうと、とんでもないランキングになっちゃうから(笑)。あるいは、冷静に味とコストパフォーマンス(悪い)を評価すると、聖地なのに低評価…それも困る(笑)。

でも、総合評価以外はキチンとつけたぞ。雰囲気?もちろん★5.0。そらそうよ!

僕は野球好きなのだが、九州生まれにも関わらず、小さいころから阪神ファンだった。大阪に引っ越してからはなおさらで、阪神好きが高じて、ついに球場でバイトしたことも(笑)。ただ、(当たり前だが)仕事中は応援観戦できないので、すぐに止めちゃったけどね(笑)。ちなみに、売り子の仕事って、けっこうな重労働なのよね。肩こるし。

今のビールの売り子は、両肩に背負えるビールサーバになって、楽そうだけど(笑)。でも、男の売り子って、どうしても女の子の売り子に比べて、売り上げ低いんだよねぇ…僕も、お客さんが手を挙げてるから駆けつけたら、「俺は男からは買わんから、どっか行ってエエで」って言われたこと、何度も…(涙)。店舗のほうは分からないが、売り子は歩合制なので、どうかみなさん、たくさん買ってくださいね…男からも(笑)。

さて、ここは食べログ、野球の話ばっかりになるのもどうかと思うので、場内で売っている食べ物のレビューも(点数は、味だけを評価)。

・焼鳥(1本350円) ★4.0
生涯で、ビールの次に、甲子園における通算購入金額が高い品物。B級グルメの極みである。肉の旨みは少ない(むかしより、さらにパサパサになったような…)し、皮はブヨブヨ。タレだって、それほど上質というわけではない。でも、旨い(笑)。ビールとのマリアージュ(笑)は奇跡的ですらある。以前はビニール袋に入れて売っていて、うっかり串の先で突き破ったりするとエラいことになっていたのだが、今は紙コップに入れてくれるので、食べやすくなった。

・ゲソ(1本350円) ★2.5
焼鳥と一緒に売っている。ちょっと臭みがあって、単体ではあまりオススメできないが、焼鳥ばかりじゃ飽きちゃうので、僕はいつも、焼鳥2本にゲソ1本買ってます。ところで、サザエ串って今は売ってないのね。けっこう好きだったのに…。

・金本兄貴のスタミナハラミ丼(1,000円) ★3.5
ちょっと高いし、ハラミの旨みもほどほどだが、野球観戦のお供としては充分でしょう。

・下柳の五島うどん長崎ちゃんぽん風(900円) ★3.0
フツ~にけっこうイケます。

・球児カツオのタタキステーキ丼(900円) ★2.5
うん、まずまず。

・寿司 ★3.0
甲子園で寿司!?と思ったが、けっこうイケる。びっくり。

・カレービーフン ★3.5
カレー味の焼きビーフン。本場中国じゃぁ、シンガポールビーフンと呼ばれているもの。スルスルいけちゃう。ビールにも合う。ただ、今は売ってないかも??

・甲子園カレー(500円) ★2.5
かつてはちゃんと作っていたらしいが、少なくとも僕がバイトしていたころからは、フツ~のレトルトカレーです。でも、お腹を満たすなら、これで充分。

・焼きそば(500円) ★4.0
いわゆるフツ~の焼きそば。子供からお年寄りまで、安心して食べられます。このフツ~の焼きそばも、野球を観ながら食べると、あら絶品の焼きそばに早変わり。

・おつまみサーロイン(750円) ★3.0
肉は薄いし、火も通し過ぎ。味もやたらと濃い。しかし、この濃さが、ビールのアテにはいい。ところで、同じブースでワニ肉なんぞが売っていた。しまった…話のネタに、そっちにすればよかったかも。それにしても、甲子園でワニ肉といえば、どうしてもパリッシュを思い出すなぁ(笑)。

以下は売り子さんから買う、飲み物。

・チューハイ ★3.5
いろいろ種類があるのかな?森永ICE BOXを入れたり、チューハイがハイリキだったり。昔はビール一辺倒だったけど、最近は歳のせいか、飲みやすくて重宝してます。

・日本酒熱燗 ★4.0
期間限定かな。暑い時期には売り子さんは売ってません。2003年、寒空の下で観た日本シリーズ。このときに飲んだ熱燗の旨かったこと…。

・ビール ★5.0!
野外で、野球を観ながら飲むビールは格別。同じ阪神戦でも、こればかりは、京セラなどのドーム球場とは一味も二味も違う。

とまぁ、味だけならそんなに不満は出ないものがいろいろ揃ってる。ちょっと高いけど、これはもうしょうがない。

以上。焼き鳥は好みが分かれると思うし味も相当にジャンクで、一般の焼鳥屋で出ると憤慨するかもしれないが、野球観戦のお供としては良いのではないかな。

(2010.09.05)
◇◇

久々に更新。ちなみに甲子園って、知らない方も多いと思うが社員食堂もあって、20年前は日替わり定食が500円だった。僕らも昼勤務のときは500円券が支給され、それでランチを食べるのだが、つい物足りなくて別売りのプリンに手を出し赤字ということも(笑)。さすがに食堂までは登録できないよな。

さて甲子園だが、実はオフ会として食べログレビュアーさんと2度訪問。それ以外にも親友と何度か訪問したのだが、オフ会は2戦2敗、親友との訪問は全勝という不思議な結果になっている。親友との訪問の写真はリアルのほうでお披露目済なので割愛、今回はオフ会での写真を使わせてもらおう。ただまぁ、2度行って2度とも頼んだものは同じ。「ビール」「焼鳥」「チューハイ」。その焼鳥だが、過去10年で最高と言われた01年を上回る出来栄えで、1995年以来の出来だった(テキトー)。

なお、試合は負けました…。

紆余曲折あったとはいえ無事にCS進出できてファンとしては良かったが、今年の戦いぶりを観ている限りは苦戦しそうだ。でも、強いと思わせて負けるのが阪神なら、ダメだろうと思わせておいて勝つのもまた阪神。日本一目指して頑張れ!!!

(2015.10.11)
◇◇

  • 焼鳥
  • ま、まぜそばもあるのか!
  • カクテル光線…美しくて、ため息がこぼれます

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3位

しぇからしか 仁川本店 (仁川、甲東園 / ラーメン)

1回

  • 夜の点数: 3.7

    • [ 料理・味 3.7
    • | サービス 2.8
    • | 雰囲気 3.0
    • | CP 4.0
    • | 酒・ドリンク 2.8 ]
  • 昼の点数: 3.7

    • [ 料理・味 3.7
    • | サービス 2.8
    • | 雰囲気 3.0
    • | CP 4.0
    • | 酒・ドリンク 2.8 ]
  • 使った金額(1人)
    ~¥999 ~¥999

2012/06訪問 2012/10/22

【更新】純度99.9999%、ピュア博多ラーメン!

阪神競馬場傍の豚骨ラーメン屋。味も○だが、何より、大人しめにアレンジされた店の多い関西では珍しい、本場志向が嬉しい。博多出身の僕から見てもその純度は99.9%、ピュア博多ラーメン!完成度が今一歩なのは玉に瑕だが、もし博多ラーメンが恋しくなったら、あるいは本場の博多ラーメンとはどういうものか味わってみたければ、ここに来るといい。ちなみに梅田、東灘に支店があるが、ここが本店。

◇◇
まずは、店名の「しぇからしか」の説明から。これ、福岡の南方や、佐賀、熊本で使われる方言である。意味は、辞書的には「うるさい」「やかましい」なのだろうが、それよりも今風に「ウゼぇ…」のほうが、しっくりくるかも。ちなみに、福岡南方人である、うちの母方のばぁちゃんの口癖でもある(笑)。

子供のころ、母方のがばいばぁちゃんがよく使うこの言葉の意味がわからず、親父(北九州人)に、何の意味?って聞いたら、「ばあちゃんところの方言で、『しゃぁしい』の意味じゃ」って教えてもらっのだが…パパ、「しゃぁしいも」方言よ (ノ∀`)

さて、当方、いまの住まいは大阪だが、実は福岡生まれである。からして、ラーメンは当然トンコツスープになじみがある。で、以前に別のレビューでも書いたが、大阪にある「博多ラーメン」「九州ラーメン(←このくくりは若干違和感を感じるが、実際こう名乗る店は多い)」を乱暴に分類すると、ざっと4パターンになる。

①博多出身、あるいは博多のしかるべきの店で修行した店主が開いた「純粋博多ラーメン」の店
②そのままではウケないと判断したなど、「純粋博多ラーメン」を改良した変化球の店
③文献等を参考に、独自のアプローチでトンコツラーメンを作ったお店。結果、本場博多とはベクトルのズレていることもある
④単なる豚骨ベースラーメンを、プロモーションなどのため「博多ラーメン」とカテゴライズし、売り出した店

④より①が優れているとは限らず、③がダメなわけでもない。味の優劣は店それぞれ。ただ、福岡出身の僕としては、やはり①の店がうれしい。が、大阪にはなかなかないんだよね~。やむなく一蘭でお茶を濁すことが多かった。が、ここ「しぇからしか」は①、そのベクトルは、99.9999%の一致率で、博多方向を向いているのだ!!

仁川駅は、阪神競馬場の最寄り駅。たしか2000年ごろに競馬場への直通地下道が完成したのだが、これにより、表通りを歩かなくとも、まっすぐ競馬場に行くことができるようになった。そのためずっと気付かなかったのだが、表通りの交差点を渡ってすぐのところに、かなりのトンコツ臭を放つラーメン屋があることに、去年気付いた。そういえば、直通路完成直前にも見かけた気がするが、90年代後期にオープンしたのかな?ちょっと記憶が薄い。

ここのトンコツ臭はハンパではない。交差点で信号待ちをしている若者が、「ウッ、臭っ!なにこれ!」と鼻を押さえるシーンに出くわしたことも、何度かあるもんね。

これが福岡県人だったら「豚耐力たったの5か、ゴミめ m9(^Д^)プギャー」と一生重い十字架を背負わされるところだが、ここは兵庫、問題ない。

しかし、関西でここまで店外に豚骨臭をまき散らすお店は、実に珍しい。

まぁ、これまでもけっこうな頻度で通ってはいたのだが、こないだの土曜日、競馬のついでに寄ってきたので、そろそろレビューしてみるか、と。

メニューはシンプル。トッピングを除くと、ラーメン、チャーシューメンと、おにぎりのみ。トッピングは、もやし、高菜、ゆで卵、ニンニク、のり。ちなみにラーメンは600円、替え玉は100円。場所を考えるとこんなもんだろうが、競馬目当てに大阪からきた人にとっては、格安感あり。

さて、ではノーマルラーメンのレビューをば。

スープ
当然、トンコツ。初めて飲んだときは、ちょっと衝撃だった。だって、豚耐力42,000(推定)の僕が、「くさっ!」と声を出してしまったくらいだから。もちろん、すぐにクセにも慣れたけど。んで、この匂い、おそらくは豚の頭がかなりの割合入っている思われる…たぶん。関西で、ここまで豚頭(推定)を効かせているお店は少ないかも。

スープは、以前は綺麗に乳化していたが、最近方向性を変えたのか、乳化度が低くなっている。これ、意図的じゃないかなぁ。恐るべきはこのお店、(方向性を変えるなどがなければ)味のブレがほとんどないんだよね。支店はややブレがある(しょうがないけど)。かなりの技巧の持ち主かと。

ただ、コクはちょっと物足りない…どうも、旨味が一本調子で、奥行きが足りないんだよなぁ~。

そのせいか、替え玉をしたときに、どうしても味がおかしくなっちゃう。


これは完全に博多ラーメンの麺。細麺です。ちょっと歯ごたえありすぎで、デフォルトでも固麺に感じるが、そのおかげか、固め、バリカタとの相性もよく、芯に粉っぽさが残ることなく、それぞれの歯ごたえがしっかり楽しめる。関西人は博多ラーメンをみるとなんも考えずに「固め!」って言っちゃうけど、そこで「固めに適さない麺」を持ってこないところが、店主の優しさか(笑)。


デフォルトではネギ、チャーシューと、海苔だけ。チャーシューはちょっと変わってて、ペラッペラに薄い豚バラ肉。たぶん、塩漬けのバラ肉を茹でてスライスしたと思われる。ただ、ちょっと塩が乗りすぎて、チャーシューが入ってるところの周辺だけ、スープが塩辛くなっちゃうのよね(笑)。ちなみにチャーシューメンにすると、それだけでスープが別モンになっちゃいます(笑)。これ、好き嫌いあるだろうな~。僕も、これはちょっと…かな(もうちょっと薄塩だったら)。ま、他ではなかなか味わえないと考えると、これはこれでアリです。

トッピングのゆで卵は、うれしいサプライズかも。昔ながらの博多・久留米ラーメンって、卵と言えばゆで卵が主流だった気がする。きっとここの店主も、半熟煮卵が流行っても温玉が流行っても、それを忠実に守っているんでしょうなぁ。

薬味
薬味はコショウとゴマ(粒ゴマとすりゴマのブレンド)、それに紅ショウガ。コショウはあってもなくてもいい。ゴマは、少し入れる分にはよいが、スープのコクがそこまで豊かではないので、あまり入れすぎるとゴマの香りに負けちゃうかも。紅ショウガは、お好みで使ってください。僕はアンチ紅ショウガ派なので、入れる意義がそもそも分かってないので(笑)。

替え玉
100円で替え玉ができるのは嬉しいねぇ。ちゃんと替え玉用のタレが準備されているのも◎!博多ラーメンの形だけをマネしたわけじゃないことが、よくわかる。

ただ、繰り返すがスープのコクが物足りないので、替え玉すると、スープの腰が物足りなくなってしまう。替え玉用のタレもあるが、これを入れると、かなりタレが出しゃばってくるので、味が完全に変わってしまう。あまり替え玉向きのスープではないかも。といっても、関西の巷にあふれる「エセ博多ラーメン屋」のスープよりは、はるかに耐久力はあるが。

ちなみにタレは、ちょっと魚介、それも貝類の味があります。おそらくは干貝、すなわち干しホタテを使っているかと。

(2012.12)
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と、やっつけレビューの多い僕にしては、珍しく前回マトモにレビュー書いたせいで、更新レビューとはいえ、あまり書くことなくなってしまった。

前回訪問以降、阪神競馬場で開催のあるときは、ほぼ毎回訪問しているのだが、前回レビュー(2010/12)以降に食べたラーメンの写真を…と思ったが、カードの破損等で、数枚写真を失ってしまった…。

ただ、相変わらずの安定っぷり。まぁ、味の感じ方は千差万別で、別の方は「ムラがある」とも書いているが、僕はそうは思わなかった(もっとも、僕は土日のみ訪問なので、平日はまた味が変わるのかもしれないが)。

それより、今回ついに注文したのが、おにぎり!ラーメンのサイドメニューといえば、昨今は○○丼か□□飯、なども多いが、博多ラーメンのサイドメニューは、やっぱおにぎりっちゃ!(←北九州弁)。炒飯、餃子もいいが、おにぎりを出してくれるのもまた、無骨な昔ながらの博多ラーメンっぽくていい!

点数は、前回は★3.5だったが、何度か訪問した結果、やはりそれでは足りないと判断。★3.7にアップ!

前回も書いたが、このレベルの豚骨ラーメンが関西でいつでも食べられるのだから、僕を含めた関西在住の九州人にとっては非常にありがたい。ほんっと、本格的な博多ラーメンを探すのに苦労するもんね。

  • ちょっと無骨
  • ラーメン600円。この泡立ちがたまらない♪
  • 海苔ラーメン…よほどノリ好きな方以外は、お金出して注文するほどではないかも

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4位

亀は萬年 (曽根、岡町 / 居酒屋、日本料理、海鮮)

1回

  • 夜の点数: 4.4

    • [ 料理・味 4.2
    • | サービス 3.7
    • | 雰囲気 3.3
    • | CP 4.8
    • | 酒・ドリンク 4.0 ]
  • 使った金額(1人)
    ¥3,000~¥3,999 -

2011/08訪問 2013/09/13

割烹の味を、居酒屋の値段で

大阪は曽根にある、サラリーマンや、おそらく近所にお住まいの、年配男性で賑わう地元で人気の店。通称「亀萬」。1品500円前後が中心のお手ごろ価格ながら、手の込んだ創作料理も、素材の味を活かした料理も、ただの刺身も、そのすべてがハイレベル。まさに、割烹の味を、居酒屋の値段で提供してくれるお店である。

《2010年1月16日初回レビュー》
大阪のベッドタウン、豊中市の阪急曽根駅で下車、西側に向かい、坂を下って登ると、右手に小さな小料理屋がある。

魚料理の旨い店というのは、ちゃんとした素材を、間違いのないよう扱う店。こちらがそれなりの支払いをするならば、「そこそこのレベル」のお店までなら、いくらでも手の内に入る。だが、この店は、お金を出してもなかなか手に入らない味を、驚くような価格で提供してくれる。

抜群の創作料理が、平均価格帯500円、安いものでは300円。このくらいの値段の店となると、まず味は不問にならざるを得ないのだが、味は絶品、驚異的の一言である。しかるに、おそらく新地でこのレベルのお店を求めるなら、優に2倍は払ってもおかしくない。

大将自らが仕上げてくれる焼き寿司も、抜群。

僕にとっては比較的訪問しやすいロケーションにあるが、この店に限っては、わざわざ遠方から足を運ぶ価値はあると断言しよう。

女性だけで1人、2人では入り辛い店構えかもしれないが、こういうお店に抵抗なく入れる女性は、きっと豊かな人生を送っていることだろう。

《2010年2月16日更新》
友人から、豊中あたりで飲みたいから、いい店を探しておいてくれ、と言われた。が、探すまでもない、ここ亀萬を推奨。ちょうど食べログには、店の写真が一枚もなかったので、ついでに撮影。

通常は1人で来るので、どうしても一品料理が中心になったのだが、今回は友人が刺身大好きなもんで、刺身中心に注文。

刺身に限定すると正直、他の刺身の美味しい店とあまり変わらなくなってしまう気もしたが、それでも安くて新鮮で美味しくて、店の地力を感じた。中でも生カキが美味かった。

友人とのトークが弾み、店の方とはほとんど喋ることもなかったが、最後はもちろん大将が仕上げてくれる焼き寿司で締める。

《2010年12月16日更新》
2月以来の更新。といっても、10ヶ月ぶりというわけではなく、それなりに頻繁に訪問していた。ただ、特に写真を撮ったわけでもなかったので、レビューは更新していなかっただけ。どうでもいいことかもしれないが、どうやら、3回の更新すべて「16日」だ。なんだこの偶然は(笑)。

さて、前回のレビューから、この店が変わったこと。

僕が初回レビューを入れた時点では、まだ5件しか投稿がなく、写真すら一枚もなく、総合評価も★3.3くらいだったと記憶しているが、いまでは僕を含めて12件ものレビューが入っており、総合評価も★3.86(12/15現在)と、堂々全国TOP5,000入り。聞けば、ここ一年メディアへの登場回数も増えたようで、おかげでなかなか予約が取りづらくなってしまった。

そうそう、以前再訪したときに、すごく嬉しいことがあったので、ちょっとだけ自慢を許していただきたい。

カウンターで食事していると、隣の予約席に、カップルが来られた。頼むものみな「美味しい!」「これも美味しい!」の賛辞で、僕も我がことのように頬が緩んだのだが、女性が「こんないい店、よく知ってたね?」と言ったときに、男性が、「食べログでいい店がないか探したら、この店が『割烹の味が、居酒屋の値段で食べられる』って紹介されてたから」と返していたのだが…、それって僕の口コミのタイトルやん!?

思わず男性の肩をポンっと叩いて、「俺やで~!」って声を掛けたかったが、自重した(笑)。

閑話休題。

師匠も走る、12月。風邪が治らず上旬の飲み会の大半をキャンセルしたのだが、これから忘年会が5つ、新年会が2つ、さらにはこの期に及んで忘年会の打ち合わせが1つ入っており、お金はいくらあっても足りない。

ということで、なるだけ節約したいが、今日はなんだか飲みたい気分。安くて身も心も満足するようなお店。かつ、年内の引越し前に寄っておきたい店…となると、亀萬だ。

この日も、カウンターが空いていたので座ろうとしたら、予約のプレートがズラり。ラスト2つの空席のうち1つに座れたが、おかげであとから何度か来られた2人連れの方たち、みな座れず。

今回は、引っ越しのため当分ご無沙汰になりそうだったので、最後の記念に写真を撮らせていただいた。で、せっかくなので、レビューも更新しちゃう。

・クジラのはりはり煮
ありがたいことに、近年は入手も容易となったクジラ。水菜と合わせて、濃い目の味付けで炊いている。(たぶんカツオ)出汁も効いているが、それよりもクジラの出汁がたまらない。

そういや、むかし調子に乗ってラーメン自作したことがあったが、クジラをサっと炊いたら、いい出汁が出たので、鶏がらスープに足したら、マズくてマズくて…。

ド素人からすれば、クジラ出汁をすっきり仕上げるのは難しいもの。もちろん、プロの、それも相当の腕前の大将と比べるのは栓ないことだが、それにしても…、ね。

これで380円。シンジラレナ~イ。

・白子正油焼き
鱈の白子に、(たぶん)味醂と、正油を塗って焼いたもの。そこにきざみ海苔が添えてある。

「海苔、いらんやろ~」と思ったが、食べてみると、案外ジャンク的な、居酒屋風味になって面白い。おもいっきり乱暴な表現で書くと、「超おいしい"おにぎりせんべい"」である(笑)。

もちろん、白子の濃厚な旨味は、僕を裏切らない。

・山の芋カニあんかけ亀萬風
山芋を固めて揚げて、餡を掛けたもの。餡は銀餡で、おそらく吉野餡と思われる。

あんかけと言ってもとろみはほとんどなく、そのかわり、出汁がしっかり効いている。この塩梅は、もう絶妙。

以上。ほかにもいろいろ食べたけれど、写真撮影のチャンスがなかったものは、割愛。繰り返すが、ほかにもいろいろ食べた。もちろん、酒もそれなりに飲んだ。味は絶品。これで勘定は\4,000すら行かないのだ。どうだい?

割烹の味を、居酒屋の値段で。このこと自体うれしいが、どちらかといえば居酒屋に傾倒しているのが、なによりもうれしい。

…あ!17日になっちゃった。

  • 開店直後の外観
  • Sometime after dark
  • くじらのはりはり煮(胡椒が効いています)

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5位

路地裏馬Bar Ribot (西大寺町、新西大寺町筋、大雲寺前 / バー、その他)

1回

  • 夜の点数: 4.8

    • [ 料理・味 3.9
    • | サービス 4.8
    • | 雰囲気 4.3
    • | CP 4.7
    • | 酒・ドリンク 4.1 ]
  • 昼の点数: 4.9

    • [ 料理・味 3.9
    • | サービス 5.0
    • | 雰囲気 5.0
    • | CP 4.8
    • | 酒・ドリンク 4.1 ]
  • 使った金額(1人)
    ¥2,000~¥2,999 ¥1,000~¥1,999

2015/03訪問 2015/12/26

【更新】競馬狂走伝ありゃ馬こりゃ馬

有名なバーテンダーがいるわけではない。派手なカクテルや演出があるわけでもないが、仲間と喋りながら、お酒が安く飲める、バーと言うよりは、英国で言うところのパブとタバーンの中間にあたるようなお店か。というより…見ての通り、RibotがRibotを訪問するという、ネタレビューの一歩手前だったりして(笑)。

◇◇
当レビューとは関係ない話なので、詳細は割愛するが、ちょっとヤボ用で岡山に行くこととなった。夕食は岡山で取ろうかと思ったが、食べログを見ても、どうも食指を動かされる店がない。もちろん、高評価の居酒屋などはあるのだが、わざわざ岡山に行くのだから、なにかオンリーワンなお店に行きたいな、とどうにも二の足を踏むところばかりであった。

そこで訪問したのが、このお店。そう。以前に食べログで、同じ名前を持つお店がないか検索したときに、全国で一軒だけ発見した、僕のレビュアー名と同じ、その名も「Ribot」である。

いつもふと気になるのだが、みなさん、自分のレビュアー名は、どんなふうに決めているんだろうか。あからさまに本名、ないしはご自身のニックネームという方もおられれば、おそらくご自身の趣味ないしはパーソナリティを表すと思しき単語で登録される方なんかもいて、「あれが好きなんだろうなぁ~」と、ついほほえましくなることもある。

で、今年の1月、食べログを始める際の名前登録で、僕はまずつまずいた。自分の身元は公表したくなかったし、同僚や友達なんかにも、食べログでレビューしていることは知られたくなかったので、まずバレないように、本名やそれに近い名前をレビュアー名にはしたくなかったのだ。といって、あまり適当に名前を付けてしまうと愛着も湧かないし、とチョイスした名前が、「Ribot」だったのだ。

そもそもRibot、リボーって何なの?という方は、ここを見てください。

http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%AA%E3%83%9C%E3%83%BC

要するに競走馬、すなわち競馬のお馬さんの名前である。1950年代のイタリアの馬で、16戦無敗、世界最高峰のレース、フランスの凱旋門賞も2度勝っている。オールタイム世界最強馬を議論するときに、きまって真っ先に名前の挙がる一頭なのだ。

はっきり言ってこの名前、過去にいろいろ持っていたハンドルネームやら、メールアドレスに埋め込む単語なんかで一度も使ったことがない。単なる思い付きであった。ただ、100件もレビューし、他のレビュアーのみなさんとの交流も持つようになると、にわかに愛着が沸いてきてしまって。で、そういや同じ名前のレストランって、全国にどれくらいあるかな?と検索したら、ここ一軒しか見つからなかったので、記憶に残っていたのだ。

しかも、レビューは0件。そりゃ~、いつか行かないといけないでしょう。

いつか?いつかっていつよ?

いつかって、今さ!

んで、訪問。岡山駅から岡山電気軌道(路面電車)の東山方面行きに乗り5駅、西大寺町駅で降りる。運賃は140円。ちなみに、岡山県下には、もうひとつ赤穂線の「西大寺」駅もあるが、これ、まったく違う場所なので、ご注意を。駅を降りてからはちょっとわかりにくいのだが、大通りの交差点をそのまま南下し、1つめの路地を左手(東)に入り、まっすぐいくと、あります。

緊張しながら訪問。20時の開店直後に訪問したのだが、時間がまだ早かったせいか、お客さんはいなかった。店内は、ムーディなボサノヴァが流れており、雰囲気はいい。

メニューを眺めると、バーというよりは、パブのような感じで、食べ物よりは、お酒、それも市販そのままのお酒がメインだった(もちろん、カクテルもできます)。値段は500円と、ワンコインのものが多く、高いお酒で600円。いかに市販のお酒をそのままとはいえ、バーにしてはそこそこ安いほう。唯一、泡盛の瑞泉古酒だけ700円だったが、これがこのお店で一番高いお酒なのだから、ありがたい。これにくらべて銀座や新地の一部のバーときたら…って、場所代が違うから、比較するのは酷だけど、でも、ウーロン茶が一杯900円なんて…ねぇ(笑)。

ちなみに、お酒の種類は、なかなか豊富です。バーなら当然だが、メニューにない銘柄もいろいろ用意されているので、その時々のオススメを聞いて、いろいろ楽しんでもらいたい。

食べ物も、つまみ系はいくらかあるし、ほかにもその日その日のオススメメニューもあるようだが、なんと、ピザや、店屋物のデリバリーもできるみたいで、素直にこっちを選んだほうがいいのかも(笑)。ただ、レギュラーメニュー中、ふと気になって注文した卵焼き…これ、絶品!!!サイズも大きいし、味は抜群だし、これで400円とは恐れ入る!写真撮らせてもらえばよかった~。

さてこのお店、僕が入ってしばらくするとお客さんが増えてきた。しかし友達連中が大勢で訪れたり、もちろんカップルもいたが、その中に、どうみても小学生くらいのお孫さんと、その親と、おじいちゃんとが三世代(本当の家族かどうかはわからないから、世帯とは書かない)で来店するなど、客層がいい意味でムチャクチャ、なんでもあり、間口が広い。

ちょっと洒落たバーなんかだと、入るのに緊張するし、お客さんの中にも、いわゆるスノッブ(死語?)もいたりで、人の注文にあれこれケチを付けられたりもするが、ここはそんな雰囲気とは対極。僕も、初めてのお店で、初対面の常連さんと、いろいろと会話を交わして楽しい時間がすごせた。

それもこれも、バーでもあり、レストランでもあり、喫茶店でもあり、まさに中庸だからだろう。友達と、家族と、楽しくお酒を飲みながら(子供はジュースね)長居できる。まさにこれぞバーである。

マスターと、女性の店員さんは、とても親切な応対だったのだが、「こんなわかりにくいところにあるお店、よく見つけましたね~」とびっくりしていた。「競馬好きなので、Ribotという名前に惹かれて」というと、「そこに気づいてくれるお客さん、少ないんですよ」と二度びっくりされた。まさか食べログで、ピンポイントで「Ribot」と検索したとか、いわんや「僕もRibotです」だなんて言えなかったが(笑)。

で、聞くまでもなくわかっていたことだが、店名の由来は、やはり競走馬のRibotから、とのこと。岡山は、競馬場はもちろんWINSもない、中央競馬の盛んではない土地だが、それでも週末には地元の競馬好きが集まって、お店のテレビで観戦しながらお酒を飲むことも多いそう(参加してぇ~~)。

僕ももちろん競馬が好きなので、競馬歴や好きな馬、果ては明日の予想まであれこれ話し込んで、ついつい遅くまで長居してしまった。お店や競馬に関して、いろいろ興味深いネタも聞けたのだが、ここは食べログ、内容は自重したい(笑)。

評価は、とても居心地がよかったのと、お酒が安かったのと、卵焼きが絶品だったので、いきおい点数は甘くなる。それより何と言っても競馬トークが楽しめたので、さらに+0.5程度上乗せして、★4.6にしました。岡山で競馬のトークができるなんて、僕にとってはもう夢心地。あ、名前が同じだから贔屓目に見たわけではないです…贔屓目ゼロとは言わないけど(笑)。

焼酎バー、ガールズバー、ゴルフバー、はてはメイドバーなんてのもあるんだから、競馬バーがあってもいいじゃん。スポーツバーの派生ってことでね。

ちなみに、食べログには「リボット」と登録されているが、正しくは、僕と同じく「リボー」と読む。

おもろいから、修正依頼は出さんとこ。
⇒ 知らぬ間に修正されていた(笑)

(2010.11.14)
◇◇

さて、前回は平日の夜のバー遣いだったが、今回はいよいよ週末のお昼、すなわち競馬開催中にお邪魔してみた。今回は岡山に用事があったので、ホテルを予約したのだが、せっかくなのでバーの近くに(笑)。

ただ、ちょっと移動がモタついたので、ちょっと遅い参戦に。ホテルには寄らず、まっすぐバーに向かったが、それでも10レースからの参加になってしまった。

店に入ると、いちおうは突き出しで歓迎してくれたが、マスターもスタッフも、そして常連さんも、グリーンチャンネルや競馬新聞に夢中(笑)。ほぼ無言(笑)。バーらしくない。僕も当然、競馬ブック片手に輪に入る。なので最初の一杯(生ビール-プレミアムだった)は、レースが終わった直後にタイミングを見計らって。

ということで、日曜のお昼は、競馬をしない方はなにかとご注意ください(笑)。

で、最終レースまで見たが、結局ビール一杯だけ。このまま居座ってもよいが、いったん荷物を置きにホテルに寄り、夜また来ることに。清算したが、なんと500円だった!

前回の訪問でも、バーにしてはずいぶん安いな、と思ったのだが、今回聞いてみると、チャージ料を取っていないみたい。オリジナルのコースターも、突き出し(乾き物だが)も付くのに…なんと商売っ気のない。

で、約束どおり、夜に再訪。今回も適当に飲んで食べて。料理は、マスターに食べたいものを注文したら、作ってくれるか、ご近所に発注してくれるみたい(笑)。そのあたりは、相当に融通が利くので気軽にマスターに相談してみて欲しい。

さて…以下は余談。

今回二度目の訪問時、お酒を愉しんでいると、急にお店のスタッフから、「あ、そうだ」と、改まって声を掛けられた。ん?何やろ、と思ったら…、

「食べログ、書いてくれてありがとうな」

…めっちゃバレとるがな!(ノ∀`;)

(2012.11.14)
◇◇

今回はまた、ヤボ用で岡山訪問。岡山と言えばRibotでしょ!ということでまたまた訪問。

今回はどんな料理が食べられるかと思ったら、お店のスペシャルなイベントにかち合ってしまった。おかげで、食に関する満足度は相当に得られたが、不定期イベントなので、おおっぴらに書けないのが残念。酒も、ビール数杯、日本酒半升に加え、お店が確保してあったワインを3本みなで空けて、お代は3,000円だけ。

イベント料を徴収されなかったのと、大阪土産を持っていったお返しか、ワインも相当にまけてもらっての値段なので、いつもこれを期待してはいけないが、とにかく大満足だった。お礼に、点数を全体的に上乗せしておく(笑)。本当に楽しい1日だった。ただ…肝心の、競馬のGI高松宮記念は、3着馬を外して、儲けることはできなかったが(笑)。

みなさんも、酒とトークと競馬が好きだったら、岡山にお越しの際はぜひRibotにどうぞ!

(2013.05.01)
◇◇

今回もヤボ用で岡山へ。ついでに当店も表敬訪問。今回は夜の訪問だったので競馬はナシ。この日はカウンターから真っ先に埋まっており、なんとか隅に1席だけ空いていたでここに座れた。

酒は2杯(うち1杯は面倒で撮影せず(笑))に、今回は初訪問以来、久々に玉子焼きも作ってもらった。満員だったので本来は手のかからないものを頼んだほうが良いのだろうが、名物のこれの写真が食べログにないのはさびしいからね(笑)。味はもちろん前回同様最高!

さて、今週はいよいよ有馬記念。今のところ、いちおうの本命はキタサンブラックだけど穴でアドマイヤデウス、ヒットザターゲット、トーセンレーヴなんかも狙っている。

(2015.12.26)
◇◇

  • (説明なし)
  • (説明なし)
  • (説明なし)

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6位

野球鳥 (平和通、小倉、旦過 / 焼き鳥)

2回

  • 夜の点数: 4.0

    • [ 料理・味 4.0
    • | サービス 3.8
    • | 雰囲気 3.5
    • | CP 3.7
    • | 酒・ドリンク 3.0 ]
  • 使った金額(1人)
    ¥3,000~¥3,999 -

2020/05訪問 2020/07/08

【再訪】新型コロナ開け応援ツアー

何度も何度も行っているのだが、初期に気合入れて文章書いたこともあって、わざわざのネタもないしと更新しなかった店。この店に限らずだが、何度も通っているが更新していない店、多いんだよね(初めての店ばっかり行ってるわけじゃない、ということが言いたい(笑))。

ここも新型コロナによる自粛開けに、ささやかな売り上げ貢献のため訪問。扉はほんの少し開いていたほか、なんとカウンターと焼き場の間にビニールシートが設置されていた。客⇔マスターの感染予防はばっちりだね。

あとはまぁ、以前と点数は良ければ上げてもいいが、悪くとも変えないというポリシーで来ているので、良かった点だけ書こう。

といっても以前と変わっていないのだが、鶏皮はパリパリではなくふわふわ系。タレは北九州にしては甘さ控えめで他府県の人にも好まれるだろう。キモは質も焼き具合も今回は◎。ズリは塩強めにふられていて、臭みを消し旨味を引き出している。

今日に限ってはビールの泡が雑だとか、手羽やサガリは珍しくちょっと臭みありだといったネガティヴポイントもあったけど、このへんはまぁ不問(番長<nana>さん風に)ということで(笑)。
小倉の食べ物は、実に旨い。競馬騎手の、かの武豊が「個人的に日本で一番食べ物が美味い街と思っている」と言うくらい。まぁ、好みの問題もあるから、実際の日本一は人それぞれだろうが、旨いものがふんだんにあることは間違いない。しかも安いしね。

さてこの店は、小倉駅から徒歩数分のところにある、焼き鳥屋さん。食べ物の美味しい小倉だけに、焼き鳥もなかなかレベルが高く、安い店が揃っているが、ここもご多分に漏れず、旨くて安い。

当店はそれだけではなく、ちょっと個性的なところがある。マスターが野球好きで、店内には野球グッズが飾られているほか、テレビはもちろん、基本的に野球中継を流している。メニューも野球にちなんだ名前が付けられている。焼きモノも、牛さがりには「江夏」、レバーには「落合」、肉団子は「香川」(笑)などなど、80年代後半~90年代前半の野球選手の名前が付けられている。もっとも、お客さんは誰もそう呼ばず、普通に牛さがり、などと注文しているが(笑)。

ちなみに、入り口右手のテーブル席は「西武球場」である。インボイスドームになろうがグッドウィルドームになろうが西武ドームに戻ろうが、そのままである(笑)。

肝心の焼き物だが、ほぼ全メニューを制覇したが、どれも美味しい。その中でもダントツに気に入っているのは、牛さがりだな。肉は香ばしいし、肉汁もジュワっと口の中に広がる。牛タン、馬刺しなどは入荷せず、ないことが多いけど。それと、意外とモツ鍋も美味しい。ただ、よくよく見たら、暖簾に「焼き鳥とモツ鍋の店」とあった。なるほどね。

お酒はそれほど種類が揃っているわけではないが、小倉で焼き鳥食べるんなら、この2種類が揃ってりゃいい、というビールと芋焼酎(黒霧島)はあるので何も問題なし。1本あたりの値段はちょっと失念したが、遅くまでワイワイ飲んでも、せいぜい4,000円と記憶している。普通に食べて飲んでなら、2~3,000円台で収まるだろう。

店は正直、それほど綺麗というわけではない(一般的な焼き鳥屋レベル)なのだが、この店は不思議と若くて綺麗な女性客が多いように思う。それも、野球好きではないのか、野球中継を見ているでもない。きっとマスターの人柄なのかもね。

基本的には、友達・同僚とワイワイ楽しめる店で、個人的なオススメ度は高い。もちろん、野球に興味がない人でも。

唯一の不満は、お手洗いに10年前のカレンダーが、いつまでも貼りっぱなしなことかな。いや、別にその日が何月何日か知りたいから貼り変えろ、と言っているわけじゃないが、貼ってるのが10年前の中日ドラゴンズのそれで、山崎が阪神の福原からサヨナラスリーラン打って、Xポーズ決めてる写真なんだよね(笑)。阪神ファンとしては、ちょっと複雑です(笑)。いや、焼き鳥と関係ないけどさ。

あ、二階は座敷になっていて、右手の広間などは、貸し切れば結構な人数が入るので、宴会にも使えます。

(2010.03.25)
◇◇
こちらも、前回レビュー時から何度か通っていたが、性格的に、知った店だといまさら写真を撮るのもこっ恥ずかしいので、撮れずにいた。しかし、読者のみなさまのため、今回の訪問では写真を撮ることに決めた!

マスターに、串の種類と本数を告げる。今回は二階だったので、ある程度まとまってから持ってきてくれたのだが、大皿に綺麗に盛り付けてもらったので、壮観!さっそく撮影した。

今回も、例によってモツ鍋を注文したので、これもパチリ。

…全部データ消えました(涙)。1枚くらいは、携帯でも撮影しておけばよかった~。

しょうがないので、文章で、以前との違いを二点ほど。

上で、「お手洗いのカレンダーが、いつまでも99年の中日カレンダー(しかも阪神が打たれた)」と書いたが、これがついに交換されていた!広島カレンダーになっていた(これは携帯で撮影していた)。阪神ファンとしてはポイントアップ!

もう一つ、この店イチの人気メニューであるサガリに、タレが掛けられていた。ごく控え目な味のマスタードソースなので、あってもそれほど気になる人はいないだろうが、それでも素材の味を楽しみたい方は、ソース抜きで注文されてはどうだろうか。

  • (説明なし)
  • (説明なし)
  • (説明なし)

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7位

ニジイロ アルコバレーノ (九条(大阪メトロ)、九条(阪神)、阿波座 / イタリアン、ステーキ、洋食)

1回

  • 夜の点数: 4.4

    • [ 料理・味 4.3
    • | サービス 4.6
    • | 雰囲気 4.3
    • | CP 3.5
    • | 酒・ドリンク 3.6 ]
  • 昼の点数: 4.6

    • [ 料理・味 4.4
    • | サービス 4.5
    • | 雰囲気 4.1
    • | CP 4.6
    • | 酒・ドリンク 3.6 ]
  • 使った金額(1人)
    ¥4,000~¥4,999 ~¥999

2019/05訪問 2020/11/08

『九条』界隈では最高峰のレストラン【更新】

大阪市西区本田(ほんでん、と読む)に、2010年にオープンした、本格イタリアンレストラン。本格といっても、敷居が高く入りづらいお店ではなく、アットホームな雰囲気。王道メニューが楽しめる上、またその都度仕入れた魚介類を「本日のメニュー」としているため、毎日通っても飽きないくらい。こんないいお店が3点未満(現在2.92点)でスタートというのはあまりに忍びなく、急ぎレビューを投稿…が、現在は★3.40まで上がっており、一安心。点数は、もっと上でもおかしくないとは思うが。

パスタは、手打ちの生パスタと、スパゲッティを中心とした(ペンネなどもある)、ノーマルタイプがある。ノーマルタイプは、文句なく美味しい部類です。茹で加減は、絶妙なアルデンテ。他の料理を食べながら、あるいは歓談しながら食べ進むと、完食直前に、余熱で抜群の火の通りになるゴールデンタイムが待っている。なお、僕はここのパスタはどれを食べても美味しかったが、お店の一押しは、どうやらアマトリチャーナのよう。僕も進められて食べたが、なるほど美味しかった。使っているパスタは定かではないが、たぶん一般的な、ブカティーニだろう。

その他の料理は、あまり書いても意味がない。なぜなら、季節ごとに大幅にメニューが変わるから。つまり、先月食べて美味しかったメニューは、来月にはもうなくなっている可能性も、食べたければ、あと一年待つ必要があることも。ただ、その変わりに加わったメニューも、きっと美味しいはずだ。ただ、たぶん通年のレギュラーメニュの、牛肉のタリアータ、これは万人に薦められる一品。

魚は、カルパッチョとアクアパッツァがお勧め。定番だからこそ、万人受けするだろうし、また美味しさも分かってもらえると思う。

メニュー体系は頻繁に見直しているようだが、以前はなかった「小皿料理」が始まっていた。一皿のサイズが小さいため、前菜として食べるのが良いが、まったく手抜きのない、きちっとしたメニューなので、最後の一品としても使える。それより何より、お一人様にはピッタリではなかろうか。

それと、先日ふと気づいたのだが、この店の料理は、確認していないがたぶん『無化調』。初めて行ったときから、どうも僕の好みにドンピシャな気がしたのだが、おそらくそうかと。反面、濃い味を好む人は、一度目の訪問や、大勢でシェアし、食べる量が少ない場合には真価は伝わりにくいかもしれない。

あ、そうそう、このお店、ご夫婦2人で営業されている。となると…何を言いたいか、もうお分かりですね?はい、その通り、温かい、家庭的な、アットホームなお店です。これなら料理の内容にかかわらず、また来たいなと思わせるし、実際料理が美味しいのだから、やっぱり繰り返し通いたい。この近くにはトリコロールという、味は本格志向、価格は庶民志向のフレンチ・イタリアンのお店があるが、共存共栄、切磋琢磨してほしい。

◇◇

ところで、現在はランチ営業、止めてしまったよう…開店直後は特に、650円で絶品の日替わりスパゲッティに、パンとサラダが付く、「こんな値段で大丈夫かいな?」というハイクオリティのものだった。

その後メニュー体系や価格の改訂もあったけど、今回はランチ終了記念ということで、昼の点数は、いちばん気に入っていた当時の点数にしておく。

◇◇

ただ、これほどのお店にして、一つ問題があって…とにかく、場所的に不便。いちおう最寄り駅は九条だが、九条、阿波座(中央線)、西長堀(長堀鶴見緑地線)、ドーム前(阪神(近鉄)なんば線)、いずれも少し遠い。バス停が目の前にあるので、バスでの来訪なら、便利かもしれないが(どこからバスが出てたっけ?大正からはあったと記憶しているが…また調べておこう)。

そして、ある意味これがいちばん問題なのかもしれないが、もっとも近い九条駅から622m…ということは、食べログ等のサイトで「九条駅」で検索しても、当店はヒットしないのだ(デフォルトの検索対象は500mだから)。

阿波座にいる人が、「なんでもいいから、食べログで点数の高い店に入ろう」と検索しても、このお店は引っ掛からないし、九条にいる人が、「イタリアンが食べたいな」と検索しても、このお店は引っ掛からない。

なので、検索しやすいよう、こう書いておこう。

この中に九条、阿波座、西長堀周辺で美味しいものが食べたい人がいたら、ニジイロアルコバレーノに来なさい。以上

  • みなと通り側から見た風景
  • 長堀通り側から見た風景…あ~ん、ピンボケ
  • 真ん中の、緑のテントです

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8位

喫茶 いち (千里中央 / 喫茶店、サンドイッチ)

1回

  • 夜の点数: 4.1

    • [ 料理・味 4.0
    • | サービス 3.6
    • | 雰囲気 3.3
    • | CP 3.7
    • | 酒・ドリンク 3.4 ]
  • 昼の点数: 4.1

    • [ 料理・味 4.0
    • | サービス 3.6
    • | 雰囲気 3.3
    • | CP 3.7
    • | 酒・ドリンク 3.4 ]
  • 使った金額(1人)
    ~¥999 ~¥999

2015/02訪問 2015/07/20

【更新】殺し屋いち

Ribot殺すにゃ刃物は要らぬ、「いち」のカツサンドがあれば良い…何をもって「殺す」のかはさておき。
◇◇
千里中央でカツサンドの美味い喫茶店といえば、有名なニューアストリアがある。

で、そのニューアストリアから202歩のところに、そっくり同じカツサンドを出す喫茶店がある。すわ模倣店か?と思われたかもしれないが、ここのマスターは、以前にニューアストリアで働いていた方で、のれん分けに近い形で独立したとのこと。

もともとニューアストリアのカツサンドも、難波高島屋の某名店直伝のものなので注意されたし。当店のマスターも、そちらで一緒に修行された方である。

肝心のお味だが、前述の難波某店直伝ながら、それを上回ったのではないか?と思うニューアストリアと比べても、ほとんど遜色はない。ただ、何か一味足りないような気がするのだ…店の雰囲気がそう思わせているだけなのかもしれないが。

とはいえ、ニューアストリアのサンドと並べて、目隠しして「さぁどっちが"いち"でしょう」と聞かれたならば、おそらく的中す自信はあるが、ニューアストリアで、こっそり"いち"のサンドを提供されても、「相変わらず美味いなぁ~」と気づかず食べてしまう程度の差だろう。

さて、このお店には、3つのよい点がある。

1つ目、ニューアストリアより閉店時間が遅い。
会社帰りにちょっと寄ろうと思ったとき、あちらは閉まっているが、こちらなら間に合う、という方も多いかもしれない。

2つ目、ニューアストリアと定休日が重なっていないこと。
あちらが定休日の木曜日には、ぜひこちらに足を向けて欲しい。

3つ目、ニューアストリアでは日常的な行列が、こちらにはないこと。
多少ならよいが、店に座るのに10分以上待たされそうなら、僕は迷わずこちらに移る。

唯一不満があるとすれば、大阪には滅多にないこんな美味しい店を、わざわざ近所にのれんわけせんでも、という点(笑)。梅田あたりに独立してくれればよかったのに、というのは身勝手な恨み節なのだが(笑)。

(2012.01.16)
◇◇

相変わらず、ニューアストリアよりこちらのほうが居心地よく感じる僕。だってマスターもお母さんも、気さくな人なんだもん。ニューアストリアは、忙しくてあまり会話がないからね(それはそれでいいけど)。

ちなみに、こちらのほうがマンガ週刊誌(ジャンプだけじゃなく、漫画ゴラクとかそっち系)も置いてあるので、時間潰すにもこちらのほうがいい。

そうそう、当店とニューアストリアの関係について、いろいろ書かれているのでもう一度整理しておくと、

①難波高島屋のサンドイッチパーラーにて、ニューアストリアの数名と、当店のマスターがサンドイッチを教わる
②千里中央にニューアストリアがオープン、当店のマスターも当初はそこで働く
③マスターがニューアストリアを離れ、当店をオープン

という流れ。おそらくはサンドイッチパーラー当時から独立志向があったと思うが、いったんニューアストリアで働いていたことは事実。ただし、サンドイッチ自体は、ニューアストリアで教わったわけではない。

さて、今回もまた、ここのカツサンドが食べたくなったが、時間がないので持ち帰って食べようと、マスターにテイクアウトを注文。そのとき「野菜入りとなし、どっちにする?」と聞かれた。

「テイクアウトは野菜なしだけじゃないの?」と聞いたら「別にいいよ」と言われた。まぁ、「野菜入りは水分が出てテイクアウトに不向き(だから基本持ち帰りは野菜なしのみ)」ということは聞いていたので、結局野菜なしにしたのだが。

野菜入りがテイクアウトできないのはニューアストリアだけか?と食べログレビューを見たが、やはりこちらも、本来は野菜なしのみのよう。夏場のみOKというわけもないだろうし???

あ、ひょっとしたら、僕の前の家が、店からすぐ近くだったのを知ってくれていて、「それくらいの距離なら野菜ありでもいいよ」と言ってくれたのだろうか。ただ、今は店から一時間のところに引っ越したのだが(笑)。

('12/11/14)
◇◇
今回は、久々に訪問。ただ、前日呑みすぎて食欲がなく、カツサンドはちょっと重いかなという感じ。なら来るなよと言われそうだが、良い機会と初めてのタマゴサンドを注文。タマゴは、いったい1人分に何個使ったのか、厚みがあって美味しい。ほのかに甘いがスッキリとした甘さでデザート感はない。また中にキュウリとトマトも入っていて、清涼感がある。コーヒーもちゃんと美味しいので、相性はピッタリ。二日酔いもすっかり醒めた。

カツサンドより値段が200円安いので、これはこれでアリかな。なおキュウリとトマトは抜いてもらうこともできるみたい。それでもやはり、「いち」といえばキラーコンテンツは「サンドイッチパーラー」譲りのカツサンド、これに尽きるが。

('14/11/05)
◇◇

  • 南側から見た外観
  • 家で開封したカツサンド
  • タマゴサンド

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9位

ハングリーウィッチ (甲陽園、甲東園、仁川 / 中華料理、食堂)

1回

  • 夜の点数: 3.8

    • [ 料理・味 3.5
    • | サービス 4.1
    • | 雰囲気 3.7
    • | CP 4.4
    • | 酒・ドリンク 3.0 ]
  • 昼の点数: 3.8

    • [ 料理・味 3.5
    • | サービス 4.1
    • | 雰囲気 3.7
    • | CP 4.4
    • | 酒・ドリンク 3.0 ]
  • 使った金額(1人)
    ¥2,000~¥2,999 ¥1,000~¥1,999

2013/06訪問 2013/10/03

コスパ最高!!!三拍子、四拍子…いや五拍子揃った中華レストラン

関西学院大学の裏手にある、中華料理メインのレストラン、ハングリーウィッチ。通称「ハングリー」。関学生は、漏れなくお世話になったはずである。

今をさかのぼること15年ちょっと前。学生時代、関学の知り合いと一緒に麻雀しているとき(笑)に、「ウチの大学の近くに、大盛りにすると料理が洗面器に盛られてくる店があるよ」と連れられたのが初体験。それ以来、何度通ったことだろうか。

たいていどこの大学にも、キャンバス近くに、学生相手の安くてボリューム満点のレストランはあると思うが、ここはその中でもレベルが高いと思う。まず、ボリュームが特に多いため、安い値段で腹いっぱいになれるというのが1つ。そしてもう1つが、単純だがすごく大切なこととして、とても美味しい!ためである。

量は、並サイズでもかなり多めなのだが、大盛にすると、前述のとおり、本当に洗面器並みのサイズに盛られて運ばれる(笑)。正直、30を過ぎると1人で食べきるのはちとつらい(笑)。

味も、仮に普通の量だとしても、充分支払いに対しお釣りが来るほど。カツ丼、うま煮丼、炒飯、マーボー茄子、天津飯、 カツカレー丼、鳥からしいため…オススメメニューは書ききれない。

ちなみに、当店でカツ丼と言えば、中華風あんかけカツが乗ったもので、うま煮丼とは、から揚げとあんかけが乗ったもの。他店では聞きなれないが、カツカレー丼もほんとうに美味しい。

野球でよく「走・攻・守3拍子そろった選手」という表現を使うが、本場メジャーリーグでは、「走・打撃の安定性、打率・パワー・守備・肩」に分類し、すべてを兼ね備えた選手を5toolsと呼ぶ。

この店も、「走(量)・攻(味)・守(値段)」はもちろん、「メニューの豊富さ(繰り返し通っても飽きない)」「お店の人がフレンドリー」の5Toolsを備えた、有り難いお店である。

大学卒業に伴い、関学付近にも用事がなくなってしまい、このお店に通うことももうない…ということはなくって、かの阪神競馬場からも比較的近いため、以後も競馬のときに時々寄っている(ただし、土曜日は休みなので注意)。唯一の不満はアクセスが不便なこと(阪急甲東園で降りて、バスを待って、上ヶ原で降りるのが最短かな)なのだが、もともとが関学生相手のお店なのだから、やむを得まい。

ちなみに僕は、競馬場での一攫千金を夢見て、タクシーで通ってます(笑)。12時開店だから、競馬とっくに始まってるしね。

【2010年12月更新】
私的な話で申し訳ないが、年内引っ越すことになった。京都競馬場は若干近くなるのだが、その一方、阪神競馬場はかなり遠くなってしまう。なかなか気軽に行けなくなるなぁ…ということで、引っ越し前最後の阪神開催は、なるだけ通い詰めるつもり。

ここハングリーウィッチも、散々行き倒している割に直近は行っていなかったので、写真ナシでレビューをアップしていたのだが、当分食べ納めになるかもしれないし、せっかくなので撮影がてら訪問することに。

計画では、阪急甲東園駅で下車、お昼の開店と同時にタクシーで駆けつけ、またタクシーで阪神競馬場まで行くつもりだったのだが、前日の深酒が祟って、寝過してしまった…。

準メイン競争の阪神10Rには間に合うが、さすがにハングリーに寄ってからではメインすら間に合わなくなるので、あきらめて競馬帰りに寄ることにした。競馬は、最終レースまで参戦すると、だいたい16:30には競馬場を出られるのだが、ここは開店が18時。まだまだ時間はある。適当に時間を潰して、甲東園からバスに乗り、開店直後にハングリー到着。

今回は、カツ丼と五目そばを注文。昼食が遅かったこともあり、お腹があまり空いていなかったので、どちらも小(50円引き)を注文。小といっても、そこいらのお店の並盛りサイズだけどね(笑)。さて、今回は写真もあるので、個別のメニューに言及。

五目めん-550円(大100円増し、小50円引き)
実は、今回初めて食べた(笑)。鶏ガラベースのアッサリ塩スープに、野菜いためが乗っている。小にしたからこの量だけど、普通の人はこれで十分です。軽いゴマ油の香りが食欲をそそる。唯一麺だけは、ありがちな麺だけど、これはしょうがない。

カツ丼-650円(大100円増し、小50円引き)
大好きなメニュー!分厚いロースカツに、中華風のあんかけを乗せたもの。一年ぶりに食べるけど…カツの脂がちょっとクドかった(笑)。味が落ちたわけではありませんぞ。僕が老いただけです。カツの揚がり具合も文句ないなぁ~。

この手の大衆中華料理屋だと、塩気が強く、味の濃いことが多いが、ここはとっても優しい味。量はたしかに多いですが(特に大)、食後の胃のもたれは、思ったほどないのでグッド!

今回は、2つ食べたので、料理の合計金額は1,100円に。実はこれでも、数年前に(材料費の高騰により)50円ずつ値上げしたばかりなんだよね~。以前なら、2つ食べて1,000円。安い定食屋並みだな。もちろん、単品を大にすれば、さらにコスパ向上すること間違いなし!

当分ご無沙汰になるかな、と思うと、やはりカツカレー丼は食べたいし、来週か再来週あたり、再々訪するかもな~。いや、炒飯も食べねばな。ああと、麻婆茄子も…。

やはり来年以降も、また通うことになるかもね(笑)。

  • 人気メニュー、中華風カツ丼小(600円)
  • 五目めん小(500円)

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10位

八栄亭 (東梅田、北新地、大阪梅田(阪神) / 焼き鳥、鍋、鳥料理)

1回

  • 夜の点数: 4.0

    • [ 料理・味 3.6
    • | サービス 3.5
    • | 雰囲気 4.6
    • | CP 4.2
    • | 酒・ドリンク 4.0 ]
  • 使った金額(1人)
    ¥4,000~¥4,999 -

2015/09訪問 2015/12/11

【更新】なんと創業100年のタレ

明治時代から続くという、元祖焼き鳥の名店。なんといっても、創業以来守り続けたというタレが美味い。

このお店は、○○を2本、△△を3本というアラカルトでの注文ではなく、おまかせコースでの注文のみとなる。注文前にはおかみさんが「嫌いなものがあったら言うてくださいね」と声を掛けてくれるが、忙しいときは聞かれないこともあるかもしれないので、もしあれば申し出たほうがいい。

全般的に比較的大ぶりなので、人によってはお腹が一杯になってコース終わり間近に出てくるものが美味しくいただけない、ということもあると思うが、そういうときは断腸の重いで、嫌いでもないものを「嫌い」と言って外してもらうのも手。または、大食いの友人と一緒に行って、その分勘定ごと押し付けちゃうとか。

基本的に忙しいの店で、いちいちビール持ってくるのを待っているのは邪魔くさいので、勝手の分かった慣れた人は、もう勝手に冷蔵庫から取って、自分で栓を抜いてグビグビやっちゃう。およそ「老舗」らしからぬざっくばらんさ。

ちなみにビールはハートランド、エビス、スーパードライの3種があったはず。ビール党なら、これで充分不満のない品揃えだろう(僕はハートランドとエビスだけで満足)。

焼酎・日本酒は、グラス売りはやっておらず、ボトルキープのみだったかと思う。僕なんかは、一日で一本空けちゃうので、気にしたことはなかったが、普通の人には、ちと辛いかな。ただ、その分安くしてくれるので、ぜひキープして、通ってください。

ご飯は置いていないので、白飯に関しては、持込OK。難波の豚足のかどやを彷彿とさせる。なお、買ってき忘れた場合は、近くの吉野家または買いに行くこともできる。

唯一の不満は、「コース」一種類しか選べず、基本的には同じものが出てくるため、連日通うと飽きが来ることかな。といっても、僕は毎日でも飽きないが。

近年、本物志向の客が増えたこともあり、美味い鳥を塩で食わせる、まずまずのレベルの焼き鳥屋は珍しくなくなったが、タレで美味い焼き鳥屋となると、老舗には及ばない。だいいち、フツーの店で塩で焼いてもらうと、決まって化調が入ってくるからね。それよりタレ焼きのほうがいいに決まってる。さすがにズリだけは、塩で食べたいけれど(笑)。

(2010.01.22)
◇◇

あれから5度訪問したかな。なんやかやで、未だに料理の写真撮っていない(笑)。この店、僕の初回レビューがまだ3件目。点数も、★3.05くらいでぜんぜん注目されていなかったが、その後だんだんと口コミが集まってきて、途中ネガティヴレビューはあったものの、今では★3.48。うれしいじゃないですか。

ただ、その間みなさんが写真をたくさんアップされたので、僕はもういいかな、と。さんざん通った店で今さら写真撮るのも恥ずかしいし(笑)。

今回は一人だったので、カウンターに。大おかみにも、「一人?珍しいやん」と言われたが、顔覚えてたってことかな?ちょっとうれしいね。今は娘さんが焼いているが、娘さんも、いつもなら聞く「ウチはコースだけですがいいですか?」「嫌いなものは?」のセリフもなかった。焼き始めたので、またも勝手にハートランドをもらいに。ビールで何本かチビチビやったら、焼酎の「一刻者」に切り替える。

このお店、一人でも問題ないのだが、やはり周りは友人と二人または四人連れが多い。ちなみに、ほぼみなさん常連のようで、今日は全員がビールをセルフでやっている。

そこに一人、どうも初めて来たと思われる、若い男性が。平日なのに私服なところを見ると、ひょっとすると大学生かもしれない。さすがにコースのレクチャーもあったし、ビールもお店の人が出してくれていた。

食べている途中で、大おかみが「どや、うちのタレ、旨いやろ?」と声をかける。はい!美味しいです!と答える青年。すると大おかみが、「ウチのタレをなぁ、白ご飯に掛けて、焼鳥丼にしても旨いんやでぇ」と続ける。

このくだりを聞いて、この後の展開が予想できた僕は、ついニヤニヤしてしまった。周りを見ると、話の聞こえている常連さんも、やっぱりニヤニヤ(笑)。

青年が、「じゃぁ、白ご飯ください」と返すと、大おかみ「うちなぁ、白ご飯置いてないねん。欲しかったら吉野家で買うておいで!」

この店の名物のやり取りである(笑)。

《追記》
ネットで検索すると、大おかみがずいぶん怖いような書かれ方もされているが…確かに昔は怖かった(笑)。でも、最近はずいぶん丸くなられた(笑)ので、なんも心配要りません。

あと、定休日が書かれていないが、そのむかし、土曜が休み、ただし貸切は対応する、と聞いた記憶が…。

はっきり覚えていないので、定休日は不明のままにしておく(最近ホンマ物忘れが酷いわ…)

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