白猫黒猫論さんのマイ★ベストレストラン 2017

白猫黒猫論の猫またぎ

メッセージを送る

白猫黒猫論 (男性) 認証済

マイ★ベストレストラン

レビュアーの皆様一人ひとりが対象期間に訪れ心に残ったレストランを、
1位から10位までランキング付けした「マイ★ベストレストラン」を公開中!

コメント

札幌の和喜智さんは3度目でしたが、またもや新鮮な感動がありました。九眼橋、間、大井は岡山の店で常に安定した美味しさがあります。錦と吟はい現在いち押しの店。仙台の源氏は店の雰囲気が独特で行って良かったと思える店です。足袋は高松の定番のバーですが落ち着けます。ひさ田は少々高くなりすぎました。魚正は先代が引退して息子さんがされています。すし亀は寿司を食べなければ良い店です。

マイ★ベストレストラン

1位

鮨菜 和喜智 (円山公園、西28丁目、西18丁目 / 寿司)

4回

  • 夜の点数: 5.0

    • [ 料理・味 -
    • | サービス -
    • | 雰囲気 -
    • | CP -
    • | 酒・ドリンク - ]
  • 使った金額(1人)
    ¥20,000~¥29,999 -

2022/08訪問 2023/01/30

和喜智に家族を連れて行くということ

和喜智は札幌で一番好きな店です。いつもは出張のときに一人で行くのですが、今回は家族3人で訪問。息子は九州に居るので今回は不在。何が言いたいかというと、ひとりぶん払うときは高いと思わなくても家族の分を入れると懐にこたえるということです。家族の中で酒を飲むのは私だけ。ビールとグラスワインを飲んで3人で89700円だったと思います。いただいたものは、最初マナカツオ?、水蛸、ブリを焼いてポン酢と辛子で、ホタテとコノワタの茶碗蒸しが美味い、太刀魚、鮑の下にご飯 濃厚ソースがいい、ナスとタイは出汁を飲む、スイートコーンのなんとか、トロ、ビールから白ワインにかえて、毛蟹は大葉で形を整えるそうです。ホッキ貝、イクラ、アジ、ああ牡丹海老が凄く美味い、バフンウニ、炙ったキンキ、味噌汁海老か蟹の殻を焼いた風味、穴子とける、玉子。デザートはなかったな。牡丹海老が美味かったのでお替わりしたかったけど、無いと言われてしまって残念。少し値が張るお会計でしたが、家族も私も非常に満足しました。
札幌に行くたびに伺っています。札幌には美味しい寿司屋が沢山あるのだとは思いますが、ここ和喜智の寿司を味わってしまうと抜け出せないのです。これだけ美味いのに、他の店に行く必要があるのだろうかと思ってしまう。札幌出張は大抵が二泊三日くらいの日程。その中で会食などもあるので、寿司を食べる時間も限られていて、和喜智ともう1軒行けるかどうか。
今回も最高でした。最初はアスパラのすり身(写真忘れた)。ウニの食べ比べ、アワビ、ホッケとアン肝、貝柱を海苔で挟む、キンキとじゅんさい、毛蟹、中トロ、鯵、ホッキ貝、巻物、ボタン海老、ボタン海老の頭の塩辛、白身何だったかな、穴子、汁物、太巻き、トロを2種類、玉子というコース。つまみも寿司も言うことなし。次回の札幌出張でもリピート確定です。今回は妻も同伴のため二人分の出費となったので懐にはこたえましたが、妻も大変満足していました。家庭の平和のためには多少の出費も仕方ないのでしょう。
出張の楽しみと言えばご当地の美味しい食事です。札幌は美味しいものが沢山ある街ですが、その中でも和喜智は別格です。出張の1〜2ヶ月前には予約を取りました。コースは2万円ですと言われましたが岡山の「ひさ田」よりは安い。小倉の「天寿し 京町店」と同じですね。夜は2回転で席をまわしています。前の客が店から出て、席を片付けるまでしばらく外で待ちます。中に通されてカウンターに座り期待に胸を弾ませます。ここのところ写真は禁止されていて残念でした。しかしこのたびは隣に超常連さんが座り写真を撮らせて貰っていたオマケで、私も全部ではありませんが写すことが出来ました。食べた後にメモをつけていたのですがどこに置いたのか見あたらず寿司の説明は困難です。写真を見て頂ければこの店の良さの一部が判っていただけるのではないかと思います。この度の最大の驚きは蟹の寿司をピスタチオのソースで頂くという奴でした。私にとってこの店はやはり5点満点の店です。次の予約も取っていて、もうすぐ行くので楽しみです。
2015年10月に5年ぶりに札幌にやってきました.
札幌に来たからには和喜智に行かないわけにはいきません.

5年前にこの店に来るまでは,寿司なんてどこで食べても
たいして変わらないのではないかと思っていました.

でもこの店で衝撃を受けて,それからは出張のたびに
それぞれの地方の寿司屋をいくつかまわるようになりました.

5年ぶりの訪問なので期待もたかまります.
前回は場所がよく判らなかったのでタクシーで伺ったのですが,
今回は地下鉄で円山公園駅まで行き,そこから歩きます.

駅からは歩いて数分.隣はクリーニング屋,これは変わらないねえ.
店は18時からと20時からの完全二交代制をとっています.
20時からを予約していました.

店内は5年前に比べて少し変わったようにも思います.
カウンターに座り,まずはビールを注文します.
寿司はおまかせなので,あとは出てきた物を食べるだけ.

まずは肴が出てきます.アワビを蒸したの,ツブ貝のキモをまぶしたの,
どちらも当然ながら美味い.

次から寿司だったかな.
この大将は,今よりももっと美味いものを作りたいという
気持ちが強くてどんどんと見たことが無い物が出てきますが,
どれもが美味いというところが凄い.

寿司は毛ガニをほぐしたもの,イカを細切りにして上にゴロを載せたもの,
サンマをスモークしたもの,キンキを干したあと少し炙ったもの,
鮪とウニの細巻き,海老のすり身を入れた玉子,鮪の上にカマの身を載せたもの,
ボタン海老,カワハギ,ブリ,ホッキ貝を頂きました.
うろ覚えなので順序とかは判りません.抜けているものもあるでしょう.

途中つまみとして甘鯛とタコの柔らか煮もあったな.
とにかく大将の握りは攻めて攻めて攻め抜くような印象があります.
このひたすら前に進む姿勢が好きです.
最近は寿司の熟成に関心があるようで,1週間くらい置いた魚が美味いとのこと.

会計は19600円でした.これは5年前より数千円上がったかな.
次に札幌に来るのは何年先か判りませんが,そのときも和喜智に
予約を入れるのは間違いありません.

(おまけ)
大将に岡山から来たというと,最近「縁」が来たと言われてました.
以前,唐津の「つく田」に行ったときにも「縁」が来たと聞きました.
寿司屋さんというのは,あちこちへ勉強に行くのですね.
前に「縁」に伺ったときは,好みとは全然違うなと思ったのだけど,
和喜智の味を取り入れたのなら行ってみるかな.

以下は2010年10月に最初の訪問時の書き込みです.

札幌の繁華街からは離れているので,行きも帰りもタクシー使用.
隣はクリーニング屋さんだったかな.
ロケーションはもうひとつだが,寿司はうまいから,わざわざ来る価値はある.

以前に小樽や札幌で食べた寿司が好みで無かったので,あまり期待していなかったのだが.

頂く寿司が,どれもこれもおいしくて感動しました.

何貫かのうちいくつかおいしい店はたくさんあると思いますが,ほぼ全てに満足したのは初めての経験でした.

北海道には数年に一回くらいしか行けないけど.必ず再訪したい店です.

  • (説明なし)
  • (説明なし)
  • (説明なし)

もっと見る

2位

九眼橋 (柳川、西川緑道公園、城下 / 四川料理、餃子、中華料理)

4回

  • 夜の点数: 4.5

    • [ 料理・味 -
    • | サービス -
    • | 雰囲気 -
    • | CP -
    • | 酒・ドリンク - ]
  • 使った金額(1人)
    ¥4,000~¥4,999 -

2017/11訪問 2018/01/04

何を食べても美味い

いつ訪ねても満足して帰る店です.今回はやや大人数でしたが,テーブル席が予約できずカウンターに横に並びます.そこまでしても,ここで食べることには意味があります.何を食べても美味しいんだから.ビールを飲みながら,ピリ辛のコブクロをつまんで料理を待ちます.牡蛎,イカなどの海鮮をおまかせで料理して貰うのも楽しみです.四川料理なのでどれもやや辛めですが,ビールに合いますね.白菜と貝柱の煮物で少し舌を休めて酢豚を味わい,最後はチャーハンで締めました.美味しくてリーズナブルなお値段なので文句のつけようがありません.
相変わらず九眼橋にはお世話になっています。これは2017年1月の訪問です。実のところ私が岡山で一番好きな店と言ってもよいでしょう。美味しくてリーズナブルなお値段なのですから文句がありません。今回は3名で牡蛎、フグ、アオリイカを四川風のやや辛めのおまかせの調理法で、あと酢豚や白菜と貝柱の煮物?、麻婆豆腐、前菜盛り合わせなどを頂きました。この中では前菜盛り合わせは正直なところ無くても良いかもしれません。料理が出来てくるまでの時間つぶしですからね。四川風と言っても凄く辛いわけでは無く、日本人に合わせた辛さなので美味しく頂けます。
最近も2015年12月,2016年1月と通っています.
鶏肉とカシューナッツを炒めたの,水餃子,焼きめし,
胡麻団子の写真を追加しました.
胡麻団子は通常3個入りですが,4人で行ってたので
4個入りにして貰っています.

2015年10月に相方と訪問.
ヨダレ鳥,バイ貝,黒酢酢豚,回鍋肉,青葉の塩スープ炒めを注文.
魚は太刀魚をおまかせで料理してもらいました.

ヨダレ鳥の辛酸っぱいソースが美味い.
黒酢酢豚にはレンコンとイモが少し入っています.
回鍋肉は味噌っぽい味が強いですね.
回鍋肉と黒酢酢豚はしっかりと味がついていてビールが進みます.
濃いめの味付けですが,くどくはないので酒を飲まない相方にも
好評です.

青葉の塩スープ炒めは味が薄いので箸休め.
太刀魚はあんかけになりました.四川らしい辛めの味付けです.
辛いだけで無くて旨味も感じるちょうどいい感じ.
この日一番美味いと思ったのはバイ貝でしたね.

マスターは東京,四川,ハワイなどで料理していたと聞きました.
予約が取りづらいのがこの店の難点ですが,2回転はとらないので
21時過ぎには空きがでるとのことです.

以下は2015年4月の投稿です.

岡山で評判の高い四川料理の店です.場所は柳川の交差点から

やや奥まった場所にあります.店の雰囲気は中華料理屋と

いうよりもカウンター席のある和食の店みたい.

九眼橋とは,中国四川省の成都にある橋で,マスターは近くに住んで

いたそうです.アーチが9個ありそのため九眼橋と呼ばれていた

ようですが,今は橋が新しくなりアーチは3個しかないとのこと.

まず私はビール,同僚はウーロン茶を頼む.前菜は,ヨダレ鶏と

クラゲの酢の物.ヨダレ鶏にかかったタレは赤いけど,見た目より

辛くなくて安心.黒酢の酢豚は初めて食べる味.少し酸っぱいけど

コクのある味.赤坂の四川飯店の黒酢の酢豚よりも旨い.

メバルをおまかせの料理で注文.メバルを油で揚げた後にピリ辛の

餡をかけた料理でした.文句なく旨い.ビールは終わってワインに進む.

ハチノスと他のホルモン料理は,シチュー感覚.

ホタテもおまかせで料理してもらいました.ピリ辛に炒めてあります.

羊もも肉のクミン炒めですが,クミン炒め自体初めての体験です.

コブクロの山椒と辣油和えは前菜ですから,最初に頼んでもよかったな.

〆は汁無しの担々麺.四川料理ですから全体的に辛めではありますが

全部おいしさが判る範囲の辛さです.日本人向けにアレンジした味なの

でしょうが,その加減が素晴らしい.

もう次回行くことを考えています.

  • (説明なし)
  • (説明なし)
  • (説明なし)

もっと見る

3位

酒亭 間 (県庁通り、郵便局前、城下 / 焼き鳥、日本料理)

3回

  • 夜の点数: 4.5

    • [ 料理・味 -
    • | サービス -
    • | 雰囲気 -
    • | CP -
    • | 酒・ドリンク - ]
  • 使った金額(1人)
    ¥6,000~¥7,999 -

2018/06訪問 2019/01/04

信頼している店

ここの料理が好きで時々利用しています。昨年は夏と冬にお邪魔しました。メニューはあまり多くないですが、何れも美味しい。お造り、海老とアボガドのサラダ、鶏のハーブ焼き、穴子の焼霜、厚揚げ、白子、オクラ団子、つくねなどを頂いています。常連の女子からオクラ団子が美味いと聞いて注文してみると、確かにこれはいい。お出汁ののなかにオクラで作った団子が入っているのですが、他所では食べたことの無い味です。つくねを凄く勧める方もいて注文しましたが、玉子の黄身が添えてあり、ねっとりと至福を味わいます。
久しぶりに友人達と伺いました.一応岡山の中では繁華街と呼ばれる

地域に店はあるのですが,夜まで開いている店はこのまわりにはあまり

無くて暗闇のなかにぽつんと灯りがともっています.

メニューを眺めるとあまり新しいものは無さそうだったので,食べ慣れた

ものを次々に注文していきます.大将がひとりで調理をしているので

料理が出てくるまで少し時間がかかるのがこの店の難点です.

突き出しが出てから,つぎの料理が出てくるまでは少し手持ち無沙汰.

でも突き出し,刺身の盛り合わせとハズレはありません.海鮮と野菜のサラダは

海老とアボガドの相性が良くて好きです.穴子の焼霜も旨い.

のどぐろは脂ののりが凄い魚だといつも感心します.とうもろこしのかき揚げは

デザートみたいな感覚ですね.あと何を注文したかは覚えていません.

ビールや酒を何杯か飲んで会計はひとり8000円弱と今回はいつもよりやや高めかな.


以下は2014年7月投稿の口コミです.

前回の口コミのタイトルを「通いたくなる店の予感」

としたのですが,このたびやっと再訪できました.

相方と子供とでカウンターに座ります.

まずは,お造りをいただき,焼き物はのどぐろを選びます.

私はビールいただいた後は日本酒に移りました.

子供がタコ好きなので,お造りはタコを多めにしてもらいました.

のどぐろは,さすがにあぶらののりかたが違う.

揚げ物はコーンのかき揚げを注文.これが,家族には好評.

海鮮のサラダは少し時間がかかりましたが,彩りも鮮やか.

あと何品かを注文したけどなんだっかな,

この店は酒亭なのに,申し訳ないけど相方と子供は酒を飲みません.

でも家族は満足して帰りました.飲めない人にも大丈夫なようです.


以下は2014年3月の口コミです.

表町のロッツの近くにひっそりとある店です.

他の店に行くつもりだったのですが,閉まっていたため

予定を変更して,軽く飲むつもりでこの店に伺いました.

幸いカウンターにひとつ席が空いていたので,座らせていただく.

ご夫婦だけで店をされているので忙しそうです.

まず,ビールで喉を潤します.

他の客が食べていたおいしそうなものを注文しようとすると

あれもこれも時間がかかりますと言われて残念.

仕方なく厚揚げにしたけど,これがうまい.

枝豆と穴子のかき揚げもおもしろい.

もう一品くらい何か食べたような気がするけど思い出せません.

これに梅酒のロックで3000円でした.

次は予約をとってゆっくりと料理をいただきたいと思いました.


  • 海鮮と野菜のサラダ
  • のどぐろ
  • 刺身盛り合わせ

もっと見る

4位

酒律 大井 (大雲寺前、新西大寺町筋、東中央町 / 鉄板焼き、ステーキ、居酒屋)

3回

  • 夜の点数: 4.5

    • [ 料理・味 -
    • | サービス -
    • | 雰囲気 -
    • | CP -
    • | 酒・ドリンク - ]
  • 使った金額(1人)
    ¥6,000~¥7,999 -

2018/03訪問 2019/01/04

何を食べても美味くてリーズナブルなお値段

店は岡山の歓楽街の中央町にあるので、夜は綺麗なお姉さんや少し酔ったおっちゃんがうろうろしています。鉄板焼きを気軽に食べさせてくれる店なので、外観はあまり目立たないですね。1月に3名で伺いました。奥まったテーブル席に座り、メニューを睨んで次々に注文していきます。グラスワインはチリ産とフランス産のものがおいてあったのでぐいぐい飲みます。料理は牛窓産ジャンボマッシュルームのバターソテー、和牛イチボ肉のタタキ風、貝柱とほうれん草のソテー、牡蛎のアヒージョ、小エビの唐揚げ、バーニャカウダを頂き、最後はパスタで締めました。イチボはもうちょっと焼いたほうが好みだったかな。他は文句なく美味しくて幸せでした。会計は飲物も合わせて14850円、これも十分幸せなお値段です。不満は、自宅からだと歩いて行くには少し遠いことくらいかなあ。近ければ、もっと頻繁に行けるのに。
小さなカウンターのお店です.

鉄板で作る料理を気軽に頂けます.

肉も海鮮も野菜も楽しめます.

とりたてて,特別なうまさを感じるものは無かったのですが.

料理の種類も多くて,しかも手早く作ってくれるため,

ビールやワインのつまみとして食べるのにはちょうどいい感じです.

店の雰囲気も気軽な感じで,値段もリーズナブルでした.

普段使いの店として使い勝手がよさそうに思います.

締めには焼きそばを頂きました.

  • (説明なし)
  • (説明なし)
  • (説明なし)

もっと見る

5位

錦と吟 (大雲寺前、新西大寺町筋、東中央町 / 日本料理、郷土料理)

7回

  • 夜の点数: 4.5

    • [ 料理・味 -
    • | サービス -
    • | 雰囲気 -
    • | CP -
    • | 酒・ドリンク - ]
  • 昼の点数: 4.0

    • [ 料理・味 -
    • | サービス -
    • | 雰囲気 -
    • | CP -
    • | 酒・ドリンク - ]
  • 使った金額(1人)
    ¥8,000~¥9,999 ¥2,000~¥2,999

2022/04訪問 2022/05/29

五周年の特別コース

ときおり寄らせていただいている錦と吟ですが、4月に五周年の特別料理コースをするという告知がSNSであったため慌てて申し込みました。店の前には、こころにしみるさんやアリスタさんから花が届いています。家族でカウンターに座り、私はまずビールをいただきます。前菜には桜が飾られています。椀ものは甘鯛と真備のタケノコ。刺身はソースか塩で食べるが、ソースが美味い。フォアグラの下には摺り下ろしたゴボウのソースだがゴボウが美味い。つくしの焼いたのと穴子と蕗はやっぱり美味い。タンの山椒味噌炊きとレンコンの葛餅風。これが今回のコースの中でいちばん好きでした。締めのご飯はこの時期はいつもの小エビを素揚げしての炊き込みご飯。実は今まで、錦と吟の料理で苦手だったのが味噌汁でした。いつも少し煮詰まったような濃いめのものでしたが、今回はあまり濃くなくて飲みやすくて安心。錦と吟さんは安定したおいしさと新しい味覚もあり好きですが、コロナ禍のために友人たちとの食事会は不能となり最近は訪れることも少なくなっていました。そろそろ会食も解禁といきたいところですね。
私は1度レビューを書いたら店に再訪しても、新しくレビューを追加することはあまりないのですが、この店は例外です。この度は4月に4周年記念のコース料理を提供して頂けるとのことで、家族で訪問しました。まず、贅沢に伊勢エビとウニのジュレ。次はいつもの定番先付け。金目鯛と真備の筍の椀物。フレンチかと見間違うような盛り付けのお造り。アスパラと真子、湯葉。シャコを巻いたもの。タンの煮込み。今までタンがあまり好きでなかったけど、これは美味い。桜エビとアラスカ豆の炊き込みご飯。デザート。という流れで7千円。料理の説明はうろ覚えなので申し訳ないです。いつ食べても錦と吟は美味いけど、周年のコースは更に美味く感じます。和食なので日本酒を飲みながらのお客さんが多いと思いますが、ビールやワインも合います。今回驚いたのはお造りの盛り付けとタンの煮込み。美味くて盛り付けも綺麗なので文句のつけようがありません。そうそう、もう少ししたら今年もお節料理の予約をしないといけませんね。
錦と吟さんは4月11日に開店されたので、4月の開店時期頃になると周年記念の特別料理が出てきます。2021年4月5日から10日までの4周年特別コースももちろん予約しました。昔の写真を見ていたら2020年の3周年特別コース料理が出てきたのであげておきます。まずは煮アワビと海老のジュレ仕立て。次がハマグリ豆腐に雲丹と海ぶどうだったかな。海老しんじょも。椀物にはアコウの揚げたのが入っていました。お造りは赤貝、金目鯛、アコウ、イカ。昆布塩か醤油で頂きます。真備のタケノコと軽く炙ったサワラには何かを削ったのをかけてあります。続いてノドグロの握り。和牛のステーキとポテトには白味噌がベースのソース。まわりの粉は連島牛蒡を焼いて砕いたもの。最後は桜エビの炊き込みご飯。味噌汁はいつもの濃いもの。錦と吟の料理は本当に美味しいのだけど、実はこの味噌汁だけ苦手です。デザートはホワイトチョコの上にあんこ玉が載っていました。料理はひとり8千円で、家族も満足。4月の4周年の料理が楽しみです。
錦と吟は普段のメニューは和食を中心としたコース料理のみです。少し古い話になりますが、4月29日から5月4日は初の試みとして待望のアラカルト営業をされていました。FBで知って、早速の参戦であります。錦と吟の料理は好きですが、いつもコース料理が食べられるほどお腹が空いているわけではありません。好きなものを選んで食べるアラカルト営業は待望のものでした。地蛸の燻製ポテトサラダ、酒盗チーズ、にしん茄子、生麩の田楽、あわびコロッケ、里芋万十生姜餡かけ、牛バラ肉のトマト味噌煮込みなど全部美味。ふだんのコース料理では食べたことが無いものばかりを選んでみましたが、何れも素晴らしい。大将の腕の良さは判っていたつもりだけど、改めて感服いたしました。アラカルト営業を本格的にされたら店に入り浸ってしまうと思います。

ときどき伺っている錦と吟。今回は友人達との食事会でおじゃましました。3800円のコースですが、料理の内容は残念ながらあまり覚えていません。簡単な説明は聞いたはずですが、全部美味いのだから説明なんか覚える必要もありません。8月の終わり頃の訪問でしたが、鯖寿司と一緒に松茸が出たのも嬉しかったですね。盛り付けも綺麗なので女子受けも非常によろしい。連れてくる相手には喜ばれるし、コスパも良いのだから言うことありません。食事の最後は鯛飯でしたがこれがまた美味い。ひとりあたり1.5杯ぶんくらいあり、お腹いっぱいになりました。私にとって外せない店です。
妻と夕ご飯に出かけました。ランチにはときどき伺っていたのですが夜は初めて。今のところコース料理のみで、アラカルトでの注文は受けていないため、ある程度お腹が空いてないと難しいのも夜に行ってない理由のひとつです。コースは一番安い3800円のものをお願いしました。先付け、前菜と味も良いけど盛り付けも綺麗。女性に評判が良いのも頷けます。男性にとっても酒のあてにぴったり。汁物は出汁のお味が好き、しんじょもいい感じ。お造りは、ランチのものよりもずっと美味しかったですね。焼き物はサーモン、これはもうひとつピンとこない。ご飯ものは他のものに変えてとリクエストしたところ、オマール海老の天ぷらが出てきました。隣は6千円のコースでしたが、タケノコを半分に切って焼いたものとかミニステーキとかが凄く美味しそうで、次は6千円のコースにしようと思いました。デザートはホワイトチョコを使った物、最後まで美味しくて美しい料理でした。その後妻は6千円のコースで女子会を予約したようです。
ぐろーかるさんのブログを見て興味を持ち5月にランチで行ってきました。場所は本当に判りにくいです。柳町のエバーグリーン柳町というビルの1階ですが、1階に立っても店は見えません。左の端の方へ進むとのれんが出ていたのでひと安心。ランチは1800円と3800円のコースがありました。今回は1800円のランチとビールで計2484円でした。夜は3800円のコースの他に5千円、6千円、1万円くらいのコースがあるそうです。ランチはまず炊き野菜にジュレをかけたものが出ましたが、美味い。お造りは鯛、シマアジ、コンニャク。コンニャクが美味いじゃないか。天ぷらは大葉で巻いたのとかジャンボマッシュルームなど。牛蒡の豆腐というのは初めて見ました。そのあと鱒の西京漬け、ミニトマトと生姜を蜜に漬けたものなどが出て、最後はご飯。赤米を混ぜたご飯にお新香、赤だしです。全体に盛り付けが綺麗で女性受けはかなりいいと思います。大将はかなりお若く見えますが、お幾つなのでしょうか。ともかくこの内容で1800円というのはコスパ良すぎます。

  • (説明なし)
  • (説明なし)
  • (説明なし)

もっと見る

6位

源氏 (青葉通一番町、あおば通、広瀬通 / 居酒屋)

2回

  • 夜の点数: 4.0

    • [ 料理・味 -
    • | サービス -
    • | 雰囲気 -
    • | CP -
    • | 酒・ドリンク - ]
  • 使った金額(1人)
    ¥1,000~¥1,999 -

2018/08訪問 2019/01/04

さすが仙台、侮れません

文化横丁にある老舗の飲み屋です。通りを歩いていると看板が見えたので細い路地に入ります。突き当たって左に折れると店の入り口がありました。店は客でいっぱいでしたが、詰めて頂いてなんとかコの字型のカウンターに座ります。店の天井は低めで店内はかなり暗い。内装は良い具合に年輪を重ねておりとても落ち着きます。この店の注文は独特で酒を頼むと肴が付いてくる。まず1杯目はビールを頼みました、付いてきた肴は酒蒸し。2杯目は濁り酒を頼むと大きな冷や奴が出てきます。今まで、あまり冷や奴を美味しいと思ったことはなかったけど、濁り酒には合いますね。3杯目は日本酒のしぼり酒、ここでやっと刺身がお出ましになります。この間もどんどんと客が入って来ますが、入店出来ずに去って行きます。割烹着をきたおばちゃんがひとりで接客します。注文の仕方がよく判らなかったのですが常連さんに教えて貰いました。カウンターの上にコップをおけばおばちゃんが気づいてくれるそうです。最後にホヤを注文、初めて食べた。歯ごたえはあるけど味は二杯酢の味しか判りませんでした。会計は全部で3500円。

  • (説明なし)
  • (説明なし)
  • カウンター

もっと見る

7位

BAR 足袋 (瓦町、片原町(高松)、今橋 / バー、ダイニングバー、カフェ)

1回

  • 夜の点数: 4.2

    • [ 料理・味 -
    • | サービス -
    • | 雰囲気 -
    • | CP -
    • | 酒・ドリンク - ]
  • 使った金額(1人)
    ¥4,000~¥4,999 -

2017/11訪問 2019/01/02

雰囲気のあるバー

久しぶりの高松出張で訪問しました。高松在住の友人に勧められたバーのひとつです。店の前を通ると妙に小さい入り口が見えます。雰囲気は茶室のにじり口でしょうか。かがまないと中に入れません。建物の中に入っても非日常的な空間。バー自体はオーセンティックで寛げる空間です。ウイスキーをストレートで3杯飲んで5千円もしないところも大変よろしい。足袋というのは変わった店名ですが、オーナーが岡山県の児島のひとで以前は足袋を作っていたからだと聞きました。トイレもなかなかの内装で必見です。食べログに載せるのはためらわれたので、気になる方は見に行ってください。

  • カウンター
  • 入り口
  • 廊下
  • ウイスキー

もっと見る

8位

すし処 ひさ田 (赤磐市その他 / 寿司)

2回

  • 夜の点数: 3.7

    • [ 料理・味 -
    • | サービス -
    • | 雰囲気 -
    • | CP -
    • | 酒・ドリンク - ]
  • 昼の点数: 4.5

    • [ 料理・味 -
    • | サービス -
    • | 雰囲気 -
    • | CP -
    • | 酒・ドリンク - ]
  • 使った金額(1人)
    ¥20,000~¥29,999 ¥10,000~¥14,999

2017/06訪問 2018/02/04

少し高くなりすぎたかな

久しぶりに友人達と訪れました。予約の電話も10年くらい前は大将が自ら出ていましたが、今は店番のおねえさんが対応します。4月に電話して予約がとれたのが6月でした。料理は22000円のコースのみということでした。もう開店して24年になるそうで、以前は木金土日と週4日間店を開けていたけど20年めから金土日の3日に減らしたそうです。私が最初に行ったときのコースは12000円だったと思います、次が15000円だったかな、岡山で2万円を越えると高いという印象ですね。岡山駅からタクシーで5千円ほど走った赤磐市の小高い山にある住宅地の中に店はあります。交通費もかかるので少し割高に感じてしまいます。ひさ田は久しぶりですが外観はあまり変わってないように思いました。現在は店内では基本的に写真を撮らせてくれないのは残念。以前は座敷も使っていましたが、今はカウンター10席のみの使用のようです。料理の最初はタコに土佐酢のジュレをかけた品。最初はビール、途中からフルーティな日本酒を飲みながら鰻、モッツァレラチーズの漬けなどを頂きます。モッツァレラチーズの漬けは真似する店も増えましたが、たっぷりのワサビと合って美味しいですね。寿司はトロ、穴子、鯵、ヤリイカ、海老、甘エビ、サヨリ、ヒラメ、トリガイ、イクラ、焼きウニなどが出ました。途中に金目鯛の焼き物や玉子焼きが出たのかな。酒は無くなると大将がどんどんと注いでくれます。吸い物はすまし汁でした。寿司の最後から2つめが古漬けの沢庵と野菜の巻物、ラストが胡瓜巻きでした。デザートはあんこ玉で、これは最初に伺った時から同じように思います。岡山県を代表する寿司屋ですが、値段が高くなってきたので友人を誘いにくいかな。だって、私の好きな小倉の「天寿し」も札幌の「和喜智」も現在おまかせは2万円です。それを越える物が2万2千円の「ひさ田」にあるかと言えば、少し疑問が残ります。安かった時代はお得感があったのですが、名店として確立するにつれて薄まってきたようにも思います。

日曜の昼に家族で訪れました.

前回訪問時は,客が全部で5名と少なかったのですが,今回は4組,

二つの座敷も使って全部で14名くらい入っています.

大将ひとりで,これだけの人数は大丈夫かなと,少し心配になる.

まず出たのは,下津井のタコにポン酢のジュレをかけたもの,

次が,吉田牧場のモッツァレッラチーズの醤油漬け.

ビールがうまいな.

魚のスープを飲んで,鮨に入ります.

サワラのづけ,海老,あこう,あじ,イクラなどが出てきますが,さすがに遅い.

人数に手が追いついていません.大将も少しイライラしているようです.

他のお客さんが飲んでいる日本酒が気になって,普段は日本酒を飲まない私も頂きました.

すっかり酔って,酒の名前も忘れてしまいましたが,どの酒もうまいです.

酒の目利きもよいのでしょう.

ウニは笠岡のウニ.笠岡でウニ?初めて食べたけど,おいしいね.

海苔は有明の海苔を使って広島の会社が作ったものだそうです.

そのあとも,いろいろと出てきたけど割愛.

さて,うまいのはうまいのですが,今回はコース終了まで3時間かかりました.

前回は,1時間半くらいでテンポ良く鮨が出てきたのですが,今回は待ち時間が長かったです.

酒を飲む人は3時間でもいいでしょうが,飲まない人には長すぎるように思います.

岡山駅からだと店まで,タクシーで5000円以上かかるのですから,

飲まないともったいないですけどね.

帰りは,岡山駅まで4000円で行ってくれるとのことですが.まあ,遠い.

しかし,高校生のご子息は,ここから岡山市中心部の高校へ,毎日自転車で通っている,

と聞いて驚きました.


以下は以前の口コミです

「CP高し,でもワインはフルボトルしかないよ」

岡山市中心部から車で30−40分かかります.

岡山に住んでいても赤磐市に用事はまずありません.赤磐に来るのも半年ぶりです.

前菜のモッツァレッラチーズの醤油漬け,本当にわさびと合うんですね.

他所の店でも頂いたことがありますが,ここのが断然おいしいです.

握りは小ぶりですが.数が多いのでお腹いっぱいになります.

子供はしゃりを少なめにしてもらっていたので,次は自分もそうお願いしようかな.

特別に,このネタがすごいとかは感じませんでしたが,いずれもおいしいです.

一人一万でこれなら再訪ありですね.

ただ,ワインはグラスやハーフボトルは無いので,日本酒や焼酎が苦手な私としてはビールのみになるのが難点.

車でないと来られそうも無い場所なので,運転手の確保が一番の問題でしょうか.

  • 外観
  • 入り口
  • 住宅地の中

もっと見る

9位

魚正 (大雲寺前、新西大寺町筋、東中央町 / 寿司)

3回

  • 夜の点数: 4.0

    • [ 料理・味 -
    • | サービス -
    • | 雰囲気 -
    • | CP -
    • | 酒・ドリンク - ]
  • 昼の点数: 4.0

    • [ 料理・味 -
    • | サービス -
    • | 雰囲気 -
    • | CP -
    • | 酒・ドリンク - ]
  • 使った金額(1人)
    ¥10,000~¥14,999 ¥8,000~¥9,999

2017/12訪問 2018/05/11

しっかり食べてリーズナブルなお値段

昼間にひとりでふらっと訪問することが多かったのですが、今回は3名で夜に行きました。この朱塗りのL字型カウンターは何度見ても良いですね、独特の雰囲気があります。本日も中に立つのは大将ひとり。もう先代の姿を見ることも無くなりました。ここはとにかく寿司の数が半端なく多いので、最初に寿司は少なめでつまみを多くとお願いしました。私はビール、連れのふたりは酒を飲まないのでお茶です。先付けはアミ、続けて蟹、カツオ、〆鯖などが出ます。寿司を少なめとお願いしましたが、それでも多種出てきます。特に気に入ったのはサワラのタタキ、イカミミ、キスにヅケ。先代の時はヅケはあまり見なかったようにも思いますが、どうなんでしょう。お造りとして鯛、赤貝、サワラも出ます。途中でシイタケの焼いたのが出てくるのも面白いですね。寿司自体は昼のものと特に変わらないと思います。他の寿司は海老、赤貝のヒモ、タイラギ貝、ウニ、サンマ、イクラ、中トロ、イカ、ヒラメ、穴子、玉子などでした。デザートはたっぷり蜜を含んだ林檎。名物の穴子と玉子は先代のほうが好みだけど、大将もこれから自分のスタイルを確立されていくのでしょう。寿司自体は端正な感じは無く、驚くほど繊細な味があるわけでもありませんが、気軽に寿司を楽しめます。今回もお腹いっぱいになってしまいました。御馳走様でした。
2016年12月の訪問です。何度か訪れていますが、訳あって12月に訪問することが多い店です。大将は先代のお母さんが店に出てたときには遠慮がちに動いていましたが、今ではもうすっかり大将としての風格が出てきましたね。寿司の形はかなり適当です、まあそれは先代のお母さんも同じ。西国一の寿司と謳われた先々代も勤め人からの転身ですから綺麗な形の寿司を握っていたとは思えません。しかしそんなことが気にならなくなるのが最後に待ち構える、熱々ふかふかの穴子の一本握りとふわふわの玉子。どちらかというと他の寿司は食べなくても良いからこのふたつは味わって欲しいです。とにかくこの店のコースは量が多い。寿司が20カンくらい出ますから、舎利を小さめにお願いしてもお腹がパンパンになります。私が行ったときも女性客が途中でギブアップしていました。〆は胡瓜巻きです、皆さん最後まで頑張ってください。この度は、昼に寿司のコースとビールで9070円でした。毎年、少しずつ高くなっているような気がします。
2015年12月の昼に伺いました.

今日カウンターの中に立つのは大将の長男さんのみ.
名物大将のお母さんは旅行中とのことです.
ここのところ徐々にお母さんの方は露出が減ってきており,
もう3代目に代替わりということなのでしょう.

名人と言われた初代のあとを継いだお母さんですが,
離婚していたため夫では無く自分で握るしかなかったようですね.
当時,女性が寿司を握るのは珍しかったと思いますが,
いろいろな事情があったのでしょう.

現在の魚正の玉子焼きはふわふわですが,初代の頃は
初代の妻が裏で焼いており現在よりも堅いものだったそうです.

寿司屋に生まれると毎日美味い物が食べられて羨ましいと
思いがちですが,子供にとっては肉が食卓に出ないという
難点があったようです.
週に一度の休みの日はすき焼きと決まっており楽しみだったそうです.

さて,長男さんの握りですがコースの構成は今までと同じです.
先付けのあとは握りが次から次に出てきます.
最後は胡瓜の1本巻きを手渡しでいただいてお腹いっぱいです.

コースにビール,穴子をお替わりして9070円でした.

以下は2015年8月の書き込みです.

久しぶりに家族で昼に伺いました.

店の前に道路を挟んでコインパーキングがあるので車で行くには便利です.

今回は初めて大将(女将)の息子さんに握って頂きました.

まず,突き出しが2品.まあこれはあまり印象に残っていません.

握りに移って,煮蛤,アジ,トロ,車海老,鮪のヅケなどがどんどんと

出てきます.ウニは愛媛のもの,アワビも近海ものでした.

握りかたは大将と同じくかなりおおざっぱなタイプ.

江戸前の端正な寿司とはだいぶ異なります.

地方には地方の寿司があると考えていただければと思います.

全体的にネタとしては,夏よりも冬の方が美味しいような気がしました.

その中で,穴子だけは夏のほうがうまい.脂ののりも最高で,寿司を

20カン食べて満腹でしたが最後にお替わりをお願いしました.

魚正の穴子と玉子はいつ食べても美味しいですね.

コースの終盤に大将(女将)さん登場.

〆の胡瓜巻きの一本巻きをつくって貰いました.

胡瓜巻きの一本巻きは,中がほぼ胡瓜で周囲のご飯は少なめです.
2015年12月にも伺いました.


そのため満腹感があっても食べられるようです.

西国一の寿司屋とも評された大将の父親は昭和61年に亡くなったのですが.

大将を長年支えてくれた母親はこの3月に亡くなられたそうです.

大将ももう70歳.寿司以外にもやりたいことがいろいろとあるようです.

徐々に代替わりをしていくのでしょうが,大将のキャラが強い店なので

長男さんもたいへんかもしれませんね.


以下は2014年12月の書き込みです.

久しぶりに家族で12月に訪問.お昼を食べに行きました.

電話での予約時に昼は寿司のコースで20カンですと言われたと思う.

先客は2名で,長男さんが握っていました.

大将(女性)は,元気でざっくばらんな感じも変わりません.

60代後半の年齢だと思いますが,正確なところは存じません.

60歳過ぎてから水泳を習い始めて,今では毎日500mをクロールで

泳ぐそうです.大将のお母さんは現在95歳.93歳までは大将と

一緒に海外旅行に行っていたそうなので,元気者の家系なのでしょう.

大将は,あと1−2年で辞めようかと思う,などとも言われてましたが,

まだまだ続けていきそうな感じがします.

さて,大将の握りですが,ざっくりというか割と適当というか

そのあたりの判断・評価は難しいところです.江戸前の寿司だと

端正で見た目も美しいものが多いですが,そういう物とは全く別物です.

例えば金沢の小松弥助のつかみ寿司のように,地方には地方の握り方があると

思っていただいたほうがよいでしょう.

個人的には,年寄りの職人の力の抜けきった握りは嫌いではありません.

さて,寿司ですが今回美味いと思ったのは鮪の漬け.お替わりしました.

赤貝のひもやおおぞう海老も面白い.たっぷりと空気をふくませた玉子や

一本握りの穴子は定番の美味さですね.

ネタは少しずつ変わっていっているそうで.先代が使っていなかった〆鯖を

現大将が使い始め,長男さんが煮蛤を始めたとのことです.

寿司の最後は胡瓜の一本巻きを手渡しでいただきます.

江戸前の寿司を食べ慣れている方から見ると,ここの握りに

かなり違和感を感じるところがあるかもしれません.

しかし,岡山県外から来られたらのなら観光に行くつもりで寄って

いただくのもよいかと思います.


以下は2013年2月の口コミです.

岡山では知られた老舗の鮨屋さんです.

先代の時代は,昭和47年から50年にかけて文藝春秋に連載された,丸谷才一の「食通知ったかぶり」に詳しく,

今の女将については,里見真三の「いい街すし紀行」(もう10年以上前の本ですが)などに出ています.

そのほか,雑誌の特集などでは,今でもときどき見かける店です.

ただ,その知名度のわりには,周りでは「ひさ田」のような高評価は受けていないように思われます.

まあ,食い物は食べてみないと判らないということで,昼に伺いました.

外観は,ご存じのように寿司屋というより料亭みたいな門構え.

中に入ると目につくのが,赤い付け台.これは,輪島塗だそうです.

カウンター内部の後ろは緑のタイル貼り.客席の盆は,烏城彫り.

しばらくすると,寿司を握る女将さんが出てきてネタ箱をひろげます.

ビールを飲みながらの突き出しは,アミの塩からとべらたのぬた,ままかりの焼き物.

寿司に入ってもらい,次々と握って貰う.寿司は,醤油で食べるものと塩で食べるものがあります.

近海の白身の魚が中心ですが,まあ,普通かなという感じ.

その感想が,少し変わってきたのは,海老の頭を入れた吸い物が出てきてくらいから.

穴子の一本握りは,食べる前に七輪で炙ってから出てくるので,口の中でも熱々です.

それを芽ネギでさっぱりさせたあとに,これも作りたてのふわふわの玉子焼きを頂き,〆は胡瓜巻きでした.

穴子と玉子が気に入って,お代わりをお願いしました.

お勘定は,飲み物がビール1本で,寿司に追加が二つで,9350円.まあ,昼だからこんなものかな.

実は,私は丸谷才一のファンでして,好きな作家の追体験というか,そういうことも含めて満足した一日でした.

味だけなら他にもいい店はたくさんあります.しかし,物語としても楽しめる店はそう多くはありません.

「魚正」の名前が気になっているかたには,岡山での思い出として悪くはないと思います.

  • コースの最後は胡瓜の一本巻き(女性の大将)
  • 長男さんも握っています(母が大将)
  • 開店前

もっと見る

10位

すし亀 (西川緑道公園、岡山駅前、柳川 / 寿司)

4回

  • 夜の点数: 3.5

    • [ 料理・味 -
    • | サービス -
    • | 雰囲気 -
    • | CP -
    • | 酒・ドリンク - ]
  • 使った金額(1人)
    ¥4,000~¥4,999 -

2018/05訪問 2019/05/05

すし亀という名の居酒屋

すし亀には、たまに行ってます。この日は酒の飲めない相方と訪問。カウンターに座り、私はビールで相方はお茶でのスタートです。ここは注文しなくても勝手に料理がコースみたいにひとりずつに出てくるので楽といえば楽。まずは、ポテサラにひじき。どちらも残念ながら好みとは違った。次の黄ニラ入りの豚しゃぶが美味い。刺身は普通に美味しい。ビールをお替わりする。茶碗蒸しはトマトとチーズ入りで上に胡椒が振ってあって面白い。寿司は1人前でお願いしました。甘い味付けの巻き寿司が好きです。以前よりも亀の置物がだいぶ整理されて少なくなっていて寂しい。味噌汁はシジミ。寿司はともかくとして、おばちゃん達が作る料理はなかなかのものです。大将は寿司を握るためよりも、会話で客を楽しませるためにカウンターの中に立っておられます、それで私は満足です。
岡山駅近くの奉還町商店街にある店です.2階にある店なので外からは様子が判りません.急な階段を上って行ってみるとカウンターは常連客でいっぱいなことが多く,すごすごと帰ることも多いです.食べログ的にはあまり有名ではありませんが,私の周りでは親が常連とかいうひとも多く,先代からの人気店のようです.
この店の特徴は,寿司屋だけどあまり寿司を食べるひとはいないこと.メニューは無くて,カウンターに座ると料理が1品ずつ運ばれて来ます.写真はある日の突き出しからデザートまでの料理です.チューハイを2杯飲んで会計は4500円でした.一品料理は何れもなかなか美味しいです.特に牡蛎の茶碗蒸しは気に入っています.大将は2代目ですが,喋りがうまく話題も豊富で聞いていて飽きません.大将の話を聞けば,岡山について詳しくなること請け合いです.
この店が弱いのは,お造りとか寿司とかですね.今回載せた写真はよい方のものです.寿司屋と思ってお造りや寿司を注文すると残念な思いをするでしょう.見た目は寿司屋かもしれませんが,ここはすし亀という名の居酒屋です.先代の頃は寿司を食べる客なんてあまりいなかったという話もあるくらい.それが判っていて使うならここはよい店です.寿司に金を払うのではありません,大将の喋りに金を出すつもりでいてください.
店内には座敷やテーブル席もあり,冬は名物鍋などもあるようですが,まだカウンターしか使ったことはありません.店の中は亀グッズで溢れています.

  • (説明なし)
  • (説明なし)
  • (説明なし)

もっと見る

ページの先頭へ