米国紳士さんのマイ★ベストレストラン 2011

野毛、関内、馬車道をこよなく愛する米国紳士のうまいもんをめぐる冒険

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マイ★ベストレストラン

レビュアーの皆様一人ひとりが対象期間に訪れ心に残ったレストランを、
1位から10位までランキング付けした「マイ★ベストレストラン」を公開中!

コメント

初めて考えてみた「ベストレストラン」でしたが、順位も決め切れていないまま年を越してしまい
変更できず固定されてしまいました(笑)

新しく訪問した店だけで決めるのか、再訪の店も含めその年に訪問した店で決めるのか等々
ベストレストラン2012では、間に合うように決めたいと思います。

ここで挙げた店の中で、2011年初めて訪問した店は

「武蔵屋」
「ホッピー仙人」
「まるう商店」
「八雲」
「カルヴァ」

でしたが、どれも、本当にいい店でした。 理由はそれぞれのレビューを読んでいただければと
思いますが、2012年もこれらの店と同じくらい素晴らしい店に出会えたらいいなと思います。


マイ★ベストレストラン

1位

武蔵屋 (桜木町、日ノ出町、馬車道 / 居酒屋、日本酒バー、日本料理)

1回

  • 夜の点数: 5.0

    • [ 料理・味 4.0
    • | サービス 4.5
    • | 雰囲気 5.0
    • | CP 4.5
    • | 酒・ドリンク 3.5 ]
  • 昼の点数: -

    • [ 料理・味 -
    • | サービス -
    • | 雰囲気 -
    • | CP -
    • | 酒・ドリンク - ]
  • 使った金額(1人)
    ¥2,000~¥2,999 -

2015/01訪問 2015/08/01

2015年7月31日 武蔵屋閉店。 武蔵屋よ、永遠に。

**************** 2015.7.31 最終日 訪問 ****************

僕が人生で飲んだことのある大衆酒場、いや、飲食店というくくりでも最も雰囲気がいいお店の1
つ、武蔵屋。 ついに、その武蔵屋が本日、2015年7月31日に閉店してしまうという情報をマイレ
ビューアーさんのレビューで知った。 いつかこの日が来るとは思っていたけど、ついに。

おばちゃんも93歳で「体力の限界」が理由とのこと。うん、そうだよね。ここまで頑張っていただ
けただけでも奇跡です。

毎日食べログでチェックしてると最終日も営業時間を早めて開店しそうな雰囲気だったので、会社
を休んで13:30頃到着。15人位並んでいたが、そこは人気ラーメン店で並んだ経験多数なので、ひ
るまず。炎天下で並んだことはないので、それは不安だったが、幸い日影になってたので頑張れた。

どなたかが発案した寄せ書きノートが回ってきたので書き込む。

14:00に店に入れてくれる。 運よく最初のターンで席につける。昼に入る武蔵屋はもちろん始め
てで、お客はいつも以上にぎゅうぎゅうで、周りにはエアコンもなく、窓が開けっ放しで年季物の
扇風機がカタカタと回るだけだが、思った程は暑くない。

店員さんより、今日は日本酒一杯のみ(ビールも無し)で、料理も固定(きぬかつぎとか別メニュ
ーも無し。たぶん)で千円のみと説明がある。うん、お客さん、わんさか来るからそれゃそうだ。


店内には裏口からひっきりなしに、取引先?知り合い?の方々がおばちゃんに挨拶に来る。

店内には御礼の花束がたくさん飾られている。

本物の黒電話が昔ながらの音を立てる。

お客はうちわや扇子で涼を取る。

店員さんが、蚊取り線香を用意し始める。

隣が知らない人同士でもいつの間にかぽつぽつと話をし始める。

おばちゃんはいつもの場所で、にこにこしながら、話をしている。

最終日なので、いつもと違う部分もあるけど、いつも通りでもある風景。

ああ、ちょっと泣きそう。


料理は、玉ねぎ酢漬、おからに、なんと小皿に赤飯。 大好きだった鱈豆腐は無し。まあこれから
ひっきりなしにお客は来続けるだろうから仕方ない。

ゆっくり最後の料理とお酒をかみしめて、いよいよお別れの時がやってくる。

おばちゃんに、御礼を言い、握手してもらう。

おばちゃんに「飲み過ぎないようにね。飲み過ぎそうになったらお店のことを思い出してね」と
言葉をかけてもらう。 
過去、僕が「いつ来ても、ほんと、雰囲気いいですね」と話すとおばちゃんが「それはお客さん
が作ってくれてるんですよ」と言ってくれたこともあったなあ。
 
もうだめです。泣きます。

お酒、料理が届いてから20分位しかいなかったけど、この最後の訪問、そして今まで飲んだ武蔵
屋での思い出は一生忘れない。

おばちゃん、本当に本当にありがとうございました。 これからはゆっくりと元気にお過ごしくだ
さい。

※感謝の意を込めて、総合点 4.8→5.0にしました。 

*****************2015.1 再訪問********************

初回訪問以降も何回か行っており、今回が3~4回目の訪問。

食べた料理・飲んだ酒は、武蔵屋なので変わらないのだが、武蔵屋に限っては全くそれでもかまわ
ないのです。 料理は同じものを移動させ、他の店で食べてもここまで美味しいと感じないかも。
雰囲気という名のスパイスがいかに凄いかってことです。

93歳位(!!)になる、おばちゃんと最後に会話。

僕「いつ来ても、ほんと、雰囲気いいですね」

おばちゃん「それはお客さんが作ってくれてるんですよ」

いや、マジで目頭熱くなるって!

※何回行っても雰囲気、店の風情が良すぎるので総合点0.1ポイント上げました。雰囲気で総合点
アップって僕の採点ではめったにないのだけれど。

*****************初回訪問************************

ついに行くことができた!

なにしろ営業日が、火曜、水曜、金曜(かな?)という会社帰りに行くしかない曜日なのだ。これゃ
定時帰りして行くしかないと決意するも8月は丸々お休み。。。
まあ、しょうがないのです。ここの店主の姉妹はなんと90歳位なのですから。

で当日。予定通り定時で帰り、18:40武蔵屋着。 近くに来ると人々の楽しそうな笑い声が聞えて来
る。 雨が降っているにも関わらず7人程行列している。 諦めて引き返すわけもなく並ぶ僕。

店の外観をしげしげと眺めると、噂通りの凄いおんぼろな建物である(褒め言葉)。
一軒家平屋建てで、トタンの壁。 店の脇に立ってる電信柱はここだけ木の柱。
扉は、木の枠に曇りガラスが埋め込まれた形。 もう片方の扉は木の枠に簾のようなもの
を埋め込んでいる風流な仕様。 
30分程待ち、中に入る。

テーブル席10人、お座敷席10人、カウンター5人程座れるレイアウト。

壁や天井の木は黒に近い茶色。壁には写真やら俳句やらイラストやらが飾られている。僕が案内され
たお座敷は、年季の入った畳に脚がやけに短いちゃぶ台。 これらが一体となって時の流れがこの場所
だけゆっくり流れているような雰囲気を作り出している。 昭和風のレトロな内装の居酒屋をここ数年
みかけるけど、いくらお金をかけて作っても、この武蔵屋の300%本物のレトロの雰囲気を再現す
ることできない。 しかも建物だけじゃないからね。 武蔵屋にはおばあちゃん姉妹がいますから。
無敵です。

しばらくすると、バイト((というよりおばあちゃんのお手伝いといった方がこの店では似合ってる)
の若い女の子が、『お酒にしましょうか?』と尋ねて来る。
予習して行った僕は、『はい。お酒で』と答える。
ここは、とても面白いルールというか仕組みというかしきたり(うん、これがしっくりするな)があ
る。
飲めるのはお酒(日本酒がコップに注がれる)かお酒の前に頼むビールのみ。
お酒は三杯しか飲めない。そんなことから  『三杯屋』  とも呼ばれている。
そして、つまみは全て決まっており、お酒に合わせて自動的に運ばれて来る。

一杯目 まず、玉ねぎの酢漬け、おから。 その後、鱈豆腐
二杯目 納豆
三杯目 おしんこ


だったかな?

そして、実はこれ以外にも数品追加で頼めるのだ。(日替?)この日は確か三品程あって、鰺酢を頼
んで見た。

一杯目のお酒が注がれる。このお店の名物である一つであるのがお酒の注ぎ方。 土瓶から、コップの
上空(!)20cmよりなみなみと注ぐのだ。そして、表面張力ぎりぎりで止める。お見事!

料理は、予習時にこのメニューを知って『う~ん。シンプル過ぎる料理ばかりだなあ。おばあちゃん
と雰囲気に流されて、素朴ないい味だなあと過剰に美味しいと思っちゃうのかなあ。』と思ってたが
しかし! 本当に美味しい!

素朴な味なのはその通りなんたけど、おばあちゃんや雰囲気に流されることなく美味しいと思える。
よく味わってみると、どの料理もこれらの一般的な作り方にひと手間がかかっていて、ちょっとした
アクセントが加わっているのがわかる。

『おばあちゃんの作る料理』 なら、おばあちゃんがいる家ならどこでも食べられるが、武蔵屋は
『料理人のおばあちゃんが作る料理』 だ。この差はとても大きい。 今は全部おばあちゃんが作って
はいないのかもしれないが、レシピとかは代々受け継がれたものだと思うし、味見はしているんだろう
と想像する。

一口一口を噛みしめながら、店の内装や、お客さんを眺める。 お客さんはおそらく平均50歳はゆう
に超えているんじゃないだろうか?! おそらく僕がいた時間で、僕が一番若かったのではないかと思
う程年齢層は高い。

あまり騒がし過ぎることもなく、ちょうどいい感じ。 みな楽しそうだ。 武蔵屋の雰囲気がいいのは、
おばあちゃんや料理や店の造りだけじゃなくて、ここに来るお客さんも一役買っているんだなあと思う。
 これって店においてとても重要な要素だと思います。

1時間程幸せな時を過ごし、お勘定をすると、お手伝いの人から
「これ、おばちゃんからです」
と、おちょこに入ったお酒がサービス。 えっ? こういうサービスがあるのは知ってたけど、
常連の人じゃないとこういうサービスはないのかと思ってた。
最後にカウンターを通る時に、「美味しかったです」とおばあちゃんに語りかけると、
「待たせちゃってごめんなさいねえ」
とおばあちゃん。 30分待ってたことを知ってて、サービスしてくれたのかな?

「今日初めて来たんですけどとてもよかったです。」ともう一回話しかけると
「どなたからのご紹介?」
とおばあちゃん。 食べログ見て、と答えようと思ったが、食べログ知ってるかわからなかったから、
「パソコン見て来ました。」 と若干意味不明に答える僕。

店を出たら雨はやんでいた。
なんか、あまりにも雰囲気が良くて、思わず涙ぐみそうになりました。いや、マジで。

というわけで、感動すると長文になるいつもの癖が出てしまいました。
大衆居酒屋が好きな人は本当におススメです。

ご馳走様でした。本当に本当に良かった。

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2位

野毛末広 (桜木町、日ノ出町、馬車道 / 焼き鳥、もつ焼き、居酒屋)

1回

  • 夜の点数: 4.6

    • [ 料理・味 4.5
    • | サービス 4.4
    • | 雰囲気 4.6
    • | CP 4.0
    • | 酒・ドリンク 3.0 ]
  • 使った金額(1人)
    ¥2,000~¥2,999 -

2011/09訪問 2014/12/30

たとえ海原雄山に怒られようとも 

最近は行けてないけど、最初に行った時、とても気に入り、僕の好きな焼き鳥屋ベスト3に
躍り出た。 焼き鳥も美味しいんだけど、雰囲気や店員さんの気持ちいい接客も素晴らしい。

【 5回目訪問 2011年9月 】

なんと! 武蔵屋→伸喜とはしご酒した後に、訪問。 なんて幸せなはしご酒なんだろう。

瓶ビール



ねぎ肉

もつ


ここは残念ながら2本縛りなのだが、味は最高なので全く問題なし。

皮は、一軒前に食べた伸喜のはすごくうまかったのが、ここのも負けてないプリプリ感!
口の中でねちょねちょからみつく感じ(食った人ならわかると思うが)がたまりません。
このレベルの皮を出す店はなかなかないと思う。

ねぎ肉の塩加減もばっちり。 
ここの肉の大きさこそ僕の焼き鳥の理想系です。 大きいのだけど、大きすぎない絶妙な大
きさ。その分、ちょっと高めだけど(1串170円前後) 美味しいし、大ぶりなので全く
高いと思いません。

あと、焼きはにこにこ顔のドリンクや注文受け担当のお兄ちゃんがやってました。
 前は御主人の奥さん(?)だったのだけど、平日休み? それとも後を継いだのかな?
 隣に並んでいたので気付いたのだけど、御主人の息子かも。 顔のパーツが似ていたよう
な・・・。

【 2回目訪問 2009年11月 】

満席だったけど、そこはおやじ飲み屋、回転早いので5分程待って席につける。

◇はつ
◇椎茸肉
◇ねぎま
◇銀杏
◇椎茸
◇もつ


全部前回食わなかったものを食ったけど今回もどれもうまいなあ~。
肉は大ぶりで、ジューシーで齧った瞬間に肉のうまみが口中に広がる。

1本の値段は、170円前後とこのおおぶり&味なら安いと考えてもいいのでは?
焼き方は、ガス焼きだったり、どこの食卓にもある普通の塩や味の素らしきものもかけてお
り、海原雄山が立ち寄って見かけたら、激怒しそうだけど、僕は雄山程、そのへんこだわり
ないので、200%問題なし。 美味しいと思うから、それでいいのだ。
 まあ、こだわれば、今以上に美味しくできるのかな。
でも、備長炭で焼くのがベストみたいなイメージあるけど、実際はどうなんだろう。ガス焼
きにはガス焼きの良さがあるのかどうかはわからないけど。

店員さんも前回同様、にこにこ顔の飲み物担当の男性店員*2、焼き担当奥さん、焼き物の
注文・ネタの取り出し・お勘定担当のおやじさん、皿洗い、簡単なものを切ったりする担当
の綺麗なお嬢さんのチームワークが最高。 騒ぎすぎず、静か過ぎずのいろんな客層の客と
の化学反応が生む店の雰囲気も最高。

おやじさんの、のんびりした話し方もいい雰囲気をになっている。

「はい、じゃあここまでの4本まで注文は聞いておくね~(ようは一度にたくさん注文受け
るのを断っているのだが全く不快に思わない)」

「二本ずつから受けるよ~」

雰囲気やサービスが4.5と高得点なのはそんな理由によります。 荘厳として洗練された
フレンチの雰囲気やサービスもいいものだけど、こういう素朴でじんわりあったかくなる雰
囲気・サービスも大好きです。

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3位

ホッピー仙人 (桜木町、日ノ出町、関内 / バー、立ち飲み)

1回

  • 夜の点数: 4.5

    • [ 料理・味 3.0
    • | サービス 4.5
    • | 雰囲気 4.5
    • | CP 4.0
    • | 酒・ドリンク 4.5 ]
  • 使った金額(1人)
    ¥1,000~¥1,999 -

2011/06訪問 2016/08/07

ついに「ホッピー仙人」へ潜入!!! 仙人のホッピーは本当に仙人仕込みでした。

2,3年前から、野毛で飲むのことが本当に好きになっている。
20代の頃も野毛で定期的には飲んでたがここまではなかった。
なぜここまで、野毛飲みが好きになったのか考えてみた。


1、以前に比べ焼き鳥がますます好きになった。 →野毛にはうまい焼き鳥屋が多い!

2、はしご酒の楽しさに気づいた。 →野毛は横浜でこの種のはしご酒ができる最高の街!

3、個性的な店が多い



で、今回、前から行きたい店リスト上位に入っていたホッピー仙人にようやく行くことができたのだが、
先程述べたはしご酒にはうってつけの店だし、個性的な店なんで、まさに野毛飲みを楽しめる店の1
つとして、僕の心のブックマークに加わったのであった。

今回ホッピー仙人訪問にあたり、かなり人気があると聞いていたので開店時間の19:00前に店の前で
並ぶことに。 実は既に野毛で17時から飲んでてここは既に二軒目でした。

ホッピー仙人は、都橋商店街にある、あぶない刑事に出てきそうな (いや実際出たんだっけ?) 川べり
にあるスナックとか、飲み屋が立ち並ぶかなり年季の入った昭和風の長屋風建物の二階にある。

仙人到着。ドアを開けてもらい、席に着く。 ん、待て!? 一緒に入るってことは、店の準備を全くしない
で営業開始てことじゃん!いきなりのカルチャーショックに心踊る。

店内は、カウンターのみで、席が7席程。席の後ろわずかに人1人通れる程のスペース。
おそらくこの店の前はスナックだったんじゃないか?ってな店の造り。

そんな観察をしてるうちに仙人から 『今日は、生が白と黒、瓶が白と黒になります』 と説明がある。

そう、全く説明してなかったがここは仙人こだわりのホッピーが楽しめる店なのです。

僕は生の白を頼む。 仙人の、職人が芸術品を作るような、バーテンダーがマティーニを作る時のような、
博士が世界初めての物質を発見するためにフラスコを見つめているような眼差しで、焼酎を入れ、サーバー
からホッピーを注ぎ、泡を切る。

全員のホッピーが揃ったところで、仙人が全員と乾杯の音頭を取り、皆とグラスを合わせる。
僕も仙人、友達、近くにいた他のお客とグラスを合わせる。
ファーストオーダー後のお客と、仙人が乾杯をする習わしみたいです。 こういうのいいわ~。

そして、僕は、ホッピーを飲む。


うまいっ!!!


飲んだ瞬間に今まで飲んだ中で、圧倒的に一番のホッピーだと確信する。泡のふわふわ度
は、僕が大好きなキリンシティのビールの泡が頭をよぎったほど!
ホッピーはこだわって作るとここまで美味しくなるんだ。
あまりにもうまいので、僕は一緒にいた友達の話を完全にうわの空で聞いてしまってた。
(次の店でお説教された(笑))

飲み干した後は、自然に、仙人にこんなうまいホッピー飲んだの初めてだと話し掛けてしまう。

周りを見渡すと、いつの間にか席の後ろのわずかなスペース全てに客が立って飲んでいる。
朝のラッシュアワーよりはマシだけど、立ってる人は結構窮屈そう。

後は、生で黒と、瓶で白を頼む。

飲みながら、周りにいる他のお客と会話をする。
こういうのは立ち飲み(座る席もあるけど)形式の店では結構あることなんだけど、とても楽しい。

あ、食べ物は、市販の乾きものとか、スナック菓子とか(よく見なかったけど結構こだわってそうな
ものも置かれていた)をキャッシュオンデリバリー形式で買う。(200円/個だったかな)

1時間程いたかな? 次のお客のためにももっと早くでるのが、はしご酒人としてはベターだった
かもしれないが、初めてだったのでなごり惜しく長居してしまった。


本当に良かった。店を出た瞬間にまた来たいと思った程。

僕は本当に本当に気にいったけど、おそらくこの店に合わない人もいるだろうって予想はできる。


仙人のと乾杯の習わしとか、狭いとこで立ちながら、時には知らない人と話して飲むってのが苦手
な人には正直むかないでしょう。

あと値段。 今回飲んだのは全て1杯500円だったけど、「庶民の飲み物ホッピーが500円?!
こだわっているとしてもそりゃ高いよ!」って感想持つ人もいると思う。 僕は気持ちはわからない
でもないけど、これだけうまいホッピーが飲めて、店の雰囲気もよく、1-3杯飲んで帰るんだった
ら、500円は決して高いと思わないです。 ちなみに、「普通の」ホッピーを外+中で、400円前後
で出しているとこも結構あるからそれを考えると、ますます高すぎとは思わないなあ。

まあ、僕自身が非常に気にいったので、合わない人の理由を予想するのはこれくらいにして、
次に行く日を楽しみにしたいと思います。

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4位

まるう商店 (高島町、新高島、横浜 / 居酒屋、海鮮、寿司)

1回

  • 夜の点数: 4.3

    • [ 料理・味 4.3
    • | サービス 3.5
    • | 雰囲気 3.5
    • | CP 4.2
    • | 酒・ドリンク 3.0 ]
  • 使った金額(1人)
    ¥4,000~¥4,999 -

2011/08訪問 2014/12/30

魚好きの仲間と一緒にわいわいうまい魚料理を食いまくろう

横浜駅周辺は、飲食店の数は多いものの際立ったお店が少ないのが難点。
しかし、この店は際立ったお店として僕の心のブックマークにばっちり追加された。

前情報は食べログで予習しており、予約しておかないときつそうだったので、10日程前に
予約。当日(土曜17:30)行くと、既にテラス席、って言うか外に席を並べた外席(笑)
に人がわんさか楽しそうに飲んでいるのが見える。 日の沈まない明るいうちから飲むのっ
て小確幸だよね。

4人で

どっさり盛り(刺身盛り合わせ)
金目鯛煮つけ
さざえ壺焼き*2
たこぶつ
〆鯖
あぶり〆鯖

生*10
日本酒
サワー*2


を頼む。

いやあ、レビューアーの多くの方が書いてる通り、魚料理うめ~! 刺身は厚切りだし量多く
てCPもめちゃいい! どっさり盛りなんて、こんなにうまくて、4人で食っても十分な量で
10種類近くの刺身が入ってて1980円なんて、知らずに頼んだら、メニュー間違えて高い
の頼んじゃったんじゃないかって思う程。
ちょっとこじゃれた和食居酒屋で1000円近くしてそこそこの味で薄い刺身1種類4切れと
か出てくる店あるけど、ここで食べたらもうそういう店では食べられなくなっちゃうな。

〆鯖も私こんなにうまいもんだなんて、知りませんでした。 人生ベスト〆鯖ですよ。 
何回か食った〆鯖がイマイチだったので最近は毛嫌いしていた傾向だったけど、これで頼むの
再開してもたぶんこれだけの〆鯖にはなかなか出合えないんだろうな。

あと、金目鯛煮つけ! 身も煮つゆももうこりゃまた信じられない位のうまさ。 まあ値段は
4000円弱と、それだけ見ると高いという気がするけど4人で頼めば1人1000円弱で、
量も4人で食っても満足する量はあるので、次回来たらまた頼むと思う。

安い値段にするために内装に金はかけないとHPでも書いてたように、椅子の座りごごちは悪い。
体育館とかにある積み重ね可能な丸椅子レベルなんで。 まあでも、ここはそういうのを求める
もの店じゃないと思うので、気にならなかった。

これまたHPに書いてた店員さんの「たまにフレンドリー過ぎ」る対応は、確かに一部の店員さ
んはそうだったがまあ、これもそういう店だと思ってればアリ。 TPOでしょう。 
フレンチとかバーでそうだとむっとするかもしれないけど、大衆飲み屋とかこういう店だったら、
アリ。
 「フレンドリー」と「態度の悪さ」は僕にとっては必ずしもイコールじゃないしね。 態度が
悪いフレンドリーだと最悪だけど、ここはそうじゃないし。料理についても自信を持ってしゃべ
っていたし。 

あとは、日本酒と焼酎を料理のようにCP良くしてくれるといいと思う。 サワーは安かったけ
ど、日本酒、焼酎はCP悪いに近かったので・・・。 これだけの魚料理なら、マリアージュ起
きちゃううまい日本酒、焼酎を飲みたくなるからな~。

次も、魚好きの仲間と一緒にわいわいうまい魚料理を食いまくろう!と思った次第。

ご馳走様でした!

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5位

八雲 (平塚 / ラーメン、つけ麺)

1回

  • 夜の点数: 4.5

    • [ 料理・味 4.5
    • | サービス 3.0
    • | 雰囲気 3.0
    • | CP 3.5
    • | 酒・ドリンク - ]
  • 昼の点数: 4.5

    • [ 料理・味 4.5
    • | サービス 3.0
    • | 雰囲気 3.0
    • | CP 3.5
    • | 酒・ドリンク - ]
  • 使った金額(1人)
    - ~¥999

2011/07訪問 2011/07/04

魚介ダシ強い和風ラーメンの中で、かなり美味しい



日曜14時過ぎ訪問。幸い、待ち無しで座れたが、気付いたら僕らの後に10人近くお客が並んでた。
危ない危ない。

肩ロースチャーシュー麺(大盛り)
小ネギトッピング


10分程で着丼。

スープ 魚介+動物ダシで魚介多め+醤油。 このスープは和風ラーメンと言われることが多い
かな?

僕は、味噌と今回のタイプがラーメンの中では一番好きなスープなんで、期待してたんだけど美味
しい。 一口飲んでこれはいいお店に出会えたと実感。
コクもあり、魚介の風味もあり醤油の味もしっかり。
動物ダシは、サポート役に回ってるけど、自分の役割をしっかりこなしてます。
このバランスにするのは、なかなか難しいと思う。

このスープを出すラーメン屋さんでは、鎌倉のHANABIが一番好きなんだけど、その次に来る位
のヒットだこれは。

麺は中太位。スープによくからんでて美味しい。ただもっと美味しくなると思う。

チャーシュー麺は、肩ロースとバラ肉のどちらかを選べるのがいい。
独特なオーブンで温め(焼かれ?)からラーメンに乗せられるんだけど、オーブンを見てると余計な
脂が落ちているのが見える。
チャーシューは肉厚。味もしっかりついていて僕の好きなタイプのチャーシュー。脂は落ちているは
ずだけどチャーシューの脂が苦手な僕はもっと落ちてるとなお最高。

トッピングの小ネギは、5cm程の長さに切られたものが乗ってるタイプ。これは珍しいし、味も良かっ
たので満足。

あと、通常の具で入ってるメンマは、僕の好きな穂先メンマ! なかなかこれを出す店は少ないので
これまたにんまり。

以上当然スープの最後の一滴も残さずいただきました。

平塚はうちから行くのは遠いけど、このためにまた行きたいと思えるいい店でした。

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6位

薫々堂 (立場、いずみ中央 / パン)

1回

  • 夜の点数: 4.5

    • [ 料理・味 4.5
    • | サービス 3.0
    • | 雰囲気 3.0
    • | CP 3.5
    • | 酒・ドリンク - ]
  • 昼の点数: 4.5

    • [ 料理・味 4.5
    • | サービス 3.0
    • | 雰囲気 3.0
    • | CP 3.5
    • | 酒・ドリンク - ]
  • 使った金額(1人)
    - ~¥999

2011/07訪問 2011/07/05

このパンを買うためだけのために、この街に行きたくなるパン屋さん

立場駅から5分程にあるパン屋さん。

いろいろなパン屋さんのパンを買うようになり、味の違いがわかるようになってくるにつれ、ここの
店が好きになっていった。 つまり、美味しいってことです。

僕が基本として買うようにしているクロワッサン、パン・ド・ミー も美味しいし、ミルクたっぷりの
ミルヒ は、程良い甘さで、甘いパンはあまり食べない僕も食べたくなる。

ベーコンチーズオニオン や パン・ド・ミ などのブレッド系も美味しい。 中身のふわふわ感と
絶妙の甘さがたまりません。 特にベーコンチーズオニオンは、売ってるパン屋さんも多いけど、
ここのが一番美味しいと思う。 具とパンのバランスも絶妙です。

種類はいろいろあるのだけど、大きな店ではないので、食べたいと狙っていたパンが行くときにない
こともある。 まあ、そのへんは、望むのは酷なのかな~。 


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7位

CALVA (大船、富士見町 / ケーキ、パン)

1回

  • 昼の点数: 4.5

    • [ 料理・味 4.5
    • | サービス 3.0
    • | 雰囲気 3.5
    • | CP 4.0
    • | 酒・ドリンク - ]
  • 使った金額(1人)
    - ¥1,000~¥1,999

2011/04訪問 2011/04/17

大船で、美味しいパン屋さん発見


大船周辺の店舗を食べログ検索してて非常に気になっていた店。

店内は小さい(客が歩けるスペースで6畳位か)ものの、横にはパン、奥にはケーキがずらりと並んでいて、
テンションあがる。 15時位に行ったけど、10人近い客がいて、ぼっーとしているとパンを取れないほど。
嫁といろいろ買ってきて、夕食に鎌倉で買ってきた手作りソーセージと共に早速食べる。


クロワッサンとパン・オ・ショコラ。 

クロワッサンの生地はなんていうかもちもちというか粘りけがあるっていうか、ちょっと今まで食ったクロワッ
サンの食感と違う感じなんだが、とても美味しい。 外側はバターが抑えめ?なのかわからないけど、あまり
くどくなく僕にはちょうどいい感じ。
 すごく美味しい。 僕が食った中でも上位に入る美味しさ。 
これで160円なんて素晴らしい! 中には300円近い高さなのにそこまででない店もあるからこの値段で
この味っていうのは、ほんと驚き。

パン・オ・ショコラも同様。 今まで食ったパン・オ・ショコラの中で最高レベル。特にチョコ!
惜しげもなくいいの使ってる気がする。 しかもこれで180円! 


じゃがいものスキャッチャータ。

スキャッチャータっていうのは、「潰れた」って意味らしいっす。フォッカチャみたいなもんか?
きのことじゃがいもが整列しているフォルムにやられ購入。 

う~ん、これはまあ普通。平均。 かかっているソースがもうちょっと強い方がいいかも。
あと生地は、もちもち感が売りかと思ったが、それほどでもなかった。


バゲットショコラ、オリーブハーフ、リンゴとクルミのパンペイザン。

バゲットショコラが今回のベストパン(ベストパンって・・・(笑))。

ハード系のパンってそれほど好きではないのだが、噛むたびに美味しさが広がってきて、そこにさっきも書いた、
いいの使ってそうなチョコが飛び込んでくる絶妙のコンビ。 たまりません。

オリーブは、大きな黒オリーブが入っているんだけど、そこまでベストコンビってわけではなかったな。

リンゴとクルミのパンペイザンは、これもそれぞれ惜しげもなくパンに入っていて贅沢な作りとなっています。
特に大きな感動はなかったけど、まあこれは好き好きでしょう。

以上。 しかし、大船ってあんまり行くことはなかったけど、今後行く機会が増えそう。

三ツ矢堂製麺かKOKOROでつけ麺食って、おかしのまちおかで、激安価格のミンティア大量大人買いして(笑)
カルヴァでパン買って食って帰るという、小確幸ツアー(笑)

あ、美味しい魚料理が安く食える 観音食堂もいいな。

  • (説明なし)
  • (説明なし)
  • (説明なし)

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8位

キリンシティ 横浜モアーズ店 (横浜、神奈川、新高島 / ビアバー、ビアホール、居酒屋)

1回

  • 夜の点数: 4.5

    • [ 料理・味 3.6
    • | サービス 3.6
    • | 雰囲気 5.0
    • | CP 3.5
    • | 酒・ドリンク 5.0 ]
  • 昼の点数: 4.5

    • [ 料理・味 3.6
    • | サービス 3.6
    • | 雰囲気 5.0
    • | CP 3.5
    • | 酒・ドリンク 5.0 ]
  • 使った金額(1人)
    ¥3,000~¥3,999 -

2011/11訪問 2014/10/08

至高の生ビールと共に一人飲みを楽しむ


■ 再訪 11年11月 ■

キリンシティとしては、39回目の訪問。 何気に11カ月ぶり。

キリンシティの中でもビールを注ぐ店員さんを囲む丸いカウンター席と、
実に多彩な客層が一番好きな横浜モアーズ店へ。

キリンシティは一人でぶらっと行ってカウンターでビールを楽しむことが多いのだけど今回
は友達二人と訪問。

お約束の流れ  ブラウマイスター→一番搾りスタウト→ハーフ&ハーフ  を飲む。

プハーッ! 何回飲んでも、極上の泡とのどごし! 本当にここのビールのうまさは半端ない。

その後は、友達とダラダラ飲みであり、一人飲みではあまり頼まないグラスワインを。
白*1~2種類 赤*2種類
味は、好みの味ではなかったけど、結構入ってて500-600円とお得なのはいい。


食べ物で頼んだのは、焼きフレンチポテト、じゃが麺、マッシュルームのソテー

キリンシティで、改善してほしいのは、食べ物。 期間限定メニューは、時々、「お!これは
うまい!」と思うものが時々あるんだけど、レギュラーメニューは種類が多くある割には、
美味しいと思うものが少ない。 特にビールには相性抜群のじゃがいも料理が、口に合わないの
が多いのが残念。 期間限定ポテトフライで、じゃがいもの品種を変えた時があって、それは
うまかったんだけどなあ。


■ 初レビュー ■

採点する際、年間ベスト10レベルの店を4.5点にしてるんですが、キリンシティは他の店の
4.5点とは違い、かなり僕の個人的な好みがプラスされてます。 しかも料理自体が高得
点の理由ではありません。 
 なので他の人が行っても、4.5点を納得される方は少ないと思います。 

キリンシティが大好きな理由は2つです。
この2つの理由がとんでもなく気に入ってるので総合でも4.5点になりました。


理由①  生ビールがうまい!

人生で飲んだビールの中で僕は断トツ1位です。
この店では、ビールは3回に分けて注がれます。(そのせいで届くまで時間がかかります)
そのことによって、泡が夏の雲のように柔らかくなるんです。
そしてその下で待ち構えているビールのうまさっていったら!!!

居酒屋の生中より量は少なく500-530円というのは、一般的には高いかもしれません。
でも、とんでもなくうまいんですからちっとも高いとは思いません。

最近はあまり生ビールを何杯も飲むことはないのですが、ここだけは別です。
ブラウマイスター→ハーフ&ハーフ→スタウト黒 を何回か繰り返します。


理由② 他では味わえないカウンターの雰囲気

一人で飲むとカウンターに案内されることが多いのですが、それがまたいいんです。
他の店ではない非常に多くの客層の人々を見ることができます。
若い女性一人、中年のおばさん一人、初老のカップル、OLらしき女性二人、会社帰りの
サラリーマン二人、しぶいおじさん一人等々実にいろんな客層の人たちが、しゃべったり、
本を読んだり、物思いにふけったりして各々ビールを楽しんでいます。

特にこの横浜モアーズ店のカウンターの客層のタイプの多さは際立っています。


この理由がとても気に入っているので、一人で飲む時に候補にあがるのは必ずキリンシティ
です。 もうここ3、4年で、30回位はリピートしてるのでは?(全キリンシティ店舗で)


他にも料理は、最高とはいかないものの、旬ごとに出される料理は他のチェーン店では
なかなか味わえないような食材が多く、楽しめます。
そういった料理は4点つく時もありますが、トータルでは3.5点かな~。
ビールに最も合うポテト料理の質と種類がもっと多ければなおよいのですが。


こうして書いているとまた行って、読書しながらブラウマイスターをぐびぐび飲みたくなって
きました。

最後に。お店の人が最初の一杯を持ってくるときに言う「今日も一日お疲れ様でした」って
いう挨拶も素敵です。 (毎回言われることはないのだけどどういう基準で言われるのかな?)

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